JPH062907A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH062907A
JPH062907A JP4099214A JP9921492A JPH062907A JP H062907 A JPH062907 A JP H062907A JP 4099214 A JP4099214 A JP 4099214A JP 9921492 A JP9921492 A JP 9921492A JP H062907 A JPH062907 A JP H062907A
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liquid receiving
liquid
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Kenji Kato
健司 加藤
Toshio Utagawa
敏男 歌川
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気装置のフィルタを自動的に洗浄し、その
際、圧力損失を低減し、水滴飛散を防止する。 【構成】 浸透性材料からなるフィルタ10に通風孔1
8を設け、この通風孔18を塞がず、水滴が飛散しない
ように洗浄液を前記フィルタ10に浸透させ、汚染空気
内の油煙および塵などの汚れを速やかに捕捉し、前記フ
ィルタ10の洗浄をする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房内の油煙、塵、炭
酸ガスを排気する換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、厨房内の油煙、塵、炭酸ガスを排
気する換気装置は、フィルタ部分の汚れを装置自身で浄
化するか、あるいは汚れが前記フィルタに付着しても消
費者が簡単に洗浄できることが求められている。
【0003】従来、この種の換気装置は、実公昭61―
63634号公報に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について図6を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、フード本体(図示せず)
の全幅に天井面から板体101を垂設し、この板体10
1の上部端面と内容液水面が同一になるように上部水槽
102を設け、前記板体101の下部に下部水槽103
を設け、前記板体101に無数の小孔からなる通風孔1
04を設け、前記下部水槽103と前記上部水槽102
を送水パイプ106で接続し、この送水パイプ106の
中間に送水ポンプ105が設けられている。
【0005】上記構成において、水等の液体hを送水ポ
ンプ105により下部水槽103から上部水槽102に
送液し、この上部水槽102が満水すると板体101の
上部端面に流れ、板体101の表面上を流下し、下部水
槽103へ送液する。その過程で、前記板体101の表
面に付着した汚染空気Cに含まれた油煙、塵、炭酸ガス
等を捕捉するものであり、汚染空気Cは板体101の通
風孔104を通過し、清浄された空気Dとなることとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
装置では、流下する液体hが板体101にあけた通風孔
104を一時的に塞ぎ、通風が妨げられるため圧力損失
が大きく、また流下する液体hの一部が板体101より
飛散して、装置本体および装置本体下部の厨房設備を汚
し、腐触の原因になるという問題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、圧
力損失を小さくし、また流下する水の飛散を防ぐことの
できる換気装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】第2の目的は洗浄効果を高めるために、フ
ィルタ枠を機械的に振動させて、フィルタに付着した汚
れを下部方向に順次移行させ、洗浄除去することにあ
る。
【0009】第3の目的は洗浄効果を高めるために、フ
ィルタ枠に超音波振動を与えて、フィルタに付着した汚
れを遊離し、洗浄水に溶解させ洗浄を容易にすることに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置は上記
の第1の目的を達成するための第1の手段は、下部を開
口し、上面に排気口を備えたフード本体の内部に、ファ
ンと電動機を内蔵し前記排気口に連通するファンケーシ
ングと、このファンケーシングの吸気側に、フィルタ
と、第1受液槽と第2受液槽と第3受液槽とを設け、前
記第1受液槽と前記第3受液槽の間に循環ポンプを備え
接続される循環パイプを設け、前記第2受液槽と前記第
3受液槽を接続されるオーバーフローパイプを備え、前
記第1受液槽の壁面の一部が浸透性材料よりなる前記フ
イルターとなる構成とする。
【0011】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、フィルタ枠に機械的振動を与える機械的振動装
置を設けた構成とする。
【0012】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、フィルタ枠に超音波振動を与える超音波振動装
置を設けた構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、浸
透性材料からなるフィルタに洗剤を含んだ洗浄液を浸透
流下させ、その途上にフイルターに付着した油煙、塵、
炭酸ガスからなる汚れを洗浄することにより、圧力損失
の上昇を防ぎ、また洗浄液の飛散を防止することができ
る。
【0014】また、第2の手段の構成により、フィルタ
に付着した汚れを洗浄液と、機械的振動により遊離を促
進し下部方向に円滑に移行させることができる。
【0015】また、第3の手段の構成により、フィルタ
に付着した汚れを洗浄液と、超音波振動により遊離を促
進し下部方向に円滑に移行させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1お
よび図2を参照しながら説明する。
【0017】図に示すように下面を開口し、上面に排気
口6を備えたフード本体1の内部にファン2と電動機3
を内蔵したファンケーシング4の前面に吸込口5と上面
に前記排気口6と連通する吐出口7を設け、前記ファン
ケーシング4の吸込口5側に前記フード本体1の内側天
面に設けたフィルタ支えA8と前記フード本体1内部の
下部に設けたフィルタ支えB9により浸透性材料からな
るフィルタ10を支持している。このフィルタ10下部
を受けるように第3受液槽11が架台12に支持してい
る。前記フィルタ10の上部に第1受液槽13を設け、
この第1受液槽13の一壁は前記フィルタ10となり、
他壁には第2受液槽14が隣接している。第3受液槽1
1と第1受液槽13には循環パイプ15が接続され、こ
の循環パイプ15の間には循環ポンプ16が設けられて
おり、前記第2受液槽14と第3受液槽11とはオーバ
ーフローパイプ17が接続されている、前記フィルタ1
0は無数の通風孔18が開けられている。
【0018】上記構成により、電動機3を運転すること
により油煙、塵、炭酸ガスなどを含む汚染空気Aはフィ
ルタ10を通過する時、通風孔18に油塵などを付着さ
せ、清浄空気Bとなり排気口6より排気される。一方、
洗剤を含んだ洗浄液eは第1受液槽13へ循環ポンプ1
6により循環パイプ15を通じ送液され、浸透性材料か
らなるフィルタ10に浸透し、下方に流れるものであ
り、前記通風孔18に付着した汚れは洗浄液eと一緒に
第3受液槽11へ流下される。また第1受液槽13では
浸透する洗浄液eのみフィルタ10に浸透し、非浸透液
は第2受液槽14にオーバーフローさせオーバーフロー
パイプ17より第3受液槽11に流下させる。そして、
第3受液槽11に流下し集液された洗浄液eを再度、循
環ポンプ16により第1受液槽13へ送液されるもので
ある。
【0019】このように本発明の第1実施例の換気装置
によれば、浸透性材料からなるフィルタの通風孔に付着
した汚れは洗剤を含んだ洗浄液の浸透流下の途上に除去
されるので、通風孔を塞がないため圧力損失の上昇を防
ぐことができる、また洗浄液はフィルタを浸透流下する
ため、洗浄液が通風孔を塞がないため圧力損失の上昇を
防ぐことができる、また洗浄液の飛散を防止することが
できる。
【0020】なお、実施例では、第2受液槽にオーバー
フローパイプを接続したが、第2受液槽を省き、第1受
液槽に直接接続してもよく、その作用効果に差異を生じ
ない。 また、実施例では、浸透性材料のフィルタは、
焼結金属または多孔性樹脂、または多孔性ガラス、また
は多孔性セラミックス、および吸水性樹脂を用いてもよ
い。
【0021】つぎに本発明の第2実施例について、図3
および図5を参照しながら説明する。
【0022】なお、第1実施例と同一部分には、同一番
号を付けて詳細な説明は省略する。図に示すように、フ
ード本体1の内側天面および第3受液槽11の側壁に設
けたバネ緩衝材20を介してフィルタ枠19を取付け、
このにフィルタ枠19にフイルタ10を設け、前記フィ
ルタ枠19の一部に振動数が10〜1000Hzの範囲に
ある機械的振動を与える機械的振動装置21を設けたも
のであり、この機械的振動装置21によりフィルタ表面
22上に形成される速度境界層23を破壊し、このフィ
ルタ表面22に付着した油煙、塵、炭酸ガスなどの汚れ
を遊離を促進させるものである。
【0023】上記構成により、フィルタ10の通風孔1
8に付着した汚れは洗剤を含んだ洗浄液eにより洗浄さ
れると同時に、機械的振動を与える機械的振動装置21
により遊離を促進され円滑に流下させることができる。
【0024】このように本発明の第2実施例の換気装置
によれば、フィルタの通風孔に付着した汚れは、洗剤を
含んだ洗浄液と、機械的振動により遊離を促進させ、下
部方向に円滑に流下させることができる。
【0025】つぎに本発明の第3実施例について、図4
および図5を参照しながら説明する。
【0026】なお、第1実施例と同一部分には、同一番
号を付けて詳細な説明は省略する。図に示すように、フ
ード本体1の内側天面および第3受液槽11の側壁に設
けたゴム緩衝材24を介してフィルタ枠19を取付け、
このにフィルタ枠19にフイルタ10を設け、前記フィ
ルタ枠19の一部に振動数が10〜50Hzの範囲にある
超音波振動を与える超音波振動装置25を設けたもので
あり、この超音波振動装置25によりフィルタ表面22
上に形成される速度境界層23を破壊し、このフィルタ
表面22に付着した油煙、塵、炭酸ガスなどの汚れを遊
離を促進させるものである。
【0027】上記構成により、フィルタ10の通風孔1
8に付着した汚れは洗剤を含んだ洗浄液eにより洗浄さ
れると同時に、超音波振動を与える超音波振動装置25
により遊離を促進され円滑に流下させることができる。
【0028】このように本発明の第3実施例の換気装置
によれば、フィルタの通風孔に付着した汚れは洗剤を含
んだ洗浄液と、超音波振動により遊離を促進させ、下部
方向に円滑に流下させることができる。
【0029】なお、実施例では、弾性のあるゴム緩衝材
のゴム板を用いたが、発泡性樹脂を用いてもよく、その
作用効果に差異を生じない。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、浸透
性材料からなるフィルタの通風孔に付着した汚れはフィ
ルタ内部を浸透した洗剤を含んだ洗浄液により除去され
るので、通風孔を塞がないため圧力損失の上昇を防ぐこ
とができる、また洗浄液の飛散を防止することができる
換気装置が提供できる。
【0031】また、フィルタの通風孔に付着した汚れを
洗剤を含んだ洗浄液で洗浄されると同時に機械的振動に
より遊離を促進させ、洗浄効果を高めることができる換
気装置が提供できる。
【0032】また、フィルタの通風孔に付着した汚れを
洗剤を含んだ洗浄液で洗浄されると同時に超音波振動に
より遊離を促進させ、洗浄効果を高めることがことがで
きる換気装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の換気装置の断面図
【図2】同要部断面図
【図3】同第2実施例の要部断面図
【図4】同第3実施例の要部断面図
【図5】同第2および第3実施例のフィルタ通風孔の要
部断面図
【図6】従来の換気装置のフィルタ送液部の要部横断面
【符号の説明】
1 本体 2 ファン 3 電動機 4 ファンケーシング 6 排気口 8 フィルタA 9 フィルタB 10 フィルタ 11 第3受液槽 13 第1受液槽 14 第2受液槽 15 循環パイプ 16 循環ポンプ 17 オーバーフローパイプ 18 通風孔 19 フィルタ枠 20 バネ緩衝材 21 機械的振動装置 22 フィルタ表面 23 速度境界層 24 ゴム緩衝材 25 超音波振動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部を開口し、上面に排気口を備えたフー
    ド本体の内部に、ファンと電動機を内蔵し前記排気口に
    連通するファンケーシングと、このファンケーシングの
    吸気側に、フィルタと、第1受液槽と第2受液槽と第3
    受液槽とを設け、前記第1受液槽と前記第3受液槽の間
    に循環ポンプを備え接続される循環パイプを設け、前記
    第2受液槽と前記第3受液槽を接続されるオーバーフロ
    ーパイプを備え、前記第1受液槽の壁面の一部が、浸透
    性材料よりなる前記フイルターとなる換気装置。
  2. 【請求項2】フィルタ枠に機械的振動を与える機械的振
    動装置を設けた請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】フィルタ枠に超音波振動を与える超音波振
    動装置を設けた請求項1記載の換気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11216321A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Fuji Kogyo Kk レンジフードのフィルター清掃装置
US20100154240A1 (en) * 2008-12-22 2010-06-24 Bsh Bosch Und Siemens Hausgerate Gmbh Laundry drying device and method for cleaning a filter

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US9885143B2 (en) * 2008-12-22 2018-02-06 BSH Hausgeräte GmbH Laundry drying device and method for cleaning a filter

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