JP2004040853A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置駆動用のモータ構造が簡単で、その給電線やリード線等の配線の接続作業を容易に行え、装置の組付作業における作業性を向上させる。
【解決手段】電動パワーステアリング装置のブラシレスモータ20は、一端側にフロントブラケット(取付脚部)26を固定したケース21と、ケース21に固定されたステータ22と、ケース21の両端部に設けた軸受23a,23bに支持されたロータ軸24に固定され、ステータ22の中心部に回転自在に設けられているロータ25とを備えている。ケース21の他端に着脱可能に装着された樹脂モールド体28には、ロータ25の回転角を検出するホール素子(回転センサ)29を設けた基板30とセンサ用端子(端子)31が一体に組み込まれ、センサ用端子31とステータ25のコイル22bの給電用端子(端子)34とがケース21の他端部方向へ取り出されている。
【選択図】 図1
【解決手段】電動パワーステアリング装置のブラシレスモータ20は、一端側にフロントブラケット(取付脚部)26を固定したケース21と、ケース21に固定されたステータ22と、ケース21の両端部に設けた軸受23a,23bに支持されたロータ軸24に固定され、ステータ22の中心部に回転自在に設けられているロータ25とを備えている。ケース21の他端に着脱可能に装着された樹脂モールド体28には、ロータ25の回転角を検出するホール素子(回転センサ)29を設けた基板30とセンサ用端子(端子)31が一体に組み込まれ、センサ用端子31とステータ25のコイル22bの給電用端子(端子)34とがケース21の他端部方向へ取り出されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、舵輪に連動する舵軸にブラシレスモータにより回転力を与えて操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置に関するのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の電動パワーステアリング装置として、例えば、図3に示すように、ギヤボックス1に、入力軸2と、該入力軸2にトーションバーを介して一端を連結されると共に、他端をラック、ピニオンからなる舵取機構3に連結されている出力軸と、該出力軸にウォーム、ウォームホイールからなる減速機構4を介して連結された電動モータ5とを備え、車両の車体6に取り付けた支持部材7に支持された舵軸8がステアリングハンドル(舵輪)9により回転され、ジョイント10を介して前記入力軸2が回転されて舵取機構3が動作されるとき、トルクセンサが前記トーションバーに生ずる捩れに応じて入力軸2と出力軸との間に作用するトルクを検出し、その検出トルクにもとづいて前記電動モータ5が駆動制御され、この電動モータ5の回転が前記減速機構4を介して前記出力軸に伝達され、これにより、舵取機構3の動作が補助され、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記電動パワーステアリング装置の電動モータ5は、ブラシレスモータが使用されており、出力軸側に配した厚手のフロントブラケット5aと、該フロントブラケット5aに一端を取り付け他端側が閉鎖された筒状のケース5bと、前記フロントブラケット5aに設置した軸受とケース5bの閉鎖端部の内側の軸受ボックス5c内に設置された軸受とで回転自在に支持したロータと、ケース5bの内周部に支持したステータとを備え、前記フロントブラケット5aを介して前記ギヤボックス1に取り付けられ、フロントブラケット5aから外に突出された前記ロータの出力軸を前記減速機構4のウォーム軸に連結する構成とされると共に、前記フロントブラケット5aの外周部から、ステータのコイルに対する給電線11aと前記ロータの回転角度を検出する回転センサのリード線11bを取り出す構成とされている。
【0004】
しかしながら、前記電動パワーステアリング装置は、車体6のダッシュパネル12下の奥まった場所に設けられているために、手が入りにくく、ギヤボックス1に電動モータ5を取り付ける際、前記給電線11aやリード線11bが邪魔になったり、それらに損傷を与えるおそれがあり、また、給電線11aやリード線11bの引き出し部の防水施工が良好に行えず、それらの電源やモータ駆動回路との接続作業が簡単に行えない不満があった。さらに、電動モータ5自体も長手寸法が大きく、余分な設置スペースを要すると共に、コスト高につく問題もあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、操舵力をアシストするブラスレスモータの構造が簡単となり、給電線やリード線等の配線の接続作業が容易に行えて、装置の組付作業における作業性を向上させることができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、一端が閉鎖された円筒状のケースと、ケースの内周壁部に固定して設けたステータと、ケースの他端の開口部を塞ぐように設けられたリヤブラケットと、ケースの一端部およびリヤブラケットに設けた軸受にロータ軸が支持され、前記ステータの中心部に回転自在に設けられているロータと、該ロータの回転位置を検出する回転センサとを備えたブラシレスモータにより駆動される電動パワーステアリング装置において、前記ケースには前記ロータの出力軸側にフロントブラケットが設けられ、前記ステータのコイルに接続された端子と前記回転センサに接続された端子とが前記ケースのフロントブラケットを設けた側と反対側の端部方向に取り出されて設けられていることを特徴としている。
【0007】
請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、ステータのコイルに接続された端子と回転センサに接続された端子には、それぞれケースのフロントブラケットを設けた側と反対側の端部に設けたカプラーが直接に接続されていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置について図1、図2を参照して説明する。
この実施の形態に係る電動パワーステアリング装置は、舵軸に回転力を与える電動モータとして特有のブラシレスモータ20を備えている。このブラシレスモータ20は、円筒状で横長のケース21と、該ケース21の内周壁部の固定されたステータコア22aにコイル22bを巻いてなるステータ22と、前記ケース21の両端部に設けた軸受23a,23bに支持されたロータ軸24に鉄芯25aを介してマグネット25bを固定してなり、前記ステータ22の中心部に回転自在に設けられているロータ25とを備えている。
【0009】
前記ケース21は、その一端部(図1で左端部)が閉鎖され、他端部(図1で右端部)が開口されて形成された円筒状のケース本体21aと、該ケース本体21aの他端の開口部にそれを塞ぐように装着して設けられた円板状のリヤプレート(リヤブラケット)21bとからなり、一端側の外周部における直径方向の対向位置には、ブラシレスモータ(モータ)20を電動パワーステアリング装置の前記ギヤボックス1に固定するための正面視で三角形状、側面視でL字状にプレス加工されたフロントブラケット(取付脚部)26,26が溶接等により固着されており、各フロントブラケット26,26にはボルト孔26a,26aがあけられている。
【0010】
また、前記ケース21の一端壁面の中心部には、外側が開放された円形の凹所21cが設けられ、該凹所21cに前記一端部の軸受23aが装着されており、該軸受23aに支持されてケース本体21aの一端側へ突き出した前記ロータ軸24の一端部分は、モータ20の出力軸24aとして継ぎ手27を介して前記電動パワーステアリング装置の減速機構4のウォーム軸に連結されるようになっている。
【0011】
前記リヤプレート21bは、中央に前記ロータ軸24の他端部を支持する軸受23bを装着する軸受装着穴を設けたリング部21dを備えており、前記ケース本体21aの一端部を閉鎖する円盤状の樹脂モールド体28の内部に、前記リング部21dの軸受装着穴部を除いて埋設されている。
前記樹脂モールド体28は、前記ケース本体21aの他端の開口部に液密に嵌合され、外端面(図1で右端面)が閉鎖したフランジ28aを有すると共に、該フランジ28aの内側部に前記ロータ25の外径と略同一の外径に形成されたリング状の装着部28bを有している。該装着部28bの内端面(図1の左端面)には、前記ロータ25のマグネット25bの回転位置を検出するホール素子等の回転センサ29を設けた環状の基板30が取り付けられている。回転センサ29は前記ホール素子に代えてレゾルバを使用してもよい。
【0012】
前記基板30には前記回転センサ29に接続されたセンサ用端子(端子)31が取り付けられ、該センサ用端子31は前記樹脂モールド体28に埋設されて、外端部が前記リヤプレート21bの穴部21fを通して、樹脂モールド体28の外端面にそれから垂直に突出して一体に設けたセンサ用カプラー(カプラー)32の内側に接続されている。前記センサ用端子31は、実際には、3個の回転センサ29の信号線と2本の電源用線に対応して5本設けられるが、図1では、それらを1本の端子で代表させている。
【0013】
また、前記装着部28bの中心部には円形穴状の空所28cが設けられ、空所28c内に前記リヤプレート21bのリング部21dがその軸受装着穴部を露出されており、空所28cを通して前記軸受23bがリング部21dに装着できるようになっている。
さらに、前記樹脂モールド体28の外端面には、給電用カプラー(カプラー)33が樹脂モールドにより垂直に突出して一体に設けられており、前記ステータ22のコイル22bの引き出し端部に接続した給電用端子(端子)34が、リヤプレート21bの穴21eおよび給電用カプラー33の挿通孔33aを通して給電用カプラー33の内側に挿入、接続されている。給電用端子34は、その基端部がコイル22bのマウント22cに埋設されて固定、支持されており、実際には、コイル22bのU,V,W相用巻線に対応して6本設けられるが、図1では、それらを1本の端子で代表させている。
【0014】
なお、前記ケース21の一端側には、周方向に沿って間隔をあけて複数個の突起21gが内壁面に突出して設けられており、該突起21gに前記ステータ22のステータコア22aの一端(図1の左端)が当接して、ステータ22がモータ20の軸方向における位置決めがなされた後、前記樹脂モールド体28がケース本体21aの他端の開口部からケース本体21a内に挿入され、コイル22bに樹脂モールドを施してなる前記マウント22cに当接された状態で、ケース本体21aの他端部を内周側に折曲して樹脂モールド体28の外端面にカシメ付けることによってステータ22をケース本体21aに固定するようになっている。
【0015】
図中35は、樹脂モールド体28のフランジ28aの外周に形成した環状溝に装着したシールリングであり、ケース21aの他端と樹脂モールド体28との嵌合部を液密に保持している。
また、前記センサ用カプラー32と給電用カプラー33には、それらに接合される相手カプラーが接続されたとき、それらがセンサ用カプラー32と給電用カプラー33gから不用意に抜け出るのを防ぐ係止部32aと係止突起33bがそれぞれ設けられている。
【0016】
前記構成のブラシレスモータ20は、従来のブラシレスモータ5と同様に、電動式パワーステアリング装置のギヤボックス1に、フロントブラケット26を介してボルトで取り付け、その出力軸24aを継ぎ手27によって前記減速機構4のウォーム軸に連結する。そして、前記樹脂モールド28に設けたセンサ用カプラー32と給電用カプラー33とにモータ駆動回路や電源から導出された配線の端部に設けたカプラーを接続して使用する。
【0017】
この実施の形態に係る電動パワーステアリング装置によれば、前記ブラシレスモータ20が、ステータ22のコイル22bの引き出し線部と、ロータ25の回転位置を検出するホール素子29のリード線部とが、モータ20の軸方向に関し、フロントブラケット26と反対側(出力軸24aと反対側)におけるリヤプレート21bの端面側に給電用端子34、センサ用端子31によって取り出されて、それぞれ、直接に、給電用カプラー33、センサ用カプラ32に接続された構成とされているので、従来の電動パワーステアリング装置のように、ブラシレスモータ5の出力軸側のフロントブラケット5aから複数のリード線5a,5bが引き出されていないため、構造が簡単、小型であり、ブラシレスモータ20を前記ギヤボックス1に取り付けるに際して、前記各リード線が邪魔になったり、各リード線に損傷を与えるといった不都合が生じることがなく、その取付作業を円滑、容易に行うことができると共に、前記給電用端子34、センサ用端子32を電源やモータ駆動回路等へ接続する操作も単にカプラーをはめ込むだけで済むので、特に、電動パワーステアリング装置の奥まった場所にモータ20を設置する場合でも、その設置作業と配線の接続作業を安全、容易に行うことができる。
【0018】
また、前記実施の形態に係る電動パワーステアリング装置によれば、前記ブラシレスモータ20を、ケース21の後端に着脱可能な樹脂モールド体28に、センサ用カプラー32と給電用カプラー33とを一体に形成すると共に、ホール素子29を設けた基板30やそのリード線部に接続したセンサ用端子31を一体に設けて、該センサ用端子32と給電用端子34を、それぞれ、直接に、センサ用カプラ32と給電用カプラー33に接続した構成としたので、モータ20からの引き出し配線が不要となり、その防水処理が不要となって信頼性が向上され、モータ20の組み付け工数が低減されて低コスト化を実現できる。
【0019】
さらに、前記樹脂モールド体28にケース21のリヤプレート21bが一体に埋設され、該リヤプレート21bに装着した他端部の軸受け23bによりロータ軸24の他端部を支持し、該ロータ軸24の一端部をケース本体21の一端に開放した凹所21cに装着した一端部の軸受23aによって支持する構成としたので、一端部の軸受23aはモータ20をその取付部から外せば、容易に点検することができ、また、他端部の軸受23bは、樹脂モールド体28をケース本体21aの他端部から取り外すことによって、樹脂モールド体28の空所28cからリヤプレート21bのリング部21d内に装着されている状態で点検することができ、軸受けの管理が容易である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る電動パワーステアリング装置によれば、該装置を駆動するブラシレスモータを、ケースにおけるロータの出力軸側に取付脚部が設けられ、ステータのコイルの端子と回転センサの端子とが前記ケースの取付脚部を設けた側と反対側の端部方向に取り出されて設けられている構成としたので、従来の電動パワーステアリング装置のように、ブラシレスモータのフロントブラケットから複数のリード線が引き出されていないため、ブラシレスモータを所定箇所に取り付けるに際して、前記各リード線が邪魔になったり、各リード線に損傷を与えるといった不都合が生じることが全くなく、奥まって手の入りにくい場所であっても、その取付作業を円滑、容易に行うことができる。また、前記各端子の電源やモータ駆動回路等に対する配線の接続作業も容易に行うことができる。
【0021】
請求項2に係る電動パワーステアリング装置によれば、ブラシレスモータのステータのコイルに接続された端子と回転センサの端子に、それぞれケースの後端部に設けたカプラーが直接に接続されているので、前記各端子とカプラーとを接続するリート線等による配線が不要となり、配線部分に対する防水処理が不要となって製品の信頼性を高めることができる。前記各端子の電源やモータ駆動回路等に対する配線の接続作業も単にカプラーの着脱のみによって一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置のブラシレスモータを一部断面で示す側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】従来の電動パワーステアリング装置を示す設明図である。
【符号の説明】
1 ギヤボックス
3 操舵機構
5,20 ブラシレスモータ
21 ケース
21a ケース本体
21b リヤプレート(リヤブラケット)
22 ステータ
23a,23b 軸受
24 ロータ軸
24a 出力軸
25 ロータ
26 フロントブラケット(取付脚部)
28 樹脂モールド体
29 ホール素子(回転センサ)
30 基板
31 センサ用端子(端子)
32 センサ用カプラー(カプラー)
33 給電用カプラー(カプラー)
34 給電用端子(端子)
【発明の属する技術分野】
本発明は、舵輪に連動する舵軸にブラシレスモータにより回転力を与えて操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置に関するのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の電動パワーステアリング装置として、例えば、図3に示すように、ギヤボックス1に、入力軸2と、該入力軸2にトーションバーを介して一端を連結されると共に、他端をラック、ピニオンからなる舵取機構3に連結されている出力軸と、該出力軸にウォーム、ウォームホイールからなる減速機構4を介して連結された電動モータ5とを備え、車両の車体6に取り付けた支持部材7に支持された舵軸8がステアリングハンドル(舵輪)9により回転され、ジョイント10を介して前記入力軸2が回転されて舵取機構3が動作されるとき、トルクセンサが前記トーションバーに生ずる捩れに応じて入力軸2と出力軸との間に作用するトルクを検出し、その検出トルクにもとづいて前記電動モータ5が駆動制御され、この電動モータ5の回転が前記減速機構4を介して前記出力軸に伝達され、これにより、舵取機構3の動作が補助され、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記電動パワーステアリング装置の電動モータ5は、ブラシレスモータが使用されており、出力軸側に配した厚手のフロントブラケット5aと、該フロントブラケット5aに一端を取り付け他端側が閉鎖された筒状のケース5bと、前記フロントブラケット5aに設置した軸受とケース5bの閉鎖端部の内側の軸受ボックス5c内に設置された軸受とで回転自在に支持したロータと、ケース5bの内周部に支持したステータとを備え、前記フロントブラケット5aを介して前記ギヤボックス1に取り付けられ、フロントブラケット5aから外に突出された前記ロータの出力軸を前記減速機構4のウォーム軸に連結する構成とされると共に、前記フロントブラケット5aの外周部から、ステータのコイルに対する給電線11aと前記ロータの回転角度を検出する回転センサのリード線11bを取り出す構成とされている。
【0004】
しかしながら、前記電動パワーステアリング装置は、車体6のダッシュパネル12下の奥まった場所に設けられているために、手が入りにくく、ギヤボックス1に電動モータ5を取り付ける際、前記給電線11aやリード線11bが邪魔になったり、それらに損傷を与えるおそれがあり、また、給電線11aやリード線11bの引き出し部の防水施工が良好に行えず、それらの電源やモータ駆動回路との接続作業が簡単に行えない不満があった。さらに、電動モータ5自体も長手寸法が大きく、余分な設置スペースを要すると共に、コスト高につく問題もあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、操舵力をアシストするブラスレスモータの構造が簡単となり、給電線やリード線等の配線の接続作業が容易に行えて、装置の組付作業における作業性を向上させることができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、一端が閉鎖された円筒状のケースと、ケースの内周壁部に固定して設けたステータと、ケースの他端の開口部を塞ぐように設けられたリヤブラケットと、ケースの一端部およびリヤブラケットに設けた軸受にロータ軸が支持され、前記ステータの中心部に回転自在に設けられているロータと、該ロータの回転位置を検出する回転センサとを備えたブラシレスモータにより駆動される電動パワーステアリング装置において、前記ケースには前記ロータの出力軸側にフロントブラケットが設けられ、前記ステータのコイルに接続された端子と前記回転センサに接続された端子とが前記ケースのフロントブラケットを設けた側と反対側の端部方向に取り出されて設けられていることを特徴としている。
【0007】
請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、ステータのコイルに接続された端子と回転センサに接続された端子には、それぞれケースのフロントブラケットを設けた側と反対側の端部に設けたカプラーが直接に接続されていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置について図1、図2を参照して説明する。
この実施の形態に係る電動パワーステアリング装置は、舵軸に回転力を与える電動モータとして特有のブラシレスモータ20を備えている。このブラシレスモータ20は、円筒状で横長のケース21と、該ケース21の内周壁部の固定されたステータコア22aにコイル22bを巻いてなるステータ22と、前記ケース21の両端部に設けた軸受23a,23bに支持されたロータ軸24に鉄芯25aを介してマグネット25bを固定してなり、前記ステータ22の中心部に回転自在に設けられているロータ25とを備えている。
【0009】
前記ケース21は、その一端部(図1で左端部)が閉鎖され、他端部(図1で右端部)が開口されて形成された円筒状のケース本体21aと、該ケース本体21aの他端の開口部にそれを塞ぐように装着して設けられた円板状のリヤプレート(リヤブラケット)21bとからなり、一端側の外周部における直径方向の対向位置には、ブラシレスモータ(モータ)20を電動パワーステアリング装置の前記ギヤボックス1に固定するための正面視で三角形状、側面視でL字状にプレス加工されたフロントブラケット(取付脚部)26,26が溶接等により固着されており、各フロントブラケット26,26にはボルト孔26a,26aがあけられている。
【0010】
また、前記ケース21の一端壁面の中心部には、外側が開放された円形の凹所21cが設けられ、該凹所21cに前記一端部の軸受23aが装着されており、該軸受23aに支持されてケース本体21aの一端側へ突き出した前記ロータ軸24の一端部分は、モータ20の出力軸24aとして継ぎ手27を介して前記電動パワーステアリング装置の減速機構4のウォーム軸に連結されるようになっている。
【0011】
前記リヤプレート21bは、中央に前記ロータ軸24の他端部を支持する軸受23bを装着する軸受装着穴を設けたリング部21dを備えており、前記ケース本体21aの一端部を閉鎖する円盤状の樹脂モールド体28の内部に、前記リング部21dの軸受装着穴部を除いて埋設されている。
前記樹脂モールド体28は、前記ケース本体21aの他端の開口部に液密に嵌合され、外端面(図1で右端面)が閉鎖したフランジ28aを有すると共に、該フランジ28aの内側部に前記ロータ25の外径と略同一の外径に形成されたリング状の装着部28bを有している。該装着部28bの内端面(図1の左端面)には、前記ロータ25のマグネット25bの回転位置を検出するホール素子等の回転センサ29を設けた環状の基板30が取り付けられている。回転センサ29は前記ホール素子に代えてレゾルバを使用してもよい。
【0012】
前記基板30には前記回転センサ29に接続されたセンサ用端子(端子)31が取り付けられ、該センサ用端子31は前記樹脂モールド体28に埋設されて、外端部が前記リヤプレート21bの穴部21fを通して、樹脂モールド体28の外端面にそれから垂直に突出して一体に設けたセンサ用カプラー(カプラー)32の内側に接続されている。前記センサ用端子31は、実際には、3個の回転センサ29の信号線と2本の電源用線に対応して5本設けられるが、図1では、それらを1本の端子で代表させている。
【0013】
また、前記装着部28bの中心部には円形穴状の空所28cが設けられ、空所28c内に前記リヤプレート21bのリング部21dがその軸受装着穴部を露出されており、空所28cを通して前記軸受23bがリング部21dに装着できるようになっている。
さらに、前記樹脂モールド体28の外端面には、給電用カプラー(カプラー)33が樹脂モールドにより垂直に突出して一体に設けられており、前記ステータ22のコイル22bの引き出し端部に接続した給電用端子(端子)34が、リヤプレート21bの穴21eおよび給電用カプラー33の挿通孔33aを通して給電用カプラー33の内側に挿入、接続されている。給電用端子34は、その基端部がコイル22bのマウント22cに埋設されて固定、支持されており、実際には、コイル22bのU,V,W相用巻線に対応して6本設けられるが、図1では、それらを1本の端子で代表させている。
【0014】
なお、前記ケース21の一端側には、周方向に沿って間隔をあけて複数個の突起21gが内壁面に突出して設けられており、該突起21gに前記ステータ22のステータコア22aの一端(図1の左端)が当接して、ステータ22がモータ20の軸方向における位置決めがなされた後、前記樹脂モールド体28がケース本体21aの他端の開口部からケース本体21a内に挿入され、コイル22bに樹脂モールドを施してなる前記マウント22cに当接された状態で、ケース本体21aの他端部を内周側に折曲して樹脂モールド体28の外端面にカシメ付けることによってステータ22をケース本体21aに固定するようになっている。
【0015】
図中35は、樹脂モールド体28のフランジ28aの外周に形成した環状溝に装着したシールリングであり、ケース21aの他端と樹脂モールド体28との嵌合部を液密に保持している。
また、前記センサ用カプラー32と給電用カプラー33には、それらに接合される相手カプラーが接続されたとき、それらがセンサ用カプラー32と給電用カプラー33gから不用意に抜け出るのを防ぐ係止部32aと係止突起33bがそれぞれ設けられている。
【0016】
前記構成のブラシレスモータ20は、従来のブラシレスモータ5と同様に、電動式パワーステアリング装置のギヤボックス1に、フロントブラケット26を介してボルトで取り付け、その出力軸24aを継ぎ手27によって前記減速機構4のウォーム軸に連結する。そして、前記樹脂モールド28に設けたセンサ用カプラー32と給電用カプラー33とにモータ駆動回路や電源から導出された配線の端部に設けたカプラーを接続して使用する。
【0017】
この実施の形態に係る電動パワーステアリング装置によれば、前記ブラシレスモータ20が、ステータ22のコイル22bの引き出し線部と、ロータ25の回転位置を検出するホール素子29のリード線部とが、モータ20の軸方向に関し、フロントブラケット26と反対側(出力軸24aと反対側)におけるリヤプレート21bの端面側に給電用端子34、センサ用端子31によって取り出されて、それぞれ、直接に、給電用カプラー33、センサ用カプラ32に接続された構成とされているので、従来の電動パワーステアリング装置のように、ブラシレスモータ5の出力軸側のフロントブラケット5aから複数のリード線5a,5bが引き出されていないため、構造が簡単、小型であり、ブラシレスモータ20を前記ギヤボックス1に取り付けるに際して、前記各リード線が邪魔になったり、各リード線に損傷を与えるといった不都合が生じることがなく、その取付作業を円滑、容易に行うことができると共に、前記給電用端子34、センサ用端子32を電源やモータ駆動回路等へ接続する操作も単にカプラーをはめ込むだけで済むので、特に、電動パワーステアリング装置の奥まった場所にモータ20を設置する場合でも、その設置作業と配線の接続作業を安全、容易に行うことができる。
【0018】
また、前記実施の形態に係る電動パワーステアリング装置によれば、前記ブラシレスモータ20を、ケース21の後端に着脱可能な樹脂モールド体28に、センサ用カプラー32と給電用カプラー33とを一体に形成すると共に、ホール素子29を設けた基板30やそのリード線部に接続したセンサ用端子31を一体に設けて、該センサ用端子32と給電用端子34を、それぞれ、直接に、センサ用カプラ32と給電用カプラー33に接続した構成としたので、モータ20からの引き出し配線が不要となり、その防水処理が不要となって信頼性が向上され、モータ20の組み付け工数が低減されて低コスト化を実現できる。
【0019】
さらに、前記樹脂モールド体28にケース21のリヤプレート21bが一体に埋設され、該リヤプレート21bに装着した他端部の軸受け23bによりロータ軸24の他端部を支持し、該ロータ軸24の一端部をケース本体21の一端に開放した凹所21cに装着した一端部の軸受23aによって支持する構成としたので、一端部の軸受23aはモータ20をその取付部から外せば、容易に点検することができ、また、他端部の軸受23bは、樹脂モールド体28をケース本体21aの他端部から取り外すことによって、樹脂モールド体28の空所28cからリヤプレート21bのリング部21d内に装着されている状態で点検することができ、軸受けの管理が容易である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る電動パワーステアリング装置によれば、該装置を駆動するブラシレスモータを、ケースにおけるロータの出力軸側に取付脚部が設けられ、ステータのコイルの端子と回転センサの端子とが前記ケースの取付脚部を設けた側と反対側の端部方向に取り出されて設けられている構成としたので、従来の電動パワーステアリング装置のように、ブラシレスモータのフロントブラケットから複数のリード線が引き出されていないため、ブラシレスモータを所定箇所に取り付けるに際して、前記各リード線が邪魔になったり、各リード線に損傷を与えるといった不都合が生じることが全くなく、奥まって手の入りにくい場所であっても、その取付作業を円滑、容易に行うことができる。また、前記各端子の電源やモータ駆動回路等に対する配線の接続作業も容易に行うことができる。
【0021】
請求項2に係る電動パワーステアリング装置によれば、ブラシレスモータのステータのコイルに接続された端子と回転センサの端子に、それぞれケースの後端部に設けたカプラーが直接に接続されているので、前記各端子とカプラーとを接続するリート線等による配線が不要となり、配線部分に対する防水処理が不要となって製品の信頼性を高めることができる。前記各端子の電源やモータ駆動回路等に対する配線の接続作業も単にカプラーの着脱のみによって一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置のブラシレスモータを一部断面で示す側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】従来の電動パワーステアリング装置を示す設明図である。
【符号の説明】
1 ギヤボックス
3 操舵機構
5,20 ブラシレスモータ
21 ケース
21a ケース本体
21b リヤプレート(リヤブラケット)
22 ステータ
23a,23b 軸受
24 ロータ軸
24a 出力軸
25 ロータ
26 フロントブラケット(取付脚部)
28 樹脂モールド体
29 ホール素子(回転センサ)
30 基板
31 センサ用端子(端子)
32 センサ用カプラー(カプラー)
33 給電用カプラー(カプラー)
34 給電用端子(端子)
Claims (2)
- 一端が閉鎖された円筒状のケースと、ケースの内周壁部に固定して設けたステータと、ケースの他端の開口部を塞ぐように設けられたリヤブラケットと、ケースの一端部およびリヤブラケットに設けた軸受にロータ軸が支持され、前記ステータの中心部に回転自在に設けられているロータと、該ロータの回転位置を検出する回転センサとを備えたブラシレスモータにより駆動される電動パワーステアリング装置において、
前記ケースには前記ロータの出力軸側にフロントブラケットが設けられ、前記ステータのコイルに接続された端子と前記回転センサに接続された端子とが前記ケースのフロントブラケットを設けた側と反対側の端部方向に取り出されて設けられていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記ステータのコイルに接続された端子と前記回転センサに接続された端子には、それぞれケースのフロントブラケットを設けた側と反対側の端部に設けたカプラーが直接に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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