JPH06291751A - 信号位相調整装置とその方法 - Google Patents

信号位相調整装置とその方法

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JPH06291751A
JPH06291751A JP4310808A JP31080892A JPH06291751A JP H06291751 A JPH06291751 A JP H06291751A JP 4310808 A JP4310808 A JP 4310808A JP 31080892 A JP31080892 A JP 31080892A JP H06291751 A JPH06291751 A JP H06291751A
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/07Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop using several loops, e.g. for redundant clock signal generation
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2つのクロック回路で生成されるクロック信
号の位相を数ナノ秒のレベルまで高精度に整合可能な信
号位相調整装置とその方法を提供する。 【構成】 第1信号源201に配置された第1信号バス
228と第2信号源224に配置された第2信号バス2
27からなる2本の信号バス上の信号位相を調整する。
第1信号源からの信号を、第1信号源に配置された第1
通信装置群202と、第2信号源に配置された第2通信
装置群221と、2つの信号源の間の通信リンク20
6、208とを介して、第1信号バスへ通信する。第1
信号源からの信号を、第1通信装置群と、第2通信装置
群と、通信リンク211とを介して、第2信号バスへ通
信する。各通信装置群を構成する通信装置241〜24
8、251〜258の数を等しくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロックシステムに関
し、特に2つのクロック回路により生成されるクロック
信号の位相を整合するための装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロックシステムとしては、図1
に示すようなデジタルクロックシステム(DCS)があ
る。このDCSは、クロック回路120と121とを有
する。このうち、一方のクロック回路は動作モードで、
他方のクロック回路はスタンバイモードである。クロッ
クコントローラ101と111はケーブル110を介し
て通信し、何れのクロック回路が動作中であるかを決定
する。クロック回路120が動作中の場合、このクロッ
ク回路120は位相ロックループ102により生成され
たクロック信号によりクロックバス108、118を駆
動する。クロックコントローラ111はゲート115、
116、117を制御し、その結果、ケーブル109上
のクロック情報はクロックバス118を駆動するのに使
用される。位相ロックループ112はケーブル109を
介して受信されたこの情報を利用して、位相ロックルー
プ102の出力に周波数と位相の両方を一致させる。
【0003】クロックバス108と118の間の位相を
同期させるために、位相ロックループ102からクロッ
クバス108への出力は、遅延線104により遅延し
て、ゲート103、117、ケーブル109を介して、
クロックバス118に至る公称遅延を補償する。クロッ
ク回路121が動作中の場合には、同様な遅延の補償が
行われる。すなわち、位相ロックループ112からクロ
ックバス118への出力は、遅延線114により遅延し
て、ゲート113、107、ケーブル119を介して、
クロックバス108に至る公称遅延を補償する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゲート10
3、106、117のような半導体素子を介して、遅延
を補償するために、遅延線を用いることは問題である。
まず、半導体素子は、それが同一のパッケージ内にない
場合には、幅広く変化する伝播遅延を有する。また、遅
延線には、半導体素子、ケーブル、および遅延線そのも
の内における伝播遅延を温度補償する機能はない。さら
に、遅延線は、周知のように、信頼性のない素子であ
る。
【0005】クロック回路120と121のようなクロ
ック回路を用いると、二重のデジタルスイッチングシス
テムに厳しい制限を課すことになる。このような制限
は、たとえば、クロック回路を互いに極めて近接して配
置しなければならないという制限であり、ある場合に
は、同一装置内に配置しなければならないという制限で
ある。
【0006】さらに、このようなクロックシステムの採
用は、二重デジタルスイッチングシステムの構成に制限
を設けることになる。このクロックシステムにおいて
は、一般的に、二重化されたデータ信号間のエラーフリ
ーの切り替えを、デジタルスイッチングシステムの入力
点と出力点に存在する比較的低速度のインターフェース
でのみ行っている。しかし、このクロックシステムにお
いては、二重デジタルスイッチングシステムの高速度の
部分で、エラーフリーに切り替えることはできない。こ
のため、より信頼性の高いデジタルスイッチングシステ
ムを形成することができない。さらに、デジタルスイッ
チングシステムが、その入力点と出力点で高速度データ
を切り替えるには、その入力点で高速バッファを必要と
し、それにより、二重クロック回路からのクロック信号
の歪みを補償する必要がある。このような高速バッファ
を入力点で使用することは、そのようなシステムにおけ
るコスト、パワー、および遅延時間を増加させる。
【0007】本発明の目的は、二つのクロック回路が数
百メートル離れていても、これらのクロック回路で生成
されるクロック信号の位相を数ナノ秒のレベルまで高精
度に整合可能な信号位相調整装置とその方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の装置と方法にお
いては、動作クロック回路(第1信号源)からのクロッ
ク信号を、スタンバイクロック回路(第2信号源)の第
2通信装置群と、2つのクロック回路を接続する2つの
通信リンク(第1、第2サブリンク)と、動作クロック
回路の第1通信装置群とを通る第1の通信ラインを介し
て、動作クロック回路の局部タイミングバス(第1信号
バス)に通信する。本発明においてはまた、動作クロッ
ク回路からのクロック信号を、動作クロック回路の第1
通信装置群と、前記2つの通信リンクの各々の長さの約
2倍の長さを有する通信リンク(第3サブリンク)と、
スタンバイクロック回路の第2通信装置群とを通る第2
の通信ラインを介して、スタンバイクロック回路のタイ
ミングバス(第2信号バス)に通信する。
【0009】市販のトランシーバが、2つのクロック回
路内における第1と第2の通信ラインの一部として用い
られる。このトランシーバの伝播時間の変化に起因する
遅延が、2つの通信ラインに対して同一となるように、
各クロック回路内における各通信ラインには、等しい数
のトランシーバが用いられる。さらに、温度変化、ドー
ピングレベルに起因する伝播遅延の変化を減少させるた
めに、各通信ラインのトランシーバは、各クロック回路
内の集積回路の同一のモノリシック基板上に形成され
る。温度変化に起因する通信リンク内の遅延変化を減少
させるために、この通信リンクは互いに近接して配置さ
れ、同一の温度となるように構成される。スタンバイク
ロック回路が動作状態になる場合には、スタンバイクロ
ック回路は、その局部タイミングバスに通信される信号
を用いて、スタンバイクロック回路自身の信号源(第2
信号源)により生成されるクロック信号の位相を調整し
て、動作クロック回路の信号源により生成されるクロッ
ク信号の位相に合わせる。
【0010】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を示す図で、同図
において、クロック回路201、224はそれぞれ集積
回路202、221と位相ロックループ203、222
とクロックコントローラ204、223とを有する。集
積回路202と221は、各々、同一の基板上にパッケ
ージされた集積回路素子であるトランシーバ241〜2
48と251〜258を有する。これにより、同一の基
板上のすべてのトランシーバが、同一のドーピングレベ
ルを有するように構成できるので、同一の基板上での伝
播速度の変化は少ない。しかしながら、異なる基板上の
集積回路間で素子のドーピングレベルを正確に整合させ
ることは困難であり、場合によっては、伝播遅延のばら
つきは3倍以上になる。これに対し、本実施例において
は、2つの集積回路202、221が伝播遅延に関して
互いに整合していなくても、各通信ラインの各集積回路
内に同数のトランシーバを配置することにより、以下に
説明するようにして、この不整合の影響を取り除くこと
ができる。本実施例においては、各二重化クロック信号
は、各モノリシックパッケージ内の同数のトランシーバ
を通って伝播する。さらに、二重化クロック信号は、一
つの通信ラインで通過するトランシーバの各々に対し
て、他の通信ライン内の対応するトランシーバを通過す
る。
【0011】各クロック信号は、相互接続ケーブル内で
同一の時間遅延で進行するように保証される。この保証
は、クロックバス内のクロック信号の時間遅延を測定
し、ケーブルの長さを、2つのパスを通る遅延時間が正
確に整合するように調整することで実現される。他のパ
スに対し、2倍の長さを有するパスの遅延時間は、この
パスに予測される付加的なケーブル損失と分散を補償す
るために短くされる。
【0012】クロックコントローラ223と204は、
定常状態では、一方のクロック回路が動作クロック回路
となり、クロックバス227と228に対してクロック
信号を提供するように相互に通信する。位相ロックルー
プ203と222はクロック信号を生成する。クロック
バスにクロック信号を提供している動作クロック回路の
位相ロックループは、外部基準発信器から入力を受信
し、このバスにクロック信号を提供していないスタンバ
イクロック回路の位相ロックループは、他のクロック回
路のクロック信号をその入力信号として利用し、この入
力信号の位相に合わせるように、その出力信号の位相を
調整する。この位相整合を行うことのできる位相形成能
力を有する位相ロックループは、米国特許第46512
03号と第4672299号に開示されている。
【0013】図2の回路は、以上のような位相整合機能
を有する。この回路の機能は、位相ロックループ203
によってクロックバス227、228に提供されるクロ
ック信号をたどることにより、明かである。位相ロック
ループ203からのこのクロック信号は、クロック回路
201の集積回路202の2個のトランシーバと、クロ
ック回路224の集積回路221の2個のトランシーバ
と、2Lの長さのケーブル(ケーブル206と208)
とを介して、クロックバス228に転送される。ここ
で、Lは2個のクロック回路の間の距離である。集積回
路202と221のトランシーバは3個の状態出力を有
する。イネーブル導体は、特定のトランシーバに対して
は図示されていないが、そのトランシーバはクロックコ
ントローラによってイネーブルされる。たとえば、イネ
ーブル導体は、トランシーバ241に対しては図示され
ていないが、このトランシーバ241はクロックコント
ローラ204によってイネーブルされる。また、位相ロ
ックループ203からのクロック信号は、集積回路20
2の2個のトランシーバと、集積回路221の2個のト
ランシーバと、全長が約2L(ケーブル211)の長さ
のケーブルを介して、クロックバス227に転送され
る。さらに、ケーブル206、208、ケーブル211
は、温度補償をするために束ねられている。
【0014】以下に、クロック回路201が動作クロッ
ク回路であり、クロック回路224がスタンバイクロッ
ク回路である場合について説明する。この場合、位相ロ
ックループ203は、2つのクロックバスに対する信号
源であり、クロック信号を導体205に伝送する。導体
205上のクロック信号は、トランシーバ241と24
3に分配される。
【0015】まず、クロック信号をクロックバス228
に提供するパスについて考察する。トランシーバ241
は、長さLのケーブル206を介して、クロック信号を
クロック回路224に転送する。このクロック信号は、
クロック回路224内のトランシーバ253によって受
信され、導体207を介して、トランシーバ254に転
送される。トランシーバ254は、長さLのケーブル2
08を介して、クロック回路201内のトランシーバ2
42にクロック信号を転送する。トランシーバ242
は、導体231を介して、クロックコントローラ204
によってイネーブルされ、導体209を介してクロック
バス228にクロック信号を転送する。要するに、位相
ロックループ203からのクロック信号は、クロック回
路201の集積回路202の2個のトランシーバと、ク
ロック回路224の集積回路221の2個のトランシー
バと、全長が2Lのケーブル(ケーブル206、20
8)とを介して、クロックバス228に転送される。
【0016】次に、位相ロックループ203からのクロ
ック信号をクロックバス227に提供するパスについて
考察する。クロック信号は、導体205を介して、クロ
ック回路201のトランシーバ243によって受信さ
れ、トランシーバ243により導体210を介してトラ
ンシーバ244に転送される。トランシーバ244は、
クロック信号を、ケーブル211を介して、クロック回
路224のトランシーバ251に転送する。ケーブル2
11は、遅延補償のために、約2Lの長さを有する。ケ
ーブル211は適当な長さのループを有し、このループ
とケーブル211の残りの部分とケーブル206、20
8とは、近接配置する形でパッケージされ、すべての部
分が同じ温度となるように構成されている。ケーブル2
11のループ部分は、必ずしもケーブル206、208
の温度環境と同じではない。というのは、そのループは
配線の全長にわたって配置されるものではないからであ
る。しかし、交換局内においては、温度は極めて一定で
ある。
【0017】トランシーバ244からのクロック信号に
応答して、トランシーバ251は、導体212を介して
トランシーバ252にクロック信号を転送し、このトラ
ンシーバ252は、クロックコントローラ223によ
り、導体229、インバータ225、導体230を介し
てイネーブルされ、導体213を介してクロックバス2
27にクロック信号を転送する。このパスは同一の長さ
のケーブルを用いて補償される。何れのパスにおいて
も、クロック信号は、集積回路202、221内で同数
のトランシーバを通過する。さらに、各信号は、トラン
シーバ241〜244、トランシーバ251〜254を
一回ずつ通過する。トランシーバ241〜244は、単
一素子で、同一の集積回路内に形成され、その遅延時間
はほぼ同一とされており、これらの素子は、同一のパッ
ケージ内に入れられて、同じ温度に保たれる。同様に、
トランシーバ251から254も同一の集積回路内のモ
ノリシック素子内に形成され、それらの遅延時間は、極
めて同じで、同一のパッケージ内に封入されることによ
り、同一の温度となる。
【0018】以上の説明とは逆に、クロック回路224
が動作クロック回路である場合には、位相ロックループ
222からのクロック信号が、最初に導体214を介し
て提供され、集積回路202と221の残りのトランシ
ーバ245〜248とトランシーバ255〜258、ケ
ーブル219、217、215が、前述のクロック回路
201における対応するトランシーバおよびケーブルと
同様な方法で使用される。
【0019】クロックコントローラ204と223は、
導体205、214上のクロック信号の位相をそれぞれ
調べ、導体231、229を介して通信される制御信号
を介してスイッチ動作を行うことによって、二重化クロ
ック信号を切り替える。スタンバイクロック回路の位相
ロックループは、動作クロック回路の位相ロックループ
の位相を極めて正確に追跡するので、一つのクロック回
路から他のクロック回路に切り替えたときでも、位相の
乱れがない。さらに、ある一定の位相遅延がクロック信
号間に提供され、回路の切り替えは、その切り替えがク
ロックバス227、228に提供される動作クロック信
号に干渉しないときに行われる。この機能を与える回路
は公知である。インバータ226と225は、一時期に
一個のトランシーバのみにクロックバス228、227
を駆動させるために使用される。集積回路202、22
1は、非反転回路として示されているが、代わりに、反
転回路を同様に使用することもできる。
【0020】さらに、3状態ゲート236と238が付
加されており、保守時、また故障時に相互接続ケーブル
を介して信号伝送が遮断された場合にも、クロック回路
は局部クロック信号を提供できる。その場合、クロック
回路224を介してクロックバス228を駆動すること
はできず、クロックコントローラ204がクロック回路
224からのクロック信号のロスを検知することによっ
てこの状態を検知し、3状態ゲート238を導体239
でイネーブルし、位相ロックループ203からの導体2
05上のクロック信号をクロックバス228に転送す
る。同様に、クロックバス227を通常の手段によって
駆動することができない場合には、クロックコントロー
ラ223が、3状態ゲート236を導体237によりイ
ネーブルして、位相ロックループ222からの導体21
4上のクロック信号をクロックバス227に転送する。
【0021】なお、本発明に使用する素子は、上記のよ
うな電気素子に限定されるものではない。当業者であれ
ば、集積回路202、221の代わりに、光送信器、光
受信器を用いることができる。電気ケーブルの代わり
に、光ケーブルを用いることができる。さらに、本発明
の伝送部分はシステムの部分間で位相を整合させなけれ
ばならないデータ信号の伝送にも適用できる。
【0022】図3は、1クロックサイクルに対し、図2
の通信ライン上の点259〜270における信号を表す
タイミング図である。図3の点線は同一タイミングを表
す。ライン265と270のクロック信号は、図2のク
ロックバス227と228に対応するが、クロック信号
の分配の際の三次効果により若干ずれている。ライン2
59から270を解析すると、トランシーバとそれに関
連する短い導体を介した遅延は相互接続ケーブルを介し
た遅延よりもはるかに少ないことがわかる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の信号位相調
整装置と方法によれば、2つのクロック回路で生成され
るクロック信号の位相を数ナノ秒のレベルまで高精度に
整合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのクロック回路により生成されたクロック
信号の位相を整合させる従来のクロックシステムを示す
ブロック図である。
【図2】本発明のクロックシステムの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】図2のクロックシステムのタイミングを表す図
である。
【符号の説明】
101、111 クロックコントローラ 102、112 位相ロックループ 103、106 ゲート 104、114 遅延線 108、118 クロックバス 109、110 ケーブル 115、116、117 ゲート 120、121 クロック回路 201、224 クロック回路 202、221 集積回路 203、222 位相ロックループ 204、223 クロックコントローラ 205、207、209、210、212〜214、2
16、218 導体 206、208、211、215、217、219 ケ
ーブル 225、226 インバータ 227、228 クロックバス 229〜232、237、239 導体 236、238 3状態ゲート 241〜248、251〜258 トランシーバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1信号源に配置された第1信号バスと
    第2信号源に配置された第2信号バスからなる2本の信
    号バス上の信号位相を調整する装置において、 前記第1信号源からの信号を、前記第1信号源に配置さ
    れた第1通信装置群と、前記第2信号源に配置された第
    2通信装置群と、前記2つの信号源の間の通信リンクと
    を介して、前記第1信号バスへ通信する第1通信手段
    と、 前記第1信号源からの信号を、前記第1通信装置群と、
    前記第2通信装置群と、前記通信リンクとを介して、前
    記第2信号バスへ通信する第2通信手段とを有し、 前記各通信装置群を構成する通信装置の数は等しいこと
    を特徴とする信号位相調整装置。
  2. 【請求項2】 前記第1信号源は、信号を生成する信号
    生成器を含み、 前記第1通信手段は、 前記信号生成器からの信号を、前記第1通信装置群の第
    1装置に通信する第1パスと、 前記第1通信装置群の第1装置の出力を、前記第2通信
    装置群の第1装置に接続する前記通信リンクの第1サブ
    リンクと、 前記第2通信装置群の第1装置の出力を、前記第2通信
    装置群の第2装置に接続する第2パスと、 前記第2通信装置群の第2装置の出力を、前記第1通信
    装置群の第2装置に接続する前記通信リンクの第2サブ
    リンクと、 前記第1通信装置群の第2装置の出力を、前記第1信号
    バスに通信する第3パスとを有することを特徴とする請
    求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記第1パスは、前記信号生成器からの
    信号を前記第1通信装置群の第3装置に接続するように
    構成され、 前記第2通信手段は、 前記第1通信装置群の第3装置の出力を、前記第1通信
    装置群の第4装置に接続する第4パスと、 前記第1通信装置群の第4装置の出力を、前記第2通信
    装置群の第3装置に接続する前記通信リンクの第3サブ
    リンクとを有し、 ここで、第3サブリンクは、前記第1サブリンクと第2
    サブリンクの長さの和にほぼ等しい長さとされ、さら
    に、 前記第2通信装置群の第3装置の出力を、前記第2通信
    装置群の第4装置に接続する第5パスと、 前記第2通信装置群の第4装置の出力を、前記第2信号
    バスに接続する第6パスとを有することを特徴とする請
    求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1通信装置群はモノリシック基板
    の一部であり、前記第2通信装置群は別のモノリシック
    基板の一部であることを特徴とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記通信リンクはケーブル束であり、前
    記第1、第2、第3サブリンクはケーブルであり、前記
    ケーブル束のケーブルは、近接して配置されることを特
    徴とする請求項3の装置。
  6. 【請求項6】 前記第2信号源は、第2の信号生成器を
    有し、この第2の信号生成器は、前記第2信号バスに通
    信される信号に応答して、この通信された信号の位相に
    整合させるために、第2の信号生成器自身により生成す
    る別の信号を調整するように構成されることを特徴とす
    る請求項4の装置。
  7. 【請求項7】 前記第2信号源は、通信される信号の不
    在に応答して、前記第2の信号生成器により生成された
    別の信号を前記第2信号バスに供給する手段をさらに有
    することを特徴とする請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 第1信号源に配置された第1信号バスと
    第2信号源に配置された第2信号バスからなる2本の信
    号バス上の信号位相を調整する方法において、 前記第1信号源からの信号を、前記第1信号源に配置さ
    れた第1通信装置群と、前記第2信号源に配置された第
    2通信装置群と、前記2つの信号源の間の通信リンクと
    を介して、前記第1信号バスへ通信するステップと、 前記第1信号源からの信号を、前記第1通信装置群と、
    前記第2通信装置群と、前記通信リンクとを介して、前
    記第2信号バスへ通信するステップとを有し、 前記各通信装置群を構成する通信装置の数は等しいこと
    を特徴とする信号位相調整方法。
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