JPH06285440A - 洗浄乾燥装置 - Google Patents
洗浄乾燥装置Info
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- JPH06285440A JPH06285440A JP9620892A JP9620892A JPH06285440A JP H06285440 A JPH06285440 A JP H06285440A JP 9620892 A JP9620892 A JP 9620892A JP 9620892 A JP9620892 A JP 9620892A JP H06285440 A JPH06285440 A JP H06285440A
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- Japan
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- air
- drying
- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 めっき等の処理後の製品を純水で洗浄乾燥す
る際に、単時間で水切りし製品表面にシミが発生しない
ようにする。 【構成】 めっき等処理後の部品8を洗浄装置15によ
り純水16で洗浄し、そののち第1乾燥装置の第1ノズ
ル3から風束断面積が小さく風速の大きい風を間欠的に
部品8全体に当てる。部品に付着した水のうち、エアー
噴射時に部品のエアーの当たりづらい箇所に移動し、エ
アー噴射停止とともにまた部品のもとの位置に出てくる
ものを、間欠的な複数回のエアー噴射により吹き飛ば
し、第1乾燥装置において部品に付着したほとんどの水
を吹き飛ばす。そののち部品8表面にわずかに残存した
水を、第2乾燥装置により、第1ノズル3よりも風束断
面積が大きく風速の小さい風を、部品8に当て完全に乾
燥する。
る際に、単時間で水切りし製品表面にシミが発生しない
ようにする。 【構成】 めっき等処理後の部品8を洗浄装置15によ
り純水16で洗浄し、そののち第1乾燥装置の第1ノズ
ル3から風束断面積が小さく風速の大きい風を間欠的に
部品8全体に当てる。部品に付着した水のうち、エアー
噴射時に部品のエアーの当たりづらい箇所に移動し、エ
アー噴射停止とともにまた部品のもとの位置に出てくる
ものを、間欠的な複数回のエアー噴射により吹き飛ば
し、第1乾燥装置において部品に付着したほとんどの水
を吹き飛ばす。そののち部品8表面にわずかに残存した
水を、第2乾燥装置により、第1ノズル3よりも風束断
面積が大きく風速の小さい風を、部品8に当て完全に乾
燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄乾燥装置に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】近年めっき、アルマイト等
の表面処理製品の高度化、多様化に伴って、処理後の製
品表面の僅かなシミ、汚れ等があると、その後の塗装、
印刷、接着、電子部品の実装時等において不具合を引き
おこし製品不良の原因となる。そのため、処理後の製品
を洗浄し表面を清浄にする必要がある。また洗浄、乾燥
後の製品表面の僅かな乾燥シミ、汚れが製品不良の原因
となるため、洗浄後の製品の乾燥は極めて重要な工程と
なっている。
の表面処理製品の高度化、多様化に伴って、処理後の製
品表面の僅かなシミ、汚れ等があると、その後の塗装、
印刷、接着、電子部品の実装時等において不具合を引き
おこし製品不良の原因となる。そのため、処理後の製品
を洗浄し表面を清浄にする必要がある。また洗浄、乾燥
後の製品表面の僅かな乾燥シミ、汚れが製品不良の原因
となるため、洗浄後の製品の乾燥は極めて重要な工程と
なっている。
【0003】そこで処理後の製品をイオン交換水等の純
水を用いて洗浄した後で製品に付着した水を風により吹
き飛ばして乾燥させるエアー乾燥方法が考案されてい
る。
水を用いて洗浄した後で製品に付着した水を風により吹
き飛ばして乾燥させるエアー乾燥方法が考案されてい
る。
【0004】エアー乾燥法の第1の方法として実公昭6
2−46137号には、処理製品を治具(引掛け状ラッ
ク)に取付けた状態で水切りを行うために高圧ブロアを
用い、気体噴出用ノズルの先端を偏平な横長先細に形成
して大容量の低温の風を製品に当て水滴を吹き飛ばす装
置(風力式低温水切乾燥機)が開示してある。
2−46137号には、処理製品を治具(引掛け状ラッ
ク)に取付けた状態で水切りを行うために高圧ブロアを
用い、気体噴出用ノズルの先端を偏平な横長先細に形成
して大容量の低温の風を製品に当て水滴を吹き飛ばす装
置(風力式低温水切乾燥機)が開示してある。
【0005】しかし一般に、製品の形状は3次元的に複
雑であり、他部品との結合用の盲穴があったり、箱型形
状であることが多い。例えば、図6,7はめっき製品で
ある時計枠8を示し、水洗浄時に製品8を部分8gが下
方になるように保持した場合は、下端平面部8g、盲穴
8a〜8e,スリット状の溝8f,8hに水がたまりや
すい。風を図7に対して垂直に当てた場合、これらの部
分には風が有効に作用しないから、これらの部分に一度
たまった水は乾燥しにくい。
雑であり、他部品との結合用の盲穴があったり、箱型形
状であることが多い。例えば、図6,7はめっき製品で
ある時計枠8を示し、水洗浄時に製品8を部分8gが下
方になるように保持した場合は、下端平面部8g、盲穴
8a〜8e,スリット状の溝8f,8hに水がたまりや
すい。風を図7に対して垂直に当てた場合、これらの部
分には風が有効に作用しないから、これらの部分に一度
たまった水は乾燥しにくい。
【0006】実験によると、上述の従来の風力式低温水
切乾燥機ではノズルから部品までの距離25cmの位置
で風速3〜5m/s,風束断面積100cm2 以上の条
件で10分間吹きつけても製品の盲穴,スリット状の
溝,下端平面部の水滴の乾燥が不可能であった。
切乾燥機ではノズルから部品までの距離25cmの位置
で風速3〜5m/s,風束断面積100cm2 以上の条
件で10分間吹きつけても製品の盲穴,スリット状の
溝,下端平面部の水滴の乾燥が不可能であった。
【0007】この装置で上記の水を乾燥しにくい部分を
含め製品全体を乾燥させるためには1時間以上を要し、
生産性が低下したり装置が大型化するおそれがあった。
また純度の高いイオン交換水で洗浄した製品も、乾燥中
に空気中の種々なゴミやミストが製品表面の水の中へと
り込まれ、水の純度が低下して乾燥後にシミとなってし
まい外観的装飾価値がそこなわれ、商品としての価値が
なくなってしまうことが生じる。また、盲穴に残った水
は、後で滲み出してきて後工程で不良をひき起こす要因
になってしまう。
含め製品全体を乾燥させるためには1時間以上を要し、
生産性が低下したり装置が大型化するおそれがあった。
また純度の高いイオン交換水で洗浄した製品も、乾燥中
に空気中の種々なゴミやミストが製品表面の水の中へと
り込まれ、水の純度が低下して乾燥後にシミとなってし
まい外観的装飾価値がそこなわれ、商品としての価値が
なくなってしまうことが生じる。また、盲穴に残った水
は、後で滲み出してきて後工程で不良をひき起こす要因
になってしまう。
【0008】またエアー乾燥法の第2の方法として第1
の方法における乾燥機のノズル開口面積より狭い開口面
積を有するノズルから、風を圧縮機により高圧にて、第
1の方法における乾燥機よりも高速にて製品に吹き付け
水滴を吹きとばす方法がある。この方法では、例えば盲
穴中の水滴に風束を命中させるとこれを除去することは
できる。
の方法における乾燥機のノズル開口面積より狭い開口面
積を有するノズルから、風を圧縮機により高圧にて、第
1の方法における乾燥機よりも高速にて製品に吹き付け
水滴を吹きとばす方法がある。この方法では、例えば盲
穴中の水滴に風束を命中させるとこれを除去することは
できる。
【0009】しかしこの方法では、エアー噴射時に製品
に付着した水の一部は部品のエアーの当たりづらい箇所
に移動し、エアー噴射停止とともにまた製品のもとの位
置に出てくるため水の除去が不完全で、また風束を絞っ
たエアーを吹きつけるため、吹出し風量が少なく、大面
積の部品を乾燥させることはできず、時計枠などの全体
を乾燥させることは不可能であった。
に付着した水の一部は部品のエアーの当たりづらい箇所
に移動し、エアー噴射停止とともにまた製品のもとの位
置に出てくるため水の除去が不完全で、また風束を絞っ
たエアーを吹きつけるため、吹出し風量が少なく、大面
積の部品を乾燥させることはできず、時計枠などの全体
を乾燥させることは不可能であった。
【0010】本発明は上記欠点を改善し、製品の乾燥を
短時間で行えるようにし、かつシミ等を生じさせないよ
うにすることを目的とするものである。
短時間で行えるようにし、かつシミ等を生じさせないよ
うにすることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による洗浄乾燥装置は、純水による洗浄装置
と、第1乾燥装置と、第2乾燥装置と、部品を洗浄装
置、第1乾燥装置を経て第2乾燥装置を通過させる搬送
装置とからなる。
に本発明による洗浄乾燥装置は、純水による洗浄装置
と、第1乾燥装置と、第2乾燥装置と、部品を洗浄装
置、第1乾燥装置を経て第2乾燥装置を通過させる搬送
装置とからなる。
【0012】第1乾燥装置は、部品に対向可能に設けて
ありノズル開口面積が小さくかつ風速が大きいエアーを
噴射するノズルと、ノズルを部品全体にエアーが当たる
よう駆動する駆動装置とを有し、第2乾燥装置は、風速
がノズルのそれよりも小さいエアーを部品全体に当てる
送風装置を有し、第1乾燥装置は部品に間欠的にエアー
を吹きつけることを特徴とする。
ありノズル開口面積が小さくかつ風速が大きいエアーを
噴射するノズルと、ノズルを部品全体にエアーが当たる
よう駆動する駆動装置とを有し、第2乾燥装置は、風速
がノズルのそれよりも小さいエアーを部品全体に当てる
送風装置を有し、第1乾燥装置は部品に間欠的にエアー
を吹きつけることを特徴とする。
【0013】また、第1乾燥装置を部品の搬送方向に間
隔をおいて複数個設置し、第1乾燥装置のそれぞれはそ
の装置内に部品があるときに連続的にエアーを噴射する
ようにしてもよい。
隔をおいて複数個設置し、第1乾燥装置のそれぞれはそ
の装置内に部品があるときに連続的にエアーを噴射する
ようにしてもよい。
【0014】
【作用】第1乾燥装置のノズルを移動しつつノズルの狭
い開口により、洗浄後の部品全体に風速を大きくしたエ
アーを間欠的に吹きつける。第1乾燥装置において1回
の連続的なエアー噴射時に部品に付着した水の一部は部
品のエアーの当たりづらい箇所に移動し、エアー噴射停
止とともにまた部品のもとの位置に出てくるが、このも
との位置に出てくる水を間欠的な複数回のエアー噴射に
より吹き飛ばすことができる。すなわち、エアー噴射時
間を一定とした場合には、連続噴射よりも、間欠噴射の
方が吹き飛ばしによる水の除去率を高めることができ
る。
い開口により、洗浄後の部品全体に風速を大きくしたエ
アーを間欠的に吹きつける。第1乾燥装置において1回
の連続的なエアー噴射時に部品に付着した水の一部は部
品のエアーの当たりづらい箇所に移動し、エアー噴射停
止とともにまた部品のもとの位置に出てくるが、このも
との位置に出てくる水を間欠的な複数回のエアー噴射に
より吹き飛ばすことができる。すなわち、エアー噴射時
間を一定とした場合には、連続噴射よりも、間欠噴射の
方が吹き飛ばしによる水の除去率を高めることができ
る。
【0015】よって第1乾燥装置において部品に付着し
たほとんどの水を吹き飛ばすことができ、そののち部品
表面にわずかに残存した水を第2乾燥装置の送風装置に
より、第1乾燥装置よりも風速の小さい風を部品全体に
吹きつけ短時間で乾燥し部品を完全に水切り乾燥する。
よって乾燥のための第2乾燥装置の部品搬送経路を短か
くでき、装置を小型にできる。
たほとんどの水を吹き飛ばすことができ、そののち部品
表面にわずかに残存した水を第2乾燥装置の送風装置に
より、第1乾燥装置よりも風速の小さい風を部品全体に
吹きつけ短時間で乾燥し部品を完全に水切り乾燥する。
よって乾燥のための第2乾燥装置の部品搬送経路を短か
くでき、装置を小型にできる。
【0016】
【実施例】引掛け方式によるめっき処理後の部品を本装
置で洗浄しエアー乾燥させる例について説明する。本実
施例の装置はエレベータ式搬送方式のものであり、後述
するように、治具の搬送方向と第1,第2乾燥装置のエ
アーの方向とは直角をなす。
置で洗浄しエアー乾燥させる例について説明する。本実
施例の装置はエレベータ式搬送方式のものであり、後述
するように、治具の搬送方向と第1,第2乾燥装置のエ
アーの方向とは直角をなす。
【0017】図2のように、めっき処理を施した部品8
を取りつける治具は、部品8が引掛けているラック7
と、ラック7をつり下げているハンガー14とにより構
成してある。搬送装置は、ハンガー14をつり下げてい
るガイドバー6と、ハンガー14と係合可能な爪を有し
図2の右方向へ移動可能な移動バー12とにより構成し
てある。従って、ハンガー14はガイドバー6上を移動
可能であり、ラック7はハンガー14を介して図2の右
方向へ搬送される。ラック7は、ハンガー14に対して
揺動可能であり、その揺動方向はラック7搬送方向に対
して直角をなす。
を取りつける治具は、部品8が引掛けているラック7
と、ラック7をつり下げているハンガー14とにより構
成してある。搬送装置は、ハンガー14をつり下げてい
るガイドバー6と、ハンガー14と係合可能な爪を有し
図2の右方向へ移動可能な移動バー12とにより構成し
てある。従って、ハンガー14はガイドバー6上を移動
可能であり、ラック7はハンガー14を介して図2の右
方向へ搬送される。ラック7は、ハンガー14に対して
揺動可能であり、その揺動方向はラック7搬送方向に対
して直角をなす。
【0018】部品8は、時計枠で熱可塑製樹脂で射出成
形されたもので、ラック7にとりつけられ、ガイドバー
6下方において搬送されつつ順次銅、ニッケル、黄銅め
っき等の湿式めっき処理を施される。
形されたもので、ラック7にとりつけられ、ガイドバー
6下方において搬送されつつ順次銅、ニッケル、黄銅め
っき等の湿式めっき処理を施される。
【0019】その後、上水による洗浄装置(図示せ
ず。)を経て、ラック7はハンガー14を介して図2の
右方向へ搬送され、後述する純水16による洗浄装置1
5より洗浄される。その後、後述する第1段階の乾燥エ
リア1(第1乾燥装置),第2段階の乾燥エリア2(第
2乾燥装置)を経て水にぬれた部品8を乾燥させるよう
になっている。部品8の形状は3次元的に複雑であり、
他部品との結合用の盲穴があったり、箱型形状であるこ
とが多く、一度たまった水を乾燥させづらい。洗浄装置
15内には純水16、たとえばイオン交換水が入ってお
り、イオン交換水の場合は比抵抗8.0×105 Ω・c
m以上が望ましい。
ず。)を経て、ラック7はハンガー14を介して図2の
右方向へ搬送され、後述する純水16による洗浄装置1
5より洗浄される。その後、後述する第1段階の乾燥エ
リア1(第1乾燥装置),第2段階の乾燥エリア2(第
2乾燥装置)を経て水にぬれた部品8を乾燥させるよう
になっている。部品8の形状は3次元的に複雑であり、
他部品との結合用の盲穴があったり、箱型形状であるこ
とが多く、一度たまった水を乾燥させづらい。洗浄装置
15内には純水16、たとえばイオン交換水が入ってお
り、イオン交換水の場合は比抵抗8.0×105 Ω・c
m以上が望ましい。
【0020】洗浄装置15よりもラック7搬送方向下流
にある第1段階の乾燥エリア1には、エアーの風束断面
積が小さく、風速の大きなエアーを噴出させるために、
エアー噴出用の第1ノズル(ノズル)3が設けてある。
にある第1段階の乾燥エリア1には、エアーの風束断面
積が小さく、風速の大きなエアーを噴出させるために、
エアー噴出用の第1ノズル(ノズル)3が設けてある。
【0021】第1段階の乾燥エリアには搬送路下方にコ
ンプレッサー(図示せず。)が置かれ、第1ノズル3へ
ホースでエアーが供給される。第1ノズル3は、図1に
示したとおり片側7個ずつの計14個が金属製可動装置
に組み込まれ、図示しない第1駆動装置によって両側の
第1ノズル3が平行に一定速度で上下に往復している。
図4のように、第1ノズル3の噴出口3aはφ1〜2m
m程度で各ノズルに2.5kg/cm2 〜4kg/cm
2 の圧力がかかるようにコンプレッサーからエアーが供
給される。これにより第1ノズル3先端からの距離5〜
40cmの範囲において風束断面積は2〜40cm2 、
風速は15〜40m/sとなるように設定される。両側
の第1ノズル3の上下方向の往復およびエアー噴射は間
欠的に行なわれ、所定の時間をおいて複数回部品にエア
ーを吹きつける。
ンプレッサー(図示せず。)が置かれ、第1ノズル3へ
ホースでエアーが供給される。第1ノズル3は、図1に
示したとおり片側7個ずつの計14個が金属製可動装置
に組み込まれ、図示しない第1駆動装置によって両側の
第1ノズル3が平行に一定速度で上下に往復している。
図4のように、第1ノズル3の噴出口3aはφ1〜2m
m程度で各ノズルに2.5kg/cm2 〜4kg/cm
2 の圧力がかかるようにコンプレッサーからエアーが供
給される。これにより第1ノズル3先端からの距離5〜
40cmの範囲において風束断面積は2〜40cm2 、
風速は15〜40m/sとなるように設定される。両側
の第1ノズル3の上下方向の往復およびエアー噴射は間
欠的に行なわれ、所定の時間をおいて複数回部品にエア
ーを吹きつける。
【0022】また、第2段階の乾燥エリア2は、従来の
風力式低温水切乾燥機であり、エリア1と比較して、各
々ノズルから同じ距離離れた位置で、エリア1よりも風
束断面積が大きく風速が小さなエアーを噴出させるため
の第2ノズル(送風装置)4が設けてある。図5のとお
り、第2ノズル4の噴出口の寸法は100×10 mm
程度であり、これにより第2ノズル4先端からの距離5
〜40cmの範囲において風束断面積は40〜300c
m2 、風速は2〜15m/sとなるように設定される。
第2段階の乾燥エリア2では、図2のように、5.5k
wのブロワー10が搬送路下方に2台置かれ、第2ノズ
ル4へフレキシブルなホースで温風が供給される。風は
循環器11により循環されている。第2ノズル4からの
噴出エアーは約50〜60℃の温度であり、部品8の位
置においてその風速が5〜8m/s程度の風束エリアが
大部分を占める。これは第1エリアよりもかなり風圧の
弱い温風エアーを製品全体に当てて、残った水を送風と
温風で蒸発乾燥させるためのものである。この例では、
エリア2には全部で第2ノズル4が合計60個設置して
あり、各々のノズルがその位置において、水平方向を中
心として、図3のように第2駆動装置(図示せず。)に
より上下に各々20〜50°首振り稼動させていて、全
製品にエアーが当たるようになっている。対向する第2
ノズル4の向きは一致しないようにし、上下運動させる
角度を種々変えてあり、部品8にあらゆる角度の風を同
時に吹きつけることが可能である。更に乾燥エリア2内
の下部に1対のガイドレール13を設け、ラック7が搬
送方向と垂直方向に揺動するのを規制している。
風力式低温水切乾燥機であり、エリア1と比較して、各
々ノズルから同じ距離離れた位置で、エリア1よりも風
束断面積が大きく風速が小さなエアーを噴出させるため
の第2ノズル(送風装置)4が設けてある。図5のとお
り、第2ノズル4の噴出口の寸法は100×10 mm
程度であり、これにより第2ノズル4先端からの距離5
〜40cmの範囲において風束断面積は40〜300c
m2 、風速は2〜15m/sとなるように設定される。
第2段階の乾燥エリア2では、図2のように、5.5k
wのブロワー10が搬送路下方に2台置かれ、第2ノズ
ル4へフレキシブルなホースで温風が供給される。風は
循環器11により循環されている。第2ノズル4からの
噴出エアーは約50〜60℃の温度であり、部品8の位
置においてその風速が5〜8m/s程度の風束エリアが
大部分を占める。これは第1エリアよりもかなり風圧の
弱い温風エアーを製品全体に当てて、残った水を送風と
温風で蒸発乾燥させるためのものである。この例では、
エリア2には全部で第2ノズル4が合計60個設置して
あり、各々のノズルがその位置において、水平方向を中
心として、図3のように第2駆動装置(図示せず。)に
より上下に各々20〜50°首振り稼動させていて、全
製品にエアーが当たるようになっている。対向する第2
ノズル4の向きは一致しないようにし、上下運動させる
角度を種々変えてあり、部品8にあらゆる角度の風を同
時に吹きつけることが可能である。更に乾燥エリア2内
の下部に1対のガイドレール13を設け、ラック7が搬
送方向と垂直方向に揺動するのを規制している。
【0023】次に動作について説明する。図2のように
ラック7が洗浄装置15上に位置したときに、ガイドバ
ー6の一部であるバー6aが下降し、ラック7が洗浄装
置15内に入り、部品8は純水16により洗浄される。
そののちバー6aが上昇、移動バー12の移動によりそ
のラック7は乾燥エリア1上に移動し、バー6aが下降
しラック7は乾燥エリア1内に入り第1ノズル3が上下
しつつ、ラック7に引掛けられた部品8に風を吹きつけ
る。第1ノズル3は所定の時間をおいて複数回部品に風
を吹きつける。ここで噴出エアーは、部品の位置におい
て風速が20m/sを越える風束の断面積が、10〜2
0cm2 程度となる。これは処理製品寸法(約30cm
×30cm×10cm程度)から見ると、強力なエアー
がスポット的に当てられ、ノズル移動により順次部品8
の全領域をカバーされることになり、部品8に付着した
水が吹き飛ばされる。
ラック7が洗浄装置15上に位置したときに、ガイドバ
ー6の一部であるバー6aが下降し、ラック7が洗浄装
置15内に入り、部品8は純水16により洗浄される。
そののちバー6aが上昇、移動バー12の移動によりそ
のラック7は乾燥エリア1上に移動し、バー6aが下降
しラック7は乾燥エリア1内に入り第1ノズル3が上下
しつつ、ラック7に引掛けられた部品8に風を吹きつけ
る。第1ノズル3は所定の時間をおいて複数回部品に風
を吹きつける。ここで噴出エアーは、部品の位置におい
て風速が20m/sを越える風束の断面積が、10〜2
0cm2 程度となる。これは処理製品寸法(約30cm
×30cm×10cm程度)から見ると、強力なエアー
がスポット的に当てられ、ノズル移動により順次部品8
の全領域をカバーされることになり、部品8に付着した
水が吹き飛ばされる。
【0024】部品8に付着した水の一部は、1回目のエ
アー噴射の時に部品8のエアーの当たりづらい箇所に移
動してエアー噴射停止とともにまた部品のもとの位置に
出てくるが、これを2回目,3回目,…のエアー噴射に
よって吹き飛ばす。この時点で部品の盲穴,箱型形状,
スリット形状などの水がたまりやすく、加熱だけや弱い
送風だけでは乾燥させづらい形状の箇所を含め部品に付
着したほとんどの水を吹き飛ばすことができる。そうし
た後には弱い送風や加熱により水を蒸発乾燥させやすく
なっている。このとき両側のノズル3は平行状態で上下
するから、ラック7には両側から互いに平行な風が当た
りこれらによりラック7に働く力は相殺され、ラック7
はノズル3の風の方向にはあまり揺動せず、部品8がノ
ズル3に当ったり、落下したりすることはない。
アー噴射の時に部品8のエアーの当たりづらい箇所に移
動してエアー噴射停止とともにまた部品のもとの位置に
出てくるが、これを2回目,3回目,…のエアー噴射に
よって吹き飛ばす。この時点で部品の盲穴,箱型形状,
スリット形状などの水がたまりやすく、加熱だけや弱い
送風だけでは乾燥させづらい形状の箇所を含め部品に付
着したほとんどの水を吹き飛ばすことができる。そうし
た後には弱い送風や加熱により水を蒸発乾燥させやすく
なっている。このとき両側のノズル3は平行状態で上下
するから、ラック7には両側から互いに平行な風が当た
りこれらによりラック7に働く力は相殺され、ラック7
はノズル3の風の方向にはあまり揺動せず、部品8がノ
ズル3に当ったり、落下したりすることはない。
【0025】その後にバー6aは上昇し、ラック7をつ
り下げたハンガー14が移動してバー6b上に移り、ラ
ック7は第2段階の乾燥エリア2内へ移動していく。
り下げたハンガー14が移動してバー6b上に移り、ラ
ック7は第2段階の乾燥エリア2内へ移動していく。
【0026】この乾燥エリア2でさらに部品8にエアー
が噴射され、部品8がエリア2から出てくると、複雑な
形状の部品でも完全に乾燥している。このとき対向する
ノズルの向きは一致しておらず、ラック7にはいろいろ
な方向の風による合力が加わり、それによりラック7は
エアー噴射方向、すなわちラック7の搬送方向と垂直方
向に揺動しようとする。しかし、ラック7はガイドレー
ル13により搬送方向と垂直方向に揺動するのが規制さ
れ、部品8が第2ノズル4に接触したり落下したりする
ことはない。
が噴射され、部品8がエリア2から出てくると、複雑な
形状の部品でも完全に乾燥している。このとき対向する
ノズルの向きは一致しておらず、ラック7にはいろいろ
な方向の風による合力が加わり、それによりラック7は
エアー噴射方向、すなわちラック7の搬送方向と垂直方
向に揺動しようとする。しかし、ラック7はガイドレー
ル13により搬送方向と垂直方向に揺動するのが規制さ
れ、部品8が第2ノズル4に接触したり落下したりする
ことはない。
【0027】つぎに、本発明による装置と従来装置とで
乾燥性能を比較した結果を表1に示す。この場合、本発
明の装置では第1段階の乾燥エリア1において10秒の
間隔をあけて20秒ずつ2回エアー噴射した。また第2
段階の乾燥エリア2での部品に噴射するエアー温度は5
0°Cとした。
乾燥性能を比較した結果を表1に示す。この場合、本発
明の装置では第1段階の乾燥エリア1において10秒の
間隔をあけて20秒ずつ2回エアー噴射した。また第2
段階の乾燥エリア2での部品に噴射するエアー温度は5
0°Cとした。
【0028】また従来装置は従来の風力式低温水切乾燥
機を用いたもので温度50°Cのエアーを噴射するもの
である。
機を用いたもので温度50°Cのエアーを噴射するもの
である。
【0029】また本発明の装置を用いて、本発明とは第
1段階の乾燥エリアのエアー噴射方法を異ならせた場合
の乾燥性能も表1に示している。すなわちエアー噴射を
1回だけ50秒間連続して行なったものである。ここで
も第2段階の乾燥エリアでの部品に噴射するエアー温度
は50°Cとした。
1段階の乾燥エリアのエアー噴射方法を異ならせた場合
の乾燥性能も表1に示している。すなわちエアー噴射を
1回だけ50秒間連続して行なったものである。ここで
も第2段階の乾燥エリアでの部品に噴射するエアー温度
は50°Cとした。
【0030】本発明による装置と従来装置ともまず比抵
抗が1.0×106 Ω・cmのイオン交換水または蒸留
水等の純水により洗浄されそののち乾燥させた。
抗が1.0×106 Ω・cmのイオン交換水または蒸留
水等の純水により洗浄されそののち乾燥させた。
【0031】従来装置ではエアーを10分間吹きつけて
も、部品のエアーに対し対向する面の裏面,エアーに対
し平行な下面の水の乾燥が不可能である。
も、部品のエアーに対し対向する面の裏面,エアーに対
し平行な下面の水の乾燥が不可能である。
【0032】また本発明の装置を用いて、本発明とは第
1段階の乾燥エリアのエアー噴射方法を上述のように異
ならせた場合は、第1段階の乾燥エリアにおいてエアー
により部品に付着した水の一部は吹き飛ばされるが、残
りの水は部品のエアーの当たりづらい箇所に移動し、5
0秒後エアー噴射停止とともにまた部品のもとの位置に
出てくる。第2段階の乾燥エリアにおいてその水を乾燥
するのであるが、第2段階の乾燥時間が5分では、部品
のエアーに対し平行な下面の水の乾燥が不可能であり、
この部分の乾燥を含め部品全体の乾燥には9分かかる。
すなわち総乾燥時間5分50秒では部品の完全な乾燥が
不可能であり、部品全体の乾燥には総乾燥時間が9分5
0秒かかる。
1段階の乾燥エリアのエアー噴射方法を上述のように異
ならせた場合は、第1段階の乾燥エリアにおいてエアー
により部品に付着した水の一部は吹き飛ばされるが、残
りの水は部品のエアーの当たりづらい箇所に移動し、5
0秒後エアー噴射停止とともにまた部品のもとの位置に
出てくる。第2段階の乾燥エリアにおいてその水を乾燥
するのであるが、第2段階の乾燥時間が5分では、部品
のエアーに対し平行な下面の水の乾燥が不可能であり、
この部分の乾燥を含め部品全体の乾燥には9分かかる。
すなわち総乾燥時間5分50秒では部品の完全な乾燥が
不可能であり、部品全体の乾燥には総乾燥時間が9分5
0秒かかる。
【0033】これに対し本発明によれば、第1段階の乾
燥エリア1において部品8に付着した水の一部は1回目
の20秒間のエアー噴射の時に部品のエアーの当たりづ
らい箇所に移動してエアー噴射停止とともにまた部品の
もとの位置に出てくるが、これを2回目の20秒間のエ
アー噴射によって吹き飛ばす。この時点で部品に付着し
たほとんどの水を吹き飛ばすことができる。そうした後
には弱い送風や加熱により水を蒸発乾燥させやすくな
り、第2エリアで5分間で部品のエアーに対し対向する
正面,裏面,エアーに対し平行な下面を含め部品を完全
に乾燥させられる。第2エリアの乾燥時間が短時間です
むから総乾燥時間が5分50秒で乾燥でき短時間です
む。また第2段階の乾燥エリア2における乾燥のための
部品搬送経路を短かくでき、装置を小型にできる。
燥エリア1において部品8に付着した水の一部は1回目
の20秒間のエアー噴射の時に部品のエアーの当たりづ
らい箇所に移動してエアー噴射停止とともにまた部品の
もとの位置に出てくるが、これを2回目の20秒間のエ
アー噴射によって吹き飛ばす。この時点で部品に付着し
たほとんどの水を吹き飛ばすことができる。そうした後
には弱い送風や加熱により水を蒸発乾燥させやすくな
り、第2エリアで5分間で部品のエアーに対し対向する
正面,裏面,エアーに対し平行な下面を含め部品を完全
に乾燥させられる。第2エリアの乾燥時間が短時間です
むから総乾燥時間が5分50秒で乾燥でき短時間です
む。また第2段階の乾燥エリア2における乾燥のための
部品搬送経路を短かくでき、装置を小型にできる。
【0034】
【表1】
【0035】本発明は本実施例に限られず、例えば第1
段階の乾燥エリア1において、ノズル3は両側で平行に
対向し上下に往復する構成になっているが、両側のノズ
ル3は平行に対向しなくてもよく垂直方向にずれて配置
していてもよい。また乾燥エリア1において乾燥エリア
2のようにノズルがその位置において上下に各々首振り
稼動される構成にしてもよい。このとき、治具は乾燥エ
リア1においてエアーの吹出方向へ大きく揺動するた
め、乾燥エリア1にも乾燥エリア2のような規制手段を
設けてもよい。
段階の乾燥エリア1において、ノズル3は両側で平行に
対向し上下に往復する構成になっているが、両側のノズ
ル3は平行に対向しなくてもよく垂直方向にずれて配置
していてもよい。また乾燥エリア1において乾燥エリア
2のようにノズルがその位置において上下に各々首振り
稼動される構成にしてもよい。このとき、治具は乾燥エ
リア1においてエアーの吹出方向へ大きく揺動するた
め、乾燥エリア1にも乾燥エリア2のような規制手段を
設けてもよい。
【0036】また、第1段階の乾燥エリア内において、
エアーを部品に当てているとき部品を保持する治具を、
乾燥エリア1内で搬送方向に移動するようにしてもよ
い。
エアーを部品に当てているとき部品を保持する治具を、
乾燥エリア1内で搬送方向に移動するようにしてもよ
い。
【0037】また、乾燥エリア2によって部品表面に吹
きつけるエアーは温風でなくてもよい。さらに乾燥エリ
ア2の送風装置は本実施例のような揺動するノズルでな
くてもよく固定したダクトでもよく、また箱体の中に設
けてあり部品表面全体に風を当てるファンであってもよ
い。
きつけるエアーは温風でなくてもよい。さらに乾燥エリ
ア2の送風装置は本実施例のような揺動するノズルでな
くてもよく固定したダクトでもよく、また箱体の中に設
けてあり部品表面全体に風を当てるファンであってもよ
い。
【0038】さらに、第1段階の乾燥エリア内において
部品に間欠的に複数回エアーを吹きつける手段は本実施
例に限られず、例えば第1段階の乾燥エリアを部品の搬
送方向に間隔をおいて複数個設置し、部品を順次それら
の第1段階の乾燥エリアを通過させ、第1段階の乾燥エ
リアのそれぞれはその乾燥エリア内に部品があるときに
連続的に部品に対しエアーを噴射するようにしてもよ
い。
部品に間欠的に複数回エアーを吹きつける手段は本実施
例に限られず、例えば第1段階の乾燥エリアを部品の搬
送方向に間隔をおいて複数個設置し、部品を順次それら
の第1段階の乾燥エリアを通過させ、第1段階の乾燥エ
リアのそれぞれはその乾燥エリア内に部品があるときに
連続的に部品に対しエアーを噴射するようにしてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、第1乾燥装置のノズル
を移動しつつノズルの狭い開口により、風速を大きくし
たエアーを間欠的に部品全体に吹きつける。第1乾燥装
置において、エアー噴射時に部品のエアーの当たりづら
い箇所に移動しエアー噴射停止とともにまた部品のもと
の位置に出てくる水を、間欠的な複数回のエアー噴射に
より吹き飛ばすことができる。よって第1乾燥装置にお
いて部品の水のたまりやすく水を吹きとばしにくい部分
を含めて部品に付着したほとんどの水を吹き飛ばすこと
ができ、そののち部品表面にわずかに残存した水を連続
して第2乾燥装置の送風装置により乾燥する。それによ
って第1乾燥装置で部品に間欠的にエアーを吹きつけな
い場合の50〜70%程度の短時間で部品を完全に水切
り乾燥でき、コストを軽減できる。第1乾燥装置におい
て部品に付着したほとんどの水を吹き飛ばしてあるの
で、第2乾燥装置における乾燥のための部品搬送経路を
短かくでき、装置を小型にできコストを軽減できる。さ
らに部品を短時間で乾燥できるため、乾燥中に部品表面
の水にゴミやミストが混入する時間が少なくなり、部品
表面のシミの発生をなくすことができる。
を移動しつつノズルの狭い開口により、風速を大きくし
たエアーを間欠的に部品全体に吹きつける。第1乾燥装
置において、エアー噴射時に部品のエアーの当たりづら
い箇所に移動しエアー噴射停止とともにまた部品のもと
の位置に出てくる水を、間欠的な複数回のエアー噴射に
より吹き飛ばすことができる。よって第1乾燥装置にお
いて部品の水のたまりやすく水を吹きとばしにくい部分
を含めて部品に付着したほとんどの水を吹き飛ばすこと
ができ、そののち部品表面にわずかに残存した水を連続
して第2乾燥装置の送風装置により乾燥する。それによ
って第1乾燥装置で部品に間欠的にエアーを吹きつけな
い場合の50〜70%程度の短時間で部品を完全に水切
り乾燥でき、コストを軽減できる。第1乾燥装置におい
て部品に付着したほとんどの水を吹き飛ばしてあるの
で、第2乾燥装置における乾燥のための部品搬送経路を
短かくでき、装置を小型にできコストを軽減できる。さ
らに部品を短時間で乾燥できるため、乾燥中に部品表面
の水にゴミやミストが混入する時間が少なくなり、部品
表面のシミの発生をなくすことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例の第1ノズルを示す図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例の第2ノズルを示す図であ
る。
る。
【図6】本発明の一実施例の部品の断面図である。
【図7】本発明の一実施例の部品の一部断面正面図であ
る。
る。
1 第1乾燥装置 2 第2乾燥装置 3 ノズル 4 送風装置 6,12 搬送装置 8 部品 15 洗浄装置 16 純水
Claims (2)
- 【請求項1】 純水による洗浄装置と、第1乾燥装置
と、第2乾燥装置と、部品を上記洗浄装置、上記第1乾
燥装置を経て上記第2乾燥装置を通過させる搬送装置と
からなり、 上記第1乾燥装置は、上記部品に対向可能に設けてあり
ノズル開口面積が小さくかつ風速が大きいエアーを噴射
するノズルと、上記ノズルを上記部品全体にエアーが当
たるよう駆動する駆動装置とを有し、 上記第2乾燥装置は、風速が上記ノズルのそれよりも小
さいエアーを上記部品全体に当てる送風装置を有し、 上記第1乾燥装置は上記部品に間欠的にエアーを吹きつ
けることを特徴とする洗浄乾燥装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記第1乾燥装置は
上記部品の搬送方向に間隔をおいて複数個設置してあ
り、上記第1乾燥装置のそれぞれはその装置内に上記部
品があるときに連続的にエアーを噴射することを特徴と
する洗浄乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9620892A JPH06285440A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 洗浄乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9620892A JPH06285440A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 洗浄乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06285440A true JPH06285440A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14158847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9620892A Pending JPH06285440A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 洗浄乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06285440A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136275A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | 洗浄装置 |
JP2008023772A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Mitsuboshi Belting Ltd | ポリウレタン成形型の洗浄装置およびポリウレタン成形型の洗浄方法 |
JP2012011295A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 緩衝器の洗浄装置および製造方法 |
CN105605909A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-05-25 | 武汉华星光电技术有限公司 | 基板清洗方法 |
CN106670170A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-05-17 | 东莞市佛尔盛智能机电股份有限公司 | 一种清洗及干燥机 |
CN108007168A (zh) * | 2016-11-18 | 2018-05-08 | 麻城市中达精密机械有限公司 | 气门清洗干燥腔、气门清洗干燥系统及气门清洗干燥方法 |
CN113510213A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-10-19 | 浙江远大重工锻压有限公司 | 一种锻管设备及方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6188531A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 | Nec Corp | 集積回路装置の洗浄装置 |
JPS6260225A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | Toshiba Ceramics Co Ltd | シリコンウエハの洗浄方法 |
JPH02310989A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-26 | Kenji Kondo | プリント基板の洗浄方法およびその装置 |
JPH03196884A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-28 | Nordson Kk | 洗浄方法 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP9620892A patent/JPH06285440A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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CN105605909B (zh) * | 2016-01-15 | 2018-01-30 | 武汉华星光电技术有限公司 | 基板清洗方法 |
CN108007168A (zh) * | 2016-11-18 | 2018-05-08 | 麻城市中达精密机械有限公司 | 气门清洗干燥腔、气门清洗干燥系统及气门清洗干燥方法 |
CN108007168B (zh) * | 2016-11-18 | 2023-07-07 | 麻城市中达精密机械有限公司 | 气门清洗干燥腔、气门清洗干燥系统及气门清洗干燥方法 |
CN106670170A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-05-17 | 东莞市佛尔盛智能机电股份有限公司 | 一种清洗及干燥机 |
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