JP2511760Y2 - 光ワイヤレス受信器 - Google Patents
光ワイヤレス受信器Info
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- JP2511760Y2 JP2511760Y2 JP1989125551U JP12555189U JP2511760Y2 JP 2511760 Y2 JP2511760 Y2 JP 2511760Y2 JP 1989125551 U JP1989125551 U JP 1989125551U JP 12555189 U JP12555189 U JP 12555189U JP 2511760 Y2 JP2511760 Y2 JP 2511760Y2
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- Japan
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- optical wireless
- signal
- receiving module
- light
- load
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、光ワイヤレス信号によって負荷を遠隔制御
する光ワイヤレス受信器に関するものである。
する光ワイヤレス受信器に関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種の光ワイヤレス受信器は、光ワイヤレス
送信器から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信
号を受光する受光モジュールと、受光モジュールから出
力される受光信号を信号処理して上記制御データに基づ
いた負荷制御信号を作成する信号処理回路と、上記負荷
制御信号により負荷を制御する負荷制御回路とで構成さ
れ、光ワイヤレス送信器から発せられる光ワイヤレス信
号により負荷を遠隔制御するようになっている。
送信器から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信
号を受光する受光モジュールと、受光モジュールから出
力される受光信号を信号処理して上記制御データに基づ
いた負荷制御信号を作成する信号処理回路と、上記負荷
制御信号により負荷を制御する負荷制御回路とで構成さ
れ、光ワイヤレス送信器から発せられる光ワイヤレス信
号により負荷を遠隔制御するようになっている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例にあっては、近接して配
置されている複数の負荷を別個に制御することができな
かった。すなわち、複数の光ワイヤレス受信器を同一の
部屋に配置した場合、光ワイヤレス送信器から発せられ
る光ワイヤレス信号が、壁や天井で反射して所望の光ワ
イヤレス受信器（制御すべき負荷が接続されている光ワ
イヤレス受信器）以外で受信され、制御すべき負荷以外
の負荷が誤動作してしまうという問題があった。また、
光ワイヤレス送信器を使用せずに負荷の制御を行うこと
ができず、使い勝手がよくないという問題があった。
置されている複数の負荷を別個に制御することができな
かった。すなわち、複数の光ワイヤレス受信器を同一の
部屋に配置した場合、光ワイヤレス送信器から発せられ
る光ワイヤレス信号が、壁や天井で反射して所望の光ワ
イヤレス受信器（制御すべき負荷が接続されている光ワ
イヤレス受信器）以外で受信され、制御すべき負荷以外
の負荷が誤動作してしまうという問題があった。また、
光ワイヤレス送信器を使用せずに負荷の制御を行うこと
ができず、使い勝手がよくないという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、近接して配置されている負荷を別
個に制御することができるとともに光ワイヤレス送信器
を使用せずに負荷を制御することができて使い勝手のよ
い光ワイヤレス受信器を提供することにある。
目的とするところは、近接して配置されている負荷を別
個に制御することができるとともに光ワイヤレス送信器
を使用せずに負荷を制御することができて使い勝手のよ
い光ワイヤレス受信器を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の光ワイヤレス受信器は、光ワイヤレス送信器
から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信号を受
光する受光モジュールと、固有アドレスを設定するアド
レス設定スイッチと、受光モジュールから出力される受
光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号にて送
られたアドレスが上記固有アドレスに一致したとき上記
制御データに基づいた負荷制御信号を出力する信号処理
回路と、負荷への電源供給をオン・オフする主リレー接
点及び動作表示用の発光素子をオン・オフする補助リレ
ー接点を有するラッチングリレーを具備するとともに信
号処理回路から出力される負荷制御信号に基づいて上記
ラッチングリレーを動作させるセット信号あるいはリセ
ット信号を作成する論理演算回路を具備し上記負荷制御
信号によりラッチングリレーを動作させて負荷を制御す
る負荷制御回路と、上記ラッチングリレーを強制的に動
作させる手元操作スイッチ部と、埋込ボックス取付用の
２連の取付枠に取り付けることのできる２連モジュール
寸法に形成され上記各回路並びに受光モジュール及び手
元操作スイッチ部を納装したケースと、上記２連の取付
枠の片側の取付枠の略全体を覆う寸法に形成され上記２
連の取付枠の片側に取り付けられた上記手元操作スイッ
チ部を操作する大型の操作ハンドルと、上記操作ハンド
ルと略同一寸法に形成され上記２連の取付枠の他方の片
側に取り付けられた上記受光モジュールの受光部分の前
面を覆う前面カバーとを備えたものである。
から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信号を受
光する受光モジュールと、固有アドレスを設定するアド
レス設定スイッチと、受光モジュールから出力される受
光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号にて送
られたアドレスが上記固有アドレスに一致したとき上記
制御データに基づいた負荷制御信号を出力する信号処理
回路と、負荷への電源供給をオン・オフする主リレー接
点及び動作表示用の発光素子をオン・オフする補助リレ
ー接点を有するラッチングリレーを具備するとともに信
号処理回路から出力される負荷制御信号に基づいて上記
ラッチングリレーを動作させるセット信号あるいはリセ
ット信号を作成する論理演算回路を具備し上記負荷制御
信号によりラッチングリレーを動作させて負荷を制御す
る負荷制御回路と、上記ラッチングリレーを強制的に動
作させる手元操作スイッチ部と、埋込ボックス取付用の
２連の取付枠に取り付けることのできる２連モジュール
寸法に形成され上記各回路並びに受光モジュール及び手
元操作スイッチ部を納装したケースと、上記２連の取付
枠の片側の取付枠の略全体を覆う寸法に形成され上記２
連の取付枠の片側に取り付けられた上記手元操作スイッ
チ部を操作する大型の操作ハンドルと、上記操作ハンド
ルと略同一寸法に形成され上記２連の取付枠の他方の片
側に取り付けられた上記受光モジュールの受光部分の前
面を覆う前面カバーとを備えたものである。
［作用］ 本考案は上述のように構成されており、光ワイヤレス
送信器から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信
号を受光する受光モジュールと、固有アドレスを設定す
るアドレス設定スイッチと、受光モジュールから出力さ
れる受光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号
にて送られたアドレスが上記固有アドレスに一致したと
き上記制御データに基づいた負荷制御信号を出力する信
号処理回路と、負荷への電源供給をオン・オフする主リ
レー接点及び動作表示用の発光素子をオン・オフする補
助リレー接点を有するラッチングリレーを具備するとと
もに信号処理回路から出力される負荷制御信号に基づい
て上記ラッチングリレーを動作させるセット信号あるい
はリセット信号を作成する論理演算回路を具備し上記負
荷制御信号によりラッチングリレーを動作させて負荷を
制御する負荷制御回路と、上記ラッチングリレーを強制
的に動作させる手元操作スイッチ部と、埋込ボックス取
付用の２連の取付枠に取り付けることのできる２連モジ
ュール寸法に形成され上記各回路並びに受光モジュール
及び手元操作スイッチ部を納装したケースと、上記２連
の取付枠の片側の取付枠の略全体を覆う寸法に形成され
上記２連の取付枠の片側に取り付けられた上記手元操作
スイッチ部を操作する大型の操作ハンドルと、上記操作
ハンドルと略同一寸法に形成され上記２連の取付枠の他
方の片側に取り付けられた上記受光モジュールの受光部
分の前面を覆う前面カバーとを備えたので、近接して配
置されている負荷を別個に制御することができ、また、
負荷をオン・オフする主リレー接点と連動する補助リレ
ー接点により負荷の動作表示を行う発光素子をオン・オ
フするため、光ワイヤレス受信器において負荷の動作状
態を視認することができるようになっている。また、負
荷制御用のラッチングリレーを強制的に動作させる手元
操作スイッチ部を備えたことにより、光ワイヤレス送信
器を使わずに負荷を制御することが可能となり、使い勝
手を向上できるようになっている。しかも、受光モジュ
ール等が納装されるケースを２連モジュール寸法に形成
するとともに、手元操作スイッチ部を操作するための大
型の操作ハンドルと、この操作ハンドルと略同一寸法で
受光モジュールの受光部分を覆う前面カバーとを備えた
ので、２連の埋め込みボックスを用いて容易に配設でき
るとともに、大型の操作ハンドルにより操作性を良くす
ることができるようになっている。
送信器から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信
号を受光する受光モジュールと、固有アドレスを設定す
るアドレス設定スイッチと、受光モジュールから出力さ
れる受光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号
にて送られたアドレスが上記固有アドレスに一致したと
き上記制御データに基づいた負荷制御信号を出力する信
号処理回路と、負荷への電源供給をオン・オフする主リ
レー接点及び動作表示用の発光素子をオン・オフする補
助リレー接点を有するラッチングリレーを具備するとと
もに信号処理回路から出力される負荷制御信号に基づい
て上記ラッチングリレーを動作させるセット信号あるい
はリセット信号を作成する論理演算回路を具備し上記負
荷制御信号によりラッチングリレーを動作させて負荷を
制御する負荷制御回路と、上記ラッチングリレーを強制
的に動作させる手元操作スイッチ部と、埋込ボックス取
付用の２連の取付枠に取り付けることのできる２連モジ
ュール寸法に形成され上記各回路並びに受光モジュール
及び手元操作スイッチ部を納装したケースと、上記２連
の取付枠の片側の取付枠の略全体を覆う寸法に形成され
上記２連の取付枠の片側に取り付けられた上記手元操作
スイッチ部を操作する大型の操作ハンドルと、上記操作
ハンドルと略同一寸法に形成され上記２連の取付枠の他
方の片側に取り付けられた上記受光モジュールの受光部
分の前面を覆う前面カバーとを備えたので、近接して配
置されている負荷を別個に制御することができ、また、
負荷をオン・オフする主リレー接点と連動する補助リレ
ー接点により負荷の動作表示を行う発光素子をオン・オ
フするため、光ワイヤレス受信器において負荷の動作状
態を視認することができるようになっている。また、負
荷制御用のラッチングリレーを強制的に動作させる手元
操作スイッチ部を備えたことにより、光ワイヤレス送信
器を使わずに負荷を制御することが可能となり、使い勝
手を向上できるようになっている。しかも、受光モジュ
ール等が納装されるケースを２連モジュール寸法に形成
するとともに、手元操作スイッチ部を操作するための大
型の操作ハンドルと、この操作ハンドルと略同一寸法で
受光モジュールの受光部分を覆う前面カバーとを備えた
ので、２連の埋め込みボックスを用いて容易に配設でき
るとともに、大型の操作ハンドルにより操作性を良くす
ることができるようになっている。
［実施例］ 第１図乃至第５図は本考案一実施例を示すものであ
り、第１図は回路構成を示している。ここに、光ワイヤ
レス受信器は、光ワイヤレス送信器（図示せず）から発
せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信号を受光する
受光モジュールPDMと、固有アドレスを設定するアドレ
ス設定スイッチSWcと、受光モジュールPDMから出力され
る受光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号に
て送られたアドレスが上記固有アドレスに一致したとき
上記制御データに基づいた負荷制御信号Voを出力する信
号処理回路SCと、負荷RLへの電源供給をオン・オフする
主リレー接点ra及び動作表示用の発光ダイオードLDa,LD
bをオン・オフする補助リレー接点rbを有するとともに
セットコイルLS及びリセットコイルLRを有する２巻線型
ラッチングリレーRYを具備するとともに信号処理回路SC
から出力される負荷制御信号Voに基づいて上記ラッチン
グリレーRYを動作させるセット信号Voaあるいはリセッ
ト信号Vobを作成する論理演算回路を具備し上記負荷制
御信号VoによりラッチングリレーRYを動作させて負荷RL
を制御する負荷制御回路と、上記ラッチングリレーRYを
強制的に動作させる手元操作スイッチ部とを備えたもの
である。実施例にあっては、信号処理回路SCは、信号処
理用集積回路ICを用いて形成され、受光モジュールPDM
出力をトランジスタQ1にて増幅して信号入力端子に入力
しており、信号処理用集積回路ICから出力される負荷制
御信号Voに基づいて、アンドAND1〜AND4およびエクスク
ルージブオアEO3,EO4よりなる論理演算回路によりリレ
ー駆動用パルス信号Voa,Vobが形成されるようになって
いる。なお、エクスクルーシブオアEO1,EO2によってク
ロック発生回路が形成されている。負荷制御回路は、逆
阻止型３端子サイリスタSCR1,SCR2と、上記ラッチング
リレーRYとを用いて形成され、ラッチングリレーRYの主
リレー接点raにて負荷RLをオン、オフし、補助リレー接
点rbにてトランジスタQ3,Q4を制御して動作表示用発光
ダイオードLDa,LDbを点灯するようになっている。図
中、ZD1,ZD2はツエナーダイオード、ACは商用電源、DB
はダイオードブリッジ、Q2は安定化電源を構成するトラ
ンジスタである。
り、第１図は回路構成を示している。ここに、光ワイヤ
レス受信器は、光ワイヤレス送信器（図示せず）から発
せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信号を受光する
受光モジュールPDMと、固有アドレスを設定するアドレ
ス設定スイッチSWcと、受光モジュールPDMから出力され
る受光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号に
て送られたアドレスが上記固有アドレスに一致したとき
上記制御データに基づいた負荷制御信号Voを出力する信
号処理回路SCと、負荷RLへの電源供給をオン・オフする
主リレー接点ra及び動作表示用の発光ダイオードLDa,LD
bをオン・オフする補助リレー接点rbを有するとともに
セットコイルLS及びリセットコイルLRを有する２巻線型
ラッチングリレーRYを具備するとともに信号処理回路SC
から出力される負荷制御信号Voに基づいて上記ラッチン
グリレーRYを動作させるセット信号Voaあるいはリセッ
ト信号Vobを作成する論理演算回路を具備し上記負荷制
御信号VoによりラッチングリレーRYを動作させて負荷RL
を制御する負荷制御回路と、上記ラッチングリレーRYを
強制的に動作させる手元操作スイッチ部とを備えたもの
である。実施例にあっては、信号処理回路SCは、信号処
理用集積回路ICを用いて形成され、受光モジュールPDM
出力をトランジスタQ1にて増幅して信号入力端子に入力
しており、信号処理用集積回路ICから出力される負荷制
御信号Voに基づいて、アンドAND1〜AND4およびエクスク
ルージブオアEO3,EO4よりなる論理演算回路によりリレ
ー駆動用パルス信号Voa,Vobが形成されるようになって
いる。なお、エクスクルーシブオアEO1,EO2によってク
ロック発生回路が形成されている。負荷制御回路は、逆
阻止型３端子サイリスタSCR1,SCR2と、上記ラッチング
リレーRYとを用いて形成され、ラッチングリレーRYの主
リレー接点raにて負荷RLをオン、オフし、補助リレー接
点rbにてトランジスタQ3,Q4を制御して動作表示用発光
ダイオードLDa,LDbを点灯するようになっている。図
中、ZD1,ZD2はツエナーダイオード、ACは商用電源、DB
はダイオードブリッジ、Q2は安定化電源を構成するトラ
ンジスタである。
また、アドレス設定スイッチSWcは、接点S1〜S3を具
備したロータリ型スイッチにて形成されており、８種類
の固有アドレス（最大８チャンネル）が設定できるよう
になっている。
備したロータリ型スイッチにて形成されており、８種類
の固有アドレス（最大８チャンネル）が設定できるよう
になっている。
さらにまた、一対の直列接続された常閉型マイクロス
イッチSWa,SWbにて手元操作スイッチ部が形成されてお
り、後述する大型の操作ハンドル５が押圧操作されて両
マイクロスイッチSWa,SWbのいずれかがオフになったと
きにラッチングリレーRYが強制的に反転駆動され、負荷
RLがオン、あるいはオフされるようになっている。
イッチSWa,SWbにて手元操作スイッチ部が形成されてお
り、後述する大型の操作ハンドル５が押圧操作されて両
マイクロスイッチSWa,SWbのいずれかがオフになったと
きにラッチングリレーRYが強制的に反転駆動され、負荷
RLがオン、あるいはオフされるようになっている。
第２図乃至第５図は、光ワイヤレス受信器の構造およ
び配設状態を示すもので、光信号処理部およびスイッチ
部を具備し、埋め込みボックス取り付け用の２連の取付
枠３が一体形成されたケース１は、ボデイ1aおよびカバ
ー1bにて形成された２連モジュール寸法となっており、
回路部品を分割実装したプリント基板2a,2bがケース１
内に積層して収納されている。
び配設状態を示すもので、光信号処理部およびスイッチ
部を具備し、埋め込みボックス取り付け用の２連の取付
枠３が一体形成されたケース１は、ボデイ1aおよびカバ
ー1bにて形成された２連モジュール寸法となっており、
回路部品を分割実装したプリント基板2a,2bがケース１
内に積層して収納されている。
一方、ケース１の前面左側に形成されている光信号処
理部の前面開口には、受光モジュールPDMが対向配置さ
れ、この前面開口には透光性カバー７が覆着されてい
る。また、ケース１の前面右側に形成されているスイッ
チ部には、２連の取付枠３の片側の取付枠の略全体を覆
う程度の寸法に形成された大型の操作ハンドル５が揺動
自在に覆着されており、操作ハンドル５を復帰ばね６の
弾発力に抗して押圧することにより、操作片４を介して
マイクロスイッチSWa,SWbが押圧されていずれかがオフ
するようになっている。この場合、操作ハンドル５の押
圧操作が適正でなくても（操作ハンドル５が傾いた状態
で押されても）、スイッチ機構に無理な応力が加わるこ
とがなく、しかも、いずれのマイクロスイッチSWa,SWb
がオフするので、操作性を良好にして負荷制御を確実に
行えることになる。また、スイッチ部の中央には動作表
示用発光ダイオードLDa,LDb（赤色→オン、緑色→オ
フ）が設けられており、操作ハンドル５のスリット5aを
介して動作表示が行われるようになっている。図中、９
は電源線あるいは負荷線が接続される速結端子である。
理部の前面開口には、受光モジュールPDMが対向配置さ
れ、この前面開口には透光性カバー７が覆着されてい
る。また、ケース１の前面右側に形成されているスイッ
チ部には、２連の取付枠３の片側の取付枠の略全体を覆
う程度の寸法に形成された大型の操作ハンドル５が揺動
自在に覆着されており、操作ハンドル５を復帰ばね６の
弾発力に抗して押圧することにより、操作片４を介して
マイクロスイッチSWa,SWbが押圧されていずれかがオフ
するようになっている。この場合、操作ハンドル５の押
圧操作が適正でなくても（操作ハンドル５が傾いた状態
で押されても）、スイッチ機構に無理な応力が加わるこ
とがなく、しかも、いずれのマイクロスイッチSWa,SWb
がオフするので、操作性を良好にして負荷制御を確実に
行えることになる。また、スイッチ部の中央には動作表
示用発光ダイオードLDa,LDb（赤色→オン、緑色→オ
フ）が設けられており、操作ハンドル５のスリット5aを
介して動作表示が行われるようになっている。図中、９
は電源線あるいは負荷線が接続される速結端子である。
また、光ワイヤレス受信器の埋め込みボックスへの配
設は、第２図に示すように、取付枠３を利用してケース
１を埋め込みボックスへ取り付けた後、同じく２連モジ
ュール寸法に形成された化粧カバー10を覆着するととも
に、スイッチ部の操作片４に操作ハンドル５を取着し、
光信号処理部に、スリット窓8aを有して操作ハンドル５
と略同一寸法に形成された前面カバー８を取着するよう
になっている。
設は、第２図に示すように、取付枠３を利用してケース
１を埋め込みボックスへ取り付けた後、同じく２連モジ
ュール寸法に形成された化粧カバー10を覆着するととも
に、スイッチ部の操作片４に操作ハンドル５を取着し、
光信号処理部に、スリット窓8aを有して操作ハンドル５
と略同一寸法に形成された前面カバー８を取着するよう
になっている。
以下、実施例の動作について説明する。いま、実施例
にあっては、埋め込みボックスに配設されている光ワイ
ヤレス受信器の操作ハンドル５を取り外してアドレス設
定スイッチSWcにて固有アドレスを設定すれば、特定の
チャンネルが設定されるので、このチャンネルの光ワイ
ヤレス信号が受信されたとき（アドレス一致が得られた
とき）のみ、伝送された制御データに基づいた負荷制御
信号Voが出力され、負荷制御信号Voに基づいて論理演算
回路にて作成されるセット信号Voaあるいはリセット信
号VobによりラッチングリレーRYが動作して主リレー接
点raがオン、オフされ、負荷RLがオン、オフ制御される
ことになる。したがって、同一の部屋に複数の光ワイヤ
レス受信器を配置した場合にあっても別個に負荷制御を
行うことができる。しかも、主リレー接点raと連動して
オン、オフする補助リレー接点rbにより、動作表示用の
発光ダイオードLDa,LDbが点灯、消灯されるため、負荷R
Lの動作状態を容易に視認することができる。さらに、
一対のマイクロスイッチSWa,SWbにて形成され、ラッチ
ングリレーRYを強制的に反転駆動する手元操作スイッチ
部を備えたため、光ワイヤレス送信器を用いずに操作ハ
ンドル５を押操作することで負荷RLの制御を行うことが
でき、使い勝手を向上させることができる。しかも、光
ワイヤレス受信器を２連モジュールとし、受光モジュー
ルPDMと手元操作スイッチ部とを並設しているので、２
連の埋め込みボックスを用いて容易に配設できるととも
に、使い勝手も良くなる。
にあっては、埋め込みボックスに配設されている光ワイ
ヤレス受信器の操作ハンドル５を取り外してアドレス設
定スイッチSWcにて固有アドレスを設定すれば、特定の
チャンネルが設定されるので、このチャンネルの光ワイ
ヤレス信号が受信されたとき（アドレス一致が得られた
とき）のみ、伝送された制御データに基づいた負荷制御
信号Voが出力され、負荷制御信号Voに基づいて論理演算
回路にて作成されるセット信号Voaあるいはリセット信
号VobによりラッチングリレーRYが動作して主リレー接
点raがオン、オフされ、負荷RLがオン、オフ制御される
ことになる。したがって、同一の部屋に複数の光ワイヤ
レス受信器を配置した場合にあっても別個に負荷制御を
行うことができる。しかも、主リレー接点raと連動して
オン、オフする補助リレー接点rbにより、動作表示用の
発光ダイオードLDa,LDbが点灯、消灯されるため、負荷R
Lの動作状態を容易に視認することができる。さらに、
一対のマイクロスイッチSWa,SWbにて形成され、ラッチ
ングリレーRYを強制的に反転駆動する手元操作スイッチ
部を備えたため、光ワイヤレス送信器を用いずに操作ハ
ンドル５を押操作することで負荷RLの制御を行うことが
でき、使い勝手を向上させることができる。しかも、光
ワイヤレス受信器を２連モジュールとし、受光モジュー
ルPDMと手元操作スイッチ部とを並設しているので、２
連の埋め込みボックスを用いて容易に配設できるととも
に、使い勝手も良くなる。
［考案の効果］ 本考案は上述のように構成されており、光ワイヤレス
送信器から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信
号を受光する受光モジュールと、固有アドレスを設定す
るアドレス設定スイッチと、受光モジュールから出力さ
れる受光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号
にて送られたアドレスが上記固有アドレスに一致したと
き上記制御データに基づいた負荷制御信号を出力する信
号処理回路と、負荷への電源供給をオン・オフする主リ
レー接点及び動作表示用の発光素子をオン・オフする補
助リレー接点を有するラッチングリレーを具備するとと
もに信号処理回路から出力される負荷制御信号に基づい
て上記ラッチングリレーを動作させるセット信号あるい
はリセット信号を作成する論理演算回路を具備し上記負
荷制御信号によりラッチングリレーを動作させて負荷を
制御する負荷制御回路と、上記ラッチングリレーを強制
的に動作させる手元操作スイッチ部と、埋込ボックス取
付用の２連の取付枠に取り付けることのできる２連モジ
ュール寸法に形成され上記各回路並びに受光モジュール
及び手元操作スイッチ部を納装したケースと、上記２連
の取付枠の片側の取付枠の略全体を覆う寸法に形成され
上記２連の取付枠の片側に取り付けられた上記手元操作
スイッチ部を操作する大型の操作ハンドルと、上記操作
ハンドルと略同一寸法に形成され上記２連の取付枠の他
方の片側に取り付けられた上記受光モジュールの受光部
分の前面を覆う前面カバーとを備えたので、近接して配
置されている負荷を別個に制御することができ、また、
負荷をオン・オフする主リレー接点と連動する補助リレ
ー接点により負荷の動作表示を行う発光素子をオン・オ
フするため、光ワイヤレス受信器において負荷の動作状
態を視認することができるという効果がある。また、負
荷制御用のラッチングリレーを強制的に動作させる手元
操作スイッチ部を備えたことにより、光ワイヤレス送信
器を使わずに負荷を制御することが可能となり、使い勝
手が向上できるという効果がある。しかも、受光モジュ
ール等が納装されるケースを２連モジュール寸法に形成
するとともに、手元操作スイッチ部を操作するための大
型の操作ハンドルと、この操作ハンドルと略同一寸法で
受光モジュールの受光部分を覆う前面カバーとを備えた
ので、２連の埋め込みボックスを用いて容易に配設でき
るとともに、大型の操作ハンドルにより操作性を良くす
ることができるという効果がある。
送信器から発せられ制御データ伝送用の光ワイヤレス信
号を受光する受光モジュールと、固有アドレスを設定す
るアドレス設定スイッチと、受光モジュールから出力さ
れる受光信号を信号処理するとともに光ワイヤレス信号
にて送られたアドレスが上記固有アドレスに一致したと
き上記制御データに基づいた負荷制御信号を出力する信
号処理回路と、負荷への電源供給をオン・オフする主リ
レー接点及び動作表示用の発光素子をオン・オフする補
助リレー接点を有するラッチングリレーを具備するとと
もに信号処理回路から出力される負荷制御信号に基づい
て上記ラッチングリレーを動作させるセット信号あるい
はリセット信号を作成する論理演算回路を具備し上記負
荷制御信号によりラッチングリレーを動作させて負荷を
制御する負荷制御回路と、上記ラッチングリレーを強制
的に動作させる手元操作スイッチ部と、埋込ボックス取
付用の２連の取付枠に取り付けることのできる２連モジ
ュール寸法に形成され上記各回路並びに受光モジュール
及び手元操作スイッチ部を納装したケースと、上記２連
の取付枠の片側の取付枠の略全体を覆う寸法に形成され
上記２連の取付枠の片側に取り付けられた上記手元操作
スイッチ部を操作する大型の操作ハンドルと、上記操作
ハンドルと略同一寸法に形成され上記２連の取付枠の他
方の片側に取り付けられた上記受光モジュールの受光部
分の前面を覆う前面カバーとを備えたので、近接して配
置されている負荷を別個に制御することができ、また、
負荷をオン・オフする主リレー接点と連動する補助リレ
ー接点により負荷の動作表示を行う発光素子をオン・オ
フするため、光ワイヤレス受信器において負荷の動作状
態を視認することができるという効果がある。また、負
荷制御用のラッチングリレーを強制的に動作させる手元
操作スイッチ部を備えたことにより、光ワイヤレス送信
器を使わずに負荷を制御することが可能となり、使い勝
手が向上できるという効果がある。しかも、受光モジュ
ール等が納装されるケースを２連モジュール寸法に形成
するとともに、手元操作スイッチ部を操作するための大
型の操作ハンドルと、この操作ハンドルと略同一寸法で
受光モジュールの受光部分を覆う前面カバーとを備えた
ので、２連の埋め込みボックスを用いて容易に配設でき
るとともに、大型の操作ハンドルにより操作性を良くす
ることができるという効果がある。
第１図は本考案一実施例の回路図、第２図は同上の分解
斜視図、第３図は同上の正面図、第４図および第５図は
同上の断面図である。 PDMは受光モジュール、SWcはアドレス設定スイッチ、SW
a,SWbはマイクロスイッチ、RYはラッチングリレー、RL
は負荷、１はケース、３は取付枠、５は操作ハンドル、
８は前面カバーである。
斜視図、第３図は同上の正面図、第４図および第５図は
同上の断面図である。 PDMは受光モジュール、SWcはアドレス設定スイッチ、SW
a,SWbはマイクロスイッチ、RYはラッチングリレー、RL
は負荷、１はケース、３は取付枠、５は操作ハンドル、
８は前面カバーである。
Claims (1)
- 【請求項１】光ワイヤレス送信器から発せられ制御デー
タ伝送用の光ワイヤレス信号を受光する受光モジュール
と、固有アドレスを設定するアドレス設定スイッチと、
受光モジュールから出力される受光信号を信号処理する
とともに光ワイヤレス信号にて送られたアドレスが上記
固有アドレスに一致したとき上記制御データに基づいた
負荷制御信号を出力する信号処理回路と、負荷への電源
供給をオン・オフする主リレー接点及び動作表示用の発
光素子をオン・オフする補助リレー接点を有するラッチ
ングリレーを具備するとともに信号処理回路から出力さ
れる負荷制御信号に基づいて上記ラッチングリレーを動
作させるセット信号あるいはリセット信号を作成する論
理演算回路を具備し上記負荷制御信号によりラッチング
リレーを動作させて負荷を制御する負荷制御回路と、上
記ラッチングリレーを強制的に動作させる手元操作スイ
ッチ部と、埋込ボックス取付用の２連の取付枠に取り付
けることのできる２連モジュール寸法に形成され上記各
回路並びに受光モジュール及び手元操作スイッチ部を納
装したケースと、上記２連の取付枠の片側の取付枠の略
全体を覆う寸法に形成され上記２連の取付枠の片側に取
り付けられた上記手元操作スイッチ部を操作する大型の
操作ハンドルと、上記操作ハンドルと略同一寸法に形成
され上記２連の取付枠の他方の片側に取り付けられた上
記受光モジュールの受光部分の前面を覆う前面カバーと
を備えて成ることを特徴とする光ワイヤレス受信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125551U JP2511760Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 光ワイヤレス受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125551U JP2511760Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 光ワイヤレス受信器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366280U JPH0366280U (ja) | 1991-06-27 |
| JP2511760Y2 true JP2511760Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31673414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989125551U Expired - Lifetime JP2511760Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 光ワイヤレス受信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511760Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61143393U (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-04 | ||
| JPS6249390U (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-26 | ||
| JP2650957B2 (ja) * | 1988-03-28 | 1997-09-10 | 松下電工株式会社 | 遠隔制御システム |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1989125551U patent/JP2511760Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366280U (ja) | 1991-06-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |