JPH06284662A - 円筒型ブラシレス振動モ−タ - Google Patents

円筒型ブラシレス振動モ−タ

Info

Publication number
JPH06284662A
JPH06284662A JP14990691A JP14990691A JPH06284662A JP H06284662 A JPH06284662 A JP H06284662A JP 14990691 A JP14990691 A JP 14990691A JP 14990691 A JP14990691 A JP 14990691A JP H06284662 A JPH06284662 A JP H06284662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular
eccentric
cylindrical
field magnet
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14990691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3064500B2 (ja
Inventor
Tadao Yamaguchi
忠男 山口
Naohisa Koyanagi
尚久 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP14990691A priority Critical patent/JP3064500B2/ja
Publication of JPH06284662A publication Critical patent/JPH06284662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3064500B2 publication Critical patent/JP3064500B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏心ウエイトを削除してコスト的に有利なら
しめ、セット側においては偏心ウエイトの旋回空間を設
計的に配慮することなく、長寿命なブラシレスモ−タを
提供する。 【構成】 この発明は、円筒体の一部を長手方向に90
°ないし180°の範囲で切欠いた界磁マグネットを有
するロ−タと、このロ−タを駆動する円筒巻線からなら
しめ、ロ−タ自体を偏心させることにより偏心ウエイト
を不要ならしめたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ペ−ジャ、携帯電話
機等の携帯用機動体通信機器のサイレントコ−ル手段に
好適な円筒型ブラシレス振動モ−タ新規な構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりペ−ジャなどのサイレントコ−
ル手段として図8に示すように円筒コアレス直流モ−タ
Mの出力軸Sにタングステン合金製の偏心ウエイトWを
配し、回転時にこの偏心ウエイトWの遠心力の差を利用
して振動を発生させるようにしたものがある。
【0003】しかしながら、上記従来の出力軸に偏心ウ
エイトWを付加するものでは、セット側においては、こ
の偏心ウエイトの旋回空間を配慮しなくてはならないな
どの設計的制約があり、高価なタングステン合金を使用
するためコスト的にも問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかも、円筒コアレス
直流モ−タにおいては、ブラシ、コンミテ−タなどの接
触型給電装置が必要となっているので、寿命的にも問題
を有していた。
【0005】この発明は、出力軸をなくして偏心ウエイ
トを削除することにより、コスト的にも有利とならし
め、セット側においては、偏心ウエイトの旋回空間を設
計的に配慮することなく、ブラシレスモ−タにすること
により長寿命を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、円筒体の一
部を長手方向に90°ないし180°の範囲で切欠いた
界磁マグネットを有するロ−タと、このロ−タを駆動す
る円筒巻線からなるもので、ロ−タ自体を偏心させるこ
とにより偏心ウエウトを不要ならしめたものである。
【0007】ロ−タは回転ヨ−クを介し、この回転ヨ−
クと界磁マグネットとの内に空隙を介して円筒巻線を配
することによりアウタロ−タ型にしてもよく、また、ロ
−タは円筒巻線の内側に配し、この円筒巻線は円筒ケ−
スの内側に配着させてインナロ−タ型にしてもよい。
【0008】
【作用】このようにすると、ロ−タ自体が偏心している
ので、回転時に遠心力の差が生じ、振動を発生する。
【0009】
【実施例】図1はこの発明のアウタロ−タ型にした円筒
型ブラシレス振動モ−タの縦断面図で、1はブリミ板か
らなる支持体で一端を折り曲げて立上げ部2を設けると
共に、他端に合成樹脂製のステ−タホルダ3をアウトサ
−ト成形又は圧入させてなる。4はシャフトで、一端は
前記の立上げ部2に配したU型溝2a(後述の図4参
照)に嵌着されると共に、他端は前記のステ−タホルダ
3に配した挿入孔33に嵌着されている。このシャフト
4には一対の含油軸受5、5が回転自在に配され、この
含油軸受5、5の外径には細長いパイプ状の回転ヨ−ク
6が嵌着され、その外方にはさらに円筒ケ−ス7の細首
部7aが嵌着されている。8はこの発明の特徴となる偏
心界磁マグネットで外径は前記円筒ケ−スに固着され、
9は円筒型コアレス卷線で基部が前記ステ−タベ−スに
嵌着され、自由端が前記回転ヨ−ク6と偏心マグネット
8との空隙に遊嵌されている。
【0010】前記偏心界磁マグネットSは図2に示すよ
うに、円筒型を長手方向に約150°の開角で切欠いた
ものである。この切欠き開角は90°ないし180°の
範囲とすることができる。なお、90°以下では偏心量
が不足し、180°以上では起動しにくくなる。ステ−
タとなる円筒コアレス卷線9の各端末は図3に示すよう
に、ステ−タホルダ3に配した4本の端子ピン3aに溝
3bを介して結線される。
【0011】図4は本モ−タの斜視図であり、10、1
1は印刷配線基板(図示せず)等に本モ−タを半田付固
定するための支持体と一体の脚部である。このような場
合は偏心量が大きくなり振動が大にできる。
【0012】図5は本モ−タをセンサレスで駆動させる
ための3電機子コイル、4極マグネット型と6電機子コ
イル8極マグネット型の概略動作説明図であり、センサ
レス方式として公知の逆起電本検知方式が用いられるの
で、その詳細な説明は、省略するが、各相の電機子はい
ずれも少なくとも1コイルは必ず常時トルク発生に寄与
するので起動エラ−が発生することなく、確実に起動で
きる。
【0013】図6はインナロ−タ型の実施例を示す縦断
面図で、この場合、ロ−タは、回転ヨ−ク6とこのヨ−
ク6に固着した偏心マグネット12からなり、この偏心
マグネット12は長手方向に約150°の切欠きを設計
して重心をずらしてあるのは前記の実施例と同様であ
る。
【0014】円筒卷線からなるステ−タ9は、シャフト
4と、ステ−タホルダ13に固着された円筒ステ−タケ
−ス14の内側に配着される。このような場合は、回転
部分がむき出しになっていないので、使い勝手がよい。
【0015】図7は、図6の変形応用例で、回転ヨ−ク
6の代りに磁性ステンレス(SUS420J2)からな
るシャフト4をそのまま磁路としたもので、この場合含
油軸受55、55は円筒ステ−タケ−ス14の底部、お
よびステ−タホルダ34に固着され、シャフト4の方が
回転する構造となる。
【0016】このようにすると、界磁マグネットの肉厚
が厚くとれるので、動作点パ−ミアンス係が大にできる
ので希土類プラスチックマグネット15を一体モ−ルド
したものが採用できるようになるので、コスト的に有利
となる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記のようにロ−タを構成
する界磁マグネットを偏心させたので、特別に偏心ウエ
イトなどを設ける必要がなくなり、コスト的に有利とな
るほか、 偏心ウエイトの旋回空間を配慮する必要がな
くなるので、セット側において設計的制約がなくなる効
果があり、振動源としてブラシレスモ−タにしたので、
長寿命が得られる。
【0018】ロ−タをアウタロ−タ型にしたものでは、
偏心量が大きく、大きな振動が得られる。
【0019】ロ−タをインナロ−タ型にしたものでは、
回転部分が表面にむき出しになっていないので、使い勝
手がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアウタロ−タ型ブラシレス振動モ−タ
の第一の実施例の縦断面図である。
【図2】図1のA−A切断断面図である。
【図3】図1の右側図面である。
【図4】図1の斜視図である。
【図5】同モ−タのセンサレス駆動方式の一実施例の動
作説明図である。
【図6】本発明のインナロ−タ型にした同モ−タの第2
の実施例の縦断面図である。
【図7】同インナロ−タ型の応用実施例の縦断面図であ
る。
【図8】従来の円筒コアレスモ−タの斜視図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 立上げ部 3、13、34 ステ−タホルダ 4 シャフト 5、55 軸受 6 回転ヨ−ク 7 円筒ケ−ス 8、12、15 界磁マグネット 9 円筒コアレス巻線 14 円筒ステ−タケ−ス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒体の一部を長手方向に90°ないし
    180°の範囲で切欠いた界磁マグネットを介するロ−
    タと、このロ−タを駆動する円筒卷線からなる円筒型ブ
    ラシレス振動モ−タ。
  2. 【請求項2】 ロ−タは回転ヨ−クを有し、この回転ヨ
    −クと界磁マグネットとの内に空隙を介して円筒巻線を
    配することによりアウタロ−タ型にした請求項1記載の
    円筒型ブラシレス振動モ−タ。
  3. 【請求項3】 ロ−タは円筒巻線の内側に配し、この円
    筒巻線は円筒ケ−スの内側に配着させてインナロ−タ型
    にした請求項1記載の円筒型ブラシレス振動モ−タ。
  4. 【請求項4】 センサレスで駆動すること特徴とする請
    求項1ないし3いずれかに記載の円筒型ブラシレス振動
    モ−タ。
JP14990691A 1991-05-24 1991-05-24 円筒型ブラシレス振動モ−タ Expired - Fee Related JP3064500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14990691A JP3064500B2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 円筒型ブラシレス振動モ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14990691A JP3064500B2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 円筒型ブラシレス振動モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06284662A true JPH06284662A (ja) 1994-10-07
JP3064500B2 JP3064500B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=15485186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14990691A Expired - Fee Related JP3064500B2 (ja) 1991-05-24 1991-05-24 円筒型ブラシレス振動モ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3064500B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000017988A1 (fr) * 1998-09-24 2000-03-30 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Moteur sans noyau d'encombrement réduit
US6479914B2 (en) 2000-01-28 2002-11-12 Matsushita Electric Industrial Vibration motor having an eccentric weight and device including the same motor
US6563242B2 (en) * 2000-02-18 2003-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Slim motor and devices mounting the same motor
KR20030069589A (ko) * 2002-02-22 2003-08-27 주식회사 삼부커뮤닉스 진동 모터
WO2003079520A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Moteur a courant continu sans balai et son procede d'assemblage
KR100431054B1 (ko) * 1998-02-24 2004-07-30 삼성전기주식회사 진동모터
CN1300917C (zh) * 2001-02-28 2007-02-14 建准电机工业股份有限公司 直流无刷振动电动机
CN100379126C (zh) * 2004-01-06 2008-04-02 三星电机株式会社 条型振动马达
KR100942437B1 (ko) * 2008-03-31 2010-02-17 (주)마이크로엔엑스 브러시리스 모터

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431054B1 (ko) * 1998-02-24 2004-07-30 삼성전기주식회사 진동모터
WO2000017988A1 (fr) * 1998-09-24 2000-03-30 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Moteur sans noyau d'encombrement réduit
US6429558B1 (en) 1998-09-24 2002-08-06 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Small-sized coreless motor
US6479914B2 (en) 2000-01-28 2002-11-12 Matsushita Electric Industrial Vibration motor having an eccentric weight and device including the same motor
US6563242B2 (en) * 2000-02-18 2003-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Slim motor and devices mounting the same motor
CN1300917C (zh) * 2001-02-28 2007-02-14 建准电机工业股份有限公司 直流无刷振动电动机
KR20030069589A (ko) * 2002-02-22 2003-08-27 주식회사 삼부커뮤닉스 진동 모터
WO2003079520A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Moteur a courant continu sans balai et son procede d'assemblage
CN100379126C (zh) * 2004-01-06 2008-04-02 三星电机株式会社 条型振动马达
KR100942437B1 (ko) * 2008-03-31 2010-02-17 (주)마이크로엔엑스 브러시리스 모터

Also Published As

Publication number Publication date
JP3064500B2 (ja) 2000-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5373207A (en) Brushless vibrator motor for a wireless silent alerting device
US6636007B2 (en) DC brushless vibration motor
JP4188564B2 (ja) ステータの周りを回転するロータを備えた電気機械
US5109171A (en) Low-noise miniature electric motor
JP3229560B2 (ja) 扁平な外転型コアードブラシレス振動モータ
JP2004147489A (ja) 電気モータ
JPH06284662A (ja) 円筒型ブラシレス振動モ−タ
JP4796779B2 (ja) ステッピングモータ及びそれを備えるファン
KR100297337B1 (ko) 편심 로우터와 그 로우터를 구비한 편평형 진동 모터 및동 로우터의 제조방법
KR20010082106A (ko) 직경 방향 공극식 회전 요크형 브러시리스 진동 모터
JPH08256464A (ja) ホルダー一体型ステータコアを有するブラシレスモーター
WO2006070610A1 (ja) インナーロータ型振動モータ
JP3618950B2 (ja) 偏心コアード振動モータ
JPH07107698A (ja) 偏心スロットレス鉄心を備えた小型振動モータ
JP3339501B2 (ja) 扁平なコアード型ブラシレス振動モータ
JPH09182364A (ja) 軸固定型振動モータ
US6020666A (en) Two-pole motor
JP2001065497A (ja) 直流ブラシレスファンモータ
JPH0370447A (ja) 単相ブラシレス振動モータ
JP2002010604A (ja) 電動機
KR980009883U (ko) 진동 모터
KR100797279B1 (ko) Dc 무브러시 진동 모터
GB2385210A (en) Structure for a DC brushless motor
KR100531812B1 (ko) 자유회전 마그네트를 구비한 유도 전동기
JP2000032707A (ja) 振動モータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees