JP2000012161A5 - - Google Patents

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【書類名】 明細書
【発明の名称】 電気ケーブルの接続装置と、これを用いた産業用ロボットの制御装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】 絶縁材で覆った複数のケーブル素線の外周に、絶縁材を介して編み導線よりなるアース線を備えた電気ケーブルの端部を制御装置に接続した電気ケーブルの接続装置において、
前記電気ケーブルの端部に取付けた導電材よりなるプラグコネクタケースと、
前記プラグコネクタケースに取付け、前記電気ケーブルのケーブル素線に接続する接続ピンと、
前記プラグコネクタケースと前記電気ケーブルのアース線との間に充填した弾性材よりなる導電性の充填材と、
を備えたことを特徴とする電気ケーブルの接続装置。
【請求項2】 前記プラグコネクタケース内に、手持ち操作器と接続された前記充填材を押圧する圧縮体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気ケーブルの接続装置。
【請求項3】 絶縁材で覆った複数のケーブル素線の外周に、絶縁材を介して編み導線よりなるアース線を備えた電気ケーブルを用いて、手持ち操作器と接続された産業用ロボットの制御装置において、
前記電気ケーブルが、
前記電気ケーブルの端部に取付けた導電材よりなるプラグコネクタケースと、
前記プラグコネクタケースに取付け、前記電気ケーブルのケーブル素線に接続する接続ピンと、
前記プラグコネクタケースと前記電気ケーブルのアース線との間に充填した弾性材よりなる導電性の充填材とを備え、
前記電気ケーブルの端部を制御装置に接続したことを特徴とする産業用ロボットの制御装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、産業用ロボット等の制御装置と手持ち操作器とを接続する電気ケーブルの接続装置と、これを用いた産業用ロボットの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気ケーブルの接続装置は図2に示すように構成されている。
図において、20は電気ケーブルで、絶縁材で被覆した複数のケーブル素線21と、これらケーブル素線21の外周を絶縁材で覆い、この絶縁材の外周に編み導線よりなるアース線22とを備えている。23は絶縁樹脂材よりなるプラグコネクタケースで、このプラグコネクタケース23に前記電気ケーブル20の端末を取付けている。前記プラグコネクタケース23は電気ケーブル20を止めるクランプ24と複数の端子片25を固定する絶縁材よりなる支持座26が設けられている。27は電気ケーブル20のアース線22とプラグコネクタケース23に取付けた端子片25とを接続するドレイン線である。28は前記プラグコネクタケース23に嵌合するコネクタで、制御装置(図示せず)の板面に固定してある。前記コネクタ28には絶縁材よりなる支持座29が設けられ、この支持座29に前記接触片25に接触嵌合する接触片30が収納されている。前記ドレイン線27を接続した端子片25に対向する接触片30をアースしている。図2において端子片25は4本のみ記載して他の端子片25は省略している。
つぎに、電気ケーブルをプラグコネクタへの接続について説明する。
電気ケーブル20のケーブル素線21を端子片25にはんだ付け等で接続し、ドレイン線27の一端をアース線22に他端を端子片25にはんだ付け等で接続している。前記ケーブル素線21と端子片25との接続部あるいはドレイン線27と端子片25との接続部を支持座26の端子片25の挿入穴に挿入して取付けてる。この場合の電気ケーブルの接続装置のアース電流は、電気ケーブル20のアース線22よりドレイン線27に流れ、このドレイン線27からコネクタ28の接触片30を経て大地に流れ、ケーブル素線21に外部からの高周波ノイズが作用しないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の電気ケーブルの接続装置はつぎのような問題点があった。
(1) 電気ケーブル20のケーブル素線21と端子片25とを接続する接続部の外周はアース線22で覆われていないので、外部からの高周波ノイズがケーブル素線21に作用する。
(2) アース線22と端子片25とを接続するドレイン線27は、アース線22の線径より小さいため、表皮効果によりアース電流を十分に通電することが出来ない。
そこで、本発明は、電気ケーブルのアース線に流れるアース電流を十分に流れるようにしてノイズに強い電気ケーブルの接続装置と、これを用いた産業用ロボットの制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本発明は、絶縁材で覆った複数のケーブル素線の外周に、絶縁材を介して編み導線よりなるアース線を備えた電気ケーブルの端部を制御装置に接続した電気ケーブルの接続装置において、前記電気ケーブルの端部に取付けた導電材よりなるプラグコネクタケースと、前記プラグコネクタケースに取付け、前記電気ケーブルのケーブル素線に接続する接続ピンと、前記プラグコネクタケースと前記電気ケーブルのアース線との間に充填した弾性材よりなる導電性の充填材とを備えている。
また、絶縁材で覆った複数のケーブル素線の外周に、絶縁材を介して編み導線よりなるアース線を備えた電気ケーブルを用いて、手持ち操作器と接続された産業用ロボットの制御装置において、前記電気ケーブルが、前記電気ケーブルの端部に取付けた導電材よりなるプラグコネクタケースと、前記プラグコネクタケースに取付け、前記電気ケーブルのケーブル素線に接続する接続ピンと、前記プラグコネクタケースと前記電気ケーブルのアース線との間に充填した弾性材よりなる導電性の充填材とを備え、前記電気ケーブルの端部を制御装置に接続している。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示す電気ケーブルの接続装置の側断面図である。
図において、1は導電材よりなる筒状のプラグコネクタケースで、このプラグコネクタケース1の端部に電気ケーブルを引き込むクランプ2が設けられている。3は電気ケーブルで、絶縁材で被覆された複数のケーブル素線3aを有し、このケーブル素線3aの外周を絶縁材の被覆材で覆っている。前記ケーブル素線3aを覆う絶縁材の外周に編み導線よりなるアース線3bが設けられている。4は前記プラグコネクタケース1に設けた絶縁材の支持座で、この支持座4に複数個の接続ピン5を絶縁材で覆って取付けている。6は電気ケーブル3のアース線3bとプラグコネクタのケース1との間に充填した弾性ゴム等の弾力性のある導電材よりなる充填材である。6aはプラグコネクタケース1内に収納し、前記充填材6を押圧する圧縮体である。7は制御盤の板面(図示せず)に取付けた導電材よりなるコネクタで、このコネクタ7に取付けた絶縁材の支持具8に、複数個の接触片9を絶縁材で覆って取付けている。前記コネクタ7は制御盤のアースされた板面に取付けられている。
つぎに、電気ケーブルの接続装置の接続作業について説明する。
まず、電気ケーブル3をプラグコネクタケース1内に引き込み、電気ケーブル3をクランプ2で電気ケーブル3をプラグコネクタケース1に固定する。電気ケーブル3のケーブル素線3aをプラグコネクタケース1に支持座4で支持した接続ピン5にはんだ付けして接続する。前記ケーブル素線3aのはんだ付け部が外部に出ないように前記ケーブル素線3aのはんだ付け部を支持座4で覆うようにしている。このようにプラグコネクタケース1の接続ピン5に接続した電気ケーブル3の外周に導電材の充填材6を充填する。前記プラグコネクタケース1内に充填材6を充填した後、圧縮体6aを収納してクランプ2をプラグコネクタケース1に締め付け固定すると、充填材6が圧縮されて充填材6が電気ケーブル3のアース線3bおよびプラグコネクタケース1に密着する。この場合、電気ケーブル3のアース線3bに流れるアース電流は、アース線3bより充填材6を通りプラグコネクタケース1を経てコネクタ7に流れる。このコネクタ7に流れたアース電流はコネクタ7を経て大地に流れる。したがって、アース線3bとプラグコネクタケース1との間に充填材6を充填しているので、アース線3bに流れたアース電流をプラグコネクタケース1に通電することができるともに、電気ケーブル3のケーブル素線3aと接続ピン5との接続部を導電材の充填材6および導電材のプラグコネクタケース1で覆っているので、外部からの高周波ノイズに強くなる。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、アース線に流れるアース電流を十分に流すすることができ、電気ケーブルの接続部をノイズに強くすることができる。また、制御装置へのノイズの影響を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す電気ケーブルの接続装置の側断面図である。
【図2】 従来の電気ケーブルの接続装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 プラグコネクタケース
2 クランプ
3 電気ケーブル
3a ケーブル素線
3b アース線
4 支持座
5 接続ピン
6 充填材
7 コネクタ
8 支持具
9 接触片
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RU208707U1 (ru) * 2021-08-12 2022-01-10 Закрытое акционерное общество "Производственное объединение "Спецавтоматика" Акселератор для спринклерного воздушного сигнального клапана

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