JPH06284225A - 非常自動通報装置 - Google Patents

非常自動通報装置

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Publication number
JPH06284225A
JPH06284225A JP6870893A JP6870893A JPH06284225A JP H06284225 A JPH06284225 A JP H06284225A JP 6870893 A JP6870893 A JP 6870893A JP 6870893 A JP6870893 A JP 6870893A JP H06284225 A JPH06284225 A JP H06284225A
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JP
Japan
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sensor
notification
information
alarm
output
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JP6870893A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Shibata
清 柴田
Hideo Togawa
英夫 戸川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼のおける情報のみを通報させるようにす
る。 【構成】 センサーS1,…Sn の発報を監視すると共に
センサーが発報するとセンサーの発報情報を電話回線L
1,2 を使用して通報先へ自動通報する非常自動通報装
置200において、センサーの発報を受信すると該セン
サーの発報を所定時間経過後に再確認する発報再確認手
段を設け、発報再確認手段が再確認したときにも該セン
サーが発報しているならば該センサーの発報情報を通報
先へ通報するようにした。また、第1通報先と第2通報
先とを少なくとも記憶可能な通報先記憶手段と、センサ
ーの発報を受信すると先ずは該センサーの発報情報を第
1通報先に通報すると共に発報再確認手段が再確認した
ときにも該センサーが発報しているならば該センサーの
発報情報を第2通報先にも通報する通報先制御手段とを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を使用した非
常自動通報装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、防犯システムや防災システムなど
のセキュリティシステムの開発が活発に行われ、居住者
が不在であっても、非常事態が生じたときには所定の通
報先(監制本部など)に自動的に非常通報を行なわせ
て、速やかに非常事態に対処できるようにした非常自動
通報装置が使用されるようになってきた。
【0003】図5はこのような非常自動通報装置100
を説明するシステム構成図である。図6は非常自動通報
装置100の動作を説明するタイミングチャートであ
り、図6(a)はセンサー入力を、図6(b)は回線状
態を、図6(c)はダイアル出力を、図6(d)は通信
出力を、図6(e)は時間軸をそれぞれ示している。
【0004】図5において、101はダイアル出力回
路、102は通信情報出力回路、103は自動通報制御
回路、104はセンサー発報受信回路、105は出力イ
ンタフェース、L1,2 は電話回線、TELは電話機、
1,2 はリレー接点、S1,…Sn は火災・ガス漏れ・
防犯などの各種センサーである。
【0005】次に図6を用いて非常自動通報装置100
の動作を説明する。図6(a)に示すように、例えば、
火災センサーS1 が時刻t1 に火災を感知して発報した
とすると、センサー発報受信回路104はこの火災セン
サーS1 の発報を受信する。火災センサーS1 の発報を
受信したセンサー発報受信回路104は、火災センサー
1 の発報を受信した旨の情報を自動通報制御回路10
3に伝達する。すると、自動通報制御回路103は、先
ずリレー接点R1,2 を出力インタフェース105側に
接続すると共に、ダイアル出力回路101にダイアル出
力指示を与える。
【0006】図6(b)に示すように、ダイアル出力指
示を受けたダイアル出力回路101は、出力インタフェ
ース105を介して、時刻t3 に電話回線L1,2 を捕
捉し、時刻t4 に電話回線L1,2 の捕捉を解除し、再
び時刻t5 に電話回線L1, 2 を捕捉する。この時刻t
3 〜t5 にかけての一連の動作は、電話機TELが通話
中であるならば現在行われている通話回線を強制的に切
断したり、着信があるならば強制的に該着信を受け付け
てから該通話回線を強制的に切断したりして、ダイアル
出力回路101が出力インタフェース105を介して通
報先の電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボ
タン回線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送
出できる状態を強制的に造り出すための動作である。
【0007】その後、図6(c)に示すように、ダイア
ル出力回路101は、出力インタフェース105を介し
て、時刻t6 〜t7 にかけて予め登録されている通報先
の電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボタン
回線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送出す
る。そして、交換機(図示せず)を介して電話回線L 1,
2 が時刻t8 に通報先に繋がったとすると、図6
(b)に示すように、時刻t8 に交換機(図示せず)が
電話回線L1,2 の極性反転を生じさせる。
【0008】ダイアル出力回路101は、出力インタフ
ェース105を介して時刻t8 の極性反転を認識して、
通報先に繋がった旨の伝達を自動通報制御回路103に
行う。すると、自動通報制御回路103は通信情報出力
回路102に火災センサーS 1 の発報情報を出力するよ
うに指示を与える。すると、通信情報出力回路102
は、出力インタフェース105を介して、図6(d)に
示すように、火災センサーS1 の発報情報(例えば「住
所………氏名………加入者登録番号………にて火災発
生」と言うような内容の音声情報あるいはモデム信号情
報など)を送出する。該火災センサーS1 の発報情報の
通信が時刻t9 に終了すると、通信情報出力回路102
は、出力インタフェース105を介して、電話回線L1,
2 の捕捉を解除する。
【0009】通報先(監制本部など)にあっては、何処
の住居でどのような非常事態が発生しているかを把握で
き、巡回警備員などを該住居に急行させて速やかに非常
事態を処置するのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の非常自動通報装置にあっては、各種センサ
ーS1,…Sn の中の何れかが一瞬でも発報すれば、誤動
作による発報(一瞬間発報接点がオンするものの直ぐに
発報接点がオフして復旧状態になるような不安定な発
報)であろうが、誤操作による発報(住居者が居るので
あれば本来は防犯セットを非警戒状態にしておかねばな
らないところ警戒状態にしていたために生じるような発
報)であろうが、とにかく通報先(監制本部など)へ通
報してしまい、通報先(監制本部など)では不合理な繁
忙に陥ると言う問題点があった。
【0011】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、信頼のおけ
る発報情報のみを自動通報するようにした非常自動通報
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、センサ
ーの発報を監視すると共にセンサーが発報すると該セン
サーの発報情報を電話回線を使用して通報先へ自動通報
する非常自動通報装置において、センサーの発報を受信
すると該センサーの発報を所定時間経過後に再確認する
発報再確認手段を設け、該発報再確認手段が再確認した
ときにも該センサーが発報しているならば該センサーの
発報情報を通報先へ通報するようにしたことを特徴とす
る。
【0013】また、請求項2記載の発明にあっては、セ
ンサーの発報を監視すると共にセンサーが発報すると該
センサーの発報情報を電話回線を使用して通報先へ自動
通報する非常自動通報装置において、センサーの発報を
受信すると該センサーの発報を再確認する発報再確認手
段と、第1通報先と第2通報先とを少なくとも記憶可能
な通報先記憶手段と、センサーの発報を受信すると先ず
は該センサーの発報情報を前記第1通報先に通報すると
共に前記発報再確認手段が再確認したときにも該センサ
ーが発報しているならば該センサーの発報情報を前記第
2通報先にも通報する通報先制御手段とを設けたことを
特徴とする。
【0014】
【作用】上記のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、センサーの発報を再確認したのち
に、該センサーの発報情報を通報先へ自動通報するの
で、信頼性のある発報情報が通報されることになるので
ある。
【0015】また、請求項2記載の発明にあっては、誤
発報情報であってもあまり迷惑のかからない所を第1通
報先に登録すると共に誤発報情報であっては非常に迷惑
になる所(消防署など)を第2通報先に登録するなどし
て、センサーの発報状況に応じて通報先を変えることが
できるのである。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る非常自動通報装置の第1
実施例を図1および図2に基づいて、第2実施例を図3
および図4に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0017】〔第1実施例〕図1は非常自動通報装置2
00を説明するシステム構成図である。図2は非常自動
通報装置200の動作を説明するタイミングチャートで
あり、図2(a)はセンサー入力を、図2(b)はリレ
ー接点R3 の動作を、図2(c)は回線状態を、図2
(d)はダイアル出力を、図2(e)は通信出力を、図
2(f)は時間軸をそれぞれ示している。
【0018】図1において、201はダイアル出力回
路、202は通信情報出力回路、203は自動通報制御
回路、204はセンサー発報受信回路、205は出力イ
ンタフェース、L1,2 は電話回線、TELは電話機、
1,2,3 はリレー接点、S 1,…Sn は火災・ガス漏
れ・防犯などの各種センサーである。リレー接点R3
通常時オンしているノーマルオンタイプのリレー接点で
ある。該リレー接点R3の励磁部(図示せず)は自動通
報制御回路203に組み込まれている。
【0019】各種センサーS1,…Sn の発報出力共通端
子は、リレー接点R3 を介してそれぞれシグナルアース
に接続されている。各種センサーS1,…Sn の発報出力
端子は、センサー発報受信回路204の発報入力端子に
それぞれ接続されている。センサー発報受信回路204
の発報入力共通端子は、シグナルアースに接続されてい
る。
【0020】次に、図2を用いて、上述の非常自動通報
装置200の動作を説明する。例えば、図2(a)に示
すように、火災センサーS1 が時刻t1 に火災を感知し
て発報したとすると、センサー発報受信回路204はこ
の火災センサーS1 の発報を受信する。火災センサーS
1 の発報を受信したセンサー発報受信回路204は、火
災センサーS1 の発報を受信したことを自動通報制御回
路203に伝達する。すると、自動通報制御回路203
は、火災センサーS1 の発報したことを記憶した後、時
刻t2 〜t3 (予め設定された所定時間)の間、リレー
接点R3 をオフするようにされている。
【0021】リレー接点R3 がオフすると、各種センサ
ーS1,…Sn の発報出力共通端子とセンサー発報受信回
路204の発報入力共通端子との接続がオフすることに
なる。つまり、時刻t1 に発報した火災センサーS1
発報状態(火災センサーS1の発報出力端子と発報出力
共通端子とが短絡した状態)を時刻t1 〜t4 まで継続
していても、時刻t2 〜t3 の間、図2(b)に示すよ
うにリレー接点R3 がオフすると、図2(a)に示すよ
うに、リレー接点R3 のオフと同期して時刻t 2 〜t3
の間、センサー発報受信回路204への火災センサーS
1 の発報入力は無くなるのである。
【0022】時刻t2 に火災センサーS1 の発報入力が
無くなると、センサー発報受信回路204は、火災セン
サーS1 の発報が復旧した(火災センサーS1 の発報出
力端子と発報出力共通端子とが開放した状態になった)
ものとして自動通報制御回路203に伝達する。する
と、自動通報制御回路203は、時刻t3 にリレー接点
3 をオンする。この時刻t3 のリレー接点R3 のオン
の直後に、センサー発報受信回路204が自動通報制御
回路203に対して火災センサーS1 の発報を受信した
ことを伝達する。
【0023】このとき、自動通報制御回路203がリレ
ー接点R3 のオフする直前(時刻t 2 の直前)に発報し
たとして記憶したところの火災センサーS1 が、リレー
接点R3 のオンの直後(時刻t3 の直後)にセンサー発
報受信回路204が発報したとして自動通報制御回路2
03へ伝達してくるセンサーの中に含まれていれば、自
動通報制御回路203はリレー接点R1,2 を出力イン
タフェース205側に接続すると共に、ダイアル出力回
路201にダイアル出力指示を与える。
【0024】また、自動通報制御回路203がリレー接
点R3 のオフする直前(時刻t2 の直前)に発報したと
して記憶したところの火災センサーS1 が、リレー接点
3のオンの直後(時刻t3 の直後)にセンサー発報受
信回路204が発報したとして伝達してくるセンサーの
中に含まれていなければ、自動通報制御回路203は記
憶した火災センサーS1 の記憶を消去するのみで、何ら
の動作も行わない。
【0025】すなわち、火災センサーS1 の発報を再確
認して、火災センサーS1 の発報が確実である(瞬間的
な誤動作などでは無い)ことを確かめてから、確実な情
報を通報先(監制本部など)へ通報するのである。な
お、実施例では1回再確認して通報しているが、再確認
の回数は適宜回数でも良い。また、確実な情報を通報先
へ通報する手段としては、センサーの発報出力の継続時
間を計時して、所定時間以上継続したセンサーのみを通
報する手段もあることも言うまでもない。
【0026】図2(c)に示すように、ダイアル出力指
示を受けたダイアル出力回路201は、出力インタフェ
ース205を介して、時刻t5 に電話回線L1,2 を捕
捉し、時刻t6 に電話回線L1,2 の捕捉を解除し、再
び時刻t7 に電話回線L1, 2 を捕捉する。この時刻t
5 〜t7 にかけての一連の動作は、電話機TELが通話
中であるならば現在行われている通話回線を強制的に切
断したり、着信があるならば強制的に該着信を受け付け
てから該通話回線を強制的に切断したりして、ダイアル
出力回路201が出力インタフェース205を介して通
報先の電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボ
タン回線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送
出できる状態を強制的に造り出すための動作である。
【0027】その後、図2(d)に示すように、ダイア
ル出力回路201は、出力インタフェース205を介し
て、時刻t8 〜t9 にかけて予め登録されている通報先
の電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボタン
回線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送出す
る。そして、交換機(図示せず)を介して電話回線L 1,
2 が時刻t10に通報先に繋がったとすると、図2
(c)に示すように、時刻t10に交換機(図示せず)が
電話回線L1,2 の極性反転を生じさせる。
【0028】ダイアル出力回路201は、出力インタフ
ェース205を介して時刻t10の極性反転を認識して、
通報先に繋がった旨の伝達を自動通報制御回路203に
行う。すると、自動通報制御回路203は通信情報出力
回路202に火災センサーS 1 の発報情報を出力するよ
うに指示を与える。すると、通信情報出力回路202
は、出力インタフェース205を介して、図2(e)に
示すように、時刻t10の直後から火災センサーS1 の発
報情報(例えば「住所………氏名………加入者登録番号
………にて火災発生」と言うような内容の音声情報ある
いはモデム信号情報など)を送出する。該火災センサー
1 の発報情報の通信が時刻t11に終了すると、通信情
報出力回路202は、出力インタフェース205を介し
て電話回線L1,2 の捕捉を解除すると共に、予め登録
されている通報先への通報を終了した旨を自動通報制御
回路203に伝達する。
【0029】予め登録されている通報先への通報が終了
した旨の伝達を受けた自動通報制御回路203は、リレ
ー接点R1,2 を電話機TEL側に接続すると共に時刻
2の直前に記憶した火災センサーS1 の記憶を消去す
る。このようにして、非常自動通報装置200の一連の
動作が完了して再び待機状態に戻るのである。
【0030】該発報情報の通報を受けた通報先(監制本
部など)にあっては、何処の住居でどのような非常事態
が発生しているかを把握でき、巡回警備員などを該住居
に急行させて速やかに非常事態を処置することになる。
【0031】〔第2実施例〕図3は非常自動通報装置3
00を説明するシステム構成図である。図4は非常自動
通報装置300の動作を説明するタイミングチャートで
あり、図4(a)はセンサー入力を、図4(b)はリレ
ー接点R3 の動作を、図4(c)は回線状態を、図4
(d)はダイアル出力を、図4(e)は通信出力を、図
4(f)は時間軸をそれぞれ示している。
【0032】図3において、301はダイアル出力回
路、302は通信情報出力回路、303は自動通報制御
回路、304はセンサー発報受信回路、305は出力イ
ンタフェース、L1,2 は電話回線、TELは電話機、
1,2,3 はリレー接点、S 1,…Sn は火災・ガス漏
れ・防犯などの各種センサー、Vは操作スイッチであ
る。リレー接点R3 は通常時オンしているノーマルオン
タイプのリレー接点である。該リレー接点R3 の励磁部
(図示せず)は自動通報制御回路303に組み込まれて
いる。操作スイッチVは非常自動通報装置300の通報
モードを切り替えるスイッチである。
【0033】各種センサーS1,…Sn の発報出力共通端
子は、リレー接点R3 を介してそれぞれシグナルアース
に接続されている。各種センサーS1,…Sn の発報出力
端子は、センサー発報受信回路304の発報入力端子に
それぞれ接続されている。センサー発報受信回路304
の発報入力共通端子は、シグナルアースに接続されてい
る。操作スイッチVは自動通報制御回路303に接続さ
れている。
【0034】非常自動通報装置300にあっては、操作
スイッチVがオンされていれば前述の第1実施例の非常
自動通報装置200と同様の動作をするものであるの
で、操作スイッチVがオンの場合の説明は省略するが、
操作スイッチVがオフされている場合は次のような動作
をするようにされている。すなわち、図4を用いて説明
すると次のようになる。
【0035】操作スイッチVがオフされている非常自動
通報装置300にあっては、例えば、図4(a)に示す
ように、火災センサーS1 が時刻t1 に火災を感知して
発報したとすると、センサー発報受信回路304はこの
火災センサーS1 の発報を受信する。火災センサーS1
の発報を受信したセンサー発報受信回路304は、火災
センサーS1 の発報を受信したことを自動通報制御回路
303に伝達する。すると、自動通報制御回路303
は、火災センサーS1 の発報したことを記憶した後、時
刻t2 〜t10の間、リレー接点R3 をオフするようにさ
れている。
【0036】リレー接点R3 がオフすると、各種センサ
ーS1,…Sn の発報出力共通端子とセンサー発報受信回
路304の発報入力共通端子との接続がオフすることに
なる。つまり、時刻t1 に発報した火災センサーS1
発報状態(火災センサーS1の発報出力端子と発報出力
共通端子とが短絡した状態)を時刻t1 〜t17以降まで
継続していても、時刻t2 〜t10の間、図4(b)に示
すようにリレー接点R 3 がオフすると、図4(a)に示
すように、リレー接点R3 のオフと同期して時刻t2
10の間、センサー発報受信回路304への火災センサ
ーS1 の発報入力は見かけじょう無くなるのである。
【0037】時刻t2 に火災センサーS1 の発報入力が
無くなると、センサー発報受信回路304は、火災セン
サーS1 の発報が復旧した(火災センサーS1 の発報出
力端子と発報出力共通端子とが開放した状態になった)
ものとして自動通報制御回路303に伝達する。
【0038】すると、自動通報制御回路303は、時刻
3 にリレー接点R1,2 を出力インタフェース305
側に接続すると共に、ダイアル出力回路301に第1通
報先へ通報するダイアル出力指示を与える。第1通報先
へのダイアル出力指示を受けたダイアル出力回路301
は、出力インタフェース305を介して、図4(c)に
示すように、時刻t3 に電話回線L1,2 を捕捉し、時
刻t4 に電話回線L1,2 の捕捉を解除し、再び時刻t
5 に電話回線L1,2 を捕捉する。この時刻t 3 〜t5
にかけての一連の動作は、電話機TELが通話中である
ならば現在行われている通話回線を強制的に切断した
り、着信があるならば強制的に該着信を受け付けてから
該通話回線を強制的に切断したりして、ダイアル出力回
路301が出力インタフェース305を介して通報先の
電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボタン回
線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送出でき
る状態を強制的に造り出すための動作である。
【0039】その後、図4(d)に示すように、ダイア
ル出力回路301は、出力インタフェース305を介し
て、時刻t6 〜t7 にかけて予め記憶されている第1通
報先の電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボ
タン回線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送
出する。そして、交換機(図示せず)を介して電話回線
1,2 が時刻t8 に第1通報先に繋がったとすると、
図4(c)に示すように、時刻t8 に交換機(図示せ
ず)が電話回線L1,2 の極性反転を生じさせる。
【0040】ダイアル出力回路301は、出力インタフ
ェース305を介して時刻t8 の極性反転を認識して、
通報先に繋がった旨の伝達を自動通報制御回路303に
行う。すると、自動通報制御回路303は通信情報出力
回路302に火災センサーS 1 の発報情報を出力するよ
うに指示を与える。すると、通信情報出力回路302
は、出力インタフェース305を介して、図4(e)に
示すように、時刻t8 の直後から火災センサーS1 の発
報情報(例えば「住所………氏名………加入者登録番号
………にて火災発生」と言うような内容の音声情報ある
いはモデム信号情報など)を送出する。該火災センサー
1 の発報情報の通信が時刻t9 に終了すると、通信情
報出力回路302は、出力インタフェース305を介し
て電話回線L1,2 の捕捉を解除すると共に、予め登録
されている第1通報先への通報を終了した旨を自動通報
制御回路303に伝達する。
【0041】第1通報先への通報終了の伝達を受けた自
動通報制御回路303は、図4(b)に示すように、時
刻t10にリレー接点R3 をオンする。時刻t10の時点で
も火災センサーS1 が発報を継続していれば、この時刻
10のリレー接点R3 のオンの直後に、センサー発報受
信回路304は自動通報制御回路303に対して火災セ
ンサーS1 の発報を受信したことを伝達することにな
る。
【0042】このとき、自動通報制御回路303がリレ
ー接点R3 のオフする直前(時刻t 2 の直前)に発報し
たとして記憶したところの火災センサーS1 が、リレー
接点R3 のオンの直後(時刻t10の直後)にセンサー発
報受信回路304が発報したとして自動通報制御回路3
03へ伝達してくるセンサーの中に含まれていれば、自
動通報制御回路303は、ダイアル出力回路301に第
2通報先へ通報するダイアル出力指示を与える。
【0043】なお、自動通報制御回路303がリレー接
点R3 のオフする直前(時刻t2 の直前)に発報したと
して記憶したところの火災センサーS1 が、リレー接点
3のオンの直後(時刻t10の直後)にセンサー発報受
信回路304が発報したとして伝達してくるセンサーの
中に含まれていなければ、自動通報制御回路303は記
憶した火災センサーS1 の記憶を消去すると共にリレー
接点R1,2 を電話機TEL側に接続するのみで、何ら
の動作も行わない。すなわち、火災センサーS 1 の発報
を再確認して、火災センサーS1 の発報が確実である
(瞬間的な誤動作などでは無い)ことを確かめてから、
確実な情報を第2通報先へ通報するのである。
【0044】第2通報先へのダイアル出力指示を受けた
ダイアル出力回路301は、出力インタフェース305
を介して、図4(c)に示すように、時刻t11に電話回
線L 1,2 を捕捉し、時刻t12に電話回線L1,2 の捕
捉を解除し、再び時刻t13に電話回線L1,2 を捕捉す
る。この時刻t11〜t13にかけての一連の動作は、電話
機TELが通話中であるならば現在行われている通話回
線を強制的に切断したり、着信があるならば強制的に該
着信を受け付けてから該通話回線を強制的に切断したり
して、ダイアル出力回路301が出力インタフェース3
05を介して通報先の電話番号に相当するダイアルパル
ス(プッシュボタン回線であればトーン信号)を電話回
線L1,2 に送出できる状態を強制的に造り出すための
動作である。
【0045】その後、図4(d)に示すように、ダイア
ル出力回路301は、出力インタフェース305を介し
て、時刻t14〜t15にかけて予め記憶されている第2通
報先の電話番号に相当するダイアルパルス(プッシュボ
タン回線であればトーン信号)を電話回線L1,2 に送
出する。そして、交換機(図示せず)を介して電話回線
1,2 が時刻t16に第2通報先に繋がったとすると、
図4(c)に示すように、時刻t16に交換機(図示せ
ず)が電話回線L1,2 の極性反転を生じさせる。
【0046】ダイアル出力回路301は、出力インタフ
ェース305を介して時刻t16の極性反転を認識して、
通報先に繋がった旨の伝達を自動通報制御回路303に
行う。すると、自動通報制御回路303は通信情報出力
回路302に火災センサーS 1 の発報情報を出力するよ
うに指示を与える。すると、通信情報出力回路302
は、出力インタフェース305を介して、図4(e)に
示すように、時刻t16の直後から火災センサーS1 の発
報情報(例えば「住所………氏名………加入者登録番号
………にて火災発生」と言うような内容の音声情報ある
いはモデム信号情報など)を送出する。該火災センサー
1 の発報情報の通信が時刻t17に終了すると、通信情
報出力回路302は、出力インタフェース305を介し
て電話回線L1,2 の捕捉を解除すると共に、予め登録
されている第2通報先への通報を終了した旨を自動通報
制御回路303に伝達する。
【0047】第2通報先への通報が終了した旨の伝達を
受けた自動通報制御回路303は、リレー接点R1,2
を電話機TEL側に接続すると共に時刻t2 の直前に記
憶した火災センサーS1 の記憶を消去し、再び待機状態
に戻るのである。
【0048】このようにして、該発報情報の通報を受け
た第1通報先や第2通報先にあっては、何処の住居でど
のような非常事態が発生しているかを把握できるので、
巡回警備員などを該住居に急行させて速やかに非常事態
を処置することになる。しかも、上述のように、操作ス
イッチVのオフされている動作モードの非常自動通報装
置300は、各種センサーS1,…Sn の中の何れかの瞬
間的な短期間の発報であっても、とにかく発報があれば
第1通報先に通報する。そして、再確認の結果、再び同
じセンサーが発報していれば第2通報先に通報する。
【0049】従って、非常自動通報装置300にあって
は、誤発報情報であってもあまり迷惑のかからない所
(例えば非常自動通報装置がテナントに設置されている
のであればオーナーの自宅)を第1通報先に登録すると
共に、誤発報情報であっては非常に迷惑になる所(消防
署や病院など)を第2通報先に登録するなどして、セン
サーの発報状況に応じて通報先を変えることができるの
である。すなわち、第1通報先には信頼性に欠けるもの
の素早く非常通報を行い、第2通報先にはやや遅れるも
のの信頼性の高い非常通報を行うようにして、非常通報
としての効果を向上することができるのである。
【0050】
【発明の効果】本発明の非常自動通報装置は上記のよう
に構成したので、請求項1記載の発明にあっては、信頼
性のある非常情報が通報されるので通報先を誤報によっ
て無闇に混乱に陥れず、請求項2記載の発明にあって
は、発報の状況に応じて通報先を変えることができるの
で、前記効果に加えて、非常通報としての効果の向上の
図れる優れた非常自動通報装置を提供できると言う効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非常自動通報装置の一実施例を示
すシステム構成図である。
【図2】上記一実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図3】本発明に係る非常自動通報装置の他の実施例を
示すシステム構成図である。
【図4】上記他の実施例の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図5】従来の非常自動通報装置を示すシステム構成図
である。
【図6】従来の非常自動通報装置の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
200 非常自動通報装置 300 非常自動通報装置 L1 電話回線 L2 電話回線 Sn センサー(但しnは1,2,…の整数)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサーの発報を監視すると共にセンサ
    ーが発報すると該センサーの発報情報を電話回線を使用
    して通報先へ自動通報する非常自動通報装置において、
    センサーの発報を受信すると該センサーの発報を所定時
    間経過後に再確認する発報再確認手段を設け、該発報再
    確認手段が再確認したときにも該センサーが発報してい
    るならば該センサーの発報情報を通報先へ通報するよう
    にしたことを特徴とする非常自動通報装置。
  2. 【請求項2】 センサーの発報を監視すると共にセンサ
    ーが発報すると該センサーの発報情報を電話回線を使用
    して通報先へ自動通報する非常自動通報装置において、
    センサーの発報を受信すると該センサーの発報を再確認
    する発報再確認手段と、第1通報先と第2通報先とを少
    なくとも記憶可能な通報先記憶手段と、センサーの発報
    を受信すると先ずは該センサーの発報情報を前記第1通
    報先に通報すると共に前記発報再確認手段が再確認した
    ときにも該センサーが発報しているならば該センサーの
    発報情報を前記第2通報先にも通報する通報先制御手段
    とを設けたことを特徴とする非常自動通報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118610A (ja) * 2006-10-13 2008-05-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 接点信号処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118610A (ja) * 2006-10-13 2008-05-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 接点信号処理装置
JP4649435B2 (ja) * 2006-10-13 2011-03-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 接点信号処理装置

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