JPH062826Y2 - 自動車用付加計器 - Google Patents

自動車用付加計器

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JPH062826Y2
JPH062826Y2 JP1987046892U JP4689287U JPH062826Y2 JP H062826 Y2 JPH062826 Y2 JP H062826Y2 JP 1987046892 U JP1987046892 U JP 1987046892U JP 4689287 U JP4689287 U JP 4689287U JP H062826 Y2 JPH062826 Y2 JP H062826Y2
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JP
Japan
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additional instrument
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automobile
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JP1987046892U
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JPS63154324U (ja
Inventor
進 渡部
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は自動車用付加計器、さらに詳細には、インスト
ルメントパネル上に付加的に設けられる計器、たとえば
クライノメータなどをインストルメントパネル上に設け
る際、デフロスタ用開口より吹き出す空気がフロントウ
ィンドウに沿って上昇するようにした自動車用付加計器
に関する。
[考案の技術的背景] 自動車においては、第1図に示すように、インストルメ
ントパネル1に設けられる通常のスピードメータ、タコ
メータ、フエルゲージなどの通常計器2のほかに、クラ
イノメータ、アルチメータなどの付加計器3をインスト
ルメントパネル1上に設けることが行われている(実開
昭61−10244号公報参照)。
このような付加計器3は、フロントウィンドウ4の結露
などを除去するために空気を吹き出すためのデフロスタ
ノズル5の後方のインストルメントパネル1上に設けら
れるのが普通である。
このように付加計器2をインストルメントパネル1上の
デフロスタノズル5後方に設ける場合、第2図に示すよ
うに、デフロスタノズル5よりインストルメントパネル
1に形成されたデフロスタ用開口6を経て吹き出した空
気は、矢印Aに示すように一部はウィンドウ4の裏面に
沿って上昇する。しかしながら、他の空気流は、たとえ
ば矢印Bで示すように付加計器3の裏面に形成された自
動車後方に沿って湾曲する曲面31に沿って自動車室内の
後方に流れ、またその空気流の一部はさらに分岐して矢
印Cに示すようにウィンドウ4の裏面に沿って下降する
ような空気流になる。そして、またデフロスタ用開口6
より吹き出す空気の一部は、矢印Dに示すように、当初
よりウィンドウ4の裏面に沿って下降する空気流を形成
する。すなわち、空気流に乱流を生じることになる。こ
のような乱流を生じると、前記ウィンドウ4の裏面に生
じる結露除去防止効果は低下する。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、前記デフ
ロスタ用開口より吹き出す空気に乱流を生じしめること
のない自動車用付加計器を提供することを目的とするも
のである。
[考案の構成] したがって、本考案による自動車用付加計器はインスト
ルメントパネルのデフロアスタ用開口後方の前記インス
トルメントパネル上に載置される自動車用付加計器にお
いて、前記デフロスタ用開口より吹き出す空気がウィン
ドウ方向に流れるように、裏面上部に整流部を形成した
ことを特徴としている。
[実施例] 第3図は本考案による自動車用付加計器の一実施例の斜
視図であるが、この図より明らかなように、本考案によ
る自動車用付加計器によれば、種々の計器を目視可能な
前面32を有し、この前面32方向に湾曲する裏面曲面31を
有している。そして前記裏面曲面31の上方部分に前記曲
面31と反対方向に湾曲する整流部33が形成された構造に
なっている。この整流部33は、付加計器3の長手方向に
ほぼ全長に渡って形成されており、前記付加計器3に衝
接する空気流をウィンドウ4方向に戻す作用を行うもの
である。
第4図は本考案による一実施例の自動車用付加計器3の
作用を示す図であるが、この図より明らかなようにデフ
ロスタノズル5よりインストルメントパネル1に形成さ
れたデフロスタ用開口6をへて噴き出された空気流の一
部は(矢印Aで示す)は従来と同様にウィンドウ4の裏
面に沿って上昇する。
他の空気流Bは、付加計器3の裏面31に衝接する。この
とき空気流Bは裏面曲面31の計器前方(自動車の後方)
に向かって湾曲する曲面31にそって流れるが、前記曲面
31の上部部分に、この曲面31と反対方向に湾曲する整流
部33が設けられているために、従来と異なり、この整流
部33の湾曲面に沿って流れ、ウィンドウ4の裏面方向に
導かれる。このため、空気流Bはウィンドウ4の裏面に
沿って上昇する。
このように空気流Bがウィンドウ4の裏面に沿って流れ
るために、空気流Bより分岐した空気流Cも前記空気流
Bにつられてウィンドウ4の裏面を上昇することにな
る。さらに、前述のような空気流Cが逆流するような乱
流を生じないために、空気流Dもウィンドウ4の裏面に
そって流れることになる。
以上の実施例においては、付加計器3の裏面31が計器の
前方方向に湾曲し、かつ整流部33はこの湾曲面と反対方
向に湾曲した場合について説明したが、本考案はこれに
限定されるものではなく、前記付加計器の裏面形状に基
づき、またウィンドウ面の傾斜などを考慮し、種々の形
状の整流部を形成できることは明らかである。[考案の
効果] 以上説明したように、本考案による自動車用付加計器に
よれば、付加計器をインストルメントパネル上に設けた
ために生じるデフロスタ用開口より吹き出す空気の乱流
を防止することができ、結露除去、防止効果などを保持
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は付加計器を取りつけた自動車のインストルメン
トパネル付近の斜視図、第2図は前記付加計器を取付た
場合のデフロスタ用開口よりの空気流の状態を示す説明
図、第3図は本考案による付加計器の一実施例の斜視
図、第4図は前記一実施例の作用を説明するための説明
図である。 1…インストルメントパネル、3…付加計器、31…裏面
曲面、33…整流部、4…ウィンドウ、5…デフロスタノ
ズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルのデフロアスタ用
    開口後方の前記インストルメントパネル上に載置される
    自動車用付加計器において、前記デフロスタ用開口より
    吹き出す空気がウィンドウ方向に流れるように、裏面上
    部に整流部を形成したことを特徴とする自動車用付加計
    器。
JP1987046892U 1987-03-31 1987-03-31 自動車用付加計器 Expired - Lifetime JPH062826Y2 (ja)

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JP1987046892U JPH062826Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 自動車用付加計器

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JP1987046892U JPH062826Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 自動車用付加計器

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Publication Number Publication Date
JPS63154324U JPS63154324U (ja) 1988-10-11
JPH062826Y2 true JPH062826Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=30866977

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6115385B2 (ja) * 2013-07-31 2017-04-19 いすゞ自動車株式会社 デフロスターノズル構造
JP6182078B2 (ja) * 2014-01-17 2017-08-16 ダイキョーニシカワ株式会社 インストルメントパネル構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125616U (ja) * 1981-01-30 1982-08-05
JPH0522734Y2 (ja) * 1985-03-29 1993-06-11

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JPS63154324U (ja) 1988-10-11

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