JPH06281676A - 光学式物理量検出センサ - Google Patents

光学式物理量検出センサ

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JPH06281676A
JPH06281676A JP5070340A JP7034093A JPH06281676A JP H06281676 A JPH06281676 A JP H06281676A JP 5070340 A JP5070340 A JP 5070340A JP 7034093 A JP7034093 A JP 7034093A JP H06281676 A JPH06281676 A JP H06281676A
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optical
optical fiber
light
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Hisakazu Okajima
久和 岡島
Masanobu Yamamoto
正信 山本
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】偏光手段11、入射光の偏光成分間に印加電
圧、印加電界に応じた位相差を付与し、または入射光の
偏光面を印加磁界に応じて回転させるする光学手段1
2、32、および検光手段13を備え、光源15から出
射する光を光ファイバー16aを介して偏光手段11に
導入するとともに、検光手段13から出射する光を光フ
ァイバー16bを介して導出する光学式物理量検出セン
サにおいて、結合効率の向上を図る。 【構成】各光ファイバー16a,16bとしてコア径が
200〜500μmで開口数が0.3〜0.7の特性を有する光ファ
イバーを採用し、コア径が中口径の光ファイバーを採用
してコア径が大口径のファイバーの折れ易さ、ベンデイ
ングの悪影響を解消して結合効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光電圧センサ、光電界
センサ、光磁界センサ等光学式物理量検出センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学式物理量検出センサの一形式として
特開昭61−221687号公報に示されているよう
に、偏光手段、入射光の偏光面を印加磁界に応じて回転
させる光学手段、および検光手段を備え、光源から出射
する光を光ファイバーを介して前記偏光手段に導入する
とともに、前記検光手段から出射する光を光ファイバー
を介して導出する光学式物理量検出センサが知られてい
る。かかる形式のセンサにおいて、前記光学手段として
上記した公報に示されているようにファラデー素子を採
用した場合には、磁界の強度を検出する光磁界セイサが
構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報に示された光磁界センサにおいては、光ファィバーと
して500μm以上という大口径の光ファイバーを採用し
て、光源からの出射光を光ファイバーに大量の光(大光
量)が導入できるようにして、結合効率の向上を意図し
ている。しかしながら、当該光磁界センサにおいては、
光源からの出射光を光ファイバーに大光量導入すること
ができるものの、光ファイバーが大口径のため折れ易
く、また、ファイバーベンディングによる光量損失があ
る。また、当該光磁界センサのごとく、光ファイイバー
としてプラスチツク製のものを採用した場合には、光フ
ァイバーの熱膨張、熱収縮等に起因して温度特性が悪
く、損失温度依存性、波長温度依存性等の悪特性が発生
する。
【0004】従って、本発明の目的は、上記した光磁界
センサを含む光学式物理量検出センサにおいて、結合効
率を向上させかつ上記した問題を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、偏光手段、入
射光の偏光成分間に印加電圧、印加電界に応じた位相差
を付与し、または入射光の偏光面を印加磁界に応じて回
転させる光学手段、および検光手段を備え、光源から出
射する光を光ファイバーを介して前記偏光手段に導入す
るとともに、前記検光手段から出射する光を光ファイバ
ーを介して導出する光学式物理量検出センサにおいて、
前記各光ファイバーとしてコア径が200〜500μmで開口
数が0.3〜0.7の特性を有する光ファイバーを採用したこ
とを特徴とするものである。当該検出センサにおいて前
記各光フアイバーはステップインデックス型石英系ファ
イバー、グレーデッドインデックス型石英ファイバー、
多成分系ガラスファイバー等ガラス質のものであること
が好ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】かかる構成の光学式物理量検出セ
ンサにおいては、光フアイバーのコア径が200〜500μm
であって、500μm以上という大口径の光ファイバーに
比較して中口径であるため光量の導入量の点では劣るも
のの、大口径に起因する問題点であるファイバーの折れ
易さ、ファイバーベンディングによる光量損失が解消さ
れる。また、当該光フアイバーは開口数が0.3〜0.7とい
う大きな開口数のものを採用しているため、光ファイバ
ーには大光量を導入することができ、中口径のファイバ
ーに起因する光量導入の損失を補うことができる。
【0007】従って、当該光学式物理量検出センサにお
いては、コア径が大口径の光フアイバーに起因する問題
を解消し得るとともに、結合効率の向上を図ることがで
きる。このことは、複数のセンサと複数の光源および検
出器とを結合する多芯コネクタにおいては、コネクタの
芯精度がさほど高い精度を要求されないことを意味し、
極めて有利である。本発明の検出センサにおいてガラス
質の光ファイバーを採用すれば、プラスチック製の光フ
アイバーを採用することによる温度依存性が解消され
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、図1および図2には本発明に係る第1,第2実施
例である光磁界センサの2つの例が示されており、また
図3および図4には本発明に係る第3,第4実施例であ
る光電圧センサの2つの例が示されている。
【0009】第1実施例に係る光磁界センサ10は偏光
子の機能を有する第1ビームスプリッタ11、ファデー
素子12、検光子の機能を有する第2ビームスプリッタ
13を備えているとともに、一対のロッドレンズ14
a,14bを備えており、通信用発光ダイオードを採用
した光源15から出射する光を第1光ファィバー16a
を介して第1ロッドレンズ14aに導入し、かつ第2ロ
ッドレンズ14bから出射する光を第2光ファイバー1
6bを介して導出するように構成されている。
【0010】かかる構成は公知の構成であり、光源15
から出射した光は第1光ファイバー16aに導入され、
第1ロッドレンズ14aを経て平行光として第1ビーム
スプリッタ11に出射される。第1ビームスプリッタ1
1においては、入射光を直線偏光に変換するとともに光
の進行方向を90度変更してファラデー素子12へ出射
する。ファラデー素子12においては、入射光の偏光面
が印加される磁界に応じて回転して第2ビームスプリッ
タ13へ出射する。第2ビームスプリッタ13において
は、入射光を印可磁界に応じた強度の変調光として、第
2ロッドレンズ14bへ出射する。第2ロッドレンズ1
4bにおいては、入射光を集光して第2光ファイバー1
6bに導入し、同ファイバー16bから光電変換手段に
導出される。ファラデー素子12に印加された磁界の強
度は、この光電変換手段からの信号に基づいて検出され
る。
【0011】しかして、当該光磁界センサ10において
は、両光ファイバー16a,16bとしてコア径が200
〜500μm、開口数(NA)が0.3〜0.7の特性のステップイ
ンデックス型多成分ガラスからなる光ファイバーを採用
している。かかる光ファィバー16a,16bはコア径
が中口径であるため光の導入量の点では大口径のものに
劣るものの、大口径に起因する問題点であるファイバー
の折れ易さ、ファイバーベンディングによる光量損失が
解消され、また開口数が0.3〜0.7という大きな開口数の
ものを採用しているため、この点で光ファイバーに大光
量を導入することができ、コア径が中口径のファイバー
に起因する光量導入の損失を補うことができる。従っ
て、当該光磁界センサ10においては、コア径が大口径
の光フアイバーに起因する問題を解消し得るとともに、
結合効率の向上を図ることができる。
【0012】図5および図6には、図1に示す光磁界セ
ンサ10において、光ファイバー16a,16bのコア
径(d)と結合効率との関係、および開口数(NA)と結合効
率との関係を測定した実験結果(第1実験および第2実
験)を示すグラフである。これらの実験においては、光
源15として出射光の波長が850nmのものを採用すると
ともに、実験中の温度を25℃に設定して行った。第1実
験においては開口数が0.25で各種のコア径のものを採用
し、かつ第2実験においてはコア径が250μmで各種の
開口数のものを採用している。これらの実験結果から明
かなように、結合効率に対する開口数およびコア径には
かなり明確な臨界点が認められ、コア径については200
〜500μmの範囲、開口数については0.3〜0.7の範囲に
おいて結合効率が高い。
【0013】また、表1には、本発明で採用する光ファ
イバー(コア径300μm、開口数0.5の多成分ガラス製)
とコア径が600μm、開口数が0.25のプラスチック製光
ファイバーとの透過光の-20〜80℃の範囲での損失変化
量を比較実験した結果(A)、これら両光ファイバーに
おける3種類の波長(800nm,850nm,900nm)の透過光
の各波長間での損失変化量を比較実験した結果(B)、
これらの光ファイバーを採用して構成した光磁界センサ
における上記した各損失変化量を比較実験した結果
(C),(D)が示されている。これらの各実験結果か
ら、本発明で特定している光ファイバーを採用する場合
には透過光の損失変化が極めて少ないことが認められ
る。
【0014】
【表1】
【0015】図2には本発明の第2実施例にかかる光磁
界センサ20が示されている。当該光磁界センサ20は
偏光子の機能を有する第1ビームスプリッタ21、ファ
デー素子22、検光子の機能を有する第2ビームスプリ
ッタ23を備えているとともに、一対のロッドレンズ2
4a,24bを備えており、通信用発光ダイオードを採
用した光源25から出射する光を第1光ファィバー26
aを介して第1ロッドレンズ24aに導入し、かつ第2
ロッドレンズ24bから出射する光を第2光ファイバー
26bを介して導出するように構成されている。なお、
当該光磁界センサ20においては、第2ビームスプリッ
タ23と第2ロッドレンズ24b間に全反射ミラー27
が配置されていて、第2ビームスプリッタ23を出射し
た光がミラー27により90度進行方向が変更されるよ
うに構成されている。その他の構成は第1実施例の光磁
界センサ10と同様であり、略同様の作用効果を奏する
ものである。
【0016】図3には本発明の第3実施例に係る光電圧
センサ30が示されている。当該光電圧センサ30にお
いては、第1実施例に係る光磁界センサ10のファラデ
ー素子12に換えてポツケルス素子32を採用している
点、および第1ビームスプリッタ31とポッケルス素子
32間に1/4波長板38を配置している点で構成上相
違する。また、当該光電圧センサ30においては、ポツ
ケルス素子32を採用していることから、ポツケルス素
子32に印加される電圧強度を検出する機能を有するも
ので、この点で光磁界センサ10とは機能上相違する。
但し、光ファイバー36a,36bとして光磁界センサ
10と同様のファイバーを採用しているため、同磁界セ
ンサ10と同様の作用効果を奏するものである。なお、
その他の構成については図1に示すセンサと同様である
ので、30番台の類似する符号を付して説明を省略す
る。
【0017】図4には本発明の第4実施例に係る光電圧
センサ40が示されている。当該光電圧センサ40にお
いては、第2実施例に係る光磁界センサ20のファラデ
ー素子22に換えてポツケルス素子42を採用している
点、および第1ビームスプリッタ41とポッケルス素子
42間に1/4波長板48を配置している点で構成上相
違する。また、当該光電圧センサ40においては、ポツ
ケルス素子42を採用していることから、ポツケルス素
子42に印加される電圧強度を検出する機能を有するも
ので、この点で光磁界センサ20とは機能上相違する。
但し、光ファイバー46a,46bとして光磁界センサ
20と同様のファイバーを採用しているため、同磁界セ
ンサ20と同様の作用効果を奏するものである。なお、
その他の構成については図2に示すセンサと同様である
ので、40番台の類似する符号を付して説明を省略す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光磁界センサの概略
構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る光磁界センサの概略
構成図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る光電圧センサの概略
構成図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る光電圧センサの概略
構成図である。
【図5】光ファイバーの開口数と結合効率の関係を示す
グラフである。
【図6】光ファイバーのコア径と結合効率の関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
10,20…光磁界センサ、30,40…光電圧セン
サ、11,21,31,41…第1ビームスプリッタ、
12,22…ファラデー素子、32,42…ポツケルス
素子、13,23,33,43…第2ビームスプリッ
タ、15,25,35,45…光源、16a,16b,
26a,26b…光ファイバー、36a,36b,46
a,46b…光ファイバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏光手段、入射光の偏光成分間に印加電
    圧、印加電界に応じた位相差を付与し、または入射光の
    偏光面を印加磁界に応じて回転させる光学手段、および
    検光手段を備え、光源から出射する光を光ファイバーを
    介して前記偏光手段に導入するとともに、前記検光手段
    から出射する光を光ファイバーを介して導出する光学式
    物理量検出センサにおいて、前記各光ファイバーとして
    コア径が200〜500μmで開口数が0.3〜0.7の特性を有す
    る光ファイバーを採用したことを特徴とする光学式物理
    量検出センサ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のセンサにおいて、前記各
    光フアイバーがガラス質のものであることを特徴とする
    光学式物理量検出センサ。
JP5070340A 1993-03-29 1993-03-29 光学式物理量検出センサ Expired - Lifetime JP2713537B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024084562A1 (ja) * 2022-10-18 2024-04-25 日本電信電話株式会社 バンドル光ファイバ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187371U (ja) * 1984-11-14 1986-06-07

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