JPH06281025A - 流量調整装置 - Google Patents

流量調整装置

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Publication number
JPH06281025A
JPH06281025A JP6956193A JP6956193A JPH06281025A JP H06281025 A JPH06281025 A JP H06281025A JP 6956193 A JP6956193 A JP 6956193A JP 6956193 A JP6956193 A JP 6956193A JP H06281025 A JPH06281025 A JP H06281025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
rate adjusting
fluid passage
groove
fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP6956193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Matsumoto
達也 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06281025A publication Critical patent/JPH06281025A/ja
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体通路に任意に回転変位させることにより
通路面積を変える流量調整部を設けて流量制御を行う流
量制御装置において、いかなる場合においても確実に流
量調整範囲を規定できることを目的とする。 【構成】 ケーシング9に、流量調整部13の下端であ
る溝係合部13bが係合し摺動することにより回転方向
の移動のみ可能でラジアル方向の変位を規制される環状
の溝15を形成すると共に、溝15に溝係合部13bの
回転範囲を規定するストッパー16を備えた。 【効果】 ケーシング9を大型化することなく係合部1
3bがストッパー16部に乗り上がるのを確実に防止
し、流量調整範囲を明確に規定できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車の内燃
機関に吸入する空気等の流量調整に用いられる流量調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開平4−254073号
に示された従来の流量調整装置を備えた電磁弁の断面図
であり、1は外部からの制御電流を受け取るためのター
ミナル、2は電磁コイル、3は前記ターミナル1及び電
磁コイル2を保持するボビンである。4は電磁コイル2
の外周に位置し電磁コイル2等を保護し且つ、コネクタ
ーを形成しているカバーである。5,6及び7は磁気回
路を構成するそれぞれヨーク,コア及びプレートであ
る。8はOリングである。9aは流体を導入する第1の
流体通路、9bは前記流体を排出する第2の流体通路、
9cは前記第1及び第2の流体通路を連結する第3の流
体通路であり、これらはケーシング9により形成されて
いる。第1の流体通路9aから導入された流体は、第3
の流体通路9cを通過し第2の流体通路9bから排出さ
れる。前記流体の排出は、第2の流体通路9bの一端に
形成されたバルブシート10と可動のプランジャ12と
により制御される。プランジャ12は電磁コイル2の発
生力及びスプリング11の荷重により制御される。更
に、第3の流体通路9cには回動可能な流量調整部13
が設けられている。流量調整部13は回転により前記第
3の流体通路9cの通路開口面積を変化させ、ここを通
る流体の流量を調整するようになっている。なお、前記
流量調整部13の回転範囲は、第3の流体通路9c内に
形成されたストッパー14により規定される。流量調整
部13は円柱部13aを有し、これは第3の流体通路9
cの延長部でケーシング9の一部である保持部9d内に
回転可能に保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記流量制御装置に使
用されている流量調整部13を説明する(図2を参考に
して)と、流量調整部13は外周がつる巻き線状にカッ
トされていて、第3の流体通路9cとの通路開口面積が
この流量調整部13の回転変位に線形的に変化するよう
になされている。この流量調整部13を第3の流体通路
9cに同軸に維持する円柱部13aは長さaのみである
ので、流量調整部13は傾きやすいのである。特に、流
量調整部13の回転範囲を規制するストッパー14に係
合部13b(この軸方向長さは図2のものより短くなさ
れている)が当ると、流量調整部13が傾き、係合部1
3bはストッパー14に乗り上げてしまいやすいのであ
る。又、前記の係合部13bの寸法bは、広範囲の流量
調整域を確保するため極力小さくする必要があるが、そ
うした場合、ストッパー14への接触時に、流量調整部
13の強度が保持できず、内側へ変形しストッパー14
部への乗り上げが生じる。なお、これらについては、ス
トッパー14の肉圧を増大させることにより少しは改善
することができるが、流量調整部13の傾きを許容し且
つ、流量調整部13の変形を許容し得るだけ十分にスト
ッパーの肉圧を大きく確保した場合、第3の流体通路9
cを形成するケーシング9の外径の大型化は必至であ
る。この発明は、上記のような問題点を解決するために
なされたもので、ケーシング9の外径の大型化を抑え且
つ、いかなる場合にも係合部13bのストッパー14へ
の乗り上げの生じない流量調整装置を得ることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明による流量調整
装置は、流体を導入する第1の流体通路と、前記流体を
排出する第2の流体通路と、前記第1及び第2の流体通
路を連結する第3の流体通路と、端部に設けた円柱部の
回転により前記第3の流体通路の通路開口面積を変化さ
せる流量調整部と、前記円柱部を回転可能に保持する円
柱部保持部とを具備することにより流量制御を行う流量
調整装置において、第3の流体通路を形成するケーシン
グの一部に、流量調整部の前記円柱部とは反対の係合部
が回転方向の移動のみ可能でラジアル方向の変位を規制
されて摺動係合する、環状の溝を形成すると共に、この
溝の一部に流量調整部の回転範囲を規定するストッパー
を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明により、円柱部とは反対の流量調整部
の係合部が第3の流体通路内に形成された環状の溝内に
摺動係合し、且つ、この溝の内部にストッパーが形成さ
れていることより、いかなる場合においても係合部が溝
から逸脱せず、従ってストッパーへの乗り上げが生じる
ことが無く、流量調整の安定化を計ることができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明による流量調整装置の一実施
例を図1および図2に基づいて説明する。図1の(A) は
流量調整部13が組み込まれた状態でのケーシング9を
示し、図1の(B) は図1の(A) のB−B線断面を示す。
図2の(A) は図1に示された流量調整部を示し、図2の
(B)は図2のB−B線から見た図である。これら図に
おいて、8はOリング、9a,9b,9cはそれぞれ第
1の流体通路,第2の流体通路,第3の流体通路を示
す。13は流量調整部、13aは流量調整部13の一端
に一体的に形成されている円柱部、13bは流量調整部
13の他端に一体的に形成されている溝係合部である。
9dはケーシング9の一部で、前記円柱部13aを回転
可能に保持する円柱部保持部である。15はケーシング
9に形成された環状の溝である。この溝15に溝係合部
13bが回転方向に摺動可能に係合している。16は環
状の溝15の一部を埋める形で形成されたストッパーで
ある。本発明では、上記第3の流体通路9cを形成する
ケーシング9内に、流量調整部13の溝係合部13bが
係合し摺動することのできる環状の溝15を形成すると
共に、この溝15を一部埋めることにより流量調整部1
3の回転範囲を規定するストッパー16の機能を盛り込
んでいる。従って、ケーシング9内に組み込まれた流量
調整部13の他端(すなわち溝係合部13b)が上記溝
15内を摺動することにより、ラジアル方向の変位は規
制され、回転方向の移動のみ可能となり、流量調整部1
3は常にケーシング9との同軸が保持される。又、前記
溝係合部13bが溝15から軸方向に抜けない限り、溝
15内部に形成されたストッパー16により、流量調整
部13の回転範囲は確実に規定される。なお、上記実施
例では、流量制御を行う電磁弁の、流量調整機構につい
て説明したが、この発明はこのものに限定されるもので
はなく、流量調整部により流量制御を行う流量調整機構
全般に該当するものである。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による流
量調整装置は、流量調整部13の下端の係合部13bが
摺動係合する環状の溝15をケーシングに形成すると共
に、溝15内に係合部13bの回転摺動範囲を規定する
ストッパー16を備えたことにより、ケーシング9の外
径の大型化を抑え、且つ、いかなる場合にもストッパー
16部への係合部13bの乗り上げを防止し、確実に流
量調整範囲を規定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A) は本発明による流量調整装置の一実
施例を示す拡大断面図であり、図1の(B) は図1の(A)
のB−B線断面図である。
【図2】図2の(A) は図1の流量調整装置に用いる流量
調整部の拡大図であり、図2の(B) は図2の(A) の矢視
Bから見た図である。
【図3】従来の流量調整装置を備えた電磁弁の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ターミナル 2 電磁コイル 3 ボビン 4 カバー 5 ヨーク 6 コア 7 プレート 8 Oリング 9 ケーシング 9a 第1の流体通路 9b 第2の流体通路 9c 第3の流体通路 10 バルブシート 11 スプリング 12 プランジャ 13 流量調整部 15 環状の溝 16 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を導入する第1の流体通路と、前記
    流体を排出する第2の流体通路と、前記第1及び第2の
    流体通路を連結する第3の流体通路と、端部に設けた円
    柱部の回転により前記第3の流体通路の通路開口面積を
    変化させる流量調整部と、前記円柱部を回転可能に保持
    する円柱部保持部とを具備することにより流量制御を行
    う流量調整装置において、第3の流体通路を形成するケ
    ーシングの一部に、流量調整部の前記円柱部とは反対の
    係合部が回転方向の移動のみ可能でラジアル方向の変位
    を規制されて摺動係合する、環状の溝を形成すると共
    に、この溝の一部に流量調整部の回転範囲を規定するス
    トッパーを設けたことを特徴とする流量調整装置。
JP6956193A 1993-03-29 1993-03-29 流量調整装置 Pending JPH06281025A (ja)

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JP6956193A JPH06281025A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 流量調整装置

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JP6956193A JPH06281025A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 流量調整装置

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Family

ID=13406300

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JP6956193A Pending JPH06281025A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 流量調整装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005048949A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Snecma Moteurs 長い調整ストロークを有するバルブ装置
WO2010073898A1 (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 アイシン精機株式会社 回転式バルブ装置

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