JPH0628156A - 座標変換回路 - Google Patents

座標変換回路

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JPH0628156A
JPH0628156A JP4204391A JP20439192A JPH0628156A JP H0628156 A JPH0628156 A JP H0628156A JP 4204391 A JP4204391 A JP 4204391A JP 20439192 A JP20439192 A JP 20439192A JP H0628156 A JPH0628156 A JP H0628156A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 わずかなハードウェア量の追加で故障検出を
可能とし、信頼性を向上させる。 【構成】 被変換データ選択回路1〜4は被変換データ
と変換データ保持レジスタ9,10の出力データとのう
ち一方を選択する。順変換回路5は変換パラメータを基
に被変換データ選択回路1,2から入力される入力デー
タの順変換を行う。逆変換回路6は変換パラメータを基
に被変換データ選択回路3,4から入力される入力デー
タの逆変換を行う。変換データ選択回路7,8は順変換
回路5からの順変換データと逆変換回路6からの逆変換
データとのうち一方を選択する。データ比較回路11,
12は被変換データと変換データ選択回路7,8からの
変換データとを比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は座標変換回路に関し、特に座標変
換回路のチェック方式に関する。
【0002】
【従来技術】科学技術の多くの分野においては、2種の
直交座標系の間で座標位置の表現を変換する座標変換が
用いられている。この座標変換おいては、図3に示すよ
うに、直交座標系(XP−OP−YP)上の座標位置
(xp,yp)を直交座標系(XQ−OQ−YQ)の座
標位置(xq,yq)に変換する場合、以下のような式
によって表現される変換が行われる。
【0003】すなわち、直交座標系(XP−OP−Y
P)の原点OPと直交座標系(XQ−OQ−YQ)の原
点OQとの間が間隔(x,y)だけ変位し、角度θだけ
回転している場合、変換前の座標位置(xp,yp)と
変換後の座標位置(xq,yq)との間には次の関係が
成立する。
【0004】 xq=(xp−x)・cosθ+(yp−y)・sinθ …… yq=(yp−y)・cosθ+(xp−x)・sinθ …… これら式および式は幾何学的手法によって容易に導
かれる。
【0005】また、上述の変換とは逆に、以下のような
式によって表現される変換が行われる。つまり、 xp=xq・cosθ−yq・sinθ+x …… yp=yq・cosθ+xq・sinθ+y …… これら式および式も幾何学的手法によって容易に導
かれる。
【0006】従来、上述の〜式で表される変換を高
速に行う座標変換回路は、回路の二重化などによってそ
のハードウェアの正当性を評価し、回路の故障の検出を
行っている。
【0007】このような従来の座標変換回路では、回路
の二重化などによって回路の故障検出を行っているの
で、およそ2倍のハードウェアが必要となり、ハードウ
ェア量が非常に多くなってしまうという問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、わずかなハードウェア
量の追加で故障検出を可能とし、信頼性を向上させるこ
とができる座標変換回路の提供を目的とする。
【0009】
【発明の構成】本発明による座標変換回路は、第1の直
交座標系の座標位置を第2の直交座標系の座標位置に変
換する座標変換回路であって、前記第1の直交座標系と
前記第2の直交座標系との変位量に基づいて前記第1の
直交座標系の座標位置を前記第2の直交座標系の座標位
置に変換する第1の変換手段と、前記第1の直交座標系
と前記第2の直交座標系との変位量に基づいて前記第2
の直交座標系の座標位置を前記第1の直交座標系の座標
位置に変換する第2の変換手段と、外部指示信号に応答
して前記第1および第2の変換手段各々で変換された値
のうち一方を選択する第1の選択手段と、前記第1の選
択手段で選択された値を保持する保持手段と、前記外部
指示信号に応答して変換すべき被変換データと前記保持
手段に保持された値とのうち一方を選択して前記第1お
よび第2の変換手段各々に出力する第2の選択手段と、
前記第1の選択手段で選択された値と前記被変換データ
とを比較する比較手段とを設け、前記第1の変換手段で
変換された値を前記第2の変換手段で変換し、その変換
値と前記被変換データとを比較して前記第1および第2
の変換手段の故障を検出するようにしたことを特徴とす
る。
【0010】本発明による他の座標変換回路は、第1の
直交座標系の座標位置を第2の直交座標系の座標位置に
変換する座標変換回路であって、前記第1の直交座標系
と前記第2の直交座標系との変位量に基づいて前記第1
の直交座標系の座標位置を前記第2の直交座標系の座標
位置に、前記第2の直交座標系の座標位置を前記第1の
直交座標系の座標位置に夫々変換可能な変換手段と、前
記変換手段で変換された値を保持する保持手段と、外部
指示信号に応答して変換すべき被変換データと前記保持
手段に保持された値とのうち一方を選択して前記変換手
段に出力する選択手段と、前記変換手段で変換された値
と前記被変換データとを比較する比較手段とを設け、前
記変換手段で前記第1の直交座標系の座標位置から変換
された前記第2の直交座標系の座標位置を前記第1の直
交座標系の座標位置に変換し直し、その変換値と前記被
変換データとを比較して前記変換手段の故障を検出する
ようにしたことを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、被変換データ選択回路1,
3は被変換データ101として入力される座標位置xp
と変換データ保持レジスタ9の出力データ116とのう
ち一方をチェックタイミング信号119に応じて選択
し、順変換回路5および逆変換回路6に夫々入力データ
106,108として出力する。
【0013】被変換データ選択回路2,4は被変換デー
タ102として入力される座標位置ypと変換データ保
持レジスタ10の出力データ117とのうち一方をチェ
ックタイミング信号119に応じて選択し、順変換回路
5および逆変換回路6に夫々入力データ107,109
として出力する。
【0014】順変換回路5は変換パラメータ103,1
04として入力される変位量(x,y)と、変換パラメ
ータ105として入力される回転角θとを基に、被変換
データ選択回路1,2から入力される入力データ10
6,107の順変換を行い、その変換結果を順変換デー
タ110,111として変換データ選択回路7,8に送
出する。
【0015】逆変換回路6は変換パラメータ103,1
04として入力される変位量(x,y)と、変換パラメ
ータ105として入力される回転角θとを基に、被変換
データ選択回路3,4から入力される入力データ10
8,109の逆変換を行い、その変換結果を逆変換デー
タ112,113として変換データ選択回路7,8に送
出する。
【0016】ここで、順変換回路5による被変換データ
選択回路1,2からの入力データ106,107の順変
換と、逆変換回路6による被変換データ選択回路3,4
からの入力データ108,109の逆変換とは既知の技
術なので、その変換動作の説明は省略する。
【0017】変換データ選択回路7,8は夫々順変換回
路5からの順変換データ110,111と、逆変換回路
6からの逆変換データ112,113とのうち一方を、
変換方向指示信号118およびチェックタイミング信号
119に応じて選択する。また、変換データ選択回路
7,8は選択したデータを変換データ114,115と
して変換データ保持レジスタ9,10およびデータ比較
回路11,12に送出する。
【0018】変換データ保持レジスタ9,10は変換デ
ータ選択回路7,8からの変換データ114,115を
保持し、保持したデータを出力データ116,117と
して被変換データ選択回路1〜4に出力する。
【0019】データ比較回路11,12は被変換データ
101,102と変換データ選択回路7,8からの変換
データ114,115とを比較し、それらの不一致を検
出する。データ比較回路11,12は比較結果を不一致
信号120,121としてアンドゲート13,14に出
力する。
【0020】アンドゲート13,14はチェックタイミ
ング信号119とデータ比較回路11,12からの不一
致信号120,121との論理積演算を行い、その演算
結果をエラー信号122,123として出力する。
【0021】この図1を用いて本発明の一実施例の動作
について説明する。以下、図3に示すような直交座標系
(XP−OP−YP)上の座標位置(xp,yp)を直
交座標系(XQ−OQ−YQ)の座標位置(xq,y
q)に変換する場合について説明する。
【0022】まず、変換すべき座標位置(xp,yp)
が被変換データ101,102として入力され、同時に
変位(x,y)および回転角θが変換パラメータ103
〜105として入力される。このとき、チェックタイミ
ング信号119は“0”であるので、被変換データ選択
回路1,2は夫々被変換データ101,102を選択
し、変換すべき座標位置(xp,yp)を順変換回路5
に入力データ106,107として出力する。
【0023】順変換回路5は変換パラメータ103,1
04として入力される変位量(x,y)と、変換パラメ
ータ105として入力される回転角θとを基に、変換す
べき座標位置(xp,yp)の順変換を行う。順変換回
路5はその変換結果である座標位置(xq,yq)を順
変換データ110,111として変換データ選択回路
7,8に送出する。
【0024】この場合、変換方向指示信号118が順方
向を示す“0”であり、チェックタイミング信号119
が“0”であるので、変換データ選択回路7,8は順変
換回路5からの順変換データ(xq,yq)を選択す
る。変換データ選択回路7,8は選択した順変換データ
(xq,yq)を変換データ114,115として変換
データ保持レジスタ9,10に送出する。変換データ保
持レジスタ9,10は変換データ選択回路7,8によっ
て選択された順変換データ(xq,yq)を保持する。
【0025】次のサイクルではチェックタイミング信号
119が“1”となるので、被変換データ選択回路3,
4は夫々変換データ保持レジスタ9,10に保持された
順変換データ(xq,yq)を選択する。被変換データ
選択回路3,4はこれら順変換データ(xq,yq)を
逆変換回路6に入力データ108,109として出力す
る。
【0026】逆変換回路6は変換パラメータ103,1
04として入力される変位量(x,y)と、変換パラメ
ータ105として入力される回転角θとを基に、被変換
データ選択回路3,4から入力される順変換データ(x
q,yq)の逆変換を行う。逆変換回路6はその変換結
果である座標位置(xp,yp)を逆変換データ11
2,113として変換データ選択回路7,8に送出す
る。
【0027】この場合、変換方向指示信号118が順方
向を示す“0”であり、チェックタイミング信号119
が“1”であるので、変換データ選択回路7,8は逆変
換回路6からの逆変換データ(xp,yp)を選択す
る。変換データ選択回路7,8は選択した逆変換データ
(xp,yp)を変換データ114,115としてデー
タ比較回路11,12に送出する。
【0028】このとき、変換データ選択回路7,8から
出力されるデータは変換すべき座標位置(xp,yp)
を順変換し、その変換データをさらに逆変換したもので
あるので、変換すべき座標位置(xp,yp)と一致す
るはずである。よって、変換データ選択回路7,8から
出力されるデータと変換すべき座標位置(xp,yp)
との比較をデータ比較回路11,12で行えば、順変換
回路5および逆変換回路6の故障を検出することができ
る。
【0029】データ比較回路11,12の比較結果はチ
ェックタイミング信号119が“1”のときに有効であ
るので、データ比較回路11,12が不一致を検出する
と、アンドゲート13,14からのエラー信号122,
123が“1”となり、順変換回路5および逆変換回路
6の故障の検出が通知される。
【0030】逆変換の場合の故障検出も、上述した順変
換の場合と同様にして行われる。まず、変換すべき座標
位置(xq,yq)が被変換データ101,102とし
て入力され、同時に変位(x,y)および回転角θが変
換パラメータ103〜105として入力される。このと
き、チェックタイミング信号119は“0”であるの
で、被変換データ選択回路3,4は夫々被変換データ1
01,102を選択する。被変換データ選択回路3,4
は変換すべき座標位置(xq,yq)を逆変換回路6に
入力データ108,109として出力する。
【0031】逆変換回路6は変換パラメータ103,1
04として入力される変位量(x,y)と、変換パラメ
ータ105として入力される回転角θとを基に、変換す
べき座標位置(xq,yq)の逆変換を行う。逆変換回
路6はその変換結果である座標位置(xp,yp)を逆
変換データ112,113として変換データ選択回路
7,8に送出する。
【0032】この場合、変換方向指示信号118が逆方
向を示す“1”であり、チェックタイミング信号119
が“0”であるので、変換データ選択回路7,8は逆変
換回路6からの逆変換データ(xp,yp)を選択す
る。変換データ選択回路7,8は選択した逆変換データ
(xp,yp)を変換データ114,115として変換
データ保持レジスタ9,10に送出する。変換データ保
持レジスタ9,10は変換データ選択回路7,8によっ
て選択された逆変換データ(xp,yp)を保持する。
【0033】次のサイクルではチェックタイミング信号
119が“1”となるので、被変換データ選択回路1,
2は夫々変換データ保持レジスタ9,10に保持された
逆変換データ(xp,yp)を選択する。被変換データ
選択回路1,2はこれら逆変換データ(xp,yp)を
順変換回路5に入力データ106,107として出力す
る。
【0034】順変換回路5は変換パラメータ103,1
04として入力される変位量(x,y)と、変換パラメ
ータ105として入力される回転角θとを基に、被変換
データ選択回路1,2から入力される逆変換データ(x
p,yp)の順変換を行う。順変換回路5はその変換結
果である座標位置(xq,yq)を順変換データ11
0,111として変換データ選択回路7,8に送出す
る。
【0035】この場合、変換方向指示信号118が逆方
向を示す“1”であり、チェックタイミング信号119
が“1”であるので、変換データ選択回路7,8は順変
換回路5からの順変換データ(xq,yq)を選択す
る。変換データ選択回路7,8は選択した順変換データ
(xq,yq)を変換データ114,115としてデー
タ比較回路11,12に送出する。
【0036】このとき、変換データ選択回路7,8から
出力されるデータは変換すべき座標位置(xq,yq)
を逆変換し、その変換データをさらに順変換したもので
あるので、変換すべき座標位置(xq,yq)と一致す
るはずである。よって、変換データ選択回路7,8から
出力されるデータと変換すべき座標位置(xq,yq)
との比較をデータ比較回路11,12で行えば、順変換
回路5および逆変換回路6の故障を検出することができ
る。
【0037】データ比較回路11,12の比較結果はチ
ェックタイミング信号119が“1”のときに有効であ
るので、データ比較回路11,12が不一致を検出する
と、アンドゲート13,14からのエラー信号122,
123が“1”となり、順変換回路5および逆変換回路
6の故障の検出が通知される。
【0038】図2は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、被変換データ選択回路2
1,22は被変換データ101,102として入力され
る座標位置(xp,yp)と、変換データ保持レジスタ
24,25の出力データ135,136とのうち一方を
チェックタイミング信号119に応じて選択し、座標変
換回路23に入力データ131,132として出力す
る。
【0039】座標変換回路23は変換パラメータ10
3,104として入力される変位量(x,y)と、変換
パラメータ105として入力される回転角θとを基に、
変換方向指示信号118の値に応じて被変換データ選択
回路21,22から入力される入力データ131,13
2の順変換または逆変換を行う。座標変換回路23はそ
の変換結果を変換データ133,134として変換デー
タ保持レジスタ24,25およびデータ比較回路26,
27に送出する。
【0040】ここで、座標変換回路23は順変換回路お
よび逆変換回路各々の演算素子を共通化し、各演算素子
への入力データをセレクタを用いて切換えることで順変
換および逆変換を可能としたものである。この座標変換
回路23による順変換および逆変換は既知の技術なの
で、その変換動作の説明は省略する。尚、この一つの回
路による順変換および逆変換については特公平3−15
789号公報に詳述されている。
【0041】変換データ保持レジスタ24,25は座標
変換回路23からの変換データ133,134を保持
し、保持したデータを出力データ135,136として
被変換データ選択回路21,22に出力する。
【0042】データ比較回路26,27は被変換データ
101,102と座標変換回路23からの変換データ1
33,134とを比較し、それらの不一致を検出する。
データ比較回路26,27は比較結果を不一致信号13
7,138としてアンドゲート28,29に出力する。
【0043】アンドゲート28,29はチェックタイミ
ング信号119とデータ比較回路26,27からの不一
致信号137,138との論理積演算を行い、その演算
結果をエラー信号139,140として出力する。
【0044】この図2を用いて本発明の他の実施例の動
作について説明する。以下、図3に示すような直交座標
系(XP−OP−YP)上の座標位置(xp,yp)を
直交座標系(XQ−OQ−YQ)の座標位置(xq,y
q)に変換する場合について説明する。
【0045】まず、変換すべき座標位置(xp,yp)
が被変換データ101,102として入力され、同時に
変位(x,y)および回転角θが変換パラメータ103
〜105として入力される。このとき、チェックタイミ
ング信号119は“0”であるので、被変換データ選択
回路21,22は夫々被変換データ101,102を選
択する。被変換データ選択回路21,22は変換すべき
座標位置(xp,yp)を座標変換回路23に入力デー
タ131,132として出力する。
【0046】座標変換回路23は変換方向指示信号11
8が“0”か“1”かに応答して順変換または逆変換を
行う。いま変換方向指示信号118が順方向を示す
“0”であれば、座標変換回路23は変位量(x,y)
および回転角θを基に、変換すべき座標位置(xp,y
p)の順変換を行う。座標変換回路23はその変換結果
である座標位置(xq,yq)を変換データ133,1
34として変換データ保持レジスタ24,25に送出す
る。変換データ保持レジスタ24,25は座標変換回路
23によって変換された順変換データ(xq,yq)を
保持する。
【0047】次のサイクルではチェックタイミング信号
119が“1”となるので、被変換データ選択回路2
1,22は夫々変換データ保持レジスタ24,25に保
持された順変換データ(xq,yq)を選択する。被変
換データ選択回路21,22はこれら順変換データ(x
q,yq)を座標変換回路23に入力データ131,1
32として出力する。
【0048】座標変換回路23はチェックタイミング信
号119が“1”であるので、変換方向指示信号118
が指示している変換方向とは逆方向の変換、つまり変換
データ保持レジスタ24,25からの順変換データ(x
q,yq)の逆変換を行い、その変換結果である座標位
置(xp,yp)を変換データ133,134としてデ
ータ比較回路26,27に送出する。
【0049】このとき、座標変換回路23から出力され
るデータは変換すべき座標位置(xp,yp)を順変換
し、その変換データをさらに逆変換したものであるの
で、変換すべき座標位置(xp,yp)と一致するはず
である。よって、座標変換回路23から出力されるデー
タと変換すべき座標位置(xp,yp)との比較をデー
タ比較回路26,27で行えば、座標変換回路23の故
障を検出することができる。
【0050】データ比較回路26,27の比較結果はチ
ェックタイミング信号119が“1”のときに有効であ
るので、データ比較回路26,27が不一致を検出する
と、アンドゲート28,29からのエラー信号139,
140が“1”となり、座標変換回路23の故障の検出
が通知される。
【0051】逆変換の場合の故障検出も、上述した順変
換の場合と同様にして行われる。まず、変換すべき座標
位置(xq,yq)が被変換データ101,102とし
て入力され、同時に変位(x,y)および回転角θが変
換パラメータ103〜105として入力される。このと
き、チェックタイミング信号119は“0”であるの
で、被変換データ選択回路21,22は夫々被変換デー
タ101,102を選択する。被変換データ選択回路2
1,22は変換すべき座標位置(xq,yq)を座標変
換回路23に入力データ131,132として出力す
る。
【0052】座標変換回路23は変換方向指示信号11
8が逆方向を示す“1”であるので、変位量(x,y)
および回転角θを基に変換すべき座標位置(xq,y
q)の逆変換を行う。座標変換回路23はその変換結果
である座標位置(xp,yp)を変換データ133,1
34として変換データ保持レジスタ24,25に送出す
る。変換データ保持レジスタ24,25は座標変換回路
23によって変換された逆変換データ(xp,yp)を
保持する。
【0053】次のサイクルではチェックタイミング信号
119が“1”となるので、被変換データ選択回路2
1,22は夫々変換データ保持レジスタ24,25に保
持された逆変換データ(xp,yp)を選択する。被変
換データ選択回路21,22はこれら逆変換データ(x
p,yp)を座標変換回路23に入力データ131,1
32として出力する。
【0054】座標変換回路23はチェックタイミング信
号119が“1”であるので、変換方向指示信号118
が指示している変換方向とは逆方向の変換、つまり変換
データ保持レジスタ24,25からの逆変換データ(x
p,yp)の順変換を行う。座標変換回路23はその変
換結果である座標位置(xq,yq)を変換データ13
3,134としてデータ比較回路26,27に送出す
る。
【0055】このとき、座標変換回路23から出力され
るデータは、変換すべき座標位置(xq,yq)を逆変
換し、その変換データをさらに順変換したものであるの
で、変換すべき座標位置(xq,yq)と一致するはず
である。よって、座標変換回路23から出力されるデー
タと変換すべき座標位置(xq,yq)との比較をデー
タ比較回路26,27で行えば、座標変換回路23の故
障を検出することができる。
【0056】データ比較回路26,27の比較結果はチ
ェックタイミング信号119が“1”のときに有効であ
るので、データ比較回路26,27が不一致を検出する
と、アンドゲート28,29からのエラー信号139,
140が“1”となり、座標変換回路23の故障の検出
が通知される。
【0057】このように、順変換回路5または逆変換回
路6で変換したデータを逆変換回路6または順変換回路
5で再度逆方向に変換し、この変換したデータを本来変
換すべき座標位置と比較して一致不一致を検出すること
によって、回路の二重化などに比べてわずかなハードウ
ェア量の追加で故障の検出が可能となり、座標変換回路
の信頼性を向上させることができる。
【0058】また、座標変換回路23で順変換または逆
変換したデータを再度座標変換回路23で逆変換または
順変換し、その変換したデータを本来変換すべき座標位
置と比較して一致不一致を検出することによって、回路
の二重化などに比べてわずかなハードウェア量の追加で
故障の検出が可能となり、座標変換回路の信頼性を向上
させることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の直交座標系の座標位置を第2の直交座標系の座標位
置に変換した後に、この変換された第2の直交座標系の
座標位置を第1の直交座標系の座標位置に変換し直し、
その座標位置を変換すべき被変換データと比較して回路
の故障を検出することによって、わずかなハードウェア
量の追加で故障検出を可能とし、信頼性を向上させるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】一般の座標変換の状態を示す図である。
【符号の説明】
1〜4,21,22 被変換データ選択回路 5 順変換回路 6 逆変換回路 7,8 変換データ選択回路 9,10,24,25 変換データ保持レジスタ 11,12,26,27 データ比較回路 13,14,28,29 アンドゲート 23 座標変換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の直交座標系の座標位置を第2の直
    交座標系の座標位置に変換する座標変換回路であって、
    前記第1の直交座標系と前記第2の直交座標系との変位
    量に基づいて前記第1の直交座標系の座標位置を前記第
    2の直交座標系の座標位置に変換する第1の変換手段
    と、前記第1の直交座標系と前記第2の直交座標系との
    変位量に基づいて前記第2の直交座標系の座標位置を前
    記第1の直交座標系の座標位置に変換する第2の変換手
    段と、外部指示信号に応答して前記第1および第2の変
    換手段各々で変換された値のうち一方を選択する第1の
    選択手段と、前記第1の選択手段で選択された値を保持
    する保持手段と、前記外部指示信号に応答して変換すべ
    き被変換データと前記保持手段に保持された値とのうち
    一方を選択して前記第1および第2の変換手段各々に出
    力する第2の選択手段と、前記第1の選択手段で選択さ
    れた値と前記被変換データとを比較する比較手段とを設
    け、前記第1の変換手段で変換された値を前記第2の変
    換手段で変換し、その変換値と前記被変換データとを比
    較して前記第1および第2の変換手段の故障を検出する
    ようにしたことを特徴とする座標変換回路。
  2. 【請求項2】 第1の直交座標系の座標位置を第2の直
    交座標系の座標位置に変換する座標変換回路であって、
    前記第1の直交座標系と前記第2の直交座標系との変位
    量に基づいて前記第1の直交座標系の座標位置を前記第
    2の直交座標系の座標位置に、前記第2の直交座標系の
    座標位置を前記第1の直交座標系の座標位置に夫々変換
    可能な変換手段と、前記変換手段で変換された値を保持
    する保持手段と、外部指示信号に応答して変換すべき被
    変換データと前記保持手段に保持された値とのうち一方
    を選択して前記変換手段に出力する選択手段と、前記変
    換手段で変換された値と前記被変換データとを比較する
    比較手段とを設け、前記変換手段で前記第1の直交座標
    系の座標位置から変換された前記第2の直交座標系の座
    標位置を前記第1の直交座標系の座標位置に変換し直
    し、その変換値と前記被変換データとを比較して前記変
    換手段の故障を検出するようにしたことを特徴とする座
    標変換回路。
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