JPH0628497B2 - 同期モータの巻線製造方法 - Google Patents

同期モータの巻線製造方法

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JPH0628497B2
JPH0628497B2 JP59228893A JP22889384A JPH0628497B2 JP H0628497 B2 JPH0628497 B2 JP H0628497B2 JP 59228893 A JP59228893 A JP 59228893A JP 22889384 A JP22889384 A JP 22889384A JP H0628497 B2 JPH0628497 B2 JP H0628497B2
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winding
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disk
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成昭 小山
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Fanuc Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は永久磁石を有するディスク型同期モータの巻線
製造方法に関する。
従来の技術 永久磁石材料の改良とともに、永久磁石を有するディス
ク型同期モータの利点が注目されてきている。このタイ
プのディスク型同期モータは、巻線を有するディスク状
のステータエレメントと永久磁石を有するディスク状の
ロータエレメントとを軸線方向に交互に配置してなるも
のである。このような同期モータは一般に小さな寸法で
大きなトルクを得ることができる利点があり、交流サー
ボモータとして有用である。このような同期モータの利
点をさらに改善するためには、巻線を有するステータエ
レメントの巻線占積率を高めてその厚さをできるだけ薄
くすることが一つの解決手段であり、このためには巻線
が平面的に密度を高く形成される必要がある。このよう
な問題点を解決するために、応用機械工学1983年5
月号に説明されている小型のフラットサーボモータで
は、オレンジの輪切状のパターンのコイル群がフォトエ
ッチングによりステータ表面に形成されている。
発明が解決しようとする問題点 上述したディスク型同期モータを交流サーボモータとし
てダイレクトドライブ方式で使用する場合、被駆動物に
よっては大きな出力トルクを必要とし、そのために巻線
に大きな電流を流すことが必要となる。上述したフォト
エッチングにより形成された巻線では流すことのできる
電流に限界があり、このために巻線材料としては相対的
に太い銅線を使用する必要がある。或いは銅線の代りに
銅板から所定のパターン形状の巻線をプレス成形するこ
とも行われる。
通常使用される導体巻線は丸い断面積のエナメル線であ
り、この場合には巻線部の占有する全断面積に対して約
50%程度の平均導体占積率しか得ることができない。
又、プレス加工にて所定のパターンの導体巻線を製作す
る場合、パターン実体部のために溝を打抜くことになる
が、プレス加工では打抜かれる溝の幅が最小でも材料板
の厚さ程度であることが要求される。即ち、板厚が0.
5mmの場合には0.5mm以上の幅の溝が必要になる。し
かしながら、導体巻線占積率を高めるためには例えば
0.05〜0.1mm程度の溝であることが要求される。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明によれば裸巻線材
料を隣接する部分が接触しないように平坦な渦巻状にプ
レスにて予成形し、次に予成形された裸巻線材料をプレ
スにて厚さ方向に圧力をかけ、裸巻線材料の隣接する部
分の隙間を小さくするように変形せしめることを特徴と
するものである。例えば、第3図のような間隔で予(曲
げ)成形された銅線の場合には、これをプレスすること
によって第4図に示されるように平面的に押つぶされ、
厚さが低下するとともに幅が増して平面的に密度の高い
巻線が得られる。このようにして得られた巻線は接着層
とともにディスク基体に固着されることができる。
実施例 以下本発明を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、1は同期モータの回転軸、
2は回転軸1に固着されてロータを形成するロータエレ
メント、3はステータを形成するステータエレメント、
4はステータエレメント3を取付けたハウジング、5は
エンドプレートである。この例においては、ロータエレ
メント2は3個、ステータエレメント3は4個あるが、
これらの個数は種々に設計され得るものである。ロータ
エレメント2はステータエレメント3に挾まれて軸線方
向に交互に配置される ステータエレメント3の表面には第2図に示されるよう
に電機子巻線6が取付けられる。巻線6はステータエレ
メントの中心から放射状に配置され(第2図では簡明化
のために3個のみ示されている)、各巻線6が予め定め
られた渦巻状のパターンに従って形成されている。この
タイプの同期モータでは各巻線の放射方向の成分が重要
である。各ロータエレメント2にはステータエレメント
3の巻線の位置に対応して永久磁石(図示せず)が取付
けられており、その永久磁石によりモータ軸線方向の磁
界が形成される。この磁界中で巻線6に電流を流すこと
により、ロータエレメント2がステータエレメント3に
対して回転せしめられる。このときに、各巻線6の各放
射方向の成分が磁界を切り、従って、少くとも放射方向
の成分の密度が高いほど生起されるモータのトルクは大
きくなる。各巻線の渦巻外端が電源装置に接続され、内
端は裏側の巻線に接続される。
モータのトルクを高め且つモータ全体寸法を小さくする
ためには、巻線6を含むステータエレメント3の厚さが
できるだけ小さいことが必要であり、このために各巻線
は二段重ねにならないように平面的に形成されており、
さらに、各巻線6は次の方法で製造されている。先ず、
エナメル塗布の銅線を循備し、この銅線を例えば第2図
に示すような予め定められた渦巻状の形状に極く類似し
た形状に曲げ加工する(予成形)。このときに、銅線6
の各成分は第3図に示されるようにほぼ同一平面上にあ
って本来の直径D、隣接成分間の距離tを有している。
次に、これを平坦な対向表面を有するプレスにて圧力を
かけて、第4図の矢印Aで示す厚さ方向に変形せしめ
る。その結果、第3図と第4図を比較すれば分るよう
に、厚さがDからD′に低下するとともに間隙がtから
t′に変化している。最後に、第4図に示すように平面
的に変形せしめられた巻線6をステータエレメント3基
材に固着させる。ステータエレメント3はプラスチック
により製造されることができ、巻線6ははそのようなプ
ラスチック基材に接着される。好ましくは、接着剤層に
より巻線6の表面を覆って保護層とする。このようにし
て形成された巻線の導電能力は第3図のものと第4図の
ものとで等しいが、第4図のものが単位厚さ当りでは高
密度になっていることが分る。従って、得られたステー
タエレメント3では、全厚が小さく高密度の巻線構造が
形成されていることになる。
本発明はさらに、予成形行程がプレス加工の場合にも適
用可能である。この場合には銅板を準備して、第2図に
示される渦巻形状に極く近い形状のパターンを打抜くこ
とになる(予成形)。この場合、巻線成分は第3図の丸
断面の代りに矩形状断面になる。そして、打抜き溝によ
り間隙tが生成される。間隙tは前述したように打抜プ
レスに必須の板厚程度はある。このような間隙をもつ予
プレス成形品が、次いでプレスにて平面的に押圧され、
第4図に示されるように変形せしめられる。その結果、
厚さが低減されるとともに導体占積率が増大する。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば平面状で導体密度
の高い導体巻線を得ることができ、コンパクトで高密度
の同期モータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の同期モータの断面図、第2図
は第1図のステータエレメントの平面図、第3図は銅線
からなる巻線の予成形後の断面図、第4図は第3図の巻
線のプレス押圧後の断面図である。 1……回転軸、2……ロータエレメント、3……ステー
タエレメント、6……巻線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻状に形成された巻線を有する複数個の
    ディスク状のステータエレメントを間隔をあけて軸線方
    向に設置し、永久磁石を有する回転可能なディスク状の
    ロータエレメントを前記ステータエレメント間に挟んで
    配置した同期モータの巻線製造方法であって、 裸巻線材料を隣接する部分が接触しないように平坦な渦
    巻状にプレスにて予成形し、次に予成形された裸巻線材
    料をプレスにて厚さ方向に圧力をかけ、裸巻線材料の隣
    接する部分の隙間を小さくするように変形せしめる、こ
    とを特徴とする同期モータの巻線製造方法。
JP59228893A 1984-11-01 1984-11-01 同期モータの巻線製造方法 Expired - Lifetime JPH0628497B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP59228893A JPH0628497B2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01 同期モータの巻線製造方法
PCT/JP1985/000608 WO1986002789A1 (en) 1984-11-01 1985-11-01 Method of manufacturing windings for synchronous motors

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JP59228893A JPH0628497B2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01 同期モータの巻線製造方法

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JPS61109441A JPS61109441A (ja) 1986-05-27
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ID=16883502

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61109441A (ja) 1986-05-27
WO1986002789A1 (en) 1986-05-09

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