JPH0628118A - データ受信制御装置 - Google Patents
データ受信制御装置Info
- Publication number
- JPH0628118A JPH0628118A JP4204515A JP20451592A JPH0628118A JP H0628118 A JPH0628118 A JP H0628118A JP 4204515 A JP4204515 A JP 4204515A JP 20451592 A JP20451592 A JP 20451592A JP H0628118 A JPH0628118 A JP H0628118A
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- JP
- Japan
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- reception
- data
- interrupt
- timer
- receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホストコンピュータと端末装置の双方の処理
を円滑化するよう、データ受信を制御する。 【構成】 ホストコンピュータからのデータ送信を受信
回路2で検知し、マイクロプロセッサ1に通知する。こ
れにより、マイクロプロセッサ1は受信割込みを発生
し、印字処理を中断し、受信制御手段71の制御に基づ
いて既定値のデータ量を受信バッファ6に格納する。そ
の後、受信処理を中断し、印字処理を再開する。そし
て、タイマ処理手段72によりタイマ12のタイマ割込
みの発生時に印字処理を中断し、受信処理を再開する。
ここに、受信割込み時に受信バッファ6に格納するデー
タ量の既定値はタイマ割込みの発生間隔に応じた適切な
値とする。
を円滑化するよう、データ受信を制御する。 【構成】 ホストコンピュータからのデータ送信を受信
回路2で検知し、マイクロプロセッサ1に通知する。こ
れにより、マイクロプロセッサ1は受信割込みを発生
し、印字処理を中断し、受信制御手段71の制御に基づ
いて既定値のデータ量を受信バッファ6に格納する。そ
の後、受信処理を中断し、印字処理を再開する。そし
て、タイマ処理手段72によりタイマ12のタイマ割込
みの発生時に印字処理を中断し、受信処理を再開する。
ここに、受信割込み時に受信バッファ6に格納するデー
タ量の既定値はタイマ割込みの発生間隔に応じた適切な
値とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
ら送信されるデータを端末装置で受信するためのデータ
受信制御装置に関するものである。
ら送信されるデータを端末装置で受信するためのデータ
受信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータに接続される
端末装置のインタフェースには、セントロニクス準拠の
パラレルインタフェース(セントロインタフェース)や
RS−232Cインタフェースなど種々のものがある。
これらのうち、セントロインタフェースなどのパラレル
インタフェースでは、データ受信制御装置の構成につい
て主に割込み方式とセンス方式の2種類の方式がある。
割込み方式とは、ホストコンピュータからのデータの送
信の検出により端末装置の処理に割込みを発生させ、デ
ータの受信バッファへの格納処理を行なう方式をいう。
例えば、端末装置がプリンタである場合は、ホストコン
ピュータから印字したいデータを送信し、受信バッファ
にそのデータの格納を完了した後、印字処理を行なう。
端末装置のインタフェースには、セントロニクス準拠の
パラレルインタフェース(セントロインタフェース)や
RS−232Cインタフェースなど種々のものがある。
これらのうち、セントロインタフェースなどのパラレル
インタフェースでは、データ受信制御装置の構成につい
て主に割込み方式とセンス方式の2種類の方式がある。
割込み方式とは、ホストコンピュータからのデータの送
信の検出により端末装置の処理に割込みを発生させ、デ
ータの受信バッファへの格納処理を行なう方式をいう。
例えば、端末装置がプリンタである場合は、ホストコン
ピュータから印字したいデータを送信し、受信バッファ
にそのデータの格納を完了した後、印字処理を行なう。
【0003】センス方式とは、端末装置の処理に所定時
間ごとにタイマ割込みをかけ、ホストコンピュータから
のデータの送信があった場合は受信バッファへのデータ
格納処理を行なう方式をいう。例えば、端末装置がプリ
ンタである場合は、1行の印字処理を終了する毎に1行
分のデータの受信処理を行ない、受信したデータの印字
処理を行なう。
間ごとにタイマ割込みをかけ、ホストコンピュータから
のデータの送信があった場合は受信バッファへのデータ
格納処理を行なう方式をいう。例えば、端末装置がプリ
ンタである場合は、1行の印字処理を終了する毎に1行
分のデータの受信処理を行ない、受信したデータの印字
処理を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、割
込み方式ではホストコンピュータが送信したデータを待
たせることなくすぐに受信処理できる反面、割込みであ
るがためにセンス方式と比較して、処理時間が長くな
る。また、ホストコンピュータがデータの送信にDMA
(ダイレクトメモリアクセス)方式を使用している場
合、受信バッファが満杯になるまで連続的にデータの受
信を続け、その間印字を開始できないという欠点があ
る。
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、割
込み方式ではホストコンピュータが送信したデータを待
たせることなくすぐに受信処理できる反面、割込みであ
るがためにセンス方式と比較して、処理時間が長くな
る。また、ホストコンピュータがデータの送信にDMA
(ダイレクトメモリアクセス)方式を使用している場
合、受信バッファが満杯になるまで連続的にデータの受
信を続け、その間印字を開始できないという欠点があ
る。
【0005】一方、センス方式では1回のデータ受信処
理時間が少なくて済むこと、及び1行分のデータを受信
するとすぐに印字を開始できることなどの特徴がある
が、ホストコンピュータのプリンタに対する負荷が増大
するという欠点がある。つまり、ホストコンピュータか
ら印刷したいデータを送信しても、プリンタが受信態勢
にならなければ、受信が完了せず、その間ホストコンピ
ュータは待ち合わせなければならない。本発明は、以上
の点に着目してなされたもので、端末装置及びホストコ
ンピュータの双方の処理を滞らせることなく円滑に行な
わせるようにしたデータ受信制御装置を提供することを
目的とするものである。
理時間が少なくて済むこと、及び1行分のデータを受信
するとすぐに印字を開始できることなどの特徴がある
が、ホストコンピュータのプリンタに対する負荷が増大
するという欠点がある。つまり、ホストコンピュータか
ら印刷したいデータを送信しても、プリンタが受信態勢
にならなければ、受信が完了せず、その間ホストコンピ
ュータは待ち合わせなければならない。本発明は、以上
の点に着目してなされたもので、端末装置及びホストコ
ンピュータの双方の処理を滞らせることなく円滑に行な
わせるようにしたデータ受信制御装置を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ受信制御
装置は、ホストコンピュータからデータを受信する受信
回路と、受信したデータを蓄積する受信バッファと、前
記受信回路によるデータの受信時に受信割込みを発生す
る割込み処理手段と、当該割込み処理手段による受信割
込みの発生時に前記受信バッファへデータを格納する受
信処理を行ない、当該受信処理したデータ量が既定値に
達したとき、当該割込み処理手段による受信割込みを禁
止する受信制御手段と、所定時間毎にタイマ割込みを発
生するタイマと、当該タイマによるタイマ割込みの発生
時に前記受信制御手段による受信割込みの禁止を解除す
るタイマ処理手段とから成ることを特徴とするものであ
る。
装置は、ホストコンピュータからデータを受信する受信
回路と、受信したデータを蓄積する受信バッファと、前
記受信回路によるデータの受信時に受信割込みを発生す
る割込み処理手段と、当該割込み処理手段による受信割
込みの発生時に前記受信バッファへデータを格納する受
信処理を行ない、当該受信処理したデータ量が既定値に
達したとき、当該割込み処理手段による受信割込みを禁
止する受信制御手段と、所定時間毎にタイマ割込みを発
生するタイマと、当該タイマによるタイマ割込みの発生
時に前記受信制御手段による受信割込みの禁止を解除す
るタイマ処理手段とから成ることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明のデータ受信制御装置においては、ホス
トコンピュータから送信されたデータがあるときは、受
信回路により検知される。これにより、割込み処理手段
が受信割込みを発生する。そして、この受信割込みの発
生から受信制御手段の制御に基づき、所定量のデータが
受信バッファに格納される。その後、受信割込みが禁止
され、受信処理が終了される。これにより、例えば、プ
リンタ等の処理の開始が長時間妨げられることがない。
一方、所定時間後にタイマによりタイマ割込みが発生
し、受信割込みの禁止が解除される。これにより、ホス
トコンピュータからのデータ送信が長時間待ち合わせら
れることがないため、負荷が低減される。また、受信バ
ッファに格納されたデータ等がイメージデータ等である
場合は、データの加工がほとんど不要でそのまま印字処
理等をすることができるので、受信バッファがすぐに空
になる。この場合、受信再開手段によりタイマ割込みが
発生するまえに受信割込みの禁止が解除される。
トコンピュータから送信されたデータがあるときは、受
信回路により検知される。これにより、割込み処理手段
が受信割込みを発生する。そして、この受信割込みの発
生から受信制御手段の制御に基づき、所定量のデータが
受信バッファに格納される。その後、受信割込みが禁止
され、受信処理が終了される。これにより、例えば、プ
リンタ等の処理の開始が長時間妨げられることがない。
一方、所定時間後にタイマによりタイマ割込みが発生
し、受信割込みの禁止が解除される。これにより、ホス
トコンピュータからのデータ送信が長時間待ち合わせら
れることがないため、負荷が低減される。また、受信バ
ッファに格納されたデータ等がイメージデータ等である
場合は、データの加工がほとんど不要でそのまま印字処
理等をすることができるので、受信バッファがすぐに空
になる。この場合、受信再開手段によりタイマ割込みが
発生するまえに受信割込みの禁止が解除される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のデータ受信制御装置の一
実施例のブロック図である。図示の装置は、マイクロプ
ロセッサ1と、受信回路2と、印字ヘッド3と、スペー
スモータ4と、改行モータ5と、RAM6と、ROM7
と、I/O制御回路8と、印字ヘッド制御回路9と、ス
ペースモータ制御回路10と、改行モータ制御回路11
等から成る。マイクロプロセッサ1は、受信回路2を介
して印字文字及び印字指令を受信し、受信した文字及び
指令の解釈を行なう。例えば、文字コードをフォントに
より印字パターンに展開したり、改行指令については印
字ヘッドの初期位置への移動及び行送りの旨を解釈す
る。これにより、マイクロプロセッサ1は、文字を印字
するために印字ヘッド3、スペースモータ4及び改行モ
ータ5の制御等を行なう。
に説明する。図1は、本発明のデータ受信制御装置の一
実施例のブロック図である。図示の装置は、マイクロプ
ロセッサ1と、受信回路2と、印字ヘッド3と、スペー
スモータ4と、改行モータ5と、RAM6と、ROM7
と、I/O制御回路8と、印字ヘッド制御回路9と、ス
ペースモータ制御回路10と、改行モータ制御回路11
等から成る。マイクロプロセッサ1は、受信回路2を介
して印字文字及び印字指令を受信し、受信した文字及び
指令の解釈を行なう。例えば、文字コードをフォントに
より印字パターンに展開したり、改行指令については印
字ヘッドの初期位置への移動及び行送りの旨を解釈す
る。これにより、マイクロプロセッサ1は、文字を印字
するために印字ヘッド3、スペースモータ4及び改行モ
ータ5の制御等を行なう。
【0009】受信回路2は、図示しない上位装置である
ホストコンピュータからデータの受信を行なうための回
路である。この受信回路2によりホストコンピュータか
らのデータの受信を検出すると、マイクロプロセッサ1
は、受信割込みを発生し、上述した印字処理を中断して
受信バッファへのデータ格納処理を行なう。印字ヘッド
3は、例えば、ドットインパクト型のヘッドから成り、
所定のドットパターンを印字する。スペースモータ4
は、印字ヘッド3を行方向に移動させる。改行モータ5
は、用紙の送り出しを行なう。RAM6は、受信バッフ
ァであり、マイクロプロセッサ1から送られる印字文
字、印字制御指令等を蓄える。
ホストコンピュータからデータの受信を行なうための回
路である。この受信回路2によりホストコンピュータか
らのデータの受信を検出すると、マイクロプロセッサ1
は、受信割込みを発生し、上述した印字処理を中断して
受信バッファへのデータ格納処理を行なう。印字ヘッド
3は、例えば、ドットインパクト型のヘッドから成り、
所定のドットパターンを印字する。スペースモータ4
は、印字ヘッド3を行方向に移動させる。改行モータ5
は、用紙の送り出しを行なう。RAM6は、受信バッフ
ァであり、マイクロプロセッサ1から送られる印字文
字、印字制御指令等を蓄える。
【0010】ROM7は、マイクロプロセッサ1の制御
のためのプログラムが焼き込まれている。このROM7
内には、受信制御手段71、タイマ処理手段72、受信
再開手段73、データ量制御手段74及びデータ量操作
手段75が設けられている。受信制御手段71は、後述
するように、図3に示す処理手順に従い、受信処理を実
行する。タイマ処理手段72は、時間経過の計測を実行
する。受信再開手段73は、受信バッファが空か否かを
判断して空のときは、即座に受信割込みの禁止を解除す
る。データ量制御手段74は、受信バッファに格納され
たデータにホストコンピュータからの受信制御データの
変更命令があるときは、これに従って後述する図3のス
テップS33の判定値を変更する。
のためのプログラムが焼き込まれている。このROM7
内には、受信制御手段71、タイマ処理手段72、受信
再開手段73、データ量制御手段74及びデータ量操作
手段75が設けられている。受信制御手段71は、後述
するように、図3に示す処理手順に従い、受信処理を実
行する。タイマ処理手段72は、時間経過の計測を実行
する。受信再開手段73は、受信バッファが空か否かを
判断して空のときは、即座に受信割込みの禁止を解除す
る。データ量制御手段74は、受信バッファに格納され
たデータにホストコンピュータからの受信制御データの
変更命令があるときは、これに従って後述する図3のス
テップS33の判定値を変更する。
【0011】データ量操作手段75は、操作盤13から
の指令により後述する図3のステップS33の判定値を
変更する。I/O制御回路8は、マイクロプロセッサ
1、印字ヘッド3、スペースモータ4、改行モータ5の
それぞれの制御回路、タイマ及び操作盤とをインタフェ
ースする。プリントヘッド制御回路9は、印字ヘッド3
への駆動信号を出力する回路である。スペースモータ制
御回路10は、スペースモータ4への駆動信号を出力す
る回路である。改行モータ制御回路11は、改行モータ
5への駆動信号を出力する回路である。タイマ12は、
所定時間毎にタイマ割込み信号を発生する。
の指令により後述する図3のステップS33の判定値を
変更する。I/O制御回路8は、マイクロプロセッサ
1、印字ヘッド3、スペースモータ4、改行モータ5の
それぞれの制御回路、タイマ及び操作盤とをインタフェ
ースする。プリントヘッド制御回路9は、印字ヘッド3
への駆動信号を出力する回路である。スペースモータ制
御回路10は、スペースモータ4への駆動信号を出力す
る回路である。改行モータ制御回路11は、改行モータ
5への駆動信号を出力する回路である。タイマ12は、
所定時間毎にタイマ割込み信号を発生する。
【0012】操作盤13は、プリンタのオペレータによ
りデータ量の既定値の設定の他、プリンタの印字を規定
する各種の設定を行なう。図2は、図1の受信回路の詳
細な構成の一例を示す回路図である。ホストコンピュー
タからの受信を示すストローブ信号STBは、インバー
タ21を介してマイクロプロセッサ1の割込み端子IP
Tに接続されている。次に、上記のように構成した装置
の受信処理方法を図3を用いて説明する。
りデータ量の既定値の設定の他、プリンタの印字を規定
する各種の設定を行なう。図2は、図1の受信回路の詳
細な構成の一例を示す回路図である。ホストコンピュー
タからの受信を示すストローブ信号STBは、インバー
タ21を介してマイクロプロセッサ1の割込み端子IP
Tに接続されている。次に、上記のように構成した装置
の受信処理方法を図3を用いて説明する。
【0013】図3は、図1の受信制御手段の処理手順を
説明するフローチャートである。通常、マイクロプロセ
ッサは、割込みに対して、その割込みを禁止、許可する
機能を有している。この機能を利用し、まず、受信の割
込みが発生すると、受信データを受信バッファであるR
AM6に格納する処理を実行する(ステップS31)。
次に、カウンタを1だけ増加する(ステップS32)。
そして、このカウンタが予め設定しておいた既定値に達
したか否かを判定し(ステップS33)、既定値に達し
た場合、以後の受信割込みを禁止する(ステップS3
4)。この処理により、一定時間内に受信できるデータ
量を制限することができる。
説明するフローチャートである。通常、マイクロプロセ
ッサは、割込みに対して、その割込みを禁止、許可する
機能を有している。この機能を利用し、まず、受信の割
込みが発生すると、受信データを受信バッファであるR
AM6に格納する処理を実行する(ステップS31)。
次に、カウンタを1だけ増加する(ステップS32)。
そして、このカウンタが予め設定しておいた既定値に達
したか否かを判定し(ステップS33)、既定値に達し
た場合、以後の受信割込みを禁止する(ステップS3
4)。この処理により、一定時間内に受信できるデータ
量を制限することができる。
【0014】図4は、図1のタイマ処理手段の処理手順
を説明するフローチャートである。タイマ割込みでは、
カウンタをリセットし(ステップS37)、受信割込み
禁止を解除することにより、受信を再開する。通常の受
信割込み処理時間は、50μsec程度であるので、カ
ウンタの規定値を200バイト、タイマ値を15mse
c程度に設定すると、良好な結果が得られる。また、常
に一定時間内の受信データ量に制限を設けると、イメー
ジデータの受信時はほとんどデータを加工せず、そのま
ま印字を行なうことができるので、1バイト当りのデー
タ処理時間が短い。このため、受信バッファが受信割込
みの禁止解除前に空きになることがある。ところが、上
述した受信割込みの禁止のために受信バッファにデータ
を格納することができず、逆にプリンタのスループット
の低下を招くことがある。従って、受信割込み禁止の強
制解除機能を設ける。
を説明するフローチャートである。タイマ割込みでは、
カウンタをリセットし(ステップS37)、受信割込み
禁止を解除することにより、受信を再開する。通常の受
信割込み処理時間は、50μsec程度であるので、カ
ウンタの規定値を200バイト、タイマ値を15mse
c程度に設定すると、良好な結果が得られる。また、常
に一定時間内の受信データ量に制限を設けると、イメー
ジデータの受信時はほとんどデータを加工せず、そのま
ま印字を行なうことができるので、1バイト当りのデー
タ処理時間が短い。このため、受信バッファが受信割込
みの禁止解除前に空きになることがある。ところが、上
述した受信割込みの禁止のために受信バッファにデータ
を格納することができず、逆にプリンタのスループット
の低下を招くことがある。従って、受信割込み禁止の強
制解除機能を設ける。
【0015】図5は、端末装置の受信バッファのデータ
処理手順を説明するフローチャートである。この図は、
受信バッファからデータを取り出し、印字処理するルー
チンの一部を示す。図5において、まず、受信バッファ
にデータがあるか否かを判定する(ステップS41)。
データがある場合、通常のデータ処理を行なう(ステッ
プS42)。一方、データがない場合、受信割込み禁止
になっている可能性があるので、カウンタをリセットし
(ステップS43)、受信割込みを許可し(ステップS
44)、受信を強制再開する。これにより、受信バッフ
ァにデータがないのに受信割込み禁止となっているよう
な無駄な時間を省くことができる。
処理手順を説明するフローチャートである。この図は、
受信バッファからデータを取り出し、印字処理するルー
チンの一部を示す。図5において、まず、受信バッファ
にデータがあるか否かを判定する(ステップS41)。
データがある場合、通常のデータ処理を行なう(ステッ
プS42)。一方、データがない場合、受信割込み禁止
になっている可能性があるので、カウンタをリセットし
(ステップS43)、受信割込みを許可し(ステップS
44)、受信を強制再開する。これにより、受信バッフ
ァにデータがないのに受信割込み禁止となっているよう
な無駄な時間を省くことができる。
【0016】以上の動作の説明では、既定値は固定であ
るとして説明したが、ホストコンピュータの種類、アプ
リケーションソフトウェアの性質により、既定値が、例
えば、上記説明中の200バイトが常に最適であるとは
限らない。そこで、ホストコンピュータとの論理インタ
フェースに新たなコマンドを設け、ホストコンピュータ
より既定値の変更を可能とする。また、操作盤13より
プリンタのオペレータの手入力で、既定値の変更を可能
とする。尚、上述した実施例においては、端末装置がプ
リンタである場合について説明したが、ディスプレイや
ディスクあるいはテープ装置等の他の出力装置であって
も同様である。
るとして説明したが、ホストコンピュータの種類、アプ
リケーションソフトウェアの性質により、既定値が、例
えば、上記説明中の200バイトが常に最適であるとは
限らない。そこで、ホストコンピュータとの論理インタ
フェースに新たなコマンドを設け、ホストコンピュータ
より既定値の変更を可能とする。また、操作盤13より
プリンタのオペレータの手入力で、既定値の変更を可能
とする。尚、上述した実施例においては、端末装置がプ
リンタである場合について説明したが、ディスプレイや
ディスクあるいはテープ装置等の他の出力装置であって
も同様である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ受
信制御装置によれば、受信バッファに格納されるデータ
量を一定時間内において制限するようにしたので、端末
装置の処理に影響を与えず、効率的なデータ受信が可能
となるとともに、ホストコンピュータの負荷を軽減する
ことができる。また、受信バッファが一定時間経過する
前に空になるような場合には、すぐに受信バッファへの
データ格納の制限を解除することにより、端末装置の処
理能力を無駄にすることを防止することができる。更
に、ホストコンピュータからの指令や操作盤からの操作
により制限するデータ量を可変とすることにより、ホス
トコンピュータ及び端末装置の各処理能力に応じてシス
テム全体の効率化が図れるよう、適時データ量を調整す
ることができる。
信制御装置によれば、受信バッファに格納されるデータ
量を一定時間内において制限するようにしたので、端末
装置の処理に影響を与えず、効率的なデータ受信が可能
となるとともに、ホストコンピュータの負荷を軽減する
ことができる。また、受信バッファが一定時間経過する
前に空になるような場合には、すぐに受信バッファへの
データ格納の制限を解除することにより、端末装置の処
理能力を無駄にすることを防止することができる。更
に、ホストコンピュータからの指令や操作盤からの操作
により制限するデータ量を可変とすることにより、ホス
トコンピュータ及び端末装置の各処理能力に応じてシス
テム全体の効率化が図れるよう、適時データ量を調整す
ることができる。
【図1】本発明のデータ受信制御装置の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の受信回路の詳細な構成を示す回路図であ
る。
る。
【図3】図1の受信制御手段の処理手順を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】図1のタイマ処理手段の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】端末装置の受信バッファのデータ処理手順を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
1 マイクロプロセッサ(割込み処理手段) 2 受信回路 6 RAM(受信バッファ) 7 ROM(制御プログラム) 13 操作盤 71 受信制御手段 72 タイマ処理手段 73 受信再開手段 74 データ量制御手段 75 データ量操作手段
Claims (4)
- 【請求項1】 ホストコンピュータからデータを受信す
る受信回路と、 受信したデータを蓄積する受信バッファと、 前記受信回路によるデータの受信時に受信割込みを発生
する割込み処理手段と、 当該割込み処理手段による受信割込みの発生時に前記受
信バッファへデータを格納する受信処理を行ない、当該
受信処理したデータ量が既定値に達したとき、当該割込
み処理手段による受信割込みを禁止する受信制御手段
と、 所定時間毎にタイマ割込みを発生するタイマと、 当該タイマによるタイマ割込みの発生時に前記受信制御
手段による受信割込みの禁止を解除するタイマ処理手段
とから成ることを特徴とするデータ受信制御装置。 - 【請求項2】 前記受信バッファに格納されたすべての
データの処理が終了した場合、前記タイマによるタイマ
割込みの発生する前に前記受信制御手段による受信割込
みの禁止を解除する受信再開手段を設けたことを特徴と
する請求項1記載のデータ受信制御装置。 - 【請求項3】 前記受信制御手段が受信割込みを禁止す
るためのデータ量の既定値をホストコンピュータからの
指令に基づいて可変とするデータ量制御手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のデータ受信制御装
置。 - 【請求項4】 前記受信制御手段が受信割込みを禁止す
るためのデータ量の既定値を端末装置の操作盤からの指
令で可変とするデータ量操作手段を設けたことを特徴と
する請求項1又は2記載のデータ受信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204515A JPH0628118A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | データ受信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204515A JPH0628118A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | データ受信制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628118A true JPH0628118A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16491814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4204515A Pending JPH0628118A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | データ受信制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628118A (ja) |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP4204515A patent/JPH0628118A/ja active Pending
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