JPH062899A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JPH062899A
JPH062899A JP18742592A JP18742592A JPH062899A JP H062899 A JPH062899 A JP H062899A JP 18742592 A JP18742592 A JP 18742592A JP 18742592 A JP18742592 A JP 18742592A JP H062899 A JPH062899 A JP H062899A
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JP
Japan
Prior art keywords
humidifier
hollow member
wound
partition plate
humidifying
Prior art date
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Pending
Application number
JP18742592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Makimura
繁夫 牧村
Yukio Yasuda
幸夫 安田
Yotsuo Nakamura
四雄 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP18742592A priority Critical patent/JPH062899A/ja
Publication of JPH062899A publication Critical patent/JPH062899A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加湿器が傾斜状態で衝撃が加えられたときで
も加湿体が箱体から脱出しないようにする。 【構成】 高分子多孔質素材からなる袋状の中空部材
(1)の内部に空間を形成する間隔部材(図示しない)を
収納したものを、波状の仕切板(5)に重合して円柱状に
巻回して加湿体(16)を形成する。加湿体(16)にその両端
面の中心を通る線状枠(17)を巻回して箱体(7)内に収納
する。中空部材(1)中に水を供給すると、水蒸気だけが
微細孔を通過して仕切板(5)の通風路(5a)に放出され、
ここを通過する乾燥空気を加湿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は通過する空気に水蒸気
を与える加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、例えば実開昭62−1
4242号公報に示された従来の加湿器を示す図で、図
5は取付状態の斜視図、図6は加湿体の斜視図である。
【0003】図において、(1)はポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ふっ素樹脂等の高分子素材か
らなるシート(2)により袋状に形成された中空部材で、
シート(2)は、水蒸気(気体状の水分子)は自由に通過
するが、液状水(液体状の水分子)は全く通過しないよ
うにするために、孔径10μm以下の微細孔が無数に設
けられてる。(3)(4)はそれぞれ中空部材の両端部に装着
された給水口及び排水口、(5)は中空部材(1)を巻回した
ときに重合された中空部材(1)間に通風路(5a)を形成す
るように、中空部材(1)に重合して巻回された波板状の
仕切板である。
【0004】(6)は中空部材(1)を巻き付ける心材、(7)
は中空部材(1)を収納し、前面及び後面が開口した箱体
で、上記各部材(1)〜(6)により加湿器(8)が構成されて
いる。(9)は箱体(7)の開口縁部に係合した逆W字状の抑
え棒で、同一垂直面に位置する中空部材(1)、仕切板(5)
及び心材(6)の端部を支持固定している。(10)は加湿器
(8)が固定された空気調和機の熱交換器である。
【0005】従来の加湿器(8)は上記のように構成さ
れ、給水口(3)から中空部材(1)の中空部材内に水を供給
することにより、水蒸気だけが中空部材(1)のシート(2)
の微細孔を通過して通風路(5a)に放出される。これで、
通風路(5a)を通過する熱交換器(10)からの乾燥空気を加
湿する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
湿器(8)では、心材(6)に巻回した中空部材(1)を箱体(7)
に収納して、抑え棒(9)で支持するようにしているた
め、加湿器(8)が傾斜状態のとき衝撃が加わると、抑え
棒(9)が外れて、心材(6)、中空部材(1)及び仕切板(5)が
飛び出してしまうという問題点がある。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、衝撃が加えられたとき中空部材、仕切板
等の飛び出しを防止できるようにした加湿器を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加湿器
は、高分子多孔質素材からなる中空部材の内部に間隔部
材を収納したものを、波板状の仕切板に重合して円柱状
又は蛇行状に形成した加湿体に、その両端面の中心を通
る線状枠を巻回して、箱体内に収納したものである。
【0009】
【作用】この発明においては、加湿体に、その両端面の
中心を通る線状枠を巻回したため、加湿体の移動は抑制
される。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の一実施例を示す図
で、図1は取付状態の斜視図、図2は加湿体の要部断面
斜視図、図3は箱体の分解斜視図であり、従来装置と同
様の部分は同一符号で示す(他の実施例も同じ)。
【0011】図において、中空部材(1)及び仕切板(5)は
図6に示すものとほぼ同様であり、中空部材(1)の内部
には水路を形成する間隔部材(15)が設けられ、中空部材
(1)及び仕切板(5)は重合して円柱状に巻回されて加湿体
(16)を形成している。(17)は加湿体(16)に巻回された線
状枠で、加湿体(16)の両端面ではその中心を通し、両側
面では仕切板(5)の通風路(5a)に嵌入されている。
【0012】箱体(7)はコ字状に形成され、前面開口部
(7a)、後面開口部(7b)及び側面開口部(7c)を有し、前面
及び後面開口部(7a)(7b)の3周と側面開口部(7c)の上下
部にはそれぞれ屈曲形成された縁部(7d)(7e)を有してい
る。(7f)は、側面開口部(7c)を閉塞し、ねじ(18)で縁部
(7e)に締結された側板である。
【0013】上記のように構成された加湿器(8)におい
て、その加湿作用は従来装置と同様であり、熱交換器(1
0)からの乾燥空気は、加湿体(16)の通風路(5a)を通過す
る間に加湿される。加湿体(16)には既述のように線状枠
(17)が巻回され、箱体(7)の側面開口部(7c)から箱体(7)
内に収納され、側板(7f)がねじ(18)で締結される。線状
枠(17)の前面部及び後面部は加湿体(16)の中心を通り、
かつ縁部(7d)に係合しているため、加湿体(16)を脱出す
ることはない。また、線状枠(17)の両端部は加湿体(16)
の通風路(5a)に嵌入されているため、加湿体(16)の回動
は防止される。
【0014】実施例2.図4はこの発明の他の実施例を
示す加湿器の斜視図である。この実施例では、線状枠(1
7)を箱体(7)の前面及び後面開口部(7a)(7b)に対し対角
線状に配置したものである。線状枠(17)は加湿体(16)の
両端面の中心を通るため、加湿体(16)が脱出することは
ない。
【0015】実施例3.実施例1及び実施例2では、加
湿体(16)は中空部材(1)を仕切板(5)に重合して円柱状に
巻回するものとしたが、これに限るものではない。中空
部材(1)及び仕切板(5)を重合して蛇行状に湾曲して加湿
体(16)を構成したものにも適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明では、円柱
状又は蛇行状に形成された加湿体に、その両端面の中心
を通る線状枠を巻回したので、加湿体の移動は抑制さ
れ、加湿器が傾斜状態のとき衝撃が加えられても、加湿
体が箱体から脱出することを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す取付状態の斜視図。
【図2】図1の加湿体の要部断面斜視図。
【図3】図1の箱体の分解斜視図。
【図4】この発明の他の実施例を示す加湿器の斜視図。
【図5】従来の加湿器の取付状態の斜視図。
【図6】図5の加湿体の斜視図。
【符号の説明】
1 中空部材 5 仕切板 7 箱体 7a 前面開口部 7b 後面開口部 8 加湿器 15 間隔部材 16 加湿体 17 線状枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の通過を阻止し水蒸気を通過させる高
    分子多孔質素材からなる袋状の中空部材の内部に水路を
    形成する間隔部材を収納したものを、波板状の仕切板に
    重合して円柱状に巻き付けるか蛇行状に湾曲して形成し
    た加湿体と、前面及び後面に開口部を有しこの開口部に
    上記加湿体の両端面を臨ませて上記加湿体を収納する箱
    体を備え、上記加湿体にその両端面の中心を通る線状枠
    を巻回してなる加湿器。
JP18742592A 1992-06-23 1992-06-23 加湿器 Pending JPH062899A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18742592A JPH062899A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 加湿器

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JP18742592A JPH062899A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 加湿器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062899A true JPH062899A (ja) 1994-01-11

Family

ID=16205831

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18742592A Pending JPH062899A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 加湿器

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JP (1) JPH062899A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7620197B2 (en) 2005-04-29 2009-11-17 Bse Co., Ltd. Casing of condenser microphone

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7620197B2 (en) 2005-04-29 2009-11-17 Bse Co., Ltd. Casing of condenser microphone

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