JPH0628765A - 電源制御方法 - Google Patents
電源制御方法Info
- Publication number
- JPH0628765A JPH0628765A JP18086692A JP18086692A JPH0628765A JP H0628765 A JPH0628765 A JP H0628765A JP 18086692 A JP18086692 A JP 18086692A JP 18086692 A JP18086692 A JP 18086692A JP H0628765 A JPH0628765 A JP H0628765A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- data
- adpcm decoder
- power
- audio data
- Prior art date
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- Pending
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CD−Iビュアー装置でのCD−Iタイトル
の再生において、再生するセクタデータのサブヘッダ情
報を元に、再生に必要な制御部にのみ電源を供給するこ
とにより消費電力を最低限に抑える。 【構成】 ピックアップから読み込んだセクタデータの
サブヘッダ情報からリアルタイムオーディオ転送を行う
場合はサブCPUがADPCMデコーダーの電源をオン
とし、サウンドマップ転送を行う場合はメインCPUが
ADPCMデコーダーの電源をオンとして、オーディオ
データの再生を行わない時には、ADPCMデコーダー
への電源をオフとすることによる。 【効果】 装置の消費電力を必要に応じて制御すること
が可能となり、据置型においては100V系の低消費電
力化が、携帯型においてはバッテリーによる長時間の動
作が可能となる。
の再生において、再生するセクタデータのサブヘッダ情
報を元に、再生に必要な制御部にのみ電源を供給するこ
とにより消費電力を最低限に抑える。 【構成】 ピックアップから読み込んだセクタデータの
サブヘッダ情報からリアルタイムオーディオ転送を行う
場合はサブCPUがADPCMデコーダーの電源をオン
とし、サウンドマップ転送を行う場合はメインCPUが
ADPCMデコーダーの電源をオンとして、オーディオ
データの再生を行わない時には、ADPCMデコーダー
への電源をオフとすることによる。 【効果】 装置の消費電力を必要に応じて制御すること
が可能となり、据置型においては100V系の低消費電
力化が、携帯型においてはバッテリーによる長時間の動
作が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDを媒体とし、音声
データ・画像データ・テキストデータを処理することが
可能な再生装置の電源制御方法に関するものである。
データ・画像データ・テキストデータを処理することが
可能な再生装置の電源制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のコンパクトディスク等の再生装置
では、オーディオデータ再生の際に、データを処理しな
い時間でも、CD−Iオーディオデータ処理部であるA
DPCMデコーダーに電力を供給しており、無駄な消費
電力が発生していた。
では、オーディオデータ再生の際に、データを処理しな
い時間でも、CD−Iオーディオデータ処理部であるA
DPCMデコーダーに電力を供給しており、無駄な消費
電力が発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの場合
データの処理、不処理の時間に限らず、電力を供給して
おり、無駄な電力を消費していた。
データの処理、不処理の時間に限らず、電力を供給して
おり、無駄な電力を消費していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するために、ピックアップから読み込んだセクタデー
タのサブヘッダ情報からリアルタイムオーディオ転送を
行う場合はサブCPUがADPCMデコーダーの電源を
オンとし、サウンドマップ転送を行う場合はメインCP
UがADPCMデコーダーの電源をオンとして、オーデ
ィオデータの再生を行わない時には、ADPCMデコー
ダーへの電源をオフとする制御を行う。
決するために、ピックアップから読み込んだセクタデー
タのサブヘッダ情報からリアルタイムオーディオ転送を
行う場合はサブCPUがADPCMデコーダーの電源を
オンとし、サウンドマップ転送を行う場合はメインCP
UがADPCMデコーダーの電源をオンとして、オーデ
ィオデータの再生を行わない時には、ADPCMデコー
ダーへの電源をオフとする制御を行う。
【0005】
【作用】この構成により、ADPCMデコーダーを使用
しない期間ではADPCMデコーダーへの電源供給を切
断することにより消費電力を必要最低限に抑えることが
可能となる。
しない期間ではADPCMデコーダーへの電源供給を切
断することにより消費電力を必要最低限に抑えることが
可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例に於ける電源制御
方法を用いた再生装置の例となるCD−Iビューアーの
ブロック図である。
方法を用いた再生装置の例となるCD−Iビューアーの
ブロック図である。
【0008】図2はCD−Iディスクの物理フォーマッ
トである。図3はCD−Iディスクに含まれるオーディ
オデータの相対セクタ図である。
トである。図3はCD−Iディスクに含まれるオーディ
オデータの相対セクタ図である。
【0009】図4はADPCMデコーダーの電源制御フ
ローチャートである。図5はADPCMデコーダーの電
源制御部のスイッチング回路である。
ローチャートである。図5はADPCMデコーダーの電
源制御部のスイッチング回路である。
【0010】まずオーディオデータの流れについて説明
する。CD−Iディスク1をセットし再生を開始する
と、CD−Iディスク1中のデータはピックアップ3に
よって読み込まれ、デジタル信号処理部7によって、セ
クター単位にデインターリーブ、誤り訂正等の処理を受
ける。
する。CD−Iディスク1をセットし再生を開始する
と、CD−Iディスク1中のデータはピックアップ3に
よって読み込まれ、デジタル信号処理部7によって、セ
クター単位にデインターリーブ、誤り訂正等の処理を受
ける。
【0011】デジタル信号処理部で処理されたデータは
CDC(CD−I DATA CONTROLER)8
へ送られる。CDC8では、図2に示したCD−Iディ
スク1のディスクの各セクタ情報であるヘッダデータ
と、サブヘッダデータ等を抽出する。
CDC(CD−I DATA CONTROLER)8
へ送られる。CDC8では、図2に示したCD−Iディ
スク1のディスクの各セクタ情報であるヘッダデータ
と、サブヘッダデータ等を抽出する。
【0012】サブCPU6はCDC8が抽出したサブヘ
ッダデータを読み込み、メインCPU11から要求され
ていないセクタデータであれば削除し、要求されたセク
タデータでサブヘッダのサブモードのデータがリアルタ
イムでオーディオデータを指す場合には、CD−Iディ
スク1のオーディオセクタデータを16bitのPCM
オーディオデータに変換するADPCMデコーダー9へ
転送し、その他のデータを指す場合には、メインCPU
11へセクタデータを転送するようにCDC8を制御す
る。
ッダデータを読み込み、メインCPU11から要求され
ていないセクタデータであれば削除し、要求されたセク
タデータでサブヘッダのサブモードのデータがリアルタ
イムでオーディオデータを指す場合には、CD−Iディ
スク1のオーディオセクタデータを16bitのPCM
オーディオデータに変換するADPCMデコーダー9へ
転送し、その他のデータを指す場合には、メインCPU
11へセクタデータを転送するようにCDC8を制御す
る。
【0013】上記に述べた様に、ADPCMデコーダー
9はリアルタイムオーディオデータの時にのみ、サブC
PU6によって使用される。また、メインCPUに転送
されたデータに付いてもオーディオデータは存在する。
このオーディオデータはサウンドマップ転送の時にメイ
ンCPU11によってADPCMデコーダー9へ転送さ
れる。
9はリアルタイムオーディオデータの時にのみ、サブC
PU6によって使用される。また、メインCPUに転送
されたデータに付いてもオーディオデータは存在する。
このオーディオデータはサウンドマップ転送の時にメイ
ンCPU11によってADPCMデコーダー9へ転送さ
れる。
【0014】次に図3のオーディオデータの相対セクタ
図について説明する。図に示すようにCD−Iディスク
のオーディオデータにはA,B,Cの各チャネルについ
てステレオ、モノラルのデータがあり全部で6通りのデ
ータ形式がある。図3はオーディオデータの並びを時系
列で示したものであり、×印を付けている部分がオーデ
ィオデータ、○印の部分が、その他のデータである。一
例をとって、レベルBのステレオに付いて説明すると、
×印は4セクタに1回の割合で存在することになり、レ
ベルBのモノラルでは、8セクタに1回の割合でしかオ
ーディオデータは存在しない。つまり、レベルBのモノ
ラルオーディオデータの再生ではシーケンシャルに読ん
だデータの8分の7の区間ではADPCMデコーダーを
使用していないことになる。
図について説明する。図に示すようにCD−Iディスク
のオーディオデータにはA,B,Cの各チャネルについ
てステレオ、モノラルのデータがあり全部で6通りのデ
ータ形式がある。図3はオーディオデータの並びを時系
列で示したものであり、×印を付けている部分がオーデ
ィオデータ、○印の部分が、その他のデータである。一
例をとって、レベルBのステレオに付いて説明すると、
×印は4セクタに1回の割合で存在することになり、レ
ベルBのモノラルでは、8セクタに1回の割合でしかオ
ーディオデータは存在しない。つまり、レベルBのモノ
ラルオーディオデータの再生ではシーケンシャルに読ん
だデータの8分の7の区間ではADPCMデコーダーを
使用していないことになる。
【0015】よって、このADPCMデコーダーを使用
しない区間ではADPCMデコーダーへの電源供給を止
めることが本発明の目的であり、これを実現するための
制御手順を示したのが図4のフローチャートである。実
現するための回路が図5の回路図である。
しない区間ではADPCMデコーダーへの電源供給を止
めることが本発明の目的であり、これを実現するための
制御手順を示したのが図4のフローチャートである。実
現するための回路が図5の回路図である。
【0016】以下に図4のフローチャートに従い制御手
順に付いて説明する。ステップS1、S2の処理はシス
テムの電源投入時に行う初期化処理である。ステップS
3でサブヘッダのデータを読み込みステップS4でオー
ディオデータかどうかの判別を行う。ステップS5では
再生するオーディオデータのセクタ間隔とADPCMデ
コーダー9の電源投入後の立ち上がり時間の引算を行
う。
順に付いて説明する。ステップS1、S2の処理はシス
テムの電源投入時に行う初期化処理である。ステップS
3でサブヘッダのデータを読み込みステップS4でオー
ディオデータかどうかの判別を行う。ステップS5では
再生するオーディオデータのセクタ間隔とADPCMデ
コーダー9の電源投入後の立ち上がり時間の引算を行
う。
【0017】ここでオーディオデータの存在するセクタ
間隔がADPCMデコーダー9の電源投入後に要する立
ち上がり時間より大きければ、ステップS8でADPC
Mデコーダーの現在の処理を待ち処理終了後、次のオー
ディオデータが呼ばれる寸前までをステップS9でカウ
ントし電源をオフにした後に再びADPCMデコーダー
9の電源をオンにする。
間隔がADPCMデコーダー9の電源投入後に要する立
ち上がり時間より大きければ、ステップS8でADPC
Mデコーダーの現在の処理を待ち処理終了後、次のオー
ディオデータが呼ばれる寸前までをステップS9でカウ
ントし電源をオフにした後に再びADPCMデコーダー
9の電源をオンにする。
【0018】先に述べた様にオーディオデータはサブC
PU6側でリアルタイムオーディオ転送時に制御され、
メインCPU11側ではサウンドマップ転送時に制御さ
れるので、図4のフローチャートに従った制御は、メイ
ンCPU11サブCPU6の各CPU側で行わなければ
ならない。
PU6側でリアルタイムオーディオ転送時に制御され、
メインCPU11側ではサウンドマップ転送時に制御さ
れるので、図4のフローチャートに従った制御は、メイ
ンCPU11サブCPU6の各CPU側で行わなければ
ならない。
【0019】よって上記制御のもとで、ADPCMデコ
ーダー9の電源のスイッチングを行うためのADPCM
デコーダー9の電源制御部の回路図を図5に示す。AD
PCMデコーダー9はメインCPU11、サブCPU6
の各CPUからのデータ出力に使用されており、一方の
制御により他方のオーディオデータを中断させぬように
サブCPU6及びメインCPU11のADPCMデコー
ダー9への電源制御信号のORを取ってADPCMデコ
ーダー9への電源供給の制御を行っている。
ーダー9の電源のスイッチングを行うためのADPCM
デコーダー9の電源制御部の回路図を図5に示す。AD
PCMデコーダー9はメインCPU11、サブCPU6
の各CPUからのデータ出力に使用されており、一方の
制御により他方のオーディオデータを中断させぬように
サブCPU6及びメインCPU11のADPCMデコー
ダー9への電源制御信号のORを取ってADPCMデコ
ーダー9への電源供給の制御を行っている。
【0020】
【発明の効果】以上のように装置の消費電力を必要に応
じて制御することが可能となり、据置型においては10
0V系の低消費電力化が、携帯型においてはバッテリー
による長時間の動作が可能となる。また、発熱を抑える
ことが出来る。
じて制御することが可能となり、据置型においては10
0V系の低消費電力化が、携帯型においてはバッテリー
による長時間の動作が可能となる。また、発熱を抑える
ことが出来る。
【図1】本発明の一実施例に於ける電源制御方法を用い
た再生装置のブロック図
た再生装置のブロック図
【図2】CD−Iディスクの物理フォーマット図
【図3】CD−Iディスクに含まれるオーディオデータ
の相対セクタ図
の相対セクタ図
【図4】ADPCMデコーダーの電源制御フローチャー
ト
ト
【図5】ADPCMデコーダー電源制御部のスイッチン
グ回路図
グ回路図
1 CD 2 ディスクモーター 3 ピックアップ 4 フィードモーター 5 サーボコントローラ 6 サブCPU 7 デジタル信号処理部 8 CDC 9 ADPCMデコーダー 10 ADPCMデコーダー電源制御部 11 メインCPU 12 ROM 13 RAM 14 タイマー 15 ポインティングデバイス 16 画像処理部 17 D/Aコンバータ 18 オーディオアンプ
Claims (1)
- 【請求項1】コンパクトディスクを媒体とし、音声デー
タ・画像データ・テキストデータを処理することが可能
な対話型CD装置に於て、CDから読み込んだセクタデ
ータのサブヘッダ情報を元に、データがリアルタイムオ
ーディオデータである場合にはサブCPUが、その他の
オーディオデータの場合にはメインCPUがADPCM
の電源の開閉を制御することにより、ADPCMデコー
ダーを使用しない時の無駄なADPCMデコーダーへの
電源供給を防ぐことを特徴とした電源制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18086692A JPH0628765A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 電源制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18086692A JPH0628765A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 電源制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628765A true JPH0628765A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16090725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18086692A Pending JPH0628765A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 電源制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628765A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0825519A1 (en) * | 1996-08-14 | 1998-02-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for controlling operation of optical disk drive |
CN100390801C (zh) * | 1997-06-03 | 2008-05-28 | 索尼株式会社 | 便携式信息处理装置以及控制方法 |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP18086692A patent/JPH0628765A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0825519A1 (en) * | 1996-08-14 | 1998-02-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for controlling operation of optical disk drive |
CN100390801C (zh) * | 1997-06-03 | 2008-05-28 | 索尼株式会社 | 便携式信息处理装置以及控制方法 |
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