JPH06280424A - テント用軒金具 - Google Patents

テント用軒金具

Info

Publication number
JPH06280424A
JPH06280424A JP9688693A JP9688693A JPH06280424A JP H06280424 A JPH06280424 A JP H06280424A JP 9688693 A JP9688693 A JP 9688693A JP 9688693 A JP9688693 A JP 9688693A JP H06280424 A JPH06280424 A JP H06280424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent
rafter
support
eaves
purlin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9688693A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoya Suzuki
捷也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N S P KK
NSP Corp
Original Assignee
N S P KK
NSP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N S P KK, NSP Corp filed Critical N S P KK
Priority to JP9688693A priority Critical patent/JPH06280424A/ja
Publication of JPH06280424A publication Critical patent/JPH06280424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱、垂木及び母屋を簡略化された作業によ
って確実に連結することができるテント用軒金具を、簡
単な構造によって提供する。 【構成】 テントの骨組みを構成する支柱51、垂木5
2及び母屋を連結するテント用軒金具10であって、支
柱51及び垂木52を挿嵌する略コ字状の断面を有する
挿嵌部11を備えると共に、母屋を支持する支持具12
を一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テント用軒金具に関
し、詳しくは、テントの骨組みを構成する支柱、垂木及
び母屋を連結するテント用軒金具に関する。
【0002】
【従来の技術】テントを構築する場合、鉄骨材、鋼管材
等によるテント用張設枠材によって支柱、垂木、母屋等
の骨組みを形成し、この骨組みに布シート、ビニールシ
ート等によるテント膜材を張設するのであるが、従来よ
り、骨組みの軒の部分に配設され、支柱、垂木及び母屋
を連結するテント用軒金具としては、図7及び図8に示
すようなものがあった。
【0003】このテント用軒金具は、管状に形成された
支柱及び垂木の各々の内部に挿嵌されてこれらを連結す
るものであり、さらに母屋を連結する場合には、垂木の
側面或は支柱の側面に母屋を支持する支持具を固着し
て、この支持具によって母屋を連結するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のテン
ト用軒金具にあっては、支柱と垂木とを連結する場合、
管状に形成された支柱及び垂木の内部に挿嵌しなければ
ならないため、その作業が非常に煩雑なものであった。
特に、支柱及び垂木は、テントの骨組みの主要部分を構
成するために十分堅固に形成してあり、相当重量が重い
ものとなっている。このため、重量物である支柱及び垂
木を、互いに連結するためには、クレーン等の機器や複
数の作業者によらねばならず、テント用軒金具によって
支柱と垂木とを連結する作業は、極力簡略化することが
望まれていた。
【0005】また、支柱と垂木とを十分堅固に連結する
ためには、テント用軒金具における支柱及び垂木に挿嵌
する長さを十分に確保しなければならない。このため、
図7に示すように、支柱と垂木との連結部分において
は、テント用軒金具の露出部分が少なく、この部分に母
屋を支持する支持具を一体化しておくことができない。
従って、支柱と垂木との連結部分に、加えて母屋を連結
する場合、支柱及び垂木とは別部品である母屋の支持具
を、垂木の側面或は支柱の側面に固着しなければなら
ず、このような理由から、従来のテント用軒金具にあっ
ては、母屋を連結する場合においても、煩雑な作業を必
要とするものであった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、支
柱、垂木及び母屋を簡略化された作業によって確実に連
結することができるテント用軒金具を、簡単な構造によ
って提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「テント100の骨組み50を構成する
支柱51、垂木52及び母屋53を連結するテント用軒
金具10であって、前記支柱51及び垂木52を挿嵌す
る略コ字状の断面を有する挿嵌部11を備えると共に、
前記母屋53を支持する支持具12を一体化したことを
特徴とするテント用軒金具10」である。
【0008】
【発明の作用】このように構成された本発明のテント用
軒金具10は、次のように作用する。
【0009】まず、本発明のテント用軒金具10は、支
柱51及び垂木52を挿嵌する挿嵌部11を備えてお
り、この挿嵌部11は、断面が略コ字状としてある。こ
のため、テント用軒金具10によって支柱51と垂木5
2とを連結する場合には、略コ字状の開口方向から支柱
51及び垂木52を挿嵌すればよく、従来の如く管状に
形成された支柱及び垂木の内部にテント用軒金具を挿嵌
する場合に比して、その作業は簡単なものとなる。
【0010】次に、本発明のテント用軒金具10には、
母屋53を支持する支持具12が一体化してあり、連結
された支柱51及び垂木52の連結部分に、加えて母屋
53を連結する場合には、母屋53をこの支持具12に
よって支持すればよい。このため、母屋53を連結する
作業は、従来の如く垂木の側面或は支柱の側面に母屋を
支持する支持具を固着する作業を必要とせず、簡単なも
のとなる。
【0011】
【実施例】次に、本発明のテント用軒金具10の実施例
を、図面に従って詳細に説明する。
【0012】まず、図1及び図2には、本発明に係るテ
ント用軒金具10の一実施例が示してある。このテント
用軒金具10は、支柱51を挿嵌する挿嵌部11を構成
する断面が略コ字状の鋼材と、垂木52を挿嵌する挿嵌
部11を構成する断面が略コ字状の鋼材とを、垂木52
の傾斜に応じた角度で接合することによって形成してあ
る。そして、図3に示すように母屋53を連結する側の
側面に、コ字状の支持具12が取着されている。尚、補
強板13が、支柱51を挿嵌する挿嵌部11と、垂木5
2を挿嵌する挿嵌部11に溶接により連結されている。
【0013】ここで、支柱51及び垂木52は、図6に
示すように、各々挿通溝21を有する管状のテント用張
設枠材20から構成してあり、合成樹脂等による芯材3
1を有する膨出部32を端部に備えたテント用膜材30
を、その挿通溝21にテント用膜材30の膨出部32を
挿通する簡単な作業によって確実に保持できるようにし
てある。そして、支柱51と垂木52とをテント用軒金
具10によって連結しても、支柱51及び垂木52を構
成する各テント用張設枠材20の挿通溝がテント用軒金
具10の挿嵌部11より突出するようにしてあり、支柱
51及び垂木52にテント用膜材30を保持すると、こ
のテント用膜材30によってテント用軒金具10が覆わ
れるようにしてある。
【0014】次に、図3は、このテント用軒金具10に
よって、支柱51、垂木52及び母屋53を連結して形
成した骨組み50の一例が示してある。この骨組み50
においては、母屋53は、複数の管を挿嵌して伸縮自在
に構成してあり、長さ調節可能なものとしてある。な
お、この長さ調節可能な母屋は、外側の管に複数の支持
孔が形成してあり、外側の管に挿嵌された内側の管に外
側の管の支持孔と連通する一つの係合孔が形成してあ
る。そして、外側の管の所望の支持孔と内側の管の係合
孔とにピン、ボルト等を挿通し、これにより外側の管と
内側の管とを固定して複数種類の長さに調節することが
できるようにしてある。尚、母屋53の両端には、支持
具12に回動自在に支持されるL字状の係合部53a,
53bが備えてある。
【0015】ここで、このような長さ調節可能な母屋5
3を二つのテント用軒金具10間に支持する手段を説明
する。まず、図4に示すように、母屋53の係合部53
aを一方のテント用軒金具10の支持具12に回動自在
に支持しておき、母屋53を回動し、母屋53の他端の
係合部53bを他方のテント用軒金具10の支持具12
に係合すると、簡単な作業のよってテント用軒金具10
間に母屋53を支持することができる。
【0016】次に、図5及び図6には、このように形成
された骨組み50にテント用膜材30を張設して構築し
たテント100の一例が示してある。テント用膜材30
は、端部に膨出部32を備えており、この膨出部32に
て、支柱51及び垂木52を構成するテント用張設枠材
20に保持され、テント100の側面及び天井を構成し
ている。
【0017】なお、このテント100は、図6に示すよ
うに、テント用膜材30の端部の膨出部32をテント用
張設枠材20の挿通溝21に挿通して保持してあるた
め、簡単な作業によってテント用膜材30を張設するこ
とができるばかりか、例えば天候等に応じて、テント用
張設枠材20の挿通溝21内に挿通されたテント用膜材
30の膨出部32を摺動することによって、図5に示す
ように、天井等の一部或は全部を、簡単な作業によって
開閉することができるものとなっている。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のテ
ント用軒金具は、支柱及び垂木を挿嵌する断面が略コ字
状の挿嵌部を備えているため、この挿嵌部における略コ
字状の開口方向より簡単に支柱及び垂木を挿嵌すること
ができるものであり、母屋を支持する支持具が一体化し
てあるため、母屋を支持する支持具を別途固着する作業
を省略することができるものである。
【0019】従って、本発明によれば、支柱、垂木及び
母屋を簡略化された作業によって確実に連結することが
できるテント用軒金具を、簡単な構造によって提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテント用軒金具の一実施例を示す
正面図である。
【図2】図1に示したテント用軒金具の側面図である。
【図3】骨組みの一例を示す斜視図である。
【図4】母屋を連結する状態を示す部分側面図である。
【図5】テントの一例を示す斜視図である。
【図6】図5におけるA部拡大図である。
【図7】従来のテント用軒金具を示す正面図である。
【図8】図7に示したテント用軒金具の側面図である
【符号の説明】
10 テント用軒金具 11 挿嵌部 12 支持具 13 補強板 20 テント用張設枠材 21 挿通溝 30 テント用膜材 31 芯材 32 膨出部 50 骨組み 51 支柱 52 垂木 53 母屋 100 テント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テントの骨組みを構成する支柱、垂木及
    び母屋を連結するテント用軒金具であって、 前記支柱及び垂木を挿嵌する略コ字状の断面を有する挿
    嵌部を備えると共に、前記母屋を支持する支持具を一体
    化したことを特徴とするテント用軒金具。
JP9688693A 1993-03-30 1993-03-30 テント用軒金具 Pending JPH06280424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9688693A JPH06280424A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 テント用軒金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9688693A JPH06280424A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 テント用軒金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06280424A true JPH06280424A (ja) 1994-10-04

Family

ID=14176886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9688693A Pending JPH06280424A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 テント用軒金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06280424A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012169746A2 (ko) * 2011-06-07 2012-12-13 주식회사 석강 조립식 건축구조물의 골조연결장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012169746A2 (ko) * 2011-06-07 2012-12-13 주식회사 석강 조립식 건축구조물의 골조연결장치
WO2012169746A3 (ko) * 2011-06-07 2013-03-28 주식회사 석강 조립식 건축구조물의 골조연결장치
CN103562471A (zh) * 2011-06-07 2014-02-05 石江有限公司 组装式建筑结构物的框架连接装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4748995A (en) Tent frame
US9181723B2 (en) Tent frame coupler assembly
CN101490351B (zh) 角撑
JP2007300826A (ja) パイプハウスの補強方法
JPH06280424A (ja) テント用軒金具
JP2878945B2 (ja) 屋根構造物及びその構築方法
JP2002538340A (ja) 家屋および/または小屋構造要素
JPH0925718A (ja) はね出し足場用ブラケット
JPH04213671A (ja) 寄せ棟型テント
JP2577552Y2 (ja) テント用の骨組構造物
KR200250686Y1 (ko) 천막
JPH08260573A (ja) 物置・ペット小屋・下小屋・テント簡単組み立てパネルと骨組み
KR20040107996A (ko) 조립식 막 구조물 및 막 구조물을 구성하기 위한 방법
JPH10109177A (ja) 鉄骨柱溶接用仮設防風装置
JPH0821026A (ja) 折畳み式屋根ユニット及び屋根の建築方法
JPH0734730A (ja) テント用張設枠材の連結構造
JPS5854482Y2 (ja) 簡易屋根のあおり止め装置
JPH06136962A (ja) 全天候型仮設屋根
JPH0738564Y2 (ja) ビル建築等の内部柱風防装置
JPH1025838A (ja) 筋交い補強金具
JP3195947B2 (ja) テント用張設枠材の受け金具
JP2775220B2 (ja) 組立建物用支柱の取付構造
JPH0546331Y2 (ja)
JP2781319B2 (ja) 手摺りの取付け方法
JP2550016Y2 (ja) 簡易構築物における支柱構造