JPH062927U - 円盤型ユニットケーブル - Google Patents

円盤型ユニットケーブル

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JPH062927U
JPH062927U JP3818092U JP3818092U JPH062927U JP H062927 U JPH062927 U JP H062927U JP 3818092 U JP3818092 U JP 3818092U JP 3818092 U JP3818092 U JP 3818092U JP H062927 U JPH062927 U JP H062927U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造物の種類に関係なく、効率良く安価な構
成で構造物に固定すること。 【構成】 中央部に構造物への取り付け穴が形成された
円盤型収納箱内に複数本のケーブルの一端を共通接続し
た接続部を収納し、他端を円盤型収納箱の外周から放射
状に引き出した円盤型ユニットケーブルにおいて、円盤
型収納箱の上面および下面の少なくとも一方に、構造物
への取り付け穴を設けた複数の取り付け部を外周縁から
突出して形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋内配線工事等に使用する円盤型ユニットケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋内配線工事等においては、工事を効率良く行うために、図10に示す ように、一端の導体部をリングスリーブ1で共通に圧着接続した複数のケーブル 2を複数組形成し、これらのケーブル2の接続部を合成樹脂製の円盤型収納箱3 に収納し、他端を円盤型収納箱3の外周から放射状に引き出した円盤型ユニット ケーブル4が使用されている。
【0003】 この円盤型ユニットケーブル4の円盤型収納箱3は複数本のケーブル2の接続 部を収納した後、ビニル等のモールド樹脂によってモールドされている。また、 中央部には、構造物への取り付け穴5が形成されている。
【0004】 このような構造の円盤型ユニットケーブル4をコンクリート天井に取り付ける 際は、図11に示すように、コンクリート天井6に予め埋め込んだ埋め込みボル ト7を取り付け穴5から貫通させた後、ボルト締めすることによって天井面に固 定するようになっている。
【0005】 一方、木質天井に取り付ける際は、図12に示すように、中央部にボルト通し 穴8を形成した取り付け板9を用意し、この取り付け板9に円盤型収納箱3をボ ルト10で固定し、図13に示すように、取り付け板9を木質天井11に木ネジ 12で固定する方法、あるいは、図14に示すように円盤型収納箱3の直径より 長い帯状の取り付け金具13を用意し、この取り付け金具13に円盤型収納箱3 をボルト14によって固定し、図15に示すように、取り付け金具13を木質天 井11に木ネジ12で固定する方法が実施されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、木質天井11に固定する際のように、専用の取り付け板9あるいは 取り付け金具13を用いて固定する方法では、これらの取り付け板9あるいは取 り付け金具13を予め用意しておかなければならないため、コストが嵩み、しか も取り付け板9あるいは取り付け金具13に取り付ける作業分だけ施工時間が長 くなり、効率が悪いという問題点を有している。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、構造物の種類に関係なく、効率良く安価な構成で構 造物に固定することのできる円盤型ユニットケーブルを提供しようとするもので ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の円盤型ユニットケーブルは、中央部に構 造物への取り付け穴が形成された円盤型収納箱内に複数本のケーブルの一端を共 通接続した接続部を収納し、他端を円盤型収納箱の外周から放射状に引き出した 円盤型ユニットケーブルにおいて、前記円盤型収納箱の上面および下面の少なく とも一方に、構造物への取り付け穴を設けた複数の取り付け部を外周縁から突出 して構成したものである。
【0009】
【作用】
上記手段によれば、構造物が木質天井の場合、円盤型収納箱の上面または下面 に設けた取り付け部の取り付け穴に木ネジを通し、木質天井に固定する方法で施 工する。
【0010】 構造物がコンクリート天井の場合、円盤型収納箱の中央部の取り付け穴にボル トを通して固定する。このため、木質天井に専用の取り付け金具などは不要にな り、構造物の種類に関係なく、効率良く安価な構成で構造物に固定することがで きる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1〜図3は、本考案に係る円盤型ユニットケーブルの一実施例を示しており 、図1は円盤型ユニットケーブルの平面図、図2は斜視図、図3は木質天井への 取り付け状態を示す斜視図である。
【0012】 本実施例の円盤型ユニットケーブル4は、一端の導体部をリングスリーブ1で 共通に圧着接続した複数のケーブル2を複数組形成し、これらのケーブル2の接 続部を合成樹脂製の円盤型収納箱3に収納し、他端を円盤型収納箱3の外周から 放射状に引き出して構成され、円盤型収納箱3は複数本のケーブル2の接続部を 収納した後、ビニル等のモールド樹脂によってモールドされている。また、中央 部には、構造物への取り付け穴5が形成されている。
【0013】 さらに、円盤型収納箱3の下面には、構造物への取り付け穴16を設けた3個 の取り付け部17が外周縁から突出して等間隔で形成されている。
【0014】 このように構成された円盤型ユニットケーブル4を木質天井に固定する場合、 図3に示すように、円盤型収納箱3の下面に設けた取り付け部17の取り付け穴 16に木ネジ12を通し、木質天井11に固定する方法で施工する。
【0015】 構造物がコンクリート天井の場合、従来と同様に、円盤型収納箱3の中央部の 取り付け穴5にボルトを通して固定する。
【0016】 したがって、木質天井11に取り付ける際にも専用の取り付け金具などは不要 になり、構造物の種類に関係なく、効率良く安価な構成で構造物に固定すること ができる。
【0017】 図4ないし図6は他の実施例を示すものであり、円盤型収納箱3の上面にも取 り付け部17を設けたものである。この場合、上面と下面の取り付け部17はネ ジ回し作業において一方が邪魔にならないように互い違いの配置となっている。
【0018】 図7は円盤型収納箱3の分解斜視図であり、上部ハウジング30と下部ハウジ ング31とから成り、一端を接続した複数本のケーブルの接続部を下部ハウジン グ31に収納した後、上部ハウジング30を被せ、上部ハウジング30の中央部 穴33と下部ハウジング31の中央部に立設した円筒32の上端とが合うように 結合し、係合爪34,35によって係合する。この後、図8に示すようにモール ドして成形する。
【0019】 構造物への取り付け部17は、上部ハウジング30および下部ハウジング31 の外周縁から突出して一体で形成されている。
【0020】 このような構造においては、上面および下面のいずれか一方の取り付け部17 を利用して構造物に固定する。この場合、図9(a),(b)に示すように、左 右対称の間取りの住宅においては、同一仕様のユニットケーブル4を、一方の間 取りでは上面の取り付け部17を利用して固定し、他方の間取りでは下面の取り 付け部17を利用して固定する。
【0021】 これによって、左右対称の間取りに対して2種類のユニットケーブルを用意す る必要がなくなり、この点でも経済的になる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように構成されているため、本考案によれば、円盤型収納箱の上 面および下面の少なくとも一方に、構造物への取り付け穴を設けた複数の取り付 け部を外周縁から突出して形成した構造としているため、構造物の種類に関係な く、効率良く安価な構成で構造物に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す円盤型ユニットケーブル
の平面図である。
【図2】図1に図示の円盤型ユニットケーブルの斜視図
である。
【図3】図1に図示の円盤型ユニットケーブルの木質天
井への取り付け状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す円盤型ユニットケー
ブルの平面図である。
【図5】図4に図示の円盤型ユニットケーブルの斜視図
である。
【図6】図4に図示の円盤型ユニットケーブルの木質天
井への取り付け状態を示す斜視図である。
【図7】図4に図示の円盤型ユニットケーブルの円盤型
収納箱の分解斜視図である。
【図8】図7に図示の円盤型収納箱のモールド成形後の
状態を示す斜視図である。
【図9】施工する住宅の間取りの一例を示す平面図であ
る。
【図10】従来のユニットケーブルの構造を示す平面図
である。
【図11】従来のユニットケーブルの木質天井への取り
付け状態を示す斜視図である。
【図12】従来のユニットケーブルを木質天井へ取り付
ける取り付け板の斜視図である。
【図13】従来のユニットケーブルを木質天井へ取り付
けた状態を示す斜視図である。
【図14】従来のユニットケーブルを木質天井へ取り付
ける取り付け金具の斜視図である。
【図15】従来のユニットケーブルを取り付け金具によ
って木質天井へ取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2…………………………………………………………ケー
ブル 3…………………………………………………………円盤
型収納箱 4…………………………………………………………円盤
型ユニットケーブル 5…………………………………………………………取り
付け穴 6…………………………………………………………コン
クリート天井 12………………………………………………………木ネ
ジ 16………………………………………………………取り
付け穴 17………………………………………………………取り
付け部
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】従来のユニットケーブルのコンクリート天井
への取り付け状態を示す斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に構造物への取り付け穴が形成さ
    れた円盤型収納箱内に複数本のケーブルの一端を共通接
    続した接続部を収納し、他端を円盤型収納箱の外周から
    放射状に引き出した円盤型ユニットケーブルにおいて、
    前記円盤型収納箱の上面および下面の少なくとも一方
    に、構造物への取り付け穴を設けた複数の取り付け部を
    外周縁から突出して形成したことを特徴とする円盤型ユ
    ニットケーブル。
JP1992038180U 1992-06-05 1992-06-05 円盤型ユニットケーブル Expired - Fee Related JP2575779Y2 (ja)

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JPH062927U true JPH062927U (ja) 1994-01-14
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11122749A (ja) * 1997-10-07 1999-04-30 Yazaki Corp ユニットケーブルのケース構造
KR100433842B1 (ko) * 2002-02-25 2004-06-04 (주) 종합건축사사무소 동일건축 건물용 전기배선구조 및 그 시공방법

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JP3097321U (ja) * 2003-04-22 2004-01-22 伊東 浩一 釣り用ルアー

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JP2575779Y2 (ja) 1998-07-02

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