JPH0341768Y2 - - Google Patents

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JPH0341768Y2
JPH0341768Y2 JP1986013913U JP1391386U JPH0341768Y2 JP H0341768 Y2 JPH0341768 Y2 JP H0341768Y2 JP 1986013913 U JP1986013913 U JP 1986013913U JP 1391386 U JP1391386 U JP 1391386U JP H0341768 Y2 JPH0341768 Y2 JP H0341768Y2
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powder
nozzle
storage tank
dust collector
gas
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はタール、オイルミスト等の粘性物質や
ヒユーム等の超微粒子を含み濾材を目詰りさせ易
いガス、あるいは有害ガスを清浄処理するために
好適な粉体供給式ガス装置に関するものである。
(従来の技術) 上記のような濾材を目詰りさせ易いガスや有害
ガスを清浄処理するためのガス清浄装置には、従
来から濾材の目詰りを防止しまた有害ガスを吸着
するための粉体を濾材表面にプリコートするため
の装置が付設されている。その代表的なものは集
塵機の吸引ダクトの途中にロータリバルブ付きの
ホツパーを設けて吸引ダクト中に粉体を落下さ
せ、気流に粉体を分散させて濾材に付着させるよ
うにしたものである。ところがこのような従来装
置はホツパー下部で棚吊り現象が起き易く粉体が
スムーズに落下しないおそれがあること、ロータ
リバルブの駆動機構が故障し易いこと、ロータリ
バルブの下部のダクトに粉体が堆積しダクト内の
流れ抵抗を増大したりダクトの閉塞を生じ易いこ
と、ダクト内の気流の流速は一般に15〜20m/s
で粉体の分散が十分に行われず、濾材表面に達し
ないうちに集塵機の底部へ落下する粉体の割合が
40%近くにも達することが珍しくないこと等の多
くの問題があつた。またこのような問題を解決す
るために、特公昭54−23469号公報に示されるよ
うにバケツトコンベアを利用して気流に乗せられ
なかつた粉体を循環させる工夫もなされている
が、装置が大型化してスペースを取るうえ設備費
も高くなる欠点があつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し
て、大きいスペースを必要とすることなく、プリ
コート用の粉体を確実に気流に乗せて濾材の表面
へ付着させることができる粉体供給式ガス清浄装
置を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 前記のような課題を解決しようとする本考案の
粉体供給式ガス清浄装置は、集塵機本体の外部
に、濾過助剤、吸収吸着剤などの粉体を収納した
貯槽を設け、該貯槽の内部には下向きのノズルと
該ノズルの下方にあつてノズルより噴射される高
圧空気をノズルの周囲の気流とともに粉体表面に
向け当てて粉体を舞い上がらせるベンチユリを設
けるとともに、貯槽の上部側壁には集塵機本体の
ガス吸引口に連通される吸引管路を接続したこと
を特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
する。
第1図に示す第1の実施例において、1は集塵
機本体、2はその内部を含塵室3と洗浄室4とに
区分する隔壁、5は該隔壁2に透設された複数の
透孔に首部を支持されて懸垂されている複数の濾
材であり、また6は含塵ガス発生源、7は集塵フ
ード、8は集塵フード7により集められた含塵ガ
スを集塵機本体1のガス吸引口9へ供給するため
のダクトである。10はこのような集塵機本体1
の外部に設けられた貯槽であり、その内部には濾
過助剤、有害ガスの吸収吸着剤などの粉体が収納
されている。この貯槽10の内部には高圧空気を
粉体表面に向けて噴射するためのノズル11が下
向きに設けられ、またその下方にはベンチユリ1
2が設けられていて、粉体がノズル11から噴射
されるジエツト気流とベンチユリ12により前記
ノズル11から噴射されるジエツト気流に同伴す
る気流を受けて貯槽10の上部空間内に舞い上が
ることとなる。13及び14は貯槽10の上部側
壁に形成された開口であり、一方の開口13は吸
引管路15によつてダクト8を介して集塵機本体
1のガス吸引口9に連通されており、他方の開口
14は弁16を介して大気中に開放されている。
なお、17は粉体のレベルが低下したことを検出
して警報を発するためのレベル計、18は吸引管
路15内に設けられた弁である。
第2図は本考案の第2の実施例を示すもので、
集塵フード7に接続されたダクト8を貯槽10の
開口14に接続し、他方の開口13と集塵機本体
1のガス吸引口9とを吸引管路15を介して直接
接続することにより含塵ガスが貯槽10の内部を
濾過するようにした点及びダスト8と吸引管路1
5との間にダンパ20付きのバイパス管路21を
設けた点が異なるが、その他の点は第1の実施例
と同様であるから同一の番号を付して説明を省略
する。
(作用) このように構成された第1の実施例のガス清浄
装置は、吸引管路15内の弁18を閉じたまま図
示を略した排風機によつて集塵フード7に接続さ
れたダクト8を介して含塵ガス又は有毒ガスをガ
ス吸引口9へ吸引し、濾材5により濾過、吸着等
を行わせて清浄ガスとすることは従来の集塵装置
と同様である。しかし濾材5の表面に粉体をプリ
コートしたい場合には、弁16及び弁18を開い
て貯槽10の上部空間内に吸引管路15を経て集
塵機本体1に向かう気流を生じさせたうえで下向
きのノズル11から一定時間間隔で高圧空気を例
えば0.5秒程度の短時間ずつ噴射すれば、ノズル
11から噴射される高圧空気はベンチユリ12を
通過する際にノズル11の周囲の気流をも吸引し
て強力な気流を形成して粉体表面に当たり反転す
ることとなつて粉体はこの高速度のジエツト気流
により剪断作用を受けて舞い上がり、気流に同伴
して集塵機本体1に入り濾材5の表面に付着する
こととなるので、粉体を舞い上がらせる効果は極
めて大きいものとなる。このようにして所定量の
粉体によるプリコートが終了したら、ノズル11
からの高圧空気の噴射を停止する。
また第2の実施例では集塵機本体1を運転中は
常時ガスが貯槽10の内部を貫流しているので、
必要に応じてノズル11から高圧空気を噴射すれ
ば、粉体は第1の実施例と同様ベンチユリ12の
補助下に舞い上がつて含塵ガスの気流に乗り、濾
材5の表面に付着することとなる。
なお、いずれの場合にも粉体のレベルが低下し
たときには貯槽10の上蓋19を開けて粉体を補
給するが、第2の実施例の場合にはダンパ22及
びダンパ23を閉じ、またダイパ20を開いてガ
スをバイパス管路21へ通すようにしてから粉体
を補給すればよい。また粉体の深さを適当に設定
しておけば、粉体のレベルが上下してもジエツト
気流による舞い上がり効果はほとんど変わること
がない。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、粉
体を収納した貯槽の内部に下向きのノズルと該ノ
ズルの下方にあつてノズルより噴射される高圧空
気をノズルの周囲の気流とともに粉体表面に向け
当てて粉体を舞い上がらせるベンチユリを設けて
おくことによりノズルから噴射する高圧空気をベ
ンチユリを介して粉体に当てて反転させて粉体を
効率よく舞い上がらせ、この気流に同伴させて集
塵機本体の含塵ガス吸引口へ粉体を送つて濾材表
面に付着させるようにしたから、従来のように粉
体がホツパー内で棚吊り現象を生ずることがな
く、また、構造簡単にして故障のおそれも少ない
うえ大きいスペースも必要としない効果があり、
更にまたジエツト気流の強い剪断作用を受けて舞
い上がつた粉体は途中の管路中に堆積することな
くその大部分が濾材表面に到達するので、粉体の
消費量に無駄が生じない利点もある。
従つて、本考案は完全なプリコートが重要視さ
れる目詰りを生じ易い含塵ガスあるいは有害ガス
の清浄処理に好適なガス清浄装置として、その実
用的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は本考案の第2の実施例を示す一
部切欠正面図である。 1:集塵機本体、9:ガス吸引口、10:貯
槽、11:ノズル、12:ベンチユリ、15:吸
引管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集塵機本体1の外部に、濾過助剤、吸収吸着剤
    などの粉体を収納した貯槽10を設け、該貯槽1
    0の内部には下向きのノズル11と該ノズル11
    の下方にあつてノズル11より噴射される高圧空
    気をノズル11の周囲の気流とともに粉体表面に
    向け当てて粉体を舞い上がらせるベンチユリ12
    を設けるとともに、貯槽10の上部側壁には集塵
    機本体1のガス吸引口9に連通される吸引管路1
    5を接続したことを特徴とする粉体供給式ガス清
    浄装置。
JP1986013913U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0341768Y2 (ja)

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JP1986013913U JPH0341768Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62126215U JPS62126215U (ja) 1987-08-11
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ID=30803415

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