JPH06292764A

JPH06292764A - ゲーム装置

Info

Publication number: JPH06292764A
Application number: JP21288393A
Authority: JP
Inventors: Takatoshi Takemoto; 孝俊武本; Yoshihide Kurihara; 良英栗原; Noriaki Kano; 則昭狩野; Masanori Suzuki; 正徳鈴木
Original assignee: Ace Denken KK; Shinko Seisakusho KK
Current assignee: Ace Denken KK; Shinko Seisakusho KK
Priority date: 1993-08-27
Filing date: 1993-08-27
Publication date: 1994-10-21

Abstract

(57)【要約】【目的】パチンコ島の構築を簡素化することで、コスト
を低減することができ、また、パチンコ機１台ごとの売
上高を正確に把握すること、店内での管理を理想的に行
なうことができ、しかも、隣りの客に迷惑をかけること
なく玉を購入することができるゲーム装置を提供する。【構成】パチンコ機Ａと、該パチンコ機Ａの側部に配す
る専用の玉貸し機Ｂと、それらの上方に配してパチンコ
島の上部となる幕板８とを一体として構成し、前記玉貸
し機Ｂからは玉放出ノズル１を前記パチンコ機Ａの上皿
２の上方へ延設し、前記玉貸し機Ｂの正面には、前記パ
チンコ機Ａの正面側に向け斜め前方に開口する単一の紙
幣投入口３及び硬貨投入口４を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ島に並設する
各パチンコ機１台ごとにその側部に玉貸し機をそれぞれ
装備したゲーム装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、パチンコ機においては、隣り合う
両パチンコ機の間に台間玉貸し機が配備されるようにパ
チンコ島は構築されており、両パチンコ機側からその間
の玉貸し機が使用できることになっている。また、パチ
ンコ島において各パチンコ機や玉貸し機の上方には、島
の上部を構成する幕板が、パチンコ機や玉貸し機とは別
々に取付けられていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、パチンコ島を構築する際には、床に
設置した島柱に幕板を固定した後、パチンコ機や玉貸し
機をそれぞれ別々に取付けていたため、取付け工数が増
大し、コストアップの要因となるという問題点があっ
た。

【０００４】また、台間玉貸し機を挟んだ一方の客が玉
を購入する際、その操作により隣りの他方の客にとって
は気が散って迷惑となり、また、２人の客が台間玉貸し
機を使用するので、パチンコ機１台ごとの売上高が確認
できず、正確な管理ができていないといった不具合を呈
していた。

【０００５】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、パチンコ島の構築を簡素化するこ
とで、コストを低減することができ、また、パチンコ機
１台ごとの売上高を正確に把握することで、店内での管
理を理想的に行なうことができ、しかも、隣りの客に迷
惑をかけることなく玉を購入することができるゲーム装
置を提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、パチンコ機（Ａ）
と、該パチンコ機（Ａ）の側部に配する専用の玉貸し機
（Ｂ）と、それらの上方に配してパチンコ島の上部とな
る幕板（８）とを一体として構成し、前記玉貸し機
（Ｂ）からは玉放出ノズル（１）を前記パチンコ機
（Ａ）の上皿（２）の上方へ延設し、前記玉貸し機
（Ｂ）の正面には、前記パチンコ機（Ａ）の正面側に向
け斜め前方に開口する単一の紙幣投入口（３）及び硬貨
投入口（４）を設けたことを特徴とするゲーム装置に存
する。

【０００７】また、別の観点における本発明の要旨とす
るところは、前記紙幣投入口（３）及び硬貨投入口
（４）は、玉貸し機（Ｂ）の前面に突設した案内体
（５，６）の前面でパチンコ機（Ａ）の正面側方向に向
けた片方の傾斜面にそれぞれ形成してなる前記ゲーム装
置に存する。

【０００８】

【作用】パチンコ機（Ａ）と、専用の玉貸し機（Ｂ）
と、パチンコ島の上部となる幕板（８）とは、一体とし
て構成する。それにより、パチンコ島を構築する際に
は、幕板（８）の固定や、パチンコ機（Ａ）や玉貸し機
（Ｂ）の取付けを別々に行なう必要がなく、一つユニッ
トとしての一度に取付けることが可能となる。従って、
パチンコ島の構築を簡素化することで、コストを低減す
ることができる。

【０００９】また、パチンコ機（Ａ）は専用の玉貸し機
（Ｂ）を有するので、パチンコ機（Ａ）１台ごとの売上
高を正確に把握できる。しかも、パチンコ機（Ａ）の前
方の客は紙幣や硬貨をそれぞれの投入口（３，４）に、
無理な姿勢になることなく容易に投入することができる
ことになるとともに、玉放出ノズル（１）は付けたまま
にして隣りの客に迷惑をかけることなく玉を購入するこ
とができる。また、隣りの客が間違って紙幣や硬貨を投
入しようとしても、投入口（３，４）には方向性がある
ため、投入しにくくなって間違いは防止できることにな
る。

【００１０】

【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図１〜図７は本発明の第１実施例を示してい
る。図１に示すように、本発明に係るゲーム装置は、パ
チンコ機Ａと、そのパチンコ機Ａの左側部に配する専用
の玉貸し機Ｂと、それらの上方に配してパチンコ島の上
部となる幕板８とを一体として構成されている。即ち、
長四角の周囲枠７内には、パチンコ機Ａと、玉貸し機Ｂ
と、上方の幕板８とが一体として嵌着されており、一つ
のユニットとなっている。

【００１１】このようなゲーム装置を横方向に順次、並
設してパチンコ島を構築するが、前記玉貸し機Ｂの下部
側前面には玉の放出ノズル１及び釣銭取出し口９を設け
るとともに、前記玉放出ノズル１はパチンコ機Ａの上皿
２の上方に向け延設できるように取付けられている。

【００１２】図２及び図３に示すように、玉貸し機Ｂの
上部側前面の上下には、平面視三角形状となる長い案内
体５と、短い案内体と６を突設し、両案内体５、６の前
面でパチンコ機Ａの正面側方向に向けた片方の傾斜面５
ａ、６ａには、パチンコ機Ａの正面側に向け斜め前方に
向け開口する単一の紙幣投入口３及び硬貨投入口４がそ
れぞれ形状されている。また、紙幣投入口３及び硬貨投
入口４の内方奥底には、紙幣及び硬貨の入口となる導入
溝３ａ、４ａがそれぞれ形成されている。

【００１３】次に作用を説明する。図１に示すように、
パチンコ機Ａと、専用の玉貸し機Ｂと、パチンコ島の上
部となる幕板８とは、予め一体として構成する。それに
より、パチンコ島を構築する際には、幕板８の固定や、
パチンコ機Ａや玉貸し機Ｂの取付けを別々に行なう必要
がなく、一つユニットとしての一度に取付けることが可
能となる。従って、パチンコ島の構築を簡素化すること
で、コストを低減することができる。

【００１４】このようなパチンコ島におけるパチンコ機
Ａは専用の玉貸し機Ｂをそれぞれ有するので、パチンコ
機Ａ１台ごとの売上高を正確に把握できることになっ
て、店内での管理を理想的に行なうことができることに
なる。

【００１５】また、パチンコ機Ａの前方の客は紙幣や硬
貨をそれぞれの投入口３，４に、遊技客は無理な姿勢に
なることなく、図４及び図６に示すように、斜め前方向
となる矢印（イ）方向へ容易に投入することができるこ
とになり、玉放出ノズル１は上皿２の上方に向けたまま
にして隣りの客に何等、迷惑をかけることなく玉を購入
することができることとなる。

【００１６】なお、隣りの客が間違って紙幣や硬貨を投
入しようとしても、投入口３、４には方向性があるた
め、投入しにくく、投入できないことに気付いて間違い
を防止できる。

【００１７】図８〜図１３は第２実施例を示している。
本実施例では、上方に配備した案内体１６は半球状に、
また、下方に配備した案内体１５は半円形断面のかまぼ
こ状にそれぞれ形成したものである。両案内体１５、１
６の前面でパチンコ機Ａの正面側方向に向けた片方の傾
斜面１５ａ、１６ａには、第１実施例と同様にパチンコ
機Ａの正面側に向け斜め前方に向け開口する単一の紙幣
投入口３及び硬貨投入口４がそれぞれ形状されている。
なお、第１実施例と同種の部位については、同一符合を
付し重複した説明を省略する。

【００１８】図１４〜図１９は第３実施例を示してい
る。本実施例では、上方に配備した案内体２６は下方側
が上方側より前方にへ高くなるように形成し、下方に配
備した案内体２５は平面視Ｌ状に形成したものである。
なお、第１実施例と同種の部位については、同一符合を
付し重複した説明を省略する。

【００１９】以上のような第２実施例及び第３実施例に
係るゲーム装置よれば、デザイン上の興趣に富み、遊技
客に対して多様な美観を与えることができる。

【００２０】

【発明の効果】本発明に係るゲーム装置によれば、パチ
ンコ機と、専用の玉貸し機と、パチンコ島の上部となる
幕板とを一体として構成したから、パチンコ島を構築す
る際には、幕板の固定や、パチンコ機や玉貸し機の取付
けを別々に行なう必要がなく、一つユニットとしての一
度に取付けることが可能となり、パチンコ島の構築を簡
素化することで、コストを低減することができる。

【００２１】また、パチンコ島におけるゲーム装置を構
成するパチンコ機は、専用の玉貸し機をそれぞれ有して
玉を購入することになるので、パチンコ機１台ごとの売
上高を正確に把握することができることになり、店内で
の管理を理想的に行なうことができる。しかも、パチン
コ機の前方に座る客は紙幣や硬貨をそれぞれの投入口
に、無理な姿勢になることなく容易に投入することがで
きる。更に、玉放出ノズルは付けたままにして隣りの客
に迷惑をかけることなく玉を購入することができ、ま
た、隣りの客が間違って紙幣や硬貨を投入しようとして
も、投入口には方向性があるため、投入しにくくその間
違いに気付き、間違った投入を防止することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例に係るゲーム装置を示す正
面図である。

【図２】本発明の第１実施例に係るゲーム装置を構成す
る玉貸し機を示す正面図である。

【図３】本発明の第１実施例に係るゲーム装置を構成す
る玉貸し機を示す斜視図である。

【図４】図２のＩ―Ｉ線断面図である。

【図５】図２のａ線矢視図である。

【図６】図２のII−II線断面図である。

【図７】図２のｂ線矢視図である。

【図８】本発明の第２実施例に係るゲーム装置を構成す
る玉貸し機を示す正面図である。

【図９】本発明の第２実施例に係るゲーム装置を構成す
る玉貸し機を示す斜視図である。

【図１０】図８のIII −III 線断面図である。

【図１１】図８のｃ線矢視図である。

【図１２】図８のIV−IV線断面図である。

【図１３】図８のｄ線矢視図である。

【図１４】本発明の第３実施例に係るゲーム装置を構成
する玉貸し機を示す正面図である。

【図１５】本発明の第３実施例に係るゲーム装置を構成
する玉貸し機を示す斜視図である。

【図１６】図１４のＶ−Ｖ線断面図である。

【図１７】図１４のｅ線矢視図である。

【図１８】図１４のVI−VI線断面図である。

【図１９】図１４のｆ線矢視図である。

【符号の説明】

Ａ…パチンコ機Ｂ…玉貸し機１…玉放出ノズル２…上皿３…紙幣投入口４…硬貨投入口５，１５，２６…案内体６，１６，２６…案内体５ａ，１５ａ…傾斜面６ａ，１６ａ…傾斜面

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者狩野則昭岩手県花巻市城内４番３号株式会社新興製作所内 (72)発明者鈴木正徳岩手県花巻市城内４番３号株式会社新興製作所内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】パチンコ機と、該パチンコ機の側部に配す
る専用の玉貸し機と、それらの上方に配してパチンコ島
の上部となる幕板とを一体として構成し、前記玉貸し機からは玉放出ノズルを前記パチンコ機の上
皿の上方へ延設し、前記玉貸し機の正面には、前記パチ
ンコ機の正面側に向け斜め前方に開口する単一の紙幣投
入口及び硬貨投入口を設けたことを特徴とするゲーム装
置。
【請求項２】前記紙幣投入口及び硬貨投入口は、玉貸し
機の前面に突設した案内体の前面でパチンコ機の正面側
方向に向けた片方の傾斜面にそれぞれ形成してなる請求
項１記載のゲーム装置。