JPH0629114U - 面実装型トランスの実装構造 - Google Patents

面実装型トランスの実装構造

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JPH0629114U
JPH0629114U JP7014692U JP7014692U JPH0629114U JP H0629114 U JPH0629114 U JP H0629114U JP 7014692 U JP7014692 U JP 7014692U JP 7014692 U JP7014692 U JP 7014692U JP H0629114 U JPH0629114 U JP H0629114U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面実装型トランスの下部にもプリント基板の
配線パターンを配線することができるようにし、それに
よって面実装型トランスをプリント基板上に実装した電
気機器の一層の小型化を図ることができるようにする。 【構成】 面実装型トランス2とプリント基板12の表
面との間に、同トランス2のコア4とプリント基板表面
の配線パターン14a、14bとの間の沿面距離が、所
要の安全距離以上になるような寸法の絶縁板20を挟ん
でいる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、面実装型トランスをプリント基板の表面に実装して例えば電源装 置等の電気機器を構成する場合の同トランスの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電源装置等の電気機器の一層の小型化の要請から、近年は、従来のリード端子 付トランスに代えて、リード端子を用いずにプリント基板の表面に直接実装する 、面実装型トランスが用いられるようになって来た。
【0003】 ここで取り上げている面実装型トランス2は、例えば図3あるいは図1等に示 すように、コア4に巻線6を巻き、この巻線6の部分を、コア4の外周面が環状 に露出するように、絶縁樹脂8で覆ったものである。絶縁樹脂8の表面、この例 ではその両端面から底面にかけて、内部の一次側の巻線6につながる一次側の幾 つかの端子電極10aおよび二次側の巻線6につながる二次側の幾つかの端子電 極10bをそれぞれ設けている。
【0004】 コア4の外周面を絶縁樹脂8から露出させるのは、コア4からの放熱を良くす る等の理由による。
【0005】 プリント基板12は、例えば図3に示すように、その表面に配線パターン、例 えば面実装型トランス2の一次側回路につながる一次側の配線パターン14aお よび同トランス2の二次側回路につながる二次側の配線パターン14bを有して いる。
【0006】 このような一次側および二次側の配線パターン14a、14b間には、電源装 置等の安全規格で定められている安全距離以上の絶縁距離L0 が確保されている 。
【0007】 ところが、図3に示すように、このようなプリント基板12の表面に上記のよ うな面実装型トランス2を実装する場合を考えてみると、従来のようなリード端 子付トランスと違って、上記のような面実装型トランス2の場合は、その底面と プリント基板12のパターン面とが一致するため、しかもコア4が露出している ため、この面実装型トランス2をそのまま実装すると、コア4のぶん、一次側の 配線パターン14aと二次側の配線パターン14bとの間の絶縁距離が小さくな り、規格上必要な安全距離を確保することができなくなる。
【0008】 これを避けるために従来は、例えば図4に示すように、両配線パターン14a 、14b間の距離を大きくして、配線パターン14aとコア4との間の絶縁距離 L1 および配線パターン14bとコア4との間の絶縁距離L2 の両方が、規格上 必要な安全距離以上になるようにしていた。これは、コア4は一次側とみなされ る場合もあれば二次側とみなされる場合もあるからである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図4に示すような従来の実装構造では、両配線パターン14a、1 4b間の距離を、トランス2を考慮しない時の距離L0 (図3参照)より遙かに 大きくしなければならないだけでなく、安全距離を確保する上から、面実装型ト ランス2の下部16にプリント基板12の配線パターンを一切配線することがで きないので、配線パターンはトランスの下部16を避けて引き回す等しなければ ならず、このようなことが面実装型トランス2をプリント基板12上に実装した 電気機器の一層の小型化を妨げているという問題があった。
【0010】 そこでこの考案は、上記のような面実装型トランスの下部にもプリント基板の 配線パターンを配線することができるようにし、それによって面実装型トランス をプリント基板上に実装した電気機器の一層の小型化を図ることができるように することを主たる目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案の面実装型トランスの実装構造は、前述し たような面実装型トランスとプリント基板の表面との間に、同トランスのコアと プリント基板表面の配線パターンとの間の沿面距離が、所要の安全距離以上にな るような寸法の絶縁板を挟んでいることを特徴とする。
【0012】
【作用】
上記構造によれば、面実装型トランスとプリント基板との間に絶縁板を挟んで いるので、仮にトランスのコアとプリント基板表面の配線パターンとが直線的に 見れば近くても、両者間の沿面距離は、絶縁板の表面に沿ってある程度迂回した 距離となるので、大きな沿面距離を確保することができる。
【0013】 従って、面実装型トランスの下部にもプリント基板の配線パターンを配線する ことができるようになり、配線パターンの配線の自由度が高まるので、面実装型 トランスをプリント基板上に実装した電気機器の一層の小型化を図ることができ る。
【0014】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例に係る面実装型トランスの実装構造を示す分解斜 視図である。図2は、図1と同様の実装構造をプリント基板を切断して示す概略 図である。図4の従来例と同一または相当する部分には同一符号を付し、以下に おいては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0015】 この実施例においては、前述したような面実装型トランス2とプリント基板1 2の表面(パターン面)との間に、絶縁板20を挟んでいる。
【0016】 この絶縁板20は、面実装型トランス2のコア4とプリント基板表面の配線パ ターン、例えば配線パターン14a、14bとの間の沿面距離L3 が、所要の安 全距離以上になるような寸法のものであれば良く、その形状等は任意である。
【0017】 一例としてこの実施例では、絶縁板20は、面実装型トランス2の各端子電極 10aおよび10bとプリント基板12の各配線パターン14aおよび14bと がそれぞれ半田付け等によって接続しやすいように、それらに対応する位置に切 欠き22を有している。
【0018】 また、面実装型トランス2のコア4側の二つの辺に折り返し24をそれぞれ設 けて、こちら側の辺の近傍の配線パターン(図示省略)とコア4との間の沿面距 離についても、この折り返し24によって大きな沿面距離を確保することができ るようにしている。
【0019】 上記構造によれば、面実装型トランス2とプリント基板12との間に絶縁板2 0を挟んでいるので、仮にトランス2とプリント基板表面の配線パターン14a 、14bとが直線的に見れば近くても、両者間の沿面距離L3 は、絶縁板20に よってある程度迂回した距離となるので、大きな沿面距離を確保することができ る。
【0020】 例えば、上記沿面距離L3 が、前述したように、規格上要求される安全距離を 満たしているので、その下の両配線パターン14a、14b間の距離L4 は、そ れらの間における所要の安全距離を満たす最小限まで近づけることができる。
【0021】 また、両配線パターン14a、14b間を広くしておいて、その間に他の配線 パターンを交差するように通すこと等も可能である。
【0022】 このように上記構造によれば、プリント基板12上の配線パターンを敢えてト ランス2の下部16を避けて引き回す等の必要がなくなるので、即ち配線パター ンの配線の自由度が高まるので、面実装型トランス2をプリント基板12上に実 装した電源等の電気機器の一層の小型化を図ることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、面実装型トランスとプリント基板の表面との 間に上記のような絶縁板を挟んでいて、この絶縁板によって大きな沿面距離を確 保することができるので、面実装型トランスの下部にもプリント基板の配線パタ ーンを配線することができるようになり、配線パターンの配線の自由度が高まる 。その結果、面実装型トランスをプリント基板上に実装した電気機器の一層の小 型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る面実装型トランスの
実装構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1と同様の実装構造をプリント基板を切断し
て示す概略図である。
【図3】面実装型トランスとプリント基板を示す概略図
である。
【図4】従来の面実装型トランスの実装構造をプリント
基板を切断して示す概略図である。
【符号の説明】
2 面実装型トランス 4 コア 6 巻線 8 絶縁樹脂 10a,10b 端子電極 12 プリント基板 14a,14b 配線パターン 20 絶縁板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアに巻線を巻き、この巻線の部分をコ
    アの外周面が露出するように絶縁樹脂で覆い、かつこの
    絶縁樹脂の表面に、内部の巻線につながる端子電極を設
    けて成る面実装型トランスを、表面に配線パターンを有
    するプリント基板の表面に実装した構造において、前記
    面実装型トランスとプリント基板の表面との間に、同ト
    ランスのコアとプリント基板表面の配線パターンとの間
    の沿面距離が、所要の安全距離以上になるような寸法の
    絶縁板を挟んでいることを特徴とする面実装型トランス
    の実装構造。
JP1992070146U 1992-09-11 1992-09-11 面実装型トランスの実装構造 Expired - Lifetime JP2575958Y2 (ja)

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JPH0629114U true JPH0629114U (ja) 1994-04-15
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014122829A1 (ja) * 2013-02-06 2014-08-14 株式会社村田製作所 トランスモジュール、受電装置および送電装置
JP2020088127A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 ヤマハ株式会社 電気部品および電気機器

Cited By (3)

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WO2014122829A1 (ja) * 2013-02-06 2014-08-14 株式会社村田製作所 トランスモジュール、受電装置および送電装置
JPWO2014122829A1 (ja) * 2013-02-06 2017-01-26 株式会社村田製作所 トランスモジュール、受電装置および送電装置
JP2020088127A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 ヤマハ株式会社 電気部品および電気機器

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