JPH06284271A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06284271A
JPH06284271A JP5065803A JP6580393A JPH06284271A JP H06284271 A JPH06284271 A JP H06284271A JP 5065803 A JP5065803 A JP 5065803A JP 6580393 A JP6580393 A JP 6580393A JP H06284271 A JPH06284271 A JP H06284271A
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JP
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section
data
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frame line
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JP5065803A
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Hidekazu Yamanishi
英一 山西
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択的に高域強調フィルタを用いることによ
りマーカ枠線を黒部分として誤認識することがない画像
形成装置を提供すること。 【構成】 原稿の多値画像データを読取るスキャナ部c
と、このスキャナ部cで検出された多値画像データのう
ち微小領域の濃度変化を検出する濃度変化判定部85
と、多値画像データに対して高域強調をかける高域強調
フィルタ84と、濃度変化判定部85で検出された濃度
変化が設定値より大きい場合には原画像データを高域強
調フィルタで高域強調して出力し、この濃度検出手段に
より検出された濃度変化が設定値以下の場合には原画像
データを出力する切換え手段86と、この切換え手段8
6から出力される画像データから枠線を検出する枠線検
出部71と、この枠線検出部71から出力された枠線信
号で指定された領域について画像編集を行う編集加工処
理部74と、この編集加工処理部により編集された画像
データを印字するプリンタエンジンdとから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばレーザ複写機のよ
うな画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術を利用した複写機が
開発され、実用化されている。即ち、原稿からの画像を
CCD(電荷結合デバイス)形のラインセンサで読取
り、このラインセンサからの信号を量子化して処理する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような複写機にお
いて、原稿の複写すべき領域をマーカで囲み、その領域
のみ複写する機能を備えたものがある。通常、原稿の黒
色部分の濃度は図6に示すように、TH1 より大きく、マ
ーカペンの濃度はTH1 とTH2 との間に位置している。
【0004】しかし、通常の多値スキャナで画像データ
を読み込んだ場合には、図7に示すように示すように、
入力画像の濃度が急瞬であっても、その変化過程におい
て、Aで示すように濃度がTH1 とTH2 との間である中間
濃度領域を形成してしまい、この領域Aをマーカと誤判
定してしまうという問題がある。
【0005】そこで、図8に示すラプラシアンフィルタ
を用いて図9に示すように画像処理を施し、画像データ
の中間濃度領域Aをなくすようにしたものがある。つま
り、図9に示すよう、スキャナ部(図示しない)からの
送られる多値画像データは、3×3フィルタ高域強調計
算部1及びラインメモリ2へ送られる。このラインメモ
リ2では、1ライン分のデータを保持して、次ラインデ
ータが入力されてくるタイミングでデータをラインメモ
リ3に出力する。つまり、ラインメモリを2ライン分使
用して、副走査方向3ライン分のデータが参照できるよ
うになっている。
【0006】3×3マトリクス部81は、副走査3ライ
ン分、主走査3ドット分のデータを画像転送クロック期
間保持し、次のクロック期間では、更新されたデータを
保持する。この高域強調計算部1において計算された高
域強調されたデータは濃度抽出部4に送られる。
【0007】しかし、図9に示すような画像処理を行う
と、図10に示すように、マーカ枠線として用いる中間
濃度部分Bまでもが、強調されてしまい(つまり、濃度
がTH1 以上といる)、マーカ枠線濃度であるのに、黒部
分と認識されてしまうという問題があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は選択的に高域強調フィルタを用いること
によりマーカ枠線を黒部分として誤認識することがない
画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる画像形
成装置は、原稿の多値画像データを読取る読取り手段
と、この読取り手段で検出された多値画像データのうち
微小領域の濃度変化を検出する濃度変化検出手段と、多
値画像データに対して高域強調を行なう高域強調手段
と、この濃度変化検出手段で検出された濃度変化が設定
値より大きい場合には原画像データを高域強調手段で高
域強調して出力し、この濃度検出手段により検出された
濃度変化が設定値以下の場合には原画像データを出力す
る切換え手段と、この切換え手段から出力される画像デ
ータから枠線を検出する枠線検出部と、この枠線検出部
から出力された枠線信号で指定された領域について画像
編集を行う画像編集手段と、この画像編集手段により編
集された画像データを印字する印字部とから構成され
る。
【0010】請求項2に係わる画像形成装置は、原稿の
多値画像データを読取る読取り手段と、この読取り手段
で検出された多値画像データのうちn×nマトリクスの
微小領域の濃度の最大値と最小値との差を検出する濃度
変化検出手段と、多値画像データに対して高域強調を行
なう高域強調手段と、この濃度変化検出手段で検出され
た濃度変化が設定値より大きい場合には原画像データを
高域強調手段で高域強調して出力し、この濃度検出手段
により検出された濃度変化が設定値以下の場合には原画
像データを出力する切換え手段と、この切換え手段から
出力される画像データから枠線を検出する枠線検出部
と、この枠線検出部から出力された枠線信号で指定され
た領域について画像編集を行う画像編集手段と、この画
像編集手段により編集された画像データを印字する印字
部とから構成される。
【0011】
【作用】本発明は上記のように、画像データのn×nマ
トリクス領域の濃度変化を検出し、濃度変化が大きい場
合には高域強調データを使用し、濃度変化が小さい場合
には原画像データを使用して枠線を検出しているので、
マーカ枠線を黒部分と認識されることを防止することが
できる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係わ
る画像形成装置としてのデジタル複写機について説明す
る。図1はデジタル複写機の枠線検出部の詳細な構成を
示すブロック図、図2はデジタル複写機の画像処理部の
要部を示すブロック図、図3はデジタル複写機の制御系
統の全体ブロック図、図4はデジタル複写機の構造を示
す断面図である。図3において、11は主CPU(中央
処理装置)である。この主CPU11はコンパネCPU
12、スキャナCPU13、プリンタCPU14と通信
ラインを介して接続されている。主CPU11はこれら
コンパネCPU12、スキャナCPU13、プリンタC
PU14を統括的に制御し、複写を行っている。
【0013】コンパネCPU12には、ROM(リード
・オンリ・メモリ)21、RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)22、コンパネ(操作板)23が接続されて
いる。コンパネCPU12はコンパネ23上のスイッチ
の検知、LEDの点灯、消灯、表示器の制御等を行って
いる。
【0014】スキャナCPU13には、ROM31、R
AM32、モータ・ソレノイド等メカコンの制御部3
3、ADF(オートドキュメントフィーダ)34、エデ
ィタ(座標入力装置)35、CCDセンサ36に蓄えら
れたアナログの画像データを例えば8ビットの画像デー
タに変換するA/D回路(アナログ・デジタル変換回
路)37、SHD(シェーディング補正回路)回路3
8、ラインメモリ39が接続されており、それらの制御
を行っている。
【0015】プリンタCPU14には、モータ、ソレノ
イド、スイッチ等メカコンの制御部41、RAM42、
ROM43、LCF(ラージカセットフィーダ)44、
ソータ45、レーザ光46を駆動するレーザドライブ4
7、レーザ変調回路48が接続されており、各部の制御
を行っている。
【0016】主CPU11は、ROM51、RAM5
2、スキャナで読み取ったデータをどこへ送るか、プリ
ンタエンジンへはどのデータを送るのかの切り換え及び
バッファリングを行なうデータ切り換え及びバッファメ
モリ回路53、画像データに対し画像的な処理を行なう
画像処理回路54、画像データの圧縮伸長を行なう圧縮
・伸長回路55、圧縮・伸長回路により圧縮されたデー
タを蓄える圧縮メモリ56、ハードディスクドライブ、
光ディスクドライブ、ファクシミリ・アダプタとのイン
タフェースを行なうI/Fコントローラ回路57、ディ
スプレイ58上への表示を行なう為のディスプレイメモ
リ回路59、パソコン60からのコードデータを画像デ
ータに展開する為のプリンタ・コントローラ回路61、
画像データをページごとに蓄えるページメモリ回路6
2、、ディスプレイ58上にコードデータを展開する為
のディスプレイフォントROM63、ページメモリ上に
コードデータを展開する為のプリントフォントROM6
4接続されている。なお、図3において、aは基本処理
部、bはコントロールパネル、cはスキャナ部、dはプ
リンタエンジンである。
【0017】図2を参照して画像処理回路54の要部構
成について図2を参照して説明する。図2において、ス
キャナ部cから送られる画像データは枠線検出部71及
び、フィルタリング、拡大/縮小等の処理を行う拡大・
縮小処理部72に入力される。この枠線検出部71の詳
細な構成は図1を参照して後述するが、マーカの枠線を
検出し、枠線データを領域判定部73に出力する。この
領域判定部73では、入力された枠線データをもとに、
マーカペンによって指定された領域を判定し、編集加工
処理部74へ領域信号を送る。
【0018】上記拡大・縮小処理部72では入力された
画像データに対して所望の処理を行なった後、編集加工
処理部74へ処理済の画像データを出力する。編集加工
処理部74は、入力される領域信号をもとに画像データ
に対し、マスキングトリミング、白黒反転等さまざまな
所望の編集加工を施した後、画像データをプリンタエン
ジンdに出力する。
【0019】次に、図1を参照して枠線検出部71の詳
細な構成について説明する。図1において、スキャナ部
cからの送られる多値画像データは、3×3マトリクス
部81及びラインメモリ82へ送られる。このラインメ
モリ82では、1ライン分のデータを保持して、次ライ
ンデータが入力されてくるタイミングでデータをライン
メモリ83に出力する。つまり、ラインメモリを2ライ
ン分使用して、副走査方向3ライン分のデータが参照で
きるようになっている。
【0020】3×3マトリクス部81は、副走査3ライ
ン分、主走査3ドット分のデータを画像転送クロック期
間保持し、次のクロック期間では、更新されたデータを
保持する。
【0021】3×3マトリクス部81の出力は高域強調
ラプラシアン計算部84に出力される。高域強調ラプラ
シアン計算部84は、3×3マトリクス部81に保持さ
れていた3×3マトリクスのデータをもとに下記の計算
を行なう。ここで、3×3マトリクスデータを図5
(A)に示すものとし、ラプラシアン係数を図6(B)
に示すものとすると下記xとして算出される。 x=5×e+a×0+b×(−1)+C×0+d×(−1)+f×(−1) +g×0+h×(−1)+i×0 =5e−b−d−f−h
【0022】また、3×3マトリクス部81にはマトリ
クス内濃度変化判定部83が接続される。このマトリク
ス内濃度変化判定部85は、3×3マトリクス内の濃度
変化を参照し、高域強調されたデータを次段へ送るか原
画像データを次段へ送るかの判定を行なう。
【0023】例えば、マトリクス内濃度変化判定部85
は、3×3マトリクス内の最大値Dmax 、最小値Dmin
を導き出し、その差(Dmax −Dmin )>TH2である場
合には高域強調データを使用し、(Dmax −Dmin )≦
TH2である場合には原画像データを使用するように切り
換え部86に切換え信号を出力する。ここで、TH2は設
定値である。マトリクス内濃度変化判定部85からの切
り換え信号に応じて切り換え部86は高域強調されたデ
ータあるいは原画像データを濃度抽出部87に出力す
る。この濃度抽出部87は、入力された画像データが与
えられた閾値内にあるかないかを判定し、中間濃度枠線
信号を出力する。
【0024】次に、図4を参照してデジタル複写機の内
部構造について説明する。デジタル複写機は、原稿の画
像情報を光学的に読取るためのスキャナ部c、およびこ
のスキャナ部cを介して読み取られて被記録材すなわち
複写用紙上に画像情報を出力するプリンタエンジンdを
含んでいる。
【0025】上記スキャナ部cは、複写すべき原稿が載
置される原稿載置台91、この載置台91に載置された
原稿Tを照明する光源92、この光源92を介して照明
された上記原稿Tからの反射光を光電変換することで、
上記反射光を画像情報信号に変換する前述したCCDセ
ンサ36を有している。
【0026】なお、上記光源92の側方には、光源92
からの照明光を上記原稿Tに効率良く集束させるための
リフレクタが配置されている。また、上記光源92と上
記CCDセンサ36との間には、上記原稿Tから上記C
CDセンサ36へ向かう光すなわち原稿からの反射光が
通過される光路を折曲げるための複数のミラー、およ
び、上記反射光を上記CCDセンサ36の集光面に集束
させるためのレンズなどが配置されている。
【0027】上記原稿載置台91の上部には、上記原稿
を上記載置台91に密着させる原稿押さえが配置されて
いる。この原稿押えは、デジタル複写機の大きさあるい
は複写能力に応じて、例えば、SDFすなわちセミオー
ト原稿給送装置あるいはADFすなわち自動原稿給送装
置などと置換え可能である。
【0028】上記画像形成部dは、円筒状であって、図
示しないモータなどを介して所望の方向に回転可能に形
成され、所望の電位に帯電されるとともに、光ビームが
照射されることで光ビームが照射された領域の電位が変
化する光電変換素子すなわち感光体ドラム93を有して
いる。
【0029】この感光体ドラム93の周囲には、ドラム
93に所望の電位を与える帯電装置94、上記感光体ド
ラム94に、画像情報に応じてオン/オフされたレーザ
ビームを出力するレーザユニット95、このレーザユニ
ット95からのレーザビームによって上記感光体94に
形成された静電潜像に、可視化剤すなわちトナーを供給
することで現像する現像装置96、および、この現像装
置96を介して現像された上記感光体94上の上記トナ
ー像を、後述する被記録材給送部から給送される被記録
材すなわち複写用紙に転写させる転写装置97などが順
に配置されている。
【0030】なお、上記感光体94の周囲であって上記
転写装置97よりも後流には、上記感光体93の表面に
残ったトナーを除去するとともに、上記レーザビームに
よって感光体93上に生じた電位の変化を次の画像形成
のために消去するクリーナユニット98が配置されてい
る。
【0031】上記現像装置96と上記転写装置97との
間には、上記感光体93に形成された上記トナー像が転
写されるための上記複写用紙を上記転写装置97に向か
って給送する被記録材給送部99が配置されている。
【0032】また、上記転写装置97の後段であって上
記転写装置97を介して上記トナー像が転写された上記
複写用紙が上記感光体93から分離される方向には、上
記複写用紙に上記トナー像を固着させるための定着装置
100、および、この定着装置100と上記転写装置9
7との間に配置され、上記複写用紙をこの定着装置10
0に向かって搬送するための搬送装置101が配置され
ている。
【0033】次に、以上のように構成された本発明の一
実施例の動作について説明する。まず、原稿台91に原
稿Tを載置し、コンパネ23からコピーを指定すると、
CCDセンサ36より読み込まれたアナログの画像デー
タはA/D変換回路にて多値画像データにA/D変換さ
れた後、SHD回路38にてシェーディング補正され、
ラインメモリ39を用いてタイミング合せを行ない、デ
ータ切り換え及びバッファメモリ53を介して画像処理
回路54に送られる。そして、図1に示すように、、こ
の多値画像データは3×3マトリクス部81及びライン
メモリ82へ送られる。このラインメモリ82では、1
ライン分のデータを保持して、次ラインデータが入力さ
れてくるタイミングでデータをラインメモリ83に出力
する。つまり、ラインメモリを2ライン分使用して、副
走査方向3ライン分のデータが参照できるようになって
いる。
【0034】3×3マトリクス部81は、副走査3ライ
ン分、主走査3ドット分のデータを画像転送クロック期
間保持し、次のクロック期間では、更新されたデータを
保持する。
【0035】3×3マトリクス部81の出力は高域強調
ラプラシアン計算部84に出力される。高域強調ラプラ
シアン計算部84は、3×3マトリクス部81に保持さ
れていた3×3マトリクスのデータをもとに下記の計算
を行なう。 x=5×e+a×0+b×(−1)+C×0+d×(−1)+f×(−1) +g×0+h×(−1)+i×0 =5e−b−d−f−h
【0036】また、3×3マトリクス部81にはマトリ
クス内濃度変化判定部83が接続される。このマトリク
ス内濃度変化判定部85は、3×3マトリクス内の濃度
変化を参照し、高域強調されたデータを次段へ送るか原
画像データを次段へ送るかの判定を行なう。
【0037】例えば、マトリクス内濃度変化判定部85
は、3×3マトリクス内の最大値Dmax 、最小値Dmin
を導き出し、その差(Dmax −Dmin )>TH2である場
合には高域強調データを使用し、(Dmax −Dmin )≦
TH2である場合には原画像データを使用するように切り
換え部86に切換え信号を出力する。マトリクス内濃度
変化判定部85からの切り換え信号に応じて切り換え部
86は高域強調されたデータあるいは原画像データを濃
度抽出部87に出力する。この濃度抽出部87は、入力
された画像データが与えられた閾値内にあるかないかを
判定し、中間濃度枠線信号を領域判定部73に出力す
る。この領域判定部73では、入力された枠線データを
もとに、マーカペンによって指定された領域を判定し、
編集加工処理部74へ領域信号を送る。
【0038】上記拡大・縮小処理部72では入力された
画像データに対して所望の処理を行なった後、編集加工
処理部74へ処理済の画像データを出力する。編集加工
処理部74は、入力される領域信号をもとに画像データ
に対し、マスキングトリミング、白黒反転等さまざまな
所望の編集加工を施した後、再びデータ切り換えバッフ
ァメモリ53を経て、プリンタエンジンdのレーザ変調
回路48へ送られる。レーザ変調回路48にて変調され
たレーザ駆動データは、レーザドライブ回路47を経
て、レーザ46に送られ、レーザ46はそのデータに基
づき発光し、そのレーザビームによって感光体94に形
成された静電潜像に、可視化剤すなわちトナーを供給す
ることで現像装置96で現像がなされる。そして、この
現像装置96を介して現像された感光体94上のトナー
像を、被記録材給送部から給送される被記録材すなわち
複写用紙に転写装置97で転写される。次に、画像デー
タ圧縮/伸長する場合には、次の2通りの流れによって
画像データを圧縮することができる。
【0039】(1)まず、CCDセンサ36で読み取ら
れたアナログ画像データは、A/D回37で多値画像デ
ータに変換された後、SHD回路38を介してシェーデ
ィング補正された後、ラインメモリ39に記憶される。
このラインメモリ39に記憶された1ライン分のライン
データはデータ切り換え及びバッファメモリ53を介し
て画像処理された後、圧縮・伸長回路55により画像デ
ータの圧縮伸長が行われるた後、圧縮メモリ56に記憶
される。
【0040】(2)パソコン60から入力された画像デ
ータはプリンタ・コントローラ61を介しページメモリ
に記憶される。そして、このページメモリに記憶された
画像データに対して画像処理回路54で画像処理された
後、圧縮・伸長回路55により画像データの圧縮伸長が
行われるた後、圧縮メモリ56に記憶される。
【0041】また、圧縮されたデータはI/Fコントロ
ーラ57を介して、図示しないハードディスクドライ
ブ、光ディスクドライブ、ファクシミリアダプタへ送る
ことができる。また、I/Fコントローラ57からは、
圧縮データの他、通常の圧縮されていないデータを送る
こともできる。画像データは、次の2通りの流れにて、
伸長することができる。
【0042】(1)圧縮メモリ56に記憶されている圧
縮されている画像データは圧縮・伸長回路55を介して
伸長された後、画像処理回路54で画像処理された後、
データ切り換え及びバッファメモリ53に格納された
後、プリンタエンジンdのページメモリに送られて画像
が形成される。
【0043】(2)ハードディスクドライブ・光ディス
クドライブ・ファクシミリ・アダプタ(図示しない)か
ら入力された画像データはI/Fコントローラ57を介
して圧縮・伸長回路55に送られて画像データが伸長さ
れる。そして、伸長された画像データは画像処理回路5
4に送られ、画像処理がなされた後、データ切り換え及
びバッファメモリ53を介してプリンタdに送られる。
【0044】次に、パソコン60からの画像データを印
刷する場合について説明する。この場合には、パソコン
60から出力される画像データはプリンタコントローラ
61を介してプリンタエンジンdのページメモリに送ら
れた後、印字出力される。
【0045】また、スキャナ部cから入力した画像デー
タをパソコン60に出力する場合について説明する。ま
ず、スキャナ部bのCCDセンサ36より読み込まれた
アナログの画像データはA/D変換回路36にてA/D
変換された後、SHD回路38にてシェーディング補正
され、ラインメモリ39を用いてタイミング合せを行な
い、データ切り換え及びバッファメモリ53へ送られ
る。そして、I/Fコントローラ57を介してパソコン
60に出力される。
【0046】その他、本装置はディスプレイ58を有し
ているが、このディスプレイ58には、ディスプレイメ
モリ59に蓄えられたデータが表示される。このディス
プレイメモリ59には、スキャナ部cから読み取った画
像データを表示したり、スキャナ部cから読み取ったデ
ータをデータ切換え及びバッファメモリ53を介して画
像処理部54で画像処理(縮小)した後、ディスプレイ
メモリ59に出力する。
【0047】そして、主CPU11はディスプレイフォ
ントROM63のデータをディスプレイメモリ59上へ
展開して、ディスプレイ58上に文字等のキャラクタデ
ータを表示することができる。
【0048】また、主CPU11がプリントフォントR
OM64のデータを、ページメモリ62上へ展開して、
スキャナ部bからの画像データとの合成等を行なうこと
ができる。
【0049】また、上記実施例においてマトリクス内濃
度変化判定部85での最大値Dmaxと最小値Dmin との
差をスキャナ部cの特性に合わせることにより、スキャ
ナの特性のバラツキにも対応することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、選
択的に高域強調フィルタを用いることによりマーカ枠線
を黒部分として誤認識することがない画像形成装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる画像形成装置の枠線
検出部の詳細な構成を示すブロック図。
【図2】同実施例に係わる画像形成装置の画像処理部の
要部を示すブロック図。
【図3】同実施例に係わる画像形成装置の制御系統の全
体ブロック図。
【図4】同実施例に係わる画像形成装置の構造を示す断
面図。
【図5】3×3マトリクスデータ及びラプラシアン係数
を示す図。
【図6】従来の正常時の枠線濃度及び黒色部の画像濃度
を示す図。
【図7】従来の不必要に高域が強調された場合の画像濃
度を示す図。
【図8】従来のラプラシアンフィルタ係数を示す図。
【図9】従来の高域強調フィルタ周辺部を示す図。
【図10】従来の不必要に高域が強調された場合の画像
濃度を示す図。
【符号の説明】
11…主CPU、12…コンパネCPU、13…スキャ
ナCPU、14…プリンタCPU、37…A/D回路、
38…SHD回路、39…ラインメモリ、71…枠線検
出部、72…拡大・縮小処理部、73…領域判定部、7
4…編集・加工処理部、81…3×3マトリリクス部、
82,83…ラインメモリ、84…高域ラプラシアン計
算部、85…マトリクス内濃度変化判定部、86…切り
換え部、87…濃度抽出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の多値画像データを読取る読取り手
    段と、 この読取り手段で検出された多値画像データのうち微小
    領域の濃度変化を検出する濃度変化検出手段と、 多値画像データに対して高域強調を行なう高域強調手段
    と、 この濃度変化検出手段で検出された濃度変化が設定値よ
    り大きい場合には原画像データを高域強調手段で高域強
    調して出力し、この濃度検出手段により検出された濃度
    変化が設定値以下の場合には原画像データを出力する切
    換え手段と、 この切換え手段から出力される画像データから枠線を検
    出する枠線検出部と、 この枠線検出部から出力された枠線信号で指定された領
    域について画像編集を行う画像編集手段と、 この画像編集手段により編集された画像データを印字す
    る印字部とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の多値画像データを読取る読取り手
    段と、 この読取り手段で検出された多値画像データのうちn×
    nマトリクスの微小領域の濃度の最大値と最小値との差
    を検出する濃度変化検出手段と、 多値画像データに対して高域強調を行なう高域強調手段
    と、 この濃度変化検出手段で検出された濃度変化が設定値よ
    り大きい場合には原画像データを高域強調手段で高域強
    調して出力し、この濃度検出手段により検出された濃度
    変化が設定値以下の場合には原画像データを出力する切
    換え手段と、 この切換え手段から出力される画像データから枠線を検
    出する枠線検出部と、 この枠線検出部から出力された枠線信号で指定された領
    域について画像編集を行う画像編集手段と、 この画像編集手段により編集された画像データを印字す
    る印字部とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
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