JPH06285309A - 目ざら用ごみ取りフィルター - Google Patents
目ざら用ごみ取りフィルターInfo
- Publication number
- JPH06285309A JPH06285309A JP5203544A JP20354493A JPH06285309A JP H06285309 A JPH06285309 A JP H06285309A JP 5203544 A JP5203544 A JP 5203544A JP 20354493 A JP20354493 A JP 20354493A JP H06285309 A JPH06285309 A JP H06285309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover body
- perforated plate
- perforations
- back cover
- nonwoven fabric
- Prior art date
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- Granted
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 目ざらに被せて使用し、使用後は目ざらより
取り外すことにより、廃水中のごみを簡便に処分し得る
ことを目的とする。 ［構成］ 目ざら２の平面形状より大なる相似形に形成
された複数の穿孔３を有する表側カバー体１の裏面に、
複数の穿孔５、７を有する裏側カバー体４、６を適当間
隔をおいて各々融着１０、１１して、表側カバー体１と
裏側カバー体４、６とより構成される袋状の目ざら収納
部１２、１３を形成し、開口部１４、１５より前記目ざ
ら２を出し入れ自在にしたことを特徴とする。
取り外すことにより、廃水中のごみを簡便に処分し得る
ことを目的とする。 ［構成］ 目ざら２の平面形状より大なる相似形に形成
された複数の穿孔３を有する表側カバー体１の裏面に、
複数の穿孔５、７を有する裏側カバー体４、６を適当間
隔をおいて各々融着１０、１１して、表側カバー体１と
裏側カバー体４、６とより構成される袋状の目ざら収納
部１２、１３を形成し、開口部１４、１５より前記目ざ
ら２を出し入れ自在にしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室、洗面所、手洗
所、流し台等の排水口に取り付ける目ざらに使用するフ
ィルターに関するもので、さらに詳しく説明すれば、目
ざらに被せて使用し、廃水の通水後はフィルターを目ざ
らより取り外すことにより簡便に廃水中の固形不純物を
除去し得る目ざら用ごみ取りフィルターに関するもので
ある。
所、流し台等の排水口に取り付ける目ざらに使用するフ
ィルターに関するもので、さらに詳しく説明すれば、目
ざらに被せて使用し、廃水の通水後はフィルターを目ざ
らより取り外すことにより簡便に廃水中の固形不純物を
除去し得る目ざら用ごみ取りフィルターに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、流し台、洗面所等の排水口のごみ
取り装置としては、目ざらを使用したものが提案されて
いる。この装置は段部を形成して全内周縁に支持部を設
けた目ざら受け環を、浴室、手洗所、流し台等の排水口
に固着し、前記目ざら受け環の上段部内径と同一若しく
は稍々小径のステンレス製円板に複数の通水孔を互いに
平行に穿設した目ざらを、前記目ざら受け環の支持部に
載置し、目ざらに引っ掛ったごみは、目ざら受け環より
取り外して手にてごみを除去し、ごみを除去した目ざら
を再び目ざら受け環の支持部に載置して使用するもので
ある。
取り装置としては、目ざらを使用したものが提案されて
いる。この装置は段部を形成して全内周縁に支持部を設
けた目ざら受け環を、浴室、手洗所、流し台等の排水口
に固着し、前記目ざら受け環の上段部内径と同一若しく
は稍々小径のステンレス製円板に複数の通水孔を互いに
平行に穿設した目ざらを、前記目ざら受け環の支持部に
載置し、目ざらに引っ掛ったごみは、目ざら受け環より
取り外して手にてごみを除去し、ごみを除去した目ざら
を再び目ざら受け環の支持部に載置して使用するもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術で述べ
た目ざらにおいては、摩擦係数の小さいステンレス製で
あるため、廃水中の固形不純物が目ざらに引っ掛かりに
くく通水孔を容易に通過して排水パイプへ送り込まれ、
排水パイプがパイプづまりを起こすという問題点があっ
た。
た目ざらにおいては、摩擦係数の小さいステンレス製で
あるため、廃水中の固形不純物が目ざらに引っ掛かりに
くく通水孔を容易に通過して排水パイプへ送り込まれ、
排水パイプがパイプづまりを起こすという問題点があっ
た。
【０００４】又、目ざらに絡って付着したごみは、目ざ
ら受け環より目ざらを取り外し、ごみのひとつひとつを
手で除去しなければならず、目ざらの清掃作業に手間を
要するという問題点があった。
ら受け環より目ざらを取り外し、ごみのひとつひとつを
手で除去しなければならず、目ざらの清掃作業に手間を
要するという問題点があった。
【０００５】本発明は、前記従来の技術の有する欠点を
除くために、複数の穿孔を設けた不織布で目ざらを包被
し、これを目ざら受け環の支持部に載置することによ
り、より細かい固形不純物をも除去してパイプづまりを
極力なくするようにし、さらに目ざらよりフィルターを
取り外すことによりごみの処理作業を簡便になし得る目
ざら用ごみ取りフィルターを提供することを目的とす
る。
除くために、複数の穿孔を設けた不織布で目ざらを包被
し、これを目ざら受け環の支持部に載置することによ
り、より細かい固形不純物をも除去してパイプづまりを
極力なくするようにし、さらに目ざらよりフィルターを
取り外すことによりごみの処理作業を簡便になし得る目
ざら用ごみ取りフィルターを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明目ざら用ごみ取りフィルターは、不織布を目ざ
らの平面形状より僅かばかり大なる相似形に形成すると
共に複数の穿孔を設けて表側カバー体となし、表側カバ
ー体の裏面に、複数の穿孔を有する不織布より成る裏側
カバー体を適当間隔をおいて重合し、前記表側カバー体
と前記裏側カバー体の周縁を各々融着して、前記表側カ
バー体と前記重側カバー体とより構成される袋状の目ざ
ら収納部を設け、該目ざら収納部の開口部より、前記目
ざらを出し入れ自在に形成している。
に本発明目ざら用ごみ取りフィルターは、不織布を目ざ
らの平面形状より僅かばかり大なる相似形に形成すると
共に複数の穿孔を設けて表側カバー体となし、表側カバ
ー体の裏面に、複数の穿孔を有する不織布より成る裏側
カバー体を適当間隔をおいて重合し、前記表側カバー体
と前記裏側カバー体の周縁を各々融着して、前記表側カ
バー体と前記重側カバー体とより構成される袋状の目ざ
ら収納部を設け、該目ざら収納部の開口部より、前記目
ざらを出し入れ自在に形成している。
【０００７】
【作用】本発明目ざら用ごみ取りフィルターは、目ざら
を開口部より袋状の目ざら収納部内に挿入して、目ざら
を目ざら用ごみ取りフィルター内に収納し、これを表側
カバー体を上側にして目ざら受け環の支持部に載置して
使用するものである。
を開口部より袋状の目ざら収納部内に挿入して、目ざら
を目ざら用ごみ取りフィルター内に収納し、これを表側
カバー体を上側にして目ざら受け環の支持部に載置して
使用するものである。
【０００８】排水口に集水した廃水は、目ざら用ごみ取
りフィルターの表側カバー体に形成された穿孔及び不織
布の組織の目の部分、目ざらの通水孔、さらには、裏側
カバー体に形成された穿孔及び不織布の組織の目の部分
を通過して排水パイプへ送り込まれる。
りフィルターの表側カバー体に形成された穿孔及び不織
布の組織の目の部分、目ざらの通水孔、さらには、裏側
カバー体に形成された穿孔及び不織布の組織の目の部分
を通過して排水パイプへ送り込まれる。
【０００９】本発明は不織布より成っているので、廃水
中の固形不純物の殆どは、不織布の繊維に引っ掛かる。
中の固形不純物の殆どは、不織布の繊維に引っ掛かる。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の好適な実施
例について説明する。図１〜図４において、１は表側カ
バー体であって、目ざら２の平面形状より僅かばかり大
なる相似形に形成された円形不織布に複数の穿孔３を設
けている。４は裏側カバー体であって、複数の穿孔５を
設けた不織布を、前記表側カバー体１の周縁の一部と一
致する円弧部分を有する弓形に形成されている。裏側カ
バー体６は、複数の穿孔７を設けた不織布を、表側カバ
ー体１の周縁の一部と一致する円弧部分を有し、前記裏
側カバー体４より面積の狭小な弓形に形成されている。
表側カバー体１の裏面には、該表側カバー体１の周縁と
裏側カバー体４、６の円弧部分が一致し、且つ裏側カバ
ー体４、６の弦の部分８、９が適当間隔をおいて平行に
なるように裏側カバー体４、６を重合すると共に、表側
カバー体１の周縁と裏側カバー体４、６の円弧部分を融
着１０、１１している。
例について説明する。図１〜図４において、１は表側カ
バー体であって、目ざら２の平面形状より僅かばかり大
なる相似形に形成された円形不織布に複数の穿孔３を設
けている。４は裏側カバー体であって、複数の穿孔５を
設けた不織布を、前記表側カバー体１の周縁の一部と一
致する円弧部分を有する弓形に形成されている。裏側カ
バー体６は、複数の穿孔７を設けた不織布を、表側カバ
ー体１の周縁の一部と一致する円弧部分を有し、前記裏
側カバー体４より面積の狭小な弓形に形成されている。
表側カバー体１の裏面には、該表側カバー体１の周縁と
裏側カバー体４、６の円弧部分が一致し、且つ裏側カバ
ー体４、６の弦の部分８、９が適当間隔をおいて平行に
なるように裏側カバー体４、６を重合すると共に、表側
カバー体１の周縁と裏側カバー体４、６の円弧部分を融
着１０、１１している。
【００１１】そして、本実施例においては、表側カバー
体１と裏側カバー体４とより構成される目ざら収納部１
２と、表側カバー体１と裏側カバー体６とより構成され
る目ざら収納部１３に、これらの開口部１４、１５より
目ざら２を挿入し、目ざら２を表側カバー体１と裏側カ
バー体４、６とで包被後、目ざら受け環の支持部に表側
カバー体１が上面となるように載置して使用するもので
ある。廃水は、穿孔５及び表側カバー体１の不織布の
目、即ち、隙間、次に目ざらの通水孔、さらには穿孔７
及び裏側カバー体４、６の不織布の目を通過して排水パ
イプへと送水される。カバー体１、４、６の穿孔は、目
ざらの通水孔に比較して小さく、且つ、カバー体１、
４、６は不織布より成っているため、不織布の繊維にゴ
ミが引っ掛かる。開口部１４、１５より目ざら２を取り
外すと、フィルターと共にゴミも処分できる。
体１と裏側カバー体４とより構成される目ざら収納部１
２と、表側カバー体１と裏側カバー体６とより構成され
る目ざら収納部１３に、これらの開口部１４、１５より
目ざら２を挿入し、目ざら２を表側カバー体１と裏側カ
バー体４、６とで包被後、目ざら受け環の支持部に表側
カバー体１が上面となるように載置して使用するもので
ある。廃水は、穿孔５及び表側カバー体１の不織布の
目、即ち、隙間、次に目ざらの通水孔、さらには穿孔７
及び裏側カバー体４、６の不織布の目を通過して排水パ
イプへと送水される。カバー体１、４、６の穿孔は、目
ざらの通水孔に比較して小さく、且つ、カバー体１、
４、６は不織布より成っているため、不織布の繊維にゴ
ミが引っ掛かる。開口部１４、１５より目ざら２を取り
外すと、フィルターと共にゴミも処分できる。
【００１２】裏側カバー体４、６と表側カバー体１とで
目ざら２を挟んでいるので、表側カバー体１は、廃水の
流れ等の物理的作用によっても目ざら２より外れること
がなく、安定的に目ざら２の上面を被覆する。
目ざら２を挟んでいるので、表側カバー体１は、廃水の
流れ等の物理的作用によっても目ざら２より外れること
がなく、安定的に目ざら２の上面を被覆する。
【００１３】上述の実施例においては表側カバー体が円
形のものについて説明したが、本発明はこれに限定する
ことなく、目ざらの形状に対応して方形、三角形状等種
々の形状が包含される。又、穿孔が円形のものについて
説明したが、穿孔が四角形、三角形等あらゆる形状のも
のが本発明には含まれる。
形のものについて説明したが、本発明はこれに限定する
ことなく、目ざらの形状に対応して方形、三角形状等種
々の形状が包含される。又、穿孔が円形のものについて
説明したが、穿孔が四角形、三角形等あらゆる形状のも
のが本発明には含まれる。
【００１４】本発明は、不織布より構成されているの
で、従来目ざらのみでは取れなかったごみが、不織布を
形成する繊維に引っ掛かり、ごみの収集効果が大きいた
め、パイプづまりを起こさないという効果がある。
で、従来目ざらのみでは取れなかったごみが、不織布を
形成する繊維に引っ掛かり、ごみの収集効果が大きいた
め、パイプづまりを起こさないという効果がある。
【００１５】又、ゴミがたまっても穿孔の存在により通
水性が悪化することがないという効果がある。
水性が悪化することがないという効果がある。
【００１６】裏側カバー体が適当間隔をおいて表側カバ
ー体の裏面に重合し、表側カバー体と裏側カバー体とで
開口部を有する目ざら収納部を形成しているので、目ざ
らへの着脱作業が簡便であるという効果がある。
ー体の裏面に重合し、表側カバー体と裏側カバー体とで
開口部を有する目ざら収納部を形成しているので、目ざ
らへの着脱作業が簡便であるという効果がある。
【００１７】又、従来のように目ざらの通水孔ごとにご
みを手で除去することなく、フィルターを取り外すだけ
の作業で、ごみを処理できるので目ざらのごみ処理作業
が簡便であるという効果がある。
みを手で除去することなく、フィルターを取り外すだけ
の作業で、ごみを処理できるので目ざらのごみ処理作業
が簡便であるという効果がある。
【図１】本発明目ざら用ごみ取りフィルターの１実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図２】裏面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】使用状態を示す一部切欠説明図である。
１ 表側カバー体 ２ 目ざら ３、５、７ 穿孔 ４、６ 裏側カバー体 １０、１１ 融着 １２、１３ 目ざら収納部 １４、１５ 開口部
Claims (1)
- 【請求項１】 不織布を目ざら２の平面形状より僅かば
かり大なる相似形に形成すると共に複数の穿孔３を設け
て表側が一体１となし、該表側カバー体１の裏面に、複
数の穿孔５、７を有する不織布より成る裏側カバー体
４、６を適当間隔をおいて重合し、前記表側カバー体１
と前記裏側カバー体４、６の周縁を各々融着１０、１１
して、前記表側カバー体１と前記裏側カバー体４、６と
より構成される袋状の目ざら収納部１２、１３を形成
し、該目ざら収納部１２、１３の開口部１４、１５よ
り、前記目ざら２を出し入れ自在にしたことを特徴とす
る目ざら用ごみ取りフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203544A JP2572935B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 目ざら用ごみ取りフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203544A JP2572935B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 目ざら用ごみ取りフィルター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285309A true JPH06285309A (ja) | 1994-10-11 |
| JP2572935B2 JP2572935B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16475904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5203544A Expired - Fee Related JP2572935B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 目ざら用ごみ取りフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572935B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH038900A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-16 | Fuji Kobunshi Kk | 長尺化粧シートの連続製造方法 |
| JPH0310243A (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-17 | Konica Corp | 帯電防止層 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5203544A patent/JP2572935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH038900A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-16 | Fuji Kobunshi Kk | 長尺化粧シートの連続製造方法 |
| JPH0310243A (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-17 | Konica Corp | 帯電防止層 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2572935B2 (ja) | 1997-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960827 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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