JPH06290678A - スイッチ部の釦構造 - Google Patents
スイッチ部の釦構造Info
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- JPH06290678A JPH06290678A JP20913092A JP20913092A JPH06290678A JP H06290678 A JPH06290678 A JP H06290678A JP 20913092 A JP20913092 A JP 20913092A JP 20913092 A JP20913092 A JP 20913092A JP H06290678 A JPH06290678 A JP H06290678A
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
構成すると同時に、製造方法が簡単で、製造コストを低
減させると共に、スイッチ釦部そのもののサイズを大き
くするか、スイッチ釦部の配列個数を向上させ且つスイ
ッチ釦部が破損した場合でも容易に補修する事が出来る
スイッチ部の釦構造を得る。 【構成】 スイッチ釦部10には、その一部が該スイッ
チ釦部本体部分から延展されリブ部11が形成されてい
ると共に、該リブ部11に連結して、一端部に孔部44
が配置されている釦ボス部43が設けられており、該パ
ネル部4の裏面表面には、適宜の大きさの突起部42が
形成されており、該スイッチ釦本体部分10が該パネル
部4の窓部3に嵌合せしめられると同時に、該釦ボス部
43の該孔部44と該突起部42とが嵌合固定して該ス
イッチ釦部10が該パネル部4と該筺体部40との間に
挟持される様に構成されているスイッチ部の釦構造
Description
関するものであり、特に詳しくは、ピアノタッチ構成を
有するスイッチ釦を溶着処理を行わずに構成するスイッ
チ部の釦構造に関するものである。
機器製品に於ける操作パネルに於いては、それぞれ異な
った機能を当該電気機器製品に実行させる為、複数個の
ピアノタッチ構成を有するスイッチ釦が設けられてい
る。図5は、従来に於ける、係るピアノタッチ構成を有
するスイッチ釦構成体30の構成例を示すものであり、
帯状の連結部12の一方或いは双方の側に、適宜のヒン
ジ部11を介して複数個のスイッチ釦部10が垂下され
て接続されており、該連結部12の所定の位置には、該
スイッチ釦部本体部分10を所定の操作パネルに嵌合固
定する場合に、溶着処理を行って、接合固定するが、溶
着時に使用される溶着突起部Pを有する溶着部13が適
宜の間隔で設けられている。
宜の弾性を有する合成樹脂等から一体的に成形されたも
のである。又図6には、従来に於ける該スイッチ釦構成
体の他の構成例を示すが、図5との違いは、該溶着部1
3が無く、該連結部12そのものに溶着突起部Pが設け
られているものであり、その他の構成は同一である。
に於いては、該溶着部13を適宜の間隔で形成させる必
要から、スイッチ釦部本体部分10の大きさ、形状等が
大幅に制限され、操作に適した大きさのスイッチ釦部本
体部分10を構成する事が困難で有った。そして、従来
に於いては、係るスイッチ釦構成体30の各スイッチ釦
部本体部分10を、図4に示す様に、スイッチ釦部10
が挿入される窓部3を有するパネル4に挿入嵌合させる
ものである。
される、該スイッチ釦部10の操作に応答して作動する
スイッチ部5を有するスイッチ筺体部40が示されてい
る。処で、従来に於ける該スイッチ部の釦構造に於い
て、該スイッチ釦構成体30の該スイッチ釦部10を該
パネル部4の該窓部3に挿通させた後、該スイッチ釦構
成体30の該連結部12に於ける溶着突起部P、若しく
は溶着部13に設けた溶着突起部Pを溶融させて溶着3
1を形成せしめて、該スイッチ釦構成体30のそれぞれ
のスイッチ釦部本体部分10を該パネル部4内面部に固
定させるものである。
内面の溶着位置に予め設けておく事も可能である。更
に、従来に於いては、係る溶着部が不良で有ったり、使
用中に外れてしまう場合がある事を想定して、係る不良
溶着部が発生しても、当該スイッチ釦部本体部分10の
操作機能に影響がない様に、予め、溶着外れ防止用のボ
ス32を用意して、該スイッチ釦部本体部分の溶着部と
該筺体部40との間の間隙部Sに挿入しておく事も実施
されている。
のスイッチ部の釦構造に於いては、溶着方法を採用せざ
るを得ない為、図4及び図5に示される様に、溶着部及
び溶着突起部Pが必要であり、その為に余計なスペース
が必要である事から、スイッチ釦部10そのものの大き
さが制限されると同時に、該スイッチ釦部10の数も制
約を受けている。
グ化、高機能化に適用する為には、所定の大きさを有す
るスイッチ釦部10を出来るだけ多数個を近接した部位
に高密度配置する事が要求されているが、係る従来のス
イッチ部の釦構造では、係る要求を満足させる事は不可
能である。又、係る従来のスイッチ部の釦構造に於いて
は、溶着方法を用いるので、溶着処理工程が不可欠であ
るので、それだけ作業工程が増加し、生産コストを増加
させる原因となっている。
ては、一旦製品を完成させた後で、例えば該スイッチ釦
部10のヒンジ部11が切断した場合には、取り外しが
困難であると同時に、既に該溶着突起部Pが存在しない
ので、補修が不可能であると言う問題がある。本発明の
目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、溶着方法を
用いずに、スイッチ部の釦構造を構成すると同時に、製
造方法が簡単で、効率的に製造でき、製造コストを低減
させると共に、スイッチ釦部そのもののサイズを大きく
するか、スイッチ釦部の配列個数を向上させる事によ
り、ユーザーの操作性の向上と機能向上に貢献するスイ
ッチ部の釦構造を提供するものであり、更に、該スイッ
チ部の釦構造に於けるスイッチ釦部が破損した場合でも
容易に補修する事が出来る商品価値の高いスイッチ部の
釦構造を提供するものである。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、スイッチ釦部、該スイッチ釦部
が挿入される窓部を有するパネル部、該スイッチ釦部の
操作に応答して作動するスイッチ部を有する筺体部とか
ら構成されたスイッチ部の釦構造に於いて、該スイッチ
釦部には、その一部が該スイッチ釦部本体部分から延展
されリブ部が形成されていると共に、該リブ部に連結し
て、一端部に孔部が配置されている釦ボス部が設けられ
ており、該パネル部の裏面表面には、適宜の大きさの突
起部が形成されており、該スイッチ釦本体部分が該パネ
ル部の窓部に嵌合せしめられると同時に、該釦ボス部の
該孔部と該突起部とが嵌合固定して該スイッチ釦部が該
パネル部と該筺体部との間に挟持される様に構成されて
いるスイッチ部の釦構造である。
様な技術的構成を採用しているので、溶着方法を用いる
事なく、然かも、該スイッチ部の釦構造の製造の際に
は、該スイッチ釦構成体に設けた釦ボス部の孔部と該パ
ネル操作部の内面部に設けられた突起部とを単に嵌合操
作する事によって、容易に且つ効率的に製造する事が出
来るので、製造工数は大幅に減少すると同時に製造コス
トも大幅に低減され、更に、該スイッチ釦部が破断、破
損しても、容易に新しい部品と交換しえるので、経済的
である。
在により、該スイッチ釦部本体部分が該パネル操作部に
確実に支持固定される他、該筺体部と該パネル操作部と
の間隔が均一化されるので、ユーザーの操作性が安定す
ると言う効果もある。
具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1及び
図2は、本発明に係るスイッチ部の釦構造の一具体例の
構成を説明する図であり、図中、スイッチ釦部10、該
スイッチ釦部10が挿入される窓部3を有するパネル部
4、該スイッチ釦部10の操作に応答して作動するスイ
ッチ部5を有する筺体部40とから構成されたスイッチ
部の釦構造に於いて、該スイッチ釦部10には、その一
部が該スイッチ釦部本体部分から延展されリブ部11が
形成されていると共に、該リブ部11に連結して、一端
部に孔部44が配置されている釦ボス部43が設けられ
ており、該パネル部4の裏面表面には、適宜の大きさの
突起部42が形成されており、該スイッチ釦本体部分1
0が該パネル部4の窓部3に嵌合せしめられると同時
に、該釦ボス部43の該孔部44と該突起部42とが嵌
合固定して該スイッチ釦部10が該パネル部4と該筺体
部40との間に挟持される様に構成されているスイッチ
部の釦構造が示されている。
れる該スイッチ釦部構成体30は図2に示されている様
に、複数個のスイッチ釦部本体部分10が、ヒンジ部1
1を介して適宜の帯状体12の一体的に接続されてお
り、更に該帯状体12の適宜の位置に、所定の長さを有
する円筒体、角柱体等で構成された釦ボス部43が設け
られているものであり、該釦ボス部43の一端部、即
ち、該スイッチ釦部本体部分10が、該パネル操作部4
の内面部と対向する側の端部に、所定の大きさと深さを
有する開口部44が設けられているものである。
いが、該スイッチ釦部本体部分10を該パネル操作部4
の窓部3に嵌合させた場合に、該パネル操作部4と該筺
体部40との間の間隙に等しい長さ、具体的には、該筺
体部40の表面には、該スイッチ部の信号を処理する処
理回路等を形成した実装基板41が搭載されるので、該
パネル操作部4と該実装基板41との間の間隔と一致す
る様に設計する事が好ましい。
成される該突起部42の数、大きさ、間隔等も特に限定
されるものではないが、嵌合されるスイッチ釦部本体部
分10に設けられた釦ボス部43の数、間隔に適合する
様に設ける事が好ましい。尚、該スイッチ釦部本体部分
10を含むスイッチ釦部構成体30は、適宜の合成樹脂
を用いて一体的に成形加工されるものである。
いては、該釦ボス44と該操作パネル部4との接続面、
或いは該釦ボス44と該実装基板41或いは該筺体部4
0との接続面は、均一ではない事が多いので、該釦ボス
44の長さを均一に形成したとしても、該釦ボス44
が、該操作パネル部4と該筺体部40との間で、がたつ
いたりして、該スイッチ釦部本体部分が安定して該操作
パネル部4に接続固定されない場合があり得るので、該
釦ボス44の該筺体部40との接触する端部の底面に、
図3に示す様な適宜の大きさの突起部46を設ける事が
好ましい。
分を構成する合成樹脂と同一の材料で構成する事が好ま
しく、該突起46の存在により、該操作パネル部4と筺
体部40との間が設計より多少狭い場合には、該突起4
6が潰れてその間隙を調整する事が可能となる。該スイ
ッチ釦部10の本体部分の内部には、該筺体部40に設
けられた実装基板41に配置されたスイッチ部5を操作
する操作扞45が設けられている事が好ましい。
上記した構成を有している事から、溶着方法を用いず
に、スイッチ部の釦構造を構成すると同時に、製造方法
が簡単で、効率的に製造でき、製造コストを低減させる
と共に、スイッチ釦部そのもののサイズを大きくする
か、スイッチ釦部の配列個数を向上させる事により、ユ
ーザーの操作性の向上と機能向上に貢献するスイッチ部
の釦構造を提供するものであり、更に、該スイッチ部の
釦構造に於けるスイッチ釦部が破損した場合でも容易に
補修する事が出来る商品価値の高いスイッチ部の釦構造
が得られるものである。
具体例の構成の例を説明する図である。
具体例を説明する図である。
体例を示す側部断面図である。
を説明する図である。
説明する図である。
例を説明する図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 スイッチ釦部、該スイッチ釦部が挿入さ
れる窓部を有するパネル部、該スイッチ釦部の操作に応
答して作動するスイッチ部を有する筺体部とから構成さ
れたスイッチ部の釦構造に於いて、該スイッチ釦部に
は、その一部が該スイッチ釦部本体部分から延展されリ
ブ部が形成されていると共に、該リブ部に連結して、一
端部に孔部が配置されている釦ボス部が設けられてお
り、該パネル部の裏面表面には、適宜の大きさの突起部
が形成されており、該スイッチ釦本体部分が該パネル部
の窓部に嵌合せしめられると同時に、該釦ボス部の該孔
部と該突起部とが嵌合固定して該スイッチ釦部が該パネ
ル部と該筺体部との間に挟持される様に構成されている
事を特徴とするスイッチ部の釦構造。 - 【請求項2】 該スイッチ釦部に設けられた該釦ボス部
の、該筺体部と接触する端部に適宜の大きさの突起部を
設けた事を特徴とする請求項1記載のスイッチ部の釦構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4209130A JP2604521B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | スイッチ部の釦構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4209130A JP2604521B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | スイッチ部の釦構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06290678A true JPH06290678A (ja) | 1994-10-18 |
JP2604521B2 JP2604521B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16567786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4209130A Expired - Fee Related JP2604521B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | スイッチ部の釦構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604521B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62140633U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | ||
JPH01142125U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-28 | ||
JPH04124735U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-13 | 日本コロムビア株式会社 | 操作ボタン用成型部品 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP4209130A patent/JP2604521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62140633U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | ||
JPH01142125U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-28 | ||
JPH04124735U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-13 | 日本コロムビア株式会社 | 操作ボタン用成型部品 |
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JP2604521B2 (ja) | 1997-04-30 |
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