JPH06278337A - インクシート及び熱転写記録装置 - Google Patents

インクシート及び熱転写記録装置

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JPH06278337A
JPH06278337A JP9550293A JP9550293A JPH06278337A JP H06278337 A JPH06278337 A JP H06278337A JP 9550293 A JP9550293 A JP 9550293A JP 9550293 A JP9550293 A JP 9550293A JP H06278337 A JPH06278337 A JP H06278337A
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JP
Japan
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ink
color
light
ink sheet
colors
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JP9550293A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Miyawaki
勝明 宮脇
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクシートの価格の上昇を招くことなく,
インクシートの頭出しを行えるようにする。 【構成】 3色のインクが,順次,塗布されているイン
クシート101を使用して,記録紙上に画像の記録を行
なう熱転写記録装置において,3色のインクの内,1色
が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクであ
るか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が光
透過性のインクであるインクシート101と,光吸収性
のインクと光透過性のインクとの境界を検知する光セン
サ211と,光センサ211の検知結果に基づいて,1
色目の頭出しの制御を行なう制御部214とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,3色のインクが,順
次,塗布されているインクシートと,該インクシートを
使用して,記録紙上に画像の記録を行なう熱転写記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーの熱転写記録装置では,3
色あるいは4色のインクが,順次,塗布されたインクシ
ートのインクを,記録ヘッドの熱により溶融あるいは昇
華して記録紙に転写し,各色のインクを面順次に印写す
ることによりカラー画像を形成している。各色のインク
を面順次に印写する際には,先頭色のインクの頭だし
(インクシートと記録紙との位置合わせ)を行なう必要
があり,この頭だしを行なう方法として,特開昭62−
211249号公報に示されているような「位置検出方
法」が提案されている。この位置検出方法による頭出し
の方法によれば,インクシートのインクが光透過性の場
合,先頭色の頭出しを行なう際の目印となるように,光
吸収性のインクによるマーク部分を設け,インクシート
のインクが光吸収性の場合,先頭色の頭出しを行なう際
の目印となるように,光透過性のインクによるマーク部
分を設けるものである。具体的には,図12に示す例の
ように,各色のインクに光透過性のインクを使用してい
るインクシートにおいて,先頭色のインク(ここでは
Y:イエロー)の前方に,光吸収性のインクによるマー
ク部分を設けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,特開昭
62−211249号公報の「位置検出方法」によれ
ば,インクシート頭出し用のマーク部分を設けて頭出し
を行なっているものの,インクシート頭出し用のマーク
部分を設けると,その幅の分だけインクシートが長くな
るため,インクシートの価格が上昇するという問題点が
あった。
【0004】上記問題点は,特に,インクシートと記録
紙との間に速度差を持たせる場合に顕著となる。具体的
には,インクシートの搬送速度が記録紙の搬送速度の1
/n倍である場合には,インクシートの各色の搬送方向
の幅は,搬送速度が等速の場合の幅に対して,1/n倍
と短くなり,インクシート全体の長さに対して,インク
シート頭出し用のマーク部分の割合が大きくなってしま
うため,インクシート全体の価格に対するマーク部分の
価格の割合が大きくなってしまう。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り,インクシートの価格の上昇を招くことなく,インク
シートの頭出しを行えるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,3色のインクが,順次,塗布されている
インクシートにおいて,3色のインクの内,1色が光吸
収性のインクであり,2色が光透過性のインクであるイ
ンクシートを提供するものである。
【0007】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,3色のインクが,順次,塗布されているインクシー
トにおいて,3色のインクの内,2色が光吸収性のイン
クであり,1色が光透過性のインクであるインクシート
を提供するものである。
【0008】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,3色のインクが,順次,塗布されているインクシー
トを使用して,記録紙上に画像の記録を行なう熱転写記
録装置において,3色のインクの内,1色が光吸収性の
インクで他の2色が光透過性のインクであるか,あるい
は2色が光吸収性のインクで他の1色が光透過性のイン
クであるインクシートと,光吸収性のインクと光透過性
のインクとの境界を検知する境界検知手段と,境界検知
手段の検知結果に基づいて,1色目の頭出しの制御を行
なう制御手段とを具備した熱転写記録装置を提供するも
のである。
【0009】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,3色のインクが,順次,塗布されているインクシー
トを使用して,記録紙上に画像の記録を行なう熱転写記
録装置において,3色のインクの内,1色が光吸収性の
インクで他の2色が光透過性のインクであるか,あるい
は2色が光吸収性のインクで他の1色が光透過性のイン
クであるインクシートと,光吸収性のインクと光透過性
のインクとの境界を検知する境界検知手段と,境界検知
手段の検知結果に基づいて,1色目および2色目の頭出
しの制御を行なう制御手段とを具備した熱転写記録装置
を提供するものである。
【0010】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,3色のインクが,順次,塗布されているインクシー
トを使用して,記録紙上に画像の記録を行なう熱転写記
録装置において,3色のインクの内,1色が光吸収性の
インクで他の2色が光透過性のインクであるか,あるい
は2色が光吸収性のインクで他の1色が光透過性のイン
クであるインクシートと,光吸収性のインクと光透過性
のインクとの境界を検知する境界検知手段と,境界検知
手段の検知結果に基づいて,1色目および3色目の頭出
しの制御を行なう制御手段とを具備した熱転写記録装置
を提供するものである。
【0011】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,3色のインクが,順次,塗布されているインクシー
トを使用して,記録紙上に画像の記録を行なう熱転写記
録装置において,3色のインクの内,1色が光吸収性の
インクで他の2色が光透過性のインクであるか,あるい
は2色が光吸収性のインクで他の1色が光透過性のイン
クであるインクシートと,光吸収性のインクと光透過性
のインクとの境界を検知する第1の境界検知手段と,第
1の境界検知手段から,インクシートの搬送方向にイン
ク1色分の整数倍の距離だけ離れて配置され,光吸収性
のインクと光透過性のインクとの境界を検知する第2の
境界検知手段と,第1の境界検知手段および第2の境界
検知手段の検知結果に基づいて,1色目,2色目および
3色目の頭出しの制御を行なう制御手段とを具備した熱
転写記録装置を提供するものである。
【0012】
【作用】本発明のインクシートは,3色のインクの内,
1色が光吸収性のインクであり,2色が光透過性のイン
クである。また,3色のインクの内,2色が光吸収性の
インクであり,1色が光透過性のインクである。
【0013】本発明の熱転写記録装置は,1色が光吸収
性のインクで他の2色が光透過性のインクであるか,あ
るいは2色が光吸収性のインクで他の1色が光透過性の
インクであるインクシートを使用し,光吸収性のインク
と光透過性のインクとの境界を検知し,1色目の頭出
し,1色目および2色目の頭出し,1色目および3色目
の頭出しあるいは3色全ての頭出しの制御を行なう。
【0014】
【実施例】以下,本発明のインクシート及び熱転写記録
装置について,〔実施例1〕,〔実施例2〕,〔実施例
3〕,〔実施例4〕の順で図面を参照して詳細に説明す
る。
【0015】〔実施例1〕図1は,実施例1の熱転写記
録装置に使用されるインクシート101(インクシート
101aおよびインクシート101b)の構成を示す説
明図であり,図1(a),(b)に示すように,インク
シート101a,インクシート101bは,Y(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン)の3色のインクが
順次塗布されており,インクシート101aは,Yおよ
びMのインクに光透過性のインクが使用され,Cのイン
クに光吸収性のインクが使用されている。また,インク
シート101bは,Yのインクに光透過性のインクが使
用され,MおよびCのインクに光吸収性のインクが使用
されている。インクシート101a,インクシート10
1bによれば,インクシート頭出し用のマーク部分を備
えた従来のインクシートに比べて,マーク部分の分だけ
長さを短くできる。
【0016】インクシート101は,光透過性のポリエ
ステル系あるいはポリアミド系の樹脂フィルムの基体上
に,Y,M,C等の3色のインクが,順次,塗布されて
いる。マルチ印写(V2 /V1 =1/nで印写)では1
タイム印写(V2 =V1 で印写)よりインクが厚く塗ら
れており,nの値が大きくなる程この傾向は強くなる。
インクが厚く塗られると,種類の違いで光吸収性となる
インクがある。
【0017】図2は,実施例1の熱転写記録装置の概略
構成を示す説明図であり,記録紙201を搬送するため
の記録紙搬送キャプスタンローラ202およびピンチロ
ーラ203と,インクシート101(インクシート10
1aあるいはインクシート101b)と記録紙201と
を載置するプラテンドラム204と,記録紙201の位
置を検知するための光センサ205と,光センサ205
が発する光を反射する反射板206と,インクシート1
01を供給するためのインクシート供給ロール207
と,インクシート101を送り出して搬送するためのイ
ンクシート搬送キャプスタンローラ208およびピンチ
ローラ209と,インクシート101を巻き取るための
インクシート巻取ロール210と,インクシートにおけ
る各色のインクの境界を検知するための光センサ211
と,光センサ211が発する光を反射する反射板212
と,インクシート101を用いて,熱により記録紙20
1に画像を印写させる記録ヘッド213と,光センサ2
05および光センサ211の検知結果に基づいて,イン
クシート101および記録紙201の搬送系の各駆動部
(図示省略)を制御して頭出しの制御を行なう制御部2
14とから構成されている。
【0018】以上の構成により,その動作を,印写動
作,印写動作中のインクシートの位置検知動作の順で
説明する。
【0019】印写動作 記録ヘッド213が破線の位置にある時に,記録紙20
1が,記録紙搬送キャプスタンローラ202とピンチロ
ーラ203に挟持され,記録ヘッド213とプラテンド
ラム204の間を通って,図面に向かって右方向に送り
込まれる。光センサ205および反射板206が記録紙
201の先端(左端:なお,この場合には搬送方向の後
端となる)を検知すると,制御部214は,記録紙20
1の搬送系の駆動部(図示せず)を制御して記録紙20
1を停止させる。インクシート101は,インクシート
供給ロール207から供給され,インクシート搬送キャ
プスタンローラ208とピンチローラ209に挟持され
て,インクシート巻取ロール210に送り込まれる。な
お,インクシート巻取ロール210は,駆動源(図示せ
ず)からトルクリミッタ(図示せず)を介して,インク
シート101の送り込まれる速度より遅い回転の伝達を
受け,トルクリミッタ部で滑りながらインクシート10
1を巻き取る。光センサ211および反射板212が,
インクシート101における光吸収性のインクと光透過
性のインクとの境界を検知すると,制御部214は,イ
ンクシート101の搬送系の駆動部(図示せず)を制御
してインクシート101を停止させる(この場合は,1
色目の頭出しの位置)。インクシート101および記録
紙201が停止すると,記録ヘッド213はインクシー
ト101と記録紙201を間に挟んでプラテンドラム2
04に加圧する(記録ヘッド213が実線の位置)。記
録紙201は,記録紙搬送キャプスタンローラ202と
ピンチローラ203に挟持されて,図面に向かって左方
向(矢印方向)にV1 の速度で搬送され,インクシート
101は,インクシート搬送キャプスタンローラ208
とピンチローラ209に挟持されて,記録紙201の搬
送速度と速度差を持たせたV2 の速度で搬送される。搬
送の際には,記録ヘッド213により,インクシート1
01および記録紙201に熱が与えられ,1色目の印写
が行なわれる。このときのV1 とV2 の関係は,V2
1 =1/n(n>1)となる。
【0020】1色目の印写が終了すると,記録ヘッド2
13が破線の位置に移動し,記録紙201が,1色目の
印写と同様の方法で,図面に向かって右方向に送り込ま
れる。光センサ205および反射板206が記録紙20
1の先端(左端:なお,この場合には搬送方向の後端と
なる)を検知すると,制御部214は,記録紙201の
搬送系の駆動部(図示せず)を制御して記録紙201を
停止させる。次に,制御部214は,インクシート10
1の搬送系の駆動部(図示せず)を制御して,インクシ
ート101を所定の量だけ搬送させて停止させる。続い
て,記録ヘッド213はインクシート101と記録紙2
01を間に挟んでプラテンドラム204に加圧し(記録
ヘッド213が実線の位置),1色目と同様に,2色目
の印写が行なわれる。
【0021】2色目の印写が終了すると,記録ヘッド2
13が再び破線の位置に移動し,記録紙201が,1色
目および2色目の印写と同様の方法で,図面に向かって
右方向に送り込まれる。光センサ205および反射板2
06が記録紙201の先端(左端:なお,この場合には
搬送方向の後端となる)を検知すると,制御部214
は,記録紙201の搬送系の駆動部(図示せず)を制御
して記録紙201を停止させる。次に,制御部214
は,インクシート101の搬送系の駆動部(図示せず)
を制御して,インクシート101を所定の量だけ搬送さ
せて停止させる。続いて,記録ヘッド213はインクシ
ート101と記録紙201を間に挟んでプラテンドラム
204に加圧し(記録ヘッド213が実線の位置),1
色目および2色目と同様に,3色目の印写が行なわれ
る。3色全ての印写が行なわれた記録紙201は,装置
外部へ排紙される。
【0022】印写動作中のインクシートの位置検知動
作 先ず,図3を参照して,光センサ211および反射板2
12による位置検知の方法について説明する。図3
(a)に示す如く,光透過性のインク(YあるいはM)
の部分が光センサ211と反射板212との間にある場
合には,光センサ211から照射された光は,インクシ
ート101aを透過して反射板212により反射され,
光センサ211に戻る。また,図3(b)に示す如く,
光吸収性のインク(C)の部分が光センサ211および
反射板212との間にある場合には,光センサ211か
ら照射された光は,Cのインクで遮断されてインクシー
ト101aを透過せず,光センサ211には戻らない。
従って,光吸収性のインク(C)と光透過性のインク
(Y)の境界部分が光センサ211と反射板212との
間を通過する場合には,光センサ211から照射される
光が,遮断状態から透過状態へ変化する。このことを利
用して,1色目,2色目あるいは3色目の位置検知を行
なう。また,光透過性のインク(M)と光吸収性のイン
ク(C)の境界部分が光センサ211と反射板212と
の間を通過する場合には,光センサ211から照射され
る光が,透過状態から遮断状態へ変化することを利用し
て,1色目,2色目あるいは3色目の位置検知を行な
う。
【0023】次に,図4を参照して,インクシート10
1の具体的な位置検知動作について説明する。図4は,
インクシート101の各色のインクに対する,光センサ
211および記録ヘッド213の相対的な位置を示す説
明図である。図4に示すように,インクシート101a
が,矢印の方向に移動して,光センサ211から照射さ
れる光がMのインクによる透過状態からCのインクによ
る遮断状態に変化する位置で停止すると,記録ヘッド2
13の位置は,先頭色(図ではY)のインクの印写開始
位置となる。よって,先頭色の頭出しが可能となる。
【0024】なお,インクシート101の各色のインク
に対する,光センサ211および記録ヘッド213の相
対的な位置,および,インクシート101の各色のイン
クの種類は(透過性および吸収性の組合せ),図4の例
に限定するものではなく,記録ヘッド213の位置が,
先頭色のインクの印写開始位置となるときに,光センサ
211から照射される光が透過状態から遮断状態,ある
いは遮断状態から透過状態に変化する位置に,光センサ
211が備えられている構成であれば良い。
【0025】例えば,図5に示すような構成であれば,
インクシート101aが,矢印の方向に移動して,光セ
ンサ211から照射される光がCのインクによる遮断状
態からYのインクによる透過状態に変化する位置で停止
すると,記録ヘッド213の位置は,先頭色(図では
Y)のインクの印写開始位置となり,先頭色の頭出しが
可能となる。
【0026】前述したように実施例1によれば,インク
シート101に,インクシート頭出し用のマーク部分を
特別に設けることなく,インクシート101における頭
出しのための位置決定を行なうことができるため,低い
コストでインクシート101を構成することができる。
【0027】また,1つのセンサ(光センサ211)で
位置検知を行なうことができるため,熱転写記録装置の
位置検知に関するコストも低くすることができる。
【0028】〔実施例2〕実施例2の熱転写記録装置
は,先頭色および2色目の位置検知を行なうものであ
る。なお,構成は実施例1と同様に付き,図示および説
明を省略する。
【0029】以上の構成により,その動作を説明する。
実施例2の印写動作は,基本的に実施例1の印写動作と
同様の動作に付,異なる部分について説明する。実施例
1と同様にして,1色目の印写が終了すると,記録ヘッ
ド213が破線の位置に移動し,記録紙201が,1色
目の印写と同様の方法で,図面に向かって右方向に送り
込まれる。光センサ205および反射板206が記録紙
201の先端(左端:なお,この場合には搬送方向の後
端となる)を検知すると,制御部214は,記録紙20
1の搬送系の駆動部(図示せず)を制御して記録紙20
1を停止させる。次に,1色目と同様に,光センサ21
1および反射板212が,インクシート101における
光吸収性のインクと光透過性のインクとの境界を検知す
ると,制御部214は,インクシート101の搬送系の
駆動部(図示せず)を制御してインクシート101を停
止させる(この場合は2色目の頭出しの位置)。続い
て,記録ヘッド213はインクシート101と記録紙2
01を間に挟んでプラテンドラム204に加圧し(記録
ヘッド213が実線の位置),1色目と同様に,2色目
の印写が行なわれる。
【0030】2色目の印写が終了すると,記録ヘッド2
13が再び破線の位置に移動し,記録紙201が,1色
目および2色目の印写と同様の方法で,図面に向かって
右方向に送り込まれる。光センサ205および反射板2
06が記録紙201の先端(左端:なお,この場合には
搬送方向の後端となる)を検知すると,制御部214
は,記録紙201の搬送系の駆動部(図示せず)を制御
して記録紙201を停止させる。次に,制御部214
は,インクシート101の搬送系の駆動部(図示せず)
を制御して,インクシート101を所定の量だけ搬送さ
せて停止させる。続いて,記録ヘッド213はインクシ
ート101と記録紙201を間に挟んでプラテンドラム
204に加圧し(記録ヘッド213が実線の位置),1
色目および2色目と同様に,3色目の印写が行なわれ
る。3色全ての印写が行なわれた記録紙201は,装置
外部へ排紙される。
【0031】次に,図6を参照して,実施例2におけ
る,インクシート101の具体的な位置検知動作につい
て説明する。図6は,インクシート101の各色のイン
クに対する,光センサ211および記録ヘッド213の
相対的な位置を示す説明図であり,(a)は先頭色の位
置検知を示し,(b)は2色目の位置検知を示す。図6
(a)に示すように,インクシート101aが,矢印の
方向に移動して,光センサ211から照射される光がM
のインクによる透過状態からCのインクによる遮断状態
に変化する位置で停止すると,記録ヘッド213の位置
は,先頭色(図ではY)のインクの印写開始位置とな
る。よって,先頭色の頭出しが可能となる。
【0032】続いて,図6(b)に示すように,インク
シート101aが,矢印の方向に移動して,光センサ2
11から照射される光がCのインクによる遮断状態から
Yのインクによる透過状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,2色目(図ではM)の
インクの印写開始位置となる。よって,2色目の頭出し
が可能となる。
【0033】なお,インクシート101の各色のインク
に対する,光センサ211および記録ヘッド213の相
対的な位置,および,インクシート101の各色のイン
クの種類(透過性および吸収性の組合せ)は,図6の例
に限定するものではなく,記録ヘッド213の位置が,
先頭色のインクの印写開始位置および2色目のインクの
印写開始位置となるときに,光センサ211から照射さ
れる光が透過状態から遮断状態,あるいは遮断状態から
透過状態に変化する位置に,光センサ211が備えられ
ている構成であれば良い。
【0034】例えば,図7に示すような構成であれば,
図7(a)に示すように,インクシート101bが,矢
印の方向に移動して,光センサ211から照射される光
がCのインクによる遮断状態からYのインクによる透過
状態に変化する位置で停止すると,記録ヘッド213の
位置は,先頭色(図ではY)のインクの印写開始位置と
なり,1色目の頭出しが可能となる。
【0035】続いて,図7(b)に示すように,インク
シート101bが,矢印の方向に移動して,光センサ2
11から照射される光がYのインクによる透過状態から
Mのインクによる遮断状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,2色目(図ではM)の
インクの印写開始位置となり,2色目の頭出しが可能と
なる
【0036】前述したように実施例2によれば,先頭色
および2色目の位置検知を行なっているため,実施例1
と同様の効果に加えて,実施例1より頭出しを正確に行
なうことができる。
【0037】〔実施例3〕実施例3の熱転写記録装置
は,先頭色および3色目の位置検知を行なうものであ
る。なお,構成は実施例1と同様に付き,図示および説
明を省略する。
【0038】以上の構成により,その動作を説明する。
実施例3の印写動作は,基本的に実施例1の印写動作と
同様の動作に付,異なる部分について説明する。実施例
1と同様にして,1色目の印写動作が終了すると,記録
ヘッド213が破線の位置に移動し,記録紙201が,
1色目の印写と同様の方法で,図面に向かって右方向に
送り込まれる。光センサ205および反射板206が記
録紙201の先端(左端:なお,この場合には搬送方向
の後端となる)を検知すると,制御部214は,記録紙
201の搬送系の駆動部(図示せず)を制御して記録紙
201を停止させる。次に,制御部214は,インクシ
ート101の搬送系の駆動部(図示せず)を制御して,
インクシート101を所定の量だけ搬送させて停止させ
る。続いて,記録ヘッド213はインクシート101と
記録紙201を間に挟んでプラテンドラム204に加圧
し(記録ヘッド213が実線の位置),1色目と同様
に,2色目の印写が行なわれる。
【0039】2色目の印写が終了すると,記録ヘッド2
13が再び破線の位置に移動し,記録紙201が,1色
目および2色目の印写と同様の方法で,図面に向かって
右方向に送り込まれる。光センサ205および反射板2
06が記録紙201の先端(左端:なお,この場合には
搬送方向の後端となる)を検知すると,制御部214
は,記録紙201の搬送系の駆動部(図示せず)を制御
して記録紙201を停止させる。次に,1色目と同様
に,光センサ211および反射板212が,インクシー
ト101における光吸収性のインクと光透過性のインク
との境界を検知すると,制御部214は,インクシート
101の搬送系の駆動部(図示せず)を制御してインク
シート101を停止させる(この場合は3色目の頭出し
の位置)。続いて,記録ヘッド213はインクシート1
01と記録紙201を間に挟んでプラテンドラム204
に加圧し(記録ヘッド213が実線の位置),1色目お
よび2色目と同様に,3色目の印写が行なわれる。3色
全ての印写が行なわれた記録紙201は,装置外部へ排
紙される。
【0040】次に,図8を参照して,実施例3におけ
る,インクシート101の具体的な位置検知動作につい
て説明する。
【0041】図8は,インクシート101の各色のイン
クに対する,光センサ211および記録ヘッド213の
相対的な位置を示す説明図であり,(a)は先頭色の位
置検知を示し,(b)は3色目の位置検知を示す。図8
(a)に示すように,インクシート101bが,矢印の
方向に移動して,光センサ211から照射される光がY
のインクによる透過状態からMのインクによる遮断状態
に変化する位置で停止すると,記録ヘッド213の位置
は,先頭色(図ではY)のインクの印写開始位置とな
る。よって先頭色の頭出しが可能となる。
【0042】なお,2色目の位置検知は行なわれないた
め,2色目の印写を行なう際には,所定の量だけインク
シート101bが搬送されて停止する。
【0043】続いて,図8(b)に示すように,インク
シート101bが,矢印の方向に移動して,光センサ2
11から照射される光がCのインクによる遮断状態から
Yのインクによる透過状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,3色目(図ではC)の
インクの印写開始位置となる。よって,3色目の頭出し
が可能となる。
【0044】なお,インクシート101の各色のインク
に対する,光センサ211および記録ヘッド213の相
対的な位置,および,インクシート101の各色のイン
クの種類(透過性および吸収性の組合せ)は,図8の例
に限定するものではなく,記録ヘッド213の位置が,
先頭色のインクの印写開始位置および3色目のインクの
印写開始位置となるときに,光センサ211から照射さ
れる光が透過状態から遮断状態,あるいは遮断状態から
透過状態に変化する位置に,光センサ211が備えられ
ている構成であれば良い。
【0045】前述したように実施例3によれば,先頭色
および3色目の位置検知を行なっているため,実施例1
と同様の効果に加えて,実施例1より頭出しを正確に行
なうことができる。
【0046】〔実施例4〕実施例4の熱転写記録装置
は,光センサを2個使用し,3色のインク全てにおいて
位置検知を行なうものである。図9は,実施例4の熱転
写記録装置の概略構成を示す説明図であり,図2と同符
号のものは実施例1と同様に付き,構成および動作の説
明を省略する。なお,901は,光センサ211と同様
に,インクシートにおける各色のインクの境界を検知す
るための光センサを示しており,光センサ211および
光センサ901を使用することにより,3色のインク全
てにおいて位置検知を行なうことができる。また,90
2は,光センサ901が発する光を反射する反射板を示
している。
【0047】以上の構成により,その動作を説明する。
実施例4の印写動作は,基本的には実施例1の印写動作
と同様の動作であり,インクシート101の位置検知方
法が異なるものである。なお,図9において,制御部2
14は,光センサ205,光センサ211および光セン
サ901の検知結果に基づいて,インクシート101お
よび記録紙201の搬送系の各駆動部(図示省略)を制
御して頭出しの制御を行なう。ここで,図10を参照し
て,実施例4における,インクシート101の具体的な
位置検知動作について説明する。図10は,インクシー
ト101の各色のインクに対する,光センサ211,光
センサ901および記録ヘッド213の相対的な位置を
示す説明図である。なお,図10は,光センサ211と
光センサ901とを,インク2色分,離して配置した例
である。また,(a)は先頭色の位置検知を示し,
(b)は2色目の位置検知を示し,(c)は3色目の位
置検知を示している。
【0048】図10(a)に示すように,インクシート
101aが,矢印の方向に移動して,光センサ211か
ら照射される光がCのインクによる遮断状態からYのイ
ンクによる透過状態に変化する位置で停止すると,記録
ヘッド213の位置は,先頭色(図ではY)のインクの
印写開始位置となる。よって,先頭色の頭出しが可能と
なる。
【0049】続いて,図10(b)に示すように,イン
クシート101aが,矢印の方向に移動して,光センサ
901から照射される光がCのインクによる遮断状態か
らYのインクによる透過状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,2色目(図ではM)の
インクの印写開始位置となる。よって,2色目の頭出し
が可能となる。
【0050】更に,図10(c)に示すように,インク
シート101aが,矢印の方向に移動して,光センサ2
11から照射される光がMのインクによる透過状態から
Cのインクによる遮断状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,3色目(図ではC)の
インクの印写開始位置となる。よって,3色目の頭出し
が可能となる。
【0051】なお,図10の例では,1色目の位置検知
は,光センサ211から照射される光がCのインクによ
る遮断状態からYのインクによる透過状態に変化する位
置としているが,光センサ901から照射される光がM
のインクによる透過状態からCのインクによる遮断状態
に変化する位置としても良い。
【0052】また,図10の例では,光センサ211と
光センサ901とを,インク2色分,離して配置した例
を示したが,光センサ211と光センサ901とを,イ
ンクシート101の搬送方向に,1色分の整数倍だけ離
して配置したものであれば,同様の位置検知を行なうこ
とができる。
【0053】また,インクシート101の各色のインク
に対する,光センサ211,光センサ901および記録
ヘッド213の相対的な位置,および,インクシート1
01の各色のインクの種類(透過性および吸収性の組合
せ)は,図10の例に限定するものではなく,記録ヘッ
ド213の位置が,先頭色のインクの印写開始位置,2
色目のインクの印写開始位置および3色目のインクの印
写開始位置となるときに,光センサ211あるいは光セ
ンサ901から照射される光が透過状態から遮断状態,
あるいは遮断状態から透過状態に変化する位置に,光セ
ンサ211あるいは光センサ901が備えられている構
成であれば良い。
【0054】例えば,図11に示すような構成(光セン
サ211と光センサ901とを,インク1色分の4倍だ
け離して配置した構成)であれば,図11(a)に示す
ように,インクシート101aが,矢印の方向に移動し
て,光センサ211から照射される光がMのインクによ
る透過状態からCのインクによる遮断状態に変化する位
置で停止すると,記録ヘッド213の位置は,先頭色
(図ではY)のインクの印写開始位置となり,先頭色の
頭出しが可能となる。
【0055】続いて,図11(b)に示すように,イン
クシート101aが,矢印の方向に移動して,光センサ
211から照射される光がCのインクによる遮断状態か
らYのインクによる透過状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,2色目(図ではM)の
インクの印写開始位置となり,2色目の頭出しが可能と
なる。
【0056】更に,図11(c)に示すように,インク
シート101aが,矢印の方向に移動して,光センサ9
01から照射される光がMのインクによる透過状態から
Cのインクによる遮断状態に変化する位置で停止する
と,記録ヘッド213の位置は,3色目(図ではC)の
インクの印写開始位置となり,3色目の頭出しが可能と
なる。
【0057】なお,図11の例では,1色目の位置検知
は,光センサ211から照射される光がMのインクによ
る透過状態からCのインクによる遮断状態に変化する位
置としているが,光センサ901から照射される光がC
のインクによる遮断状態からYのインクによる透過状態
に変化する位置としても良い。
【0058】前述したように実施例4によれば,光セン
サを2個使用することにより,3色のインク全てにおい
て位置検知を行なうことができるため,実施例1と同様
の効果に加えて,実施例1,2,3より頭出しを正確に
行なうことができる。
【0059】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明のインク
シート及び熱転写記録装置によれば,3色のインクが,
順次,塗布されているインクシートにおいて,3色のイ
ンクの内,1色が光吸収性のインクであり,2色が光透
過性のインクであるため,インクシートの価格の上昇を
招くことなく,インクシートの頭出しを行えるようにす
ることができる。
【0060】また,本発明のインクシート及び熱転写記
録装置によれば,3色のインクが,順次,塗布されてい
るインクシートにおいて,3色のインクの内,2色が光
吸収性のインクであり,1色が光透過性のインクである
ため,インクシートの価格の上昇を招くことなく,イン
クシートの頭出しを行えるようにすることができる。
【0061】また,本発明のインクシート及び熱転写記
録装置によれば,3色のインクが,順次,塗布されてい
るインクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行
なう熱転写記録装置において,3色のインクの内,1色
が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクであ
るか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が光
透過性のインクであるインクシートと,光吸収性のイン
クと光透過性のインクとの境界を検知する境界検知手段
と,境界検知手段の検知結果に基づいて,1色目の頭出
しの制御を行なう制御手段とを具備したため,インクシ
ートの価格の上昇を招くことなく,インクシートの頭出
しを行えるようにすることができる。
【0062】また,本発明のインクシート及び熱転写記
録装置によれば,3色のインクが,順次,塗布されてい
るインクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行
なう熱転写記録装置において,3色のインクの内,1色
が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクであ
るか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が光
透過性のインクであるインクシートと,光吸収性のイン
クと光透過性のインクとの境界を検知する境界検知手段
と,境界検知手段の検知結果に基づいて,1色目および
2色目の頭出しの制御を行なう制御手段とを具備したた
め,インクシートの価格の上昇を招くことなく,インク
シートの頭出しを行えるようにすることができる。
【0063】また,本発明のインクシート及び熱転写記
録装置によれば,3色のインクが,順次,塗布されてい
るインクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行
なう熱転写記録装置において,3色のインクの内,1色
が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクであ
るか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が光
透過性のインクであるインクシートと,光吸収性のイン
クと光透過性のインクとの境界を検知する境界検知手段
と,境界検知手段の検知結果に基づいて,1色目および
3色目の頭出しの制御を行なう制御手段とを具備したた
め,インクシートの価格の上昇を招くことなく,インク
シートの頭出しを行えるようにすることができる。
【0064】また,本発明のインクシート及び熱転写記
録装置によれば,3色のインクが,順次,塗布されてい
るインクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行
なう熱転写記録装置において,3色のインクの内,1色
が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクであ
るか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が光
透過性のインクであるインクシートと,光吸収性のイン
クと光透過性のインクとの境界を検知する第1の境界検
知手段と,第1の境界検知手段から,インクシートの搬
送方向にインク1色分の整数倍の距離だけ離れて配置さ
れ,光吸収性のインクと光透過性のインクとの境界を検
知する第2の境界検知手段と,第1の境界検知手段およ
び第2の境界検知手段の検知結果に基づいて,1色目,
2色目および3色目の頭出しの制御を行なう制御手段と
を具備したため,インクシートの価格の上昇を招くこと
なく,インクシートの頭出しを行えるようにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の熱転写記録装置に使用されるインク
シートを示す説明図である。
【図2】実施例1の熱転写記録装置の概略構成を示す説
明図である。
【図3】光センサおよび反射板による位置検知の方法を
示す説明図である。
【図4】インクシートの各色のインクに対する,光セン
サおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図5】インクシートの各色のインクに対する,光セン
サおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図6】インクシートの各色のインクに対する,光セン
サおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図7】インクシートの各色のインクに対する,光セン
サおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図8】インクシートの各色のインクに対する,光セン
サおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図9】実施例4の熱転写記録装置の概略構成を示す説
明図である。
【図10】インクシートの各色のインクに対する,光セ
ンサおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図11】インクシートの各色のインクに対する,光セ
ンサおよび記録ヘッドの相対的な位置を示す説明図であ
る。
【図12】従来のインクシートを示す説明図である。
【符号の説明】
101a インクシート 101b インクシー
ト 211 光センサ 212 反射板 214 制御部 901 光センサ 902 反射板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3色のインクが,順次,塗布されている
    インクシートにおいて,前記3色のインクの内,1色が
    光吸収性のインクであり,2色が光透過性のインクであ
    ることを特徴とするインクシート。
  2. 【請求項2】 3色のインクが,順次,塗布されている
    インクシートにおいて,前記3色のインクの内,2色が
    光吸収性のインクであり,1色が光透過性のインクであ
    ることを特徴とするインクシート。
  3. 【請求項3】 3色のインクが,順次,塗布されている
    インクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行な
    う熱転写記録装置において,前記3色のインクの内,1
    色が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクで
    あるか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が
    光透過性のインクであるインクシートと,前記光吸収性
    のインクと光透過性のインクとの境界を検知する境界検
    知手段と,前記境界検知手段の検知結果に基づいて,1
    色目の頭出しの制御を行なう制御手段とを具備したこと
    を特徴とする熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】 3色のインクが,順次,塗布されている
    インクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行な
    う熱転写記録装置において,前記3色のインクの内,1
    色が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクで
    あるか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が
    光透過性のインクであるインクシートと,前記光吸収性
    のインクと光透過性のインクとの境界を検知する境界検
    知手段と,前記境界検知手段の検知結果に基づいて,1
    色目および2色目の頭出しの制御を行なう制御手段とを
    具備したことを特徴とする熱転写記録装置。
  5. 【請求項5】 3色のインクが,順次,塗布されている
    インクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行な
    う熱転写記録装置において,前記3色のインクの内,1
    色が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクで
    あるか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が
    光透過性のインクであるインクシートと,前記光吸収性
    のインクと光透過性のインクとの境界を検知する境界検
    知手段と,前記境界検知手段の検知結果に基づいて,1
    色目および3色目の頭出しの制御を行なう制御手段とを
    具備したことを特徴とする熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】 3色のインクが,順次,塗布されている
    インクシートを使用して,記録紙上に画像の記録を行な
    う熱転写記録装置において,前記3色のインクの内,1
    色が光吸収性のインクで他の2色が光透過性のインクで
    あるか,あるいは2色が光吸収性のインクで他の1色が
    光透過性のインクであるインクシートと,前記光吸収性
    のインクと光透過性のインクとの境界を検知する第1の
    境界検知手段と,前記第1の境界検知手段から,インク
    シートの搬送方向にインク1色分の整数倍の距離だけ離
    れて配置され,前記光吸収性のインクと光透過性のイン
    クとの境界を検知する第2の境界検知手段と,前記第1
    の境界検知手段および第2の境界検知手段の検知結果に
    基づいて,1色目,2色目および3色目の頭出しの制御
    を行なう制御手段とを具備したことを特徴とする熱転写
    記録装置。
JP9550293A 1993-03-29 1993-03-29 インクシート及び熱転写記録装置 Pending JPH06278337A (ja)

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