JPH0247735A - 計算機装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機システムのメモリダンプ手段に利用す
る。特に、主記憶装置上の部分的メモリのダンプ手段に
関する。

〔概要〕

本発明は、計算機システムのメモリダンプにおいて、 主記憶装置上のダンプ領域を高優先度のダンプ領域から
指定されたサイズ分だけ外部記憶装置にダンプすること
により、 必要な情報を過不足なくダンプすることができるように
したものである。

〔従来の技術〕

メモリダンプを行う従来の方法には、あらかじめ作成さ
れた外部記憶装置上のダンプファイルに主記憶装置上の
全情報を書込む全メモリダンプ方式と、システムで固定
の主記憶装置上の領域の情報を外部記憶装置上のダンプ
ファイルに書込む部分メモリダンプ方法とがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来の全メモリダンプ方法では、主記憶装置
上の全情報を外部記憶装置上のダンプファイルに書込む
ので、主記憶装置のメモリサイズが大容量であると、こ
れに比例して外部記憶装置上のダンプファイルも大容量
になり、リソースの有効利用が難しくなる欠点がある。

また、部分メモリダンプ方法では、固定的にダンプ領域
が決定されるので、動的な変更が難しく、必要な情報が
ダンプされない恐れがある。

本発明は、このような決定を除去するもので、必要な情
報を過不足なくダンプすることができる計算機装置を提
供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数個のダンプ領域を有する主記憶装置と、
ダンプファイルを有する外部記１．！装置とを備えた計
算機装置において、上記主記憶装置が有するダンプ領域
ごとに、ダンプ領域の開始アドレス、このダンプ領域の
サイズおよびこの領域から情報がダンプ採集される順位
を定めるプライオリティを組にして格納する管理テーブ
ルを記憶する記憶手段と、この管理テーブルで示す高い
プライオリティが与えれたダンプ領域から順番に、この
ダンプ領域の開始アドレスからこのダンプ領域のサイズ
以内の所望のサイズに相当のアドレスまでの領域上の情
報を上記ダンプファイルに与える手段を有する演算処理
装置とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

主記憶装置上の任意の有限個のダンプ領域に対して各々
のダンプ領域の開始アドレスと、該ダンプ領域のサイズ
と、ダンプ採集時の優先順位を決定するプライオリティ
とから構成されるダンプ情報管理テーブルを用いて、高
優先順位のダンプ領域から順番に指定されたサイズ分だ
け主記憶装置上の情報を外部記憶装置に書込む。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図は、この実施例の構成を示すブロック構成図であ
る。この実施例は、第１図に示すように、複数個のダン
プ領域を有する主記憶装置１０と、ダンプファイル１５
を有する外部記憶装置１２とを備え、主記憶装置１０は
、主記憶装置１０が有するダンプ領域ごとに、ダンプ領
域の開始アドレス、このダンプ領域のサイズおよびこの
領域から情報がダンプ採集される順位を定めるプライオ
リティを組にして格納する管理テーブルであるダンプ情
報管理テーブル２０を有し、この管理テーブルであるダ
ンプ情報管理テーブル２０を有し、この管理テーブルで
示す高いプライオリティが与えられたダンプ領域から順
番に、このダンプ領域の開始アドレスからこのダンプ領
域のサイズ以内の所望のサイズに相当のアドレスまでの
領域上の情報をダンプファイル１５に与える手段を有す
る演算処理装置１１を備える。

本発明の特徴であるダンプ情報管理テーブル２０は、主
記憶装置１０上に存在してもまた外部記憶装置１２上に
存在してもよいが、この実施例では、第１図に示すよう
に、主記憶装置１０上に存在する。

ダンプ情報管理テーブル２０には、ダンプ領域１〜ダン
プ領域ｎに対して、各々のダンプ領域の開始アドレスＡ
、−Ａｈに対して、各々のダンプ領域のサイズ５１〜Ｓ
、、および各々のダンプ領域のプライオリティＰ１〜Ｐ
、、が登録される。これらの情報はシステムジェネレー
ション時に固定的に投定してもよいが、システム稼働中
に動的に追加および更新することもできる。

次に、ダンプ情報管理テーブル２０に基づき外部記憶装
置上１２上のダンプファイル１５に主記憶装置１０上の
情報を書込む動作を説明する。

ダンプファイル１５に書込む契機は、システム停止によ
る自動または手動メモリダンプ起動あるいはオンライン
中のメモリダンプ起動による。まず、ダンプ情報管理テ
ーブル２０に登録されているダンプ領域１〜ダンプ領域
ｎのプライオリティＰ、〜Ｐ、、をチエツクする。この
実施例では、第２図に示すように、Ｐｌ　≧Ｐ３≧Ｐ、
、≧Ｐ２の順になっているので、外部記憶装置１２上の
ダンプファイル１５にはダンプ領域ｌ、次にダンプ領域
３、次にダンプ領域ｎ、そしてダンプ領域２の順番で書
き込まれる。この場合にダンプファイル容量の関係で全
部のダンプ領域が書込まれない状態でダンプファイルの
空領域が無くなることがあるが、プライオリティ類なの
で全メモリダンプ方式に比べて不必要な情報が書込まれ
、必要な情報がダンプされないことが少ない。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、ダンプ情報管理テーブ
ルを用いて必要な情報を過不足なくダンプできるので、
全メモリダンプ方法に比べて外部記１．１！装置上のダ
ンプファイルが小容量になり、また、固定的な部分メモ
リダンプ方法に比べて動的にダンプを採取することがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は外部記憶装置上のダンプファイル内容を示す構
成図。 １０・・・主記憶装置、１１・・・演算処理装置、１２
・・・外部記憶装置、１５・・・ダンプファイル、２０
・・・ダンプ情報管理テーブル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数個のダンプ領域を有する主記憶装置と、ダンプ
   ファイルを有する外部記憶装置とを備えた計算機装置に
   おいて、 上記主記憶装置が有するダンプ領域ごとに、ダンプ領域
   の開始アドレス、このダンプ領域のサイズおよびこの領
   域から情報がダンプ採集される順位を定めるプライオリ
   ティを組にして格納する管理テーブルを記憶する記憶手
   段と、 この管理テーブルで示す高いプライオリティが与えられ
   たダンプ領域から順番に、このダンプ領域の開始アドレ
   スからこのダンプ領域のサイズ以内の所望のサイズ相当
   のアドレスまでの領域上の情報を上記ダンプファイルに
   与える手段を有する演算処理装置と を備えたことを特徴とする計算機装置。