JPH0628688Y2 - 検査ピグ挿入装置 - Google Patents

検査ピグ挿入装置

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JPH0628688Y2
JPH0628688Y2 JP1987054239U JP5423987U JPH0628688Y2 JP H0628688 Y2 JPH0628688 Y2 JP H0628688Y2 JP 1987054239 U JP1987054239 U JP 1987054239U JP 5423987 U JP5423987 U JP 5423987U JP H0628688 Y2 JPH0628688 Y2 JP H0628688Y2
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inspection
guide tube
pipe
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inspection pig
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友二 藤沢
靖治 細原
隆男 山岸
香一 安井
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Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、小・中径管の腐蝕状態を検査するものに適用
される検査ピグ挿入装置に係わり、特に活管のままの例
えばガス管に検査ピグを挿入して検査を行う検査ピグ挿
入装置に関する。
(従来の技術) 従来、活管のままのガス管に検査機器を挿入するものと
して、ガス管の埋設場所を掘削し検査対象管の一部を露
出させる。しかる後、管上にノーブロー継手,シャッタ
ーを取付け、ホールソーにより穿孔する。穿孔後、挿入
回収装置をシャッタ上に設置し、穿孔穴からカメラを管
内へ挿入し、ケーブルの押込みによりカメラを移動させ
ながら内面観察を行う。この内面観察後、前記挿入回収
装置でカメラを回収し、今度は逆方向にカメラを挿入し
て内面観察を行った後カメラを回収するものがある(配
管技術 1986年12月発行,ガス導管検査用テレビ
カメラの開発)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記カメラ挿入回収装置は、カメラによる内面
観察であるので小・中径管の外面腐蝕状態を検査できな
いばかりか、管内面の倣いが円滑に行えず、かつ、内面
観察時にカメラのセンタリングを適正に行えず、そのた
め検査結果の信頼性に問題があり、また長距離の検査が
困難である。また、シャッタの真上に設置された挿入回
収装置からカメラを挿入する形態であるので、例えば小
径管の場合には挿入困難な場合が多く、この点は多少管
径が大きくても比較的長い検査ピグ等を挿入する場合に
は同様な問題が生じる。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、発管のまま
で検査対象管へ検査ピグをスムーズに挿入可能であり、
かつ、常に十分な押込み力をケーブルに与えて検査ピグ
を進めることができ、また検査ピグおよびケーブルの損
傷を抑制し、しかも検査ピグ自身がセンタリング機能を
発揮して良好な倣いを行いながら管の内・外面腐蝕状態
を検査する検査ピグ挿入装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案による検査ピグ挿入装置は、検査対象管の所要と
する穿孔個所に被着され、この穿孔個所を気密状態に保
持するシャッタ付き継手と、このシャッタ開時に気密状
態を保持してカッタ等により穿けられた前記検査対象管
の穿孔穴に対し、前記シャッタおよび継手を経由して斜
め方向から挿入され、その挿入側端部が前記検査対象管
の切り口と接するように曲状に形成され、かつ、挿入側
とは反対側の端部が気密状態に保持された検査ピグ挿入
ガイド管と、前記継手に固定され、前記検査ピグ挿入ガ
イド管よりも大きい径に形成され、当該検査ピグ挿入ガ
イド管を内装するとともに検査ピグ挿入ガイド管の周方
向の複数点を位置調整可能に支持する支持機構と、前記
検査ピグ挿入カイド管の先端部側に切り溝が形成され、
この切り溝に外部からレバーを挿入して前記検査ピグ挿
入ガイド管の位置決めおよびガイド管内部を確認可能と
した位置確認機構と、前記検査ピグ挿入カイド管の前記
反対側端部から当該検査ピグ挿入カイド管を通って前記
検査対象管内に挿入され、当該検査対象管の内部状態に
追随して自在に変形する磁気センサを内装する検査ヘッ
ドに復元力を有する弾性部材を介してセンタリング装置
を接続した検査ピグとを備えたものである。
(作用) 従って、本願は、以上のような手段とすることにより、
検査対象管の穿孔箇所にシャッタ付き継手を被着すると
ともに、このシャッタ開時に気密ケースにより気密状態
に保持されたカッタ等により検査対象管の所望部分に穿
孔穴を穿けた後、前記シャッタおよび継手を経由して検
査対象管の穿孔穴に対し、その挿入側端部が検査対象管
の切り口と接するように曲状に形成され、かつ、挿入側
端部とは反対側の端部が気密状態に保持された検査ピグ
挿入ガイド管を斜め方向より挿入し、しかる後、この検
査ピグ挿入ガイド管の前記反対側端部から磁気センサを
有する検査ヘッドに復元力をもった弾性部材を介してセ
ンタリング装置を接続した検査ピグを、検査ピグ挿入ガ
イド管を通して前記検査対象管内へ挿入するが、このと
き、検査対象管に対して検査ピグ挿入ガイド管の先端側
が所定の傾斜角度で設置され、しかもガイド管の切り溝
にレバーを挿入してガイド管先端を確認しながら支持機
構の位置調整部材を用いて前記検査ピグ挿入ガイド管の
周方向の複数点を位置調整することから、前記検査ピグ
挿入ガイド管の先端部を検査対象管の切り口に適切に突
き合わせでき、これによって検査ピグが検査ピグ挿入ガ
イド管から検査対象管へスムーズに挿入可能となり、検
査ピグおよびケーブルの引っかかりがなくなり、さらに
ケーブルの曲りが小さくなって検査ピグの押し込み抵抗
を減少でき、ケーブルの損傷を抑えることができる。
また、管内への検査ピグ挿入後は、検査ピグ自身のもつ
検査ヘッドの自在変形の他、この検査ヘッドに接続され
る復元力をもつ弾性部材およびセンタリング装置によ
り、検査ヘッドが適切なセンタリングを保持して良好な
倣いを行って検査対象管の腐蝕状態を検査できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について第1図ないし第4図を
参照して説明する。第1図は検査対象管への穴あけを説
明する図、第2図は検査ピグ挿入状態図、第3図は検査
ピグの構成図、第4図は第3図のケーブルクランプの構
成図である。
先ず、検査対象管の穴あけは、第1図に示すように発管
状態にある検査対象管11の所要箇所に気密構造の2つ
割りのT字型継手12を被着させた後、該継手12上に
シャッタバルブ13を載せ、さらにシャッタバルブ13
上に気密ケース14a内にカッタ14bが内装された穿
孔機14を設置する。14cはカッタ14bを回転前進
させて真下の検査対象管11を穿孔するためのモータで
ある。15,16は気密シール材である。
以上のようにして穿孔機14を設置したならば、シャッ
タバルブ13を開けた後、モータ14cを駆動してカッ
タ14bを回転させながら前進させ検査対象管11を穿
孔していく。17は穿孔穴を示す。この検査対象管11
の穿孔後、モータ14cを逆転させてカッタ14bを後
退させ、シャッタバルブ13よりも後退したときにシャ
ッタバルブ13を閉じる。従って、穿孔中および穿孔後
のシャッタ閉止時まで検査対象管11は活管の状態を保
持している。
しかして、以上のようにして検査対象管11の所要箇所
に穴17を穿孔した後、検査ピグを挿入するために第2
図に示す検査ピグ挿入ガイド機構を設置する。すなわ
ち、検査ピグ挿入ガイド機構は、検査ピグ挿入ガイド管
21およびこのガイド管21を支持する支持機構22等
からなっている。この検査ピグ挿入ガイド管21は、斜
め方向からその検査対象管11の穿孔穴17に挿入する
とともに、その挿入側端部が多少湾曲状に形成されて検
査対象管11の切り口の端面に突き当てるようにし、か
つ、その内面にテフロンコーティング23を施して検査
ピグの挿入を容易にしている。また、検査ピグ挿入ガイ
ド管21の挿入側端部とは反対側の端部には気密シール
機構24が取付けられている。
前記支持機構22は、T字型継手12等に固定され、前
記検査ピグ挿入ガイド管21よりも径を大きくし、か
つ、検査ピグ挿入ガイド管21を内装して支持する支持
管25と、この支持管25の外周部にそれぞれ相対して
複数組が固定され、ガイド管21の外周にあてがった湾
曲爪26を進退させて検査ピグ挿入ガイド管21の位置
決めを行う位置調整ねじ27と、前記支持管25の端部
を閉塞するスライド板28を持つ閉塞板29とを有し、
位置調整ねじ27によるガイド管21の位置調整によっ
てスライド板28が図示矢印イ方向に移動し、かつ、こ
のガイド管21の位置決め後に閉塞板29を介してねじ
30によりスライド板28を前記支持管25のフランジ
部分に固定する。
以上のようにして検査対象管11に検査ピグ挿入ガイド
機構を設置した後、当該検査対象管11に図示一点鎖線
で示す検査ピグ40が挿入される。この検査ピグ40は
例えば予め検査対象管11へのガイド管21の設置前に
ガイド管21内に挿入され、かつ、検査ピグ40の後部
から信号線その他必要な給電線等を収容した多少剛性の
あるケーブルまたは樹脂管よりなる検査ピグ走行用部材
41が接続され、ガイド管21の気密シール機構24を
介して外部に導出されている。この検査ピグ走行用部材
41は回転距離計42を通ってウインチまたは人為的に
繰り出され、あるいは引き取られるようになっている。
前記検査ピグ40は、第3図に示すように検査対象管1
1の腐蝕状態を検出する検査ヘッド51,この検査ヘッ
ド51の姿勢制御,センタリング助長機能を行うセンタ
リング装置60およびケーブルクランプ70等によって
構成され、さらに、前記検査ヘッド51とセンタリング
装置60との間にヘッド姿勢保持用弾性部材としてのス
プリング81が介在され、またセンタリング装置60と
ケーブルクランプ70との間にケーブル垂れ下がり防止
用弾性部材としてのスプリング82が介在されている。
このケーブルクランプ70の後部には検査ピグを前進,
あるいは後退させるために多少剛性を持ったケーブル自
身またはケーブルを内部に収容した筒体等の前記検査ピ
グ走行用部材41が取付けられている。
前記検査ヘッド51は、ある曲率を持つ検査対象管11
でも確実にガイドを行う曲状先端ガイド52aの背面中
央部からT字体52bを突出させた先端ヘッド部52が
設けられ、かつ、この先端ヘッド部52のT字体52b
の外側を囲む様にヘッド本体53が被着されている。こ
の先端ヘッド部52とヘッド本体53との間には、常時
はヘッド本体53先端を固定端として先端ヘッド部52
を図示矢印ロ方向へ引き付ける弾性作用を持つ拡縮機構
としてのスプリング54が介在されている。そして、先
端ヘッド部52の先端ガイド52aとヘッド本体53の
後端部との間に内面に磁気センサ55を取着させた複数
の板ばね56が曲状をなして介在されている。この板ば
ね56は、非磁性体で構成され、かつ、図示右端側には
例えば長孔が形成され、当該長孔部分にガイドねじ57
が挿通されている。58は前記ヘッド本体53との間で
所定の間隙を形成して板ばね56の端部が摺動可能な状
態を作り出すばね受け体である。この受け体58に前記
ガイドねじ57の先端が螺着されている。59は信号線
その他必要な給電を行う給電線等のケーブルである。こ
のケーブル59はスプリング81の内部を通って前記セ
ンタリング装置60に導入されている。
前記センタリング装置60は、2つに分割されたセンタ
リング本体61a,61bの外側に逆ねじが形成され、
かつ、これらセンタリング本体61a,61bの内部に
コネクタが内蔵されている。そして、これらセンタリン
グ本体61a,61bの接合は両者を突合わせた後、外
側からソケット62を装着して回転することにより、前
記コネクタの電気的接続を行う。しかも、センタリング
本体61aとヘッド本体53との間に検査ヘッド51と
センタリング装置60とを等距離に保持するワイヤ継手
63が接続されている。この前方側センタリング61a
の外周部には図示矢印ハ方向に摺動可能な摺動体64が
外嵌されている。そして、この摺動体64と後部側セン
タリング61bとの間に非外力時に外方に曲状に形成さ
れている複数のワイヤまたは板ばね65が介在されてい
る。前記検査ヘッド51から導入されたケーブル59は
センタリング装置60内で一時中継され、同様にスプリ
ング82の内部を通ってケーブルクランプ70に導かれ
る。
このケーブルクランプ70は、第4図に示すように2分
割または一部に切断部を有し、かつ、内側に周溝が形成
された中子71を検査ピグ走行用部材41に被着し、接
合時には外側にねじを形成した被嵌合部材72を固定さ
せた状態にし、この被嵌合部材72とで中子71を挟み
込むように袋ねじ73を被嵌合部材72の外側ねじへ螺
合することにより、ヘッド走行用部材41ひいてはケー
ブルを確実に固定するものである。
次に、以上のような検査装置の動作を説明する。
先ず、検査対象管11の所要箇所に被着させたT字型継
手12の上部にシャッタバルブ13を介して穿孔機14
を設置した後、当該穿孔機14を駆動して検査対象管1
1に穿孔穴17を形成する。
しかる後、シャッタバルブ13を閉じた後、穿孔機14
を取外して支持機構22をT字型継手12に固定する。
この状態において支持管25の内部に検査ピグ40を収
納した検査ピグ挿入ガイド管21を挿入していくと、ガ
イド管21先端側の一部に形成された切り溝21aに支
持機構のレバー33が没入して停止する。なお、ガイド
管25の全部またはレバー挿入部分近傍の外、ガイド管
21先端側から検査対象管11へ検査ピグ40が適切に
移行することを確認するために同様にガイド管21のレ
バー33挿入部分近傍を透明体で形成するとよい。この
ようにしてガイド管21を挿入した後、位置調整ねじ2
7を用いてガイド管21の位置調整を行い、ガイド管2
1を適切な状態に設置する。つまり、ガイド管21は、
検査ピグ40が挿入しやすい傾斜に設定し、かつ、その
挿入側端部が検査対象管11の切り口に合致して停止す
る様に設定される。しかる後、機械的または人為的に検
査ピグ走行用部材41を繰り出していくと、検査ピグ4
0はガイド管21を通って検査対象管11内へ走行す
る。
このとき、検査ピグ40は、スプリング54のスプリン
グ力で先端ヘッド部52とヘッド本体53とが互いに引
き合うように働くために、各板ばね56は検査対象管1
1の内面に均等な接触圧で接触され、かつ、これら板ば
ね56…の内面の磁気センサ55,…は検査対象管11
から等距離に保持されて検査対象管11の腐蝕状態を検
査することになる。因みに、検査対象管11の両端に直
流電圧を印加して直流磁化を行った状態で検査対象管1
1に腐蝕があれば、その腐蝕の大きさに応じて磁束の漏
れ量が大きくなるので、その磁気センサ55の出力から
検査対象管11の損傷状態を知ることができる。しか
も、回転距離計42から検査ピグ走行用部材41の繰り
出し距離が分るので、検査対象管11のどの位置に腐蝕
が生じているかも容易に把握することができる。また、
検査ヘッド51は各板ばね56の外側面部がそれぞれ均
等なばね力で検査対象管11内面と接触しながら走行す
るので常に良好な状態で倣いを行いながら検査対象管1
1の検査を行う。
しかして、検査装置の走行時に検査対象管11の内径が
パイプ内面の腐蝕,溶接あるいはパイプ径の実質的な変
化により狭くなった場合、検査ヘッド51の板ばね56
およびセンタリング装置60のワイヤまたは板ばね65
等が外力を受ける。このとき、板ばね56はスプリング
54に抗して先端ヘッド部52とヘッド本体53とを離
反拡張する方向に働き、それに伴って偏平状となるので
検査ヘッド51の外径が小さくなり、検査対象管11の
内径が狭くなっても容易に走行できる。一方、センタリ
ング装置60は検査対象管11内面の外力を受けると摺
動体64が図示左側方向に摺動され、同様にワイヤ等6
5が偏平状になるので検査対象管内面と接触しながら容
易に前進する。この点については検査対象管11がある
曲率をもって曲がっている場合でも同様である。
この検査装置の走行時、センタリング装置60は、ケー
ブル59を含んでケーブルクランプ70等を保持してい
るので、検査ヘッド51に重みが直接に加わらないので
センタリング機能を充分に発揮する。また、このセンタ
リング装置60には所定長さのスプリング81を介して
検査ヘッド51が接続されているので、スプリング81
のもつ復元力により検査ヘッド51が常に所要とする姿
勢を保持し適切な状態で検査を行うことになる。さら
に、検査ヘッド51とセンタリング装置60との間にス
プリング81を介在することにより、検査対象管11が
ある曲率をもって曲がっていても円滑に走行させること
ができる。
なお、上記実施例は、センサ55として磁気センサを用
いたが、渦流センサであっても同様に適用できる。ま
た、センタリング装置60はセンタリング本体を2分割
する構成としたが、一体形であってもよい。また、セン
タリング装置60の後部側にケーブルクランプ70を取
付けたが、このケーブルクランプ70を除去しセンタリ
ング装置60の後部に直接検査ピグ走行用部材41を取
り付けてもよい。また、拡縮機構としてのスプリング5
4の代わりに、先端ヘッド部52とヘッド本体53との
間にシリンダを介在させ、例えば検査対象管11内部の
障害時にガイド管21外部からチューブを介してシリン
ダにガス圧力を送り、先端ヘッド部52とヘッド本体5
3とを離反拡張させて検査ヘッド51を偏平にさせても
よい。また、ガイド管21の挿入方向の位置決め用とし
て一部に切り溝21aを設けたが、ガイド管外に突起を
設けこの突起をレバー33に当てて停止させる構成でも
よく、あるいはかかる機構を何ら設けなくてもよい。ま
た、ガイド管21の設置前に検査ピグ40をガイド管2
1に収納したが、設置後で収納してもよい。その他、本
考案はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施で
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、発管のままで検査
対象管へ検査ピグをスムーズに挿入でき、またケーブル
の曲げが少なくして常に十分な押込み力で検査ピグを進
めることができ、また検査ピグおよびケーブルの損傷を
抑制でき、しかも検査ピグ自身がセンタリング機能を発
揮して良好な倣いを行いながら管の内・外面腐蝕状態を
検査できる検査ピグ挿入装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係わる検査ピグ挿入装置
の一実施例を説明するために示したもので、第1図は検
査対象管への穴あけを説明する図、第2図は検査ピグ挿
入状態図、第3図は検査ピグの構成図、第4図は第3図
のケーブルクランプの構成図である。 11……検査対象管、12……継手、13……シャッ
タ、14……穿孔機、17……穿孔穴、21……検査ピ
グ挿入ガイド管、22……支持機構、25……支持管、
27……位置調整ねじ、40……検査ピグ、41……検
査ピグ走行用部材、42……回転距離計、51……検査
ヘッド、52……先端ヘッド部、53……ヘッド本体、
54……拡縮機構(スプリング,シリンダ)、55……
センサ、56……板ばね、60……センタリング装置、
63……ワイヤ継手、64……摺動体、65……ワイヤ
または板ばね、81,82……スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤沢 友二 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 細原 靖治 埼玉県蕨市塚越4の12の27の713号 (72)考案者 山岸 隆男 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大 阪瓦斯株式会社内 (72)考案者 安井 香一 愛知県名古屋市天白区御幸山705 (56)参考文献 特開 昭60−249049(JP,A) 特開 昭61−75257(JP,A) 実開 昭61−123965(JP,U) 実開 昭62−35258(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】活管の状態にある検査対象管内に検査ピグ
    を挿入し検査対象管の腐蝕状態を検査する検査ピグ挿入
    装置において、 前記検査対象管の所要とする穿孔個所に被着され、この
    穿孔個所を気密状態に保持可能なシャッタ付き継手と、 このシャッタ開時に気密状態を保持してカッタ等により
    穿けられた前記検査対象管の穿孔穴内部に対し、前記シ
    ャッタおよび継手を経由して斜め方向から挿入され、そ
    の挿入側端部が前記検査対象管の切り口と接するように
    曲状に形成され、かつ、挿入側とは反対側の端部が気密
    状態に保持されている検査ピグ挿入ガイド管と、 前記継手等に固定され、前記検査ピグ挿入ガイド管を内
    装するとともに当該検査ピグ挿入ガイド管の周方向の複
    数点を位置調整可能に支持する支持機構と、 前記検査ピグ挿入カイド管の先端部側に切り溝が形成さ
    れ、この切り溝に外部からレバーを挿入して前記検査ピ
    グ挿入ガイド管の位置決めおよびガイド管内部を確認可
    能とした位置確認機構と、 前記検査ピグ挿入カイド管の前記反対側端部から当該検
    査ピグ挿入カイド管を通って前記検査対象管内に挿入さ
    れ、当該検査対象管の内部状態に追随して自在に変形す
    る磁気センサをもつ検査ヘッドに復元力を有する弾性部
    材を介してセンタリング装置を接続した検査ピグと を備えたことを特徴とする検査ピグ挿入装置。
JP1987054239U 1987-04-10 1987-04-10 検査ピグ挿入装置 Expired - Lifetime JPH0628688Y2 (ja)

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KR100900718B1 (ko) 2008-04-15 2009-06-05 (주)선인이엔지 몸체가 유연하게 휘어지도록 구성된 지하시설물 탐사용소형 프로브 장치

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JPH0411158Y2 (ja) * 1985-01-21 1992-03-19
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