JPH0628452U - 開閉弁 - Google Patents

開閉弁

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JPH0628452U
JPH0628452U JP7185592U JP7185592U JPH0628452U JP H0628452 U JPH0628452 U JP H0628452U JP 7185592 U JP7185592 U JP 7185592U JP 7185592 U JP7185592 U JP 7185592U JP H0628452 U JPH0628452 U JP H0628452U
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JP
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valve
valve body
valve seat
seat
flow path
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JP7185592U
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俊夫 村上
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東洋計器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁体へ横方向の力が作用しても、弁体の弁座
に対する移動を防止可能であって、信頼性の高い開閉弁
を提供する。 【構成】 筒状に形成された弁座22へ弁体24を接離
動させることにより流路12の開閉を行う開閉弁10に
おいて、前記弁体24は、先端部において、前記弁座2
2へ摺合可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は開閉弁に関し、一層詳細には筒状に形成された弁座へ弁体を接離動さ せることにより流路の開閉を行う開閉弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の開閉弁について、図3と共に説明する。なお、図3に示す開閉弁100 は電磁開閉弁である。 図3において、102は弁座であり、流路104内に配設されている。 106は弁体であり、ダイアフラム108に設けられ、弁座102に対して接 離動可能になっている。図3に示す状態は弁体106が弁座102へ着座してい る状態であり、流路104内の流体の移動を阻止している。 なお、不図示の電磁コイルに通電されると弁体106は上動し、弁座102か ら離間する。弁体106と弁座102が離間すると、流路104内の流体の移動 が可能になり、再び流体は移動する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の開閉弁には次のような課題がある。 図3に示すように、弁体106が弁座102へ着座している状態において、弁 体106はスプリング110の付勢力により弁座102へ圧接されている。すな わち、弁体106の弁座102への着座は、弁体106を下方へ付勢する力のみ で保持されている。従って、弁体106に横方向の力が作用すると、弁体106 は容易に弁座102に対して移動し、移動量が著しい場合は弁体106と弁座1 02との間に間隙が生じてしまい、当該間隙から流体が漏出してしまうことがあ る。 従って、本考案は弁体へ横方向の力が作用しても、弁体の弁座に対する移動を 防止可能であって、信頼性の高い開閉弁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、筒状に形成された弁座へ弁体を接離動させることにより流路の開閉 を行う開閉弁において、前記弁体は、先端部において、前記弁座へ摺合可能であ ることを特徴とする。
【0005】
【作用】
作用について説明する。 弁体は、先端部において、弁座へ摺合可能であるため、弁体へ弁座方向に対し て横方向の力が作用しても、摺合部分で弁体の横方向への移動が阻止されるので 、弁体は移動しない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。 図1には本実施例の電磁開閉弁10の正面部分断面図を示す。電磁開閉弁10 は、例えば水道管(不図示)の中途部に連結され、水道管を流れる水の流動を規 制する。
【0007】 図1において、12は流路であり、本体部16内に形成されている。流路12 は、例えば右端部が流入口14であり、左端部が流出口18である。その場合、 水は流入口14から流路12内へ進入し、流出口18から流出する。 22は弁座であり、流路12内に設けられている。弁座22は流路12内にお いて、上方へ立ち上がった筒状に形成され、上端面が開放されている。従って、 弁座22が開放している状態において、流路12内へ進入した水は、弁座22に 案内されて一旦上方へ流れ、弁座22からは下方の流出口18に向けて流れの方 向を転じるようになっている。
【0008】 24は弁体であり、ダイアフラム20と一体に合成ゴムで形成されている。ダ イアフラム20縁部は本体部16へ水密に挟着されている。弁体24はダイアフ ラム20の変形によって弁座22へ接離動可能になっている。弁体24の下面に は摺合部26が垂設されている。摺合部26の外径は弁座22の内径より僅かに 小径であり、弁体24が弁座22へ着座した状態(図1に図示の状態)にあって は摺合部26は弁座22内へ摺合可能になっている。 28はプランジャであり、磁性材料で形成されている。プランジャ28は弁体 24の上面に立設されており、本体部16内に固定されているガイド部材30の 中心孔32へ摺合している。従って、弁体24の弁座22への接離動に伴って、 プランジャ28はガイド部材30の中心孔32内を上下動するようになっている 。
【0009】 34は付勢手段の一例であるスプリングであり、プランジャ28の周囲であっ て本体部16と弁体24との間に弾挿されている。スプリング34は常時弁体2 4を弁座22方向へ付勢する。なお、付勢手段としては図1のようなコイルスプ リングではなく、リーフスプリング等を用いることもできる。 36は電気回路部であり、内部に電磁コイル(不図示)を始めとする各種電気 回路が内蔵されている。なお、前記電磁コイルはガイド部材30へ外嵌するよう な位置に配設されており、電磁コイルへ通電されると、プランジャ28はスプリ ング34の付勢力に抗して上方へ吸引され、ひいては弁体24が上動するように なっている。
【0010】 上述のように構成された電磁開閉弁10では、電気回路部36内の電磁コイル へ通電することにより、電磁コイルは磁化してプランジャ28を吸引する。その 結果、プランジャ28および弁体24はスプリング34の付勢力に抗して上方へ 移動し、弁体24が弁座22から離間する。すると、流路12内の水は弁座22 が開放されるので、流入口14から開放された弁座22を経由して流出口18へ 流動する。 この流動状態において、前記電磁コイルへの通電を停止すると、電磁コイルの 磁力が消滅するためプランジャ28および弁体24を上方へ吸引する力が消滅す る。その結果、プランジャ28および弁体24はスプリング34の付勢力によっ て下動し、摺合部26が弁座22内へ摺合すると共に、弁体24下面が弁座22 を閉塞する(図1に図示の状態)。この閉塞により、水の流動は弁体24により 妨げられ、水の流動は停止する。なお、この停止状態はスプリング34の付勢力 で保持される。
【0011】 弁体24の摺合部26が弁座22内へ摺合すると共に、弁体24下面が弁座2 2を閉塞した状態(図1に図示の状態)において、もし弁体24へ弁座22方向 に対して横方向の力が作用しても、弁体24は、摺合部26が筒状の弁座22内 へ摺合しているため、摺合部分で当該横方向の力に対抗することができる。その 結果、弁体24の横方向への移動、ダイアフラム20の異常な変形が阻止され、 弁体24と弁座22との間に間隙が発生することはない。
【0012】 次に図2と共に他の実施例について説明する。 図1の実施例において、弁体24と弁座22の摺合は、弁座22下面に垂設さ れ、弁座22内へ摺合可能な摺合部26で行っていた。 図2の実施例における摺合部50は、筒状に形成されている。摺合部50は弁 体52の下面に垂設されると共に、その内径は弁座54の外径より僅かに大径に 形成されている。弁座54を閉塞すべく弁体52が下動した際には、摺合部50 は弁座54に外嵌するよう摺合し、摺合部50の内側の弁体52下面で弁座54 を閉塞するようになっている。
【0013】 この図2の実施例においても、弁体52下面が弁座54を閉塞した状態で、も し弁体52へ弁座54方向に対して横方向の力が作用しても、弁体52は、摺合 部50が筒状の弁座54へ外嵌、摺合しているため、摺合部分で当該横方向の力 に対抗することができる。その結果、弁体52の横方向への移動、ダイアフラム 56の異常な変形が阻止され、弁体52と弁座54との間に間隙が発生すること はない。 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、例えば開閉弁は水の流動を規制するものではなく、 ガスの流動を規制するものであってもよい等、考案の精神を逸脱しない範囲でさ らに多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る開閉弁を用いると、弁体は、先端部において、弁座へ摺合可能で あるため、弁体へ弁座方向に対して横方向の力が作用しても、摺合部分で対抗で き、弁体の横方向への移動が阻止され、弁体は移動しない。従って、弁座の閉塞 状態を確実に保持可能となり、信頼性の高い開閉弁を提供することができる等の 著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る開閉弁の実施例を示した正面部分
断面図。
【図2】弁体の摺合部の他の実施例を示した部分断面
図。
【図3】従来の開閉弁を示した正面部分断面図。
【符号の説明】
10 電磁開閉弁 12 流路 22 弁座 24 弁体 26 摺合部 50 摺合部 52 弁体 54 弁座

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成された弁座へ弁体を接離動さ
    せることにより流路の開閉を行う開閉弁において、 前記弁体は、先端部において、前記弁座へ摺合可能であ
    ることを特徴とする開閉弁。
JP1992071855U 1992-09-21 1992-09-21 開閉弁 Expired - Lifetime JP2603048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992071855U JP2603048Y2 (ja) 1992-09-21 1992-09-21 開閉弁

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Publication Number Publication Date
JPH0628452U true JPH0628452U (ja) 1994-04-15
JP2603048Y2 JP2603048Y2 (ja) 2000-02-14

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ID=13472569

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