JPH0628448U - ソレノイドバルブの配線構造 - Google Patents

ソレノイドバルブの配線構造

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JPH0628448U
JPH0628448U JP6843192U JP6843192U JPH0628448U JP H0628448 U JPH0628448 U JP H0628448U JP 6843192 U JP6843192 U JP 6843192U JP 6843192 U JP6843192 U JP 6843192U JP H0628448 U JPH0628448 U JP H0628448U
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JP
Japan
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conductive
coil
clamp
solenoid valve
ground terminal
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Withdrawn
Application number
JP6843192U
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English (en)
Inventor
栄司 西本
裕司 松森
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Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Publication date
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用のソレノイドバルブのアース線の配
線構造において、バルブ本体にメッキ等の化学処理がな
されている場合でもバルブ自体のアースを確実なものと
し、作業性を向上し、部品の互換性を高める。 【構成】 ボビン13に巻回したコイル7の信号線16
を本体ケース1と一体に取りつけられた導電性のクラン
プ23の保持部23bに保持し、前記コイル7のアース
端子22を前記導電性のクランプ23の接続部23aに
接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特に自動車用に好適なソレノイドバルブの配線構造、詳しくはソ レノイドバルブのアース線の配線構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等に用いられるソレノイドバルブの駆動電源は一般にバッテリー等の直 流電源が使用される。そのため、ソレノイドの端子の一方をバルブ自体にアース し、他端を信号線としてソレノイドバルブより外部へ取り出すことにより使用さ れる。バルブ自体をアースするには、バルブの蓋部と本体ケースとのかしめ部に ソレノイドの端子を挟み込んで、本体のかしめと同時にアース端子もかしめてし まったり(実公昭60−28099号)、あるいは蓋体の下側にアース端子をス プリングで押しつけるもの(実開昭62−170467)や波座がね等の弾性体 でアース端子を押しつけるものがあった。
【0003】 しかし、上記のソレノイド端子を蓋体と本体の間にかしめるものでは、かしめ 部で端子が薄くなり、振動により破断されたり、かしめ部が緩んで接触不良を惹 起するおそれがあった。また上述のスプリングでアース端子を押しつけるもので は、アース端子とスプリングが大略点接触になるので、接触抵抗が発生する。ま た、振動その他の要因でスプリングのへたりや踊りによって接触不良が生じたり 、あるいはスプリングとアース端子との間に隙間ができて、この隙間に異物を噛 み込んで接触不良を生じるなどの問題があった。
【0004】 アース端子の接続を確実にするためには、ねじ止め、溶着、かしめ等の手段に よって可能であるが、ねじ止めは手間がかかり作業性が悪い、部品点数が増える 等の問題があった。そこで、本考案出願人による先の出願(実開平2−1288 83号)においては、アース端子の一端をコイルアース側に接続し、他端を蓋体 の周辺部に溶着した。このことによりアース端子の本体への接続を確実にすると ともにアース端子長さを短くし、さらにアース端子の中間部に屈曲部を成形して 振動による断線を防止するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、溶着した場合に溶着側にメッキ等の化学処理がなされていると 強度不足やメッキはがれが発生するおそれがあった。また、アース端子が小さく 作業がやりにくいという欠点があった。 一方、かしめによる方法では、作業性の向上のためコイル端部とアース端子と の接続部より本体接続部間の距離を若干長くしなければならず振動による断線を 防止するためクランプ等を追加する必要があった。また、信号線は、コイル端に リード線等を接続してソレノイドバルブより引き出すが、かなりの長さとなり、 引張等の外力や振動が加わるため、リード線自体の強度をあげるとともに適当な 支持が必要であった。また、バルブ自体でのアースでなく、アース端子をアース 線として外部に取り出す方式のものが要求された場合、ソレノイド部の互換性が なく共通化が望まれていた。
【0006】 本考案は、従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであって、その 目的とするところは、バルブ本体にメッキ等の化学処理がなされている場合でも バルブ自体のアースを確実なものとし、作業性を向上し、部品の互換性を高める ソレノイドバルブを提供しょうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案においては、導電性の本体ケースに囲繞さ れコイルを巻回したボビンと、ボビンに囲まれた中空部に摺動自在に挿通された 可動鉄心と、蓋体と一体に設けられた固定鉄心と、により作動するアクチュエー タを中空部内に有し流体を制御するソレノイドバルブにおいて、ボビンに巻回し たコイルの一端を接続した信号線と、コイルの他端が接続されたリード線、棒状 、パイプ状の金属等の導電性部材を使用したアース端子と、前記導電性の本体ケ ースの信号線および導電性部材の取出口間近に保持部および接続部を有し本体ケ ースと一体に取りつけられた導電性のクランプと、を有し、前記信号線が前記導 電性のクランプの保持部に保持され、前記導電性部材を使用したアース端子のコ イル接続部と反対側端が前記導電性のクランプの接続部にかしめ、圧着、または 挟み込みこまれて接続されたことを特徴とするソレノイドバルブの配線構造を提 供することによって上述した問題を解決した。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、アース端子は信号線と共に本体に一体になったクランプに 取りつけられるので、外力や振動が生じても断線したり、接触不良が生じない。 また、アース端子はクランプに機械的に固定されるので、メッキ等の化学処理 がされていてもその影響を受けず接触面を確保し確実に本体にアースされる。
【0009】
【実施例】
本考案の第1実施例について図面を参照して説明する。図1において、導電性 のバルブ本体1には,出口ポートP1と入口ポートP2の間を通じる油路18を 穿設したポペットガイド2が突設され、さらにポペットガイド2外周面にポペッ ト3が摺動自在に嵌挿されている。ポペット3の下端はポペットガイド2のシー ト部19と接してポートP1、P2の開閉を行うと共に、その上端はポペット3 と固定されている可動鉄心4に取りつけられている。 蓋体6は本体1の上端(図面上)に取りつけられ、かつ蓋体と同体に固定鉄心 部20が形成されている。固定鉄心部20の軸心に設けられた中空部21と可動 鉄心4に設けられたスプリング受け5の間には、可動鉄心4を介してポペット3 をシート部19に向けて付勢するスプリング8が介装されている。 さらに、コイル7を巻回したボビン13がスリーブ10を介して固定鉄心部2 0を囲繞している。なお、9はボビン13の内径面に位置するガイド、11は固 定鉄心部20の可動鉄心4との対向面に設けられたシムである。
【0010】 ボビン13の上部には、蓋体6およびバルブ本体1に囲まれた空隙部14を有 し、この空隙部でボビンに巻回されたコイルの一端15aがリード線に溶接また は半田付けにより強固に取りつけられ、信号線16としてバルブ本体上部に開口 された取出口17を通ってソレノイドバルブの外部に取り出される。また、コイ ルの他端15bにはリード線22が溶接または半田付けにより強固に取りつけら れ、アース端子としてバルブ本体上部の取出口17を通って信号線16とともに ソレノイドバルブ外部に取り出される。アース端子の反コイル接続側22aはそ の先端の被覆を取り払われ導電体が露出するようにされている。
【0011】 図1および図2に示すように、バルブ本体1には導電性部材で作られ保持部2 3bおよび接続部23aを形成する2つの筒状の圧着筒を先端に有するクランプ 23が、圧着筒部がバルブ本体上部に開口された取出口17に間近になるように 溶着等により本体に一体に取りつけられ、バルブ本体とクランプは電気的に導通 するようにされている。 外部に露出したアース端子の先端22aはクランプ23の先端の接続部23a を形成する筒状の圧着筒に差し込まれ圧着工具によりかしめられ、かつ電気的に クランプと導通するようにされている。信号線16はクランプ23先端の筒状の 保持部23bを形成する圧着筒を通して引き出され圧着筒部でかしめられ固定さ れる。
【0012】 図3はクランプ23先端の接続部23aを形成する筒状の圧着筒に取付けられ るアース端子を棒状の導電性部材24とした場合の例である。 図4はクランプ23先端の接続部23aを形成する筒状の圧着筒に取付けられ るアース端子をパイプ状の導電性部材25とした場合の例である。この場合はか しめ等により潰される量が大きく、より確実にクランプとアース端子が結合され る。
【0013】 実施例においてはクランプの先端形状を筒状の圧着筒としたが平坦な板材を舌 状にして信号線あるいはアース端子をセットし、実施例と同様の筒状に、または 挟むようにかしめられたものでもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、バルブ本体と一体になった導電性のク ランプに信号線を保持し、導電性部材を使用したアース端子をかしめ、圧着、ま たは挟み込みこんで接続されるようにしたので、メッキ等の化学処理がバルブ本 体等に成されていてもバルブ本体アースを簡単、確実に行えるようになり、接触 不良の発生のおそれがなく信頼性が著しく向上した。また、導電性部材を使用し たアース端子を棒状やパイプ状にすればリード線に較べ作業性がより向上する。 さらに、導電性部材を使用したアース端子と信号線をバルブ本体上部開口部間近 に一つの部品にクランプするようにしたので、振動や外力を吸収することができ 、アース端子、信号線とも断線のおそれがなくなった。また、アース端子を長く してバルブ本体外の外部に延ばす必要がある場合には信号線と同様な方法で配線 することができるので部品の共通化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の説明図である。
【図2】本考案の第一実施例の図1のA矢視図である。
【図3】本考案の第二実施例の要部説明図である。
【図4】本考案の第三実施例の要部説明図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 4 可動鉄心 6 蓋体 7 コイル 13 ボビン 16 信号線 17 取出口 20 固定鉄心部 21 中空部 22 アース端子 23 クランプ 23a 接続部 23b 保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の本体ケースに囲繞されコイルを
    巻回したボビンと、ボビンに囲まれた中空部に摺動自在
    に挿通された可動鉄心と、蓋体と一体に設けられた固定
    鉄心部と、により作動するアクチュエータを中空部内に
    有し流体を制御するソレノイドバルブにおいて、ボビン
    に巻回したコイルの一端を接続した信号線と、コイルの
    他端が接続された導電性部材を使用したアース端子と、
    前記導電性の本体ケースの信号線および導電性部材の取
    出口間近に保持部および接続部を有し本体ケースと一体
    に取りつけられた導電性のクランプと、を有し、前記信
    号線が前記導電性のクランプの保持部に保持され、前記
    導電性部材を使用したアース端子のコイル接続部と反対
    側端が前記導電性のクランプの接続部に接続されたこと
    を特徴とするソレノイドバルブの配線構造。
JP6843192U 1992-09-07 1992-09-07 ソレノイドバルブの配線構造 Withdrawn JPH0628448U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7151333B2 (en) 2004-06-14 2006-12-19 Minebea Co., Ltd. Actuator provided with grounding terminal
JP2017053393A (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 東京計器株式会社 電磁弁

Cited By (3)

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