JPH06286126A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH06286126A
JPH06286126A JP7406893A JP7406893A JPH06286126A JP H06286126 A JPH06286126 A JP H06286126A JP 7406893 A JP7406893 A JP 7406893A JP 7406893 A JP7406893 A JP 7406893A JP H06286126 A JPH06286126 A JP H06286126A
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泰史 直井
Keiichi Yonezawa
恵一 米沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なくてインク吐出手段とFPC
との導通が簡単に得られ、同時にインク吐出手段の密封
をも可能にし、FPCの接着強度を向上させてインク吐
出手段の密封の信頼性を高める。 【構成】 流路基板1に複数のノズル1aと連通孔1bを厚
み方向に貫通し、基板1の背面に加圧室1dを含む溝状の
インク流路1e,1fを設ける。インク流路に接合する蓋板
2にインク供給孔2aを厚み方向に貫通し、第2の基板4
により形成した共通インク室4aからインク流路1fにイン
クを供給する。流路基板1の上面に各加圧室1dと対向し
てインク吐出手段3を設け、その内周および外周にリン
グ状のシート状接着剤6,7を設け、流路基板1とFP
C5とを接着すると同時に、FPC5とインク吐出手段
3とを導通させる。シート状接着剤6と7との間の空間
内にインク吐出手段3が位置し、両者の接着によりこの
空間は密封状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴をノズルから
吐出させて印字するいわゆるオン・デマンド型のインク
ジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェットヘッドは、流
路基板に設けられたインク流路の加圧室を押圧してイン
クに圧力を付与してノズルからインクを吐出させるため
に、加圧室に対向する外側の面に圧電素子を貼着してい
る。そしてこの圧電素子に外部電源から電力を供給する
ために、圧電素子にフレキシブルケーブル(FPC)を
接合させている。
【0003】しかしFPCはポリイミドやポリエステル
などの合成樹脂で導電パターンが覆われており、接着剤
が付き難く、従って接着強度が弱いという問題があっ
た。そこで接着する以外に、種々の部品を用いてFPC
を圧電素子に向って押圧することにより接合強度を高め
ている。例えば、特開昭63−4956号公報によれ
ば、ヘッド基板に導電ゴムを介してFPCを重ね、FP
Cの背後に押えゴムを重ね、この背後に押え部材を重
ね、最後にねじにより固定してFPCと圧電素子とを導
通させている。
【0004】また圧電素子にノズルから吐出したインク
が回り込むとこのインクを介して複数の圧電素子がショ
ートする危険があるので、これを防ぐためにシール用ゴ
ム部材を固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた従来技術に
よれば、FPCと圧電素子とを導通させるために、多く
の部品を必要とし、組立工程数も多くなり、このために
コストの上昇を招いていた。更に圧電素子の周囲をシー
ルするためにも別の部品を必要とし、組立が煩雑となっ
てコストが上昇していた。
【0006】そこで本発明の目的は、部品点数を減少さ
せると同時に、インク吐出手段とFPCとの導通が簡単
に得られるようにし、更に、同時にインク吐出手段の密
封をも可能にするインクジェットヘッドを提供する。ま
た、FPCと流路基板または蓋体の接着強度を向上さ
せ、インク吐出手段の密封の信頼性を高めることを可能
にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットヘッドは、溝状のインク流
路が刻設された流路基板と、流路基板のインク流路刻設
面に接合された蓋板とを有している。流路基板または蓋
板のいずれか一方には、インク流路に対応するようにイ
ンク吐出手段が固着されるとともに、インク吐出手段と
接触する端子部を有するフレキシブルケーブルがインク
吐出手段の周囲に設けられた接着剤層により固着されて
いる。そしてインク吐出手段は、フレキシブルケーブル
の端子部に導通するとともに、流路基板または蓋板とフ
レキシブルケーブルとの間隙で接着剤層により密封状態
となっている。
【0008】上記の接着剤層をシート状接着剤とする
と、接着剤層の形成が容易となる。また接着剤層は、イ
ンク吐出手段の厚さよりも20〜50μmだけ厚いもの
とすると、インク吐出手段において、フレキシブルケー
ブルの端子部との導通状態及び密封状態が最良となる。
【0009】上記の流路基板または蓋板のいずれか一方
に、インク吐出手段の周囲を囲むようにインク吐出手段
の厚さと実質的に等しい高さの突起部が形成してあり、
フレキシブルケーブルを、接着剤層を介して突起部上に
接着すると、導通状態及び密封状態が接着剤層の厚さに
依存する度合いが低下する。
【0010】上記のフレキシブルケーブルの接着面に、
接着剤層と対応するように金属メッキ層を形成すると、
接着の信頼性が高められる。
【0011】更に、上記のフレキシブルケーブルを両面
基板とし、端子部はスルーホールを介して非接着面に設
けられた導電パターンに導通され、かつ接着面に設けら
れた金属メッキ層は導電パターンから独立しているよう
にすると、フレキシブルケーブルに接着と導通の2つの
機能をコンパクトに設けられる。
【0012】
【作用】フレキシブルケーブルと流路基板または蓋板と
がインク吐出手段の周囲に設けた接着剤層で接着され、
インク吐出手段は接着剤層で囲まれた空間内に位置する
ので、両者の接合が確実にされるとともに、インク吐出
手段が位置する空間は密封状態となる。
【0013】
【実施例】図1乃至図5を参照し、本発明のインクジェ
ットヘッドの一実施例の全体構成について説明する。流
路基板1は、インクに対して強く、接着に適したポリサ
ルフォン等の材料が用いられ、複数のノズル1a…及び
連通孔1bを厚み方向に貫通して穿設してある。図2の
ように、流路基板1の中央部前面に突出部1cを設け、
ノズル1a…をエキシマレーザ加工などにより突出部1
cを貫通して穿設する。図2にノズル1aおよびインク
吐出手段3を示している。流路基板1の背面には、図3
に示すように、連通孔1b…と実質的に直交して連通す
るように溝状のインク流路が刻設されるが、インク流路
の一部に複数の加圧室1d…が設けてあり、この各加圧
室1dと、各連通孔1bおよび後述の各インク供給孔2
aとをそれぞれ連通するインク流路1e…,1f…が区
画形成されている。従ってノズル1aは連通孔1bを介
してインク流路1eに連通し、インク供給孔2aはイン
ク流路1fに連通している。
【0014】流路基板1の背後にインク流路刻設面に接
合される蓋板である第1の基板2が積層され、この第1
の基板2に上記の複数のインク供給孔2a…が厚み方向
に貫通して穿設してあるもので、インク供給孔2aはエ
キシマレーザ加工などにより穿設され、上記のようにイ
ンク流路1fに開口している。
【0015】第1の基板2の背後に第2の基板4が積層
され、この第2の基板4の前面側には、インク供給孔2
a…と直交するように、かつこれに連通するように、共
通インク室4aが形成してある。共通インク室4aの中
央部には、インクを供給する開口4bが設けてある。
【0016】流路基板1の上面には各加圧室1dと対向
する位置にインク吐出手段3が設けてある。即ち、図
2,図4に示すように、インク吐出手段3は、リン青銅
または黄銅などの金属で作られた複数の振動板3a…
と、複数の圧電素子3b…とをそれぞれ重ね合わせてな
るもので、エポキシ等の接着剤で流路基板1に接着して
ある。
【0017】各圧電素子3bは、図示しない外部の圧電
素子駆動用のドライバICと電気的に導通するパターン
電極が形成してあるフレキシブルケーブル(FPC)5
の所定の電極にそれぞれ導通させてある。
【0018】FPC5の接着面(図1下面)は、図5に
示すように、ベースフィルム5a上に、複数の端子部5
bと、この端子部に導通する導電パターン5cとなる銅
箔が接着剤により接合され、端子部5bを除く部分に、
図示しないカバー被膜が接着剤により接合されている。
端子部5bは露出させてあり、圧電素子3bに対接可能
である。
【0019】図1に示すように、FPC5はその端子部
5bにて圧電素子3bに導通するのであるが、流路基板
1の上面とFPC5の下面との間には、振動板3aと圧
電素子3bとの厚み0.2〜0.3mmに相当する隙間
が存在する。そこで本発明では、振動板3aと圧電素子
3bとを積層させたインク吐出手段3の周囲の隙間に、
接着剤層6,7を設け、流路基板1とFPC5とを接着
すると同時に、圧電素子3bとFPC5との導通をとる
ものである。接着剤層6,7としてシート状接着剤を用
い、このシート状接着剤の厚みを上記の隙間の厚みより
も20〜50μm厚くしている。振動板3aと圧電素子
3bとは、両シート状接着剤6と7との間のリング状の
空間内に位置しているので、流路基板1とFPC5との
接着により密封状態となる。尚、全ての振動板3a…は
図示しない手段によりFPC5の所定の共通電極に導通
させてある。
【0020】振動板3aと圧電素子3bの積層状態の厚
さと、接着剤層6,7の厚さとの関係についてテストし
た結果を次に述べる。振動板3aと圧電素子3bのそれ
ぞれの厚さが120μmのものを用いたので、FPC5
と流路基板1との間には240μmの隙間が存在する。
この隙間をエポキシなどのシート状接着剤でシールする
に際し、シート状接着剤の厚さが240μm以下のもの
を用いたときには、流路基板1とFPC5とは接合され
ず、従って振動板3aと圧電素子3bとは密封されなか
った。次に、シート状接着剤の厚さが240〜260μ
mのものでは、流路基板1とFPC5とは部分的に接着
されるが接着されないところも生じ、従って振動板3a
と圧電素子3bとは完全には密封されず、かつ圧電素子
3bは端子部5bに導通するものもあったが全ての導通
はとれなかった。そこでシート状接着剤の厚さが260
〜290μmのものでは、流路基板1とFPC5とは完
全に接合されて振動板3aと圧電素子3bとは密封状態
となり、かつ全ての圧電素子3bが端子部5bに完全に
導通し、導通不良のものは生じなかった。最後にシート
状接着剤の厚さが290μm以上のものでは、流路基板
1とFPC5とは完全に接合されるので振動板3aと圧
電素子3bとの密封状態は完全であるが、圧電素子3b
と端子部5bとの導通はとれなかった。このテストの結
果、隙間の厚みよりも20〜50μm厚い接着剤層が最
も望ましいことが判った。
【0021】図6乃至図8は他の実施例を示すもので、
図6に示されるように、この流路基板11は、上記と同
様に厚み方向に貫通する複数のノズル11a及び連通孔
11b、中央部前面の突出部11c、背面のインク流路
11eと加圧室11d及びインク流路11fに加えて、
振動板13aと圧電素子13bとを積層してなるインク
吐出手段13が位置する空間の周囲を囲むように、リン
グ状の突起部11gと11hが上面に突出して一体的に
形成してある。突起部11g,11hの高さは、振動板
13aと圧電素子13bとの積層厚さに実質的に等しく
してある。
【0022】FPC15は両面基板であって、図8の上
面を非接着面とし、下面を流路基板11への接着面とし
ている。図7はFPC15の上面を示しており、ベース
フィルム15aの上面に、銅箔15bを図示しない接着
剤により接着した上に金属メッキ層15cを形成するこ
とによって導電パターン15iが形成してある。そし
て、FPC15上面には、後述の接着面側の端子部15
jに対応する部分を除く部分全域に、カバー被膜15f
(図8参照)が接着剤15eにより接着されている。
【0023】一方、ベースフィルム15aの接着面(下
面)にも銅箔15bおよび金属メッキ層15cが設けら
れ、これが圧電素子13bに接触可能な端子部15jと
なっている。
【0024】このFPC15の詳細な構成について、図
8(FPC15の要部拡大断面図)に基づいてさらに説
明を加えると、ベースフィルム15aには孔部15dが
設けられ、この孔部15dの周囲(上下両面)に銅箔1
5bが接着され、さらにこの銅箔15bを覆うとともに
孔部15dの内周面に金属メッキ層15cが設けられる
ことにより、スルーホール15kが形成してある。ベー
スフィルム15a下面の端子部15jはスルーホール1
5kの内周面(金属メッキ層15c)を介して、導電パ
ターン15iに連続しているので、端子部15jと導電
パターン15iとは導通している。
【0025】このようにして、図示しない外部回路より
FPC15上面の導電パターン15iに導通されると、
この導電パターン15iからスルーホール15kの内周
面を介して、FPC15下面の端子部15jに導通さ
れ、さらにこの端子部15jに接触する圧電素子13b
に導通する構成となっている。
【0026】更に、FPC15の接着面(下面)には、
リング状の突起部11g,11h(図6参照)と対向す
るように、ベースフィルム15aの下面に、銅箔15g
を図示しない接着剤により接着した上に金属メッキ層1
5hが形成してある。そして前述の端子部15jと金属
メッキ層15hとを露出状態にして、その他の部分には
接着剤15eによりカバー被膜15fが接着されてい
る。金属メッキ層15hは端子部15jの内側と外側に
それぞれ独立したリング状に形成してあり、端子部15
jおよび導電パターン15cから独立している。
【0027】そこで図6に示すように、FPC15を接
着するに際して、先ず薄いリング状のシート状接着剤1
6,17を突起部11g,11h上に載置し、FPC1
5の金属メッキ層15hをシート状接着剤(接着剤層)
16,17に対接させると共に、端子部15j…に各圧
電素子13b…が対向するように両者を対接させる。そ
して押圧によりシート状接着剤16,17を介して金属
メッキ層15hと突起部11g,11hとを強固に接着
する。これにより各端子部15jと各圧電素子13bと
が接触し、各端子部15jは各導電パターン15iに導
通する。また、各スルーホール15kを介してはんだに
より各圧電素子13bと各端子部15jとを接合させて
も良い。
【0028】従って、圧電素子13bは端子部15jか
ら導電パターン15iに電気的に導通しているが、金属
メッキ層15hは電気的導通に寄与するものではない。
従来、ポリイミドなどからなるFPC15のベースフィ
ルム15a自体は、エポキシ樹脂などの接着剤による接
着性が悪かったが、金属メッキ層15hを設けることに
より、流路基板11とFPC15との接着強度の向上に
寄与するものである。そしてこの強固な接着により、振
動板13aと圧電素子13bとが位置する空間を密封状
態に保つことができる。
【0029】この実施例において、第1の基板である蓋
体2及び第2の基板4は上記の実施例と実質的に同一で
あり、同一の符号を付している。
【0030】本発明のインクジェットヘッドによりイン
クを吐出する際には、フレキシブルケーブル5,15を
介してドライバICからの駆動信号を圧電素子3b,1
3bに供給すると、圧電素子3b,13bが変形して振
動板3a,13aを加圧室1d,11d内に屈曲させ、
これにより加圧室内のインクを加圧して圧力を発生させ
る。この圧力によりインクはインク流路1e,11e及
び連通孔1b,11bを通過してノズル1a,11aか
ら吐出する。
【0031】インクの吐出時やインク流路内にインクを
充填する時などに、ノズルからインクが流出することが
あるが、インク吐出手段3,13を配置してある空間
は、上記のように流路基板1,11とFPC5,15と
の接着を強固にして、しかも接着剤層6,7,16,1
7により封止されるため、空間内にインクが浸入するこ
とはなく、ショートなどの不都合を生じることはない。
【0032】またFPCを両面基板とすると、導電パタ
ーンをベースフィルムの一方の面の非接着面に、また端
子部及び金属メッキ層をベースフィルムの他方の面の接
着面に振り分けることができ、FPCの面積を小さくす
ることが可能である。
【0033】尚、金属メッキ層は銅,金,ニッケルなど
が適宜用いられる。また、共通インク室を上例とは別の
位置に設けた場合には、インク吐出手段は蓋板の外面に
インク流路に対応して固着するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットヘッドは、フレキシブルケーブルが、インク吐出
手段の周囲に設けられた接着剤層により流路基板または
蓋板に固着してあるので、インク吐出手段は、フレキシ
ブルケーブルに導通すると同時に、周囲の接着剤層によ
り密封状態となった空間内に位置することになる。従っ
て、部品点数が少なくて簡単にインク吐出手段とFPC
との導通を得ることができる。また導通と同時にインク
吐出手段の密封が可能であるので、少ない工程数です
み、低コスト化が達成できる。
【0035】接着剤層に対向するフレキシブルケーブル
に金属メッキ層を設けることにより接着強度が向上し、
インク吐出手段の密封の信頼性を一層高めることができ
る。またフレキシブルケーブルを接着剤層を介して突起
部上に接着する構成では、接着剤層の厚さを薄くでき、
接着も容易となる。
【0036】更に、インク吐出手段の密封性が高いの
で、インクがノズルから回り込むなどのことがなく、シ
ョートなどの心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のフレキシブルケーブルを接合する前の状
態を示す斜視図である。
【図3】図1の流路基板の背面図である。
【図4】図2A−A線断面図である。
【図5】図1のフレキシブルケーブルの構成を説明する
カバー被膜を除去した状態の下面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】図6のフレキシブルケーブルの構成を説明する
カバー被膜を除去した状態の上面図である。
【図8】図7B−B線拡大断面図である。
【符号の説明】
1,11 流路基板 1d,1e,1f インク流路 11d,11e,11f インク流路 11g,11h 突起部 2 蓋体 3,13 インク吐出手段 5,15 フレキシブルケーブル 5b,15j 端子部 15i 導電パターン 15k スルーホール 15h 金属メッキ層 6,7,16,17 接着剤層(シート状接着剤)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/16 29/00 9012−2C B41J 3/04 103 H 9113−2C 29/00 D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝状のインク流路が刻設された流路基板
    と、上記流路基板の上記インク流路刻設面に接合された
    蓋板とを有し、 上記流路基板または上記蓋板のいずれか一方には、上記
    インク流路に対応するようにインク吐出手段が固着され
    るとともに、上記インク吐出手段と接触する端子部を有
    するフレキシブルケーブルが上記インク吐出手段の周囲
    に設けられた接着剤層により固着されており、 上記インク吐出手段は、上記フレキシブルケーブルの上
    記端子部に導通するとともに、上記流路基板または上記
    蓋板と上記フレキシブルケーブルとの間隙で上記接着剤
    層により密封状態となっていることを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記接着剤層はシー
    ト状接着剤からなることを特徴とするインクジェットヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記接着剤
    層は、上記インク吐出手段の厚さよりも20〜50μm
    だけ厚いものであることを特徴とするインクジェットヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、上記流路基
    板または上記蓋板のいずれか一方には、上記インク吐出
    手段の周囲を囲むように上記インク吐出手段の厚さと実
    質的に等しい高さの突起部が形成してあり、上記フレキ
    シブルケーブルは、上記接着剤層を介して上記突起部上
    に接着されていることを特徴とするインクジェットヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、上記
    フレキシブルケーブルの接着面には、上記接着剤層と対
    応するように金属メッキ層が形成されていることを特徴
    とするインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記フレキシブルケ
    ーブルは両面基板であり、上記端子部はスルーホールを
    介して非接着面に設けられた導電パターンに導通され、
    上記接着面に設けられた上記金属メッキ層は上記導電パ
    ターンから独立していることを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
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