JPH06286136A - インク噴射装置の駆動装置 - Google Patents

インク噴射装置の駆動装置

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JPH06286136A
JPH06286136A JP7670193A JP7670193A JPH06286136A JP H06286136 A JPH06286136 A JP H06286136A JP 7670193 A JP7670193 A JP 7670193A JP 7670193 A JP7670193 A JP 7670193A JP H06286136 A JPH06286136 A JP H06286136A
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ink chamber
voltage
pulse
pressure
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク噴射時のインク室内の圧力変動を一定
にし、高速かつ安定した印字ができるインク噴射装置の
駆動装置を提供すること。 【構成】 駆動回路は充電用回路87と放電用回路88
とから構成され、互いが分圧抵抗RcとRgを介して接
続されている。入力信号Xのみオンするときはトランジ
スタTcが導通となり、抵抗Rcを介してコンデンサー
91の電極Eに3V/2の電位を与える。入力信号Yの
みオンするときはトランジスタTgが導通となり、抵抗
Rgを介してコンデンサー91の電極Eに0Vの電位を
与える。そして、入力信号XとYを同時にオンにする
と、トランジスターTcとTgとが共に導通して、Rc
の両端の電圧はV、Rg両端の電圧はV/2となり、電
極Eの電位はグランドに対して約V/2となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク噴射装置の駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が上げられる。なか
でも印字に使用するインク滴のみを噴射するドロップ・
オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコス
トの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−252750
号公報に開示されているせん断モード型である。以下、
その概略構成を図面を参照して説明する。
【0005】図9に示すように、上記せん断モード型の
インク噴射装置1は、圧電セラミックスプレート2とカ
バープレート10とノズルプレート14と基板41とか
ら構成されている。
【0006】その圧電セラミックスプレート2には、ダ
イヤモンドブレード等により切削加工され、複数の溝3
が形成されている。また、その溝3の側面となる側壁6
は矢印5の方向に分極されている。それらの溝3は同じ
深さであり、かつ平行である。それら溝3の深さは圧電
セラミックスプレート2の一端面15に近づくにつれて
徐々に浅くなっており、一端面15付近には浅溝7が形
成されている。そして、溝3の内面には、その両側面の
上半分に金属電極8がスパッタリング等によって形成さ
れている。また、浅溝7の内面には、その側面及び底面
に金属電極9がスパッタリング等によって形成されてい
る。これにより、溝3の両側面に形成された金属電極8
は浅溝7に形成された金属電極9によって電気的に接続
されている。
【0007】次に、カバープレート10は、セラミック
ス材料または樹脂材料等から形成されている。そして、
カバープレート10には、研削または切削加工等によっ
て、インク導入口16及びマニホールド18が形成され
ている。そして、圧電セラミックスプレート2の溝3加
工側の面とカバープレート10のマニホールド18加工
側の面とがエポキシ系接着剤20(図11参照)によっ
て接着される。従って、インク噴射装置1には、溝3の
上面が覆われて横方向に同じ間隔を有する複数のインク
流路であるインク室4(図11参照)が構成される。図
11に示すように、そのインク室4は長方形断面の細長
い形状であり、全てのインク室4内には、インクが充填
される。
【0008】図9に示すように、圧電セラミックスプレ
ート2及びカバープレート10の端面に、各インク室4
の位置に対応した位置にノズル12が設けられたノズル
プレート14が接着されている。このノズルプレート1
4は、ポリアルキレン(例えばエチレン)、テレフタレ
ート、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテル
ケトン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネイト、酢
酸セルロース等のプラスチックによって形成されてい
る。
【0009】そして、圧電セラミックスプレート2の溝
3の加工側に対して反対側の面には、基板41が、エポ
キシ系接着剤等によって接着されている。その基板41
には各インク室4の位置に対応した位置に導電層のパタ
ーン42が形成されている。その導電層のパターン42
と浅溝7の底面の金属電極9とは、ワイヤボンディング
によって導線43で接続されている。
【0010】次に、制御部のブロック図を示す図10に
よって、制御部の構成を説明する。基板41に形成され
た導電層のパターン42は各々個々にLSIチップ51
に接続されている。また、クロックライン52、データ
ライン53、電圧ライン54及びアースライン55もL
SIチップ51に接続されている。LSIチップ51
は、クロックライン52から供給される連続したクロッ
クパルスに基づいて、データライン53上に現れるデー
タに応じて、どのノズル12からインク滴の噴射を行う
べきかを判断する。そして、駆動するインク室4内の金
属電極8に導通する導電層のパターン42に、電圧ライ
ン54の電圧Vを印加する。また、駆動するインク室4
以外の金属電極8に導通する導電層のパターン42には
アースライン55の電圧0Vを印加する。
【0011】次に、図11,図12によって、インク噴
射装置1の動作を説明する。LSIチップ51が、所要
のデータに従って、インク噴射装置1のインク室4bか
らインクの噴出を行なうと判断する。すると、金属電極
8eと8fとに正の駆動電圧Vが印加され、金属電極8
dと8gとが接地される。すると、図12に示すよう
に、側壁6bには矢印13bの方向の駆動電界が発生
し、側壁6cには矢印13cの方向の駆動電界が発生す
る。すると、駆動電界方向13b及び13cは分極方向
5とが直交しているため、側壁6b及び6cは、圧電厚
みすべり効果により、この場合、インク室4bの内部方
向に急速に変形する。この変形によってインク室4bの
容積が減少してインク圧力が急速に増大し、圧力波が発
生して、インク室4bに連通するノズル12(図9参
照)からインク滴が噴射される。
【0012】また、駆動電圧Vの印加が停止されると、
側壁6b及び6cが変形前の位置(図11参照)に戻る
ためインク室4b内のインク圧力が徐々に低下する。す
ると、図示しないインクタンクからインク供給口16
(図9)及びマニホールド18(図9)を通してインク
室4b内にインクが供給される。
【0013】なお、上記駆動電圧の極性を反対にし、電
圧を印加することによって、まず側壁6b及び6cを互
いに離れるように変形させ、その後電圧の印加を停止す
ることによって、側壁6b及び6cを変形前の位置(図
11参照)に戻し、インク滴を噴射させることもでき
る。
【0014】しかし、上述した構成のインク噴射装置1
を用いて記録媒体にイメージ情報を形成するにあたって
は、その構造上明らかに少なくとも隣接するインク室4
から同時にインクを噴射することはできない。そのた
め、例えば特開平2−150355号公報に記述された
ように、インク室4を奇数のものと偶数のものとの2つ
のグループに分けて交互に噴射させる方法を用いる。さ
らに前記公報には、各インク室4間の相互干渉いわゆる
クロストークが大きいときには、その改善方法としてイ
ンク室4を互いまたがる3つ以上のグループ(例えばグ
ループが3つの場合は、図12におけるインク室4aと
インク室4dとが、インク室4bとインク室4eとが、
インク室4cとインク室4fとがそれぞれ同一グループ
のメンバーである)に分けて、各グループ毎に順次にロ
ーテーションして駆動することも提唱されている。
【0015】ところが、上記3つ以上のグループに分け
て順次に駆動する時でも次に述べるような不都合が生じ
る。つまり図12において例えばインク室4bからイン
クが噴射されるときに、当然ながらインク室4bの側壁
6bおよび6cが変形するが、側壁6bは同時にインク
室4aの側壁6でもあり、側壁6cは同時にインク室4
cの側壁6でもあるから、インク室4a及び4c内のイ
ンクにも圧力波が生じる。ここで、このインク室4a及
び4c内に発生する圧力波の大きさは、インク室4a及
び4cからインクを噴射させない大きさである。これら
各インク室4内の圧力波はインクを媒体としてインク室
4内を伝播するとともに壁面などで反射され、インク室
4内を何度も往復しながら減衰していく。
【0016】このため、インク噴射後においても、各イ
ンク室4内には上記圧力波に起因する圧力変動が暫く残
留する。これはいわゆる残留圧力変動である。ここで、
もし次のインク噴射がインク室4cで行うとすると、イ
ンク室4c内の圧力は本来インク噴射用のものに加えて
上記の残留圧力変動が加算され、噴射されるインク滴の
特性(例えば飛翔速度や体積)が上記残留圧力変動がな
い場合とは異なってしまう。一方、インク室4bのイン
ク噴射による圧力波の有無は印字パターンによって異な
り、インク室4cから噴射される直前にインク室4bか
ら噴射されていなければ当然上記の残留圧力変動が存在
しない。したがって、この場合インク室4cから噴射さ
れるインク滴の特性がインクパターンによって変化し、
安定した噴射が行なわれない。また、各グループのイン
ク室4から順次にインクが噴射されるので、インク噴射
装置1の両側のインク室4を除くすべてのインク室4に
おいて上記の不都合が生じる。
【0017】これに対し、例えば特開昭61−3752
号公報等に開示されているような、インク噴射を行うた
めの印字パルスに続いてキャンセルパルスを印加するこ
とにより、インク室4内の残留圧力変動を低減すること
が考えられている。つまり、インクを噴射した後ある一
定の時間をたってから、インク室4内の残留圧力変動と
位相が逆になるような圧力波を発生させるキャンセルパ
ルスを印加する。この方法を用いると、前記インク室4
bに対し印字パルスとキャンセルパルスを印加すること
によって、インク室4a,4bおよび4c内の残留圧力
変動を同時にキャンセルすることができる。
【0018】次に各インク室4内におけるインク噴射時
の圧力波の挙動およびキャンセルの過程について、図1
3のタイミングチャートと図2のインク噴射装置断面図
とを参照しながら具体的に説明する。
【0019】まず、図2のインク室4bからインクを噴
射するために、当該インク室4に対し図13(a)で示
す噴射用電圧パルスBを与える(ここで、あるインク室
4に対して電圧を与えることは、そのインク室4に面す
る電極に電圧を印加することを言う)。すると、最初の
立ち上がりで側壁6bと6cとは互いに離れるように動
き(図2参照)、インク室4bの体積が増えて、ノズル
12付近を含むインク室4b内の圧力が減少する(図1
3(d))。この状態を図13中のALで示される間だ
け維持する。その間マニホールド18(図9)からイン
クが供給される。
【0020】なお、上記ALはインク室4内の圧力波が
インク室4の長手方向(マニホールド18からノズルプ
レート14まで、またはその逆)に対して、片道伝播す
るに必要な時間であり、インク室4の長さとインク中で
の音速によって決まる。
【0021】圧力波の伝播理論によると、圧力波の立ち
上げからちょうどALの時間が立つとインク室4b内の
圧力が逆転し、正の圧力に転じるが、このタイミングに
合わせてインク室4bに印加されている電圧を0Vに戻
す(図13(a))。すると、側壁6bおよび6cは変
形前の状態に戻り、インクに圧力が加えられる。その
時、前記正に転じた圧力と、側壁6b,6cが変形前の
状態に戻って発生した圧力とがたし合わされ、図13
(d)に示すような比較的高い圧力Pbがインク室4b
内のインクに与えられて、インクがノズル12から噴出
される。
【0022】インクが噴射された後、もしインク室4b
に対して新たな電圧パルスを与えなければ、インク室4
bのノズル12付近の圧力は図13(d)の実線で示す
ように2ALを周期として暫く変動し続ける(残留圧力
変動)。一方、上記の一連の動作がインク室4bに隣接
するインク室4cから見ると、片方の側壁6cのみがイ
ンク室4bから見たのと反対の動きをしたので、インク
室4cのノズル12付近は、図13(e)の実線で示す
ように図13(d)とは位相が反対で、振幅が半分にな
るような圧力変動が現れる。なお、インク室4aについ
ても全く同様である(図示せず)。
【0023】次に、インク室4bからインクを噴射させ
た後、例えば図13(b)に示す噴射用電圧パルスCを
インク室4cに与えてインクを噴射させるとする。この
パルスCを印加する時点では、図13(e)に示すよう
にインク室4c内は残留圧力変動がまだ残っているの
で、インク室4c内の圧力は残留圧力変動がない場合と
異なり(Pc)、噴射されるインク滴も残留圧力変動が
ない場合と異なる。
【0024】一方、残留圧力変動の有無は噴射パルスB
の有無、つまり印字パターンによって決まるので、一定
にすることはできない。それを緩和するために、残留圧
力変動をインク噴射後に消去する駆動方法、いわゆるキ
ャンセル波形が種々提案されている。一例を説明する
と、図13(a)の破線で示すキャンセルパルスKを噴
射用パルスBの立ち下がりからAL後に印加し、その幅
はALに等しく、極性はBと反対である。また、電圧値
は残留圧力変動の振幅に応じて、その変動をちょうど打
ち消すように設定される。このキャンセルパルスKを与
えることによって側壁6b及び6cはインク噴射時と反
対の動きをし、残留圧力変動と位相が反対の圧力波を与
えて、残留圧力変動を消去する。つまり、図13の
(d)と(e)の破線で示すように、電圧パルスCを印
加する前にインク室4c内のインクの圧力を0になるよ
うにする。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
駆動方法を用いてインクを噴射するときは、残留圧力変
動をキャンセルするために、少なくともインク噴射パル
スを与えてから圧力波がインク室4内で伝播し一往復し
た後にキャンセルパルスを与えなければならない。さら
にキャンセルパルス自身のパルス幅も考慮にいれると、
残留圧力変動をキャンセルされるには、より長い時間が
必要とされる。例えば前記インク室4bの両側壁6bと
6cとを変形させてインクを噴射し、残留圧力変動をキ
ャンセルする場合は、上記キャンセルパルスが完全に完
了するまでは、インク室4aまたは4cからのインク噴
射ができない。なぜなら、インク室4aまたは4cから
インクを噴射させるためには側壁6bと6cを変形させ
る必要があるからである。そのため高速に印字すること
ができないという欠点があった。
【0026】また、上記の残留圧力変動をキャンセルす
る方法は、インク噴射する前にすでに存在するエネルギ
を消去するという非効率的な方法と言える。実質的にイ
ンクを噴射するための必要な印加電圧を高くしてしま
い、電源をはじめ駆動回路のコストが高くなるという欠
点があった。
【0027】また、前述のように印字に必要な印加電圧
が比較的に高いため、圧電素子である側壁6にとって、
電気的(分極)にも機械的(変位)にも悪影響を与え、
劣化を促し、噴射装置の寿命を縮めてしまうという欠点
があった。
【0028】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、キャンセルパルスを用いること
なく、印字パターンによるインク滴特性の変化をなく
し、高速で、印字品質が良好であるインク噴射装置を、
複雑な駆動回路を用いることなく駆動する駆動装置を提
供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、圧電素子の隔壁で隔てられた複数のイン
ク室を有し、前記隔壁のせん断モード変形により前記イ
ンク室内に圧力を与えてインクを噴射するインク噴射装
置を用いて、全インク室を互いにまたがる3つ以上のグ
ループに分けて、各グループ毎に順番にインクを噴射す
ることによって、記録媒体に記録情報を形成するにあた
って、各インク室内のインク圧力状態が、インクを噴射
する直前において、ほぼ同じ状態であるように駆動制御
をするインク噴射装置の駆動装置であって、電源と、そ
の電源より供給される単一の電圧によって作動する駆動
回路とを有し、その駆動回路は、単一電圧を複数の異な
る電圧レベルに分圧する分圧回路を含んでいる。
【0030】
【作用】本発明の駆動装置では、電源より供給される単
一の電圧によって作動する駆動回路が、単一電圧を複数
の異なる電圧レベルに分圧する分圧回路を含んでおり、
その分圧された電圧が疑似圧力を発生するインク室に印
加される。また、この駆動装置を用いたインク噴射装置
では、各インク室内のインク圧力状態が、インクを噴射
する直前において、隣接する他のグループのインク室か
らインク噴射の有無によらず、ほぼ同じであり、隣接す
る他のグループのインク室からのインクが噴射する時に
生じた圧力波をキャンセルする必要がなく、エネルギの
有効利用ができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。尚、従来技術と同一の部分には同一
の符号を付し、その説明を省略する。また、インク噴射
装置そのものは図9〜図11に示したものと全く同一の
ものを用いる。ここでまず、前記インク噴射装置を3つ
のグループに分けて順次に駆動する時に本発明の駆動方
法を用いた場合の噴射装置の動作について、図1、図2
および図3を参照しながら説明する。なお、図1は駆動
波形や圧力変動波形を示すタイミングチャートであり、
図2および図3はそれぞれインク室4bからインクが噴
射されるときと噴射されないときの側壁6の動きを示
す。図中の記号Gはグランドに、Vは噴射パルスの電圧
レベルにそれぞれ接続されていることを意味する。
【0032】最初に、図1(a)に示す駆動電圧波形で
にて、インク室4b(図2参照)に実線で示すインク噴
射用パルスBが印加されて、インク室4b内のインクが
噴射される。この時、インク室4cから見ると、その片
側の側壁6cが図1(c)の実線に示すように内側へ一
旦変形し(図2参照)、AL後にもとの位置に戻る。こ
の場合インク室4cには電圧パルスが印加されてないの
で、側壁6a2は変形せず、インク室4cのノズル12
付近の圧力は図1(e)に示すように変動する。ここ
で、インク室4bの噴射によって発生するインク室4c
での圧力波の大きさは、インク室4cからインクを噴射
させない大きさである。続いてインク室4cからインク
が噴射されるとすると、そのために図1(b)に示す噴
射用電圧パルスCが、パルスBが印加されてから時間t
たってからインク室4cに印加される。これによって側
壁6cと6a2とが変形してインク室4c内のインクに
対し圧力が加えられる。この時、前記インク室4bの噴
射によって発生した圧力波いわゆる残留圧力変動と合成
した圧力波Pがインク室4c内に発生して、インクが噴
射される。
【0033】次に、図1において、噴射パルスCがイン
ク室4cに印加される前に印字パターンによって、図1
(a)の点線で示すようにインク室4bに対して噴射パ
ルスBが印加されない場合は、本発明では噴射パルスB
が印加されたとするタイミングに一致して図1(b)の
破線で示すような励振パルスQをインク室4cに対して
与える。この励振パルスQの極性は噴射パルスBまたは
噴射パルスCと反対であって、電圧値は噴射パルスBま
たは噴射パルスCの半分である。それによって側壁6c
と6a2とは図1(c)、図1(d)の破線で示すよう
に変形する(図3参照)。
【0034】この変形によって生ずるインク室4cの体
積減少は、前記噴射パルスBを与えたときの片側側壁6
cの変形(図2参照)によるものと同じであるため、イ
ンク室4c内は前述と同様な圧力変動(疑似圧力)が生
じ、同様な残留圧力変動が生じる。ここで、その疑似圧
力の大きさは、インク室4cからインクを噴射させない
大きさである。その後、噴射用電圧パルスCをインク室
4cに印加すると、インク室4c内の圧力波の状態はイ
ンク室4bからインクの噴射があったときと全く同じと
なる。したがって、インク室4bの噴射の有無によらず
インク室4cからは同一の特性を持ったインク滴が噴射
される。
【0035】なお、上記の説明はインク室4cに視点を
おいた場合のものであって、図2と図3とを比較する
と、例えば側壁6a2の動きが異なるので、インク室4
a2内の圧力波は同様にはならない。しかし、インク室
4a2からインクを噴射する時期は図1のパルスCのさ
らにt以降であり(図示せず)、パルスBまたはQから
は2t離れていて、その間パルスBまたはQによる圧力
波はかなり減衰し、その影響はパルスCによるものに比
べてほぼ無視できる。
【0036】他のインク室4に対しても上記と同様に駆
動すると、すべてのインク室4から噴射されるインク滴
の特性が印字パターンによらずほぼ同じにすることがで
きる。
【0037】次に、本発明の駆動方法を用いた場合のイ
ンク噴射パルスの最適化について説明する。
【0038】すでに説明したように、本発明の駆動方法
を用いたときに、噴射パルスによって発生した圧力と残
留圧力変動を合成した圧力波でインクを噴射するので、
残留圧力変動と位相を合わせて噴射パルスを印加する
と、噴射パルスの電圧が低くても比較的高い噴射圧力が
得られる。そこで、図1の波形を参照するとわかるよう
に、インク室4内圧力変動の周期は2ALであって、初
期位相も考慮にいれると、図中のタイミングtがALの
奇数倍である時に両圧力波の位相が完全に一致する。な
お、残留圧力変動は時間を立つに連れて減衰するので、
エネルギ効率のみを重視すると、tがALの奇数倍でし
かも短いほうが有利である。
【0039】次に、本発明の印字速度について説明す
る。印字速度は主にインク噴射用電圧パルスの周波数に
よって左右される。前記インク噴射装置に対する本発明
の駆動方法では、印字速度が図1における噴射パルスB
とCとの時間差tによって左右される。印字速度を上げ
ようとすると、時間差tを小さくする必要があるが、本
発明の駆動方法では、従来のようなキャンセル波形がな
いため、噴射パルスBとCとが重ならない程度まで時間
差tを縮めることができるので、非常に高速な印字が可
能である。必要な印字速度に合わせて時間差tを変えた
場合、当然インク噴射時におけるインク室4内の圧力状
態は変化するが、すべてのインク室4において変化は同
じであるから、インク室4間のインク滴特性の均一性を
失われることはない。
【0040】次に、本発明の駆動方法を実現するための
駆動回路の一実施例を示す。
【0041】図4(a)は駆動波形を発生させるための
制御部を示すブロック図であり、図4(b)は駆動波形
を発生させるための論理を示す説明図であり、制御部6
1に入力された信号が論理表にしたがって変換されて出
力される。ここで各信号線の記号について説明するが、
各記号についているサブスクリプトn−1,n,n+1
は、それぞれn−1,n,n+1番目のインク室4に対
する信号であることを表し、特に必要がある場合以外は
説明中にその表記を省略する。また論理表の信号状態H
とLとはそれぞれ信号のオンとオフを指す。
【0042】まず入力信号のうち、走査信号Sは、イン
ク噴射のタイミングを与える信号である。イメージ信号
Iは、印字パターンに応じてインク噴射の有無を指示す
る。したがって、走査信号Sとイメージ信号Iとが同時
にオンするときにのみ該当するインク室4からインクが
噴射される。また信号dは印字時のインク噴射装置1
(図9参照)の移動方向を示す。これはインク室4を3
つのグループに分けて順番にローテイションしてインク
を噴射する場合、インク噴射装置の移動方向が反対にな
るとローテイションの方向も反対にしなければならない
から、両側のインク室4のどちらに続いて噴射タイミン
グが廻ってくるかを知る必要がある。
【0043】つぎに出力信号X、Y、Zはそれぞれイン
ク室4の電極8に与える電圧をV、0、−V/2にする
ための信号である。論理表からわかるように走査信号S
とイメージ信号Iが同時にオンの場合はXがオンにな
り、インクを噴射するために電圧パルス(図1中のC)
を発生させる。また噴射装置の移動方向によって定めら
れた隣接するインク室4が、印字タイミングSが来たに
もかかわらず印字パターンに応じてイメージ信号Iがオ
ンしない場合は、出力信号Zがオンになり、疑似圧力変
動をおこすための電圧パルス(図1中のQ)を発生させ
る。また上記以外の場合は出力信号Yがオンになり、出
力電圧を0にする。
【0044】なお、上記制御部の出力にしたがって駆動
波形を発生する回路の一例を図5に示し、図5中の入力
信号X、Y、Zは図4の出力信号X、Y、Zとは同一の
ものであり、コンデンサー91はインク室4の側壁6と
その両側に形成された電極8によって構成される。
【0045】全回路は破線で囲まれる3つのブロックか
ら構成され、それぞれが噴射用充電回路82、放電用回
路84及び疑似圧力発生用回路86である。そして、入
力信号XのみオンするときはトランジスタTcが導通と
なり、抵抗R12を介してコンデンサー91の電極Eに
Vの電位を与える。入力信号Yのみオンするときはトラ
ンジスタTgが導通となり、抵抗R12を介してコンデ
ンサー91の電極Eに0Vの電位を与える。また、入力
信号ZのみオンするときはトランジスタTsが導通とな
り、抵抗R12を介してコンデンサー91の電極Eに−
V/2の電位を与える。
【0046】次に、本発明の駆動方法を実現するための
駆動回路の別の実施例を示す。但し、図4及び図6と同
一の部材については、同一の符号を付し、その説明を省
略する。
【0047】図6(a)は駆動波形を発生させるための
制御部を示すブロック図であり、図6(b)は駆動波形
を発生させるための論理を示す説明図であり、制御部7
1に入力された信号が論理表にしたがって変換されて出
力される。その出力信号はXとYの2つで、その組み合
わせによって駆動波形回路が制御される。
【0048】一方、制御部71の出力信号XとYによっ
て制御される駆動波形発生回路を図7に示す。図7中の
入力信号X、Yは図6の出力信号X、Yとは同一のもの
である。全回路は破線で囲まれる2つのブロックから構
成され、それぞれが充電用回路87と放電用回路88と
であり、互いが分圧抵抗RcとRgを介して接続されて
いる。入力信号XのみオンするときはトランジスタTc
が導通となり、抵抗Rcを介してコンデンサー91の電
極Eに3V/2の電位を与える。入力信号Yのみオンす
るときはトランジスタTgが導通となり、抵抗Rgを介
してコンデンサー91の電極Eに0Vの電位を与える。
【0049】ここで、もし入力信号XとYを同時にオン
にすると、当然ながらトランジスタTcとTgとが同時
に導通することになるが、トランジスタTcとTgとの
オン抵抗が分圧抵抗RcとRgの抵抗に比べて十分小さ
いから、電極Eの電位が分圧抵抗RcとRgとの比、す
なわちRc/Rgによって決められる。つまり分圧抵抗
RcとRgとは直列に接続されているので、それぞれの
抵抗の両端にかかる電圧がそれらの抵抗値に比例してい
るから、分圧抵抗RcとRgとの比Rc/Rgを約2に
しておくと、入力信号XとYとが同時にオンしていると
きは、トランジスターTcとTgとが共に導通して、R
cの両端の電圧はV、Rg両端の電圧はV/2となり、
電極Eの電位はグランドに対して約V/2となる。
【0050】したがって、このV/2を基準とすると、
入力信号XのみオンするときはV、入力信号Yのみオン
するときは−V/2の電位をそれぞれコンデンサー91
の電極Eに出力されることになる。この図7に示す駆動
波形回路は図5の回路に比べてかなりシンプルになっ
て、入力信号とアンプ回路がそれぞれ一個減っただけで
なく、負の電源が必要とせず単一電源で動作できる。
【0051】ただし、上記図7の回路を用いて静電容量
が比較的大きい側壁6を駆動しようとする場合は、充放
電の時間を短く抑え、側壁6の変形の応答性を維持する
ために、必然的に抵抗Rcと抵抗Rgとの抵抗値を小さ
くする必要がある。すると、入力信号XとYとが共にオ
ンし、電極Eの電位をV/2に維持している間に、トラ
ンジスタTcからTgにかけて大きな電流が流れ続け、
駆動回路の異常発熱の原因になる。これを解消するに
は、例えば図6の制御部71に破線で示すスイッチ信号
SWを追加して、側壁6を充放電する以外はSWをオフ
することによって、他の入力信号の如何にかかわらず出
力信号XとYとを同時にオフにする。その間、図7の駆
動回路において、入力信号XとYとが共にオフになり、
トランジスタTcとTgとが共に非導通状態になるか
ら、前記の電流が流れない。なお、具体的にはスイッチ
信号SWが例えば図1の(f)で示すようなパルス波形
が考えられる。
【0052】さらに、前記の疑似圧力を発生させるタイ
ミングは必ずしも図1のパルスQの位置でなくてもよ
い。インク室4内の圧力変動の周期は前述のように2A
Lであるから、例えば図8に示すようにパルスQの位置
をALだけ遅延させ、その極性を正にすると、パルスQ
の電圧レベルを適切に調整することによって、同様な疑
似圧力が得られる。このようにした場合、パルス間隔t
を2ALより短くすることができなくなることと、パル
スQを遅らせるための遅延回路が新たに必要になるとい
う欠点はあるが、図7の分圧駆動回路を用いたとき、前
記パルスQを発生させるとき以外は出力信号XとYとを
同時にオンすることはないから、スイッチ信号SWを省
略しても、トランジスタTcからTgにかけて流れる電
流は流れ続けることがなく、駆動回路の異常発熱を回避
できる。そのうえ、疑似圧力を発生させる電圧パルスの
極性と噴射パルスの極性とが一致するから、全体の最大
電圧差は図1の波形を用いる場合の2/3ですむ。した
がって、電源電圧も実質的に2/3に下げることがで
き、しかも単一電源で動作できる。
【0053】尚、本実施例では、抵抗Rcと抵抗Rgと
から構成される。
【0054】次に、本発明の駆動方法の別の実施例につ
いて説明する。
【0055】これまでの実施例の方法を用いると、印字
の有無によらず各インク室4内では常に一定の圧力変動
が存在するが、印字パターンによって所定の噴射タイミ
ングにインクの噴射が行わないインク室4に対しては、
必ずしも前記疑似圧力を発生させる必要はない。つまり
図1の駆動波形において、噴射パルスBの有無だけでな
く、パルスCの有無も予知できるようにしておけば、パ
ルスCがない場合はパルスBの有無によらず、パルスQ
を与えないようにすることができる。そうすることによ
って、余分なエネルギを与えることをなくし、駆動回路
の発熱を抑えることもできる。
【0056】尚、上記実施例の説明はすべてインク室4
を3つのグループに分けた場合について行ったものであ
るが、インク室4を4つ以上のグループに分けた場合で
も、上記と同様な駆動方法および駆動回路を用いること
が可能である。さらに、本発明は以上詳述した実施例に
限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の
変更は可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明の駆動装置によれば、電源より供
給される単一の電圧によって作動する駆動回路が、単一
電圧を複数の異なる電圧レベルに分圧する分圧回路を含
んでいるので、回路構成が単純化でき、駆動回路が小型
化、低コスト化できる。また、この駆動回路を用いたイ
ンク噴射装置によれば、各インク室内のインクの状態
は、インクを噴射する直前において、隣接する他のグル
ープのインク室からインク噴射の有無によらず、ほぼ同
じである。したがって、噴射されるインク滴の体積や飛
翔速度などの特性は均一であり、印字品質は良好であ
る。さらに、隣接する他のグループのインク室からのイ
ンクが噴射する時に生じた圧力波をキャンセルする必要
がなく、エネルギの有効利用ができ、ランニングコスト
の低減をはかることができる。キャンセルパルスをなく
すことによって、高い周波数の噴射パルスを与えること
ができ、高速印字をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の駆動方法を示すタイミング
チャートである。
【図2】前記実施例の動作方法を示すインク噴射装置の
断面図である。
【図3】前記実施例の動作方法を示すインク噴射装置の
断面図である。
【図4】(a)は前記実施例の制御部を示す説明図であ
る。(b)は前記実施例の論理を示す説明図である。
【図5】前記実施例の駆動回路を示す回路図である。
【図6】(a)は前記実施例の他の制御部を示す説明図
である。(b)は前記実施例の他の論理を示す説明図で
ある。
【図7】前記実施例の他の駆動回路を示す回路図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例の駆動方法を示すタイミン
グチャートである。
【図9】従来技術のせん断モード型インク噴射装置を示
す斜視図である。
【図10】従来技術の制御部を示す説明図である。
【図11】従来技術のせん断モード型インク噴射装置を
示す断面図である。
【図12】従来技術のせん断モード型インク噴射装置の
動作を示す説明図である。
【図13】従来技術の駆動方法を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
2 圧電セラミックスプレート 4 インク室 6 側壁 Q 疑似圧力発生パルス Rc 分圧抵抗 Rg 分圧抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子の隔壁で隔てられた複数のイ
    ンク室を有し、前記隔壁のせん断モード変形により前記
    インク室内に圧力を与えてインクを噴射するインク噴射
    装置を用いて、全インク室を互いにまたがる3つ以上の
    グループに分けて、各グループ毎に順番にインクを噴射
    することによって、記録媒体に記録情報を形成するにあ
    たって、各インク室内のインク圧力状態が、インクを噴
    射する直前において、ほぼ同じ状態であるように駆動制
    御をするインク噴射装置の駆動装置であって、 電源と、その電源より供給される単一の電圧によって作
    動する駆動回路とを有し、 その駆動回路は、単一電圧を複数の異なる電圧レベルに
    分圧する分圧回路を含んでいることを特徴とするインク
    噴射装置の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記圧電素子を充放電するとき以外、前
    記駆動回路の出力端を高インピーダンスにすることを特
    徴とする請求項1記載のインク噴射装置の駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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