JP2748774B2 - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
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Description
が水は通さないシートを袋状に形成したいわゆる透湿膜
式の加湿器に関するものである。
図であり、この図において、2は疏水性高分子の多孔質
シートを主素材にした水蒸気を通過させ得るシート部材
であり、3はこのシート部材2を袋状に形成した内部の
中空部にスペーサを内装し波板5と共に渦巻き状に巻き
上げて形成した円筒形状の中空構造体である。この加湿
器1は前記中空構造体3の中空部に水を供給して、中空
構造体3及び波板5で形成される風路4に送風した空気
に中空構造体3を通過した水蒸気を含ませて加湿する。
6は前記中空構造体3などを収納する加湿器ケーシング
であり、加工の容易な金属板によって形成されている。
また、加湿器ケーシング6に収納される前記中空構造体
3の一端部をさえぎるようにしてW形押え金具7が、こ
の加湿器ケーシング6の前後両面に設けてある。8は前
記中空構造体3への給水用配管の継手である。
湿器1にあっては、疏水性高分子の多孔質シートを主素
材にしたシート部材2によって構成される前記中空構造
体3の中空部4に、石鹸水や油、界面活性剤を含んだ液
が供給水に混じって入ったりすると、はっ水性の処理を
施したシート部材2であっても、前記石鹸水等に侵され
てシート部材2は親水性になる。この加湿器1を使用し
ていると侵された部分から水漏れが生じ、その水が金属
板で形成された前記加湿器ケーシング6に付着して錆を
発生させる。そして長期間使用していると、錆によって
加湿器ケーシング6がドレーンパン等に固着してしまう
といった問題があった。
シング6を形成した後にW形押え金具7を別に取り付け
ねばならないため、能率的に製品(加湿器)を製造する
といった観点からその組み立て加工性には問題があっ
た。更に角筒状の加湿器ケーシング6に円筒形状に巻い
た中空構造体3を収納する作業は、必ずしも能率良く行
える作業ではなく、作業性にも問題があった。
ためになされたもので、W形押え金具も含めて加湿器ケ
ーシング全体を一体成形することによって加工性を良く
し、また、加湿器ケーシングを対称に分割形成すること
によって、加湿器ケーシングへの中空構造体の組み込み
作業性を良くし、更に錆の発生を無くして錆による種々
の不具合を解消できるようにした加湿器を得ることを目
的としている。
過させ得るシート部材を袋状に形成すると共に渦巻き状
に巻き上げて円筒形状の中空構造体を構成し、この中空
構造体の中空部に水を供給して、中空構造体に送風した
空気に中空構造体を通過した水蒸気を含ませて加湿する
加湿器において、前記中空構造体の一端部を通気出来る
ようにしてさえぎる遮へい部を一体的に形成した加湿器
ケーシングを、対称に分割・結合可能なように形成した
ものである。
部と、前記中空構造体の一端部を通気出来るようにして
さえぎる遮へい部を一体的に形成した加湿器ケーシング
を対称に分割形成し、かつ分割形成する前記外周枠部の
各分割外周枠部には、互いに結合できる連結部を形成し
たものである。
うにしてさえぎる遮へい部と四角形状に形成する加湿器
安定支持枠部を一体的に形成した加湿器ケーシングを、
対称に分割・結合可能なように形成すると共に、分割形
成する前記加湿器安定支持枠部のコーナスペース部に、
前記中空構造体への給水用配管の継手を配設し、かつこ
の継手の近傍の加湿器安定支持枠部に切欠部を形成した
ものである。 さらに、加湿器ケーシングを合成樹脂で形
成したものである。
対称に分割・結合可能なように形成されているので、中
空構造体を前記加湿器ケーシングに収納する場合には、
分割した加湿器ケーシングを中空構造体を間にして結合
することによって簡単に中空構造体を加湿器ケーシング
内に組み込むことができる。また、分割形成した加湿器
ケーシング部分には連結部を設けてあるので、簡単に結
合させることができる。 また、中空構造体への給水用配
管の継手を配設した近傍の加湿器安定支持枠部に切欠部
を形成してあり、継手の保守作業が容易にできる。 さら
に、加湿器ケーシングが合成樹脂によって形成されてい
るので、シート部材から水が漏れたとしても錆の発生は
ない。
する。図1はこの発明に係る一実施例の加湿器1の斜視
図、図2は加湿器1の正面図である。なお、前記従来の
共通する箇所の符号は同一符号とし、詳細な説明を省略
する。
する加湿器ケーシング6は、前記中空構造体3の外周を
被覆する外周枠部9と、前記中空構造体3の一端部を通
気出来るようにしてさえぎる遮へい部10(従来のW形
押え金具7に相当する)を有し、前記外周枠部9の一端
に一体的に形成される四角形状の加湿器安定支持枠部1
1とからなる。この加湿器ケーシング6全体は、前記四
角形状の加湿器安定支持枠部11の対角線12に沿って
二分割形成されていて、分割される各加湿器ケーシング
部分13、14は、前記加湿器安定支持枠部11の前面
中心点を基点に点対称であり、各加湿器ケーシング部分
13、14は同じ成形型で、それぞれ別々に合成樹脂に
よって形成されている。前記各加湿器ケーシング部分1
3、14を構成する分割された、前記外周枠部9、遮へ
い部10を有する加湿器安定支持枠部11は、分割され
た状態で各部一体的に形成されている。
外周枠部16、17の上下部、すなわち、前記対角線8
2上の上下の各分割外周枠部16、17には、分割外周
枠部16、17同士、結合できるように連結部15であ
る凹部18と、係止凸部19が形成されている。
器安定支持枠部11の隅のコーナスペース部20には、
前記継手8が配設され、この継手8の近傍の前記加湿器
安定支持枠部11には切欠部21が形成されている。切
欠部21は反対側に位置するコーナスペース部22にも
成形時に形成されることになる。また、継手8の近傍の
前記加湿器安定支持枠部11に切欠部21を形成するこ
とによって、継手8の交換・取り付け、保守点検作業を
容易に行うことができる。尚、一方の切欠部21に継手
8を配設した場合、他方の切欠部には、送風した空気の
洩れを防止するために、ゴムブッシュ(図示せず)等が
配設される。
ては、加湿器ケーシング6が各加湿器ケーシング部分1
3、14に二分割されているので、前記円筒形状の中空
構造体3を加湿器ケーシング6に組み込む場合、両加湿
器ケーシング部分13、14で中空構造体3を挟み込む
ようにして両加湿器ケーシング部分13、14内に収納
し、各ケーシング部分13、14の連結部15を結合す
ることにより、簡単に中空構造体3を加湿器ケーシング
6に組み込むことができる。
加湿器ケーシングは対称に分割・結合できるように形成
されているので、中空構造体の加湿器ケーシング内への
組み込み作業も容易に行うことができ、より作業性を向
上させることができる。また加湿器ケーシングは対称に
分割形成されるため、加湿器ケーシングの片側を形成し
て組み合わせるだけで、一つの加湿器ケーシングが形成
でき、効率的に加湿器ケーシングを製作することができ
る。 また、分割形成した加湿器ケーシング部分には連結
部を設けてあるので、簡単に結合させることができる。
また、継手を配設した近傍の加湿器安定支持枠部に切欠
部を形成してあるので、継手の交換や保守・点検作業が
容易に行うことができる。 さらに、加湿器ケーシングが
合成樹脂によって形成されているので、シート部材から
水が漏れたとしても錆の発生はない。そのため錆の発生
によって生じていた従来の種々の不都合を解決すること
ができる。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 水蒸気を通過させ得るシート部材を袋状
に形成すると共に渦巻き状に巻き上げて円筒形状の中空
構造体を構成し、この中空構造体の中空部に水を供給し
て、中空構造体に送風した空気に中空構造体を通過した
水蒸気を含ませて加湿する加湿器において、前記中空構
造体の一端部を通気出来るようにしてさえぎる遮へい部
を一体的に形成した加湿器ケーシングを、対称に分割・
結合可能なように形成したことを特徴とする加湿器。 - 【請求項2】 水蒸気を通過させ得るシート部材を袋状
に形成すると共に渦巻き状に巻き上げて円筒形状の中空
構造体を構成し、この中空構造体の中空部に水を供給し
て、中空構造体に送風した空気に中空構造体を通過した
水蒸気を含ませて加湿する加湿器において、前記中空構
造体の外周を被覆する外周枠部と、前記中空構造体の一
端部を通気出来るようにしてさえぎる遮へい部を一体的
に形成した加湿器ケーシングを対称に分割形成し、かつ
分割形成する前記外周枠部の各分割外周枠部には、互い
に結合できる連結部を形成したことを特徴とする加湿
器。 - 【請求項3】 水蒸気を通過させ得るシート部材を袋状
に形成すると共に渦巻き状に巻き上げて円筒形状の中空
構造体を構成し、この中空構造体の中空部に水を供給し
て、中空構造体に送風した空気に中空構造体を通過した
水蒸気を含ませて加湿する加湿器において、前記中空構
造体の一端部を通気出来るようにしてさえぎる遮へい部
と四角形状に形成する加湿器安定支持枠部を一体的に形
成した加湿器ケーシングを、対称に分割・結合可能なよ
うに形成すると共に、分割形成する前記加湿器安定支持
枠部のコーナスペース部に、前記中空構造体への給水用
配管の継手を配設し、かつこの継手の近傍の加湿器安定
支持枠部に切欠部を形成したことを特徴とする加湿器。 - 【請求項4】 加湿器ケーシングを合成樹脂で形成した
ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記
載の加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13363292A JP2748774B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13363292A JP2748774B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 加湿器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322240A JPH05322240A (ja) | 1993-12-07 |
JP2748774B2 true JP2748774B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=15109365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13363292A Expired - Fee Related JP2748774B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2748774B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0656623U (ja) * | 1992-12-25 | 1994-08-05 | 日東電工株式会社 | 加湿エレメント収納ケース |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP13363292A patent/JP2748774B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05322240A (ja) | 1993-12-07 |
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Legal Events
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