JPH06290201A - 金銭出納機 - Google Patents

金銭出納機

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JPH06290201A
JPH06290201A JP7411293A JP7411293A JPH06290201A JP H06290201 A JPH06290201 A JP H06290201A JP 7411293 A JP7411293 A JP 7411293A JP 7411293 A JP7411293 A JP 7411293A JP H06290201 A JPH06290201 A JP H06290201A
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JP
Japan
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printing
voltage
key
printed
battery
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JP7411293A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Nakagawa
重光 中川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内蔵電源の電圧低下時の対応処理を確実に行
うとともに、内蔵電源の寿命を延ばすことができる金銭
出納機を提供する。 【構成】 内蔵バッテリ25の出力電圧が低下すると、
表示装置14にエラー表示およびガイダンス表示が行わ
れるとともにブザー音が出力され、オペレータに報知さ
れる。オペレータによってスリッププリンタ18に用紙
がセットされ、キーボード17のプリントキーが押下さ
れると、メモリ13に登録されているそれまでの登録金
額合計などのデータがスリッププリンタ18によって印
字される。スリッププリンタ18に用紙がセットされ
ず、またはプリントキーが押下されないまま、予め定め
る期間経過したときは、ジャーナルプリンタ19によっ
てメモリ13の記憶内容が予め装着されている連続用紙
に印字される。印字後に、内蔵バッテリ25の電力供給
を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行の窓口業務などに
用いられる金銭出納機に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行の窓口業務においては、現金や有価
証券などの入金/出金などの出納処理に関するデータを
登録する金銭出納機(テラーズマシン)が用いられてい
る。この金銭出納機には、登録が行われるたびに登録内
容を連続用紙であるジャーナル紙に逐次記録するジャー
ナルプリンタと、必要に応じて外部から装入される単票
用紙である伝票への認証印字を行うスリップ(水平)プ
リンタとが備えられている。
【0003】従来の金銭出納機は、その使用場所などに
応じて、商用交流電源または内蔵バッテリによって駆動
される。内蔵バッテリで駆動する場合、バッテリは放電
時間に制限があるとともに、時間経過に伴って出力電圧
が低下する。通常、金銭出納機などの電気機器には、正
常に動作するために必要な最低駆動電圧が規定されてい
る。この最低駆動電圧以下になると、誤動作または不稼
働となり、記憶手段に登録されている取引合計などのデ
ータが消失してしまい、業務に支障を来す。したがっ
て、前記最低駆動電圧より高い基準電圧を規定し、この
基準電圧になった時点でその旨をオペレータに報知して
適切な対応をとるようにしている。この基準電圧は、記
憶手段の記憶内容の印字手段による印字出力などの動作
が正常に行われる電圧レベルに選ばれる。
【0004】図9は、従来の金銭出納機におけるバッテ
リ電圧低下時の処理を説明するフローチャートである。
ステップa1では、オペレータによる登録操作または点
検操作などが行われる。ステップa2では、オペレータ
による操作が行われているときに内蔵バッテリがローレ
ベルであるかどうか、すなわち予め定める基準電圧以下
であるかどうかの検知を行う。内蔵バッテリがローレベ
ルでない場合および外部電源である商用交流電源によっ
て駆動されている場合はステップa1に戻り、オペレー
タによる操作が続行される。内蔵バッテリがローレベル
である場合はステップa3に進む。
【0005】ステップa3では、ブザー回路を連続して
駆動することによってブザー音を連続して鳴らし、オペ
レータに内蔵バッテリがローレベルであることを報知す
る。ステップa4では、金銭出納機が備える表示装置
に、内蔵バッテリがローレベルであることを示すエラー
表示と、そのときの操作手順を示すガイダンス表示とが
表示される。たとえば図6に示すように、エラー表示と
して「バッテリ・パワーが低いです」などのメッセージ
文が表示され、ガイダンス表示として「取引サマリが印
字されます。スリップ・プリンタに用紙をセットし、プ
リント・キーを押下して下さい」などのメッセージ文が
表示される。
【0006】ステップa5では、オペレータによってス
リッププリンタに単票用紙がセットされ、ステップa6
においてオペレータによる印字のためのキー入力が行わ
れる。これらの操作に応答して、ステップa7では、セ
ットされた用紙に現在までの取引データを、バッテリ電
圧低下時のレポートとして印字出力する。このレポート
には、たとえば図7に示されるように、当該金銭出納機
を操作したオペレータ(出納係)毎の、入金金額、入金
取消金額、入金金額合計、出金金額、出金取消金額、出
金合計金額、収支合計金額などが印字される。
【0007】その後、ステップa8では、前記レポート
出力が終了した後に内蔵バッテリ電圧が低く、動作を続
けられないため自動的に金銭出納機の電源をオフとす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の金銭出納機で
は、内蔵バッテリがローレベルに達したときにオペレー
タが前述のような操作を行わなかった場合、たとえばオ
ペレータが席を外していてその場にいなかった場合や、
レポート発行用の用紙がなかった場合など、記憶手段に
記憶されているデータとして、たとえば取引内容に対す
る合計器の内容などを確認することができなくなる。な
ぜならば、内蔵バッテリの電圧が動作が正常に行われな
いレベルに達したときに装置の動作を停止させるため、
記憶手段の記憶内容が消失してしまうからである。
【0009】また、レポートの発行を行わずに放置した
場合、内蔵バッテリが放電され続け電圧が低下し、その
結果、装置が停止した際には、バッテリの寿命が極端に
落ちてしまい、バッテリの使用可能回数が減少し、不経
済である。
【0010】本発明の目的は、内蔵電源の電圧低下時の
対応処理を確実に行うとともに、内蔵電源の寿命を延ば
すことができる金銭出納機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部電源によ
って駆動され、一取引毎に入力される出納データを記憶
手段に登録する金銭出納機において、予め装着された連
続用紙に、入力された出納データを逐次印字する第1印
字手段と、外部から装入される単票用紙に、一取引毎に
認証印字を行う第2印字手段と、前記第2印字手段の印
字動作を指示する印字キーと、前記内部電源の電圧が予
め定める基準電圧以下になったことを検知する検知手段
と、報知手段と、前記検知手段の出力に応答して前記報
知手段を駆動し、前記第2印字手段に単票用紙が装入さ
れ、かつ前記印字キーが押下されたときは、前記記憶手
段の内容を装入された単票用紙に印字出力し、前記第2
印字手段に単票用紙が装入されずに予め定める期間経過
したときは、前記記憶手段の内容を前記連続用紙に印字
出力する制御手段とを含むことを特徴とする金銭出納機
である。
【0012】また本発明は、前記制御手段は、前記記憶
手段の内容を用紙に印字出力した後に、前記内部電源に
よる電圧供給を遮断することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に従えば、検知手段によって内部電源の
電圧が予め定める基準電圧以下になったことが検知され
ると、報知手段が駆動されてオペレータに異常状態であ
ることが報知されるとともに、記憶手段に登録された登
録内容は、第1印字手段または第2印字手段によって印
字出力される。すなわち、第2印字手段にオペレータが
単票用紙を装入し、印字キーを押下したときは、登録内
容は装入された単票用紙に印字される。また、オペレー
タが第2印字手段に単票用紙を装入せずに予め定める期
間経過したときは、記憶手段の登録内容は第1印字手段
によって予め装着されている連続用紙に印字される。第
1印字手段は、通常の登録操作時には一取引毎に入力さ
れる出納データを逐次印字するために、いわゆるロール
紙などの連続用紙が予め装着されている。したがって、
第2印字手段に装入する用紙が手元にない場合やオペレ
ータが不在であった場合であっても、内部電源の電圧が
低下したときの対応処理が確実に行われ、登録内容が消
失するおそれがなく、その後の業務を円滑に進めること
ができる。予め定める基準電圧は、金銭出納機が正常に
動作できなくなる電圧よりも大きく、かつ少なくとも印
字動作が確実に行うことができる電圧レベルに選ばれ
る。
【0014】また本発明に従えば、第1印字手段または
第2印字手段による記憶手段の登録内容の印字が行われ
た後に内部電源からの電圧供給が遮断され、金銭出納機
は停止する。このように、内部電源が完全に放電される
までに電圧供給を停止させるので、内部電源の寿命が延
び、使用可能回数も減少しない。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である金銭出納機
1の基本的構成を示すブロック図である。金銭出納機1
は、装置全体を制御するCPU(中央処理装置)2を備
える。制御手段であるCPU2は、データバス3を介し
て接続される種々の回路および装置を制御する。データ
バス3には、メモリ制御部4、表示制御部5、フロッピ
ーディスク制御部6、ハードディスク制御部7、キー制
御部8、プリンタ制御部9,10、タイマ回路11、入
出力回路12、ブザー回路20および電源制御回路61
が接続される。
【0016】メモリ制御部4は、CPU2の制御に基づ
いて、記憶手段であるメモリ13の呼出しおよび書込み
を制御する。メモリ13は、ROM(リードオンリメモ
リ)と、RAM(ランダムアクセスメモリ)とから成
り、ROMには金銭出納機1の各種動作プログラムが格
納され、RAMには出納データの登録領域やプログラム
実行時に使用されるワークエリアなどが設定される。
【0017】表示制御部5は、CPU2からの表示制御
信号に基づいて、液晶表示装置などで実現される表示装
置14を表示駆動する。表示装置14は、金銭出納機1
による現在の登録業務のための入力画面や、後述する内
蔵バッテリ25の電圧低下時にはエラー表示およびガイ
ダンス表示を表示する。
【0018】フロッピーディスク制御部6は、フロッピ
ーディスク駆動装置15を制御し、図示しない磁気記録
媒体であるフロッピーディスクへの情報の記録/読出し
を実行する。ハードディスク制御部7は、ハードディス
ク駆動装置16を制御し、磁気記録媒体であるハードデ
ィスクへの情報の記録/読出しを実行する。
【0019】キー制御部8は、キーボード17を走査
し、押下されたキーを検出して該キーに対応するキーコ
ードなどの検出信号をCPU2へ送信する。キーボード
17には、後述するように金銭出納機1における各種登
録業務を実行するための複数のキーが配置される。
【0020】プリンタ制御部9は、第2印字手段である
スリップ(伝票)プリンタ18を制御し、単票用紙であ
る伝票に印字を行う。スリッププリンタ18は、伝票の
有無を検知する用紙検知手段S1を備える。プリンタ制
御部10は、第1印字手段であるジャーナルプリンタ1
9を制御し、登録内容を逐次記録する連続用紙であるジ
ャーナル紙への印字を行う。ジャーナルプリンタ19
は、ジャーナル紙の有無を検知する用紙検知手段S2を
備える。
【0021】タイマ回路11は、年月日、曜日、時刻な
どの日付データをCPU2に出力する。この日付データ
は、必要に応じて伝票およびジャーナル紙に印字され、
また表示装置14にも表示される。入出力回路12は、
金銭出納機1に増設される各種付属回路および付属装置
などを接続するために設けられている。
【0022】報知手段であるブザー回路20は、CPU
2からの駆動信号によって駆動され、ブザー音を出力す
る。電源制御回路61は、内蔵バッテリ25および外部
電源62のうち、いずれか一方からの電力を金銭出納機
1の各回路に供給する。また、検知手段である電源制御
回路61は、内部電源である内蔵バッテリ25の出力電
圧を監視し、予め定める基準電圧以下になると検知信号
をCPU2に出力する。
【0023】図2は、金銭出納機1の外観を示す斜視図
である。金銭出納機1の前面側には、キーボード17が
配置される。キーボード17の右側には複数のLED
(発光ダイオード)21が配置され、キーボード17の
入力モードに応じて点灯/消灯される。キーボード17
の手前側にはフロッピーディスク駆動装置15が配置さ
れる。図示しないフロッピーディスクは、FDD(フロ
ッピーディスクドライブ)カバー23を外して装入す
る。FDDカバー23は、FD(フロッピーディスクド
ライブ)カバーロックキー22によって開閉される。
【0024】キーボード17の左側の機体内には、内蔵
バッテリ25が配置され、商用交流電源である外部電源
62が使用できないときに、この内蔵バッテリ25によ
って金銭出納機1を駆動する。
【0025】キーボード17の後方側には、ジャーナル
プリンタ19が配置される。ジャーナルプリンタ19の
ジャーナルカバー28は、ジャーナルカバーロックキー
20によって開閉され、ジャーナル紙の交換作業などを
行う。ジャーナルプリンタ19の上部には、表示装置1
4が配置される。ジャーナルプリンタ19の前面側に
は、表示装置14のコントラストを調整するコントラス
ト調整つまみ27と、金銭出納機1の動作モードを切換
えるモードスイッチ24とが配置される。
【0026】また、ジャーナルプリンタ19の表示装置
14の背後側にはサービススイッチ26が設けられる。
ジャーナルプリンタ19の左側には、スリッププリンタ
18が配置され、単票用紙である伝票の印字を行う。ス
リッププリンタ18は、着脱可能であり、装着したとき
のみ印字動作を行う。
【0027】図3は、キーボード17のキー配列の一例
を示す平面図である。オンラインキー31およびオフラ
インキー32は、オンラインに接続するか否かを選択す
るためのキーである。イン−クワイリキー(照会キー)
33は、金銭出納機1内のデータをホストコンピュータ
へ照会するために用いられる。センドキー(送信キー)
34は、金銭出納機1内のデータをホストコンピュータ
へ送信するために用いられる。
【0028】取消キー35は、入力内容を取消す際に用
いられる。レポートキー36は、金銭出納機1による登
録業務に関する各種のレポートの発行を指示する際に使
用する。バランスキー37は、収支確認を行う際に用い
られる。
【0029】コレクトキー38は、すでに入力されたデ
ータを訂正する際に用いられる。クリアキー39は、た
とえば後述する置数キー44によって入力された金額な
どの数値を消去する場合、またはエラー状態を解除する
際などに用いられる。シフトキー40は、各キーに割当
てられた第2の機能を実行する際に操作する。
【0030】ページアップキー41およびページダウン
キー42は、表示装置14に表示さえれた画面のページ
数の先送りおよび後戻りを行うために用いられる。リス
トキー43は、リストモードを設定する際に操作する。
【0031】置数キー44は、金額や口座番号などの数
値を入力するために操作する。計算モードキー45は、
金銭出納機1において計算を行う際に操作する。除算キ
ー46、乗算キー47、減算キー48および加算キー4
9は、加減乗除の四則演算を行う際に操作する。
【0032】出金キー50は、出金登録を行う際に操作
する。入金キー51は、入金登録を行う際に操作する。
印字キーであるプリントキー52は、前述のプリンタ1
8,19による印字を指示する際に操作する。エンタキ
ー53は、キー入力の終了を指示する時および演算結果
を算出するときに操作する。
【0033】メニューキー54は、表示装置14に予め
定められた各種プログラムを選択するためのメニュー画
面を表示させるときに操作する。ヘルプキー55は、金
銭出納機1の操作中に操作手順が不明であるときに押す
ことによって、表示装置14に操作手順が表示される。
【0034】図4は、金銭出納機1におけるバッテリ電
圧低下時の処理を説明するフローチャートである。ステ
ップb1では、オペレータによる操作は、たとえば登録
操作や点検操作が行われる。ステップb2では、前記電
源制御回路61において内蔵バッテリ25の出力電圧が
ローレベルに達したかどうかが、すなわち出力電圧が予
め定める基準電圧以下に達したかどうかを判断する。内
蔵バッテリ25の出力電圧がローレベルでない場合およ
び外部電源62によって電力が供給されている場合は、
ステップb1に戻りオペレータによる操作が続行され
る。内蔵バッテリ25の出力電圧がローレベルである場
合はステップb3に進む。
【0035】ステップb3では、CPU2は電源制御回
路61からの検知信号に応答して後述する時間監視プロ
グラムを起動する。ここで、図5を参照して、時間監視
プログラムによる処理を説明する。ステップc1では、
プログラムが起動してから予め定める期間、たとえば1
分間経過したかどうかが判断される。予め定める期間で
ある1分が経過すると、ステップc2においてCPU2
内にフラグがセットされる。このフラグがセットされた
場合は、予め定める期間オペレータが何もキー操作をし
なかったことを示す。
【0036】続いてステップb4において、ブザー回路
20を駆動し、ブザー音を連続して鳴らし、バッテリ電
圧が低下したことをオペレータに報知する。さらにステ
ップb5では、表示装置14に、図6に示すように、エ
ラー表示とガイダンス表示とが表示される。エラー表示
としては、たとえば「バッテリ・パワーが低いです」の
メッセージ文が表示される。ガイダンス表示としては、
たとえば「取引サマリが印字されます。スリップ・プリ
ンタに用紙をセットし、プリント・キーを押下して下さ
い」のガイダンス文が表示される。
【0037】ステップb6では、CPU2は、用紙検知
手段S1の出力に基づいてスリッププリンタ18にレポ
ート発行のための単票用紙がセットされたかどうかを判
断する。用紙がセットされた場合はステップb7に進
み、印字のためのキー入力、すなわちプリントキー52
が押下されたかどうかが判断される。プリントキー52
が押下されるとステップb8に進み、スリッププリンタ
18にセットされた用紙に、現在までの取引データを印
字する。その後ステップb9に進み、電源制御回路61
は電力供給を遮断し、金銭出納機1をオフとする。
【0038】ステップb6においてスリッププリンタ1
8に用紙がセットされない場合はステップb10におい
て、前述のフラグがセットされているかどうかが判断さ
れる。セットされていない場合はステップb6に戻り、
セットされている場合はステップb12に進む。またス
テップb7においても同様にプリントキー52が押下さ
れない場合はステップb11に進み、フラグがセットさ
れているかどうかを判断する。フラグがセットされてい
ない場合はステップb7に戻り、フラグがセットされて
いる場合はステップb12に進む。ステップb12で
は、ジャーナルプリンタ19を駆動してジャーナル紙に
対して後述するローバッテリレポートを印字する。その
後ステップb9に進み、金銭出納機1をオフとする。
【0039】図7は、スリッププリンタ18によって印
字されたローバッテリレポート70の印字例を示す図で
ある。レポート70には、銀行名71、レポート名7
2、ページ73、点検コード74、支店コード75、テ
ラー番号76、マシン識別番号77、時刻78、日付7
9が印字されるとともに、メモリ13に登録された取引
金額合計がオペレータ毎に印字される。すなわち、各オ
ペレータ(出納係)毎に入金金額、入金取消金額、入金
金額合計、出金金額、出金取消金額、出金金額合計、収
支金額が印字される。図7に示すレポート70では、4
人のオペレータに対応する登録金額がそれぞれ印字され
ている。レポートの最後には金銭出納機1が業務開始時
から当該レポート70発行時直前までに扱った入金取引
件数とその総合計、および出金取引件数とその総合計が
印字される。
【0040】図8は、ジャーナルプリンタ19によるロ
ーバッテリレポート80の印字例を示す図である。レポ
ート80には、銀行名81、レポート名82、支店コー
ド83、マシン識別番号84、時刻85、日付86が印
字されるとともに、前述のレポート70と同様に金銭出
納機1をそのときまでに操作したオペレータ毎の登録内
容が印字される。ジャーナルプリンタ19に予め装着さ
れている連続用紙は、スリッププリンタ18に装着され
る単票用紙に比べて横幅が狭いので、1行に1項目ずつ
印字するようにしている。
【0041】以上のように本実施例によれば、内蔵バッ
テリ25によって金銭出納機1が駆動されているとき
に、内蔵バッテリ25の出力電圧が予め定める基準電圧
以下になったときは、たとえばオペレータが不在であっ
たような場合であっても、確実にそのローバッテリレポ
ート80がジャーナルプリンタ19によって印字され
る。これによって、メモリ13に記憶されている取引金
額の総合計などが消失するおそれはなく、バッテリ交換
などの作業をした後の金銭出納機1のデータ復旧作業な
どを円滑に行うことができ、業務に支障を来すことが防
止される。また内蔵バッテリ25が完全に放電されるま
でにスリッププリンタ18またはジャーナルプリンタ1
9のいずれかによってローバッテリレポートが印字さ
れ、その後、電源供給を遮断するので、内蔵バッテリ2
5の寿命が延び、使用可能回数も減少することなく、経
済的である。
【0042】なお、ジャーナルプリンタ19に装着され
る連続用紙の用紙切れの検知を、完全に用紙がなくなる
前に行うことによって、ローバッテリレポート80の印
字中にジャーナル紙がなくなることが防止され、より有
効である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内部電源
の電圧が低下したときにオペレータ不在などで電圧低下
時の対応処理が行われなかった場合であっても、記憶手
段の登録内容は第1印字手段に予め装着されている連続
用紙に印字されるので、登録内容が消失することはな
く、また内部電源の電圧低下時のレポートなどの発行が
確実に行われ、業務を円滑に進めることができる。
【0044】また本発明によれば、内部電源が完全に放
電されるまでに内部電源による電圧供給を停止させるの
で、内部電源の寿命が延び、使用可能回数も減少するこ
とはなく、比較的長期間にわたって同一の内部電源を継
続して利用することができ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である金銭出納機1の概略的
構成を示すブロック図である。
【図2】金銭出納機1の外観を示す斜視図である。
【図3】金銭出納機1が備えるキーボード17のキー配
列の一例を示す平面図である。
【図4】金銭出納機1におけるバッテリ電圧低下時の処
理を説明するフローチャートである。
【図5】時間監視プログラムの処理を説明するフローチ
ャートである。
【図6】バッテリ電圧低下時に表示装置14に表示され
る表示画面の一例を示す平面図である。
【図7】スリッププリンタ18によるローバッテリレポ
ート70の印字例を示す図である。
【図8】ジャーナルプリンタ19によるローバッテリレ
ポート80の印字例を示す図である。
【図9】従来の金銭出納機におけるバッテリ電圧低下時
の処理手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 金銭出納機 2 CPU 13 メモリ 14 表示装置 17 キーボード 18 スリッププリンタ 19 ジャーナルプリンタ 11 タイマ回路 20 ブザー回路 25 内蔵バッテリ 61 電源制御回路 61 外部電源 70,80 ローバッテリレポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電源によって駆動され、一取引毎に
    入力される出納データを記憶手段に登録する金銭出納機
    において、 予め装着された連続用紙に、入力された出納データを逐
    次印字する第1印字手段と、 外部から装入される単票用紙に、一取引毎に認証印字を
    行う第2印字手段と、前記第2印字手段の印字動作を指
    示する印字キーと、 前記内部電源の電圧が予め定める基準電圧以下になった
    ことを検知する検知手段と、 報知手段と、 前記検知手段の出力に応答して前記報知手段を駆動し、
    前記第2印字手段に単票用紙が装入され、かつ前記印字
    キーが押下されたときは、前記記憶手段の内容を装入さ
    れた単票用紙に印字出力し、前記第2印字手段に単票用
    紙が装入されずに予め定める期間経過したときは、前記
    記憶手段の内容を前記連続用紙に印字出力する制御手段
    とを含むことを特徴とする金銭出納機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記憶手段の内容を
    用紙に印字出力した後に、前記内部電源による電圧供給
    を遮断することを特徴とする請求項1記載の金銭出納
    機。
JP7411293A 1993-03-31 1993-03-31 金銭出納機 Pending JPH06290201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7411293A JPH06290201A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 金銭出納機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128291A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nec Infrontia Corp 注文データ印字方法及びそのシステム

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JP2007128291A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nec Infrontia Corp 注文データ印字方法及びそのシステム

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