JPH0628410Y2 - 包装袋への切欠き形成装置 - Google Patents

包装袋への切欠き形成装置

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JPH0628410Y2
JPH0628410Y2 JP11204888U JP11204888U JPH0628410Y2 JP H0628410 Y2 JPH0628410 Y2 JP H0628410Y2 JP 11204888 U JP11204888 U JP 11204888U JP 11204888 U JP11204888 U JP 11204888U JP H0628410 Y2 JPH0628410 Y2 JP H0628410Y2
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cutting blade
packaging bag
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lever
forming device
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克規 二瀬
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、包装袋のヒートシール部分に、被包装物の
取出しのためのマイナスノッチ、ブイノッチなどを形成
する切欠き形成装置に関するものであり、とくには、既
存の製袋充填機への適用を極めて容易ならしめるととも
に、安全性の著しい向上をもたらすものである。
(従来の技術) 製袋充填機に適用される従来既知の切欠き形成装置とし
ては、たとえば第4図に略線斜視図で示すものがある。
これは、二本一対の縦シールロール1および横シールロ
ール2を具える製袋充填機において、それらのロール
1,2の下方に配設され、たとえば水平面内で回転駆動
されるアーム3の先端部に、切断刃4を取付けることに
て構成されており、かかる切欠き形成装置は、それぞれ
のロール1,2の駆動系に、歯車機構その他を介して駆
動連結された回転軸5により、両ロール1,2と同期を
とって駆動される。
ここにおいて、縦シールロール1は、近接させて平行に
配置されるとともに、相互に逆方向へ回転駆動される二
本一対のロール本体部分1aと、各ロール本体部分1aに内
蔵したヒータと、それぞれのロール本体部分1aの周方向
へ延在させて設けたフランジ状のヒートシール刃1bとを
具えており、この縦シールロール1は、たとえば、その
間を通過する、幅方向に二つ折りしたフィルム材料6の
遊端部を、図に斜線で示すように、縦方向にヒートシー
ルすべく機能する。
また、横シールロール2は、上述した二本のロール本体
部分1aと同様に配置されるとともに、回転駆動される二
本一対のロール本体部分2aと、各ロール本体部分2aに内
蔵したヒータと、それぞれのロール本体部分2aの長さ方
向へ延在して周方向へ弧状をなすヒートシール刃2bとを
具えており、その間を通過するフィルム材料6に、長さ
方向に所定の間隔をおくヒートシールを、これも図に斜
線で示すように施すべく機能する。
ところで、これらの両ロール1,2によって上述したよ
うにして形成される包装袋への、被包装物の充填は、縦
シール終了後のフィルム材料6の内側へ、充填ノズル7
を介してそれを充填することにより行われ、このように
して被包装物を充填した包装袋に対するノッチ、例えば
マイナスノッチの形成は、ロール1,2に同期して回転
する回転軸5によって切欠き形成装置を作動させて、ア
ーム3、ひいては切断刃4を、水平面内で、一の包装袋
に対して一回転させ、その切断刃4で、各包装袋の縦シ
ール部分に所要深さの切欠きを設けることにより行われ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、かかる従来の切欠き形成装置では、それぞれ
のロール1,2に同期させて駆動される回転軸5によっ
てそれを作動させていることから、包装袋の寸法を変更
に応じて切欠き形成装置の回転速度を変更するために
は、シールロール1,2の交換と併せて、回転軸5の駆
動機構をもまた交換することが必要になるという問題が
あった。
この一方において、水平面内で回転するアーム3および
切断刃4からなるこの従来装置では、切断刃4が外側へ
大きく突出していることから、たとえばその切断刃4
を、それの不作用部分にてカバーで覆ったとしても、段
取り作業その他において、切断刃4が、その作用位置
で、作業者の体に触れるおそれが高いという問題があっ
た。
この考案は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、包装袋の寸法の変更に簡易、迅速に対応し得
ることはもちろん、既存の製袋充填機に極めて容易に適
用することができ、しかも、十分安全な切欠き形成装置
を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案の、包装袋への切欠き形成装置は、腕部材の先
端部に、包装袋のヒートシール部分の通過を許容するス
リットを設けるとともに、そのスリットに交差する切断
刃受容部を設け、そしてその腕部材に、レバーの中間部
を枢支して、このレバーの先端部に、切断刃受容部へ進
入する切断刃を取付け、さらに、そのレバーに、切断刃
受容部への切断刃の進入をもたらすレバー駆動手段を連
結してなり、ここで、レバー駆動手段としては、近接セ
ンサー、光電スイッチ、リミットスイッチなどによって
作動される電磁石、シリンダその他を用いることができ
る。
(作用) この切欠き形成装置は、腕部材の先端部に設けたスリッ
トに、包装袋のヒートシール部分が通過し得る姿勢でそ
の腕部材を設置するだけで極めて容易に据付けることが
でき、切欠き形成装置のかかる据付け状態では、たとえ
ば、横シールロールのシール刃の、所定位置への回動を
近接センサーにて検知するとともに、この検知結果に基
づいて電磁石を作動させ、レバーの先端部に設けた切断
刃を、切断刃受容部で、スリットを横切って進出させる
ことにより、各包装袋の所要位置に、マイナスもしくは
ブイノッチを形成することができる。
なおここで、切断刃の進出作動タイミングは、フィルム
材料に印刷された目印を光電スイッチで検出すること、
シールロールの所定位置への回動をリミットスイッチで
検出することなどにて検知することもでき、切断刃の進
出駆動を、上述した検知信号によって作動されるシリン
ダによってもたらすこともできる。
このように、この切欠き形成装置によれば、その駆動系
を、シールロールの駆動系に機械的に連結することな
く、それと、シールロールとの同期作動をもたらすこと
ができるので、既設の製袋充填機に対する切欠き形成装
置の布設を極めて容易ならしめることができるととも
に、包装袋の寸法の変更に対しては、近接センサー、光
電スイッチなどの取付位置を変更することにて、簡易、
迅速に対応することができる。
またこの装置では、切断刃を、スリット幅もしくは、そ
れを幾分越える量だけ進出させることにて、包装袋に所
要のノッチを確実に形成することができるので、通常
は、切断刃の先端縁を、切断刃受容部へわずかに進入さ
せた状態に維持して、それの外部への露出を防止するこ
とにより、段取り作業その他に際して、切断刃が作業者
の体に触れるのを確実に防止することができる。
しかもここでは、たとえば近接センサーによる、所定位
置の一の検知に基づき、電磁石の附勢および滅勢を繰り
返して、切断刃の進退作動を所定の周期で繰り返すこと
により、一の包装袋に複数のノッチを形成して、被包装
物の取出しの自由度を高めることができる。
(実施例) 以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の実施例を示す略線斜視図であり、図
中、従来例で述べた部分と同様の部分はそれと同一の番
号で示す。
すなわち、図中1は縦シールロールを、2は横シールロ
ールをそれぞれ示し、6は、これらのシールロール1,
2のそれぞれのヒートシール刃1b,2bによって包装袋と
されるフィルム材料を示す。
ここで、横シールロール2の下方の所要位置で、製袋充
填機に取付けられる切欠き形成装置11は、ベースプレー
ト12と、このベースプレート12に、それと直角に固定も
しくは固着した腕部材13と、この腕部材13に中間部を枢
支したレバー14とを具えるとともに、ベースプレート12
の裏面側に取付けた電磁石15を具える。
腕部材13の先端部には、第2図(a)に拡大平面図で示す
ところから明らかなように、包装袋のヒートシール部分
の通過を許容するスリット16を設けるとともに、第2図
(b)に示すように、そのスリット16と直交する方向に向
く切断刃受容部17を設ける。そして、かかる腕部材13に
設けたブラケット13aに、好ましくは筒状受部を介して
枢支されて、その腕部材13と交差する、全体としてクラ
ンク状のレバー14の先端部には、切断刃受容部17へ進入
する切断刃18を取付ける。
ここにおいて、包装袋に形成する所要のノッチがマイナ
スノッチである場合には、切断刃18の、レバー14への取
付けは、第2図(c)に示すように、レバー14に設けた割
り溝19へ切断刃18を差込んだ状態で、その割り溝19をボ
ルト・ナット20にて狭窄することにより行うことがで
き、また、所要のノッチがブイノッチである場合には、
倒立V字状をなす刃縁を設けた切断刃の柄の部分を、上
述したと同様にしてレバー14に固定することにより、そ
の切断刃をレバー14に取付けることができる。なお、後
者の場合には、スリット16と交差する切断刃受容部17の
正面形状を、倒立V字状をなす刃縁の進入を許容し得る
適宜形状とすることが必要である。
また、この例では、腕部材13とレバー14との間に、その
レバー14を、そこに設けた切断刃18が切断刃受容部17か
ら後退する方向へ附勢するスプリング21を設ける一方、
その後退限位置を限定して、好ましくは、切断刃刃縁
の、切断刃受容部17からの抜け出しを阻止する、位置可
変のストッパ22を腕部材13に設け、さらに、その切断刃
18の、切断刃受容部17の進入作動をもたらすべく、電磁
石15の可動芯15aをレバー14の後端部に連結する。
そして好ましくは、第3図に部分拡大斜視図で示すよう
に、腕部材13の先端部に、包装袋の、スリット16の進入
深さを規制するガイド部材23を取付け、このガイド部材
23の、腕部材13に対する相対位置を、そこに設けた長孔
23aと取付ボルト24とによって適宜に調整することによ
り、包装袋に形成されるノッチの切込み深さを、常に、
所要の一定値とすることができる。
以上のように構成してなる切欠き形成装置11は、スリッ
ト16を形成した腕部材13、直接的にはベースプレート12
を、所要の位置で、製袋充填機の機枠に取付けることに
て極めて簡単に、かつ容易に使用供することができ、か
かる装置11による、各包装袋の所定位置へのノッチの形
成は、その装置11の設置位置との関連の下で、たとえ
ば、図示しない近接センサによって、横シールロール2
のそれぞれのヒートシール刃2bの、所定回動位置への到
達を検知し、この検知結果に基づいて電磁石15を附勢し
て、レバー14を、第2図(a)の実線位置から仮想線位置
まで回動させ、切断刃18の刃縁を、包装袋のヒートシー
ル部分が通過するスリット16を横切って進出させること
により行うことができる。
ここで、切欠き形成装置11を一旦設置した後に、包装袋
の寸法の変更、いいかえれば、それぞれのシールロール
1,2の変更を行った場合には、近接センサおよび/ま
たは装置11の取付位置を変更するだけで、寸法変更後の
包装袋に所定のノッチを正確に形成することができる。
従って、この切欠き形成装置11では、それを、シールロ
ール1,2の駆動機構に機械的に連結することなく、切
断刃18の、シールロール1,2との同期作動をもたらす
ことができるので、装置11の新たな設置を簡易、迅速に
行うことができるとともに、包装袋の寸法の変更に対
し、極めて容易に対応することができる。
また、この装置11では、切断刃18の刃縁の露出を、その
刃縁の、切断刃受容部17への収納によって十分に防止す
ることができるので、その装置11の近傍部分での作業に
際する作業者のけがを極めて有効に防止することができ
る。
以上、切欠き形成装置11の一の作用例について説明した
が、この装置11では、近接センサによるヒートシール刃
2bの一の検知に基づき、切断刃18の進退作動を、一定の
周期で繰り返し行わせて、一の包装袋に複数のノッチを
形成することもでき、また、電磁石15の附勢を、フィル
ム材料6に所定のピッチで印刷した目印の、光電スイッ
チによる検出、シールロールの所定回動位置への到達
の、リミットスイッチによる検出などに基づいて行わせ
ることもできる。
また、この例では電磁石としたレバー取付手段を、シリ
ンダにて構成することもでき、この場合において、その
シリンダを複動型のものとしたときには、装置11からリ
ターンスプング21を省くこともできる。
加えて、包装袋の辺縁とノッチとの交差角度、包装袋を
含む面に対する切断刃18の当接角度などは所要に応じて
適宜に選択することができる。
(考案の効果) かくして、この考案によれば、装置の設置を極めて容易
ならしめることができるとともに、包装袋の寸法の変更
に簡易、迅速に対応することができ、安全性の著しい向
上をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す略線斜視図、 第2図は、第1図の装置を示す拡大図、 第3図は、好適例を示す部分拡大斜視図、 第4図は、従来例を示す略線斜視図である。 11……切欠き形成装置、13……腕部材 14……レバー、15……電磁石 16……スリット、17……切断刃受容部 18……切断刃、19……割り溝 20……ボルト・ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】腕部材と、この腕部材の先端部に形成され
    て、包装袋の、ヒートシール部分の通過を許容するスリ
    ットと、これもまた、腕部材の先端部に形成されて、前
    記スリットに交差する切断刃受容部と、中間部を腕部材
    に枢支したレバーと、このレバーの先端部に取付けられ
    て、前記切断刃受容部へ進入する切断刃と、レバーに連
    結されて、その切断刃の、切断刃受容部への進入をもた
    らすレバー駆動手段とを具えてなる包装袋への切欠き形
    成装置。
JP11204888U 1988-08-29 1988-08-29 包装袋への切欠き形成装置 Expired - Fee Related JPH0628410Y2 (ja)

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