JPH06281134A - 温風暖房器の制御回路 - Google Patents

温風暖房器の制御回路

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JPH06281134A
JPH06281134A JP6003595A JP359594A JPH06281134A JP H06281134 A JPH06281134 A JP H06281134A JP 6003595 A JP6003595 A JP 6003595A JP 359594 A JP359594 A JP 359594A JP H06281134 A JPH06281134 A JP H06281134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
temperature
blower
burner
operated
Prior art date
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Pending
Application number
JP6003595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tominaga
宏 富永
Yasushi Suzuki
泰 鈴木
Hajime Saito
肇 斎藤
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全確実に点火するための制御装置を実現す
る。 【構成】 燃焼用空気を送風する送風機14と、石油気
化器8と、この石油気化器を加熱する予熱ヒーター17
と、石油気化器から供給される気化ガスを燃焼させるバ
ーナ5と、このバーナから噴出する気化ガスに点火する
点火器25と、石油気化器の温度を検出する気化器温度
検出用サーミスタ33と、暖房運転の開始信号を出力す
る運転入スイッチ36と、そしてこの運転入スイッチの
信号に基づいて予熱ヒーターを作動開始させるとともに
予熱ヒーターによって加熱されて上昇する石油気化器の
温度の検出を気化器温度検出用サーミスタを通じて開始
し、その検出される温度が所定の値に達したときに送風
機の制御を開始し、その後点火手段の制御を開始するマ
イコン44により温風暖房器の制御回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開放形石油温風暖房器の
制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の開放形石油温風暖房器において
は、燃料の石油を気化させ、点火可能な温度になった所
で点火装置により点火し、燃焼に移行させる。着火後は
燃焼室に対流用送風機により室内空気を送り、温風とし
て室内を暖房している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】石油を気化させ点火す
る場合、気化ガスの温度が高い場合には爆発的に点火
し、又温度が低い場合や気化ガスが点火装置に流れない
場合には点火しにくい等、温風暖房器としての点火の条
件は限られている。又、一度点火に失敗した後再点火す
る場合に、気化部に前の点火時の気化ガスが残っている
と、最初と着火条件が異なり、爆発的に点火し、危険な
状態になるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の欠点を除
くためになされたもので、燃焼用空気を送風する送風手
段と、石油気化手段と、この石油気化手段を加熱する予
熱ヒーターと、石油気化手段から供給される気化ガスを
燃焼させるバーナと、このバーナから噴出する気化ガス
に点火する点火手段と、石油気化手段の温度を検出する
気化器温度検出手段と、暖房運転の開始信号を出力する
運転開始指示手段と、そしてこの運転開始指示手段の信
号に基づいて予熱ヒーターを作動開始させるとともに予
熱ヒーターによって加熱されて上昇する石油気化手段の
温度の検出を気化器温度検出手段を通じて開始し、その
検出される温度が所定の値に達したときに送風手段の制
御を開始し、その後点火手段の制御を開始するマイコン
とで温風暖房器の制御回路を構成する。
【0005】
【作用】運転開始指示手段が操作されるとマイコンは石
油気化手段の予熱ヒーターへの通電を開始させるととも
に、この予熱ヒーターによって加熱されて上昇する石油
気化手段の温度を気化器温度検出手段を通じて検出す
る。そしてその検出される温度が所定の値に到達したら
マイコンは送風手段の駆動の制御を開始し、点火に支障
を来さない空気流動を燃焼室内に現出させる。そしてそ
の後点火手段を駆動開始して、バーナから噴出する気化
ガスに点火させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0007】図1は開放形石油温風暖房器(以下石油フ
ァンヒーターと呼ぶ)の構造概略図である。1はキャビ
ネット、2は置台、3はキャビネット1内に設けられた
燃焼室である。4は燃焼室3の下部に設けたバーナベー
ス、5はそれに取付けられたバーナ、6は点火用放電プ
ラグ、7は炎検知装置のフレームロッドで、それぞれバ
ーナ5の炎孔に臨んでいる。8は気化ブンゼン方式の気
化器で、内部に図示されていない予熱ヒーターが入って
いる。9はカートリッジ式油タンク、10はこれを支え
る油受皿、11は電磁ポンプ、12は電磁ポンプ11と
気化器8を接続する送油パイプで、13はバーナ5のノ
ズルの開閉棒を動作させるソレノイドである。そして1
4は対流用送風機で、キャビネット1の背面に取付けら
れ、図2(石油ファンヒーターの断面図)に示す様に燃
焼室3の熱を熱交換し、温風として吹き出す風14−a
と、バーナ5に燃焼用空気を供給する風14−bを発生
させる。
【0008】図3は本発明の制御回路図で、15は商用
電源、16は過電流ヒューズである。17は気化器の予
熱ヒーター、18はこのヒーター17に接続された駆動
用トライアック、19はトライアック18と並列に接続
されたスナバの抵抗・コンデンサである。20はホトト
ライアックカプラで、出力部20−(a)と入力部ダイ
オード20−(b)から成っており、入力部ダイオード
20−(b)に電流が流れることにより、出力部20−
(a)が導通となり、トライアック18のゲートに電流
を流し、トライアック18をONさせ、予熱ヒーター1
7を通電させる。
【0009】21はホトトライアックカプラで、出力部
21−(a)と、入力部ダイオード21−(b)から成
っており、入力部ダイオード21−(b)に電流が流れ
ることにより出力部21−(a)が導通となり、対流用
送風機14を回転させる。
【0010】22−(a)はリレー接点部、22−
(b)はリレーコイルで、コイル22−(b)に通電さ
せることで、接点22−(a)が閉じ、ポンプ回路11
に電源を供給する。23−(a)はリレー接点部、23
−(b)はリレーコイルで、コイル23−(b)に通電
させることで、接点23−(a)が閉じ、点火器25を
動作させる。24−(a)はリレー接点部、24−
(b)はリレーコイルで、コイル24−(b)に通電さ
せることにより接点24−(a)が閉じ、ソレノイド1
3を動作させる。このソレノイドの動作によってバーナ
5のノズルが開閉される。
【0011】44はマイコンで、石油ファンヒーターの
制御がプログラムされており、このマイコン44の出力
部には上述のホトトライアック、リレー、それに数字表
示LED34が接続され、図6に示すタイミングチャー
トの動作をする様になっている。
【0012】26は電子回路用の電源トランスで、炎検
出回路用電源26−(a)と電子回路用DC12V電源
26−(b)の2電源となっている。27は整流用ダイ
オード、28は平滑用コンデンサである。29はマイコ
ン電源DC5V用のレギュレータICである。30は室
温検出用サーミスタ、31、32は電流制限用抵抗、3
3は気化器温度検出用サーミスタである。34は7セグ
メントの2桁の数字表示LEDで、現在の室温、設定室
温を表示する。35〜38はマイコン入力のキーで、3
5が運転切スイッチ、36が運転入スイッチ、37が室
温設定の上げ、38が下げのスイッチである。39〜4
2はダイオードである。
【0013】43は炎検出回路でフレームロット7とバ
ーナ5間の炎を検出し、マイコン44に入力している。
【0014】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。図6のタイミングチャート図に従って運転入スイ
ッチ36を押されると石油ファンヒーターは運転を開始
する。まず予熱ヒーター17が通電され、気化器の加熱
が開始される。気化器温度は気化器温度検出用サーミス
ター33により検出され、所定値である160℃になっ
たところでソレノイド13に通電され、バーナ5部のノ
ズルを閉止する。さらに予熱を続け、210℃になると
点火動作が開始される。ここで対流用送風機14が0.
3秒間運転される。対流用送風機14の運転時間と、点
火・着火性能に関しては、図4に示す如く、対流用送風
機14の回転数がたとえば約120rpm以下だと燃焼室
内滞留雰囲気のパージの効果がなく、又約250rpm以
上になるとバーナ内には良好点火に支障を来たしてしま
う程の風の流れが残り、点火に悪影響を与え、点火しな
い等の点火不良となる。このことから、安全かつ確実な
点火域の対流用送風機14の回転数にするためには、図
5の様にモーターの通電時間と回転数の関係により0.
3秒が適当となる。
【0015】この対流用送風機14の動作後ポンプ1
1、点火器25を動作させる。ポンプ11の動作後約4
秒して気化器内に石油が充満してからソレノイド13の
通電を切り、バーナ部のノズルを開放し、燃焼室内の空
気が、良好な点火に支障のない程度に流動している中
で、爆発的な着火を起こすことなく確実に着火する。そ
してフレームロッドによって着火が確認されると、点火
器25は動作を停止し、対流用送風機14を図6に示す
ように再び運転させ、通常の暖房運転に移行する。
【0016】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によると、石油
気化手段の温度が所定の温度になったときに、対流用送
風機を動作させて燃焼室内の滞留空気をプリバージし、
かつ燃焼室内に点火に支障を来さない空気流動を生成す
ることにより、爆発点火を起こすことなく良好な着火が
行なわれる温風暖房器が実現する。
【0017】また、点火時の燃焼室内空気が流動状態に
あるので、着火によって生成拡散する燃焼炎ないし燃焼
排ガスの、燃焼質壁への衝突が緩和されるので、完全燃
焼の促進と燃焼室内壁の劣化を抑えることが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる石油ファンヒーターの概略構造
図である。
【図2】本発明にかかる石油ファンヒーターの要部断面
図である。
【図3】本発明にかかる石油ファンヒーターの制御回路
図である。
【図4】本発明一実施例における送風機回転数と点火性
能を説明する図である。
【図5】本発明一実施例における送風機通電時間と回転
数の関係を説明する図である。
【図6】一実施例のマイコンにプログラムされた点火タ
イミングシーケンス図である。
【符号の説明】
3 燃焼室 5 バーナ 6 点火プラグ 8 気化器 14 送風機 17 予熱ヒーター 25 点火器 33 気化器温度検出用サーミスタ 36 運転入スイッチ 44 マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼用空気を送風する送風手段(14)
    と、石油気化手段(8)と、この石油気化手段を加熱す
    る予熱ヒーター(17)と、前記石油気化手段から供給
    される気化ガスを燃焼させるバーナ(5)と、このバー
    ナから噴出する気化ガスに点火する点火手段(25)
    と、前記石油気化手段の温度を検出する気化器温度検出
    手段(33)と、暖房運転の開始信号を出力する運転開
    始指示手段(36)と、そしてこの運転開始指示手段の
    信号に基づいて前記予熱ヒーターを作動開始させるとと
    もに前記予熱ヒーターによって加熱されて上昇する石油
    気化手段の温度の検出を前記気化器温度検出手段を通じ
    て開始し、その検出される温度が所定の値に達したとき
    に前記送風手段の制御を開始し、その後前記点火手段の
    制御を開始するマイコン(44)とで構成したことを特
    徴とする温風暖房器の制御回路。
JP6003595A 1994-01-18 1994-01-18 温風暖房器の制御回路 Pending JPH06281134A (ja)

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JP6003595A JPH06281134A (ja) 1994-01-18 1994-01-18 温風暖房器の制御回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633144A (ja) * 1986-06-23 1988-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温風暖房機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633144A (ja) * 1986-06-23 1988-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温風暖房機

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