JPH0627834A - 転写・定着装置 - Google Patents

転写・定着装置

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Publication number
JPH0627834A
JPH0627834A JP4182084A JP18208492A JPH0627834A JP H0627834 A JPH0627834 A JP H0627834A JP 4182084 A JP4182084 A JP 4182084A JP 18208492 A JP18208492 A JP 18208492A JP H0627834 A JPH0627834 A JP H0627834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
roller
transfer
heat
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4182084A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Watariki
龍司 渡木
Akitaka Okazaki
哲卓 岡崎
Yoshio Fujita
恵生 藤田
Yuki Ito
由起 伊東
Eiji Nimura
栄司 丹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP4182084A priority Critical patent/JPH0627834A/ja
Publication of JPH0627834A publication Critical patent/JPH0627834A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体の異常な温度上昇を抑制することがで
き、残留トナーの良好なクリーニングを行うこともでき
る転写・定着装置を提供する。 【構成】 転写・定着装置Dは、転写用ローラ2と、熱
ローラ4と、中間転写体としてのエンドレス状ベルト5
とを備えている。ベルト5の内側には、放熱部材6がベ
ルト5の全幅にわたって配されている。放熱部材6の当
接部6aの下面は、平坦な当接面とされている。その当
接面は、熱ローラ4を通過して転写用ローラ2に至るま
でのベルト5の内面に当接して、ベルト5から熱を奪
う。ベルト5の外側下方には、放熱部材6に対向してク
リーニング部材7が配されている。クリーニング部材7
は、残留トナーを掻き取るブレード7aと、掻き取られ
たトナーを受けるトナー受け7bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は転写・定着装置に関
し、さらに詳しくは、複写機やプリンタなどの画像形成
装置に組み込まれ、感光体上のトナー像を転写・定着す
る転写・定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に組み込まれる転写
・定着装置として、中間転写体と称される、耐熱性樹脂
からなるエンドレス状のベルトを用いたものが提案され
ている。すなわち、その転写・定着装置は、感光体上の
トナー像を同ベルト上に転写した後、定着部において画
像形成用紙を同ベルトのトナー面に当接させて、用紙へ
の転写・定着を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような転写・定着
装置にあっては、感光体よりも高温である定着部の熱が
同ベルトを介して感光体に伝わる。このため、感光体の
温度が許容範囲を超えて上昇し、感光体の帯電性能およ
び光感度に悪影響を与えるという問題が発生していた。
また、このような転写・定着装置にあっては、同ベルト
上の残留トナーをクリーニングする必要があるが、同ベ
ルトは比較的高温であるため残留トナーの粘着性が大き
くなっており、良好なクリーニングが困難であるという
問題があった。
【0004】この発明は上記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、感光体の異常な温度上昇を抑制
することができるとともに、残留トナーの良好なクリー
ニングを行うことのできる転写・定着装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、感光体の近
傍に配された転写用ローラと、定着部に配された定着用
ローラと、転写用ローラおよび定着用ローラに掛け渡さ
れ、転写用ローラにより感光体に圧接される中間転写体
としてのエンドレス状ベルトとを備え、さらに、ベルト
の内側に配され、定着用ローラを通過して転写用ローラ
に至るまでのベルトの内面に当接し、その当接面でベル
トから熱を奪い、その奪った熱を空中へ放散する放熱部
材と、この放熱部材に対向してベルトの外側に配され、
放熱部材の前記当接面との間にベルトを挟んだ状態でベ
ルトの外面における残留トナーをクリーニングするクリ
ーニング部材とを具備してなる転写・定着装置である。
【0006】すなわち、この発明の転写・定着装置は、
中間転写体としてのエンドレス状ベルトから熱を奪って
空中へ放散する放熱部材をベルトの内側に設けるととも
に、ベルトの外面における残留トナーをクリーニングす
るクリーニング部材を放熱部材に対向してベルトの外側
に設けたことを要旨とする。
【0007】
【作用】放熱部材は、定着用ローラを通過して転写用ロ
ーラに至るまでのエンドレス状ベルトの内面に当接す
る。そして、その当接面でベルトから熱を奪い、その奪
った熱を空中へ放散する。クリーニング部材は、放熱部
材の前記当接面との間にベルトを挟む。そして、その状
態でベルトの外面における残留トナーをクリーニングす
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す1つの実施例に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。
【0009】図1および図2において、複写機に組み込
まれた転写・定着装置Dは、ドラム状感光体1の直下に
配された転写用ローラ2と、加圧ローラ3とともに定着
用ローラを構成する熱ローラ4と、転写用ローラ2およ
び熱ローラ4に掛け渡され、転写用ローラ2により感光
体1に押圧される中間転写体としてのエンドレス状ベル
ト5とを備えている。
【0010】ベルト5は、ポリイミドなどの耐熱性樹脂
フィルムにシリコーンなどでコーティングを施したもの
である。感光体1および加圧ローラ3は、時計回り方向
へ回転する。転写用ローラ2および熱ローラ4は反時計
回り方向へ回転する。そして、ベルトは図の矢印の方向
に回転する。
【0011】ベルト5の内側には、アルミニウム合金製
の放熱部材6がベルト5の全幅にわたって配されてい
る。放熱部材6は、平板状の当接部6aと、この当接部
6aと一体に設けられた放熱用フィン部6bとからな
る。放熱部材6の横断面形状は櫛形であり、そのフィン
部6bは、当接部6aから垂直上方へ縦6列に伸びてい
る。そして、放熱部材6の当接部6aの下面は、平坦な
当接面とされている。
【0012】放熱部材6の当接面は、加圧ローラ3と熱
ローラ4の間を通過して転写用ローラ2に至るまでのベ
ルト5の内面に当接する。そして、放熱部材6はその当
接面でベルト5から熱を奪い、その奪った熱を空中へ放
散する。
【0013】ベルト5の外側下方には、放熱部材6に対
向してクリーニング部材7が配されている。クリーニン
グ部材7は、放熱部材6の当接面との間にベルト5を挟
んだ状態でベルト5の外面に当接してその外面における
残留トナーを掻き取るブレード7aと、このブレード7
aで掻き取られたトナーを受けるトナー受け7bとを備
えている。なお、図1において8は複写用紙であり、2
点鎖線は複写用紙8の動きの状態を示している。
【0014】この転写・定着装置Dにあっては、感光体
1と転写用ローラ2の間を通過して感光体1の表面から
トナー像が転写されたベルト5は、加圧ローラ3と熱ロ
ーラ4のある定着部へ移動し、熱ローラ4により120
〜130°Cに加熱される。次いで、複写用紙8への定
着を終えたベルト5は、加圧ローラ3と熱ローラ4の間
を通過する。そして、ベルト5の内面が放熱部材6の当
接面に当接しながら、転写用ローラ2の方へ移動する。
これによりベルト5から熱が奪われ、その熱は放熱部材
6により空中へ放散される。
【0015】ベルト5の温度は、ベルト5が感光体1と
転写用ローラ2の間にもどって来た時には、約60°C
まで下がっている。この温度は、感光体1が正常に作動
する温度の上限である約70°Cよりも低いため、感光
体1の帯電性能および光感度は充分に確保されることに
なる。
【0016】ベルト5が放熱部材6により放熱されてい
る間に、ベルト5の外面における残留トナーは、ブレー
ド7aによりクリーニングされて、トナー受け7bに溜
まる。ここで、ベルト5が放熱部材6により放熱されて
いるため、ベルト5の外面における残留トナーも冷やさ
れている。したがって、残留トナーの粘着性が小さくな
り、良好なクリーニングを行うことができる。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る転写・定着装置は、上記
のように構成されているので、感光体の異常な温度上昇
を抑制することができるとともに、残留トナーの良好な
クリーニングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る転写・定着装置が組み
込まれた複写機の概略構成説明図。
【図2】その転写・定着装置の構成説明図。
【符号の説明】
1 感光体 2 転写用ローラ 3 加圧ローラ(定着用ローラ) 4 熱ローラ(定着用ローラ) 5 ベルト 6 放熱部材 6a 当接部 6b フィン部 7 クリーニング部材 7a ブレード 7b トナー受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 由起 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 丹村 栄司 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の近傍に配された転写用ローラ
    と、定着部に配された定着用ローラと、転写用ローラお
    よび定着用ローラに掛け渡され、転写用ローラにより感
    光体に圧接される中間転写体としてのエンドレス状ベル
    トとを備え、 さらに、ベルトの内側に配され、定着用ローラを通過し
    て転写用ローラに至るまでのベルトの内面に当接し、そ
    の当接面でベルトから熱を奪い、その奪った熱を空中へ
    放散する放熱部材と、この放熱部材に対向してベルトの
    外側に配され、放熱部材の前記当接面との間にベルトを
    挟んだ状態でベルトの外面における残留トナーをクリー
    ニングするクリーニング部材とを具備してなる転写・定
    着装置。
JP4182084A 1992-07-09 1992-07-09 転写・定着装置 Pending JPH0627834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4182084A JPH0627834A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 転写・定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4182084A JPH0627834A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 転写・定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627834A true JPH0627834A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16112084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4182084A Pending JPH0627834A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 転写・定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094847A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社リコー 冷却装置および画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094847A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社リコー 冷却装置および画像形成装置

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