JPH06280211A - 全天候陸上競技場の表面仕上法 - Google Patents

全天候陸上競技場の表面仕上法

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JPH06280211A
JPH06280211A JP7570692A JP7570692A JPH06280211A JP H06280211 A JPH06280211 A JP H06280211A JP 7570692 A JP7570692 A JP 7570692A JP 7570692 A JP7570692 A JP 7570692A JP H06280211 A JPH06280211 A JP H06280211A
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JP
Japan
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layer
urethane resin
aggregate
rubber
urethane
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Pending
Application number
JP7570692A
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English (en)
Inventor
Junichi Arakawa
潤一 荒川
Yoshio Aihara
好夫 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EE Y CHEM KK
Dyflex Corp
Original Assignee
EE Y CHEM KK
Dyflex Corp
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Publication date
Application filed by EE Y CHEM KK, Dyflex Corp filed Critical EE Y CHEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、平坦なウレタン層上又は平坦なア
スファルト層上に、骨材を混合したウレタン樹脂をコー
ティングし、表面に該骨材を突出させることにより表面
に凹凸をつけて滑止を形成する全天候陸上競技場の表面
仕上法、並びに、ゴム又はプラスチックチップ層上に、
骨材を混合したウレタン樹脂をコーティングし、該チッ
プ層の上部を非透水層とし、表面に該骨材を突出させる
ことにより表面に凹凸をつけて滑止を形成する全天候陸
上競技場の表面仕上法である。 【効果】 本発明によれば、気温の影響を余り受けず効
率良く施工できる。更に、凹凸をつけた面上にウレタン
樹脂をスプレーすれば、外観及び強度を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全天候陸上競技場の表
面仕上法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
全天候弾性舗装の表面仕上方法としては、3〜5mm位
のウレタン又はEPDMチップトッピングを散布して滑
止を形成する工法がとられていたが、最近、エンボス工
法と称しウレタン材料中に小粒径の骨材或は揺変剤を混
合したものを用い、スプレー又はローラー刷毛で滑止を
形成する工法がとられるようになった。
【0003】しかし、上記エンボス工法は、ローラー刷
毛方式の場合ウレタン材料が温度、湿度の影響を大きく
受け、粘度、稠度が変化し易いため均一な模様がつけに
くく、又スプレー方式の場合ローラー刷毛方式同様、粘
度、稠度が変化し易く、更に風の影響を受け易いため骨
材を均一に吹付けることは難しい。そのため、上記エン
ボス工法においては、気温等の条件設定を頻繁に変更す
る必要があり、施工に際して細心の注意と熟練を必要と
するので、効率が低いという欠点を有していた。
【0004】従って、本発明の目的は、条件設定を頻繁
に変更する必要がなく、施工に際して細心の注意と熟練
を必要としない、効率が高い表面仕上方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、平坦な
ウレタン層上に、ゴム又はプラスチックの骨材を混合し
たウレタン樹脂をコーティングし、表面に該骨材を突出
させることにより表面に凹凸をつけて滑止を形成するこ
とを特徴とする全天候陸上競技場の表面仕上法が提供さ
れる。
【0006】又、ゴム又はプラスチックチップ層上に、
ゴム又はプラスチックの骨材を混合したウレタン樹脂を
コーティングし、ウレタン樹脂の一部を該チップ層内部
に滲透させることにより該チップ層の上部の空隙を埋め
て非透水層とし、表面に該骨材を突出させることにより
表面に凹凸をつけて滑止を形成することを特徴とする全
天候陸上競技場の表面仕上法が提供される。
【0007】又、平坦なアスファルト層上に、ゴム又は
プラスチックの骨材を混合したウレタン樹脂をコーティ
ングし、表面に該骨材を突出させることにより表面に凹
凸をつけて滑止を形成することを特徴とする全天候陸上
競技場の表面仕上法が提供される。
【0008】又、更に、ゴム又はプラスチックの骨材を
混合したウレタン樹脂をコーティングして二層仕上とす
ることを特徴とする全天候陸上競技場の表面仕上法が提
供される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれら実施例により限定されるものではない。
【0010】実施例1 ウレタン樹脂とEPDMチップ(粒径5〜7mm,硬度
55)を重量比30:70でミキサーで十分に混合す
る。平坦なウレタン床面上に、この混合物を8kg/m
2 となるようにレーキ又はコテでコーティングする。表
面にEPDMチップが突出し凹凸が形成される。
【0011】次に、ウレタン樹脂を硬化後、揺変性を有
するウレタン樹脂とEPDMチップ(粒径2mm以下,
硬度55)を重量比90:10でミキサーで十分混合す
る。この混合物を1.5kg/m2 となるようにエアレ
ススプレーヤーでスプレーして補強層と表面修整層を形
成する。
【0012】次に、ウレタン樹脂をエアレススプレーヤ
ーでスプレーしてトップコートを形成する。
【0013】なお、用いたウレタン樹脂の粘度は100
〜150ポイズで、硬化後の硬度は55〜60である。
又、仕上厚は7mmである。
【0014】図1は本実施例により表面仕上された状態
(フルウレタンタイプ)を示す模式断面図である。1は
密粒アスコン層であり、2は層厚7〜8mmのウレタン
基層である。ウレタン基層2上に本発明の工法が施され
ている。3は層厚約5〜6mmの高品質EPDMチップ
層である。チップ層3においてチップの下部はニューフ
ァインウレタン4でウレタン基層2に固定されている。
5はEPDMが含まれた層厚約2mmのウレタン樹脂・
タフカバー層(前記補強層,表面修整層)、6はウレタ
ン樹脂トップコート層である。
【0015】尚、タフカバー層5は必須ではないが、該
層を設けることによりエンボス仕上とすることができ
る。又、トップコート層6も必須ではないが、該層を設
けることで美観と耐久性を向上させることができる。
【0016】実施例2 ウレタン樹脂とEPDMチップ(粒径1〜3mm,硬度
55)を重量比70:30でミキサーで十分に混合す
る。平坦なゴムチップ層上に、この混合物を4kg/m
2 となるようにレーキ又はコテでコーティングする。過
剰のウレタン樹脂はチップ層内に流れて補強層を形成
し、又表面にEPDMチップが突出し凹凸が形成され
る。
【0017】次に、ウレタン樹脂を硬化後、揺変性を有
するウレタン樹脂とEPDMチップ(粒径2mm以下,
硬度55)を重量比90:10でミキサーで十分混合す
る。この混合物を1.5kg/m2 となるようにエアレ
ススプレーヤーでスプレーして補強層と表面修整層を形
成する。
【0018】次に、ウレタン樹脂をエアレススプレーヤ
ーでスプレーしてトップコート層を形成する。
【0019】なお、用いたウレタン樹脂の粘度は100
〜150ポイズで、硬化後の硬度は55〜60である。
又、仕上厚は4mmである。
【0020】図2は本実施例により表面仕上された状態
(複合タイプ)を示す模式断面図である。11は開粒ア
スコン層であり、12は層厚約9mmのゴムチップ層で
ある。ゴムチップ層12上に本発明の工法が施されてい
る。13はゴムチップ層12の上部に形成された層厚3
〜4mmのウレタン含侵層、14は層厚2〜3mmの高
品質EPDMチップ層、15はEPDMが含まれた層厚
約2mmのウレタン樹脂・カバー層(前記補強層,表面
修整層)、16ウレタン樹脂トップコート層である。
【0021】尚、カバー層15は必須ではないが、該層
を設けることによりエンボス仕上とすることができる。
又、トップコート層16も必須ではないが、該層を設け
ることで美観と耐久性を向上させることができる。
【0022】実施例3 平坦なウレタン床面上ではなく、平坦なアスファルト層
(アスコン層)上に直接コーティングする以外は実施例
1と同様にして、ウレタン樹脂とEPDMチップの混合
物をコーティングし、表面にEPDMチップが突出させ
凹凸を形成する。その後は、実施例1と同様の方法で、
ウレタン樹脂・カバー層(補強層,表面修整層)、ウレ
タン樹脂トップコート層を形成する。一層仕上で仕上厚
は13mmである。
【0023】又、他の施工方法としては、平坦なアスフ
ァルト層(アスコン層)上に直接コーティングする以外
は実施例1と同様にして、ウレタン樹脂とEPDMチッ
プの混合物で一層目をコーティングする。コーティング
厚は7mmである。更にその上に、ウレタン樹脂とEP
DMチップの混合物をコーティングし、表面にEPDM
チップが突出させ凹凸を形成する。その後は、実施例1
と同様の方法で、ウレタン樹脂・カバー層(補強層,表
面修整層)、ウレタン樹脂トップコート層を形成する。
二層仕上で仕上厚は13mmである。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、平滑な面にウレタン
樹脂をスプレー或はローラー刷毛で凹凸をつけるのでは
なく、骨材を混入したウレタン樹脂をコーティングする
ことで凹凸をつけているため、気温の影響を余り受けず
効率良く施工できる。更に、凹凸をつけた面上にウレタ
ン樹脂をスプレーすれば、外観及び強度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により表面仕上された状態の1例を示す
模式断面図である。
【図2】本発明により表面仕上された状態の他の例を示
す模式断面図である。
【符号の説明】
1 密粒アスコン層 2 ウレタン基層 3 EPDMチップ層 4 ニューファインウレタン 5 タフカバー層 6 トップコート層 11 開粒アスコン層 12 ゴムチップ層 13 ウレタン含侵層 14 EPDMチップ層 15 カバー層 16 トップコート層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦なウレタン層上に、ゴム又はプラス
    チックの骨材を混合したウレタン樹脂をコーティング
    し、表面に該骨材を突出させることにより表面に凹凸を
    つけて滑止を形成することを特徴とする全天候陸上競技
    場の表面仕上法。
  2. 【請求項2】 ゴム又はプラスチックチップ層上に、ゴ
    ム又はプラスチックの骨材を混合したウレタン樹脂をコ
    ーティングし、ウレタン樹脂の一部を該チップ層内部に
    滲透させることにより該チップ層の上部の空隙を埋めて
    非透水層とし、表面に該骨材を突出させることにより表
    面に凹凸をつけて滑止を形成することを特徴とする全天
    候陸上競技場の表面仕上法。
  3. 【請求項3】 平坦なアスファルト層上に、ゴム又はプ
    ラスチックの骨材を混合したウレタン樹脂をコーティン
    グし、表面に該骨材を突出させることにより表面に凹凸
    をつけて滑止を形成することを特徴とする全天候陸上競
    技場の表面仕上法。
  4. 【請求項4】 更に、ゴム又はプラスチックの骨材を混
    合したウレタン樹脂をコーティングして二層仕上とする
    ことを特徴とする全天候陸上競技場の表面仕上法。
  5. 【請求項5】 更に、ゴム又はプラスチックの骨材及び
    揺変剤を混合したウレタン樹脂をスプレーすることによ
    り、エンボス仕上とする請求項1、2、3又は4記載の
    表面仕上法。
  6. 【請求項6】 更に、トップコートを塗布することによ
    り、美観と耐久性を向上させる請求項5記載の表面仕上
    法。
JP7570692A 1992-02-27 1992-02-27 全天候陸上競技場の表面仕上法 Pending JPH06280211A (ja)

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