JPH06287974A - ヘドロ除去装置 - Google Patents

ヘドロ除去装置

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JPH06287974A
JPH06287974A JP5100298A JP10029893A JPH06287974A JP H06287974 A JPH06287974 A JP H06287974A JP 5100298 A JP5100298 A JP 5100298A JP 10029893 A JP10029893 A JP 10029893A JP H06287974 A JPH06287974 A JP H06287974A
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JP
Japan
Prior art keywords
sludge
excavating
removing device
backhoe
blade
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Pending
Application number
JP5100298A
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English (en)
Inventor
Kikuo Hashimoto
喜久雄 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来より効率が良いヘドロ除去作業を行うこ
とができ、川底にある古タイヤ等に起因した作業の中断
する必要がないようにする。 【構成】 川底等に堆積したヘドロHを掘削する掘削機
構100 と、この掘削機構100 で掘削されたヘドロHを搬
送する搬送機構200 と、掘削機構100 を掘削すべき位置
に移動させるとともにその位置で保持する移動機構とし
てのバックホー300 とを備えており、掘削機構100 は、
回転ベース110 を回転可能に支持する支持体130 と、回
転ベース110 を回転駆動する駆動源と、この回転ベース
110 に設けられた4つの掘削刃120 とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、川底等に堆積したヘド
ロを除去するヘドロ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、川底に堆積したヘドロの除去
は、バックホー等の起重機類によるすくいあげ、或いは
真空ポンプでの吸引等によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、起重機
等によるすくいあげは、ヘドロが除去される位置(川
底)と、すくいあげたヘドロを廃棄する位置(岸辺)と
の間にわたってアームを旋回移動させなければならない
ので、その効率には一定の限界があった。また、真空ポ
ンプでの吸引では、川底に古タイヤや大きな鉄屑等があ
ると、吸引ホースが詰まってしまい、その除去作業のた
めにヘドロの除去作業を中断しなければならないという
問題点を有していた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、バックホー等によるヘドロ除去よりも効率がよく、
吸引のように古タイヤ等に起因した作業の中断する必要
がないヘドロ除去装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヘドロ除去
装置は、川底等に堆積したヘドロを掘削する掘削機構
と、この掘削機構で掘削されたヘドロを搬送する搬送機
構と、前記掘削機構を掘削すべき位置に移動させるとと
もにその位置で保持する移動機構とを備えており、前記
掘削機構は、回転ベースを回転可能に支持する支持体
と、前記回転ベースを回転駆動する駆動源と、この回転
ベースに設けられた1又は2以上の掘削刃とを有してい
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るヘドロ除去装
置の概略的な構成を示す説明図、図2はこのヘドロ除去
装置の回転ベースと掘削刃とを示す一部破断側面図、図
3は掘削機構を構成する回転ベースと支持体等との関係
を示す側面図、図4は掘削機構を構成する回転ベースと
支持体等との関係を示す平面図である。
【0007】本実施例に係るヘドロ除去装置は、川底等
に堆積したヘドロHを掘削する掘削機構100 と、この掘
削機構100 で掘削されたヘドロHを搬送する搬送機構20
0 と、前記掘削機構100 を掘削すべき位置に移動させる
とともにその位置で保持する移動機構としてのバックホ
ー300 とを備えており、前記掘削機構100 は、回転ベー
ス110 を回転可能に支持する支持体130 と、前記回転ベ
ース110 を回転駆動する駆動源140 と、この回転ベース
110 に設けられた4つの掘削刃120 とを有している。
【0008】前記掘削機構100 は、略円板状の回転ベー
ス110 と、この回転ベース110 を回転可能に支持する支
持体130 と、前記回転ベース110 を回転駆動する駆動源
140と、この回転ベース110 に設けられた4つの掘削刃1
20 とを有している。
【0009】回転ベース110 の中心には回転軸111 が設
けられ、周縁には取付凹部112 が90°の間隔で設けら
れている。取付凹部112 の周囲は掘削刃120 を取り付け
るために他の部分より盛り上がっている。この部分に
は、掘削刃120 のボルト用貫通孔122aに対応したボルト
孔113 が開設されている。
【0010】一方、支持体130 には、前記回転軸111 を
回転可能に支持する一対の軸受 (図示省略) が設けられ
ている。そして、この支持体130 には駆動源140 が取り
付けられており、回転軸111 に駆動力を与えて回転ベー
ス110 を回転させるようにしている。この支持体130
は、掘削刃120 の取り付けられた回転ベース110 が回転
可能に嵌まり込む凹部131 が形成されている。
【0011】また、支持体130 の側面には、振動機構40
0 が取り付けられている。この振動機構400 は、支持体
130 を介して回転ベース110 及び掘削刃120 を振動させ
て、掘削刃120 、回転ベース110 或いは支持体130 に付
着したヘドロHを振るい落として除去するようになって
いる。
【0012】また、掘削刃120 は、前記回転ベース110
に着脱自在に取り付けられるものであって、側面から見
て鎌の刃のような形状に形成されている。なお、この掘
削刃120 は、ヘドロHを掘削するのみならず、掘削と同
時に川底にある古タイヤ等を粉砕するものであるから、
ある程度の強度を必要とするので鍛造によって製造する
のが望ましい。
【0013】この掘削刃120 は、略鎌の刃状の刃部121
と、この刃部121 と一体に形成された取付基部122 とか
ら構成されている。取付基部122 は、前記回転ベース11
0 の取付凹部112 に挿入される部分であって、2つのボ
ルト用貫通孔122aが開設されている。従って、掘削刃12
0 は、前記ボルト孔113 と関連して回転ベース110 に着
脱自在になっている。また、当該掘削刃120 は、ヘドロ
H等を後述する搬送機構200 まで搬送しなければならな
いので、刃部120 はある程度の幅寸法に設定される必要
がある。
【0014】また、支持体130 の上側には、搬送機構20
0 が設けられている。この搬送機構200 は、無限軌道の
ようになった2条のチェーン210 と、このチェーン210
を駆1 する図示しない駆動部とを有している。チェーン
210 には、ヘドロHを搬送するための爪部 (図示省略)
が所定間隔で設けられている。かかる搬送機構200 は、
移動機構であるバックホー300 のアーム310 に関連して
取り付けられている。すなわち、搬送機構200 は、アー
ム310 がどのように動こうとも搬送しているヘドロHが
落ちないように常に水平又は上向きになるようになって
いる。具体的には、アーム310 の所定位置にチェーン21
0 と係合するスプロケット220 が取り付けられているの
である。なお、当該搬送機構200 の終端は、川岸の所定
の位置にセットされている。
【0015】上述したように構成されたヘドロ除去装置
は、川岸に置かれたバックホー300がアーム310 を扇状
に移動させることによって連続的に川底のヘドロHを除
去することができる。川底に古タイヤ等があっても、回
転する掘削刃120 によって粉砕され、ヘドロHとともに
搬送機構200 によって川岸の所定の位置に搬送される。
バックホー300 のアーム310 の全可動範囲のヘドロHの
除去作業が完了したならば、バックホー300 自体を移動
させて次の範囲のヘドロHを除去する。
【0016】なお、上述した実施例では、支持体130 に
は1つの回転ベース110 が取り付けられているとした
が、本発明がこれに限定されるわけではない。例えば、
支持体130 に2以上の回転ベース110 を取り付けること
も可能である。この場合には、それぞれの回転ベース11
0 の掘削刃120 の位置をずらしておくことも可能であ
る。このようにしておくと、古タイヤ等をより効率良く
粉砕することができるようになる。また、1つの回転ベ
ース110 に取り付けられる掘削刃120 は4つには限定さ
れないことは勿論である。
【0017】また、回転ベース110 を回転駆動させる駆
動源140 は、支持体130 に取り付けられているとした
が、支持体130 等は川の中に浸けられるものであるの
で、支持体130 に取り付けられる必要はない。例えば、
バックホー300 の車体に取り付けてお、チェーン等の動
力伝達手段を介して回転ベース110 を回転駆動するよう
にしてもよい。この方が、駆動源140 の防水性等の観点
からは好ましい点もある。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るヘドロ除去装置は、川底等
に堆積したヘドロを掘削する掘削機構と、この掘削機構
で掘削されたヘドロを搬送する搬送機構と、前記掘削機
構を掘削すべき位置に移動させるとともにその位置で保
持する移動機構とを備えており、前記掘削機構は、回転
ベースを回転可能に支持する支持体と、前記回転ベース
を回転駆動する駆動源と、この回転ベースに設けられた
1又は2以上の掘削刃とを有している。従って、連続し
てヘドロを川底等から除去することができるとともに、
古タイヤ等をも粉砕して同時に除去することができるの
で、従来の方法よりも効率的なヘドロの除去作業が可能
になる。
【0019】また、前記掘削刃は回転ベースに着脱自在
になっているので、現場でのメンテナンスが容易にな
る。
【0020】さらに、前記掘削刃等に付着したヘドロを
除去するために、支持体又は/及び回転ベースを振動さ
せる振動機構が設けられているので、ヘドロの除去作業
中にヘドロが掘削刃等に付着する殊に起因する作業の中
断がない。
【0021】また、移動機構には、バックホー等の起重
機を用いるので、既存の設備を有効に利用したヘドロ除
去装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るヘドロ除去装置の概略
的な構成を示す説明図である。
【図2】このヘドロ除去装置の回転ベースと掘削刃とを
示す一部破断側面図である。
【図3】掘削機構を構成する回転ベースと支持体等との
関係を示す側面図である。
【図4】掘削機構を構成する回転ベースと支持体等との
関係を示す平面図である。
【符号の説明】
100 掘削機構 110 回転ベース 120 掘削刃 130 支持体 140 駆動源 200 搬送機構 300 バックホー (移動機構) 400 振動機構 H ヘドロ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 川底等に堆積したヘドロを掘削する掘削
    機構と、この掘削機構で掘削されたヘドロを搬送する搬
    送機構と、前記掘削機構を掘削すべき位置に移動させる
    とともにその位置で保持する移動機構とを具備してお
    り、前記掘削機構は、回転ベースを回転可能に支持する
    支持体と、前記回転ベースを回転駆動する駆動源と、こ
    の回転ベースに設けられた1又は2以上の掘削刃とを有
    していることを特徴とするヘドロ除去装置。
  2. 【請求項2】 前記掘削刃は回転ベースに着脱自在にな
    っていることを特徴とする請求項1記載のヘドロ除去装
    置。
  3. 【請求項3】 前記掘削刃等に付着したヘドロを除去す
    るために、支持体又は/及び回転ベースを振動させる振
    動機構を具備したことを特徴とする請求項1記載のヘド
    ロ除去装置。
  4. 【請求項4】 前記移動機構には、バックホー等の起重
    機を用いることを特徴とする請求項1記載のヘドロ除去
    装置。
JP5100298A 1993-04-02 1993-04-02 ヘドロ除去装置 Pending JPH06287974A (ja)

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JP5100298A JPH06287974A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ヘドロ除去装置

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JP5100298A JPH06287974A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ヘドロ除去装置

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JPH06287974A true JPH06287974A (ja) 1994-10-11

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ID=14270269

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JP5100298A Pending JPH06287974A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ヘドロ除去装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113477634A (zh) * 2021-07-16 2021-10-08 江苏禹顺建设工程有限公司 一种水利工程疏通用清淤装置
CN116494347A (zh) * 2023-06-26 2023-07-28 江苏省水利科学研究院 一种基于3d打印的淤泥资源化利用系统

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