JPH06284323A - テレビカメラの遠隔制御装置 - Google Patents

テレビカメラの遠隔制御装置

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JPH06284323A
JPH06284323A JP5066427A JP6642793A JPH06284323A JP H06284323 A JPH06284323 A JP H06284323A JP 5066427 A JP5066427 A JP 5066427A JP 6642793 A JP6642793 A JP 6642793A JP H06284323 A JPH06284323 A JP H06284323A
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JP
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signal
video signal
command signal
coaxial cable
command
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JP5066427A
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Kunio Tanida
邦男 谷田
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビカメラの雲台とコントローラとの間で
ビデオ信号とコマンド信号の送受信を行なう際に、コマ
ンド信号をビデオ信号の垂直帰線期間内で送受信するこ
とにより一本の同軸ケーブルで上記両信号を送受信する
ことを可能とし、従来コマンド信号専用のケーブルの布
設に要していた作業量およびコストを不用とする。 【構成】 雲台4側の第1信号送受信部6とオペレーシ
ョンユニット10側の第2信号送受信部7を一本の同軸ケ
ーブルで接続し、所定のタイミングで第1スイッチ部61
および第3スイッチ部71を切り替えることにより、テレ
ビカメラ1からのビデオ信号を送信するとともにこのビ
デオ信号の垂直帰線期間でコマンド信号を送受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラを搭載し
てこのテレビカメラを左右上下に回動等せしめるテレビ
カメラの遠隔制御装置に関し、詳しくは雲台とコントロ
ーラとの間の通信ケーブルおよび通信用インタフェース
を改良した制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、気象情報、スポーツ映像さら
には上方からの画像等を得るために、屋外、ビンルの屋
上部分などの各所に雲台に支持されたテレビカメラを設
置し、このテレビカメラによる撮影位置を、例えば雲台
に配設したパン駆動手段、チルト駆動手段によるパン、
チルト操作、およびテレビカメラのズーム、フォーカス
操作等を遠隔制御可能に設け、オペレータによって離れ
た位置から操作するようにしたテレビカメラの遠隔制御
装置が知られている(例えば特公昭58-6163 号公報)。
【0003】ところで、上記テレビカメラから出力され
たビデオ信号は同軸ケーブルを用いてオペレータの操作
位置まで送信され、ここで記録媒体に記録され、またC
RT等の再生手段により再生されることとなる。
【0004】一方、オペレータはテレビカメラを遠隔操
作するためコントローラから雲台にコマンド信号が送信
され、これに応じて雲台からコントローラにコマンド信
号が送信される。このコマンド信号の通信には複合ケー
ブル、RS422 、RS232 等のケーブルあるいはモデム
ケーブル等が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うにこのようなテレビカメラの遠隔制御が行なわれる場
合には雲台とコントローラの距離が長くなり、特にスキ
ーの滑降コースやゴルフコースにテレビカメラを点在さ
せて配した場合にはビデオ信号送信用の同軸ケーブルの
ほかにコマンド信号通信専用のケーブルを布設すると作
業量が多大となり、さらにコストも高くなる。
【0006】また、既存のビルの屋上にテレビカメラを
設置した場合には、ビルの建築時に既に布設されている
同軸ケーブルを利用してビデオ信号を送信することが可
能であるが、コマンド信号専用の通信ケーブルは新たに
布設しなければならず、布設工事が大規模となる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、コマンド信号の通信専用のケーブルを布設するこ
とにより生じる作業量およびコストの増加を防止し得る
テレビカメラの遠隔制御装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のテレビカメラの
遠隔制御装置は、ビデオ信号とコマンド信号を一の同軸
ケーブルで送受信し、ビデオ信号の垂直帰線期間内にテ
レビカメラとコントローラの間でコマンド信号の送受信
を行なうようにしたものである。
【0009】すなわち、ビデオ信号を出力するテレビカ
メラを搭載する雲台と、該テレビカメラの撮影姿勢を該
雲台に指示して制御するコントローラを有するテレビカ
メラの遠隔制御装置において、前記テレビカメラからの
ビデオ信号の送信および前記雲台と前記コントローラと
の間のコマンド信号の双方向通信を行なうための一の同
軸ケーブルを備え、前記同軸ケーブルの前記雲台側端部
において、前記ビデオ信号を該同軸ケーブルに出力する
とともにこのビデオ信号の垂直帰線期間内に前記コマン
ド信号を該同軸ケーブルに入出力する第1の信号通信手
段と、前記同軸ケーブルの前記コントローラ側端部にお
いて、前記ビデオ信号を該同軸ケーブルから入力すると
ともにこのビデオ信号の前記垂直帰線期間内に前記コマ
ンド信号を該同軸ケーブルに入出力する第2の信号通信
手段を備えてなることを特徴とするものである。
【0010】また、上記テレビカメラの遠隔制御装置に
おいて、前記第1の信号通信手段が、前記ビデオ信号を
出力するか、前記コマンド信号を入出力するかを択一的
に選択する第1の信号切換手段を、前記第2の信号通信
手段が、前記ビデオ信号を入力するか、前記コマンド信
号を入出力するかを択一的に選択する第2の信号切換手
段を備え、前記ビデオカメラから出力されたビデオ信号
の垂直帰線期間のうち所定の期間を検出し、この検出タ
イミングに基づいて、前記第1および第2の信号切換手
段の各々に、前記コマンド信号の入出力が可能となるよ
う信号切換を指示する第1および第2の切替タイミング
指示手段を備えることも可能である。
【0011】なお、上記コマンド信号とは雲台の動作を
制御するためのいわゆるコマンド信号のほか、雲台の各
状態をコントローラに示すための信号やアクノーリッジ
信号等の通信用の各信号も含めるものとする。
【0012】
【作用】上記構成によれば、ビデオ信号とコマンド信号
を同一の同軸ケーブルで送受信し、しかも同軸ケーブル
の両端部においてはコマンド信号をビデオ信号の垂直帰
線期間に挿入することにより雲台とコントローラ間で送
受信することができるようにしているので、従来コマン
ド信号専用に設けていたケーブルが不用となり、このケ
ーブルの布設工事に要していた作業量が減少し、またコ
ストも低廉となる。
【0013】特に、テレビカメラをビルの屋上に設置し
た場合には、既存のテレビ信号送信用の同軸ケーブルの
みを用いて通信することが可能であり、特別なケーブル
布設作業を必要としない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0015】図3にこの実施例のテレビカメラの雲台制
御装置の全体構成を示す。
【0016】テレビカメラ1はカメラ本体2とレンズ3
(ズームレンズ)とで構成され、上記カメラ本体2は旋
回方向のパンおよび上下傾動方向のチルト可能な雲台4
の支持台4cに支承されている。この雲台4は、固定され
た脚部4aに雲台本体4bが設置され、該雲台本体4bが脚部
4aに対して左右方向に旋回駆動され、支持台4cが雲台本
体4bに対して上下方向に傾動駆動されるものであり、上
記雲台本体4b内に上記パンおよびチルト駆動用のサーボ
機構(図示せず)が設置されている。一方、テレビカメ
ラ1のレンズ3のレンズ駆動部3aには、ズームおよびフ
ォーカス駆動を行うサーボ機構(図示せず)が設置され
ている。
【0017】また、オペレーションユニット(コントロ
ーラ、以下同じ)10がテレビカメラ1と別体にリモート
操作を行うように設置され、該オペレーションユニット
10に設置されたジョイスティック、ズームスイッチ、フ
ォーカスつまみ、速度調整部等の各種操作部材9のオペ
レータ(カメラマン)による操作に基づいて各種のコマ
ンド信号が雲台4側に送出され、一方雲台4側からも確
認信号等の通信用信号が該オペレーションユニット10に
送信され、これにより前記パン、チルト、ズーム、フォ
ーカス作動、その他の制御が行えるように構成されてい
る。また、上記オペレーションユニット10には、図示し
ていないが、マニュアル撮影モードと自動撮影モードと
を切り換えるモード切換スイッチ、マニュアル撮影モー
ドで自動撮影のための移動軌跡を設定する軌跡描画モー
ドに移行する描画モードスイッチ、実行スイッチ等の制
御用スイッチ類が配設されている。
【0018】さらに、上記オペレーションユニット10に
はモニターテレビ11が接続され、前記テレビカメラ1で
撮影された画像が表示される。そして、オペレーション
ユニット10には、モニターテレビ11の画面上で入力が可
能なライトペン13(入力手段)が接続されている。
【0019】また、雲台4側とオペレーションユニット
10側の間には同軸ケーブル5が配設されていて、これに
より上記雲台4側からオペレーションユニット10側にビ
デオ信号を送信し、コマンド信号をこれら両者間で双方
向に通信する。
【0020】さらに、図3には示されていないが、同軸
ケーブル5の両端部には各々第1および第2信号送受信
部が設けられている。
【0021】図1は、これら2つの信号送受信部を示す
ブロック図である。これら2つの信号送受信部は、実際
には各々雲台本体4bおよびオペレーションユニット10内
に配設されている。
【0022】すなわち、第1信号送受信部6はテレビカ
メラ1からのビデオ信号の送信もしくはコマンド信号の
送受信を択一的に選択する第1スイッチ部61と、コマン
ド信号の送信もしくは受信を択一的に選択する第2スイ
ッチ部62と、ビデオ信号から同期信号を分離する同期信
号分離部63と、この分離された同期信号に基づいて所定
タイミングを検出し、スイッチ切替信号を第1スイッチ
部61および第2スイッチ部62に送出するタイミング部64
と、オペレーションユニット10からのコマンド信号をレ
ベルアップさせるレベルシフト部65と、オペレーション
ユニット10へのコマンド信号をレベルダウンさせるレベ
ルシフト部66と、オペレーションユニット10側からのコ
マンド信号に応じて適切な制御信号を雲台4に送出する
とともに雲台4の状況に応じて適切なコマンド信号(確
認信号を含む)をオペレーションユニット10側に送出す
る通信回路67を備えている。
【0023】一方、第2信号送受信部7はビデオ信号の
受信とコマンド信号の送受信を択一的に選択する第3ス
イッチ部71と、コマンド信号の送信もしくは受信を択一
的に選択する第4スイッチ部72と、ビデオ信号から同期
信号を分離する同期信号分離部73と、この分離された同
期信号に基づいて所定タイミングを検出し、スイッチ切
替信号を第3スイッチ部71および第4スイッチ部72に送
出するタイミング部74と、オペレーションユニット10か
らの指令信号をレベルダウンさせるレベルシフト部75
と、オペレーションユニット10への受令信号をレベルア
ップさせるレベルシフト部76と、オペーションユニット
10での指令操作に応じて適切なコマンド信号を送出する
とともに、雲台4側からのコマンド信号に応じて適切な
受令信号をオペレーションユニット10に送出する通信回
路77を備えている。
【0024】また、第3スイッチ部71から出力されたビ
デオ信号をテレビカメラ1からの信号と同様のコンポジ
ット信号として出力する第5スイッチ部80および抵抗部
81を備えている。
【0025】次に、図2を用いて図1に示す回路の動作
について説明する。ここで図2は図1の各部からの出力
信号波形の一部を示すタイムチャートである。
【0026】すなわち、テレビカメラ1から第1信号送
受信部6に出力される信号Aは通常のコンポジット信号
であって、図2Aに示すように垂直帰線期間に相当する
第1ライン〜第20ラインには映像データが重畳されてい
ない。
【0027】この垂直帰線期間のうち第1ライン〜第9
ラインには同期信号が、第10ライン〜第20ラインにはカ
ラーバースト信号がのっている。
【0028】この信号Aは第1スイッチ部61のNC端子
(図1では「●」で示す。以下のNC端子についても同
じ)に入力されるとともに同期信号分離部63に入力され
る。
【0029】この同期信号分離部63では入力された信号
Aから同期信号(垂直同期信号および水平同期信号)の
みを分離して、この同期信号列をタイミング部64に送出
する。
【0030】タイミング部64では、入力された同期信号
を計数し、コンポジット信号の第10ライン〜第20ライン
を検出し、図2Bに示す如き、この各ラインの所定期間
に対応する期間のみにHレベル状態となるようなスイッ
チ切替信号Bを第1スイッチ部61に送出する。
【0031】このスイッチ切替信号BがLレベル状態と
なり、第1スイッチ部61がNC端子側に切替えられる
と、テレビカメラ1からの信号Aが同軸ケーブルを介し
てオペレーションユニット10側に送出される。一方、上
記スイッチ切替信号BがHレベル状態となり、第1スイ
ッチ部61がNO端子(図1では「○」で示す。以下のN
O端子についても同じ)側に切り替えられると、オペレ
ーションユニット10側からのコマンド信号が同軸ケーブ
ル5を介して通信回路67に入力され、あるいは通信回路
67からのコマンド信号が同軸ケーブル5を介してオペレ
ーションユニット10側に送出されることとなる。
【0032】この第1スイッチ部61のNO端子における
信号Cは第10ライン〜第20ラインの所定期間のみに通信
コマンドがのるような図2Cに示す如き信号波形とされ
る。
【0033】また、通信回路67からのコマンド信号の入
出力の切替えは、上記タイミング部64から第2スイッチ
部62に出力される図2Eに示す如きスイッチ切替信号E
によりなされ、このスイッチ切替信号EがHレベル状態
となり第2スイッチ部62がNO端子側に切り替えられた
ときは通信回路67から第1スイッチ部61に、またスイッ
チ切替信号EがLレベル状態となり第2スイッチ部62が
NC端子側に切り替えられたときは第1スイッチ部61か
ら通信回路67に各々コマンド信号が送出されることとな
る。
【0034】なお、テレビカメラからのビデオ信号は1
p-p のビデオレベルであり、一方コマンド信号はTT
Lレベルであるから、ビデオ信号レベルからTTLレベ
ルにレベルシフトを行なうためにレベルシフト部65を、
TTLレベルからビデオ信号レベルにレベルシフトを行
なうためにレベルシフト部66を設けている。
【0035】このようにして、同軸ケーブル5上からは
図2Dに示されるように、コンポジット信号の垂直帰線
期間の第10ライン〜第20ラインの所定期間にコマンド信
号が重畳された信号Dが送出されることとなる。
【0036】次に、第2信号送受信部7について説明す
る。但し、この第2信号送受信部7は上述した第1信号
送受信部6と回路構成が類似しており、対応する部分に
ついては詳しい説明を省略する。
【0037】同軸ケーブルを介して第3スイッチ部71に
入力された信号Dは、同期信号分離部73とタイミング部
74により形成されたスイッチ切替信号Bに基づきビデオ
信号がコマンド信号から分離される。
【0038】すなわち、第10ライン〜第20ラインの所定
期間においては第3スイッチ部71はNO端子側に切り替
えられてコマンド信号が同軸ケーブル5と第4スイッチ
部72の間で入出力され、その他の期間においては第3ス
イッチ部71はNC端子側に切り替えられてテレビカメラ
からのビデオ信号G(図2Gに示す)から第10ライン〜
第20ラインの所定期間部分を切り取った信号が第5スイ
ッチ部80のNC端子に送出される。
【0039】この第5スイッチ部80のNO側端子には、
抵抗81により設定されたペデスタルレベルの電圧値が入
力されている。この第5スイッチ部80のスイッチ切替え
は、スイッチ切替信号Bに基づき第3スイッチ部81のス
イッチ切替えと連動して行なわれる。したがって、第3
スイッチ部71からビデオ信号が入力されるときはこれを
そのまま外部に出力し、一方第3スイッチ部71からビデ
オ信号が入力されないとき(第10ライン〜第20ラインの
所定期間)は抵抗81により設定されたペデスタルレベル
出力を外部に出力することとなり、これにより第5スイ
ッチ部80の外部にテレビカメラからのビデオ信号Aと同
様のビデオ信号Gを出力することができる。
【0040】なお、外部に送出されたビデオ信号Gはオ
ペレーションユニット10を介して前述したモニタテレビ
11や図示されないVTR等に送出される。
【0041】また、上記第3スイッチ部71がNO端子側
に切り替えられたときにコマンド信号が、同軸ケーブル
5から通信回路77にもしくは通信回路77から同軸ケーブ
ル5に送出される。
【0042】コマンド信号の送出方向の切替えはタイミ
ング部74からのスイッチ切替信号F(図2Fに示す)に
応じた第4スイッチ部72の信号切替えによってなされ、
またTTLレベルからビデオ信号レベルへの変換がレベ
ルシフト部75により、さらにビデオ信号レベルからTT
Lレベルへの変換がレベルシフト部76によって行なわれ
る。
【0043】なお、上記スイッチ切替信号E、Fは第1
信号送受信部6と第2信号送受信部7の間で信号送信方
向を1フレーム毎に切り替えることを可能とするもので
あるが、スイッチ切替信号による信号送信方向の切替え
は1フィールド毎、あるいは1ライン毎とすることも可
能である。
【0044】以上に説明したように、上記実施例装置に
おいては2つの信号送受信部6,7によりビデオ信号と
コマンド信号の送受信のタイミングを切り替えるように
しており、これにより一つの同軸ケーブルによりビデオ
信号と遠隔制御用のコマンド信号を送受信することが可
能となる。
【0045】なお、本発明のテレビカメラの遠隔制御装
置は上記実施例に限られるものではなく、種々の態様の
変更が可能である。
【0046】上述した2つの信号送受信部の回路構成を
変更することも可能であり、例えば上記実施例において
は、第10ライン〜第20ラインの所定期間のみ第1、第3
および第5スイッチ部61,71,80をNO端子側に切り替
え、第10ライン〜第20ラインの水平同期信号は同軸ケー
ブル5を介して送信されたコンポジット信号のものを用
いているが、これに替えて、第10ライン〜第20ラインの
全期間に亘り第1および第3スイッチ部61,71をNO端
子側に切り替え、この期間の水平同期信号およびペデス
タルレベルは第2信号送受信部7内に設けた同期信号発
生部およびペデスタルレベル発生部により生成した同期
信号およびペデスタルレベルを上記コンポジット信号に
付加するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のテレビ
カメラの遠隔制御装置によれば、雲台とコントローラ間
において一本の同軸ケーブルでビデオ信号とコマンド信
号の送受信が可能となるため、従来コマンド信号の通信
専用に設けていたケーブルが不用となり、ケーブル布設
に要する作業量およびコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテレビカメラの遠隔制御
装置の要部を示すブロック図
【図2】図1に示す回路各部からの出力信号を示す波形
【図3】本発明の実施例に係るテレビカメラの遠隔制御
装置を示す概略図
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 カメラ本体 4 雲台 5 同軸ケーブル 6 第1信号送受信部 7 第2信号送受信部 10 オペレーションユニット 11 モニターテレビ 61 第1スイッチ部 62 第2スイッチ部 63,73 同期信号分離部 64,74 タイミング部 65,66,75,76 レベルシフト部 67,77 通信回路 71 第3スイッチ部 72 第4スイッチ部 80 第5スイッチ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号を出力するテレビカメラを搭
    載する雲台と、 該テレビカメラの撮影姿勢を該雲台に指示して制御する
    コントローラを有するテレビカメラの遠隔制御装置にお
    いて、 前記テレビカメラからのビデオ信号の送信および前記雲
    台と前記コントローラとの間のコマンド信号の双方向通
    信を行なうための一の同軸ケーブルを備え、 前記同軸ケーブルの前記雲台側端部において、前記ビデ
    オ信号を該同軸ケーブルに出力するとともにこのビデオ
    信号の垂直帰線期間内に前記コマンド信号を該同軸ケー
    ブルに入出力する第1の信号通信手段と、前記同軸ケー
    ブルの前記コントローラ側端部において、前記ビデオ信
    号を該同軸ケーブルから入力するとともにこのビデオ信
    号の前記垂直帰線期間内に前記コマンド信号を該同軸ケ
    ーブルに入出力する第2の信号通信手段を備えてなるこ
    とを特徴とするテレビカメラの遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号通信手段が、前記ビデオ
    信号を出力するか、前記コマンド信号を入出力するかを
    択一的に選択する第1の信号切換手段を、前記第2の信
    号通信手段が、前記ビデオ信号を入力するか、前記コマ
    ンド信号を入出力するかを択一的に選択する第2の信号
    切換手段を備え、 前記ビデオカメラから出力されたビデオ信号の垂直帰線
    期間のうち所定の期間を検出し、この検出タイミングに
    基づいて、前記第1および第2の信号切換手段の各々
    に、前記コマンド信号の入出力が可能となるよう信号切
    換を指示する第1および第2の切替タイミング指示手段
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載のテレビカ
    メラの遠隔制御装置。
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Cited By (4)

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