JP2002287541A - 加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱装置および画像形成装置

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JP2002287541A JP2001091869A JP2001091869A JP2002287541A JP 2002287541 A JP2002287541 A JP 2002287541A JP 2001091869 A JP2001091869 A JP 2001091869A JP 2001091869 A JP2001091869 A JP 2001091869A JP 2002287541 A JP2002287541 A JP 2002287541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルム12に光反射材20を設けてフィルム
速度を制御するフィルム加熱方式の加熱装置、および該
加熱装置を画像加熱定着装置として備えた画像形成装置
について、光反射材20の汚れによる反射光の減少に起
因するフィルム速度検知精度の低下等の弊害の発生を防
止する。 【解決手段】光反射部20をクリーニングする部材31
を設けたこと。該部材31は、加圧部材18と同軸上に
支持されていること。該部材31は、加圧部材18に着
脱可能に支持されていること。該部材31は、その外形
がローレット形状であること。該部材31は、フィルム
12にたまった電荷を、外に逃がすための導電部材を兼
ねていること等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置および画
像形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、加熱体と、フィルムと、フ
ィルムを挟んで加熱体に圧接し駆動回転される加圧部材
を有し、フィルムを挟んで加熱体と加圧部材とで形成さ
れる圧接ニップ部に、上流側の処理部から搬送された被
加熱材を導入して挟持搬送させることにより、加熱体の
熱をフィルムを介して被加熱材へ付与する、フィルム加
熱方式の加熱装置、および該加熱装置を備えた画像形成
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】例えば、複写機、LBP、ファクシミ
リ、マイクロフィルムリーダプリンタ、画像表示(ディ
スプレイ)装置、記録機等の画像形成装置において、電
子写真、静電記録、磁気記録等の適宜の画像形成プロセ
ス手段により加熱溶融性樹脂等よりなる顕画剤(トナ
ー)を用いて被記録材(転写材シート、エレクトロファ
ックスシート、静電記録シート、印刷紙など)の面に間
接(転写)方式もしくは直接方式で形成担持させた、画
像情報に対応した未定着トナー画像を該被記録材面に永
久固着画像として加熱定着処理する加熱装置(像加熱装
置、画像加熱定着装置)の実用装置の一つとしてフィル
ム加熱方式の加熱装置が有る。
【0004】これは、固定支持された加熱体と、該加熱
体に対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィルム(定着フ
ィルム)と、該フィルムを介して被加熱材としての被記
録材を加熱体に密着させる加圧部材を有し、加熱体の熱
をフィルムを介して被記録材へ付与することで記録材面
に形成担持されている未定着画像を被記録材面に加熱定
着させる方式、構成の加熱装置である。
【0005】定着装置としてだけでなく、画像を担持し
た被記録材を加熱して表面性(艶など)を改質する装
置、仮定着処理するなど、その他、被加熱体を加熱処理
する手段として広く使用できる。
【0006】このようなフィルム加熱方式の加熱装置
は、昇温の速い低熱容量の加熱体や薄膜のフィルムを用
いることができるため、省電力化やウエイトタイムの短
縮化(クイックスタート性)が可能となる、画像形成装
置等の本機の機内昇温を低めることができる等の利点を
有し、効果的なものである。
【0007】しかし、構成部材の温度状態によっては、
該装置による被加熱材挟持搬送速度に変動を生じる。例
えば、加熱体にフィルムを介して圧接させる加圧部材
(以下、加圧ローラと記す)を駆動回転させることで、
フィルムを加熱体に摺動移動させつつ、フィルムもしく
はフィルムと被加熱材を一緒に加熱体と加圧ローラとの
圧接ニップ部を挟持搬送させる加圧部材駆動式の装置で
は、装置の稼動に伴って加圧ローラの温度が上昇するこ
とで、該加圧ローラはゴム部の熱膨張により外径が大き
くなる。
【0008】加圧ローラは通常一定回転数で回転駆動さ
せているため、加圧ローラが高温のときは低温のときよ
りも熱膨張が大きくなって回転周速度が増加し、被加熱
材挟持搬送速度が速くなってしまう。即ち、加圧ローラ
の温度状態によって該加熱装置による被加熱材挟持搬送
速度に違いを生じる。
【0009】そのため、該加熱装置よりも上流側の処理
部である作像部例えば画像転写部での被記録材の搬送は
所定の一定に保たれているため、被記録材が転写部から
該加熱装置の被記録材圧接ニップ部(定着部)に到達し
て挟持搬送状態になると、加圧ローラが高温状態時には
転写部での被記録材搬送速度よりも該加熱装置の定着部
における被記録材挟持搬送速度が大きい状態を生じて、
該加熱装置が被記録材を引っ張ることとなり、この影響
で転写部において画像ブレが生じてしまう。
【0010】逆に、加圧ローラの温度が低温状態時に
は、転写部と加熱装置の定着部との間の被記録材搬送部
において被記録材に不要なループ(たるみ)が形成さ
れ、転写部における画像転写後の被記録材の分離方向
や、加熱装置の定着部への被記録材の入射角度が不安定
となるため、転写分離時の画像飛び散り、加熱装置の定
着部でのオフセット等が発生する。また通紙使用された
被記録材が厚いものであるときは該被記録材のコシによ
り転写部でブレが生じてしまう。
【0011】このような加熱装置の被記録材挟持搬送速
度の変動による被記録材の引っ張り現象や不要なループ
形成現象による弊害をなくするため、本出願人は先に、
定着フィルムの速度を検知し、それによって、被記録材
の搬送速度を予測して、加圧ローラの駆動速度を制御す
る方式を提案している(特開平8−190298号公
報)。
【0012】その一実施形態として、フィルムの速度
を、フィルムの少なくとも一方の端部に設けた、反射型
センサの光を反射する光反射部により検知する手段と、
該検知手段によって検知されたフィルムの速度に基づい
てフィルムの速度を制御する制御手段を持たせたものが
ある。この制御手段により定着フィルムの回転速度が常
に一定になるように、加圧ローラの駆動速度を制御すれ
ば、被記録材は常に一定の搬送速度で搬送されるので、
前述したような被記録材を引っ張りすぎたり、不要なル
ープを形成したり、ということがなくなるので、安定し
た画像を得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常画
像形成装置本体内には未転写のトナーが舞っており、長
期にわたって使用を続けると光反射材の表面にトナーが
付着してしまう。すると光反射材の反射光が減少し、定
着フィルムの回転速度を検知できなくなることがある。
そのため、被記録材は所望の搬送速度で搬送されなくな
り、異常画像が発生してしまう。
【0014】そこで本発明は、フィルムに光反射材を設
けてフィルム速度を制御するタイプのフィルム加熱方式
の加熱装置、および該加熱装置を画像加熱定着装置とし
て備えた画像形成装置について、光反射材の汚れによる
反射光の減少に起因するフィルム速度検知精度の低下等
の弊害の発生を防止することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置および画像形成装置である。
【0016】(1)加熱体と、フィルムと、フィルムを
挟んで加熱体に圧接し駆動回転される加圧部材を有し、
フィルムを挟んで加熱体と加圧部材とで形成される圧接
ニップ部に、上流側の処理部から搬送された被加熱材を
導入して挟持搬送させることにより、加熱体の熱をフィ
ルムを介して被加熱材へ付与する加熱装置において、フ
ィルムの速度を、フィルムの少なくとも一方の端部に設
けた、反射型センサの光を反射する反射部により検知す
る手段と、該検知手段によって検知されたフィルムの速
度に基づいてフィルムの速度を制御する制御手段を持
ち、反射部をクリーニングする部材を設けたことを特徴
とする加熱装置。
【0017】(2)前記(1)に記載の加熱装置におい
て、前記クリーニング部材は、前記加圧部材と同軸上に
支持されていることを特徴とする加熱装置。
【0018】(3)前記(1)または(2)に記載の加
熱装置において、前記クリーニング部材は、加圧部材に
着脱可能に支持されていることを特徴とする加熱装置。
【0019】(4)前記(1)〜(3)のいずれか1つ
に記載の加熱装置において、前記クリーニング部材は、
その外形がローレット形状であることを特徴とする加熱
装置。
【0020】(5)前記(1)〜(4)のいずれか1つ
に記載の加熱装置において、前記クリーニング部材は、
前記フィルムにたまった電荷を、外に逃がすための導電
部材を兼ねていることを特徴とする加熱装置。
【0021】(6)被記録材に対する作像部と、該作像
部から搬送された被記録材上の未定着画像を加熱定着す
る画像定着手段を有する画像形成装置において、画像定
着手段が前記(1)から(5)の何れかに記載の加熱装
置であることを特徴とする画像形成装置。
【0022】(7)前記(6)に記載の画像形成装置に
おいて、被記録材に対する作像部は像担持体から被記録
材へ画像を転写する画像転写部であることを特徴とする
画像形成装置。
【0023】〈作 用〉反射部をクリーニングする部材
を設けたので、反射部の汚れによる反射光の減少に起因
するフィルム速度検知精度の低下等の弊害の発生を防止
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面に示した実施形態例につ
いて説明する。
【0025】(1)画像形成装置例の全体構成 図1は本実施形態例における画像形成装置の概略構成図
である。本例の画像形成装置は、画像読み取りスキャナ
部を具備させた、転写方式電子写真プロセス利用の多機
能型画像形成装置である。
【0026】この画像形成装置本体Aは、上部に原稿の
画像情報を読み取る画像読み取り手段である画像読み取
りスキャナ部Bを有し、その下部に画像形成手段となる
画像形成部Cを有し、更にその下部にシートデッキDを
組み付けて構成されている。
【0027】a)画像読み取りスキャナ部B 202は水平に固定配設したプラテンガラスであり、そ
の上に本や厚紙、カール紙等のブック原稿やシート状原
稿を読み取りすべき画像面を下側にして所定の載置基準
に従って載置し、原稿圧板203により背面を押圧して
静止状態でセットする。
【0028】読み取り開始キーを押すと、プラテンガラ
ス202の下面側に配設の、走査系光源201・走査系
ミラー204等を含む可動の走査ユニットがプラテンガ
ラス202の左辺側の実線示のホームポジションからプ
ラテンガラス下面に沿って右辺側方向である矢印a方向
に所定の速度で往動駆動される。
【0029】これにより、プラテンガラス202上に載
置セットされている原稿の下向きの画像面が左辺側から
右辺側に順次に照明走査され、その照明走査光の原稿面
反射光がレンズ205を通して受光素子(光電変換素
子)206に入射して光電読み取りされ、画像処理部で
処理され、画像情報電気信号に変換されて、画像形成部
Cのレーザスキャナ111に伝送される。
【0030】可動の走査ユニットは所定の往動終点まで
移動すると復動に転じられて、始めのホームポジション
に戻される。
【0031】b)画像形成部C 図2は画像形成部Cの要部の拡大図である。図1と図2
を参照して、112は像担持体としての回転ドラム型の
電子写真感光体(以下、感光体ドラムと記す)である。
この感光体ドラム112は時計方向に所定の周速度(プ
ロセススピード)をもって回転駆動され、その回転過程
において、帯電器122による所定の極性・電位の一様
帯電処理を受け、その一様帯電面にレーザスキャナ11
1・画像書き込み光学系113から画像情報に対応する
レーザ光走査露光bを受けることで、感光体ドラム11
2面に走査露光パターンに対応した静電潜像が形成され
る。
【0032】感光体ドラム112面に形成された静電潜
像は現像器114によりトナー画像として現像され、そ
のトナー画像が感光体ドラム112と転写帯電ローラ1
15との当接ニップ部である転写部(転写ニップ部)T
において、該転写部Tに後述する給紙部側から所定の制
御タイミングにて給送された被記録材としての転写材P
(以下、用紙と記す)に対して順次に転写されていく。
【0033】転写部Tを通ってトナー画像の転写を受け
た用紙Pは感光体ドラム112面から順次に分離されて
搬送部(用紙搬送ガイドパス)117を通り、定着部で
ある定着装置118に搬送され、該定着装置の定着ニッ
プ部Nで挟持搬送される過程で加熱および加圧されて未
定着トナー画像の定着処理を受ける。
【0034】用紙分離後の回転感光体ドラム112はク
リーニング器123で転写残トナー等の残留付着汚染物
の除去処理を受け、またイレーサランプ124等による
除電処理を受けて繰り返して作像に供される。
【0035】定着装置118を通った用紙Pは、片面プ
リントモードの場合には、排出ローラ119によって機
外に配置された排紙トレイ(若しくはソーター)120
に排出、積載される。
【0036】22と23はそれぞれ第1と第2の紙検知
センサとしてのフォトインタラプタであり、それぞれフ
ラグ部(アクチュエータ)24と25を設けてあり、用
紙の到着および通過を検知することができる。その検知
信号がCPU100(図3)に入力する。
【0037】両面プリントモードの場合には、定着装置
118から排出された第1面に対する画像形成済みの用
紙が排出ローラ119に挟持され、その用紙の後端が分
岐点207を通過した時点で排出ローラ119が逆転
し、両面トレイ121上に一旦載置された後、搬送ロー
ラ104・105により搬送されて、レジストローラ1
06に到達し、画像転写部に所定の制御タイミングにて
再給送されることで反転された該用紙の第2面に対して
前述と同様にして画像が形成された後、排紙トレイ12
0に排出、積載される。
【0038】レジストローラ106は互いに当接させた
駆動ローラとピンチローラとのローラ対からなり、駆動
停止状態において該両ローラ対の圧接ニップ部Rで給紙
部から給送された用紙の先端辺を一旦受止めた状態にし
て用紙を一時待機状態に保持する。また用紙の斜行矯正
の機能も有している。そして所定の制御タイミングにて
駆動ローラが所定の周速度にて回転駆動されることで、
用紙が画像転写部Tへ給送される。用紙の後端がローラ
対の圧接ニップ部Rを抜けると、次の用紙の先端受止め
のために駆動ローラの駆動が停止される。
【0039】ここで、画像形成装置本体Aは、上記のよ
うにレーザスキャナ111に画像読み取りスキャナ部B
の画像処理部の処理信号を入力すれば複写機として機能
し、外部コンピューターの出力信号を入力すればプリン
ターとして機能する。また、他のファクシミリ装置から
の信号を受信したり、画像読み取りスキャナ部Bの画像
処理部の信号を他のファクシミリ装置に送信したりすれ
ば、ファクシミリ装置としても機能する。
【0040】c)シートデッキD 画像形成部Cの下部にはシートカセット1を装着してお
り、このシートカセット1は下段カセット1aと上段カ
セット1bの2個で1つの給送ユニットとして構成され
ている。本例では、2つの給送ユニットU1・U2を装
着して4個のカセットを装着するようにしている。上方
に位置する1つの給送ユニットU1は装置本体Aに対し
て着脱可能に取り付けられ、下方の給送ユニットU2は
シートデッキDに着脱可能に取り付けられている。そし
て選択指定されたカセットからそれに収容の用紙が一枚
宛自動給紙される。
【0041】即ち、前記カセット1a・1b内に収容さ
れた用紙は、給送回転体となるピックアップローラ3に
より繰り出され、フィードローラ4とリタードローラ5
との協働作用により1枚ずつ分離・給送された後、搬送
ローラ104・105によって搬送され、レジストロー
ラ106に導かれ、該ローラ106によって画像形成動
作に同期するようにして画像形成部Cの画像転写部へと
給送される。
【0042】また、上記用紙カセット1とは別に、手差
しトレイ6が装置本体Aの側面に配置されており、該ト
レイ6上の用紙は手差し給紙ローラ7によりレジストロ
ーラ106へと繰り出される。
【0043】(2)定着装置118 図3は、定着装置118及びその周辺部の構成模型図、
並びに制御系のブロック図である。図4は定着装置の一
端側の要部の斜視模型図である。
【0044】a)定着装置118の概略構成 本例の定着装置118は加圧部材駆動式、テンションレ
スタイプのフィルム加熱方式の加熱装置である。
【0045】11は図3の紙面に垂直の方向を長手とす
る耐熱性樹脂製のステイである。
【0046】13はこのステイ11の下面側にステイ長
手に沿って配設して保持させたセラミックヒータ等の低
熱容量加熱体である。セラミックヒータ13は、薄板状
のセラミック基板と、該基板の面に長手に沿って形成具
備させた抵抗発熱体を基本構成体とする全体に低熱容量
の部材であり、抵抗発熱体への電力供給により迅速に発
熱・昇温し、温調系で所定の定着温度に温調管理され
る。
【0047】12は上記のヒータ13を含むステイ11
に外嵌させた円筒状(エンドレスベルト状)の耐熱性の
フィルム(定着フィルム)である。この定着フィルム1
2の内周長とヒータ13を含むステイ11の外周長は定
着フィルム12の方を例えば3mm程度大きくしてあ
り、従って定着フィルム12はヒータ13を含むステイ
11に対して周長が余裕を持ってルーズに外嵌してい
る。
【0048】定着フィルム12は熱容量を小さくしてク
イックスタート性を向上させるため、その膜厚は総厚4
0〜100μm程度とし、少なくとも、耐熱性・離型性
・強度・耐久性等のあるポリイミドフィルム等の耐熱素
材で構成されたベース層の外周にPTFE・PFA等の
フッ素系樹脂に導電剤を添加したコート層を設けたもの
である。
【0049】本例における定着フィルム18は、ポリイ
ミド等で構成されたベース層と、その外周に薄膜のフッ
素系樹脂等でコーティングしたコーティング層と、ベー
ス層とコーティング層の間にプライマー層の計3層以上
を有し、かつ同プライマー層とコーティング層は導電ま
たは半導電の電気特性を、ベース層は絶縁の電気特性を
有する。
【0050】また、定着フィルム12の通紙域外の一部
には、図4のように、周辺のフィルムより光反射率が高
い反射材(マーキング部)20をコートしてある。
【0051】18はヒータ13との間で定着フィルム1
2を挟んで圧接ニップ部である定着部Nを形成し、定着
フィルム12を駆動する回転体としての定着フィルム加
圧ローラであり、アルミニウム・鉄・ステンレス等の芯
軸18aと、この軸に外装したシリコンゴム等の離型性
の良い耐熱ゴム弾性体からなる肉厚3mm・外径20m
mのローラ部18bとからなる。また、表面には被記録
材としての用紙P、定着フィルム12の搬送性、トナー
の汚れ防止等の理由からフッ素樹脂を分散させたコート
層を設けてある。
【0052】31は定着フィルム12に設けた反射材2
0をクリーニングする部材であり、加圧ローラ18の、
定着フィルム12の反射材20に対応する側の端部に具
備させてある。このクリーニング部材31の詳細は後述
する。
【0053】加圧ローラ18は芯金18aの端部が定着
装置駆動用モータM2により駆動されることで矢示の反
時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ18の回転
駆動による定着部Nにおける該加圧ローラ18と定着フ
ィルム12の外面との摩擦力で定着フィルム12に回転
力が作用して、定着フィルム12はその内面が定着部N
においてヒータ13の下面に密着摺動しながらステイ1
1の外回りを矢印の時計方向に回転駆動される(加圧部
材駆動式)。この場合、定着フィルム12の内面とこれ
が接触摺動するヒータ下面との摺動抵抗を低減化するた
めに両者間に耐熱性グリス等の潤滑剤を介在させるとよ
い。
【0054】ステイ11はヒータ13を断熱保持すると
ともの、定着フィルム内面ガイド部材となる。
【0055】而して、加圧ローラ18の回転により定着
フィルム12が回転され、またヒータ13が所定の定着
温度に立ち上げられて温調された状態において、定着部
Nの回転定着フィルム12と回転加圧ローラ18との間
に画像転写部R側から未定着トナー画像を形成担持させ
た被記録材としての用紙Pが搬送されて導入され、定着
フィルム12と一緒に定着部Nを挟持搬送されることに
よりヒータ13の熱が定着フィルム12を介して用紙P
に付与されて未定着トナー画像がシートP面に加熱定着
される。定着部Nを通った用紙Pは定着フィルム12面
から曲率分離して搬送される。
【0056】b)定着フィルム速度検知手段と、装置の
駆動速度可変手段 21は反射型センサであり、反射材20を形成具備させ
た定着フィルム端部側において反射材20の回転軌跡位
置の上方に取り付けられている。
【0057】定着フィルム12の反射材20は定着フィ
ルム12の回転に伴い回転して反射型センサ21の下を
定着フィルム12の1回転につき1回通過する。反射型
センサ21はその反射材20の通過時毎の反射材20か
らの反射光を検知し、その信号をCPU100に送って
いる。
【0058】CPU100は、その検知信号と定着フィ
ルム12の周長より、定着フィルム12が一周に要する
時間を計算し、その回転速度を割り出すことができる。
【0059】図7は、被記録材としての用紙Pの搬送速
度と定着フィルム12の回転速度の変化を表した図であ
る。実験によると、図7に示すように、用紙Pの搬送速
度と定着フィルム12の回転速度には相関がある。その
ため、定着フィルム12の回転速度から、実際の用紙P
の搬送速度を予測することができる。
【0060】そこで、CPU100は上記の反射型セン
サ21からの入力情報で割り出される定着フィルム12
の回転速度が所定の速さより速い場合は、モータドライ
バ101により定着装置駆動用モータM2の速度を落す
ように制御し、反射型センサ21からの入力情報で割り
出される定着フィルム12の回転速度が所定の速さより
遅い場合は、モータドライバ101により定着装置駆動
用モータM2の速度を上げるように制御する。
【0061】c)具体的な制御 図8は、具体的な制御を表したフローチャートである。
【0062】.1枚目の制御 画像形成装置本体の電源をONしたとき、定着装置11
8の加圧ローラ18の回転駆動が開始され、またヒータ
13に通電され、定着部Nが所定の温度になるように制
御される。
【0063】その間、加圧ローラ18も温度上昇するた
め、熱膨張をはじめる。そのため、加圧ローラ18の回
転周速度は上昇し、同時に定着フィルム12の回転速度
も図7のように上昇を始める。しかし、所望の速度に対
しては、当然遅い。
【0064】反射型センサ21は、常に定着フィルム周
期(回転周期)を検知している。
【0065】用紙Pが第1の紙検知センサ(フォトイン
タラプタ)22のフラグ部24に到達すると、この第1
の紙検知センサ22がONになる。この時点で最新の定
着フィルム周期のデータD1をCPU100が拾い上げ
る。
【0066】そして、目標の定着フィルム周期Tと比較
を行い、定着駆動速度の増減を行うわけだが、用紙1枚
目の場合、以下のことを考慮する必要がある。
【0067】すなわち、図9は、速度制御しない場合、
1枚の用紙Pが画像形成装置を通過する間の定着フィル
ム周期の変化を表した図である。これによると、用紙P
が定着部Nにいる間は定着フィルム周期が長くなること
がわかる。その率は、実験より約0.8%であることが
分かっている。
【0068】すなわち、前述した定着フィルム周期デー
タD1を基に定着駆動速度を設定してしまうと、定着フ
ィルム速度は実際にはより遅くなってしまい、すなわち
用紙の速度も遅くなり、画像の乱れが生じてしまう。
【0069】そこで、定着フィルム周期データD1に用
紙の通過に伴う定着フィルム周期増加分を補正する紙係
数Aを掛け合わした定着フィルム周期データD1aを用
いて目標定着フィルム周期Tと比較を行う。
【0070】 D1a=A*D1 (A:紙係数、本実施例ではA=1.008) そして、すぐに定着駆動速度の増減を行うことにより、
1枚目の用紙が定着装置118に到達するときに定着フ
ィルム12の回転速度を所望の速度に維持しておくこと
ができるため、用紙Pの搬送速度も同様に所望の速度に
なる。よって、良好な画像を得ることができる。
【0071】.2枚目以降の制御 1枚目の用紙Pが、第2の紙検知センサ(フォトインタ
ラプタ)23のフラグ部25に到達すると、この第2の
紙検知センサ23がONになる。この時点で最新の定着
フィルム周期のデータD2をCPU100が拾い上げ
る。
【0072】このときは、用紙Pは、定着部Nにいるた
め、1枚目のときのように紙係数Aを定着フィルム周期
データD2に掛け合わせる必要はなく、定着フィルム周
期データD2を目標定着フィルム周期Tと比べれば良
い。
【0073】ここで、モータM2の速度を変化させる必
要が出たとき、この時点ですぐにモータM2の速度を変
化させると不具合が生じる。すなわち、用紙Pの後端は
まだ画像転写部Tに存在している場合が多く、このとき
に急に定着装置118での用紙Pの速度が変化すると、
それによって発生する振動が用紙を伝わって画像にぶれ
が生じる可能性がある。
【0074】そこで、ここでは、すぐにモータ速度を変
化させず、第1の紙検知センサ22がOFFになったと
きからE秒後に所望の速度に変化させるようにしてあ
る。E秒とは、用紙後端が第1の紙検知センサ22を抜
けてから、画像転写部Rを抜けるのに十分な時間で設定
してある。すなわち、用紙が完全に画像転写部Tを抜け
てから、モータM2の速度を変化させる。
【0075】次に、2枚目の用紙は、ここで設定された
モータスピードで搬送される。そして2枚目のシート先
端が、紙検知センサ25に到達すると、フォトインタラ
プタ23がONになる。この時点で最新の定着フィルム
周期のデータD3をCPU100が拾い上げる。
【0076】そして、定着フィルム周期データD2を目
標定着フィルム周期Tと比べ、次のモータ速度を決定し
前述した同様のタイミングでモータM2を変化させる。
【0077】以降はそれを繰り返せば良い。
【0078】d)反射材20のクリーニング部材31 図4において、定着フィルム12の反射材20は定着フ
ィルム12の導通層露出部分すなわち定着フィルム12
のベース層とコーティング層とを接合させている導電性
プライマー層の露出部分12aの上にコートされてい
る。導電性プライマー層は例えば[PTFE+PFA+
PI+プライマー剤+導電剤]である。反射材20も導
電性にしてあり、例えば[PFA+TiO2+銀+導電
フィラー]であり、これを反射材20としてコートし焼
成して形成具備させてある。
【0079】反射材クリーニング部材31は、図5のよ
うに、周面をローレット形状31aにし、外径は加圧ロ
ーラ18のゴムローラ部18bとほぼ同じにし、内径は
芯金18aの外形よりも少し小さ目にした、導電ゴム製
のリング状部材或は筒状部材である。
【0080】この反射材クリーニング部材31を加圧ロ
ーラ18の芯金18aに圧入して外嵌させて加圧ローラ
18に同軸に支持させてあり、加圧ローラ18と一体に
回転する。
【0081】この反射材クリーニング部材31は定着フ
ィルム12の反射材20を形成具備させた導電性プライ
マー層の露出部分12aに対応してこの部分12aに接
触する。すなわち反射材クリーニング部材31は定着フ
ィルム12の回転に伴い反射材20が一回転するたびに
この反射材20に常に接触する位置に配置されている。
この場合、図6のように、反射材クリーニング部材31
の周面のローレット形状31aの歯の各々は定着フィル
ム12の反射材20を含む導電性プライマー層露出部分
12aに対して若干たわむように接触している。
【0082】而して、加圧ローラ18の回転駆動に伴い
定着フィルム12も回転して、反射材クリーニング部材
31と、着フィルム12の反射材20を形成具備させた
導電性プライマー層の露出部分12aが接触しながら回
転し、定着フィルム12が一回転するたびに、反射材2
0の面がクリーニング部材31に接触して清掃される。
【0083】すなわち、光反射材20にトナーが付着し
ても、図6のように、クリーニング部材31の周面のロ
ーレット形状31aの歯は前述したように若干たわみな
がら反射材20に接触を始め、接触が終了するときに元
に戻ろうとして、戻り力Fを発生する。この戻り力Fに
よって、反射材20の面をこすりながら付着したトナー
tをかきとっていく。かきとられたトナーtは、その後
ローレット形状31aの歯に落ちていくため、クリーニ
ング部材31の反射材20に接触する面は再びきれいな
面となり、また、反射材20の清掃を開始する。
【0084】また、反射材20はフッ素系の材質が使用
されており、クリーニング部材31の導電ゴムよりもト
ナーの離型性が良いため、反射材20の表面に付着した
トナーをクリーニング部材31側に引き付けやすくなっ
ている。
【0085】耐久がすすむにつれ、クリーニング部材3
1の周面のローレット形状31aの歯の山部は削れ、ま
た谷部に落ちたトナーtもたまっていくが、クリーニン
グ部材31は加圧ローラ18とは別部材になっており交
換可能となっているため、このクリーニング部材31の
みを新しく交換するだけで、また、良好なクリーニング
動作を行うことができる。
【0086】また本例の装置においては、定着フィルム
12にたまった電荷は、前記導通層露出部分12aから
導電ゴム製である反射材クリーニング部材31、加圧ロ
ーラ18の芯金18aを通り、図示しない方法で画像形
成装置本体に逃げるようになっている。
【0087】以上説明したように本例においては、定着
フィルム12にコートされた反射材20のクリーニング
部材31として、反射材20に接触可能な対向側にロー
レット形状31aを形成した外周表面をもつゴム部材
を、加圧ローラ同軸上に、同一回転可能に配置したため
に、反射材20の表面はトナーが付着した状態を維持す
ることなく、きれいな表面を得ることができる。そのた
め、定着フィルム12の回転速度を常に正確に検知でき
るので、良好な画像を得ることができる。
【0088】また、クリーニング部材31としてのゴム
部材はローレット形状31aを形成しているため、その
寿命を高めることができる。
【0089】また、クリーニング部材31としてのゴム
部材は、反射材20よりもトナーの離型性の悪い材料で
できているため、反射材表面のトナーをより回収するこ
とができる。
【0090】また、クリーニング部材31としてのゴム
部材は交換可能に取り付けられているので、クリーニン
グ部材31が汚れたり、摩耗しても、それだけを変えれ
ばいいので、交換にかかるコストもわずかですむ。
【0091】また、クリーニング部材31としてのゴム
部材は、定着フィルム12にたまった電荷を逃がすため
の導電部材としての役割も兼ねているため、部品点数が
少なくてすみ、安価に製品を作ることができる。
【0092】(3)その他 1)本発明の加熱装置は実施形態例の画像加熱定着装置
に限られず、その他、例えば、画像を担持した被記録材
を加熱して表面性(つや等)を改質する装置、仮定着処
理する装置、シート状物を給送して乾燥処理・ラミネー
ト処理する等の加熱装置として広く使用することができ
ることは勿論である。
【0093】2)フィルムは張設部材間にテンションを
与えて懸回張設させてもよい。
【0094】3)加熱体はセラミックヒータに限られ
ず、その他、例えば電磁誘導発熱性部材とすることもで
きる。フィルム自体を電磁誘導発熱性部材あるいは電磁
誘導発熱性層を含むものにすることもできる。
【0095】4)加圧部材はローラ体に限られず、回動
ベルトなど他の回転体であってもよい。
【0096】5)フィルム側の反射部材をクリーニング
する部材の材質、部材形態、配設形態等は前述の実施形
態例に限られるものではないことは勿論である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルムに光反射材を設けてフィルム速度を制御するタイ
プのフィルム加熱方式の加熱装置、および該加熱装置を
画像加熱定着装置として備えた画像形成装置について、
光反射材の汚れによる反射光の減少に起因するフィルム
速度検知精度の低下等の弊害の発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置例の概略構成図
【図2】 画像形成部の要部の拡大図
【図3】 定着装置及びその周辺部の構成模型図、並び
に制御系のブロック図
【図4】 定着フィルムの反射材と検知センサの説明図
【図5】 反射材クリーニング部材の側面図と断面図
【図6】 クリーニング作用の説明図
【図7】 用紙搬送スピードと定着定着フィルムスピー
ドの相関図
【図8】 具体的な制御を表したフローチャート
【図9】 速度制御しない場合、1枚のシートが画像形
成装置を通過する間の定着フィルム周期の変化を表した
【符号の説明】
A・・画像形成装置本体、B・・画像読み取りスキャナ
部、C・・画像形成部、D・・シートデッキ、112・
・感光体ドラム、115・・転写ローラ、T・・画像転
写部、118・・定着装置、11・・ステイ、12・・
定着フィルム、13・・ヒータ(加熱体)、17・・バ
イアス電圧印加手段、18・・加圧ローラ、M2・・加
圧ローラ駆動モータ、20・・光反射材(マーキング
部)、21・・反射型センサ、22,23・・第1と大
にの紙検知センサ(フォトインタラプタ)、24,25
・・フラグ部(アクチュエータ)、100・・CPU、
101・・モータドライバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱体と、フィルムと、フィルムを挟んで
    加熱体に圧接し駆動回転される加圧部材を有し、フィル
    ムを挟んで加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ
    部に、上流側の処理部から搬送された被加熱材を導入し
    て挟持搬送させることにより、加熱体の熱をフィルムを
    介して被加熱材へ付与する加熱装置において、フィルム
    の速度を、フィルムの少なくとも一方の端部に設けた、
    反射型センサの光を反射する反射部により検知する手段
    と、該検知手段によって検知されたフィルムの速度に基
    づいてフィルムの速度を制御する制御手段を持ち、反射
    部をクリーニングする部材を設けたことを特徴とする加
    熱装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の加熱装置において、前記
    クリーニング部材は、前記加圧部材と同軸上に支持され
    ていることを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の加熱装置におい
    て、前記クリーニング部材は、加圧部材に着脱可能に支
    持されていることを特徴とする加熱装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載の加熱
    装置において、前記クリーニング部材は、その外形がロ
    ーレット形状であることを特徴とする加熱装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載の加熱
    装置において、前記クリーニング部材は、前記フィルム
    にたまった電荷を、外に逃がすための導電部材を兼ねて
    いることを特徴とする加熱装置。
  6. 【請求項6】被記録材に対する作像部と、該作像部から
    搬送された被記録材上の未定着画像を加熱定着する画像
    定着手段を有する画像形成装置において、 画像定着手段が請求項1から5の何れかに記載の加熱装
    置であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像形成装置におい
    て、被記録材に対する作像部は像担持体から被記録材へ
    画像を転写する画像転写部であることを特徴とする画像
    形成装置。
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