JPH0627822U - クレードル - Google Patents

クレードル

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Publication number
JPH0627822U
JPH0627822U JP7052092U JP7052092U JPH0627822U JP H0627822 U JPH0627822 U JP H0627822U JP 7052092 U JP7052092 U JP 7052092U JP 7052092 U JP7052092 U JP 7052092U JP H0627822 U JPH0627822 U JP H0627822U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
cradle
handle
sliding portion
bearing center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7052092U
Other languages
English (en)
Inventor
邦夫 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP7052092U priority Critical patent/JPH0627822U/ja
Publication of JPH0627822U publication Critical patent/JPH0627822U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ハンドル操作によってクレードルの摺動式ベア
リングセンターの摺動部をその固定部に対してスムーズ
に摺動し得るようにする。 【構成】摺動式ベアリングセンターAの摺動部Aaが周面
の摺動軸の両側の2箇所で摺動操作用ハンドルHに支持
されている

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動ワインダー等の糸巻取装置において巻取りパッケージを形成 するためのボビンを支持するクレードルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
糸巻取装置におけるクレードルは、位置が固定され、回転可能に支持された固 定式ボビン支持部(ベアリングセンター)を一端に有し、軸方向に摺動可能、且 つ、回転可能に支持された摺動式ボビン支持部(ベアリングセンター)を他端に 有している。図5に示すように、その摺動式ベアリングセンターAの摺動部Aa は、摺動操作を行うためのハンドルHの下側に球面軸受20を介して垂下されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のクレードルは、摺動式ベアリングセンターAの摺動部AaがハンドルH に一か所で支持されており、図5の矢印方向にハンドルHを操作して摺動部Aa を固定部Abに対して摺動させるときに、摺動部Aaにはその軸を傾ける方向の モーメントが生じる。そのため、符号イで示す部分で摺動部Aaと固定部Abと の間にコジレが生じ、摺動部Aaがスムーズに摺動しないことがある。
【0004】 この考案は、ハンドル操作によってクレードルの摺動式ベアリングセンターの 摺動部をその固定部に対してスムーズに摺動し得るようにすることを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案のクレードルは、摺動式ベアリングセン ターの摺動部が摺動軸の両側の2箇所で摺動操作用ハンドルに支持されているも のである。
【0006】
【作 用】
上記のように構成されたクレードルにおいては、ハンドルを操作すると、摺動 式ベアリングセンターの摺動部には摺動軸の両側の2箇所から等しく力が伝わり 、摺動部は傾かずにスムーズに摺動する。
【0007】
【実施例】
図1ないし図3を参照し、この考案のクレードルの第1実施例について説明す る。
【0008】 このクレードルは、従来のクレードルと同様に、位置が固定され、回転可能に 支持された固定式ベアリングセンター(図1のボビンBの左側にあり、図示省略 されている)を一端に有し、軸方向に摺動可能、且つ、回転可能に支持された摺 動式ベアリングセンターAを他端に有している。そして、この考案では、摺動式 ベアリングセンターAの摺動部Aaが、ハンドルH(支点に対して左右方向及び 上下方向に回動可能)に取り付けられた支持金具1を介して上下2箇所で支持さ れている。なお、図1は、ハンドルを右側に操作して摺動部Aaを摺動式ベアリ ングセンターAの固定部Abに対して摺動させ、ボビンBとの間に間隙をあけた ときのものである。
【0009】 支持金具1は、帯状の板を半円状に曲げた形状をしており、その上方の先端部 は、図1に示すように右側が切除された細幅部1aとなっている。そして、支持 金具1の中間部は、ハンドルHの下方に垂下する部分Haに取付けられている水 平軸2に回動可能に支持されている。
【0010】 一方、摺動部Aaの周面の上下には、それぞれピン3、4が突設されており、 上方のピン3は、支持金具1の細幅部1aにあてがわれている。また、下方のピ ン4は、支持金具1の下方の先端部に貫通固定されている。従って、支持金具1 は、ハンドルHに対して若干回動することが可能であり、ハンドル操作のがたつ きが吸収され、無理なくハンドル操作をすることができる。
【0011】 摺動部Aaは、回転体5とブレーキシュー7を有する非回転体6とよりなって いる。回転体5の軸8は、軸方向の移動を許容するニードルベアリング9及び軸 方向に一体のボールベアリング10を介して非回転体6に支持されている。また 、回転体5と非回転体6との間にはコイルスプリング11が設けられており、回 転体5はブレーキシュー7から離れる方向に付勢されている。
【0012】 固定部Abは、一端を閉じた筒状の固定ブッシュ12とその外側を覆うケース 13とよりなっており、固定ブッシュ12と摺動部Aaの非回転体6との間には 、コイルスプリング14が設けられている。従って、摺動部Aaは、常にボビン Bを挟持する左側に付勢されている。また、固定部Abには、空気供給部15が 取付けられており、巻取り停止時には、孔12aを通して固定ブッシュ12内に 空気が供給され、コイルスプリング11の力に抗して非回転体6が左側に押され 、ブレーキシュー7が回転体5に圧接される。
【0013】 このように構成されたクレードルにおいて、図1の矢印方向にハンドルHを操 作して摺動部Aaを固定部Abに対して摺動させると、摺動部Aaには、ハンド ル垂下部Ha、水平軸2、支持金具1を介して上下のピン3、4に力が等しく伝 わる。従って、摺動部Aにはその軸を傾ける方向のモーメントが生じないので、 従来のクレードルにおけるような摺動部Aaと固定部Abとの間のコジレは生ぜ ず、摺動部Aaはスムーズに摺動する。なお、摺動部Aaは、非回転体6の右端 が固定ブッシュ12の底にぶつかるまで摺動することができる。
【0014】 次に、図4を参照し、この考案のクレードルの第2実施例について説明する。 このクレードルも、摺動部AaがハンドルHに対して上下2箇所で支持されてい る点を含めて第1実施例のものと基本的には変わらず、同様の作用効果を期待す ることできるので、違い点のみを説明する。
【0015】 摺動部Aaの周面の上下には、それぞれピン16、17が突設されており、上 方のピン16は、球面軸受18を介してハンドルHに支持され、更に、ピン16 を取り囲んで摺動部AaとハンドルHとの間にコイルスプリング19が設けられ ている。また、下方のピン17は、ハンドルHに固定された支持金具20の自由 端に取付けられている。
【0016】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載するような 効果を奏する。
【0017】 即ち、摺動式ベアリングセンターの摺動部に、その軸を傾ける方向のモーメン トが生じないので、従来のクレードルにおけるような摺動部と固定部との間のコ ジレが生ぜず、摺動部の摺動をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例に係るクレードルの要部
の斜視図である。
【図2】この考案の第1実施例に係るクレードルの要部
の一部破断側面図である。
【図3】摺動式ベアリングセンターの断面図である。
【図4】この考案の第2実施例に係るクレードルの要部
の一部破断側面図である。
【図5】従来のクレードルにおける摺動式ベアリングセ
ンターの概略断面図である。
【符号の説明】
A 摺動式ベアリングセンター Aa 摺動部 Ab 固定部 B ボビン H ハンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】摺動式ベアリングセンターの摺動部が摺動
    軸の両側の2箇所で摺動操作用ハンドルに支持されてい
    るクレードル。
JP7052092U 1992-09-14 1992-09-14 クレードル Pending JPH0627822U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052092U JPH0627822U (ja) 1992-09-14 1992-09-14 クレードル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052092U JPH0627822U (ja) 1992-09-14 1992-09-14 クレードル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627822U true JPH0627822U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13433890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7052092U Pending JPH0627822U (ja) 1992-09-14 1992-09-14 クレードル

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JP (1) JPH0627822U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103318705A (zh) * 2013-07-10 2013-09-25 平湖迪工机械制造有限公司 一种摇篮顶尖装置

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