JPH06290358A - 避難誘導システム - Google Patents

避難誘導システム

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JPH06290358A
JPH06290358A JP5097058A JP9705893A JPH06290358A JP H06290358 A JPH06290358 A JP H06290358A JP 5097058 A JP5097058 A JP 5097058A JP 9705893 A JP9705893 A JP 9705893A JP H06290358 A JPH06290358 A JP H06290358A
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JP
Japan
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pattern
light emitting
unit
control unit
pattern number
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Application number
JP5097058A
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English (en)
Inventor
Masayuki Morita
正之 森田
Kenji Takahashi
健治 高橋
Fumihiko Nagasaki
文彦 長崎
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災時に人を安全に導ける信頼性の高い避難
誘導システムを提供する。 【構成】 中継機2とコントロールユニット3からなる
コントロール部は、発光ユニット4が誘導パターンに対
応した点滅動作を一巡する時間のスタート毎にその誘導
パターンに割り振られたパターン番号を出力するパター
ン番号送出手段を有し、各発光ユニット4は、自己の制
御対象となる複数のパターン番号と、そのパターン番号
に対応した誘導パターン内における点灯順序と、光走行
速度に対応する点灯速度とからなるパターン情報を複数
記憶するメモリと、コントロール部からパターン番号を
受信したときに、このメモリ内に同一のパターン番号が
あればそのパターン番号に付随する記憶情報に基づいて
自身の光源を点滅制御する制御部とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源を点滅させた光の
流れにより人を安全な方向へ避難誘導するためのシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の避難誘導システムでは、床面に
埋め込んだ複数の光源を所定のパターンで順次点滅させ
て光の流れを作り、火災時に人を安全な方向に導けるよ
うになっている。この避難誘導のための光の点滅パター
ンは、中央処理装置を備えるコントロール部のメモリに
蓄えられており、このコントロール部が火災時に自動火
災報知機からの移報を受けたときに、適正な点滅パター
ンのデータをメモリから読み出して、床面に配置された
複数の発光ユニットに点滅信号を出力するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の避難誘導システムでは、コントロール部のメモリに
一括して複数の点滅パターンのデータが格納されている
ため、このメモリが故障した場合は、全て発光ユニット
を動作できなくなるという問題が生じる。また、中央の
コントロール部から、点滅走行パターンを形成しようと
するそのパターン上の複数の発光ユニットに点滅信号を
時分割に伝送しているため、全ての発光ユニットを光の
流れに対応させて時間遅れなく点滅させるのが難しいと
いう問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、火災時に
人を安全に導ける信頼性の高い避難誘導システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、自動火災報知機からの移報を受け、避難経
路を示す誘導パターンに対応した点滅信号を発生するコ
ントロール部と、このコントロール部に伝送線によって
接続され、コントロール部からの点滅信号を受信して、
誘導パターンに対応した光の流れが形成されるように自
身の光源を点滅させる複数の発光ユニットを有する光走
行式の避難誘導システムにおいて、上記コントロール部
は、発光ユニットが誘導パターンに対応した点滅動作を
一巡する時間のスタート毎にその誘導パターンに割り振
られたパターン番号を出力するパターン番号送出手段を
有し、上記各発光ユニットは、自己の制御対象となる複
数のパターン番号と、そのパターン番号に対応した誘導
パターン内における点灯順序と、光走行速度に対応する
点灯速度とからなるパターン情報を複数記憶するメモリ
と、上記コントロール部からパターン番号を受信したと
きに、このメモリ内に同一のパターン番号があればその
パターン番号に付随する記憶情報に基づいて自身の光源
を点滅制御する制御部とを有する構成としてある。
【0006】また、本発明による避難誘導システムは、
上記コントロール部が、自動火災報知機から逐次入力さ
れる最新の移報と以前の移報に対応させて演算処理を行
ない、最も適正な誘導パターンを生成してその誘導パタ
ーンに対応したパターン番号を出力するパターン番号生
成手段を有する構成としてある。
【0007】また、本発明による避難誘導システムは、
上記パターン番号生成手段を、自動火災報知機から逐次
入力される最新の移報に対応した誘導パターンのパター
ン番号を生成するパターン生成部と、前回のパターン番
号を記憶するパターン記憶部と、パターン生成部からの
パターン番号とパターン記憶部からのパターン番号との
論理積をとり、最も適正な誘導パターンとなる新たなパ
ターン番号を生成するパターン処理部とで構成としてあ
る。
【0008】また、本発明による避難誘導システムで
は、上記複数の発光ユニットを発光ユニット群からなる
複数のグループに分割して、同一グループ内の発光ユニ
ットに同一グループ番号を割り振り、その同一のグルー
プ内の各発光ユニットにそれぞれ固有のアドレスを割り
当て、上記コントロール部には、自動火災報知機からの
移報に対応させた誘導パターンを形成するために、少な
くともグループ番号と、そのグループ内における点灯方
向と、光走行速度に対応する点灯速度とからなる複数の
パターンデータを記憶するメモリと、受信した移報に対
応するパターンデータをこのメモリから読み出し点滅制
御信号として各発光ユニットに送出する制御部とを有
し、上記発光部には、上記グループ番号と上記アドレス
を記憶するメモリ手段と、自身のグループ番号に一致し
た点滅制御信号を取り込み、この点滅制御信号による点
灯方向および点灯速度のデータと、自身の固有のアドレ
スとに基づいて光源を点滅制御する制御部とを有する構
成としてある。
【0009】また、本発明による避難誘導システムは、
上記発光ユニットの発光面部に、透光性の赤外線信号送
受信部を備え、この赤外線信号送受信部を介して外部の
設定器から赤外線信号によってその発光ユニットに必要
な制御情報を入出力できる構成としてある。
【0010】
【実施例】以下、本発明による具体的な実施例を図面に
基づき詳細に説明する。図1にこの避難誘導システムの
一実施例を示し、図2乃至図4に中継機、コントロール
ユニットおよび発光ユニットの内部構成を示す。これら
の図で、自動火災報知機からの移報を中継機1内の制御
部5が受けると、制御部5は移報発生場所の発光ユニッ
ト4を管理する該当のコントロールユニットに伝送部6
を介して移報を送出する。ここで、各コントロールユニ
ット3にはアドレスが割り振られており、コントロール
ユニット3は自己宛ての移報を取り込めるようになって
いる。コントロールユニット3では、この移報を伝送部
7を介して制御部8が取り込むと、移報内容から人を安
全に導くための点滅走行パターンに対応したパターン番
号を割り出し、各発光ユニット4に伝送部9を介して送
信する。ここで、コントロールユニット3の電源部10
では、商用交流電源から例えば12Vの直流電源が作ら
れ、各発光ユニット4に給電されるとともに、停電時は
バッテリ11から給電を行なえるようになっている。発
光ユニット4では、電源部17で回路動作用の例えば5
Vの直流電源が作られる。アドレスがそれぞれ割り振ら
れている各発光ユニット4では、伝送部12を介して自
己宛てのこのパターン番号信号を制御部13が取り込
む。不揮発性メモリ14には、図5に示すように各パタ
ーン番号と、このパターン番号に対応した点灯序順と、
点灯速度とからなる複数のパターン情報がメモリ14上
のテーブルTB1に記憶されており、制御部13ではパ
ターン番号信号を受信すると、メモリ14内のパターン
情報を照合して同じパターン番号があれば、そのパター
ン番号に対応した点灯順序と点灯速度を読み出す。ここ
で、点灯順序のデータは、人を安全な方向に導く点滅走
行パターンを形成するための各発光ユニット4の点灯順
序を示すものである。図6に示す例では、1番から5番
まで割り振られた発光ユニット4を1番から5番までエ
ンドレスに順次点灯させる。点灯速度は1回の点灯割当
て時間であり、例えば60msの時間が設定されてい
る。したがって、制御部13ではそのパターン番号の点
灯順序と点灯速度を読み出すと、そのパターン内におけ
る自己の点灯時刻を算出し、その点灯時点において所定
の点灯時間例えば60msだけユニット4内の光源16
を点灯回路15を駆動して点灯する。コントロールユニ
ット3は、そのパターンにおける発光ユニット4の点滅
が一巡するタイミング(例えば1番目から5番目までの
点滅が終了した時点で)パターン番号信号を再び各発光
ユニット4に送出する。これにより、火災発生現場から
安全に人を導けるように発光ユニット4の光源16が点
滅し、適切な点滅走行パターンを形成できる。なお、発
光ユニット4における光源16の点灯・不点灯状態の信
号は、コントロールユニット3に取り込まれ、中継機2
に集められる。これにより、中継機2においてランプ切
れなどの管理を行なえる。
【0011】つぎに、図7に示す他の実施例の避難誘導
システムのを説明する。この実施例では、発光ユニット
4のメモリ14に記憶されるパターン情報をコントロー
ルユニット3に設けられている図8の操作パネル3Aか
ら入力することができる。このパターン情報の入力は、
設定内容表示部19を見ながら、設定操作部18のキー
を操作することにより、発光ユニット4のアドレス番
号、パターン番号、点灯順序、点灯速度(その点灯時刻
における1回の点灯時間に相当)を含むパターン割付け
信号をインプットすることで行なわれる。コントロール
ユニット3は、このパターン割付け信号を取り込むと、
この信号を各発光ユニット4に伝送する。各発光ユニッ
ト4では、図9の処理手順を示すように自己アドレスと
一致した場合はその信号を受け取り(ステップS1)、
設定済みでない新しいパターン番号でなければ、パター
ン番号とそれに付随したデータをメモリに書き込む(ス
テップS2,S4)。また、設定済みのパターン番号で
あれば、同パターン番号上のメモリ領域にそのデータを
上書きする(ステップS2〜S3)。なお、この操作で
コントロールユニット3の制御部8内のメモリ上におけ
る新しいパターン番号の書き込みと点滅一巡時間の書き
替えが同時に行われる。
【0012】つぎに、図10に示す他の実施例の避難誘
導システムを説明する。この実施例では、設定操作器2
1から延びる信号線の接続端23を伝送線L1に接続し
て、設定操作器20の操作パネル20A(図11参照)
の設定キー24を表示部23を見ながら操作することに
より、コントロールユニット3のメモリ上にパターン番
号と点滅一巡時間のデータを再書き込みできるととも
に、発光ユニット4のメモリ14上に記憶されるパター
ン番号、点灯順序、点灯速度のパターン情報の更新を行
なうことができる。なお、設定操作器20とこの操作器
20からの赤外線などによる無線信号を受ける設定受信
器21は、設定器22を構成している。
【0013】つぎに、図12に示す他の実施例の避難誘
導システムを説明する。この実施例では、受信機26か
ら延びる信号線のコネクタCNをコントロールユニット
3に接続することにより、操作器25から無線信号によ
り発光ユニット4の正式なアドレスを、各ユニット4に
付随したメモリ14上の固有の認識番号(製造番号)に
対応して書き込むことができる。ここで、操作器25は
図13に示すようにキー入力操作が行なわれる操作部2
7、操作表示部30、登録操作を司る制御部28、登録
処理中に一時的にデータを記憶しておくメモリ29、ア
ンテナ35を有し受信機26に無線信号を送信する無線
部31、バッテリ32からスイッチ33を介して各部に
給電する電源部34から構成されている。また、受信機
26は図14に示すようにアンテナ36を有する無線部
37と、データの受渡し動作を司る制御部38、処理中
に一時的にデータを記憶しておくメモリ39、伝送イン
ターフェースをなす伝送部40、各部に給電する電源部
41から構成されている。
【0014】つぎに、発光ユニット4のメモリ14に正
式なアドレスを書き込む操作手順を説明する。 (1)まず、操作器25のスイッチ33をオンして電源
を投入する。 (2)続いて、各発光ユニット4から固有の認識番号を
すべて収集する。 (3)操作部27のアドレス設定スタートボタン27b
を押す。 (4)認識番号の若い順に各発光ユニット4へ点滅信号
を送る。 (5)このとき、認識番号はキー27dで選択できる。 (6)点滅している発光ユニット4のアドレスを置数キ
ー27a1を操作して入力に、入力後に設定キー27a
2を押す。 (7)この操作で、ひとつの発光ユニット4にアドレス
データが送られ、正式なアドレスが書き込まれる。 (8)つぎの入力対象となる発光ユニット4が点滅を開
始する。 (9)(6)〜(8)の操作を繰り返し、すべての発光
ユニット4にアドレスが書き込まれたあとは、設定終了
ボタン27cを押す。
【0015】つぎに、図15および図16(a)から
(c)に示す他の実施例の避難誘導システムを説明す
る。この実施例では、各発光ユニット4の発光面43に
透光性の赤外線信号送受信面部44を設けてあり、外部
の設定器42から発光ユニット4のアドレスの書き込み
操作を行なうことができる。図16中、45は回路基板
であり、46はランプである。発光ユニット4に送波さ
れて取り込まれたアドレス値は、ユニット4内のメモリ
39に書き込まれる。なお、設定器42からのアドレス
返送要求に対しては、発光ユニット4から自己のアドレ
スを返出する動作が行なわれ、設定器42側で書込み前
後のユニット4のアドレス値を確認することができる。
【0016】つぎに、図17乃至図19に示す他の実施
例の避難誘導システムを説明する。この実施例では、設
定器45の発光部51からの光信号が発光ユニット4の
受光部4aによって受波され、各発光ユニット4に対し
て点滅信号と、パターン番号、点灯順序および点灯速度
からなるパターン情報とが入力される。この入力操作
は、図20に示す表示部47を見ながら設定キー46を
操作することで行なわれ、制御部48で処理される。バ
ッテリ49が接続される電源部50からは各部に給電が
行なわれる。発光ユニット4に入力されたこのパターン
情報は、ユニット4内のメモリ14に格納される。点滅
信号の場合は、ユニット4内の光源16を点滅させる。
なお、クリアキー46aの操作で滅信号が、発光ユニッ
ト4に送られ、該当のパターン番号のデータがクリアさ
れる。消灯キー46bの操作で、全発光ユニット消灯信
号をひとつの発光ユニット4に送信することができる。
この消灯信号を受けた発光ユニット4は、自身の光源1
5を消灯するとともに、伝送線を介して他の全ての発光
ユニット4に消灯信号を送るので、全光源が消灯され
る。また、点灯キー46cの操作によって点灯順を自動
的に+1できる。また、発光ユニット4は点灯信号を受
けたとき、予め決められた割合で光源16を調光でき
る。
【0017】つぎに、図21に示す他の実施例の避難誘
導システムを説明する。この実施例では、中継機2のパ
ターン生成部52が自動火災報知機から移報を受けると
移報に対応したパターン番号を生成し、このパターン番
号と記憶部53内のパターン番号とをパターン処理部5
4で比較処理することで、人を安全な方向に誘導するた
めの適正な点滅走行パターンに対応した新たなパターン
番号を作出する。なお、パターン生成部54から出力さ
れる最新のパターン番号は記憶部53に書き込まれる。
つぎに、具体的な処理手順を図22を参照して説明す
る。図中、感知区域A(符号の56で示す)で火災が発
生した場合の避難パターンを「1」,「2」と設定し、
感知区域B(符号の57で示す)で火災が発生した場合
の避難パターンを「2」,「3」と設定する。このと
き、区域Aで火災が発生したあとに、区域Bに火災が延
焼した場合は、A,Bの区域に設定された避難パターン
の論理積(AND)をとることにより、両区域にとって
安全な「2」のパターンで避難誘導を行なうことができ
る。この論理積の処理がパターン処理部54で行なわれ
る。生成された適正なパターン番号は、送信部によって
コントロールユニット3に送り出される。
【0018】つぎに、図23に示す他の実施例の避難誘
導システムを説明する。この実施例では、1グループと
なる発光ユニット群に同一のグループ番号を設定し、こ
のグループ番号によって包括される発光ユニット群に対
して、適正な避難パターンを形成するにあたってどの様
に点滅動作を行なったらよいかの指令をコントロールユ
ニット3から送出できる。発光ユニット4には、そのユ
ニット4が所属するグループ番号と、同一のグループ内
の点灯順序を示すアドレスとを設定する番号設定部61
を備えている。この設定データを、制御部13が保有す
るメモリ内に格納してもよい。つぎに、一連の動作手順
を説明する。コントロールユニット3は、自動火災報知
機1から移報を受けると、自身のメモリ内に予め記憶さ
れた図24に示すテーブルTB2から移報に対応したパ
ターンデータを選択して読み出す。このパターンデータ
は、少なくともグループ番号、点滅方向および点滅速度
から構成されている。コントロールユニット3は、選択
したパターンデータを点滅制御指令として各発光ユニッ
ト4に送出する。発光ユニット4は、この指令を受信す
ると、自己当てのグループ番号であれば、点滅方向と点
滅速度のデータを取り込み、点灯すべき順序を、設定さ
れた自身のアドレスと点滅方向のデータとから割り出
す。例えば正方向でアドレス「1」であれば、まずその
発光ユニット4が点灯を開始する。この点滅動作は、点
滅制御指令を受け終えた時点から開始される。一度この
点滅制御指令がコントロールユニット3から送出されれ
ば、その情報が発光ユニット4側に記憶されるので、指
令を連続して送出する必要はない。なお、点滅パターン
をコントロールユニット3のメモリに予め記憶しておか
ず、自動判断で点滅パターンを生成してもよく、この場
合コントロールユニット3や発光ユニット4にパターン
を記憶するための書替え可能な不揮発性メモリを持つ必
要はない。移報に対応した点滅パターンを表わす制御指
令は、コントロールユニット3からではなく、上位の中
継機2から送出してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、火
災時に人を安全な方向に誘導するための複数の点滅走行
パターンに対応したパターン情報を各端末の発光ユニッ
トに分散して記憶するようにしたので、従来のように中
央のコントロール部で一括してパターン情報を管理する
場合に比べて、故障が発生した場合の信頼性を高めるこ
とができる。また、一括してデータを中央のコントロー
ル部から伝送する場合に比べて、伝送時間に遅れが生ぜ
ず、火災発生時に確実に発光ユニットを駆動できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による避難誘導システムの一実施例を示
すブロック図である。
【図2】中継機の内部構成を示すブロック図である。
【図3】コントロールユニットの内部構成を示す図であ
る。
【図4】発光ユニットの内部構成を示す図である。
【図5】メモリ上に記憶されたパターン情報のテーブル
を示す図である。
【図6】発光ユニットの点灯順序を示す図である。
【図7】他の実施例の避難誘導システムを示すブロック
図である。
【図8】図7のコントロールユニットに配された操作パ
ネルを示す図である。
【図9】図7の避難誘導システムの動作を示す流れ図で
ある。
【図10】さらに他の実施例の避難誘導システムを示す
ブロック図である。
【図11】設定操作器に設けられる操作パネルの図であ
る。
【図12】さらに他の実施例の避難誘導システムを示す
ブロック図である。
【図13】操作器を示すブロック図である。
【図14】受信器を示すブロック図である。
【図15】さらに他の実施例の避難誘導システムを示す
ブロック図である。
【図16】発光ユニット本体を示す図である。
【図17】さらに他の実施例の避難誘導システムを示す
ブロック図である。
【図18】他の実施例の発光ユニットを示すブロック図
である。
【図19】操作器を示すブロック図である。
【図20】操作器の操作パネルを示す図である。
【図21】他の実施例の中継機の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図22】移報に基づく適正な避難誘導方向を説明する
ための図である。
【図23】さらに他の実施例の発光ユニットを示す図で
ある。
【図24】コントロールユニット内のパターンデータの
テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 自動火災報知機 2 中継機 3 コントロールユニット 3A 操作パネル 4 発光ユニット 5,8 制御部 6,7,9,12 伝送部 10,17 電源部 11 バッテリ 14 不揮発性メモリ 15 点灯回路 16 光源 18 設定操作部 19 設定内容表示部 20 設定操作器 20A 操作パネル 21 設定受信器 22 設定器 23 表示部 24 設定キー 25 操作器 26 受信器 42,45 設定器 52 パターン生成部 53 パターン記憶部 54 パターン処理部 55 送信部 61 番号設定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動火災報知機からの移報を受け、避難
    経路を示す誘導パターンに対応した点滅信号を発生する
    コントロール部と、このコントロール部に伝送線によっ
    て接続され、コントロール部からの点滅信号を受信し
    て、誘導パターンに対応した光の流れが形成されるよう
    に自身の光源を点滅させる複数の発光ユニットを有する
    光走行式の避難誘導システムにおいて、 上記コントロール部は、発光ユニットが誘導パターンに
    対応した点滅動作を一巡する時間のスタート毎にその誘
    導パターンに割り振られたパターン番号を出力するパタ
    ーン番号送出手段を有し、 上記各発光ユニットは、自己の制御対象となる複数のパ
    ターン番号と、そのパターン番号に対応した誘導パター
    ン内における点灯順序と、光走行速度に対応する点灯速
    度とからなるパターン情報を複数記憶するメモリと、上
    記コントロール部からパターン番号を受信したときに、
    このメモリ内に同一のパターン番号があればそのパター
    ン番号に付随する記憶情報に基づいて自身の光源を点滅
    制御する制御部とを有することを特徴とする避難誘導シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記コントロール部は、自動火災報知機
    から逐次入力される最新の移報と以前の移報に対応させ
    て演算処理を行ない、最も適正な誘導パターンを生成し
    てその誘導パターンに対応したパターン番号を出力する
    パターン番号生成手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の避難誘導システム。
  3. 【請求項3】 上記パターン番号生成手段は、自動火災
    報知機から逐次入力される最新の移報に対応した誘導パ
    ターンのパターン番号を生成するパターン生成部と、前
    回のパターン番号を記憶するパターン記憶部と、パター
    ン生成部からのパターン番号とパターン記憶部からのパ
    ターン番号との論理積をとり、最も適正な誘導パターン
    となる新たなパターン番号を生成するパターン処理部と
    から構成されることを特徴とする請求項2記載の避難誘
    導システム。
  4. 【請求項4】 自動火災報知機からの移報を受け、避難
    経路を示す誘導パターンに対応した点滅信号を発生する
    コントロール部と、このコントロール部に伝送線によっ
    て接続され、コントロール部からの点滅信号を受信し
    て、誘導パターンに対応した光の流れが形成されるよう
    に自身の光源を点滅させる複数の発光ユニットを有する
    光走行式の避難誘導システムにおいて、 上記複数の発光ユニットを発光ユニット群からなる複数
    のグループに分割して、同一グループ内の発光ユニット
    に同一グループ番号を割り振り、その同一のグループ内
    の各発光ユニットにそれぞれ固有のアドレスを割り当
    て、 上記コントロール部には、自動火災報知機からの移報に
    対応させた誘導パターンを形成するために、少なくとも
    グループ番号と、そのグループ内における点灯方向と、
    光走行速度に対応する点灯速度とからなる複数のパター
    ンデータを記憶するメモリと、受信した移報に対応する
    パターンデータをこのメモリから読み出し点滅制御信号
    として各発光ユニットに送出する制御部とを有し、 上記発光部には、上記グループ番号と上記アドレスを記
    憶するメモリ手段と、自身のグループ番号に一致した点
    滅制御信号を取り込み、この点滅制御信号による点灯方
    向および点灯速度のデータと、自身の固有のアドレスと
    に基づいて光源を点滅制御する制御部とを有することを
    特徴とする光避難誘導システム。
  5. 【請求項5】 上記発光ユニットの発光面部は、透光性
    の赤外線信号送受信部を備え、この赤外線信号送受信部
    を介して外部の設定器から赤外線信号によってその発光
    ユニットに必要な制御情報を入出力できることを特徴と
    する請求項1または請求項2または請求項3または請求
    項4記載の避難誘導システム。
JP5097058A 1993-03-31 1993-03-31 避難誘導システム Pending JPH06290358A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158754A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd 点灯制御システム
DE102017108174A1 (de) 2017-03-17 2018-09-20 HARTING Automotive GmbH Autoladesteckverbinder

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