JPH0628341Y2 - 移動式鳥居を有したトラック - Google Patents

移動式鳥居を有したトラック

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JPH0628341Y2
JPH0628341Y2 JP1987058201U JP5820187U JPH0628341Y2 JP H0628341 Y2 JPH0628341 Y2 JP H0628341Y2 JP 1987058201 U JP1987058201 U JP 1987058201U JP 5820187 U JP5820187 U JP 5820187U JP H0628341 Y2 JPH0628341 Y2 JP H0628341Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
torii
fixed
moving
packing box
truck
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987058201U
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English (en)
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JPS63165224U (ja
Inventor
明和 澤田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、荷箱に、前後方向に沿って移動自在な移動
式鳥居を有したトラックに関する。
(従来の技術) 水漏れを禁ずる非運搬物をトラックで運搬する場合に
は、従来、第5図に示すように、トラック1の荷箱2に
複数の幌骨3を取付け、これら幌骨3と荷箱2の前端に
固定した固定鳥居4との間に幌5を張設して荷箱2を覆
っている。上記幌骨3は一般に第6図のように、たとえ
ばパイプが逆U字状に折曲成形されてなる。この幌骨3
を荷箱2の側壁2aに固定するには、側壁2a両側に固
定された支持部2bに幌骨3の脚部3aを挿入するとい
う方法が用いられている。
したがって、晴天時には、各幌骨3を荷箱2の前端に設
けられた固定鳥居4に沿うように集め、これらを固定鳥
居4に縛着しているが、荷箱2の幅方向が大であるので
幌骨3の着脱は一人では不可能であり極めて非能率であ
った。
また、長尺なパイプ、角材等の被運搬物6を運搬する場
合には、それまで固定鳥居4に縛着していた幌骨3を取
外し、第7図のように被運搬物6の前側を固定鳥居4に
もたせかけ、後端部をトラック1のリヤゲート7に衝止
させて走行している。
このため、走行中の被運搬物6の振動によりリヤゲート
が破損するという欠点があった。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように従来の車両においては、雨天の場合には、
荷箱の側壁に、逆U字状に折曲形成される複数の幌骨を
取付け、この幌骨に幌を支持させていた。しかしなが
ら、このように複数の幌骨を荷箱の側壁に着脱するのは
非能率であるだけでなく、長尺の被運搬物を運搬する場
合には、トラックのリヤゲートが破損するという欠点が
あった。
この考案は上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは複数の幌骨を用いることなく、雨天に
は幌を支持することができるとともに、固定鳥居との間
に長尺の荷物を掛け渡して運搬を可能にする移動式鳥居
を有したトラックを提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段と作用) この考案の移動式鳥居を有したトラックにおいては、ト
ラック荷箱前端に固定鳥居を立設固定し、トラック荷箱
の両側の側壁に、車両の前後方向に沿って案内レールを
もうけ、この案内レールに沿って移動鳥居を移動自在に
支持し、上記荷箱の側壁に所定間隔を存して位置決め用
透孔を設け、固定用ピンを移動鳥居の下端部に形成され
た孔部および所望の位置の上記位置決め用透孔に挿入し
て移動鳥居を荷箱の所望位置に固定し、移動鳥居をトラ
ック荷箱の後端に位置決め固定した状態で、移動鳥居と
固定鳥居の上部両側に連結部材を架設し、これら連結部
材と固定鳥居および移動鳥居に亘って幌を掛け渡し、ト
ラック荷箱の上部を覆うようにした。
したがって、幌の取付けが容易にでき、かつ長尺物の運
搬を安全かつ確実になす。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。第1図中11はトラックの荷箱である。この荷箱1
1の前端には固定鳥居12が固定されている。この固定
鳥居12は、逆U字状に成形されている。この固定鳥居
12の上端面はトラックの運転室の屋根よりも高くなっ
ている。そして、固定鳥居12の後方には、この固定鳥
居12と同一の寸法形状の1個の移動鳥居13が設けら
れる。移動鳥居13は、破線で示すように、荷箱11の
最後端部まで移動自在に取付けられている。移動鳥居1
3の上面には、第2図に示すように、凹凸部14…が形
成されている。上記凹凸部14…は、パイプは角材等の
長尺の被運搬物15を安定して載置できるようになって
いる。また、移動鳥居13の上部両側には、透孔16,
16が設けられている。なお、この透孔16,16と全
く同一位置で、かつ同直径の透孔が、上部固定鳥居12
に設けられる。そして、固定鳥居12の上面は、移動鳥
居13の上面と同様の凹凸が設けられる。(いずれも、
特に図示しない。) 第3図に示すように、荷箱11の(車両前後方向に沿う
両側の)側壁11a上部には、平坦部19を有する取付
レール20が設けられている。そして、この取付レール
20の下面に沿って、下面が開口するチャンネル状の第
1の案内レール21が設けられている。また、第1の案
内レール21の下方の側壁11a部位には、第2の案内
レール22が設けられている。これら第1の案内レール
21および第2の案内レール22には、それぞれローラ
21a,22aが転動自在に掛合する。これらローラ2
1a,22aは、ローラ取付板23を介して移動鳥居1
3の下端部内面に、ボルト24…を介して固定されてい
る。また、上記ローラ取付板23には、上記ローラ21
a,22aを覆うようにL字状に折曲形成された取付板
25が設けられている。この取付板25には、荷箱側壁
11aの内側面に転接するガイドローラ26が回転自在
に軸支されている。上記取付板25の上面には、固定用
ピン27が挿脱自在な孔部が設けられる一方、上記固定
用ピン27の下端部は、この取付板25の下方部に位置
する上記取付レール20に設けられる位置決め用透孔2
8に挿入できるようになっている。なお説明すれば、上
記位置決め用透孔28は、取付レール20に所定間隔を
存して設けられていて、この位置を選択して固定用ピン
27を挿入することにより、上記移動鳥居13を荷箱1
1の所望の位置に固定できる。
上記のように構成することにより、荷箱11に幌18を
取付けるには、第1図に示すように、移動鳥居13を荷
箱11の後端部まで移動させる。移動鳥居13は、ロー
ラ21a,22aが荷箱11に設けられた案内レール2
1,22に沿って転動することにより、上下方向および
左右方向のガタツキが防止された状態で、円滑に移動す
る。さらにまた、荷箱11の側壁11aに設けられるガ
イドローラ26は、移動鳥居13を一層円滑に移動させ
る。
このようにして、荷箱11の後端部に移動した移動鳥居
13を、固定用ピン27で位置決め固定する。そして、
この鳥居13に設けられる透孔16,16にパイプ1
7,17の一端部を挿通したのち、このパイプ17,1
7の先端部を固定鳥居12の透孔に挿入して、両端部を
固定する。ついで、幌18を、固定鳥居12、パイプ1
7,17および移動鳥居13に亘って架け渡し、荷箱1
1を幌18で覆う。この状態で荷箱11内に被運搬物を
水漏れすることなく保護収容できる。
また、長尺のパイプや角材など被運搬物15を運搬する
には、第4図に示すように、移動鳥居13を荷箱11の
後端部に移動固定し、固定鳥居12との間に、その両端
部を載置固定すればよい。なお、移動鳥居13に図示し
ないクレーンを設けることにより、一旦被運搬物をクレ
ーンで吊上げ、そのまま移動鳥居13を移動して、所望
位置で降すことにより、短時間の積降しが可能となる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、荷箱の車両
前後方向に沿って移動鳥居を設け、この移動鳥居を位置
決めした上、固定するようにしたので、固定鳥居と移動
鳥居との間にパイプや角材などの長尺の被運搬物を架け
渡すことにより、これら長尺物を安全、容易に運搬する
ことができる。したがって、被運搬物でリヤゲートを破
損するという事故が防止される。また、複数の幌骨なし
で幌を張設できるとともに、移動鳥居を荷箱の側壁に沿
ってスライド自在にしたので、幌の着脱に要する作業時
間も短縮されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示し、第1図
は幌を張設したトラックの側面図、第2図は移動鳥居の
一部省略した正面図、第3図は移動鳥居の移動機構を示
す縦断面図、第4図は長尺の被運搬物を積載した状態を
示す側面図、第5図乃至第7図は従来の実施例を示し、
第5図は幌を張設したトラックの側面図、第6図は幌骨
を示す正面図、第7図は長尺の被運搬物を積込んだ状態
を示す側面図である。 11……荷箱、12……固定鳥居、21,22……(第
1,第2の)案内レール、13……移動鳥居、27……
固定用ピン、28……位置決め用透孔、17……パイプ
(連結部材)、18……幌。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラック荷箱と、このトラック荷箱の前端
    に立設固定される、逆U字状の固定鳥居と、トラック荷
    箱の両側の壁に、車両の前後方向に沿って設けられた案
    内レールと、この案内レールに転動するローラが軸支さ
    れ、案内レールに沿って移動自在な、上記固定鳥居と同
    一形状の移動鳥居と、 上記荷箱の側壁に所定間隔を存して形成される位置決め
    用透孔と、 上記移動鳥居の下端部に形成された孔部および所望の位
    置の上記位置決め用透孔に挿入されて上記移動鳥居を荷
    箱の所望位置に固定する固定用ピンと、 上記移動鳥居をトラック荷箱の後端に位置決め固定した
    状態で、移動鳥居と上記固定鳥居の上部両側に架設され
    る連結部材と、これら連結部材と上記固定鳥居および移
    動鳥居に亘って掛け渡され、トラック荷箱の上部を覆う
    幌とを具備したことを特徴とする移動式鳥居を有したト
    ラック。
JP1987058201U 1987-04-17 1987-04-17 移動式鳥居を有したトラック Expired - Lifetime JPH0628341Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63165224U JPS63165224U (ja) 1988-10-27
JPH0628341Y2 true JPH0628341Y2 (ja) 1994-08-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53134321U (ja) * 1977-03-31 1978-10-24

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JPS63165224U (ja) 1988-10-27

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