JPH06290524A - ディスクカートリッジ駆動装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ駆動装置

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JPH06290524A
JPH06290524A JP6011850A JP1185094A JPH06290524A JP H06290524 A JPH06290524 A JP H06290524A JP 6011850 A JP6011850 A JP 6011850A JP 1185094 A JP1185094 A JP 1185094A JP H06290524 A JPH06290524 A JP H06290524A
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cartridge
disk
pin
disc
plate
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Kiyoshi Omori
清 大森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジ駆動装置でアンローデ
ィング(ローディング)状態をローディング(アンロー
ディング)状態にトリガーするトリガーアームを小エリ
アで回動させ、ローディング(アンローディング)時の
ローディングモータの負荷を小さくする。 【構成】 ディスクカートリッジ201のハーフ前面コ
ーナに設けられた押圧部229及び229Aでトリガー
アーム15bを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハーフ前面に押圧部を有
するディスクカートリッジでアンローディング又はロー
ディング状態を保持する保持手段(トリガアーム)を解
除する様にしたディスクカートリッジ駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からディスクカートリッジ駆動装置
としては種々の形態のものが提案されている。この様な
ディスクカートリッジ駆動装置に用いられるディスクカ
ートリッジ内にはディスクを回動自在に配設し、このデ
ィスクカートリッジにディスク面を露呈させる窓を設け
ると共に、この窓を覆うことで非記録・再生状態に於い
て、塵埃がディスクカートリッジ内に入らない様なシャ
ッタを設けたもので、ローディング時にこのシャッタを
開いて、光ピックアップや磁気ヘッド等をディスク面に
対接或は対向させる様にしたカートリッジホルダ即ち、
ローディング機構が設けられている。
【0003】このディスクカートリッジ駆動装置は、デ
ィスクカートリッジを保持するように構成されたカート
リッジホルダを、カム等を用いて移動操作するように構
成されている。先ずこのカートリッジホルダはディスク
カートリッジを、シャーシに平行な状態として保持し、
ディスクの主面部に沿う方向、すなわち、シャーシに平
行な方向に移動操作する。そして、ディスクが回転駆動
装置の直上位置となったときに、ディスクカートリッジ
をシャーシに対して垂直な方向即ち、シャーシに接近さ
せる方向に移動させる。
【0004】このように、シャーシに接近する方向に移
動操作されたディスクカートリッジのディスクは、シャ
ーシ上に配設された回転駆動装置に保持され、この回転
駆動装置により回転操作されて、信号記録面の全面に亘
って、ピックアップによる信号の記録又は再生が成され
る。
【0005】このようなカートリッジホルダを有して構
成されたディスクのローディング機構を有するディスク
カートリッジ駆動装置は、このカートリッジホルダを移
動させる機構を備える必要があるため、装置構成が複雑
であり、ディスクの位置出し及び装置の小型化が困難で
ある。
【0006】そこで、本願出願人は、先に、装置構成が
簡素化され、ディスク位置出し及び装置の小型化を可能
となすディスクのローディング機構として、カートリッ
ジホルダを外筐体に対して固定して配設し、このカート
リッジホルダ内に保持された記録ディスクに対して回転
駆動装置を接離移動させるように構成したものを提案し
た。
【0007】即ち、このディスクカートリッジ駆動装置
においては、ディスクカートリッジは、主面部に沿う方
向に挿入操作されてカートリッジホルダ内に保持される
と、回転駆動装置となるディスクテーブル及びこのディ
スクテーブルを回転操作するスピンドルモータがカート
リッジホルダ内に保持されたディスクカートリッジのデ
ィスクに対して接近する方向に移動操作される。このデ
ィスクテーブルは、ディスクの中心部に当接する位置ま
で移動操作されて、ディスクを保持する。そして、この
ディスクテーブルは、スピンドルモータにより、ディス
クとともに回転操作されて記録又は再生が成される。
【0008】この様なローディング機構でインジェクト
機能を有するディスクカートリッジ駆動装置の従来構成
を以下図面を用いて詳記する。尚、ディスクカートリッ
ジ駆動装置を説明する前に、このディスクカートリッジ
駆動装置にローディングされるディスクカートリッジを
説明する。
【0009】ディスクカートリッジ201は、その平面
斜視図である図20及び裏面斜視図である図21に示す
ように、円盤状となされた光磁気ディスク202と、こ
の光磁気ディスク202を回転可能に収納するカートリ
ッジ203とを有して構成される。
【0010】光磁気ディスク202は、データ記録領域
に磁気記録層を有し、光磁気的な手段によってこの磁気
記録層に情報信号の書込み及び読出し或はその一方が行
えるようになされたものである。この光磁気ディスク2
02は、一方の主面部が、信号記録面となされ、一方の
中央部には、ディスクカートリッジ駆動装置によってチ
ャッキングされるための金属材料よりなる図21に示さ
れる様に円盤状をなすチャッキングハブ202aが設け
られている。
【0011】カートリッジ203は、光磁気ディスク2
02を内部に収納し得るに足る大きさとなされた方形状
をなす上下一対の上ハーフ204と下ハーフ205とか
らなり、これら上ハーフ204と下ハーフ205とが突
合わされ結合されて構成されている。そして、このカー
トリッジ203内に、光磁気ディスク202が回転自在
に収納されている。
【0012】カートリッジ203を構成する下ハーフ2
05には図21の様に光磁気ディスク202の中央に設
けられたチャッキングハブ202aと、このカートリッ
ジ203内に収納される光磁気ディスク202の信号記
録面の一部を内外周に亘って外方に臨ませるための第1
の開口部206が開設されている。第1の開口部206
は、カートリッジ203の一側面207と他側面208
の左右方向の略中央部に、カートリッジ203の前面部
209側よりその中央部に亘って長穴として形成されて
いる。
【0013】第1の開口部206は、ディスクカートリ
ッジ201がディスクカートリッジ駆動装置に装着され
たときに、チャッキングハブ202aを、光磁気ディス
ク202を回転操作する回転駆動装置のディスクテーブ
ルにのぞませるとともに、光磁気ディスク202の信号
記録面にレーザビームを照射する光学ピックアップ装置
にのぞませるようになっている。
【0014】一方、上ハーフ204には、下ハーフ20
5に設けられた第1の開口部206と相対向する位置に
図20に示す様に第2の開口部216が開設されてい
る。この第2の開口部216は、カートリッジ203の
左右方向の略中央部の前面部209側に寄った位置に設
けられ、光磁気ディスク202の他方の主面部の一部を
径方向の内外周に亘って外方に臨ませるに足る大きさの
長方形状として形成されている。そして、この第2の開
口部216は、ディスクカートリッジ201がディスク
カートリッジ駆動装置に装着されたときに、光磁気ディ
スク202の他方の主面部を、この光磁気ディスク20
2に外部磁界を印加する磁気ヘッドに臨ませるようにな
っている。
【0015】なお、カートリッジ203の前面部209
の第1の開口部206と第2の開口部216に対応する
部分には、磁気ヘッド及び光学ピックアップ装置が光磁
気ディスク202の各主面部に近接対向して容易に進入
し得るようになすための切欠き凹部206a,216a
がそれぞれ設けられている。すなわち、カートリッジ2
03の前面部209近傍の中央部分の厚みは、第1の開
口部206と上記第2の開口部216に対応する部分で
それぞれ肉薄となされている。これにより、ディスクカ
ートリッジ201がローディングされ記録、再生可能状
態と成された時に磁気ヘッドと光学ピックアップ装置に
対するカートリッジ203の接触が回避され、これら磁
気ヘッドと光学ピックアップ装置が光磁気ディスク20
2の信号記録面と近接配置される。
【0016】また、カートリッジ203には、第1の開
口部206及び第2の開口部216を開閉するシャッタ
部材211がスライド可能に取付けられている。このシ
ャッタ部材211は、下ハーフ205の第1の開口部2
06を閉蓋する第1のシャッタ板部212と、この第1
のシャッタ板部212に平行に対向配設されて上ハーフ
204の第2の開口部216を閉蓋する第2のシャッタ
板部213と、これら第1及び第2のシャッタ板部21
2,213の基端側同士を連結する連結片部214とか
らなる。
【0017】第1のシャッタ板部212は、下ハーフ2
05の第1の開口部206を閉蓋するに足る幅狭で長尺
な方形体として形成されている。この第1のシャッタ板
部212の先端部は、下ハーフ205の外側面に取付け
られるシャッタ抑え板215によって押圧支持され、カ
ートリッジ203からの浮き上がりが防止されている。
一方、第2のシャッタ板部213は、少なくとも第2の
開口部216を閉蓋するに足る大きさの幅広の方形体と
して形成されている。
【0018】そして、各シャッタ板部212,213を
連結する連結片部214は、シャッタ部材211がスラ
イド操作されて光磁気ディスク202を外方に臨ませた
開蓋状態のときに、この光磁気ディスク202に対して
磁気ヘッドと光学ピックアップ装置を近接状態となすた
めに肉薄とされた中央部分のカートリッジ203の厚み
と略等しい厚みに形成されている。また、この連結片部
214には、カートリッジ203内に一端を係止した捩
じりコイルバネの他端が係止されている。すなわち、捩
じりコイルバネは、シャッタ部材211を、第1の開口
部206及び第2の開口部216を閉蓋する方向に常時
移動付勢するよう掛けられている。なお、連結片部21
4は、カートリッジ203の前面部209に沿って摺接
するようになされており、シャッタ部材211の安定し
た摺接動作を可能なものとなす。
【0019】このように構成されたシャッタ部材211
は、第1の開口部206及び第2の開口部216を閉蓋
する位置と、これら開口部206,216を閉蓋する位
置とに亘って、図20中矢印X方向に移動操作可能とな
されている。そして、カートリッジ203の前面部20
9には、後述するカートリッジホルダに設けられるシャ
ッタ開放ピンによりシャッタ部材211が移動操作され
たときに、このシャッタ開放ピンが嵌合して第1の開口
部206及び第2の開口部216を開蓋状態となすため
のシャッタ開放部材嵌入部224が形成されている。こ
のシャッタ開放部材嵌入部224は、第1の開口部20
6及び第2の開口部216が開蓋された状態で、シャッ
タ部材211の連結片部214先端部219がのぞむ位
置に略コ字状の切り欠き溝として形成されている。
【0020】また、下ハーフ205には、このディスク
カートリッジ201をディスクカートリッジ駆動装置に
装着したときに、ディスクカートリッジ201の水平方
向の装着位置を位置決めするカートリッジ位置決め部材
であるカートリッジ位置決めピンが係合する一対のカー
トリッジ位置決めピン係合孔225,226が設けられ
ている。さらに下ハーフ205には、一方のカートリッ
ジ位置決めピン係合孔226の近傍に、光磁気ディスク
202への情報信号の書込みの可否を選択するための誤
消去防止部材227が設けられている。さらに、カート
リッジ201の一側面部207の前方寄りには、このデ
ィスクカートリッジ201をディスクカートリッジ駆動
装置のローディング機構に設けられたカートリッジホー
ルドピンが嵌入するカートリッジ引込みピン嵌入用孔2
28が形成されている。更に、カートリッジ203の前
面側209の左コーナ(図20参照)にはディスクカー
トリッジ201の挿入方向誤差検出用の傾斜部229が
設けられ、本発明ではこの傾斜部229を後述するトリ
ガアームを押圧する押圧部として動作させる。
【0021】更に、上述の如きディスクカートリッジと
差別化を図るために他に図22に示す様にディスクカー
トリッジ201のカートリッジ203の4隅のコーナを
湾曲させてアールをとった構成となしたものなども提案
されている。図22は図20と同様にディスクカートリ
ッジ201の上ハーフ204側からみた構成を示すもの
で、シャッタ部材211や第1及び第2の開口部206
及び216等は略々同一構成と成されているので対応部
分には同一符号を付して重複説明を省略するも、図20
で示される左コーナの傾斜部(図21の右コーナ)22
9は図22に示されている様にアール部229Aと成さ
れ図20及び図21で示した傾斜部と共に後述するロー
ディング時にオートイジェクト機構を押圧する押圧部を
構成している。
【0022】次に、上述のように構成されたディスクカ
ートリッジ201に収納される光磁気ディスク202に
対して記録及び/又は再生を行うディスクカートリッジ
駆動装置について説明する。
【0023】このディスクカートリッジ駆動装置は図1
6に示す様にディスクカートリッジ201を所定の装着
位置へ引込むためのカートリッジホルダ1等から成るデ
ィスクローディング機構と、光磁気ディスク202を回
転駆動するスピンドルモータ49等より成るディスク回
転駆動機構と、カートリッジホルダ1に保持されたディ
スクカートリッジ201に対して、昇降駆動する昇降板
54等より成る昇降機構と、ディスク202の内外周に
亘って径方向に移動操作し、ディスク202に対して情
報の再生記録を行なう対物レンズ116並に磁気ヘッド
129と、これら対物レンズ116を含むアクチュエー
タ(1軸アクチュエータ)を駆動するリニアモータ12
7,128及びアクチュエータの対物レンズ116より
レーザ光を照射し、ディスク反射光を受光する光学系1
08並に昇降機構の昇降板54を上下動させるスライド
機構64及びこのスライド機構64をスライド駆動させ
る駆動モータ110等より構成されている。
【0024】上述のディスクローディング機構は、図1
7に示すように、ディスクカートリッジ201を所定の
装着位置へと自動的に引き込むオートインジェクト機構
を備えたカートリッジホルダ1を有している。カートリ
ッジホルダ1は前後方向に貫通して設けられ、ディスク
カートリッジ201の挿入口として機能するカートリッ
ジ挿脱口2を有した断面矩形状の偏平な筐体として形成
されている。なお、カートリッジ挿脱口2の周縁部に
は、ディスクカートリッジ201のカートリッジホルダ
1への挿入を容易なものとなすために、各コーナー近傍
部に挿入ガイド片3,4が複数設けられている。
【0025】カートリッジホルダ1に設けられるオート
インジェクト機構は、ディスクカートリッジ201の挿
脱方向にスライド自在とされる第1のインジェクトプレ
ート5と、この第1のインジェクトプレート5の移動に
よりディスクカートリッジ201のカートリッジ引込み
ピン嵌入用孔228に嵌入してディスクカートリッジ2
01を引き込む第2のインジェクトプレート6と、第1
のインジェクトプレート5を強制的にカートリッジホル
ダ1の奥行き方向にスライドさせる第3のインジェクト
プレート7とから構成される。
【0026】第1のインジェクトプレート5は、カート
リッジホルダ1のディスクカートリッジ201の挿入方
向における一側縁側の下板部(図示は省略する。)に設
けられている。かかる第1のインジェクトプレート5
は、カートリッジホルダ1の下板部に植立される一対の
ガイド軸8,9に係合して、ディスクカートリッジ20
1のカートリッジホルダ1に対する挿入方向に対して図
17中矢印Aで示すように進退操作可能となされてい
る。即ち、第1のインジェクトプレート5の各ガイド軸
8,9に対応した位置には、ディスクカートリッジ20
1の挿入方向に沿って形成される長穴とされた進退操作
ガイド溝10,11が設けられ、これら進退操作ガイド
溝10,11に各ガイド軸8,9が挿通係合して、第1
のインジェクトプレート5が進退操作可能となされてい
る。
【0027】そして、この第1のインジェクトプレート
5には、第3のインジェクトプレート7に設けられるイ
ンジェクトプレート操作ピン12と係合する切欠き部1
3が設けられている。切欠き部13は、第1のインジェ
クトプレート5のカートリッジ挿脱口2へと延びる先端
側に設けられ、インジェクトプレート操作ピン12をの
ぞませるに足る大きさとなされた一方を開放した略コ字
状の溝として形成されている。また、この第1のインジ
ェクトプレート5の奥行き方向には、カートリッジホル
ダ1に挿入されるディスクカートリッジ201のシャッ
タ部材211に当接させるカートリッジ接触部14が設
けられている。このカートリッジ接触部14は図18に
示す様に、カートリッジホルダ1の下板部に切り欠かれ
る切欠き部よりホルダ内にのぞむように折曲形成されて
いる。
【0028】そしてさらに、この第1のインジェクトプ
レート5の奥向き方向の後端縁部には、図18の左側面
図にも示す様にカートリッジホルダ1の下板部に設けら
れるトリガーアーム15に植立されたトリガーアームピ
ン16と接触するトリガーアーム回動操作片17が設け
られている。トリガーアーム回動操作片17は、先のカ
ートリッジ接触部14と同じく、カートリッジホルダ1
の下板部に切り欠かれた切欠き部よりホルダ内にのぞむ
ように折曲形成されている。このトリガーアーム回動操
作片17と接触するトリガーアーム15は、スライド部
材64を非記録再生状態であるアンローディング状態に
保持する役目をするもので、カートリッジホルダ1の下
板部に設けられた支軸18を中心として回動自在に設け
られている。トリガーアーム15は、その先端側にスラ
イド部材64に設けられるスライド部材係止ピン111
と係合する係止爪15aを有するとともに、トリガーア
ーム回動操作片17と接触する円柱状をなすトリガーア
ームピン16を有している。そして、このトリガーアー
ム15は、捩じりコイルバネによって、常に係止爪15
aがスライド部材係止ピン111と係合する方向に弾発
付勢されている。
【0029】一方、第2のインジェクトプレート6は、
第1のインジェクトプレート5の後端側であってカート
リッジホルダ1の下板部に植立される回動軸20に対し
て図17矢印Bで示す方向に回動可能に取付けられてい
る。そして、この第2のインジェクトプレート6には、
カートリッジ挿脱口2よりカートリッジホルダ1内へと
挿入されるディスクカートリッジ201のカートリッジ
引込みピン嵌入用孔228に嵌入係合するカートリッジ
ホールドピン21が植立されている。かかるカートリッ
ジホールドピン21は、ディスクカートリッジ201が
カートリッジホルダ1に挿入される前の状態のときには
カートリッジホルダ1の外側に位置するようになされて
いる。そして、ディスクカートリッジ201がカートリ
ッジホルダ1に挿入され、カートリッジ引込みピン嵌入
用孔228とカートリッジホールドピン21とが相対向
した位置となると、第2のインジェクトプレート6が回
動してこのインジェクトプレート6に植立したカートリ
ッジホールドピン21をカートリッジ引込みピン嵌入用
孔228に入り込ませるようになっている。
【0030】すなわち、第2のインジェクトプレート6
には、非記録再生状態のアンローディング状態のときに
はカートリッジホルダ1の外側にカートリッジホールド
ピン21を位置させ、ディスクカートリッジ201がカ
ートリッジホルダ1に挿入されてこのディスクカートリ
ッジ201に設けられるカートリッジ引込みピン嵌入用
孔228とカートリッジホールドピン21とが対向する
位置となったときに、この第2のインジェクトプレート
6が回動してカートリッジホールドピン21をカートリ
ッジ引込みピン嵌入用孔228へと入り込ませるような
カム溝22が形成されている。そして、このカム溝22
には、第1のインジェクトプレート5の後方に設けられ
る進退操作ガイド溝11より臨むカートリッジホルダ1
に植立されたガイド軸9が挿入係合するようになされて
いる。
【0031】第3のインジェクトプレート7は、第1の
インジェクトプレート5を強制的にカートリッジホルダ
1の奥行き方向へとスライドさせるもので、ディスクカ
ートリッジ201の挿入方向と略直交する方向にカート
リッジホルダ1の下板部に支軸23を中心として回動可
能となされている。そして、この第3のインジェクトプ
レート7の一端縁部には、第1のインジェクトプレート
5に設けられる切欠き部13に係合するインジェクトプ
レート操作ピン12が植立されている。また、この第3
のインジェクトプレート7の他端縁部には、図19で示
すスライド部材64の一方のスライド片に設けられるイ
ンジェクトプレート保持片131(図1参照)と接触す
るインジェクトプレート保持ピン24が植立されてい
る。そして、この第3のインジェクトプレート7は、イ
ンジェクトプレート操作ピン12と進退操作ガイド溝1
1及びカム溝22にのぞむガイド軸9とに亘って掛けら
れた引っ張りコイルバネ25によって常に図17中矢印
C方向に回動するように付勢されている。
【0032】また、カートリッジホルダ1には、カート
リッジ挿脱口2よりカートリッジホルダ1内へと挿入さ
れるディスクカートリッジ201のシャッタ部材211
を自動的に開放するシャッタ開放装置が設けられてい
る。かかるシャッタ開放装置は、主としてカートリッジ
ホルダ1の上板部1aに形成されるカム溝部26と、こ
のカム溝26に臨んで移動するシャッタ開放部材たるシ
ャッタ開放ピン27が設けられた支持部材としてのシャ
ッタ開放ピン支持部材28とから構成される。
【0033】カム溝26は、カートリッジホルダ1内に
挿入されてくるディスクカートリッジ201のシャッタ
部材211を、ディスクカートリッジ201の挿入動作
と連動して開放するような軌跡を描くように形成されて
いる。すなわち、カム溝部26は、図17に示すよう
に、ディスクカートリッジ201の挿入方向(同図中矢
印Dで示す方向)に対して斜めに傾斜された始端側に形
成される傾斜部26aと、この傾斜部26aに連続して
設けられる円弧をなす円弧状部26bと、この円弧状部
26bに連続して設けられたディスクカートリッジ20
1の挿入方向に対して略平行な後端側に設けられる直線
部26cとからなる。
【0034】カム溝部26の傾斜部26aは、カートリ
ッジ挿脱口2よりカートリッジホルダ1内へと挿入され
てくるディスクカートリッジ201のシャッタ部材21
1を開放するための分力を発生させる役目をする。この
傾斜部26aの傾斜角度は、ディスクカートリッジ20
1の挿入によってシャッタ開放ピン27を回動させる分
力を発生させるために、ディスクカートリッジ201の
挿入方向に対して少なくとも25度以上の角度を持って
いる。
【0035】そして、この傾斜部26aに連続して設け
られる円弧状部26bは、シャッタ開放ピン支持部材2
8の移動軌跡をできるだけ小さくする役目をする。かか
る部分が直線であると、シャッタ開放ピン支持部材28
の移動軌跡が大きくなり、当該シャッタ開放ピン支持部
材28の後端部28aがカートリッジホルダ1より大き
く外側へ膨らんで回動することにより、このカートリッ
ジホルダ1の外側に設けられる他の部材と接触する事故
が生ずるが、カム溝部26を円弧状となすことにより、
シャッタ開放ピン支持部材28の移動軌跡が小さくな
り、シャッタ開放ピン支持部材28の後端縁部28a
(図11参照)のカートリッジホルダ1からのはみ出し
が極力抑えられる。
【0036】一方、上記円弧状部26bと連続して設け
られる直線部26cは、シャッタ部材211を全開させ
た状態でディスクカートリッジ201をカートリッジホ
ルダ1の後端部へと移動させる役目をする。シャッタ部
材211を開放させた状態でディスクカートリッジ20
1をカートリッジホルダ1の後端部へと移動させること
により、磁気ヘッド及び光学ピックアップ装置とディス
クカートリッジ201との接触が回避できるとともに、
磁気ヘッドを上下動させる機構を省略できる。
【0037】シャッタ開放ピン支持部材28は、先端部
28bと後端部28aがいずれも円弧状となされた平面
略長穴形状をなす板状体として形成され、その先端部2
8bにカム溝部26に臨むシャッタ開放ピン27を有し
ている。かかるシャッタ開放ピン27は、円柱状をなす
ピンとして形成され、カム溝部26を介してカートリッ
ジホルダ1内に垂下されている。また、このシャッタ開
放ピン支持部材28には、その後端部28aより略中央
部に亘って長穴形状をなすスライド溝29が形成されて
いる。このスライド溝29には、カートリッジホルダ1
に形成されるガイド部30に亘って移動自在となされる
被係合部たる移動ガイドピン31が係合するようになっ
ている。かかるガイド部30は、カム溝部26の直線2
6cと平行に設けた長穴形状をなす溝として形成され、
移動ガイドピン31を移動自在に臨ませるようになって
いる。一方、移動ガイドピン31は、ガイド部30にの
ぞみ移動自在となるに足る大きさの円柱状をなすピンの
上下端部に円盤状のフランジが設けられたものである。
【0038】そして、このように構成されたシャッタ開
放ピン支持部材28は、引っ張りコイルバネ32によ
り、図17中矢印Eで示す様にシャッタ開放ピン27を
カム溝部26の始端側に位置せしめる方向に常時付勢さ
れている。即ち、引っ張りコイルバネ32は、一端部を
シャッタ開放ピン支持部材28に設けたバネ係止片33
に係止し、他端部をカートリッジホルダ1の上板部1a
に切り起こし形成されたバネ係止片34に係止させるこ
とにより、シャッタ開放ピン27をカム溝部26の始端
位置、つまり傾斜部26aの初期位置に位置させてい
る。
【0039】また、カートリッジホルダ1の上板部1a
には、このカートリッジホルダ1に挿入されるディスク
カートリッジ201が所定の装着位置であるローディン
グ位置よりもさらに内方向に挿入されないように位置規
制するためのカートリッジ挿入位置規制部材35が図1
7の様に形成されている。このカートリッジ挿入位置規
制部材35は、上板部1aの後端縁よりさらに後方に突
出する形で設けられ、その先端部がカートリッジホルダ
1の内方向に垂下するように屈曲形成されている。ま
た、このカートリッジホルダ1には、磁気ヘッド及び光
学ピックアップ装置が臨む切欠き部36が設けられてい
る。
【0040】そしてさらに、このカートリッジホルダ1
には、ローディング時にディスクカートリッジ201を
該カートリッジホルダ1に設けられたカートリッジの高
さ方向の位置決めを行うカートリッジ位置決め部37に
押圧固定する押圧手段たるディスクカートリッジ押圧部
材38が設けられている。かかるディスクカートリッジ
押圧部材38は、カートリッジホルダ1のディスクカー
トリッジ201の挿入方向における両側壁1b,1cの
略中央部に、上板部1aの一部に亘って切り欠かれた切
欠部39,40に設けられている。
【0041】更に、図16に示すスピンドルモータ49
が固定された昇降板54より成る昇降機構は図16では
示されていないシャーシ上に配設される。この昇降板5
4はスピンドルモータ49が取付けられる部分が突出し
た平面略T字状をなす平板として形成されている。スピ
ンドルモータ49が取付けられる部分に対応する位置
に、スピンドルモータ49を挿通させる円形状をなすス
ピンドル支持部材挿通孔65が設けられている。さら
に、このスピンドル支持部材挿通孔65の上方にはシャ
ーシに固定された図示しないスピンドル高さ位置決め部
材60(図1参照)が設けられている。
【0042】また、昇降板54には、スピンドルモータ
49を昇降駆動させるための第1の昇降駆動部を構成す
る図18及び図19にも示す様に第1のピン67,68
が設けられている。これら第1のピン67,68はシャ
ーシの底面に所定間隔隔てられて植立した一対のガイド
軸82及び83並に84及び85間に摺動嵌挿され、こ
のガイド軸に案内されて昇降する様に成されている。
【0043】また、昇降板54には、ディスクカートリ
ッジ201に設けられるカートリッジ位置決めピン係合
孔225,226に係合してこのディスクカートリッジ
201の水平方向における装着位置を位置決めするカー
トリッジ位置決め手段たるカートリッジ位置決めピン7
3,74が設けられている。これらカートリッジ位置決
めピン73,74は、カートリッジ位置決めピン係合孔
225,226と相対向する位置にそれぞれ設けられ、
これらカートリッジ位置決めピン係合孔225,226
へのスムーズな係合を図るためにその先端部が円錐状と
なされている。
【0044】さらに、昇降板54には、カートリッジ位
置決めピン73,74を昇降駆動させるための第2の昇
降駆動部を構成する第2のピン75,76が設けられて
いる。これら第2のピン75,76は、カートリッジ位
置決めピン73,74に近接した位置であって、シャー
シ側へ折り曲げ形成されたピン取付け部に回転可能に取
付けられている。なお、昇降板54には、カートリッジ
ホルダ1に設けられる第3のインジェクトプレート7を
回動自在に支持する支軸23との干渉を防止するための
平面略矩形状をなす切欠き81が設けられている。
【0045】一方、スライド部材64は、図16乃至図
19に示すように、シャーシの所定位置に固定されるガ
イド軸82,83,84,85にガイドされてこのシャ
ーシ上をスライド自在となされている。かかるスライド
部材64は、スピンドルモータ49を挟んでその両側に
相平行して設けられる一対のスライド片86,87と、
これらスライド片86,87の先端部同士を連結する連
結片88とから構成されている。スライド片86,87
にはシャーシに固定されるガイド軸82,83,84,
85と対応する位置にそれぞれ長穴形状とされたガイド
軸スライド溝が形成されている。
【0046】また、スライド片86,87には、第1の
ピン67,68と係合してスピンドルモータ49をディ
スクカートリッジ201に対して接離方向に昇降駆動す
る第1の昇降駆動部を構成する第1のカム93,94が
設けられている。これら第1のカム93,94は図1
6,図18並に図19に示すように、第1のピン67,
68と係合するカム溝95,96を有しているカム溝9
5,96は、シャーシに対して所定の傾斜角度で傾斜し
た傾斜部95a,96aと、シャーシと平行な平行部9
5b,96bとからなる。傾斜部95a,96aは、ス
ピンドルモータ49を上昇させる役目をする部分に相当
し、平行部95b,96bは、スピンドルモータ49を
最大高さ位置となす役目をする部分に相当する。平行部
95b,96bに第1のピン67,68が到達すると、
スピンドルモータ49が取付けられた昇降板54がスピ
ンドル高さ位置決め部材60に当接しスピンドルモータ
49が所定高さに位置される。このとき、第1のピン6
7,68は、スピンドルモータ49の正確な高さ位置を
確保するために、平行部95b,96bと相対向する上
端面95c,96cと接触しないようになっている。
【0047】一方、連結片88には、ディスクカートリ
ッジ201を位置決めするカートリッジ位置決めピン7
3,74を昇降させるための第1の昇降駆動部を構成す
る第2のカム112,113が設けられている。これら
第2のカム112,113は、先の第1のカム93,9
4と同様、図16,図18並に図19に示す様に第2の
ピン75,76と係合するカム溝114,115を有し
ている。このカム溝114,115はシャーシに対して
所定の傾斜角度で傾斜した傾斜部114a,115a
と、シャーシと平行な平行部114b,115bとから
なる。傾斜部114a,115aは、カートリッジ位置
決めピン73,74を上昇させる役目をする部分に相当
し、平行部114b,115bは、このカートリッジ位
置決めピン73,74を最大高さ位置となす役目をする
部分に相当する。
【0048】平行部114b,115bに第2のピン7
5,76が到達すると、昇降板54に設けられたカート
リッジ位置決めピン73,74がディスクカートリッジ
201のカートリッジ位置決めピン係合孔225,22
6に嵌合し、ディスクカートリッジ201を位置決めす
る。このとき、第2のピン75,76は、ディスクカー
トリッジ201の正確な位置決めを確実なものとなすた
めに、平行部114b,115bと相対向する上端面1
14c,115cと接触しないようになっている。
【0049】そして、特にこの第2のカム112,11
3の傾斜部114a,115aの傾斜角度は、スピンド
ルモータ49よりもカートリッジ位置決めピン73,7
4を先行させて上昇させるために、第1のカム93,9
4の傾斜部95a,96aの傾斜角度よりも大とされて
いる。したがって、第1のピン67,68が第1のカム
93,94の平行部95b,96bに到達する前に、先
行して第2のピン75,76が第2のカム112,11
3の平行部114b,115bに到達し、前記カートリ
ッジ位置決めピン73,74によりディスクカートリッ
ジ201が位置決めされる。そしてその後、スピンドル
モータ49が所定高さ位置に位置決めされる。
【0050】また、一方のスライド片87の後端縁部に
は、図19に示すように、スライド部材64をアンロー
ディング位置から記録、再生可能なローディング位置へ
と強制的にスライドさせるためのスライドプレート戻し
バネ106が掛けられるバネ引っ掛け部107が設けら
れている。かかるスライドプレート戻しバネ106は、
一端がこのバネ引っ掛け部107に掛けられ、他端がシ
ャーシに設けられた先端側のガイド軸84に掛けられる
ことにより、スライド部材64を常に記録、再生可能な
ローディング位置に弾発付勢するようになっている。
【0051】さらに、この一方のスライド片87の後端
縁部には、ローディングモータ110(図16参照)に
よってスライドプレート戻しバネ106の付勢力に抗し
て記録、再生可能なローディング位置からアンローディ
ング位置へとスライド部材64を強制的に引き戻すため
のプレート引き戻し片109が設けられている。プレー
ト引き戻し片109は、ローディングモータ108の回
転を伝達する伝達ギヤ110に設けられた円柱状をなす
係合ピン(図示は省略する。)と係合するようになって
いる。すなわち、上記ローディングモータ108が回転
することより、伝達ギヤ110が回転し、その伝達ギヤ
に植立された係合ピンがプレート引き戻し片109と係
合して、スライド部材64を記録、再生可能なローディ
ング位置からアンローディング位置へと引き戻すように
なっている。
【0052】そして、ローディングモータ110によっ
てスライド部材64がアンローディング位置となされた
ときには、カートリッジホルダ1に回動可能に取付けら
れたトリガーアーム15の係止爪15aが、他方のスラ
イド片の後端縁部に設けられる円柱状のスライド部材係
止ピン111と係合してスライド部材64のアンローデ
ィング状態を保持するようになっている。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】叙上のディスクカート
リッジ及びディスクカートリッジ駆動装置ではアンロー
ディング状態にあるディスクカートリッジを記録、再生
可能なローディング状態に成す為にロック状態にあった
スライド部材64を開放するためのトリガーアーム15
はその支軸18を中心に回動させるときの回動角が極め
て大きく、その動作エリアが大きくなる問題があった。
【0054】又、ローディング時にスライドプレート戻
しバネ106やインジェクト用の引張りバネ25のバネ
力が強くなるために、ディスクカートリッジ201の引
込みバネ力が強くなってローディングモータの負荷が大
きく大型化する問題があった。
【0055】本発明は叙上の問題点を解消したディスク
カートリッジ駆動装置を提供しようとするもので、その
目的とするところは、トリガーアームの小さな回動角で
スライド部材64のロック状態を開放させ、カートリッ
ジホルダ1でのトリガ機構が占める領域を少くすると共
に、ディスクカートリッジ201を引き込むためのバネ
力を小さくしローディングモータの負荷を小さくしてデ
ィスクカートリッジ駆動装置を小型化したものを得よう
とするものである。
【0056】
【課題を解決するための手段】本発明はその例が図1に
示されている様に、ディスク202を回動自在に枢着
し、ハーフの前面一側に押圧部229及び229Aを有
するディスクカートリッジ201をローディングするロ
ーディング手段1と、このローディング手段1をディス
ク駆動手段に対向させるためにローディング手段1に設
けられ、アンローディング又はローディング状態を保持
する保持手段15bとを具備し、ディスクカートリッジ
201をローディング手段1へ挿入した時、ディスクカ
ートリッジ201の押圧部229及び229Aを介して
保持手段15bを解除又はロックしてローディング又は
アンローディング状態と成すことを特徴とするディスク
カートリッジ駆動装置である。
【0057】
【作用】本発明のディスクカートリッジ駆動装置による
とディスクカートリッジのオートインジェクトを行う際
のトリガ機構をディスクカートリッジのハーフ前面隅部
に設けた押圧部で押圧しているので、トリガアームの回
動領域が少なく、且つトリガアーム戻しバネ力の小さな
ものが利用可能でローディングモータの負荷を小さくす
ることが出来る。
【0058】
【実施例】以下、本発明のディスクカートリッジ駆動装
置の一実施例を図1乃至図15によって詳記する。尚図
16乃至図22で説明した従来構成のディスクカートリ
ッジ並にディスクカートリッジ駆動装置との対応部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0059】本発明のディスクカートリッジ駆動装置に
用いるディスクカートリッジ201は図20乃至図22
で説明したと同様のハーフ前面隅部にテーパ状の傾斜部
229或は湾曲状のアール部229A等の押圧部を有す
るものが利用可能であり、本例ではこの押圧部229及
び229Aを用いてトリガーアームによりスライド部材
64のロック状態を開放させてアンローディング状態か
ら記録、再生可能なローディング状態に自動的に切換え
る様に成したものである。
【0060】本例のディスクカートリッジ駆動装置で従
来の図16乃至図19と異なる点のみを説明する。図1
は本例のアンローディング状態動作説明平面図、図2は
図1の右側面図、図3は図1の左側面図、図4は図1の
前面図を示すものであり、図5はローディング状態動作
説明平面図、図6は図5の右側面図、図7は図5の左側
面図、図8は図5の前面図を示すものである。
【0061】図1乃至図8のうち図1,図3,図5並に
図7に示す様に第1のインジェクトプレート5の奥行方
向には従来の図17,図18の様にトリガアーム15に
植立したトリガアームピン16と接触するトリガアーム
回動操作片17を設けるのではなく、トリガアーム15
bは図3に示す様にカートリッジホルダ1の下板部1d
の後端縁部を下に折り曲げた該下板部1dと平行に後方
に更に折り曲げた折り曲げ部1eに、下方向に向かって
支軸18aを植立し、この支軸18aにトリガーアーム
15bの平面板15cを回動自在に枢着する。
【0062】トリガーアーム15bは図1に示す様に略
々フック状に形成された平面板15cの先端にはスライ
ド部材64に植立したスライド部材係止爪111と係合
する係止爪15aを有する。更に平面板15cの支軸1
8aと反対側に平面板15cの側端から垂直に折り曲げ
られ、ディスクカートリッジ1の上下板間の略々中間位
置近くまで立ち上げられた垂直板15dと、該垂直板1
5dの垂直方向と直交し、ディスクカートリッジ201
の押圧部229及び229Aと係合する係合片15eと
よりなり、この係合片15eの先端はディスクカートリ
ッジ201の押圧部229と係合し易い様にくの字形と
成され支軸18aに巻回したコイルバネ19によって、
常に係止爪15aがスライド部材係止ピン111と係合
する様に偏倚されている。
【0063】上述の構成以外は従来構成と同一であるの
で、以下ディスクカートリッジの装着操作の1例を図9
乃至図12によって説明する。
【0064】先ず、図20及び21で説明したディスク
カートリッジ201を、押圧部229が図9の様に左側
に来る様に正規の向きとしてカートリッジホルダ1のカ
ートリッジ挿脱口2よりその内部へと挿入すると、図9
に示すように、ディスクカートリッジ201の前面部2
09に初期位置に保持せしめられたシャッタ開放ピン2
7が当接する。
【0065】そしてこの状態からさらに、ディスクカー
トリッジ201をカートリッジホルダ1の内方向へ挿入
すると、このディスクカートリッジ201に押されてシ
ャッタ開放ピン27に分力が発生し、シャッタ開放ピン
27がカム溝部26の傾斜部26aに沿って移動せしめ
られる。すなわち、ディスクカートリッジ201がカー
トリッジホルダ1の内方向へと押し込まれることによ
り、シャッタ開放ピン支持部材28がカートリッジホル
ダ1との間に亘って掛けられた引っ張りコイルバネ32
の付勢力に抗して、カートリッジホルダ1に設けられる
ガイド部30の一端側である初期位置にある移動ガイド
ピン31を中心として時計方向に回動し、その先端部2
8bに設けたシャッタ開放ピン27をカム溝26の直線
部26aに沿って移動せしめる。
【0066】この結果、シャッタ部材211は、カート
リッジ203内に内蔵される捩じりコイルバネの付勢力
に抗して、図10中矢印Hで示すディスクカートリッジ
201の開口部206,216を開放する方向に移動さ
れる。
【0067】そしてさらに、ディスクカートリッジ20
1をカートリッジホルダ1の内方向へと挿入すると、カ
ム溝部26の円弧状部26bに沿ってシャッタ開放ピン
27が移動し、シャッタ部材211をさらに左方向に移
動せしめる。この円弧状部26bに沿ってシャッタ開放
ピン27が移動する際には、シャッタ開放ピン支持部材
28は、先の傾斜部26aに沿ってシャッタ開放ピン2
7が移動したときと同じく初期位置にある移動ガイドピ
ン31を中心に時計方向に回動することになる。つま
り、傾斜部26aから円弧状部26bに亘ってシャッタ
開放ピン27が移動する範囲では、シャッタ開放ピン支
持部材28にスライド溝29が形成されているので、移
動ガイドピン31は初期位置にあることになる。したが
って、傾斜部26aから円弧状部26bに至る範囲で
は、シャッタ開放ピン支持部材28の移動軌跡は極めて
小さなものとなり、その後端部28aがディスクカート
リッジ201の右側壁より外方へほとんど飛び出すこと
がないようになっている。
【0068】そして、シャッタ開放ピン27が円弧状部
26bの後端縁に達すると、図11に示すように、シャ
ッタ開放ピン27がカートリッジ203に設けられたシ
ャッタ開放部材嵌入部224に入り込む。この結果、デ
ィスクカートリッジ201のシャッタ211が開かれ開
口部206,216が全開し、カートリッジ203内に
収納された光磁気ディスク202が露出する。
【0069】さらに、ディスクカートリッジ201をカ
ートリッジホルダ1の内方向へと挿入すると、今度はデ
ィスクカートリッジ201の前面部209に移動ガイド
ピン31が当接する。そして、ディスクカートリッジ2
01がカートリッジホルダ1の内方向へさらに移動する
と、このディスクカートリッジ201と共にシャッタ開
放ピン支持部材28が、図11の状態を保持しながらガ
イド部30に沿って移動せしめられる。
【0070】そして、その中途部において、ディスクカ
ートリッジ201は、図1乃至図4に示すように、カー
トリッジホルダ1にスライド自在に設けられた第1のイ
ンジェクトプレート5のカートリッジ接触部14に当接
する。この状態からさらに、ディスクカートリッジ20
1を内方向へと挿入すると、このディスクカートリッジ
201と共に第1のインジェクトプレート5が、カート
リッジホルダ1に固定されたガイド軸8,9に沿って図
1中矢印Iで示すディスクカートリッジ201の挿入方
向へとスライドする。
【0071】このとき、第1のインジェクトプレート5
のスライド動作に伴って第2のインジェクトプレート6
がこの第1のインジェクトプレート5と共にディスクカ
ートリッジ201の挿入方向へと移動せしめられるとと
もに、第2のインジェクトプレート6に設けられたカム
溝22に沿って第2のインジェクトプレート6が図1中
矢印J方向に回動する。
【0072】この結果、第2のインジェクトプレート6
に設けられたカートリッジホールドピン21が、回動操
作に伴って次第にディスクカートリッジ201のカート
リッジ引込みピン嵌入用孔228に入り込んで行く。
【0073】そしてさらに、ディスクカートリッジ20
1がカートリッジホルダ1の内方向へと挿入されると、
ディスクカートリッジ201のカートリッジ203の左
隅部に形成されている傾斜部からなる押圧部229の右
上端部にトリガーアーム15bの係合片15eの先端が
当接する。(図11の仮想線参照)このトリガーアーム
15bは図1で説明した様にカートリッジホルダ1に回
動自在に取り付けられていて、スライド部材64をアン
ローディング状態に保持するためにスライド係止爪15
aはスライド部材係止ピン111と係止している。そし
て、ディスクカートリッジ201が更にカートリッジホ
ルダ1の後方端側へと移動することに伴い、トリガーア
ームピン15bの係合片15eのくの字型に折れ曲った
先端部はディスクカートリッジ201の押圧部229の
傾斜面に沿って摺接し、支軸18aを中心として図1中
矢印K方向へと回動し、図5に示す様にスライド部材6
4上に固定されたスライド部材係止ピン111との係合
が解除せしめられる。
【0074】この結果、スライド部材64は、このスラ
イド部材64をガイドする一つのガイド軸84と引っ掛
け部107に亘って張架された図2に示すスライドプレ
ート戻しバネ106によって、シャーシに固定されたガ
イド軸82,83,84,85にガイドされながら図1
中矢印Lで示すカートリッジ挿脱口2側へとシャーシ上
をスライドし始める。
【0075】すると、スライド部材64に設けられたイ
ンジェクトプレート保持片131と第3のインジェクト
プレート7のインジェクトプレート保持ピン24との係
合が解除され、第1のインジェクトプレート5をガイド
するガイド軸9との間に亘って張架されていた引っ張り
コイルバネ25によって第3のインジェクトプレート7
が、強制的に支軸23を中心として図5中矢印M方向に
回動する。そして、この第3のインジェクトプレート7
が回動すると、その先端側に植立されたインジェクトプ
レート保持ピン12が第1のインジェクトプレート5
を、図5中矢印Iで示すディスクカートリッジ201の
挿入方向へとスライドせしめる。
【0076】この結果、この時点では既に第2のインジ
ェクトプレート6のカートリッジホールドピン21がデ
ィスクカートリッジ201のカートリッジ引込みピン嵌
入用孔228に入り込んでいることから、ディスクカー
トリッジ201がカートリッジホルダ1の奥行き方向へ
と自動的に引き込まれて行く。そして、最終的にカート
リッジホルダ1に設けられるカートリッジ挿入位置規制
部材35にディスクカートリッジ201のシャッタ部材
211が当接し、ディスクカートリッジ201の装着位
置が決まる。
【0077】また、スライド部材64がカートリッジ挿
脱口2側へとスライドすることにより、このスライド部
材64とディスクカートリッジ押圧部材38との係合が
解除されることにより、図1ないし図4で示すディスク
カートリッジ201のカートリッジホルダ1への挿入を
可能とする状態から、ディスクカートリッジ押圧部材3
8の押圧部がカートリッジホルダ1内に入り込み、ディ
スクカートリッジ201の上面を下方に弾発付勢する。
【0078】この結果、ディスクカートリッジ201
は、図6乃至図8に示すように、ディスクカートリッジ
押圧部材38の弾発力によってカートリッジホルダ1の
カートリッジ位置決め部37に押し付けられ、所定の高
さ位置に保持されることになる。
【0079】また、スライド部材64がカートリッジ挿
脱口2側へとスライドすることにより、このスライド部
材64に設けられた第1のカム93,94に第1のピン
67,68が、第2のカム112,113に第2のピン
75,76がそれぞれ係合する。そして、スライド部材
64がカートリッジ挿脱口2側へとさらにスライドせし
められると、第1のカム93,94の傾斜部95a,9
6a上を第1のピン67,68が回転しながら上昇し、
第2のカム112,113の傾斜部114a,115a
上を第2のピン75,76が回転しながら上昇して行
く。
【0080】このとき、第2のカム112,113の傾
斜部114a,115aの傾斜角度が第1のカム93,
94の傾斜部95a,96aの傾斜角度に対して大とな
されているため、第2のピン75,76の方が第1のピ
ン67,68よりも早く、第2のカム112,113の
平行部114b,115b上に到達する。
【0081】この結果、昇降板54の先端側が後端側よ
り先に上昇し、その先端側に設けられたカートリッジ位
置決めピン73,74がスピンドルモータ49よりも先
行して上昇することになる。これにより、カートリッジ
位置決めピン73,74がディスクカートリッジ201
のカートリッジ位置決めピン係合孔225,226に嵌
入し、ディスクカートリッジ201を位置決めする。
【0082】かかる後、第1のピン67,68が第1の
カム93,94の平行部95b,96bに到達し、スピ
ンドルモータ49が上昇せしめられてスピンドル高さ位
置決め部材60(図1参照)が昇降板54に接触する。
すると、第1のカム93,94に近接配置されたバネ部
材97,98によって、スピンドルモータ49が所定高
さ位置に弾発付勢された状態で保持される。
【0083】この結果、ディスクカートリッジ201に
収納されたディスク202のチャッキングハブ202a
にスピンドルモータ49のスピンドル軸が入り込み、デ
ィスク202を正確にチャッキングする。
【0084】なお、エジェクトは、ローディングモータ
110(図16参照)を駆動することにより、このロー
ディングモータ110の回転を伝達する伝達ギヤに植立
された係合ピンが、スライド部材64に設けられたプレ
ート引き戻し片109と係合して、スライド部材64を
ローディング位置からアンローディング位置へとスライ
ドプレート戻しバネ106の付勢力に抗して引き戻す。
【0085】この結果、先のローディング動作と全く逆
の動作がなされ、カートリッジ位置決めピン73,74
がスピンドルモータ49より先行してシャーシ47側へ
下降せしめられるとともに、スライド部材64のスライ
ド動作に伴って第3のインジェクトプレート7が回動せ
しめられ、これに連結される第1のインジェクトプレー
ト5がアンローディング状態へと強制的にスライドさせ
られて、最終的にディスクカートリッジ201が強制的
にカートリッジホルダ1より排出されることに成る。
【0086】上述の図9乃至図12のカートリッジ挿入
動作説明図では図20及び図21で示した様にディスク
カートリッジ201のカートリッジ203の前面隅部に
形成した押圧部229の傾斜部でディスクカートリッジ
駆動装置のオートインジェクト機構を動作させた例を説
明したが、図22に示す様にカートリッジ203の前面
隅部が湾曲したアール状と成された押圧部229Aであ
ってもよいことは明らかである。
【0087】図13及び図14はこの様に前面が傾斜部
でなくアール状と成された押圧部229Aを有するディ
スクカートリッジ201でのカートリッジ203の挿入
状態でのトリガアーム15bの非動作状態及び動作状態
を示す平面図を示してある。この構成では押圧部229
及び229Aが傾斜部を構成している場合に比べて、ト
リガアーム15bの係合片15eが押圧部229及び2
29Aに当接した後の支軸18aを中心とするK方向へ
の回動角は小さくなるが、トリガアーム15bを滑らか
に回動させることが出来る。
【0088】図15A及びBは磁気ディスクカートリッ
ジとして前面隅部のコーナに押圧部229及び229A
として傾斜部又はアール部を設けていないディスクカー
トリッジ201Aと、本例の様に押圧部としての傾斜部
又はアール部が設けられたディスクカートリッジ201
とのトリガアーム15bのK方向への回転角度の大小を
表すものである。
【0089】図15Aはトリガアーム15bの係止爪1
5aがスライド部材係止ピン111に係合されている非
動作状態での係合片15eの初期位置を示している。こ
れに図15Bで示す様に押圧部229及び229Aが形
成されていないコーナが直角なディスクカートリッジ2
01Aをカートリッジホルダ1に挿入するとトリガアー
ム15bの係合片15eは図15Aの位置から図15B
の仮想線で示す位置までK方向に回動される。
【0090】一方、本例の様に押圧部229及び229
Aを有するディスクカートリッジ201をカートリッジ
ホルダ1内に挿入した場合に押圧部229及び229A
の傾斜部又はアール部で当接してK方向に回動するトリ
ガアーム15bの係合片15eは図15Aの位置から図
15Bの実線で示す位置までK方向に回動されて係止爪
15aは係止ピン111から離脱してオートインジェク
ト機構をトリガ動作させる。この場合の回動角は仮想線
位置に比べて明らかに小さいことが解る。
【0091】即ちトリガアーム15bとしては小さなエ
リアで目的のトリガ動作を行うことが出来る。この為に
トリガアーム15bのコイルバネ19の移動量も小さい
ために押圧部229及び229Aのあるものの方がコイ
ルバネ19のスプリング力(偏倚力)を小さくすること
が出来る。従って、図1で説明したディスクカートリッ
ジ201を引き込むため引張コイルバネ25の偏倚力を
小さくすることが出来る。依ってローディングモータ等
の駆動力も小さく出来てモータを小型化することが可能
となる。
【0092】本発明は叙上の様にディスクカートリッジ
201に設けられた押圧部229及び229Aでローデ
ィング状態にあるスライド部材64をロックしているト
リガーアーム15bを解除する様にしたので、従来の様
にトリガーアーム15にトリガーアームピン16を植立
し、更に第1のインジェクトプレート5にトリガーアー
ム回動操作片17を設ける必要がなく、本発明ではトリ
ガーアーム15bの構造及びその係合機構を簡単にする
ことが出来るだけでなく、トリガーアーム15bの回動
角を小さく出来る。即ち、従来構成に比べて、トリガー
アーム15の回動領域を小さく出来るために、この余っ
た領域を有効に利用出来て、装置を小型化することが出
来る。
【0093】
【発明の効果】本発明によればトリガーアームの回動エ
リアを小さく出来るので他の機構を配設する有効エリア
を広く取ることが出来、且つローディングモータの負荷
を小さく出来て、ローディングモータを小型化し得る効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のアン
ローディング状態動作説明平面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の前面図である。
【図5】本発明のディスクカートリッジ駆動装置のロー
ディング状態動作説明平面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図5の左側面図である。
【図8】図5の前面図である。
【図9】カートリッジ挿入動作説明図(1)である。
【図10】カートリッジ挿入動作説明図(2)である。
【図11】カートリッジ挿入動作説明図(3)である。
【図12】カートリッジ挿入動作説明図(4)である。
【図13】他のカートリッジ挿入動作説明図(1)であ
る。
【図14】他のカートリッジ挿入動作説明図(2)であ
る。
【図15】本発明のトリガアームの動作説明図である。
【図16】従来のディスクカートリッジ駆動装置の分解
斜視図である。
【図17】従来のカートリッジホルダの斜視図である。
【図18】従来のディスクカートリッジ駆動装置の左側
面図。
【図19】従来のディスクカートリッジ駆動装置の右側
面図。
【図20】従来のディスクカートリッジの構成図(1)
である。
【図21】従来のディスクカートリッジの構成図(2)
である。
【図22】従来のディスクカートリッジの構成図(3)
である。
【符号の説明】 1 カートリッジホルダ 5 第1のインジェクトプレート 6 第2のインジェクトプレート 7 第3のインジェクトプレート 15b トリガーアーム 27 シャッタ開放ピン 28 シャッタ開放ピン支持部材 49 スピンドルモータ 64 スライド部材 67,68 第1のピン 73,74 カートリッジ位置決めピン 75,76 第2のピン 93,94 第1のカム 112,113 第2のカム 116 対物レンズ 129 磁気ヘッド 201 ディスクカートリッジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回動自在に枢着し、ハーフの
    前面一側に押圧部を有するディスクカートリッジをロー
    ディングするローディング手段と、 上記ローディング手段をディスク駆動手段に対向させる
    ために該ローディング手段に設けられ、アンローディン
    グ又はローディング状態を保持する保持手段とを具備
    し、 上記ディスクカートリッジを上記ローディング手段へ挿
    入した時、該ディスクカートリッジの押圧部を介して上
    記保持手段を解除又はロックしてローディング又はアン
    ローディング状態と成すことを特徴とするディスクカー
    トリッジ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ローディング手段は固定位置に保持
    され、該ローディング手段に挿入された前記ディスクカ
    ートリッジ内のディスクを記録又は再生するための駆動
    手段を該ローディング手段の所定位置に移動させる様に
    前記保持手段を前記押圧部でトリガして成ることを特徴
    とする請求項1記載のディスクカートリッジ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は前記ローディング手段に
    植立した支軸と、該支軸に回動自在に枢着したトリガア
    ームと、該トリガアームの該支軸と反対側に設けた前記
    押圧部接触片とより成ることを特徴とする請求項1記載
    のディスクカートリッジ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスクカートリッジの押圧部はハ
    ーフ前面一側のコーナ部に設けられた傾斜部であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいずれか1項
    記載のディスクカートリッジ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクカートリッジの押圧部はハ
    ーフ前面一側のコーナ部に設けたアール部であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいずれか1項記
    載のディスクカートリッジ駆動装置。
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