JPH0628879A - メモリ管理方式 - Google Patents

メモリ管理方式

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JPH0628879A
JPH0628879A JP18006192A JP18006192A JPH0628879A JP H0628879 A JPH0628879 A JP H0628879A JP 18006192 A JP18006192 A JP 18006192A JP 18006192 A JP18006192 A JP 18006192A JP H0628879 A JPH0628879 A JP H0628879A
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JP18006192A
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Tomohiro Hayashi
朋弘 林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のブロックに分割されたメモリにおい
て、各ブロックに均等にデータを格納することにより、
各ブロックの使用率を均一化し、その消去回数を平均化
すること。 【構成】 メモリ1の各ブロック1−1,1−2,…1
−nを複数の領域1−1a,1−1b,…1−1nに分
割し、メモリ1へのデータ格納時、データ書き込み可能
な空き領域を持つブロックの空き領域の1つにデータを
書き込む。上記領域にデータ書き込みできる部分がなく
なったとき、次のブロックの空き領域の1つにデータを
書き込み、順次、上記書き込み処理を繰り返す。また、
データの圧縮時には、メモリ1に格納された有効データ
数とブロック数より、各ブロック1−1,1−2,…1
−nの平均データ格納数を求め、上記平均データ数のデ
ータを各ブロック1−1,1−2,…1−nに格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブロックに分割されたメ
モリの管理方式に関し、特に本発明は、ブロックに分割
されたメモリの各ブロックに均等にデータを格納するこ
とができるメモリ管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロックに分割されたメモリ、特にフラ
ッシュ・メモリのようにデータの書換え回数に制限があ
るメモリにデータを追加して書き込んでいく場合には、
各ブロックの使用効率を上げ、その消去回数を平均化す
る必要がある。図5は従来のメモリ管理方式を示す図で
あり、同図(a)はデータが格納された状態、同図
(b)はデータの整理後の状態、同図(c)はデータ圧
縮後の状態を示す。
【0003】同図において、101はメモリ、101a
〜101dはメモリ101の各ブロックを示し、101
eはワーク・ブロックを示す。同図(a)において、メ
モリ101の各ブロック101a〜101dにデータを
書き込む場合には、同図に示すように、(1) →(2) →
(3) …の順序で書き込んで行き、ブロックのデータが一
杯になると、次のブロックにデータを書き込んでいく。
また、書き込んだデータのリライト・データを書き込
む場合には、リライトされるデータに消去フラグを立て
(同図においては、網掛けで表示されている)、空いて
いる領域に新たなデータを書き込む。
【0004】上記のように、順次データを書き込んで行
き、データがメモリ101の最後のブロック101dの
最後まで格納され、ワーク・ブロック101dにデータ
を格納しようとした時に、データの整理を行う。データ
を整理する場合には、各ブロック101a〜101dの
うち、消去データの最も多いブロックを選択し(図5
(a)においてはブロック101b)、そのブロック1
01bにおいて、消去フラグが付されていないデータ
(図5(a)においては、論理データ8,論理データ1
0,論理データ9NEW を順番にワーク・ブロック101
eに移動させる。
【0005】そして、ブロック101bにおいて、消去
フラグが付されていないデータがすべてワーク・ブロッ
ク101eに移されると、ブロック101bを一括消去
し、以後、ブロック101bをワーク・ブロックとし、
今までワーク・ブロックであったブロック101eをデ
ータを格納するブロックとし、次のデータの書き込みに
備える(以後の説明においては、書換え後のワーク・ブ
ロック101eをブロック101b、ブロック101b
をワーク・ブロック101eと呼び変えて説明する)。
【0006】同図(b)は上記のような手順でブロック
101bの整理を行った後のメモリ101の状態を示し
ており、同図に示すように、ブロック101bに格納さ
れていた消去フラグの付されたデータが消去されてい
る。整理後データの書き込みを行う場合には、ブロック
101bに(10)→(11)→(12)の順序に書き込み、各ブロ
ックのデータが一杯になると、上記と同様、ブロック1
01c,ブロック101dについて整理を行う。
【0007】また、メモリ101に格納されたデータを
圧縮する場合には、上記した整理の場合と同様、まず、
各ブロック101a〜101dのうち、消去データの最
も多いブロックを選択する(図5(a)においてはブロ
ック101b)。次いで、ブロック101bにおいて、
消去フラグが付されていないデータを順番にワーク・ブ
ロック101eに移動させる。
【0008】消去フラグが付されていないデータがすべ
てワーク・ブロック101eに移されると、ブロック1
01bを一括消去し、以後、ブロック101bをワーク
・ブロックとし、今までワーク・ブロックであったブロ
ック101eをデータを格納するブロックとする。つい
で、次のブロック(図5(a)においては、ブロック1
01c)のデータをブロック101bの空いた領域に移
動し(図5(a)においては、ブロック101cの論理
データ12,論理データ11NEW 、論理データ13がブ
ロック101bに移動する)、ブロック101cの移動
したデータには消去フラグを立てる。
【0009】以下、ブロック101c,101dについ
て、上記と同様な処理を行いデータの圧縮を行う。図5
(c)は以上のような処理を各ブロックについて行い、
データ圧縮を行った後のメモリの状態を示しており、各
ブロックに格納されていた消去フラグが付されたデータ
が消去され、データが圧縮されている。
【0010】また、圧縮後、データを書き込む場合に
は、圧縮により空いた領域、(図5(c)の場合にはブ
ロック101d)の領域に(20)→(21)→(22)…の順番に
書き込んでいく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のメモリ管理方式においては、データをいかに圧縮し
てメモリに格納するかが問題とされ、メモリの各ブロッ
クの使用率の平均化が考慮されていないため、メモリの
ブロックの使用頻度が特定のブロックに集中するという
傾向があった。
【0012】このため、例えばフラッシュ・メモリのよ
うに、データを追加して格納し、データを一括して消去
するタイプのメモリに従来のメモリ管理方式を適用した
場合には、特定のブロックに特定データが集中してしま
い、各ブロックの消去回数が不均衡になるという問題が
あった。一般に、メモリに最初に書き込まれるデータ
は、リライト処理の発生の確率が低いシステム制御関係
のデータであり、これらのデータが図5のブロック10
1aに集中すると、そのブロックは殆ど書き換えられ
ず、ブロックの消去回数がかたよることになる。
【0013】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
なされたものであって、ブロックに分割されたメモリに
おいて、各ブロックに均等にデータを格納することによ
り、各ブロックの使用率を均一化し、その消去回数を平
均化することができるメモリ管理方式を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。上記課題を解決するため、本発明の請求項1の発
明は、複数のブロック1−1,1−2,…1−nに分割
されたメモリ1へデータを格納し、格納されたデータの
整理、データの圧縮等を行うメモリ管理方式において、
メモリ1の各ブロック1−1,1−2,…1−nを複数
の領域1−1a,1−1b,…1−1nに分割し、メモ
リ1へのデータ格納時、データ書き込み可能な空き領域
を持つブロックの空き領域の1つにデータを書き込み、
データを書き込むことにより、上記領域にデータ書き込
みできる部分がなくなったとき、データが書き込まれて
いない空き領域を持つ次のブロックの空き領域の1つに
データを書き込み、各ブロック1−1,1−2,…1−
nの空き領域に対して、順次、上記書き込み処理を繰り
返すことにより、メモリ1の各ブロック1−1,1−
2,…1−nに平均的にデータを格納するようにしたも
のである。
【0015】本発明の請求項2の発明は、複数のブロッ
ク1−1,1−2,…1−nに分割されたメモリ1へデ
ータを格納し、格納されたデータの整理、データの圧縮
等を行うメモリ管理方式において、メモリ1に格納され
た有効データ数とブロック数より、各ブロック1−1,
1−2,…1−nの平均データ格納数を求め、各ブロッ
ク1−1,1−2,…1−nに格納されたデータを圧縮
して格納する際、上記平均データ数のデータを各ブロッ
ク1−1,1−2,…1−nに格納することにより、デ
ータ圧縮後に各ブロック1−1,1−2,…1−nに格
納されるデータ数を平均化するようにしたものである。
【0016】
【作用】本発明の請求項1の発明においては、メモリ1
の各ブロック1−1,1−2,…1−nを複数の領域1
−1a,1−1b,…1−1nに分割し、メモリ1への
データ格納時、データ書き込み可能な空き領域を持つブ
ロックの空き領域の1つにデータを書き込み、上記領域
にデータ書き込みできる部分がなくなったとき、次のブ
ロックの空き領域の1つにデータを書き込むようにした
ので、メモリ1の各ブロック1−1,1−2,…1−n
に平均的にデータを格納することができる。したがっ
て、リライト処理の発生の確率が低いデータなど特定デ
ータが特定ブロックに集中することがない。
【0017】本発明の請求項2の発明においては、各ブ
ロック1−1,1−2,…1−nの平均データ格納数を
求め、各ブロック1−1,1−2,…1−nに格納され
たデータを圧縮して格納する際、上記平均データ数のデ
ータを各ブロック1−1,1−2,…1−nに格納する
ようにしたので、圧縮後、データは各ブロックに分散し
て格納され、特定ブロックに書き変わる可能性の低いデ
ータが集中することはない。
【0018】
【実施例】図2は本発明の適用対象の一つである、フラ
ッシュ・メモリおよびその周辺回路の構成を示す図であ
り、同図はフラッシュ・メモリをICカード・メモリ上
に搭載した例を示している。同図において、11はIC
カード・メモリ、12はデータの書換え回数に制限があ
るフラッシュ・メモリであり、フラッシュ・メモリは同
図に示すように、複数のブロック101a,101b,
…に分割されている。13はマイクロ・プロセッサであ
り、その内蔵ROM13aに格納されたプログラムによ
り、データの入出力、フラッシュ・メモリ12へのデー
タの書き込み、消去、データ整理、データ圧縮等の処理
を行う。14はI/0装置であり、ICカード・メモリ
11への入出力制御を行う。15はスタティックRAM
であり、データの書き込み、読み出し時、あるいは、マ
イクロ・プロセッサ13によるデータ処理時における一
時的バッファとして用いられる。16は共通バスであ
り、ICカード・メモリ上に搭載された上記フラッシュ
・メモリ12、マイクロ・プロセッサ13等は共通バス
16により相互に接続されている。
【0019】図3(a),(b),(c)は本発明の第
1の実施例を示す図であり、前記した従来例と同一のも
のには同一の符号が付されており、同図(a)はデータ
が格納された状態、同図(b)はデータの整理後の状
態、同図(c)はデータ圧縮後の状態を示し、12はフ
ラッシュ・メモリ、101a〜101dはフラッシュ・
メモリ12の各ブロック、101eはワーク・ブロック
を示す。
【0020】次に本発明の第1の実施例を図2,図3に
より説明する。図2のICカード・メモリ11のI/O
装置14に外部より書き込みデータが与えられると、マ
イクロ・プロセッサ13はこのデータを読込み、スタテ
ィックRAM15に一時的に格納する。ついで、マイク
ロ・プロセッサ13はスタティックRAM15に格納さ
れたデータをフラッシュ・メモリ12の各ブロック10
1a〜101dに書き込む。
【0021】その際、書き込みデータは、図3(a)に
示すように、(1) →(2) →(3) …の順序で書き込んで行
き、ブロックの半分までデータが書き込まれると、次の
ブロックにデータを書き込む。すなわち、フラッシュ・
メモリ12の各ブロック101a〜101dの上半分に
順次データを書き込んでいき、その上半分が一杯になる
と、各ブロック101a〜101dの下半分にデータを
書き込む。
【0022】また、書き込んだデータのリライト・デー
タを書き込む場合には、従来例の場合と同様、リライト
されるデータに消去フラグを立て(図3においては、網
掛けで表示されている)、空いている領域に新たなデー
タを書き込む。上記のように、順次データを書き込んで
行き、データがフラッシュ・メモリ12の最後のブロッ
ク101dの最後まで格納され、ワーク・ブロック10
1dにデータを格納しようとした時に、図3(b)に示
すように整理を行う。
【0023】この整理の方法は従来例の場合と同様であ
り、マイクロ・プロセッサ13は各ブロック101a〜
101dのうち、消去データの最も多いブロックを選択
し(図3(a)においてはブロック101c)、そのブ
ロック101cにおいて、消去フラグが付されていない
データを、スタティックRAM15に一時的に格納しな
がら、ワーク・ブロック101eに移動させる。
【0024】そして、ブロック101cにおいて、消去
フラグが付されていないデータがすべてワーク・ブロッ
ク101eに移されると、ブロック101cを一括消去
し、以後、ブロック101cをワーク・ブロックとし、
今までワーク・ブロックであったブロック101eをデ
ータを格納するブロックとし、次のデータの書き込みに
備える。
【0025】同図(b)は上記のような手順でブロック
101cの整理を行った後のフラッシュ・メモリ12の
状態を示しており、同図に示すように、ブロック101
cに格納されていた消去フラグの付されたデータが消去
されている。整理後、新たにデータを書き込む場合に
は、整理により空きができた領域(図3(b)において
はブロック101cの(19),(20),(21))に順番にデータ
を書き込んで行き、各ブロックのデータが一杯になる
と、上記と同様、ブロック101b ,ブロック101d
について整理を行う。
【0026】以上のようなデータの格納、整理を行うこ
とにより、フラッシュ・メモリ12の各ブロック101
a〜101dに平均的にデータを格納することができ
る。したがって、リライト処理の発生の確率が低いデー
タなど特定データが特定ブロックに集中することがな
く、各ブロックの使用効率を向上させ、消去回数を平均
化することができる。
【0027】次に、データの圧縮について説明する。フ
ラッシュ・メモリ12に格納されたデータを圧縮する場
合に、従来例のような圧縮方法を用いると、データ圧縮
を行う毎に特定ブロックに書き変わる可能性の低いデー
タが集中することになるので、本実施例では次のように
して圧縮を行う。先ず、マイクロ・プロセッサ13はフ
ラッシュ・メモリ12の各ブロック101a〜101d
に格納されている有効データ(消去フラグが付されてい
ないデータ)数を求め、有効データ数をブロック数で割
り、各ブロック当たりの平均データ格納数を求める。
【0028】ついで、従来例の場合と同様、各ブロック
の内、最も消去データが多いブロックを選択し(図3
(a)の場合には、ブロック101c)、そのブロック
について、上記した整理の場合と同様、まず、ブロック
101cにおいて、消去フラグが付されていないデータ
を順番にワーク・ブロック101eに移動させる。消去
フラグが付されていないデータがすべてワーク・ブロッ
ク101eに移されると、ブロック101cを一括消去
し、以後、ブロック101cをワーク・ブロックとし、
今までワーク・ブロックであったブロック101eをデ
ータを格納するブロックとする。
【0029】ついで、次のブロック(図3(a)におい
ては、ブロック101b)のデータを上記処理により空
いた領域を持つブロック101c(以前ワーク領域であ
ったブロック101e、これをブロック101cと呼び
かえる)に移動する。また、データを空いた領域に移動
する場合には、各ブロックに格納されるデータ数が、上
記した各ブロック当たりの平均データ格納数になるよう
にする。
【0030】すなわち、図3(a)においては、ブロッ
ク101bの論理データ4,論理データ5がブロック1
01cに移動し、ブロック101bの移動したデータに
は消去フラグが立てられる。その結果、同図(c)に示
すように、圧縮後のブロック101a(図3(a)の圧
縮前においてはブロック101c)には、空き領域がで
きる。
【0031】なお、平均データ格納数を求める際、端数
がでた場合には、複数のブロックで端数を処理する。以
下、同図(a)のブロック101b,101d,101
aについて、上記と同様な処理を行いデータの圧縮を行
う。図3(c)は以上のような処理を各ブロックについ
て行い、データ圧縮を行った後のフラッシュ・メモリ1
2の状態を示しており、各ブロックに格納されていた消
去フラグが付されたデータが消去され、データが圧縮さ
れている。
【0032】また、圧縮後、データを書き込む場合に
は、圧縮により空いた領域、図3(c)の場合には(20)
→(21)→(22)…の順番に書き込んでいく。以上のよう
に、各ブロックのデータ圧縮を平均的に行うことによ
り、データは各ブロックに分散して格納され、特定ブロ
ックに書き変わる可能性の低いデータが集中することは
ない。
【0033】上記した第1の実施例においては、各ブロ
ックを半分に分割し、半分の領域にデータが書き込まれ
ると、次のブロックにデータを書き込むようにしている
が、分割の割合とその個数は採用するシステムにおい
て、最適値に設定することができる。図4(a),
(b),(c)は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、上記した第1の実施例においては各ブロックを半分
に分割していたが、本実施例においては、各ブロックを
6つに分割し、データを書き込む場合には、各ブロック
の横方向に順次データを書き込んでいくようにしたもの
である。
【0034】同図において、前記した第1の実施例と同
一のものには同一の符号が付されており、同図(a)は
データが格納された状態、同図(b)はデータの整理後
の状態、同図(c)はデータ圧縮後の状態を示し、12
はフラッシュ・メモリ、101a〜101dはフラッシ
ュ・メモリ12の各ブロック、101eはワーク・ブロ
ックを示す。
【0035】同図において、データを各ブロック101
a〜101dに書き込む場合には、同図(a)に示すよ
うに、先ずブロック101aの第1番目の領域に論理デ
ータ1を書き込み、次いで、ブロック101bの第1番
目の領域に論理データ2を書き込む。以下同様にして、
順次、データを同図(a)の横方向に書き込んで行く。
【0036】また、データ整理を行う場合には、最も消
去データが多いブロックを選択して、そのブロックにつ
いて、第1の実施例と同様な方法により、データ整理を
行う。データ整理後にデータを書き込む場合には、同図
(b)に示すように、整理後のブロック101cに、(1
5)→(19)→(23)の順番で書き込んでいく。さらに、デー
タ圧縮についても、第1の実施例と同様な方法により圧
縮を行い、データ圧縮後のデータ書き込む順序も、第1
の実施例と同様、同図(c)に示すように、(20)→(21)
→(22)…の順番に書き込んでいく。
【0037】なお、上記実施例においては、本発明をフ
ラッシュ・メモリに適用した例について説明したが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、メモリが
ブロックに分割され、データを追加して各ブロックに書
き込んでいき、一括消去するタイプの他のメモリにも適
用することができる。また、上記実施例においては、本
発明をICカード・メモリに適用した例を示したが本発
明は、上記実施例に限定されるものではなく、その他、
種々の機器のメモリ管理に適用することができることは
言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、複数のブロックに分割されたメモリ
において、メモリの各ブロックを複数の領域に分割し、
メモリへのデータ格納時、データ書き込み可能な空き領
域を持つブロックの空き領域の1つにデータを書き込
み、上記領域にデータ書き込みできる部分がなくなった
とき、次のブロックの空き領域の1つにデータを書き込
み、また、データ圧縮時、各ブロックの平均データ格納
数を求め、各ブロックに格納されたデータを圧縮して格
納する際、上記平均データ数のデータを各ブロックに格
納するようにしたので、メモリの各ブロックに平均的に
データを格納することができる。したがって、リライト
処理の発生の確率が低いデータなど特定データが特定ブ
ロックに集中することがなく、各ブロックの使用効率を
向上させ、消去回数を平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】フラッシュ・メモリおよびその周辺回路の構成
を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
11 ICカード
・メモリ 12 フラッシュ
・メモリ 13 マイクロ・
プロセッサ 14 I/0装置 12 スタティッ
クRAM 101a,101b,101c,101d メモリの各
ブロック 101e ワーク・ブ
ロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロック(1-1,1-2, …1-n)に分割
    されたメモリ(1) へデータを格納し、格納されたデータ
    の整理、データの圧縮等を行うメモリ管理方式におい
    て、 メモリ(1) の各ブロック(1-1,1-2, …1-n)を複数の領域
    (1-1a,1-1b, …1-1n)に分割し、 メモリ(1) へのデータ格納時、データ書き込み可能な空
    き領域を持つブロックの空き領域の1つにデータを書き
    込み、 データを書き込むことにより、上記領域にデータ書き込
    みできる部分がなくなったとき、データが書き込まれて
    いない空き領域を持つ次のブロックの空き領域の1つに
    データを書き込み、 各ブロック(1-1,1-2, …1-n)の空き領域に対して、順
    次、上記書き込み処理を繰り返すことにより、メモリ
    (1) の各ブロック(1-1,1-2, …1-n)に平均的にデータを
    格納することを特徴とするメモリ管理方式。
  2. 【請求項2】 複数のブロック(1-1,1-2, …1-n)に分割
    されたメモリ(1) へデータを格納し、格納されたデータ
    の整理、データの圧縮等を行うメモリ管理方式におい
    て、 メモリ(1) に格納された有効データ数とブロック数よ
    り、各ブロック(1-1,1-2, …1-n)の平均データ格納数を
    求め、 各ブロック(1-1,1-2, …1-n)に格納されたデータを圧縮
    して格納する際、 上記平均データ数のデータを各ブロック(1-1,1-2, …1-
    n)に格納することにより、データ圧縮後に各ブロック(1
    -1,1-2, …1-n)に格納されるデータ数を平均化すること
    を特徴とするメモリ管理方式。
JP18006192A 1992-07-07 1992-07-07 メモリ管理方式 Withdrawn JPH0628879A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197788A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Toshiba Corp メモリシステム
JP2012068766A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp メモリコントローラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197788A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Toshiba Corp メモリシステム
JP2012068766A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp メモリコントローラ

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