JPH0719060U - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH0719060U
JPH0719060U JP5178093U JP5178093U JPH0719060U JP H0719060 U JPH0719060 U JP H0719060U JP 5178093 U JP5178093 U JP 5178093U JP 5178093 U JP5178093 U JP 5178093U JP H0719060 U JPH0719060 U JP H0719060U
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electric power
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康夫 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動パワーステアリング装置の組立ての際の
配線の取り扱いを容易にするとともに耐久性を向上す
る。 【構成】 第1ハウジング2と第2ハウジング3のフラ
ンジ部2a,3a間にはカプラー30を挟持している。
このカプラー30は、外部駆動装置40と接続される外
部接続部31及び前記電動機20と接続される内部接続
部32を電気絶縁材料内に一体的に成形してなり、ま
た、カプラー30の一部にはブラシホルダー部33を形
成し、このブラシホルダー部33内にブラシ34を収納
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールの回転をピニオンを介 してラック軸に左右動として伝達し、このラック軸の両端に連結したタイロッド を介して車輪を転舵する際に、ステアリングシャフトの操舵トルク等を検出し、 この検出値に基づいて電動機を駆動し、この駆動力をラック軸にボールナット機 構を介して伝達することでパワーアシストを行うものである。
【0003】 斯かる電動パワーステアリング装置は、特開昭62−261573号公報等に も開示されるように、ハウジング内にラック軸を摺動自在に支持するとともに、 ハウジング内でラック軸の外側に電動機を同軸状に配置している。そして、電動 機への給電は外部駆動装置(電源)からの配線をハウジング内に導入し、これを 電動機に接続するようにしている。 この種の電動パワーステアリングは、最大通電電流が高く、しかもエンジンル ームに設置されていることから、高耐熱性の硬い被覆を用いた太い配線をハウジ ング内に引き込むことが必要である。このときハウジングと配線とのシールには ゴム製のグロメットを用いるのが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電動パワーステアリング装置にあっては、太い配線をそのまま ハウジング内に引き込むようにしているので、組立ての際の配線の取り廻し、グ ロメットを介してケースに固定することが厄介であり、しかも、被膜の硬い太い 配線をグロメットを介してシールしなくてはならないので、シールの深さが充分 にないと、シール性能が確保できず、耐久性の面で不利となる。また、シール深 さを充分とると大型化する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案に係る電動パワーステアリング装置は、ハウジン グ内に収納された電動機に電力を供給する外部駆動装置と接続される外部接続部 と、前記電動機と接続される内部接続部とを電気絶縁材料中に一体的に成形した カプラーを前記ハウジングに組み込むようにした。
【0006】
【作用】
分割した左右の第1ハウジング及び第2ハウジングを組み付ける際に、両者の フランジ部間にカプラー挟持した状態でボルトで結合する
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係る電動パワーステアリング装置の断面図、図2はハウジングに組み込んだカ プラーの平面図、図3は図2のA−A線断面図である。
【0008】 図中1はハウジングであり、このハウジング1は第1ハウジング2と第2ハウ ジング3とをそれぞれのフランジ部2a,3aをボルト4で接合してなり、ハウ ジング1内にはラック軸5が挿入され、このラック軸5の両端はハウジング1か ら突出しその端部にタイロッドが連結され、ラック軸5が左右に移動することで タイロッドを介して左右の車輪が操向される。
【0009】 前記第1ハウジング2内にはステアリングホイール6によって回転するステア リングシャフト7が挿入されるとともに操舵トルク検出機構8が配置され、ステ アリングシャフト7下端にはピニオン9を固着し、このピニオン9と前記ラック 軸5に刻設したラック10とを噛合せしめている。
【0010】 また、ラック軸5の外側には長尺筒状のナット部材11を配設している。この ナット部材11は一端がベアリング12を介して第1ハウジング2に回転自在に 支持されている。また、ナット部材11の他端はボールナット機構を構成する駒 式ナット13となっており、この駒式ナット13とラック軸5に形成したネジ溝 15との間にスチールボール14を保持している。
【0011】 また、前記第2ハウジング3の内側とナット部材11の筒部の外側の間には電 動機20を配設している。この電動機20は第2ハウジング3の内側にステータ (永久磁石)21を固着し、またナット部材11の筒部に鉄芯23を固着し、こ の鉄芯23に巻線22を巻回している。
【0012】 一方、前記第1ハウジング2と第2ハウジング3のフランジ部2a,3a間に はカプラー30を挟持している。尚、ず中37,38はシール材である。 このカプラー30は図2及び図3に示すように、外部駆動装置40と接続され る外部接続部31及び前記電動機20と接続される内部接続部32を電気絶縁材 料内に一体的に成形してなる。
【0013】 また、カプラー30の一部にはブラシホルダー部33を形成し、このブラシホ ルダー部33内にブラシ34を収納し、ブラシ34と内部接続部32とを柔軟可 撓導線35で接続するとともにスプリング36によってブラシ34を電動機20 のロータ(巻線)と接触する径方向内向に付勢している。
【0014】 以上において、操舵トルク検出機構8、車速センサ、モータ電流センサ、舵角 センサからの信号が制御装置(ECU)に入力され、この入力値に基づいて電動 機20への供給電力が決定され、この決定値に基づき電源を含む外部駆動装置4 0を介して電動機20が駆動される。 そして、電動機20が駆動されると、ナット部材11が回転し、このナット部 材11の回転がボールナット機構を介してラック軸5に左右方向動(パワーアシ スト)として伝達される。
【0015】 図4は別実施例に係るステアリング装置の断面図であり、この実施例にあって は電動機50としてブラシレスタイプのものを適用している。 即ち、電動機50は第2ハウジング3の内側面にステータとして巻線52を巻 回した鉄芯51を固着し、またナット部材11の外周にロータとしての永久磁石 53を取り付けるようにしている。
【0016】 上述したブラシレスタイプの電動機にあってはブラシがない代りに永久磁石5 3の回転位相を検出し、回転位置に応じた電流(正または負)を巻線52に供給 する必要がある。 このため、この実施例にあっては第1ハウジング2のフランジ部2aと第2ハ ウジング3のフランジ部3aとの間に挟持されるカプラー60に外部接続部61 、内部接続部62を一体的にモールドするとともに、ロータの回転角検出手段を 備えている。この回転角検出手段としてはIC基板63にホール素子64を取り 付けた構造とし、ナット部材11の外周に取り付けた永久磁石65の位置を検出 することで、ロータ(永久磁石53)の回転位置を検出するようにしている。
【0017】 このように、ブラシレスタイプの電動機50を用いることで、ブラシの摩耗が ないので、耐久性が大幅に向上する。
【0018】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案に係る電動パワーステアリング装置によれば、外 部駆動装置と接続される外部接続部と、前記電動機と接続される内部接続部とを 電気絶縁材料中に一体的に成形したカプラーをハウジングに組み込むようにした ので、断線やショートのおそれがないのは勿論のこと、組立ての際の配線の取り 扱いが容易であり、グロメットを使用する必要がないので、シール性能の確保が 容易となり、耐久性も向上する。
【0019】 また、電動機がブラシ付きの場合においては、カプラーにブラシホルダーとブ ラシホルダー内に収められたブラシを接触方向に付勢するスプリングを設けるこ とで、一方、電動機がブラシレス電動機の場合においては、カプラーに電動機の ロータの回転角検出手段を設けることで、組み付け性は更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動パワーステアリング装置の断
面図
【図2】カプラーの平面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】別実施例を示す図1と同様の断面図
【符号の説明】
1…ハウジング、5…ラック軸、11…ナット部材、2
0,50…電動機、21,53…永久磁石、23,51
…巻線、30,60…カプラー、31,61…外部接続
部、32,62…内部接続部、34…ブラシ、64…ホ
ール素子。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に収納された電動機に外部
    駆動装置から電力を供給することで補助操舵するように
    した電動パワーステアリング装置において、前記外部駆
    動装置と接続される外部接続部及び前記電動機と接続さ
    れる内部接続部を電気絶縁材料中に一体的に成形したカ
    プラーを前記ハウジングに組み込んだことを特徴とする
    電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動パワーステアリン
    グ装置において、前記電動機はブラシ付き電動機であ
    り、また前記カプラーはブラシホルダーとブラシホルダ
    ー内に収められたブラシを接触方向に付勢するスプリン
    グを備えていることを特徴とする電動パワーステアリン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電動パワーステアリン
    グ装置において、前記電動機はブラシレス電動機であ
    り、また前記カプラーは電動機のロータの回転角検出手
    段を備えていることを特徴とする電動パワーステアリン
    グ装置。
JP1993051780U 1993-09-24 1993-09-24 電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP2589135Y2 (ja)

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JP1993051780U JP2589135Y2 (ja) 1993-09-24 1993-09-24 電動パワーステアリング装置
US08/309,892 US5555951A (en) 1993-09-24 1994-09-20 Electrically operated power steering apparatus with improved housing assembly
DE4433881A DE4433881C2 (de) 1993-09-24 1994-09-22 Elektrische Lenkservovorrichtung mit verbessertem Gehäuse

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Publications (2)

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JPH0719060U true JPH0719060U (ja) 1995-04-04
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513299U (ja) * 1974-06-24 1976-01-10
JP2001130425A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Toyoda Mach Works Ltd ブラシレス直流モータ
JP2002225736A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
JP2003515499A (ja) * 1999-12-01 2003-05-07 ティッセンクルップ・プレスタ・アクチエンゲゼルシヤフト 高効率の管状電気かじ取り補助配置

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