JPH062824Y2 - リモート制御式フリーホイールハブ - Google Patents

リモート制御式フリーホイールハブ

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JPH062824Y2
JPH062824Y2 JP1045188U JP1045188U JPH062824Y2 JP H062824 Y2 JPH062824 Y2 JP H062824Y2 JP 1045188 U JP1045188 U JP 1045188U JP 1045188 U JP1045188 U JP 1045188U JP H062824 Y2 JPH062824 Y2 JP H062824Y2
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wheel hub
motor
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JP1045188U
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JPH01115936U (ja
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昌佳 志波
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、2輪駆動又は4輪駆動切替自在の自動車の4
輪駆動時のみ回転駆動される車輪の車軸と車輪ハブ間に
介装され、4輪駆動時に車軸と車輪ハブとをロックし、
2輪駆動時に車軸と車輪ハブとをフリーに分離するよう
に切替が遠隔制御されるリモート制御式フリーホイール
ハブに関する。
〈従来の技術〉 従来、フリーホイールハブ装置として、例えば実開昭59
-51620号公報記載のものが知られている。この公報記載
のフリーホイールハブ装置は、車軸管の外端部に回転自
在に組付けられた車輪ハブの外端に固着されるボデー
と、ボデー内で車軸管に挿通される車軸の外端突出部に
トルク伝達可能に連結されるインナスリーブと、ボデー
に車軸方向移動自在に組付けられたクラッチリングと、
ボデーに回転自在に取付けられるハンドルと、ハンドル
に連動してクラッチリングを車軸方向に移動させてイン
ナスリーブと係合させるカムフォロアとから成り、ハン
ドルを手動により回動することによりクラッチリングと
インナスリーブとを噛合させてトルク伝達可能とするも
のである。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述のフリーホイールハブ装置によれば、ハンドルの手
動操作で2輪駆動から4輪駆動への切替又はその逆を車
外の車輪部で行うため、運転車は、その都度、車外へ出
る必要があり、気象条件や路面状況の悪い時には不便で
わずらわしいものであった。
本考案の課題は、上述した従来のフリーホイールハブの
欠点を解消して4輪及び2輪駆動の切替を、車内におい
て電気的手段で遠隔的に制御可能であると共に簡単に構
成を有するリモート制御式フリーホイールハブを提供す
ることである。この課題を解消するために、本件出願人
は、第5図に示されたリモート制御式フリーホイールハ
ブを開発し、先に出願した。このリモート制御式フリー
ホイールハブは、運転車が運転席等での電気スイッチの
操作により、電気回転モータを正転又は逆転させ、それ
により2輪駆動または4輪駆動への切替を行うものであ
る。第5図に示された電気回転モータ用電気配線は、以
下の通りである。
車輪ハブ3と一体回転するボデー4の側壁内に電気回転
モータ8が配設されている。ボデー4の内部において、
モータ8からボデー4の断面周方向に延びたード線40
は、ボデー4内に配設された、モータ8とは別体のモー
タ用コネクタ41に接続されている。モータ用コネクタ41
の端面は、車輪ハブ3内に配設された、継電装置9と別
体の継電装置用コネクタ42の端面に接触している。継電
装置用コネクタ42は、リード線43によって、車輪ハブ3
内に配設された継電装置9に接続されている。継電装置
9は、ブラシホルダ9aを有し、このブラシホルダ9a
に2本の正極用ブラシ9e及び負極用ブラシ9fが保持
されている。これらのブラシ9e及び9fは、固定スピ
ンドル2に対して固着されたロックプレート24の外周面
に絶縁材27を介して支持されたスリップリング28に摺動
自在である。スリップリング28は、リード線29、コネク
タ30、及び固定スピンドル2の外周面の軸方向に配設さ
れたリード線32を介して車両内の制御ボックス33に接続
されている。
上述のリモート制御式フリーホイールハブは、車内から
4輪及び2輪駆動モード間の切替が可能な点で従来の技
術の欠点を解消したものであるが、モータ8及び継電装
置9とそれぞれ別体のモータ用コネクタ41及び継電装置
用コネクタ42を必要とするので、組付時の配線の断面又
は傷つきにより電気配線上の信頼性が低い欠点がまだあ
り、また、部品点数が多いため、加工工数、組付工数、
及び検査工数等の制作上の工数が多くなり、コスト高と
なる不利な点がある。
本考案は、これらの不利な点の解消も可能な新規なリモ
ート制御式フリーホイールハブを提供することも目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、ドライブシャフトと一体回転可能な車両回転
側に設けられた電気回転モータがドライブシャフトと車
輪ハブとを連結又は切離することにより2輪駆動と4輪
駆動との切替を行い、車両固定側に設けられた第1継電
要素と車両回転側に設けられた第2継電要素とが接触す
ることにより上記モータに電力を供給するリモート制御
式フリーホイールハブにおいて、前記第2継電要素は、
前記車輪ハブに備えられ、ブラシを介して前記第1継電
要素と接触し、且つ前記電気回転モータと電気的に接続
される第1端子を有し、前記電気回転モータが前記車輪
ハブの外端に固定されるボデーに備えられ、且つ前記モ
ータの外部に突出した第2端子を有し、前記ボデーを前
記車輪ハブの所定の位置に組付けることにより、前記第
2継電要素の前記第1端子と前記モータの前記第2端子
が圧接されて電気的に接続されることを特徴とする。
〈作用〉 電気回路モータが車両回転側へ据付けられることによ
り、第1及び第2端子が接触して第1及び第2端子間が
電気的に接続する。
〈実施例〉 以下、添付図面を参照して、本考案の一実施例にかかる
リモート制御式フリーホイールハブを詳細に説明する。
第1図において、ドライブシャフト1には、常時、トル
クが伝達されている。ドライブシャフト1は、すべり軸
受10を介して円筒状の固定スピンドル2に内嵌装され、
この固定スピンドル2に回転自在に支持されている。
上記固定スピンドル2の外周上に、ベアリング12を介し
て車輪ハブ3が回転自在に装着されている。車輪ハブ3
の外端に円筒状のボデー4がエンドキャップ13とともに
ボルト14により固定されている。ボデー4の内周面に
は、スプライ4aが設けられている。ボデー4内に、リ
ング7がプレート15及びスナップリング16により係止さ
れている。ドライブシャフト1と一体回転するインナー
ハブ6は、リング7により回転自在に支持されている。
ハンドル17は、ボデー4に取付けられたエンドキャップ
13の中央ボス部13aに回転自在に支持されている。ハン
ドル17の円筒状ボス部17bには、その外周面上にカム溝1
8が形成されている。ハンドル17のボス部17bの外周面に
カムフォロア19が組付けられ、カムフォロア19の爪部19
aがカム溝18に確動的に係合している。ハンドル17のカ
ム溝18とカムフォロア19の爪部19aとの係合により、ハ
ンドル17の回転運動がドライブシャフト1の軸方向の一
方又は他方へのカムフォロア19のスラスト運動に変換さ
れる。
上記カムフォロア19に当接して、ドライブシャフト1の
軸方向へ移動自在のクラッチリング5が配装されてい
る。クラッチリング5は、その外周面にボデー4側のス
プライン4aと嵌合するスプライン5aを有し、内周面
にインナーハブ6側のスプライン6aと嵌合するスプラ
イン5bとを有する。上記ハンドル17とカムフォロア19
との間、及びカムフォロア19とクリッチリング5との間
には、それぞれコスルスプリング21及び22が配装されて
いる。
上記ボデー4の側壁内に電気回転モータ8が配設されて
いる。電気回転モータ8として、ステッピングモータ又
は位置検出センサによってON−OFF制御される直流
モータが使用されている。電気回転モータ8はエンドキ
ャツプ13内に延びたシャフト8bを有し、シヤフト8b
の先端にピニオンギア23を有する。ピニオンギア23は、
ハンドル17外周部に形成されたギア17aと噛合する。
上記ベアリング12の外周面に当接して、ベアリング12の
抜け止め用にロックプレート24及びメックナット25が配
設されている。ロックナット25は、固定スピンドル2に
螺着され、ロックプレート24は、ボント26によってロッ
クナット25に一体結合されている。ロックプレート24の
外周部には、絶縁材27を介して2個のスリップリング28
が嵌着されている。したがって、スリップリング28は、
固定スピンドル2に対して固定されている。
上記スリップリング28は、ロックプレート24の内部に配
設されたリード線29、ロックプレート24と固定スピンド
ル2との間に配設されたコネクタ30、及び固定スピンド
ル2の外周面に形成された軸方向溝31に配設されたリー
ド線32によって車両内の制御ボックス33、運転席近くの
駆動モード切替えスイッチ、及び電源に接続されてい
る。
制御ボックス33は、第1駆動モード切替指令信号(4輪
駆動から2輪駆動への切替)及び第2駆動モード切替指
令信号(2輪駆動から4輪駆動への切替)を発する。
第2図に拡大して示されているように、上記電気回転モ
ータ8において、シャフト8bと反対側の面から2本の
電気接続用端子ロッド8aが電気回転モータ8の軸方向
に突出している。
他方、車輪ハブ3側には、継電装置9が設けられてい
る。この継電装置9には、第2継電要素が含まれ、ブラ
シホルブ9cを有し、このブラシホルダ9cは、電気回
転モータ8の端面と対向する、車輪ハブ3の外端面で開
口するよう車輪ハブ3に設けられた凹部3b内に配置さ
れている。ブラシホルダ9cには、車輪ハブ3の径方向
内方に延びた2本のブラシ挿入孔9dが設けられてい
る。これらのブラシ挿入孔9dから一部が突出するよう
にして正極用ブラシ9e及び負極用ブラシ9fがブラシ
挿入孔9d内に配置されている。これらの正極用ブラシ
9e及び負極用ブラシ9fの先端面は、それぞれ車両固
定側の第1継電要素であるスリップリング28の外周面
に接触している。したがって、車輪ハブ3が回転する場
合にはブラシ9e及び9fも回転し、スリップリング28
に対して摺動する。
正極用ブラシ9e及び負極用ブラシ9fの基端部には、
それぞれ全体形状がヘアピン状のスプリング9gの一方
のスプリングハーフ9hの先端に設けられた爪部9iに
よって把持されている。ヘアピン状スプリング9gの他
方のスプリングハーフ9jは、正極用及び負極用スプリ
ング状端子9b又は9bに接触している。これによ
り、正極用及び負極用ヘアピン状スプリング9gと正極
用及び負極用スプリング状端子9b及び9bとの電
気的接続が確保される。
上記正極用スプリング状端子9b及び負極用スプリン
グ状端子9bは、全体形状がほぼL字型であり、それ
ぞれの径方向部9kが車輪ハブ3の外端面側に位置して
いる。第4図に示されているように、これらの径方向部
9kが電気回転モータ8の各電気接続用端子ロッド8a
に常時接触する。上述のスプリング状端子9b、9b
を第2継電要素の中の第1端子とし、電気接続用端子
ロッド8aを第2端子とする。
上記の実施例においては、スプリング状端子9b及び
9bとヘアピン状スプリング9gとが別体に形成され
ていたが、一体に形成されていてもよい。
上記電気回転モータ8の一の電気接続端子がボデーアー
スされる場合には、スプリング状端子、ヘアピン状スプ
リング、ブラシ及びスリップリング等は1個のみでよ
い。
また、他の実施例として、電気接続端子ロッドの代りに
単なる突起でもよい。
また、他の実施例として、電気回転モータ8側にスプリ
ング状端子を設け、継電装置9側にロッド状又は突起状
の端子を設けるようにしてもよい。
〈考案の効果〉 上述のような考案によれば、第1及び第2端子がそれぞ
れ第2継電要素及びモータと一体に設けられているた
め、その間の電気配線が不要となり構造的にも組付作業
上からも簡単になり、断線及び接触不良などの問題が生
じず、モータ用電気系統の信頼性が向上する。
また、配線を通すための孔の加工が不要となる。なお別
途モータ用コネクタ及び継電装置用コネクタを設ける場
合にはその取付スペースを車輪ハブ及びボデー内に確保
する必要が生ずるがその必要も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のリモート制御式フリーホイールハブ
の縦断面図であり、上半分は2輪駆動モードを示し、下
半分は4輪駆動モードを示している。第2図は、第1図
のA部詳細図である。第3図は、第5図におけるIII−I
II線矢視図である。第4図は、第2図におけるIV−IV線
矢視端面図である。第5図は、本件出願人が先に開発し
たリモート制御式フリーホイールハブの縦断面図であ
り、上半分は2輪駆動モータを示し、下半分は4輪駆動
モードを示している。 1…ドライブシャフト,2…固定スピンドル, 3…車輪ハブ,4…ボデー, 8…電気回転モータ, 8a…電気接続用端子ロッド, 9…継電装置, 9b及び9b…スプリング状端子, 28…スリップリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライブシャフトと一体回転可能な車両回
    転側に設けられた電気回転モータがドライブシャフトと
    車輪ハブとを連結又は切離することにより2輪駆動と4
    輪駆動との切替を行い、車両固定側に設けられた第1継
    電要素と車両回転側に設けられた第2継電要素とが接触
    することにより上記モータに電力を供給するリモート制
    御式フリーホイールハブにおいて、 前記第2継電要素は、前記車輪ハブに備えられ、ブラシ
    を介して前記第1継電要素と接触し、且つ前記電気回転
    モータと電気的に接続される第1端子を有し、 前記電気回転モータが、前記車輪ハブの外端に固定され
    るボデーに備えられ、且つ前記モータの外部に突出した
    第2端子を有し、 前記ボデーを前記車輪ハブの所定の位置に組付けること
    により、前記第2継電要素の前記第1端子と前記モータ
    の前記第2端子が圧接されて電気的に接続されることを
    特徴とするリモート制御式フリーホイールハブ。
JP1045188U 1988-01-30 1988-01-30 リモート制御式フリーホイールハブ Expired - Lifetime JPH062824Y2 (ja)

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JPH01115936U JPH01115936U (ja) 1989-08-04
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