JPH06278932A - 粘着テープ切断供給装置 - Google Patents
粘着テープ切断供給装置Info
- Publication number
- JPH06278932A JPH06278932A JP9723193A JP9723193A JPH06278932A JP H06278932 A JPH06278932 A JP H06278932A JP 9723193 A JP9723193 A JP 9723193A JP 9723193 A JP9723193 A JP 9723193A JP H06278932 A JPH06278932 A JP H06278932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- tape
- adhesive tape
- adhesive
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘着テープを切断し粘着面を上にして供給す
る作業を自動化する。 【構成】 間欠駆動されてセロテープ１を引き出す引き
出しローラ１２と、引き出しローラ１２よりも高速で同
方向に間欠駆動され引き出されたセロテープ１を吸着プ
レート２０上に繰り出す繰り出しローラ１３と、引き出
しローラ１２から繰り出しローラ１３へのテープ移送経
路の途中で先端が吸着プレート２０により引っ張られた
状態のセロテープ１を切断するカッター１４と、繰り出
しローラ１３に接することによって回転し繰り出しロー
ラ１３との間にセロテープ１を挟んで繰り出し方向に案
内する案内ローラ１５と、繰り出しローラ１３と同速度
で同方向に間欠駆動され、切断されて繰り出されるセロ
テープ片１Ａの先端を繰り出しローラ１３から引き離し
て吸着プレート２０側に案内する引き離しローラ１６と
でセロテープ切断供給装置を構成する。
る作業を自動化する。 【構成】 間欠駆動されてセロテープ１を引き出す引き
出しローラ１２と、引き出しローラ１２よりも高速で同
方向に間欠駆動され引き出されたセロテープ１を吸着プ
レート２０上に繰り出す繰り出しローラ１３と、引き出
しローラ１２から繰り出しローラ１３へのテープ移送経
路の途中で先端が吸着プレート２０により引っ張られた
状態のセロテープ１を切断するカッター１４と、繰り出
しローラ１３に接することによって回転し繰り出しロー
ラ１３との間にセロテープ１を挟んで繰り出し方向に案
内する案内ローラ１５と、繰り出しローラ１３と同速度
で同方向に間欠駆動され、切断されて繰り出されるセロ
テープ片１Ａの先端を繰り出しローラ１３から引き離し
て吸着プレート２０側に案内する引き離しローラ１６と
でセロテープ切断供給装置を構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は粘着テープを所定長さに
切断し粘着面を上にして供給するための粘着テープ切断
供給装置に関する。
切断し粘着面を上にして供給するための粘着テープ切断
供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】粘着テープによって物品を固定する際に
粘着テープを所定長さに切断し供給する作業は手作業で
行うしかないのが普通であって、能率が悪いということ
から、このような粘着テープの切断供給の作業を自動化
しようとする試みが従来からなされている。例えば特開
昭６１−２１７４７０号公報に記載された接着テープの
切断供給機構はその一例であって、台紙付きの接着テー
プの場合に、台紙付きのままローラによって接着テープ
を繰り出し、次いで、台紙を台紙走行路によって裏面側
へ曲げ返すことよって接着テープを台紙から剥離して、
その剥離した接着テープを真空吸着ヘッド等で引き上げ
ることによって金具と吸着ヘッドとの間で接着テープの
緩み除去し、しかるのち金具と吸着ヘッドとの中間部で
接着テープを切断するよう構成されている。また、それ
とは別に、特開昭５８−２１６８５９号公報には、複数
の製品を長手方向に連続して移送し、貯溜ロールから導
いたテープ状物を離型紙から分離しつつ製品の表面に供
給して押圧作用によって貼着し、しかるのち下流側の製
品を押圧保持したクランプ機構を下流側に向けて若干移
動させるて前後製品間に小間隙を形成し、その間隙で伸
張した状態のテープ状物をカッターで切断するよう構成
した自動テープ貼着装置が記載されている。
粘着テープを所定長さに切断し供給する作業は手作業で
行うしかないのが普通であって、能率が悪いということ
から、このような粘着テープの切断供給の作業を自動化
しようとする試みが従来からなされている。例えば特開
昭６１−２１７４７０号公報に記載された接着テープの
切断供給機構はその一例であって、台紙付きの接着テー
プの場合に、台紙付きのままローラによって接着テープ
を繰り出し、次いで、台紙を台紙走行路によって裏面側
へ曲げ返すことよって接着テープを台紙から剥離して、
その剥離した接着テープを真空吸着ヘッド等で引き上げ
ることによって金具と吸着ヘッドとの間で接着テープの
緩み除去し、しかるのち金具と吸着ヘッドとの中間部で
接着テープを切断するよう構成されている。また、それ
とは別に、特開昭５８−２１６８５９号公報には、複数
の製品を長手方向に連続して移送し、貯溜ロールから導
いたテープ状物を離型紙から分離しつつ製品の表面に供
給して押圧作用によって貼着し、しかるのち下流側の製
品を押圧保持したクランプ機構を下流側に向けて若干移
動させるて前後製品間に小間隙を形成し、その間隙で伸
張した状態のテープ状物をカッターで切断するよう構成
した自動テープ貼着装置が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】台紙付きの粘着テープ
の場合には、ローラで台紙付きのまま粘着テープを引き
出すことが容易で、したがって、特開昭６１−２１７４
７０号公報記載のような機構も可能である。しかしなが
ら、例えばセロテープ等台紙のない粘着テープを所定長
さに切断して、粘着面を上にして供給し、その上に物品
を貼着していくような作業を自動化しようとした場合
に、この種の粘着テープはロールから離れた瞬間から粘
着面が露出した状態となるため、引き出しローラが粘着
テープの粘着面に接する場合には粘着テープがローラに
巻き付いてしまうし、ローラを粘着テープの非粘着側の
面に接するよう配置すると粘着面側に別途ガイド部材と
してローラあるいは金具が必要で、粘着テープがそれら
ガイド部材に貼り付いてしまう。したがって、このよう
な台紙のない粘着テープを所定長さに切断し粘着面を上
にして供給する作業は上記特開昭６１−２１７４７０号
公報記載のような機構では不可能である。また、記特開
昭５８−２１６８５９号公報記載の装置の場合は、上記
のように離型紙から分離した製品の表面にテープを貼着
した後テープを切断するとというものであるので、この
粘着テープを所定長さに切断し粘着面を上にして供給す
る作業には適用できない。
の場合には、ローラで台紙付きのまま粘着テープを引き
出すことが容易で、したがって、特開昭６１−２１７４
７０号公報記載のような機構も可能である。しかしなが
ら、例えばセロテープ等台紙のない粘着テープを所定長
さに切断して、粘着面を上にして供給し、その上に物品
を貼着していくような作業を自動化しようとした場合
に、この種の粘着テープはロールから離れた瞬間から粘
着面が露出した状態となるため、引き出しローラが粘着
テープの粘着面に接する場合には粘着テープがローラに
巻き付いてしまうし、ローラを粘着テープの非粘着側の
面に接するよう配置すると粘着面側に別途ガイド部材と
してローラあるいは金具が必要で、粘着テープがそれら
ガイド部材に貼り付いてしまう。したがって、このよう
な台紙のない粘着テープを所定長さに切断し粘着面を上
にして供給する作業は上記特開昭６１−２１７４７０号
公報記載のような機構では不可能である。また、記特開
昭５８−２１６８５９号公報記載の装置の場合は、上記
のように離型紙から分離した製品の表面にテープを貼着
した後テープを切断するとというものであるので、この
粘着テープを所定長さに切断し粘着面を上にして供給す
る作業には適用できない。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、粘着テープを所定長さに切断し粘着面を上に
して供給する作業の自動化を実現し、特に、台紙のない
粘着テープへの適用を可能とすることを目的とする。
であって、粘着テープを所定長さに切断し粘着面を上に
して供給する作業の自動化を実現し、特に、台紙のない
粘着テープへの適用を可能とすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る粘着テープ
切断供給装置は、粘着テープを装着するテープホルダー
と、間欠的に所定速度で回転駆動されテープホルダーに
装着された粘着テープの粘着面に接して該粘着テープを
引き出す第１のローラと、第１のローラーと同時に該第
１のローラより高速で同方向に回転駆動され引き出され
た粘着テープの粘着面に接して該粘着テープを繰り出す
第２のローラと、繰り出された粘着テープの先端を引っ
張るとともに第１のローラおよび第２のローラの駆動を
停止して粘着テープを伸張するテープ伸張機構と、伸張
された粘着テープを第１のローラと第２のローラとの間
で切断する切断機構と、切断された粘着テープを下方か
ら支え粘着面を上にして送り出す移送機構とで構成す
る。
切断供給装置は、粘着テープを装着するテープホルダー
と、間欠的に所定速度で回転駆動されテープホルダーに
装着された粘着テープの粘着面に接して該粘着テープを
引き出す第１のローラと、第１のローラーと同時に該第
１のローラより高速で同方向に回転駆動され引き出され
た粘着テープの粘着面に接して該粘着テープを繰り出す
第２のローラと、繰り出された粘着テープの先端を引っ
張るとともに第１のローラおよび第２のローラの駆動を
停止して粘着テープを伸張するテープ伸張機構と、伸張
された粘着テープを第１のローラと第２のローラとの間
で切断する切断機構と、切断された粘着テープを下方か
ら支え粘着面を上にして送り出す移送機構とで構成す
る。
【０００６】上記構成において、第１のローラの引き出
し力を粘着テープに適度に作用させつつ第１のローラへ
の粘着テープの巻き付きを防止し、かつ、第２のローラ
の繰り出し力を粘着テープに適度に作用させるため、第
１のローラのローラ面には周方向に複数の断面矩形の溝
を形成し、第２のローラのローラ面には周方向に第１の
ローラの溝と噛み合う複数の断面矩形の突条を形成する
のがよい。また、第２のローラへの粘着テープの巻き付
きを防止するため、第２のローラと同時に同方向に回転
駆動され繰り出された粘着テープの先端を該第２のロー
ラから引き離して繰り出し方向に案内する第３のローラ
を設けるのがよい。また、その第３のローラのローラ面
は、粘着テープが巻き付かないよう、周方向に第２のロ
ーラの突条間凹部と噛み合う複数の断面Ｖ形の突条を形
成することによって粘着テープとの接触面積を小さくす
るのがよい。
し力を粘着テープに適度に作用させつつ第１のローラへ
の粘着テープの巻き付きを防止し、かつ、第２のローラ
の繰り出し力を粘着テープに適度に作用させるため、第
１のローラのローラ面には周方向に複数の断面矩形の溝
を形成し、第２のローラのローラ面には周方向に第１の
ローラの溝と噛み合う複数の断面矩形の突条を形成する
のがよい。また、第２のローラへの粘着テープの巻き付
きを防止するため、第２のローラと同時に同方向に回転
駆動され繰り出された粘着テープの先端を該第２のロー
ラから引き離して繰り出し方向に案内する第３のローラ
を設けるのがよい。また、その第３のローラのローラ面
は、粘着テープが巻き付かないよう、周方向に第２のロ
ーラの突条間凹部と噛み合う複数の断面Ｖ形の突条を形
成することによって粘着テープとの接触面積を小さくす
るのがよい。
【０００７】上記テープ伸張機構は、例えば粘着テープ
が繰り出され該粘着テープの先端が所定位置に達した時
に吸引力を作用させて該粘着テープの先端を引っ張る吸
着手段を備えたものとすることができる。
が繰り出され該粘着テープの先端が所定位置に達した時
に吸引力を作用させて該粘着テープの先端を引っ張る吸
着手段を備えたものとすることができる。
【０００８】
【作用】粘着テープはテープホルダーに装着され、第１
のローラがその粘着テープの粘着面に接して回転駆動さ
れることにより該第１のローラのローラ面に仮着してテ
ープホルダーから引きだされ、引き出された粘着テープ
は第１のローラよりも高速で同方向に回転駆動される第
２のローラにより第１のローラから引き離され、第２の
ローラのローラ面に仮着して繰り出される。そして、繰
り出された粘着テープの先端が所定位置に達した時に、
例えば吸引力によって粘着テープの先端が引っ張られ、
第１のローラおよび第２のローラの駆動が停止され、こ
の状態で第１のローラと第２のローラとの間で粘着テー
プが切断され、切断された粘着テープは下方から支えら
れ粘着面を上にして送り出される。
のローラがその粘着テープの粘着面に接して回転駆動さ
れることにより該第１のローラのローラ面に仮着してテ
ープホルダーから引きだされ、引き出された粘着テープ
は第１のローラよりも高速で同方向に回転駆動される第
２のローラにより第１のローラから引き離され、第２の
ローラのローラ面に仮着して繰り出される。そして、繰
り出された粘着テープの先端が所定位置に達した時に、
例えば吸引力によって粘着テープの先端が引っ張られ、
第１のローラおよび第２のローラの駆動が停止され、こ
の状態で第１のローラと第２のローラとの間で粘着テー
プが切断され、切断された粘着テープは下方から支えら
れ粘着面を上にして送り出される。
【０００９】ここで、第１のローラのローラ面に周方向
に複数の断面矩形の溝が形成され、第２のローラのロー
ラ面に周方向に第１のローラの溝と噛み合う複数の断面
矩形の突条が形成されることによって、第１のローラと
粘着テープの粘着面との仮着力を確保しつつ第２のロー
ラによりスムーズに粘着テープを引き離すことが可能と
なって、第１のローラへの粘着テープの巻き付きが防止
され、また、第２のローラと粘着テープの粘着面とが適
度に仮着して適度な繰り出し力が得られる。
に複数の断面矩形の溝が形成され、第２のローラのロー
ラ面に周方向に第１のローラの溝と噛み合う複数の断面
矩形の突条が形成されることによって、第１のローラと
粘着テープの粘着面との仮着力を確保しつつ第２のロー
ラによりスムーズに粘着テープを引き離すことが可能と
なって、第１のローラへの粘着テープの巻き付きが防止
され、また、第２のローラと粘着テープの粘着面とが適
度に仮着して適度な繰り出し力が得られる。
【００１０】また、第２のローラと同時に同方向に回転
駆動して繰り出された粘着テープの先端を第２のローラ
から引き離し繰り出し方向に案内する第３ローラが設け
られることにより、第２のローラへの粘着テープの巻き
付きが防止される。そして、第３のローラのローラ面に
周方向に第２のローラの突条間凹部と噛み合う複数の断
面Ｖ形の突条が形成されて第３のローラのローラ面と粘
着テープとの接触面積が小さくされることにより、粘着
テープは第３のローラに巻き付くことなく確実に伸張方
向に繰り出される。
駆動して繰り出された粘着テープの先端を第２のローラ
から引き離し繰り出し方向に案内する第３ローラが設け
られることにより、第２のローラへの粘着テープの巻き
付きが防止される。そして、第３のローラのローラ面に
周方向に第２のローラの突条間凹部と噛み合う複数の断
面Ｖ形の突条が形成されて第３のローラのローラ面と粘
着テープとの接触面積が小さくされることにより、粘着
テープは第３のローラに巻き付くことなく確実に伸張方
向に繰り出される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１２】図１は本発明の一実施例のセロテープ切断
供給装置におけるセロテープ供給部の構成図、図２は同
セロテープ供給部を含むセロテープ切断供給装置の要部
構造および動作の説明図である。この実施例のセロテー
プ切断供給装置におけるセロテープ供給部１０は、セロ
テープホルダー１１と、図１および図２で左回りに間欠
駆動されセロテープホルダー１１にセットされたセロテ
ープ１を引き出す引き出しローラ１２と、引き出しロー
ラ１２より大きい回転速度で同方向に間欠駆動され引き
出されたセロテープ１を吸着プレート２０上に繰り出す
繰り出しローラ１３と、引き出しローラ１２から繰り出
しローラ１３へのテープ移送経路の途中で吸着プレート
２０により先端が引っ張られた状態のセロテープ１を所
定タイミングで切断するカッター１４と、繰り出しロー
ラ１３に接することによって回転し、繰り出しローラ１
３との間にセロテープ１を挟んで繰り出し方向に案内す
る案内ローラ１５と、繰り出しローラ１３と同速度で同
方向に間欠駆動され、切断されて繰り出されるセロテー
プ片１Ａの先端を繰り出しローラ１３から引き離して吸
着プレート２０側に案内する引き離しローラ１６とで構
成されている。
供給装置におけるセロテープ供給部の構成図、図２は同
セロテープ供給部を含むセロテープ切断供給装置の要部
構造および動作の説明図である。この実施例のセロテー
プ切断供給装置におけるセロテープ供給部１０は、セロ
テープホルダー１１と、図１および図２で左回りに間欠
駆動されセロテープホルダー１１にセットされたセロテ
ープ１を引き出す引き出しローラ１２と、引き出しロー
ラ１２より大きい回転速度で同方向に間欠駆動され引き
出されたセロテープ１を吸着プレート２０上に繰り出す
繰り出しローラ１３と、引き出しローラ１２から繰り出
しローラ１３へのテープ移送経路の途中で吸着プレート
２０により先端が引っ張られた状態のセロテープ１を所
定タイミングで切断するカッター１４と、繰り出しロー
ラ１３に接することによって回転し、繰り出しローラ１
３との間にセロテープ１を挟んで繰り出し方向に案内す
る案内ローラ１５と、繰り出しローラ１３と同速度で同
方向に間欠駆動され、切断されて繰り出されるセロテー
プ片１Ａの先端を繰り出しローラ１３から引き離して吸
着プレート２０側に案内する引き離しローラ１６とで構
成されている。
【００１３】図３は引き出しローラ１２，繰り出しロー
ラ１３および引き離しローラ１６の噛み合い構造を示し
ている。この図に示すように、引き出しローラ１２のロ
ーラ面には周方向に複数の断面矩形の溝１２ａが形成さ
れ、繰り出しローラ１３のローラ面には引き出しローラ
１２の上記溝１２ａと噛み合う複数の断面矩形の突条１
３ａが形成されている。また、引き離しローラ１６のロ
ーラ面には繰り出しローラ１３の突条間凹部１３ｂと噛
み合う複数の断面Ｖ形の突条１６ａが形成されている。
また、案内ローラ１５のローラ面は、セロテープ１に縦
方向にすじ目を入れテープのカールぐせを取り腰を持た
すため、中央２カ所に繰り出しローラ１３の突条１３ａ
間に入り込む凸面を備えた形状とされている。
ラ１３および引き離しローラ１６の噛み合い構造を示し
ている。この図に示すように、引き出しローラ１２のロ
ーラ面には周方向に複数の断面矩形の溝１２ａが形成さ
れ、繰り出しローラ１３のローラ面には引き出しローラ
１２の上記溝１２ａと噛み合う複数の断面矩形の突条１
３ａが形成されている。また、引き離しローラ１６のロ
ーラ面には繰り出しローラ１３の突条間凹部１３ｂと噛
み合う複数の断面Ｖ形の突条１６ａが形成されている。
また、案内ローラ１５のローラ面は、セロテープ１に縦
方向にすじ目を入れテープのカールぐせを取り腰を持た
すため、中央２カ所に繰り出しローラ１３の突条１３ａ
間に入り込む凸面を備えた形状とされている。
【００１４】また、吸着プレート２０は、所定配列の吸
着穴２０ａを備え、ブロア（図示せず）による吸引力を
受けながらが間欠移送されるものであって、その背面に
は繰り出されたセロテープ片１Ａを受ける位置にシャッ
ター３０が配置されている。そして、シャッター３０は
リンク３１を介しエアシリンダ３２に連結されている。
着穴２０ａを備え、ブロア（図示せず）による吸引力を
受けながらが間欠移送されるものであって、その背面に
は繰り出されたセロテープ片１Ａを受ける位置にシャッ
ター３０が配置されている。そして、シャッター３０は
リンク３１を介しエアシリンダ３２に連結されている。
【００１５】引き出しローラ１２，繰り出しローラ１３
および引き離しローラ１６は同じタイミングで間欠的に
駆動される。そして、図４に示すようにセロテープホル
ダー１１にセットされたセロテープ１が引き出しローラ
１２によって引き出され、繰り出しローラ１３により吸
着プレート２０に向けて繰り出される。このとき、案内
ローラ１５は繰り出しローラ１３との間にセロテープ１
を挟んで繰り出し方向に回転し、引き離しローラ１６は
繰り出しローラ１３と同方向に回転して繰り出しローラ
１３からセロテープ１を分離する。このとき吸着プレー
ト２０は停止し、また、セロテープ１に吸引力が作用し
ないよう図２に一点鎖線で示すようにシャッター３０が
閉じられている。
および引き離しローラ１６は同じタイミングで間欠的に
駆動される。そして、図４に示すようにセロテープホル
ダー１１にセットされたセロテープ１が引き出しローラ
１２によって引き出され、繰り出しローラ１３により吸
着プレート２０に向けて繰り出される。このとき、案内
ローラ１５は繰り出しローラ１３との間にセロテープ１
を挟んで繰り出し方向に回転し、引き離しローラ１６は
繰り出しローラ１３と同方向に回転して繰り出しローラ
１３からセロテープ１を分離する。このとき吸着プレー
ト２０は停止し、また、セロテープ１に吸引力が作用し
ないよう図２に一点鎖線で示すようにシャッター３０が
閉じられている。
【００１６】上記シャッター３０は、図２の一点鎖線に
示すように吸着プレート２０の吸着穴２０ａをやり過ご
した位置にセロテープ片１Ａが繰り出されるまでは、セ
ロテープ１の先端が吸着穴２０ａに引っ掛からずスムー
ズに吸着プレート２０上に繰り出されるよう、繰り出し
位置の吸着穴２０ａを閉じ、セロテープ１の先端が吸着
穴２０ａをやり過ごして所定位置まで繰り出された時に
図２の実線のように開く。そして、シャッター３０が開
いてセロテープ１の先端が吸着されると、引き出しロー
ラ１２，繰り出しローラ１３および引き離しローラ１６
が停止して、セロテープ１の先端が吸着された状態で図
５に示すようにカッター１４が作動し、引き出しローラ
１２と繰り出しローラ１３の間でセロテープ６が切断さ
れる。そして、図６に示すように吸着プレート２０が駆
動され、切断された一定長さのセロテープ片１Ａは先端
が引っ張られて吸着プレート２０上に供給され、図７に
示すように粘着面を上にして吸着状態で移送される。
示すように吸着プレート２０の吸着穴２０ａをやり過ご
した位置にセロテープ片１Ａが繰り出されるまでは、セ
ロテープ１の先端が吸着穴２０ａに引っ掛からずスムー
ズに吸着プレート２０上に繰り出されるよう、繰り出し
位置の吸着穴２０ａを閉じ、セロテープ１の先端が吸着
穴２０ａをやり過ごして所定位置まで繰り出された時に
図２の実線のように開く。そして、シャッター３０が開
いてセロテープ１の先端が吸着されると、引き出しロー
ラ１２，繰り出しローラ１３および引き離しローラ１６
が停止して、セロテープ１の先端が吸着された状態で図
５に示すようにカッター１４が作動し、引き出しローラ
１２と繰り出しローラ１３の間でセロテープ６が切断さ
れる。そして、図６に示すように吸着プレート２０が駆
動され、切断された一定長さのセロテープ片１Ａは先端
が引っ張られて吸着プレート２０上に供給され、図７に
示すように粘着面を上にして吸着状態で移送される。
【００１７】カッター１４によってセロテープ１が切断
された時、引き出しローラ１２側に残ったセロテープ１
は先端がフリーとなるが、引き出しローラ１２よりも繰
り出しローラ１３の方が回転速度が大きいため、図６に
示すようにセロテープ１の先端が繰り出しローラ１３側
に引き離される。したがって、セロテープ１は引き出し
ローラ１２に巻き付くことなく図７に示すように次回の
セロテープ供給に備えた位置まで繰り出される。
された時、引き出しローラ１２側に残ったセロテープ１
は先端がフリーとなるが、引き出しローラ１２よりも繰
り出しローラ１３の方が回転速度が大きいため、図６に
示すようにセロテープ１の先端が繰り出しローラ１３側
に引き離される。したがって、セロテープ１は引き出し
ローラ１２に巻き付くことなく図７に示すように次回の
セロテープ供給に備えた位置まで繰り出される。
【００１８】なお、上記実施例ではセロテープの場合に
ついて説明したが、本発明は台紙付きのあるいは台紙付
きでない他のいろいろな粘着テープに対しても適用可能
である。
ついて説明したが、本発明は台紙付きのあるいは台紙付
きでない他のいろいろな粘着テープに対しても適用可能
である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、粘着テープ、特に台紙のない粘着テープを所定長さ
に切断し粘着面を上にして供給する作業を自動化するこ
とができる。
で、粘着テープ、特に台紙のない粘着テープを所定長さ
に切断し粘着面を上にして供給する作業を自動化するこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例におけるセロテープ供給部の
構成図
構成図
【図２】本発明の一実施例におけるセロテープ切断供給
装置の要部構造および動作の説明図
装置の要部構造および動作の説明図
【図３】本発明の一実施例におけるローラ噛み合い部の
構造図
構造図
【図４】本発明の一実施例の動作説明図（その１）
【図５】本発明の一実施例の動作説明図（その２）
【図６】本発明の一実施例の動作説明図（その３）
【図７】本発明の一実施例の動作説明図（その４）
１ セロテープ １Ａ セロテープ片 １０ セロテープ供給部 １１ セロテープホルダー １２ 引き出しローラ（第１のローラ） １３ 繰り出しローラ（第２のローラ） １４ カッター １６ 引き離しローラ（第３のローラ） ２０ 吸着プレート ２０ａ 吸着穴 ３０ シャッター
Claims (5)
- 【請求項１】 粘着テープを装着するテープホルダー
と、間欠的に所定速度で回転駆動され前記テープホルダ
ーに装着された粘着テープの粘着面に接して該粘着テー
プを引き出す第１のローラと、前記第１のローラーと同
時に該第１のローラより高速で同方向に回転駆動され引
き出された前記粘着テープの粘着面に接して該粘着テー
プを繰り出す第２のローラと、繰り出された前記粘着テ
ープの先端を引っ張るとともに前記第１のローラおよび
第２のローラの駆動を停止して該粘着テープを伸張する
テープ伸張機構と、伸張された前記粘着テープを前記第
１のローラと前記第２のローラとの間で切断する切断機
構と、切断された前記粘着テープを下方から支え粘着面
を上にして送り出す移送機構とからなる粘着テープ切断
供給装置。 - 【請求項２】 第１のローラはローラ面に周方向に複数
の断面矩形の溝を有し、第２のローラはローラ面に周方
向に前記第１のローラの溝と噛み合う複数の断面矩形の
突条を有する請求項１記載の粘着テープ切断供給装置。 - 【請求項３】 第２のローラと同時に同方向に回転駆動
され繰り出された粘着テープの先端を該第２のローラか
ら引き離して繰り出し方向に案内する第３のローラを設
けた請求項１または２記載の粘着テープ切断供給装置。 - 【請求項４】 第３のローラはローラ面に周方向に第２
のローラの突条間凹部と噛み合う複数の断面Ｖ形の突条
を有する請求項３記載の粘着テープ切断供給装置。 - 【請求項５】 テープ伸張機構は粘着テープが繰り出さ
れ該粘着テープの先端が所定位置に達した時に吸引力を
作用させて該粘着テープの先端を引っ張る吸着手段を備
えた請求項１記載の粘着テープ切断供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9723193A JPH06278932A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 粘着テープ切断供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9723193A JPH06278932A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 粘着テープ切断供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06278932A true JPH06278932A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=14186856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9723193A Pending JPH06278932A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 粘着テープ切断供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06278932A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004054913A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-01 | Yong-Tae Kang | Automatic tape dispenser |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58129200A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-02 | 三菱電機株式会社 | 対空射撃統制装置 |
| JPH04148765A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-21 | Sony Corp | 粘着テープの貼付け装置 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP9723193A patent/JPH06278932A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58129200A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-02 | 三菱電機株式会社 | 対空射撃統制装置 |
| JPH04148765A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-21 | Sony Corp | 粘着テープの貼付け装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004054913A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-01 | Yong-Tae Kang | Automatic tape dispenser |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6276421B1 (en) | Release sheet application apparatus | |
| JP4169283B2 (ja) | ウエブ材料のログを形成するためのマルチ処理装置とログ製造方法 | |
| RU97120234A (ru) | Перемотно-резательный станок, включающий в себя устройство для заделывания заднего края рулона | |
| JPH01127548A (ja) | 巻取紙の端末処理方法およびその装置 | |
| US5823461A (en) | No-fold back splicer with electrostatic web transfer device | |
| CA2489281A1 (en) | An apparatus for forming a roll of contaminant removal tape and methods of forming rolls of contaminant removal tape | |
| US3520748A (en) | Methods and arrangements for transversely cutting travelling webs of paper or foil or films of plastics and other flexible materials | |
| JP3666325B2 (ja) | ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置 | |
| JPH06278932A (ja) | 粘着テープ切断供給装置 | |
| JPH06190777A (ja) | 原反切断装置 | |
| JP2772938B2 (ja) | 両面粘着テープの粘着剤層の転写方法及び装置 | |
| JP3396811B2 (ja) | 粘着テープの縁折曲装置 | |
| JPH1179137A (ja) | 粘着テープ貼付機におけるテープ供給装置 | |
| JPS63289B2 (ja) | ||
| JP2001179861A (ja) | 段ボール紙へ貼り付けるテープを繰り出す方法および装置 | |
| JPS6344653B2 (ja) | ||
| JPH0712490B2 (ja) | ストリップおよび合紙の２重巻取り方法 | |
| JPH022774B2 (ja) | ||
| JPH11254528A (ja) | シートカセット | |
| JP2004051297A (ja) | シール剥し装置 | |
| EP1109721B1 (en) | Method and apparatus for wrapping a web-like product into a wrapper | |
| JPH04144864A (ja) | 連続スラット処理ラインのスラット巻取装置 | |
| JPH05186131A (ja) | 両面粘着テープ貼付装置 | |
| JPH0815966B2 (ja) | ウエブ巻取り装置 | |
| JPS6397562A (ja) | ウエブの枠替方法 |