JPH06278983A - スカートガード安全スイッチの動作圧力測定装置 - Google Patents
スカートガード安全スイッチの動作圧力測定装置Info
- Publication number
- JPH06278983A JPH06278983A JP7016193A JP7016193A JPH06278983A JP H06278983 A JPH06278983 A JP H06278983A JP 7016193 A JP7016193 A JP 7016193A JP 7016193 A JP7016193 A JP 7016193A JP H06278983 A JPH06278983 A JP H06278983A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skirt guard
- safety switch
- operating pressure
- measuring device
- pressing plate
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- Pending
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- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ばね秤の先端を、正確にスカートガードに押
し当てることができるスカートガード安全スイッチの動
作圧力測定装置を得る。 【構成】 踏段3と同じ歯型5aを有する固定台5を、
踏段3上に置く。固定台5上にガイド金具8を固定す
る。このガイド金具8に、ばね秤1および押し付け板7
をスライドできるように嵌め込む。押し付け板7に動作
ピン11を取付ける。ガイド金具8に取付けた操作レバ
ー10で動作ピン11を押すと、押し付け板7およびば
ね秤1が、スカートガード4に向かって移動し、ばね秤
1の先端が、正確にスカートガード4に押し当てられ
る。
し当てることができるスカートガード安全スイッチの動
作圧力測定装置を得る。 【構成】 踏段3と同じ歯型5aを有する固定台5を、
踏段3上に置く。固定台5上にガイド金具8を固定す
る。このガイド金具8に、ばね秤1および押し付け板7
をスライドできるように嵌め込む。押し付け板7に動作
ピン11を取付ける。ガイド金具8に取付けた操作レバ
ー10で動作ピン11を押すと、押し付け板7およびば
ね秤1が、スカートガード4に向かって移動し、ばね秤
1の先端が、正確にスカートガード4に押し当てられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータの上下曲
部左右四箇所のスカートガードに内設されているスカー
トガード安全スイッチの動作圧力測定装置に関する。
部左右四箇所のスカートガードに内設されているスカー
トガード安全スイッチの動作圧力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレータにおいては、上下
曲部左右四箇所のスカートガードの内側に、スカートガ
ード安全スイッチがそれぞれ設けられており、乗客の靴
等が挟まれたことを検出できるようになっているが、こ
れらのスカートガード安全スイッチは、スカートガード
にばね秤等の秤量器を押し当てて、その動作圧力を点検
する必要がある。
曲部左右四箇所のスカートガードの内側に、スカートガ
ード安全スイッチがそれぞれ設けられており、乗客の靴
等が挟まれたことを検出できるようになっているが、こ
れらのスカートガード安全スイッチは、スカートガード
にばね秤等の秤量器を押し当てて、その動作圧力を点検
する必要がある。
【0003】従来、このスカートガード安全スイッチの
動作圧力を測定する方法としては、図4に示すように、
ばね秤1を保持した作業者2がエスカレータの踏段3上
に腰を降ろし、ばね秤1をスカートガード4に対して直
角に当て、これを押し付けながらスカートガード安全ス
イッチ(図示せず)を動作させ、スカートガード安全ス
イッチの動作音や制御リレーの動作音によりスイッチの
動作を確認し、そのときのばね秤1の目盛値を読み取る
方法が採られている。
動作圧力を測定する方法としては、図4に示すように、
ばね秤1を保持した作業者2がエスカレータの踏段3上
に腰を降ろし、ばね秤1をスカートガード4に対して直
角に当て、これを押し付けながらスカートガード安全ス
イッチ(図示せず)を動作させ、スカートガード安全ス
イッチの動作音や制御リレーの動作音によりスイッチの
動作を確認し、そのときのばね秤1の目盛値を読み取る
方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スカートガ
ード安全スイッチの動作圧力は、通常15kg前後に設定
されているため、ばね秤1を押し当てるのに相当の力を
要し、測定時の力の入れ方や体勢が不充分な場合には、
ばね秤1の先端が滑り、踏段3の角部等に作業者2の手
が当り、作業に危険を伴うという課題がある。特に、ス
カートガードには、挟まれ事故を防止するため、定期的
に高分子系潤滑剤を塗布して表面を滑り易くしているた
め、この傾向が著しい。
ード安全スイッチの動作圧力は、通常15kg前後に設定
されているため、ばね秤1を押し当てるのに相当の力を
要し、測定時の力の入れ方や体勢が不充分な場合には、
ばね秤1の先端が滑り、踏段3の角部等に作業者2の手
が当り、作業に危険を伴うという課題がある。特に、ス
カートガードには、挟まれ事故を防止するため、定期的
に高分子系潤滑剤を塗布して表面を滑り易くしているた
め、この傾向が著しい。
【0005】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、スカートガード安全スイッチの動作圧力
を、容易かつ安全に測定することができるスカートガー
ド安全スイッチの動作圧力測定装置を提供することを目
的とする。
されたもので、スカートガード安全スイッチの動作圧力
を、容易かつ安全に測定することができるスカートガー
ド安全スイッチの動作圧力測定装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスカートガ
ード安全スイッチの動作圧力測定装置は、エスカレータ
の任意の踏段上に設置される固定台と、この固定台上に
取付けられたガイド機構とから装置を構成し、ガイド機
構により、秤量器をスカートガードに対し遠近方向にス
ライドさせてスカートガードに押し当てるようにしたも
のである。
ード安全スイッチの動作圧力測定装置は、エスカレータ
の任意の踏段上に設置される固定台と、この固定台上に
取付けられたガイド機構とから装置を構成し、ガイド機
構により、秤量器をスカートガードに対し遠近方向にス
ライドさせてスカートガードに押し当てるようにしたも
のである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたスカートガード安全ス
イッチの動作圧力測定装置において、秤量器を、ガイド
機構によりスカートガードに接近させると、秤量器がス
カートガードに押し当てられる。この際、秤量器はガイ
ド機構に案内され、ガイド機構は踏段上に設置された固
定台に取付けられているので、測定時に秤量器の先端が
滑ることがない。
イッチの動作圧力測定装置において、秤量器を、ガイド
機構によりスカートガードに接近させると、秤量器がス
カートガードに押し当てられる。この際、秤量器はガイ
ド機構に案内され、ガイド機構は踏段上に設置された固
定台に取付けられているので、測定時に秤量器の先端が
滑ることがない。
【0008】
実施例1.図1および図2は、本発明の一実施例を示す
もので、図において、1,3,4は前記従来のものと全
く同一のものである。5は任意の踏段3上に設置される
固定台であり、この固定台5の下面には、踏段3上面と
同様の歯型5aが設けられ、また固定台5の上面には、
ガイド機構6が取付けられている。このガイド機構6
は、ばね秤1およびこのばね秤1を押圧する押し付け板
7を内包して案内するガイド金具8と、下端部が軸9を
介しガイド金具8に枢着された操作レバー10と、この
操作レバー10の作動力を押し付け板7に伝えるために
押し付け板7に取付けられた動作ピン11とから構成さ
れ、操作レバー10を図中時計廻りに揺動させることに
より、ばね秤1の先端がスカートガード4に押し当てら
れて、スカートガード安全スイッチ12の動作圧力が測
定されるようになっている。
もので、図において、1,3,4は前記従来のものと全
く同一のものである。5は任意の踏段3上に設置される
固定台であり、この固定台5の下面には、踏段3上面と
同様の歯型5aが設けられ、また固定台5の上面には、
ガイド機構6が取付けられている。このガイド機構6
は、ばね秤1およびこのばね秤1を押圧する押し付け板
7を内包して案内するガイド金具8と、下端部が軸9を
介しガイド金具8に枢着された操作レバー10と、この
操作レバー10の作動力を押し付け板7に伝えるために
押し付け板7に取付けられた動作ピン11とから構成さ
れ、操作レバー10を図中時計廻りに揺動させることに
より、ばね秤1の先端がスカートガード4に押し当てら
れて、スカートガード安全スイッチ12の動作圧力が測
定されるようになっている。
【0009】次に実施例1の動作について説明する。測
定に際しては、まずガイド金具8にばね秤1を装着した
後、スカートガード安全スイッチ12に符合する位置の
踏段3上に、固定台5を設置する。この状態で、操作レ
バー10を図中時計廻りに揺動させると、操作レバー1
0の作動力が動作ピン11を介して押し付け板7に伝え
られ、押し付け板7およびこの押し付け板7で後端が支
持されるばね秤1が、スカートガード4側に移動してば
ね秤1の先端がスカートガード4に押し当てられる。こ
の際、ばね秤1からの反力が固定台5に作用することに
なるが、固定台5の歯型5aが踏段3の上面に係合して
いるので、この係合部で反力を保持することができる。
また、ばね秤1はガイド機構6にガイドされて移動する
ので、ばね秤1の先端が滑るおそれがない。また、操作
レバー10の梃子の原理で押し付け板7を移動させてい
るので、小さな力で測定することができる。
定に際しては、まずガイド金具8にばね秤1を装着した
後、スカートガード安全スイッチ12に符合する位置の
踏段3上に、固定台5を設置する。この状態で、操作レ
バー10を図中時計廻りに揺動させると、操作レバー1
0の作動力が動作ピン11を介して押し付け板7に伝え
られ、押し付け板7およびこの押し付け板7で後端が支
持されるばね秤1が、スカートガード4側に移動してば
ね秤1の先端がスカートガード4に押し当てられる。こ
の際、ばね秤1からの反力が固定台5に作用することに
なるが、固定台5の歯型5aが踏段3の上面に係合して
いるので、この係合部で反力を保持することができる。
また、ばね秤1はガイド機構6にガイドされて移動する
ので、ばね秤1の先端が滑るおそれがない。また、操作
レバー10の梃子の原理で押し付け板7を移動させてい
るので、小さな力で測定することができる。
【0010】実施例2.図3は、本発明の他の実施例を
示すもので、固定台5の歯型5aに保持ピン13を設
け、この保持ピン13を、踏段3に穿設した保持孔14
に嵌入係止して、ばね秤1からの反力を保持するように
したものである。そしてこれにより、反力保持をより安
定させることができる。
示すもので、固定台5の歯型5aに保持ピン13を設
け、この保持ピン13を、踏段3に穿設した保持孔14
に嵌入係止して、ばね秤1からの反力を保持するように
したものである。そしてこれにより、反力保持をより安
定させることができる。
【0011】実施例3.前記実施例1および実施例2で
は、操作レバー10を用いて押し付け板7を移動させる
場合について説明したが、操作レバー10を省略し、押
し付け板7を直接押圧して移動させるようにしてもよ
く、また押圧付け板7も省略し、ばね秤1をガイド金具
8を案内として直接押圧し移動させるようにしてもよ
い。
は、操作レバー10を用いて押し付け板7を移動させる
場合について説明したが、操作レバー10を省略し、押
し付け板7を直接押圧して移動させるようにしてもよ
く、また押圧付け板7も省略し、ばね秤1をガイド金具
8を案内として直接押圧し移動させるようにしてもよ
い。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成さ
れ、踏段上に設置される固定台上にガイド機構を設け、
このガイド機構の案内により秤量器の先端をスカートガ
ードに押し当てるようにしているので、スカートガード
安全スイッチの動作圧力を、容易かつ安全に測定するこ
とができる。
れ、踏段上に設置される固定台上にガイド機構を設け、
このガイド機構の案内により秤量器の先端をスカートガ
ードに押し当てるようにしているので、スカートガード
安全スイッチの動作圧力を、容易かつ安全に測定するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例1を示す正面図である。
【図2】図1の装置の斜視図である。
【図3】本発明の実施例2を示す要部構成図である。
【図4】従来のスカートガード安全スイッチの動作圧力
測定方法を示す説明図である。
測定方法を示す説明図である。
1 ばね秤(秤量器) 3 踏段 4 スカートガード 5 固定台 5a 歯型 6 ガイド機構 7 押し付け板 8 ガイド金具 10 操作レバー 11 動作ピン 12 スカートガード安全スイッチ 13 保持ピン 14 保持孔
Claims (1)
- 【請求項1】 エスカレータの上下曲部に位置するスカ
ートガードに秤量器を押し当て、スカートガードに内設
されているスカートガード安全スイッチの動作圧力を測
定するスカートガード安全スイッチの動作圧力測定装置
において、エスカレータの任意の踏段上に設置される固
定台と、この固定台上に取付けられ秤量器をスカートガ
ードに対し遠近方向に案内してスカートガードに押し当
てるガイド機構とを具備することを特徴とするスカート
ガード安全スイッチの動作圧力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016193A JPH06278983A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | スカートガード安全スイッチの動作圧力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016193A JPH06278983A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | スカートガード安全スイッチの動作圧力測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278983A true JPH06278983A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13423565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7016193A Pending JPH06278983A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | スカートガード安全スイッチの動作圧力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06278983A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013228224A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 動作圧力測定装置 |
JP2014065575A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | スカートガードスイッチ動作確認治具 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP7016193A patent/JPH06278983A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013228224A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 動作圧力測定装置 |
JP2014065575A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | スカートガードスイッチ動作確認治具 |
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