JPH06286863A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH06286863A
JPH06286863A JP10506793A JP10506793A JPH06286863A JP H06286863 A JPH06286863 A JP H06286863A JP 10506793 A JP10506793 A JP 10506793A JP 10506793 A JP10506793 A JP 10506793A JP H06286863 A JPH06286863 A JP H06286863A
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JP
Japan
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work
conveyor
positioning
work area
pedestal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10506793A
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English (en)
Inventor
Kenji Uchiumi
賢治 内海
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコンベヤにおける搬送対象物の
位置決め精度を維持し、コンベヤの一時停止を回避す
る。 【構成】 ピッチ送りされた受け台プレート58が位置
決め装置30に対してずれている場合は、一対の受け台
案内片36は、その前進過程においてワーク受け台40
の側壁54におけるテーパ面56をテーパ面37により
押し付け、ワーク受け台40に図中矢印X0 で示す方向
に外力を作用させる。よって、ワーク受け台40は、こ
の外力により実際に単独で図中矢印X0 で示す方向に移
動する。そして、一対の受け台案内片36はその前進過
程においてワーク受け台40の側壁52,54に係合
し、ワーク受け台40は作業地域の位置決め位置に案内
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の搬送経路に沿っ
て設けられたコンベヤを用いて、搬送対象物を搬送経路
における作業地域に搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置は、搬送対象物である
ワークに所定の作業、例えば部品の組み付けや検査等を
所定の作業地域にて施すためのものであり、次のような
機能が必要とされる。つまり、ワークを搬送経路におけ
る作業地域まで搬送できるだけでなく、当該作業地域に
て所要の作業ができるようにワークをその作業地域に位
置決めして停止させることが必要である。なお、この位
置決めの精度は、ワークによって異なる。
【0003】このようにワークを作業地域に位置決めす
る必要があるので、従来の搬送装置は、次のように構成
されていた。一般に、部品の組み付け等の作業は複数あ
ることから、各作業を行なう複数の作業地域を等間隔で
配置し、各作業地域を結ぶワークの搬送経路に沿ってコ
ンベヤが配設されている。その一方で、このコンベヤに
は、ワークが載置される受け台や治具等の複数個を作業
地域の間隔でそれぞれ固定し、この治具等を介してワー
クをコンベヤと一体に搬送する。そして、コンベヤ駆動
用のモータを間歇的に運転・停止することでコンベヤを
作業地域の間隔ずつピッチ送りし、ワークを各作業地域
に順次搬送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
搬送装置では、ワーク載置用の治具等が固定されるコン
ベヤにチェーンや無端スチールベルト等を用いる都合
上、使用中にチェーン等に伸縮が生じ位置決め精度が変
化することがあった。このように位置決め精度が変化す
ると、作業地域において所定動作をする組み付け機器等
がワークに衝突したりして、部品の組み付け不良やワー
クの破損等が起きてしまう。よって、位置決め精度を確
保するために、この伸縮を考慮したモータの駆動制御
や、ワークの実際の搬送距離をセンサにて検出してモー
タを制御したりする必要があった。また、所定時間ごと
にチェーン等の伸縮の程度を調べて、これをモータの制
御に反映させたりしなければならなかった。しかも、チ
ェーン等の伸縮を調べたり組み付け不良が起こったりす
る度に、コンベヤを一時的に停止しなければならなかっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、簡単な構成でコンベヤにおける搬送対象物の位置
決め精度を維持でき、コンベヤの一時的な停止を必要と
しない搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の採用した手段は、所定の搬送経路に沿って
設けられたコンベヤを用いて、搬送対象物を該搬送経路
における作業地域に搬送する搬送装置であって、前記搬
送対象物が載置され、前記作業地域における位置決めの
ための位置決め係合部を有する搬送対象物受け台と、該
搬送対象物受け台を、前記搬送経路に沿って所定範囲に
亘り前後動可能に前記コンベヤに連結する受け台連結手
段と、前記搬送対象物受け台が前記作業地域に達するよ
う前記コンベヤを駆動する駆動手段と、前記作業地域に
設けられ前記コンベヤに対して進退駆動するとともに、
前記コンベヤに対する前進過程において前記搬送対象物
受け台の前記位置決め係合部に係合し、前記所定範囲内
に亘り前後動可能な前記搬送対象物受け台を前記搬送経
路に沿って移動させ前記作業地域の位置決め位置に案内
する受け台案内手段とを備えることをその要旨とする。
【0007】
【作用】上記構成を有する搬送装置は、搬送対象物受け
台が作業地域に達するよう駆動手段によりコンベヤを駆
動して、受け台連結手段によりコンベヤと連結済みの搬
送対象物受け台をコンベヤと一体となって作業地域まで
搬送する。こうして作業地域に達するよう搬送された搬
送対象物受け台は、コンベヤの伸縮等により必ずしも正
確に作業地域に位置するとは限らないものの、作業地域
近傍には位置する。作業地域においては、コンベヤに対
して、即ちこのように作業地域近傍に位置する搬送対象
物受け台に対して受け台案内手段が進退する。
【0008】この受け台案内手段は、作業地域近傍に位
置する搬送対象物受け台に対して前進する過程におい
て、この搬送対象物受け台の位置決め係合部に係合し、
所定範囲内に亘り前後動可能な搬送対象物受け台を搬送
経路に沿って移動させる。そして、受け台案内手段は、
搬送対象物受け台を搬送経路に沿って移動させること
で、作業地域近傍に位置する搬送対象物受け台を作業地
域の位置決め位置に案内する。よって、搬送対象物受け
台を作業地域の位置決め位置に位置決めするに当たり、
搬送対象物受け台の実際の搬送距離の検出やコンベヤの
伸縮等を考慮した駆動手段のコンベヤ駆動を必要としな
い。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る搬送装置の好適な実施例
について、図面に基づき説明する。図1は、実施例の搬
送装置10の平面図である。この図1に示すように、搬
送装置10は、複数の作業地域A,B,C,…にワーク
を順次搬送するものであり、次のような構成を備える。
【0010】搬送装置10は、左右の搬送軌道枠体1
2,14を対向して備え、この搬送軌道枠体12,14
により各作業地域を経由するワークの搬送経路を形成す
る。本実施例の場合には、ワークの搬送経路はまっすぐ
であるが、湾曲していてもよいことは勿論である。各搬
送軌道枠体12,14は、各作業地域にて支柱16に支
えられている。また、各搬送軌道枠体12,14には、
後述する受け台プレート58が載置され摺動するレール
18,20が備え付けられており、このレール18,2
0が各作業地域を経由するワークの搬送経路である受け
台プレート58の軌道となっている。なお、左右の搬送
軌道枠体12,14およびレール18,20は、支柱1
6が直接固定されて各作業地域に跨って配置されるプレ
ート21に固定されている(図3参照)。
【0011】この各搬送軌道枠体12,14の間には、
レール18,20に沿って、即ち搬送経路に沿ってコン
ベヤチェーン22が配設されている。このコンベヤチェ
ーン22は、搬送軌道枠体12,14の端部に設置され
たモータ24によりスプロケット26を介して駆動され
る。このモータ24は、各作業地域の間隔に等しい距離
だけコンベヤチェーン22が駆動(移動)するよう、指
示されたタイミングでスプロケット26を間歇的に回転
駆動する。よって、コンベヤチェーン22は、作業地域
の間隔ずつピッチ送りされることになる。
【0012】各作業地域には、搬送軌道枠体12の側方
に位置決め装置30が設けられている。この位置決め装
置30は、その拡大図である図2および図1の3−3線
断面図である図3に示すように、その主要な構成部材と
してエアーシリンダ32と、当該シリンダのロッド34
先端に設けられた1対の受け台案内片36および位置決
め固定ピン38とを備える。位置決め装置30は、これ
ら受け台案内片36,位置決め固定ピン38等をエアー
シリンダ32により進退させて、ワーク載置用のワーク
受け台40を各作業地域の位置決め位置に位置決めす
る。よって、位置決め装置30の説明に先立ち、ワーク
受け台40およびその関連部材について説明する。
【0013】図1における各ワーク受け台40は、モノ
マーキャストナイロン(MCナイロン)を用いて柱状に
形成されており、このワーク受け台40には、図示しな
いワーク載置作業地域にて搬送対象ワークが載置され
る。図2および図3に示すように、このワーク受け台4
0の中央上面には有底のワーク載置孔42が設けられて
おり、ワーク受け台40は、このワーク載置孔42に挿
入されたワークを載置して保持する。また、ワーク受け
台40の位置決め装置30側の側壁には、鍔付きの固定
ブシュ44が嵌合固定されている。
【0014】ワーク受け台40の位置決め装置30側の
側壁およびこれと対向する側の側壁には、受け台連結駒
48の連結舌片が組み込まれる連結溝50がそれぞれエ
ンドミルにて切削形成されている。一方、ワーク受け台
40の位置決め装置30側の側壁と交差する両側壁5
2,54のコーナー部には、受け台案内片36の後述す
る係合を行なうためのテーパ面56がそれぞれ形成され
ている。なお、受け台案内片36とテーパ面56との関
係については後述する。
【0015】上記構成のワーク受け台40は、受け台プ
レート58に次のように組み付けられている。この受け
台プレート58の上面にはワーク受け台40が図2中の
矢印X方向、即ちワークの搬送経路に沿って摺動できる
よう嵌め込まれる受け台溝60が形成されている。そし
て、この受け台溝60にワーク受け台40を嵌め込み、
ワーク受け台40の連結溝50に連結舌片を組み込んだ
受け台連結駒48を受け台プレート58上面に固定す
る。こうして、ワーク受け台40が受け台プレート58
に組み付けられる。このように組み付けられたワーク受
け台40は、受け台連結駒48と連結溝50で規制され
る範囲に亘り、ワークの搬送経路に沿って(図2中の矢
印X方向)に移動できることになる。本実施例では、コ
ンベヤチェーン22の伸縮を考慮して、ワーク受け台4
0のこの移動量を最大7mmと規定した。よって、ワー
ク受け台40は、この移動量の範囲(図2に示す位置か
ら±3.5mmの範囲)に亘り、ワークの搬送経路に沿
って移動(前後動)できる。しかし、このワーク受け台
40は、上記のように移動できるものの、受け台溝60
を構成する面との接触抵抗を上回る外力が実際に加わっ
て始めて上記範囲内で受け台プレート58に対して移動
する。
【0016】このようにワーク受け台40が組み付けら
れる受け台プレート58は、その底面においてコンベヤ
チェーン22に、断面L字状のチェーンアタッチメント
62を介して固定されている。よって、コンベヤチェー
ン22が所定量駆動されて停止すると、受け台プレート
58はこのコンベヤチェーン22と一体となって搬送経
路に沿って送られ、上記所定量移動して停止する。とこ
ろが、この受け台プレート58に組み込まれたワーク受
け台40は、搬送経路に沿って送られるものの、外力が
加わることで上記した範囲(±3.5mm)内で受け台
プレート58の停止位置から搬送経路に沿って前後動す
る。
【0017】上記したワーク受け台40を位置決めする
位置決め装置30は、図3に示すように、エアーシリン
ダ32を台座64を介在させてシリンダプレート66に
固定して備える。この台座64は、エアーシリンダ32
のロッド34先端の位置決め固定ピン38と受け台プレ
ート58に組み込まれたワーク受け台40の固定ブシュ
44のブシュ孔45との高さ方向のセンター合わせのた
めのものである。つまり、台座64は、シリンダプレー
ト66が搬送軌道枠体12に固定されたとき、位置決め
固定ピン38のセンターがブシュ孔45のセンターにそ
の高さ方向において一致するようその厚みが調整されて
用いられる。一方、位置決め固定ピン38の搬送方向に
おける位置、即ち位置決め装置30の取付位置は、該当
する各作業地域の位置決め位置(図示しない組み付け機
器等の中心位置等)に適合するよう、シリンダプレート
66を搬送軌道枠体12に2本のテーパピン68で位置
決めすることで定まる。本実施例では、各作業地域の位
置決め装置30のそれぞれは、隣合う位置決め装置30
の間隔が等間隔となるよう搬送軌道枠体12に固定され
ている。
【0018】このようにして搬送軌道枠体12に固定さ
れた位置決め装置30は、図2,図3に示すように、図
2中に実線で示す原点位置とロッド34先端の位置決め
固定ピン38が図2および図3中に二点鎖線で示すよう
にワーク受け台40の固定ブシュ44のブシュ孔45に
入り込む位置との間において、ロッド34を伸縮させ
る。つまり、位置決め装置30は、位置決め固定ピン3
8および1対の受け台案内片36をコンベヤチェーン2
2即ちワーク受け台40に対して進退させる。この位置
決め固定ピン38は、固定ブシュ44のブシュ孔45に
対して所定の公差を持って形成されており、ブシュ孔4
5に嵌合自在である。
【0019】一対の受け台案内片36は、その離間間隔
がワーク受け台40の側壁52,54の幅より僅かに広
く(約1mm)なるよう、また、位置決め固定ピン38
を中心として対称に、エアーシリンダ32のロッド34
の取付座70に固定されている。また、各受け台案内片
36の先端内側は、図示するようにテーパ面37とされ
ている。従って、この一対の受け台案内片36は、上記
したようにエアーシリンダ32によりワーク受け台40
に向けて前進されると、次のようにしてその前進過程に
おいてワーク受け台40の側壁52,54に係合する。
【0020】図2に示すように、ワーク受け台40が当
初から固定ブシュ44と位置決め固定ピン38とが対向
している場合、即ちワーク受け台40が作業地域におけ
る位置決め位置にある場合には、一対の受け台案内片3
6は、その前進過程において何の障害もなくただ単に側
壁52,54に係合する。そして、位置決め固定ピン3
8は、この一対の受け台案内片36とともに前進するの
で、一対の受け台案内片36の係合とともに、固定ブシ
ュ44のブシュ孔45に嵌合する。この結果、ワーク受
け台40は、作業地域の位置決め位置に位置決めされ
る。
【0021】一方、図4に二点鎖線で示す上記位置決め
位置から、受け台プレート58が図中に実線で示すよう
に搬送経路に沿ってずれている場合には、一対の受け台
案内片36は、その前進過程においてワーク受け台40
と干渉することになる。つまり、図5(a)に示すよう
に、図における下側の受け台案内片36のテーパ面37
がワーク受け台40の側壁54におけるテーパ面56と
干渉する。この場合、一対の受け台案内片36はまだ前
進過程にあることから更に前進を続ける。すると、この
受け台案内片36の前進の継続によりワーク受け台40
には図中矢印X0 で示す方向に外力が作用する。既述し
たように、ワーク受け台40は、受け台プレート58に
対して所定範囲(図2に示す位置から±3.5mmの範
囲)に亘り移動できる。このため、ワーク受け台40
は、図5(a)に実線で示す位置から、この外力により
単独で実際に図中矢印X0 で示す方向に移動する。よっ
て、図5(b)に実線で示すように、一対の受け台案内
片36は、その前進過程においてワーク受け台40の側
壁52,54に係合し、ワーク受け台40を作業地域の
位置決め位置に案内する。
【0022】このように一対の受け台案内片36により
ワーク受け台40が作業地域の位置決め位置に案内され
ると、ワーク受け台40の固定ブシュ44と位置決め固
定ピン38とは対向することになる。このため、一対の
受け台案内片36とともに前進する位置決め固定ピン3
8は固定ブシュ44のブシュ孔45に嵌合するので、ワ
ーク受け台40は勿論このワーク受け台40に載置され
たワークは、図5(b)に示すように、作業地域の位置
決め位置に位置決めされる。
【0023】上記したエアーシリンダ32による一対の
受け台案内片36および位置決め固定ピン38の前進駆
動は、モータ24によりコンベヤチェーン22が作業地
域の間隔ずつピッチ送りされるごとに行なわれる。
【0024】以上説明したように本実施例の搬送装置1
0は、モータ24によりコンベヤチェーン22を作業地
域の間隔ずつピッチ送りするごとに、各作業地域におい
て一対の受け台案内片36によりワーク受け台40を作
業地域の位置決め位置に案内し、当該位置にワーク受け
台40を位置決めする。この結果、本実施例の搬送装置
10によれば、ワーク受け台40を受け台プレート58
とともにピッチ送りするごとにワーク受け台40を正確
に作業地域の位置決め位置に位置決めすることができ
る。しかも、ワーク受け台40の位置決め精度を維持す
るために、ワーク受け台40の搬送距離等を検出するセ
ンサ等を必要とせず、モータ24によりコンベヤチェー
ン22をピッチ送りすればよい。よって、本実施例の搬
送装置10によれば、簡単な構成でワーク受け台40は
勿論このワーク受け台40に載置されたワークの位置決
め精度を維持でき、コンベヤチェーン22の一時停止を
回避することができる。また、モータ24の制御を単に
ピッチ送り制御とするだけでよく、複雑なモータ制御を
必要としない。
【0025】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0026】例えば、本実施例では、ワーク受け台40
を受け台プレート58に対して単独で搬送経路に沿って
前後動できるよう構成したが、次のようにすることもで
きる。つまり、ワーク受け台40と受け台プレート58
とは一体の物とし、受け台プレート58がコンベヤチェ
ーン22に対して搬送経路に沿って前後動できるよう、
受け台プレート58とコンベヤチェーン22とをチェー
ンアタッチメント62を用いて連結してもよい。具体的
には、搬送経路に沿ってチェーンアタッチメント62に
長穴をあけておき、この長穴に沿って受け台プレート5
8がコンベヤチェーン22に対して移動できるように構
成すればよい。
【0027】また、ワーク受け台40の前後動可能の範
囲を、コンベヤチェーン22の伸縮の程度やコンベヤチ
ェーン22の長さ等を考慮して、適宜変更することもで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の搬送装置
は、コンベヤにおけるコンベヤチェーン等の伸縮の影響
により搬送対象物受け台が作業地域の位置決め位置に正
確に搬送されていなくても、搬送対象物受け台をその位
置で搬送経路に沿って移動させ作業地域の位置決め位置
に案内する。この結果、本発明の搬送装置によれば、搬
送対象物受け台の実際の搬送距離の検出やコンベヤの伸
縮等を考慮した駆動手段のコンベヤ駆動を必要としな
い。よって、本発明の搬送装置によれば、簡単な構成で
コンベヤにおける搬送対象物の位置決め精度を維持で
き、コンベヤの一時停止を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の搬送装置10の平面図。
【図2】搬送装置10における各作業地域に設けた位置
決め装置30周辺の拡大図。
【図3】図1における3−3線断面拡大図。
【図4】位置決め装置30によるワーク受け台40の位
置決めの様子を説明するための説明図。
【図5】位置決め装置30によるワーク受け台40の位
置決めの様子を説明するための説明図。
【符号の説明】
10…搬送装置 12,14…搬送軌道枠体 18,20…レール 22…コンベヤチェーン 24…モータ 26…スプロケット 30…位置決め装置 32…エアーシリンダ 36…受け台案内片 37…テーパ面 38…位置決め固定ピン 40…ワーク受け台 42…ワーク載置孔 44…固定ブシュ 45…ブシュ孔 48…受け台連結駒 50…連結溝 52,54…側壁 56…テーパ面 58…受け台プレート 60…受け台溝 62…チェーンアタッチメント 66…シリンダプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送経路に沿って設けられたコン
    ベヤを用いて、搬送対象物を該搬送経路における作業地
    域に搬送する搬送装置であって、 前記搬送対象物が載置され、前記作業地域における位置
    決めのための位置決め係合部を有する搬送対象物受け台
    と、 該搬送対象物受け台を、前記搬送経路に沿って所定範囲
    に亘り前後動可能に前記コンベヤに連結する受け台連結
    手段と、 前記搬送対象物受け台が前記作業地域に達するよう前記
    コンベヤを駆動する駆動手段と、 前記作業地域に設けられ前記コンベヤに対して進退駆動
    するとともに、前記コンベヤに対する前進過程において
    前記搬送対象物受け台の前記位置決め係合部に係合し、
    前記所定範囲内に亘り前後動可能な前記搬送対象物受け
    台を前記搬送経路に沿って移動させ前記作業地域の位置
    決め位置に案内する受け台案内手段とを備えることを特
    徴とする搬送装置。
JP10506793A 1993-04-06 1993-04-06 搬送装置 Pending JPH06286863A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010082313A1 (ja) * 2009-01-14 2010-07-22 平田機工株式会社 搬送装置
CN113086588A (zh) * 2021-04-02 2021-07-09 广汽菲亚特克莱斯勒汽车有限公司 一种拉锁装置

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